JP2000342138A - ピンオンリール - Google Patents

ピンオンリール

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JP2000342138A
JP2000342138A JP11154619A JP15461999A JP2000342138A JP 2000342138 A JP2000342138 A JP 2000342138A JP 11154619 A JP11154619 A JP 11154619A JP 15461999 A JP15461999 A JP 15461999A JP 2000342138 A JP2000342138 A JP 2000342138A
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JP
Japan
Prior art keywords
reel
pin
separate member
fishing line
holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP11154619A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hirahara
研治 平原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピンオンリールを衣類に取り付けたときに、
装着された釣り糸カッターが動作の邪魔にならないよう
にする。 【解決手段】 ピンオンリール10は、衣類に係止可能
でかつ釣り糸カッター20を引き出し自在に装着可能な
リールであって、安全ピン11と、リール本体12と、
クリップ13と、保持突起14とを備えている。安全ピ
ン11は、衣類に係止するためのものである。リール本
体は12、安全ピン11が装着され、釣り糸カッター2
0を装着するための装着糸15が巻取方向に付勢された
状態で内部に巻き付けられたものである。クリップ13
は、装着糸15の先端に釣り糸カッター20を装着する
ために設けられた部材である。保持突起14は、釣り糸
カッター20を保持可能にリール本体12に設けられた
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピンオンリール、
特に、衣類に係止可能でかつ別部材を引き出し自在に装
着可能なピンオンリールに関する。
【0002】
【従来の技術】釣りを行うとき等には、たとえば、釣り
糸を切断するためのラインカッターや灰皿等の頻繁に使
用するなくしやすい小物(別部材の一例)をピンオンリ
ールに装着することが行われている。ピンオンリール
は、一般に、衣類に係止するための安全ピンと、安全ピ
ンが装着され別部材を装着するための装着糸が巻取方向
に付勢された状態で内部に巻き付けられたリール本体
と、装着糸の先端に別部材を装着するために設けられた
クリップとを備えている。装着糸は、リール本体の内部
に巻取方向に付勢されているので、別部材をクリップに
装着した状態で別部材を引っ張ると装着糸が繰り出さ
れ、別部材から手を離すと巻き取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のピンオンリ
ールでは、別部材をクリップに装着した状態では、別部
材がクリップからぶら下がった状態になる。このため、
釣りを行っているときに、移動やキャスティングなどで
体を動かすと、クリップからぶら下がった別部材が振り
子のように揺動して動作の邪魔になることがある。
【0004】本発明の課題は、ピンオンリールを衣類に
取り付けたときに、装着された別部材が動作の邪魔にな
らないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明1に係るピンオンリ
ールは、衣類に係止可能でかつ別部材を引き出し自在に
装着可能なリールであって、ピンと、リール本体と、装
着部材と、別部材保持部とを備えている。ピンは、衣類
に係止するためのものである。リール本体は、ピンが装
着され、別部材を装着するための装着糸が巻取方向に付
勢された状態で内部に巻き付けられたものである。装着
部材は、装着糸の先端に別部材を装着するために設けら
れた部材である。別部材保持部は、別部材を保持可能に
リール本体に設けられたものである。
【0006】このピンオンリールでは、装着部材に別部
材を装着した状態でリール本体をピンによって衣類に係
止する。この状態で、別部材を手で引っ張ると装着糸が
リール本体から繰り出され別部材がリール本体から離れ
る。別部材から手を離すと装着糸がリール本体の内部に
巻き取られ、リール本体に接近した元の位置に別部材が
戻る。この状態で動作すると装着部材に装着された別部
材がぶらつく。この場合には、別部材をリール本体に設
けられた別部材保持部に保持させる。すると、別部材が
ぶらつかなくなり動作を行っても別部材が邪魔にならな
い。ここでは、リール本体に別部材を保持する別部材保
持部を設けたので、別部材を装着部材に装着した状態で
動作しても別部材が邪魔になることがない。
【0007】発明2に係るピンオンリールは、発明1に
