JP2003102193A - ブラシレスモータ運転装置 - Google Patents

ブラシレスモータ運転装置

Info

Publication number
JP2003102193A
JP2003102193A JP2001288673A JP2001288673A JP2003102193A JP 2003102193 A JP2003102193 A JP 2003102193A JP 2001288673 A JP2001288673 A JP 2001288673A JP 2001288673 A JP2001288673 A JP 2001288673A JP 2003102193 A JP2003102193 A JP 2003102193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
switching element
conduction
semiconductor switching
element group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001288673A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Goto
尚美 後藤
Nobuyuki Nishii
伸之 西井
Yasufumi Kurahashi
康文 倉橋
誠 ▲よし▼田
Makoto Yoshida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001288673A priority Critical patent/JP2003102193A/ja
Publication of JP2003102193A publication Critical patent/JP2003102193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両空調用電動コンプレッサを駆動するブラ
シレスモータの運転装置において、簡素な構成で軽量化
・コスト低減を図り、再起動性・省電力と低騒音の課題
を両立させたものである。 【解決手段】 誘起電圧にフィルタを介して位置検出す
る第1制御と、誘起電圧を直接検出する第2制御の双方
を可能とし、相互間の移行も可能とすることによって、
必要に応じて適宜第1制御と第2制御を使い分け、長所
を生かすことが可能としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両空調用に使用
される電動コンプレッサを駆動するブラシレスモータの
運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスモータの運転は、電機子巻線
にパルス列状に誘起される電圧信号に基づいて転流信号
を生成する方法が用いられている。転流信号を生成する
方法として、パルス列状の誘起電圧を波形処理する複数
のフィルタ回路と、複数のフィルタ回路からの出力とそ
の合成波を比較する比較回路と、比較回路出力に基づい
て転流信号を生成し、半導体スイッチング素子群の導
通、遮断を決定する方法(以下この方法を第1制御とす
る)がある。
【0003】一方、別の方法として、上記フィルタ回
路、比較回路は備えず、パルス列状の誘起電圧の電圧を
検出する電圧検出回路を備え、電圧検出回路出力に基づ
いて転流信号を生成し、半導体スイッチング素子群の導
通、遮断を決定する方法(以下この方法を第2制御とす
る)がある。
【0004】以下、第1制御の作動について説明する。
図9は、第1制御におけるブラシレスモータの運転装置
の構成図で、1は直流電源、2は半導体スイッチング素
子群で、U〜Zの6個のIGBTとそれぞれに並列接続
された6個のダイオードからなる。3はブラシレスモー
タで、3相結線された電機子巻線4と磁石回転子5から
なる。6は電機子巻線4に誘起されたパルス列状の電圧
信号を波形処理するフィルタ回路、7はフィルタ回路6
の出力信号の比較を行う比較回路、8は比較回路7の出
力信号に基づいて転流信号を生成し、半導体スイッチン
グ素子群2の導通、遮断を決定する制御回路である。フ
ィルタ回路6の例を図8に示す。
【0005】以上の構成における動作を図10、図11
を用いて説明する。図10は電機子巻線4に誘起される
パルス列状の電圧信号とフィルタ回路6の出力信号、比
較回路7の出力信号の関係をU相1相分について表した
ものである。同図において、U相の誘起電圧VUをフィ