記載のピンオンリールにおいて、リール本体は内部に装
着糸が収納可能な空間を有する円板状の部材であり、ピ
ンはリール本体の裏面に装着され、別部材保持部は表面
に設けられている。この場合には、別部材保持部がリー
ル本体の表面に設けられているので、別部材を保持しや
すい。
【0008】発明3に係るピンオンリールは、発明1又
は2に記載のピンオンリールにおいて、別部材は釣り糸
を切断するための釣り糸カッターであり、別部材保持部
は、釣り糸カッターに形成された凹部を保持可能な保持
突起である。この場合には、保持突起により凹部を保持
するので、保持構造が簡素になる。発明4に係るピンオ
ンリールは、発明1又は2に記載のピンオンリールにお
いて、別部材は釣り糸を切断するための釣り糸カッター
であり、別部材保持部は、釣り糸カッターの外形部を摺
動可能に保持する摺動保持部である。この場合には、別
部材の外形部を保持しているので、別部材に保持のため
の特別の構造を設ける必要がない。
【0009】発明5に係るピンオンリールは、発明1か
ら4のいずれかに記載のピンオンリールにおいて、別部
材は弾性を有し、別部材保持部は、別部材の弾性を利用
して別部材を保持する。この場合には、別部材の弾性を
利用して別部材を保持できるので、別部材を確実に保持
できるとともに、保持するための構成が簡素になる。発
明6に係るピンオンリールは、発明1から4のいずれか
に記載のピンオンリールにおいて、別部材保持部は弾性
を有し、その弾性を利用して前記別部材を保持する。こ
の場合には、別部材保持部の弾性を利用して別部材を保
持できるので、別部材を確実に保持できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1において、本発明の一実施形
態によるピンオンリール10は、衣類に係止可能でかつ
釣り糸カッター20等の別部材を引き出し自在に装着可
能なピンオンリールである。ピンオンリール10は、衣
類に係止するための安全ピン11と、安全ピン11が裏
面に装着された円板状のリール本体12と、別部材を装
着するためのクリップ13と、リール本体12の表面に
設けられた保持突起14とを備えている。
【0011】安全ピン11は、リール本体12に揺動自
在に装着されている。リール本体12は、内部に円柱状
の空間を有しており、別部材を装着するための装着糸1
5が巻取方向に付勢された状態で内部に巻き付けられて
いる。クリップ13は、線材をヘアピン状に湾曲させて
形成されたアーム部13aと、アーム部13aの一端を
回動自在に支持しかつ湾曲した他端を着脱自在に引っか
けるクリップ本体13bとを有している。このアーム部
13aに別部材としての釣り糸カッター20を装着可能
である。保持突起14は、先端に形成された、たとえば
丸頭状の大径の頭部14aと、頭部14aより小径の軸
部14bとを有するピンである。頭部14aの軸部14
b側の段差部は先細りのテーパ面になっている。
【0012】釣り糸カッター20は、弾性を有するたと
えばステンレス製の2枚の板状部材20a,20bを貼
り合わせて形成されている。両板状部材20a,20b
は、それぞれ一端が溶接等により硬く固着され、固着部
分から他端に向かってやや外方に湾曲しながら広がって
形成され、他端部で互いに接近する方向に折り曲げられ
ている。折り曲げられた先端は、間隔を隔てて対向して
配置された刃部21a,21bとなっている。
【0013】固着部分には、クリップ13のアーム部1
3aが通過可能な貫通孔22が形成されている。一方の
板状部材20bの中間部には、保持突起14に係止され
る鍵孔形状の係止凹孔23が形成されている。係止凹孔
23は、丸孔部23aと、丸孔部23aに連続して形成
され丸孔部23aより狭い長溝部23bとを有してい
る。丸孔部23aの直径は、保持突起14の頭部14a
の直径よりやや大きく、長溝部23bの幅は頭部14a
の直径よりは小さく、軸部14bの直径より大きい。こ
の係止凹孔23を保持突起14に係止することにより、
釣り糸カッター20は、ピンオンリール10に保持され
る。なお、保持突起14の軸部14bの長さは、湾曲し
た板状部材20bの厚みより長くかつ湾曲量と板厚とを
足した値より短い。
【0014】このように構成されたピンオンリール10
では、クリップ13に釣り糸カッター20を装着した状
態で衣類に安全ピン11でリール本体12を取り付け
る。そして釣り糸カッター20を使用しないときには、
釣り糸カッター20を保持突起14で保持する。このと
き、まず、板状部材20bに形成された係止凹孔23の
丸孔部23aを保持突起14の頭部14aにはめ込む。
そして、釣り糸カッター20を図2において下方にずら
すと、長溝部23bが軸部14bにはまりこみ、頭部1
4aの段差部により板状部材20bの長溝部23bの周
囲がリール本体12側に押しつけられ、湾曲した板状部
材20aが僅かにリール本体12側に弾性変形する。こ
の結果、頭部14aを付勢した状態で板状部材20bが
保持突起14に保持され、弾性変形した釣り糸カッター
20がピンオンリール10に確実に保持され、釣り糸カ
ッター20が保持突起14から外れにくくなる。
【0015】釣り糸カッター20を使用するときには、
釣り糸カッター20を図2上方に移動させる。すると、
長溝部23bから頭部14aが抜けて釣り糸カッター2
0の保持が解除される。この状態で釣り糸カッター20
を引っ張ると、装着糸15がリール本体12から繰り出
されて釣り糸カッター20が使用可能になる。 〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、保持突起14により釣り糸カ
ッター20を保持したが、図3及び図4に示すように、
リール本体12の表面に釣り糸カッター20の外形部を
摺動自在に保持する1対の摺動保持部16を形成しても
よい。この摺動保持部16は、釣り糸カッター20の最
大幅よりやや広い間隔で配置されており、先端部に互い
に対向する係止突起16aが形成されている。この係止
突起16aの間隔は釣り糸カッター20の最小幅より狭
い間隔である。また、リール本体12の表面から係止突
起16aまでの間隔は、釣り糸カッター20の両板状部
材20a,20bの外側最大距離より小さく、刃部21
a,21bを接触させた時の外側最小距離より大きい。
このため、釣り糸カッター20を摺動保持部16に固着
部分側から挿入すると、釣り糸カッター20は刃部21
a,21bが接触しない程度に両板状部材20a,20
bが接近する方向に弾性変形する。この弾性変形により
釣り糸カッター20は、摺動保持部16に確実に保持さ
れる。この結果、釣り人が動作しても釣り糸カッター2
0が邪魔にならない。
【0016】(b)前記実施形態では、釣り糸カッター
20を自身の弾性変形を利用してより確実に保持するよ
うにしたが、弾性変形を利用せずに保持突起14や摺動
保持部16などに自然の状態で係止するようにしてもよ
い。また、保持突起14や摺動保持部16を弾性体で構
成し、これらの弾性を利用して別部材を保持するように
してもよい。
【0017】(c)前記実施形態では、別部材として釣
り糸カッターを例示したが、別部材は、クリップ13に
装着可能なものであれば灰皿やライター等のどのような
ものでもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、リール本体に別部材を
保持する別部材保持部を設けたので、別部材を装着部材
に装着した状態で動作しても別部材が邪魔になることが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるピンオンリールの正
面図。
【図2】釣り糸カッターを装着した状態のピンオンリー
ルの側面図。
【図3】他の実施形態の図1に相当する図。
【図4】他の実施形態の図2に相当する図。
【符号の説明】
10 ピンオンリール 11 安全ピン 12 リール本体 13 クリップ 14 保持突起 15 装着糸 16 摺動保持部 20 釣り糸カッター 23 係止凹孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衣類に係止可能でかつ別部材を引き出し自
    在に装着可能なピンオンリールであって、 前記衣類に係止するためのピンと、 前記ピンが装着され、前記別部材を装着するための装着
    糸が巻取方向に付勢された状態で内部に巻き付けられた
    リール本体と、 前記装着糸の先端に前記別部材を装着するために設けら
    れた装着部材と、 前記別部材を保持可能に前記リール本体に設けられた別
    部材保持部と、を備えたピンオンリール。
  2. 【請求項2】前記リール本体は内部に前記装着糸が収納
    可能な空間を有する円板状の部材であり、 前記ピンは前記リール本体の裏面に装着され、前記別部
    材保持部は表面に設けられている、請求項1に記載のピ
    ンオンリール。
  3. 【請求項3】前記別部材は釣り糸を切断するための釣り
    糸カッターであり、 前記別部材保持部は、前記釣り糸カッターに形成された
    凹部を保持可能な保持突起である、請求項1又は2に記
    載のピンオンリール。
  4. 【請求項4】前記別部材は釣り糸を切断するための釣り
    糸カッターであり、 前記別部材保持部は、前記釣り糸カッターの外形部を摺
    動自在に保持する摺動保持部である、請求項1又は2に
    記載のピンオンリール。
  5. 【請求項5】前記別部材は弾性を有し、 前記別部材保持部は、前記別部材の弾性を利用して前記
    別部材を保持する、請求項1から4のいずれかに記載の
    ピンオンリール。
  6. 【請求項6】前記別部材保持部は弾性を有し、その弾性
    を利用して前記別部材を保持する、請求項1から4のい
    ずれかに記載のピンオンリール。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003102353A (ja) * 2001-09-27 2003-04-08 Snow Peak Inc ピンオンリールホルダー
KR200469878Y1 (ko) 2012-08-27 2013-11-11 (주)상일씨앤씨 집게 회전기능을 갖는 핀온릴

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