ルタ回路6Uにて波形処理した出力信号60Uのように
なる。またV相、W相の誘起電圧VV、VWはそれぞれフ
ィルタ回路6V、6Wにて波形処理され60V、60W
となり、これらを合成した波形が71Uとなる。
【0006】比較回路7により60Uと71Uを比較
し、比較回路出力70Uを得る。この出力信号は磁石回
転子5の位置検出信号となる。以上の波形処理がV相、
W相についても行われ、それぞれ位置検出信号70V、
70Wを得る。これらの位置検出信号70U、70V、
70Wは図11に示すようにそれぞれ120度ずつ位相
の異なる信号となる。これらの位置検出信号が制御回路
8で論理演算され、転流信号8U〜8Zが生成される。
これらの転流信号により半導体スイッチング素子群2の
IGBTがスイッチングされ、ブラシレスモータ3に連
続的に回転トルクを発生させることとなる。
【0007】以下、第2制御の作動について説明する。
図12は、第2制御におけるブラシレスモータの運転装
置の構成図で、第1制御の図9に比較し、フィルタ回路
6、比較回路7は設けられず、誘起電圧VU、VV、VW
を分圧して制御回路8へ入力するための分圧抵抗9が設
けられている。
【0008】図13の(a)は電機子巻線4に誘起され
るパルス列状の電圧信号を示したもので、(b)はそれ
を拡大したものを示している。パルスのスタート点から
時間TS.にて、誘起電圧VU、VV、VWが分圧抵抗9を
介して制御回路8へ読み込まれる。TPはパルス幅を、
Cはキャリア周期を示す。制御回路8は、この読み込
みデータに基づいて、誘起電圧の上昇(図13(a)の
区間A)、下降(図13(a)の区間C)の状況を判断
し、磁石回転子5の位置を推定する。そして、磁石回転
子5が最大トルクを得るように転流信号8U〜8Zが生
成される。
【0009】上記第2制御においては、パルス列状の誘
起電圧を直接読み取るため磁石回転子5の位置推定が速
く起動を行い易い。また、フィルタ回路を用いないの
で、フィルタ回路の定数ばらつき・温度による位相特性
変化等の影響を受けることが無く、位置推定を正確に行
え効率的運転が行える。もって、省電力が図れる。第1
制御においては、パルス列状の誘起電圧はフィルタ回路
にて波形処理されるため、起動時のパルス列状の誘起電
圧が小さい場合において、位置推定が不正確となり、負
荷の大きい場合などに起動が困難となる。
【0010】一方、第2制御においては、パルス列状の
誘起電圧を直接読み取るため、その読み取り時間の制約
等により、キャリア周期TCを小さくする(キャリア周
波数を高くする)のには制限がある。そのため、キャリ
ア騒音を低減し難い(モータケースとの共振・聴感など
にとり、キャリア周波数を高くすることにより騒音は低
減される)。図13の(b)において、キャリア周波数
を高くすると、キャリア周期TCは小さくなり、パルス
幅TPも小さくなる。
【0011】一方、読み込み時間TSは、制御回路8等
の性能・特性で決まっている。そのため、キャリア周期
Cは、パルス幅TPが読み込み時間TSより長くなるよ
うにしなければならない。読み込み時間TSは、20μ
S程度であるので、キャリア周期TCは、充分に大きい
1000μS(キャリア周波数1kHz)程度となる。
キャリア周波数を高くする方法として、ピークホールド
回路を追加して読み込み時間TSを確保する方法、制御
回路8等に高速演算処理回路を採用して読み込み時間T
Sを短くする方法があるが、回路が複雑となり、またコ
スト高となる。
【0012】第1制御には、このような制約は無いの
で、キャリア周期TCを小さくする(キャリア周波数を
高くする)ことが可能で、キャリア騒音を低減できる。
キャリア周波数は高い程良いが、半導体スイッチング素
子群2等の性能から制約され10kHz(キャリア周期
Cは100μS)程度となる。
【0013】次に、ブラシレスモータの運転装置により
駆動される電動コンプレッサを搭載した車両空調用シス
テムについて説明する。図14において、10は室内送
風ファン、11は空気導入口、12は送風ダクト、13
は室内熱交換器、14は空気吹き出し口、15は絞り装
置、16は室外熱交換器、17は室外送風ファン、18
は冷媒の流れを切替えて冷房と暖房を選択するための四
方切替弁、19はブラシレスモータで駆動される冷媒圧
縮部を備えた電動コンプレッサ、20はブラシレスモー
タの運転装置、21は室内送風ファン10、ブラシレス
モータの運転装置20、四方切替弁18、室外送風ファ
ン17などを制御するエアコンコントローラ、22は室
内送風のON/OFF、強弱を設定する室内送風ファン
スイッチ、23は冷房・暖房・OFFを選択するエアコ
ンスイッチ、24は温度調節スイッチ、25は車両コン
トローラとの通信を行うための通信装置をそれぞれ示し
ている。
【0014】例えば、。室内送風ファンスイッチ22で
送風ON・弱とされ、エアコンスイッチ23により冷房
が指示されると、エアコンコントローラ21は、四方切
替弁18を図の実線に設定し、室内熱交換器13を蒸発
器、室外熱交換器16を凝縮器として作用させ、室外送
風ファン17をONし、室内送風ファン10を弱に設定
する。また、温度調節スイッチ24に従い、室内熱交換
器13の温度を、ブラシレスモータの運転装置20を用
いて電動コンプレッサ19の回転数を可変することによ
り調節する。
【0015】エアコンスイッチ23により冷暖房OFF
とされると、電動コンプレッサ19・室外送風ファン1
7はOFFとなる。また、室内送風ファンスイッチ22
がOFFとされると、室内送風ファン10はOFFとさ
れ、電動コンプレッサ19・室外送風ファン17も冷凍
サイクル保護のためOFFとされる。一方、車両コント
ローラから、電力節減、バッテリ保護等の理由により冷
暖房OFFの指令が、通信装置25経由で受信される
と、エアコンコントローラ21はエアコンスイッチ23
による冷暖房OFFと同様の処置をする。
【0016】エンジンによりコンプレッサを駆動する車
両用空調システムを、図15に示す。例として、。室内
送風ファンスイッチ22で送風ON・弱とされ、エアコ
ンスイッチ23により冷房が指示されると、エアコンコ
ントローラ21は、リレー26をONさせコンプレッサ
27のクラッチをONする。もって、エンジン28によ
りコンプレッサ27が駆動され、室内熱交換器13は蒸
発器として作用し導入空気を冷却する。また、室外送風
ファン17をONし、室内送風ファン10を弱に設定す
る。さらに、温度調節スイッチ24に従い、ミックスダ
ンパ29の位置を調節して、室内熱交換器13にて冷却
された導入空気を、エンジン28の冷却水(温水)の流
れるヒータコア30にて再加熱される量を調整し、空気
吹き出し口14からの吹き出し空気温度を設定する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】電動コンプレッサを搭
載した車両空調用システムにおいては、電動コンプレッ
サは車室に近く、また、車両はスペースが限られるので
防音箱は使用しないか、もしくは小さくする必要があ
り、低騒音であることが重要になる。そのため、キャリ
ア周波数は高い方が良い。特に、電気自動車はエンジン
が無いため静粛性が高く(ハイブリッド電気自動車では
エンジンを起動せずモータで走行している場合)重要に
なる。電気自動車、ハイブリッド電気自動車ともに、停
車中にバッテリー電源により電動コンプレッサを駆動す
ることが可能で、この時は走行騒音も無いので、電動コ
ンプレッサの騒音が目立つこととなる。また、電気自動
車、ハイブリッド電気自動車では走行エネルギー源が電
気(バッテリー)であるので、車両性能を確保するため
に、空調での電力は小さく(省電力)する必要がある。
【0018】更に、電動コンプレッサは起動性の良いこ
とが望まれる。電動コンプレッサを起動させ、一旦停止
させると吐出側は高圧、吸入側は低圧となっている。吸
入側と吐出側の圧力差が大きいままの状態(負荷が大き
い)で再度起動(以降、再起動とする)させるためは、
電動コンプレッサのモータトルクが、吸入側と吐出側の
圧力差を上回るだけ大きいことが必要となる。図15
の、エンジン28によりコンプレッサ27が駆動される
場合は、エンジン28のトルクは強大なため問題ない
が、電動コンプレッサにおいては運転装置の性能が課題
となる。また、吸入側と吐出側を結ぶバイパス配管と電
磁弁を設けて均圧する方法が考えられるが、配管が複雑
・重量増・コスト増になる。
【0019】車両空調用システムにおいては、冷暖房
(電動コンプレッサ)をON/OFFする頻度が高い。
例として、図14において、排気ガスが空気導入口11
から入り、空気吹き出し口14から車内に吹き出された
ような場合、乗員は咄嗟に室内送風ファンスイッチ22
をOFFする。この時、電動コンプレッサ19も冷凍サ
イクル保護のためOFFとなる。車両は、一般的に外気
を導入し冷却・加熱し車両後部で排出している、また四
方の窓ガラスを通しての熱輻射があるため熱負荷が大き
い。そのため、、冷暖房を止めた時の室温変化が速く
(冷暖房を始める前の温度に戻るのが速く)快適性が損
なわれる。よって、乗員は短時間のうちに(吸入側と吐
出側の圧力差が大きいままの状態で)、再度室内送風フ
ァンスイッチ22をONさせることとなる。また、日射
がさしてきた時に冷房ONとし日射が無くなるとOFF
としたり、車両コントローラからの指令で一時的に冷暖
房をOFFにする場合などがある。
【0020】このような電動コンプレッサを搭載した車
両空調用システムの要望に対して、前述の如く第1制御
は、キャリア騒音を低減できる反面、負荷が大きい場合
(吸入側と吐出側の圧力差が大きい)の再起動に難があ
る。第2制御は、負荷が大きい場合の再起動が可能で、
省電力が可能な反面、キャリア騒音低減に難がある。
【0021】第2制御のキャリア周波数を高くする方法
として、ピークホールド回路の追加、高速演算処理回路
の採用があるが回路が複雑となり、またコスト高とな
る。再起動の問題解決に関しては、吸入側と吐出側を結
ぶバイパス配管と電磁弁を設けて均圧する方法が考えら
れるが、配管が複雑・重量増・コスト増になる。
【0022】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、再起動性、省電力と低騒音を両立させ、簡
素な構成で軽量化・コスト低減を図る事の出来る車両空
調用電動コンプレッサを駆動するブラシレスモータの運
転装置を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両空調用電動コンプレッサを駆動するブ
ラシレスモータの運転装置において、第1制御と第2制
御の双方を可能とし、相互間の移行も可能とするもので
ある。上記構成によって、必要に応じて適宜第1制御と
第2制御を使い分け、長所を生かすことが可能となり、
再起動性・省電力と低騒音を両立させ、簡素な構成で軽
量化・コスト低減を図る事の出来る車両空調用電動コン
プレッサを駆動するブラシレスモータの運転装置が得ら
れる。
【0024】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、第1制
御と第2制御の双方を可能とし、相互間の移行も可能と
するものである。そしてこの構成によれば、状況に応じ
て適宜第1制御と第2制御を使い分け、それぞれの長所
(再起動性・省電力と低騒音)を生かすことが可能とな
り、簡素な構成で軽量化、コスト低減を図ることができ
る。
【0025】請求項2に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御での運転中、電圧検出回路出力を取
得可能な場合、制御回路は、第2制御による半導体スイ
ッチング素子群の導通・遮断のタイミングを求め、第1
制御による半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタ
イミングとの差を補正値として、第1制御にて決定され
る半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミング
に前記補正値を加えるものである。そしてこの構成によ
れば、第1制御において第2制御の長所をも生かすこと
が可能となり、省電力と低騒音を両立させ、簡素な構成
で軽量化、コスト低減を図ることができる。
【0026】請求項3に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御での運転前もしくは途中において、
電圧検出回路出力が取得不可の場合、キャリア周波数を
一時的に低減して、電圧検出回路出力を取得可能とし、
第2制御による半導体スイッチング素子群の導通・遮断
のタイミングを求め、第1制御による半導体スイッチン
グ素子群の導通・遮断のタイミングとの差を補正値とし
て、第1制御にて決定される半導体スイッチング素子群
の導通・遮断のタイミングに前記補正値を加えるもので
ある。そしてこの構成によれば、電圧検出回路出力が取
得不可の場合においても、第1制御において第2制御の
長所をも生かすことが可能となり、省電力と低騒音を両
立させ、簡素な構成で軽量化・コスト低減を図ることが
できる。
【0027】請求項4に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御と第2制御相互間の移行時、半導体
スイッチング素子群の導通・遮断のタイミングを一致さ
せて移行するもので、移行時のトルク変動、電流変動な
どを防止し、スムースに移行することができる。また、
第2制御から第1制御への移行においては、第1制御に
おいて第2制御の長所をも生かすことが可能となり、省
電力と低騒音を両立させ、簡素な構成で軽量化、コスト
低減を図ることができる。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項1の内容
において、起動時においては第2制御を行い、定常時に
おいては第1制御を行うもので、確実な起動を行え、定
常時には静粛性を確保することができ、車両用として好
適な電動コンプレッサ駆動用ブラシレスモータ運転装置
を得ることができる。
【0029】以下本発明の実施形態について図面を参照
して説明する。
【0030】(実施形態1)図1は、本発明の一実施形
態であるブラシレスモータ運転装置の構成図を示す。図
9に示される従来の第1制御に係るブラシレスモータ運
転装置の構成図との相違点は、誘起電圧VU、VV、VW
を分圧する分圧抵抗9が追加されている点である。直流
電源1のアース、分圧抵抗9のアース及び制御回路8の
アースは共通にしている。制御回路8の中で、論理演算
を行うのはマイコンであり、このマイコンのアースも共
通にになるので、分圧抵抗9による分圧電圧は、直接こ
のマイコンのA/Dポートに入力される。このA/Dポ
ートは3個あれば良い。通常、マイコンのA/Dポート
は数多くあるので特段の準備は要しない。
【0031】分圧電圧は、A/Dポートよりアナログ値
がデジタルに変換されて、マイコン内で論理演算され
る。これにより、第2制御に基づいて磁石回転子5の位
置が推定され、転流信号が生成される。従って、分圧抵
抗9を追加するのみの簡単な構成で第1制御に加え、第
2制御も実現できる。第1制御に関しては、フィルタ回
路6、比較回路7が用いられ、従来例と同様となる。
【0032】尚、第2制御に関して、図13に電圧波形
図を示す。読み込みタイミング等従来例と同様である。
誘起電圧の上昇[図13(a)の区間A]、下降[図1
3(a)の区間C]の状況を判断し、磁石回転子5の位
置を推定する。しかしながら、起動性を上げるために、
ブラシレスモータ3の回転数、負荷に対して過大な電圧
(キャリア周期TCに対しパルス幅TPの比率が大・デュ
ーティが大)を印加した場合、図13(a)の区間Aで
誘起電圧が下降、図13(a)の区間Cで上昇となる場
合がある。この場合、電流消費が大きく、トルクは小さ
い。従って、この状況を判断出来るようにしておき、電
圧を下げる(キャリア周期TCに対しパルス幅TPの比率
を小・デューティが小)ようにすれば良い。
【0033】図2に、ハイブリッド電気自動車におけ
る、ブラシレスモータを用いた電動コンプレッサ運転方
法のフローチャート例を示す。ステップ100で、省電
力モードが指定されているか判断する。省電力モード
は、図14の電動コンプレッサを用いた車両用空調装置
において、エアコンコントローラ21へ省電力スイッチ
(図示せず)などから指示され、ブラシレスモータの運
転装置20へ伝達される。Yesであれば、ステップ1
36において、省電力が達成し易い第2制御運転が可能
となるように、キャリア周波数を1kHzに設定し。ス
テップ137にて第2制御運転を開始する。
【0034】ステップ100での判断が、Noであれ
ば、ステップ110にて、モータ走行か否かを判断す
る。この判断は、電動コンプレッサ19の運転に静粛性
が必要か否かの判断であり、モータ走行であれば、エン
ジン走行より静粛性が必要となる。よって、モータ走行
か否かの判断に代わり、停車中か否かの判断でも良い。
エンジン走行中で、Noであれば、ステップ115にお
いて、省電力を優先し、第2制御運転が可能となるよう
に、キャリア周波数を1kHzに設定し、ステップ11
6にて第2制御運転を開始する。
【0035】モータ走行中で、Yesであれば、ステッ
プ111において、静粛運転が可能となるように、キャ
リア周波数を10kHzに設定し。ステップ112にて
第1制御運転を開始する。第1制御運転中において、パ
ルス幅TPは運転状況により変動する。負荷大の時、電
動コンプレッサ19の回転数が高い時などは、パルス幅
Pが大きくなる。よって、キャリア周波数が10kH
zでも、パルス列状の誘起電圧を分圧抵抗9を介して読
み取る事が可能となる場合がある。この場合、キャリア
周波数を10kHzのままで、第2制御運転を行っても
良い。
【0036】第1制御運転もしくは第2制御運転を開始
後、省電力モード判断、モータ走行判断が変化すれば、
フローチャートに従い、運転方法(第1制御運転もしく
は第2制御運転)が入れ替わる場合もある。
【0037】図3に、電気自動車における、ブラシレス
モータを用いた電動コンプレッサ運転方法の起動時にお
けるフローチャート例を示す。ステップ140にて、差
圧が小か否かの判断をする。この差圧は、直接検出して
も推定しても良い。エアコンコントローラ21が判断
し、ブラシレスモータの運転装置20へ伝達される。差
圧が大で、Noであれば、ステップ143において、起
動性の良い第2制御運転が可能となるように、キャリア
周波数を1kHzに設定し、ステップ144にて第2制
御運転を開始する。差圧が小で、Yesであればステッ
プ141において、電気自動車であるため静粛運転を優
先し、キャリア周波数を10kHzに設定し、ステップ
142にて第1制御運転を開始する。
【0038】よって、この構成によれば、状況に応じて
適宜第1制御と第2制御を使い分け、簡素な構成で、再
起動性・省電力と低騒音を達成でき、軽量化・コスト低
減を図ることができる。
【0039】(実施形態2)図4に、ハイブリッド電気
自動車における、ブラシレスモータを用いた電動コンプ
レッサ運転方法のフローチャート例を示す。ステップ1
00で、省電力モードが指定されているか判断する。N
oであれば、ステップ110にて、モータ走行か否かを
判断する。モータ走行中で、Yesであれば、ステップ
111において、静粛運転が可能となるように、キャリ
ア周波数を10kHzに設定し、ステップ112にて第
1制御運転を開始する。第1制御運転中において、パル
ス幅T Pは運転状況により変動する。負荷大の時、電動
コンプレッサ19の回転数が高い時などは、パルス幅T
Pが大きくなる。よって、キャリア周波数が10kHz
でも、パルス列状の誘起電圧を分圧抵抗9を介して読み
取る事が可能となる場合がある。キャリア周期TCは1
00μSに対し、読み込み時間TSは20μS程度であ
り、デューティ20%程度以上で可能となる。
【0040】第1制御運転においては、フィルタ回路6
を使用する。、このフィルタ回路6の位相特性が温度特
性を持ち、また回路部品にばらつきがあるため位相特性
にもばらつきがある。一方、第2制御運転においては、
フィルタ回路6を使用しないので、このような問題は無
い。よって、第1制御運転による転流信号を、第2制御
運転による転流信号に一致させるように補正すれば、性
能を向上できる。
【0041】もって、ステップ113にて、パルス幅が
小さいか否かの判断をする。そして、パルス幅が大きく
Noであれば、第2制御運転用の転流信号も得られるの
で、ステップ114にて補正値を演算し、第1制御運転
による転流信号に加算する。図5に転流信号を示す。上
側が第2制御運転によるU相の転流信号、下側が第1制
御運転によるU相の転流信号である。120°通電の場
合を示しており、第1制御運転が5°遅れている。V
相、W相も同様となる。従って、5°を補正値として、
第1制御運転による転流信号に加算すれば良い。ステッ
プ113にて、パルス幅が小さくYesであれば、パル
ス幅が大きくなる時点を待って補正することとなる。
【0042】従って、この構成によれば、第1制御運転
においてフィルタ回路のばらつき、温度特性をキャンセ
ルすることが可能となり、省電力と低騒音を両立させ、
簡素な構成で軽量化、コスト低減を図ることができる。
【0043】(実施形態3)図4のフローチャートにお
いて、ステップ100で、省電力モードが指定されてい
るか判断し、Yesであれば、ステップ130にて、モ
ータ走行か否かを判断する。モータ走行中で、Yesで
あれば、静粛性の面から第1制御運転とする必要があ
る。一方、ステップ100にて省電力モードが指定され
ている。よって、省電力で第1制御運転をする必要があ
る。そのためには、第1制御運転の転流信号を第2制御
運転の転流信号に一致させるようにすれば良い。ステッ
プ131において、省電力が達成し易い第2制御運転が
可能となるように、キャリア周波数を1kHzに設定
し、ステップ132にて第1制御運転とする。ここで、
第2制御運転用の転流信号も得られるので、ステップ1
33にて補正値を演算し、第1制御運転による転流信号
に加算する。ステップ131からステップ133までは
短時間に終了するのでキャリア周波数1kHzによる騒
音は問題とならない。そして、ステップ134におい
て、静粛運転が可能となるように、キャリア周波数を1
0kHzに設定する。
【0044】従って、この構成によれば、電圧検出回路
出力が取得不可の場合においても、第1制御運転におい
てフィルタ回路のばらつき、温度特性をキャンセルする
ことが可能となり、省電力と低騒音を両立させ、簡素な
構成で軽量化、コスト低減を図ることができる。
【0045】(実施形態4)図6のフローチャートにお
いて、ステップ150で運転を変更するか否かの判断を
する。運転を変更するのでYesであれば、ステップ1
51で第1制御運転から第2制御運転への変更か否かの
判断をする。第1制御運転から第2制御運転への変更で
Yesであれば、ステップ152において、第2制御運
転が可能となるように、キャリア周波数を1kHzに設
定する。ここで、第1制御運転用と第2制御運転用双方
の転流信号が得られるので、ステップ153にて補正値
を演算し、第2制御運転による転流信号に加算する。ス
テップ154にて第2制御運転を開始する。この移行
時、転流信号が変化しないので移行はスムーズに行え
る。但し、この補正値により第1制御運転用の転流信号
で運転される。そのため、この補正値は、ステップ15
5にて徐々に小さくしてゆく。
【0046】ステップ151の判断において、第2制御
運転から第1制御運転への変更でNoであれば、第1制
御運転用と第2制御運転用双方の転流信号が得られるの
で、ステップ156にて補正値を演算し、第1制御運転
による転流信号に加算する。ステップ157において、
静粛運転が可能となるように、キャリア周波数を10k
Hzに設定し、ステップ158にて、第1制御運転を開
始する。この移行時、転流信号が変化しないので移行は
スムーズに行える。この補正値により、第2制御運転用
の転流信号で運転される。よって、フィルタ回路のばら
つき、温度特性をキャンセルできる。但し、移行後の温
度変化によるフィルタ回路の位相特性変化は、キャンセ
ルされず残る。そのため、ステップ159にて、フィル
タ回路の位相特性の温度変化をキャンセルするため、温
度補正を行う。フィルタ回路近傍の温度もしくは相当温
度を検出し、移行直後の温度での位相特性と現状の温度
での位相特性とを比較し、位相特性変化分を補正値とす
る。
【0047】(実施形態5)図7のフローチャートにお
いて、起動運転から定常運転について述べる。ステップ
170において、起動性の良い第2制御運転が可能とな
るように、キャリア周波数を1kHzに設定し。ステッ
プ171にて第2制御運転にて起動を開始する。ステッ
プ172にて、起動が完了したか否かの判断をする。未
完了でNoであれば、ステップ171に戻る。完了でY
esであれば、ステップ173において、静粛運転を行
うため、キャリア周波数を10kHzに設定し。ステッ
プ174にて第1制御運転にて定常運転を開始する。上
記構成により、再起動性が良く、静かな定常運転が可能
となるので、車両用として好適な電動コンプレッサ駆動
用ブラシレスモータ運転装置を得ることができる。
【0048】尚、上記各実施形態に限らず、本発明の主
旨を満たす範囲で各種方法が考えられる。
【0049】
【発明の効果】上記実施形態から明らかなように、請求
項1に記載の発明は、第1制御と第2制御の双方を可能
とし、相互間の移行も可能とするものである。そしてこ
の構成によれば、状況に応じて適宜第1制御と第2制御
を使い分け、再起動性・省電力と低騒音の達成が可能と
なり、ピークホールド回路、高速演算処理回路、バイパ
ス配管と電磁弁等を必要とせず、簡素な構成で軽量化・
コスト低減を図ることができるという効果を奏する。
【0050】請求項2に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御での運転中、電圧検出回路出力を取
得可能な場合、制御回路は、第2制御による半導体スイ
ッチング素子群の導通・遮断のタイミングを求め、第1
制御による半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタ
イミングとの差を補正値として、第1制御にて決定され
る半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミング
に前記補正値を加えるものである。そしてこの構成によ
れば、第1制御においてフィルタ回路のばらつき、温度
特性をキャンセルすることが可能となり、省電力と低騒
音を両立させ、簡素な構成で軽量化・コスト低減を図る
ことができるという効果を奏する。
【0051】請求項3に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御での運転前もしくは途中において、
電圧検出回路出力が取得不可の場合、キャリア周波数を
一時的に低減して、電圧検出回路出力を取得可能とし、
第2制御による半導体スイッチング素子群の導通・遮断
のタイミングを求め、第1制御による半導体スイッチン
グ素子群の導通・遮断のタイミングとの差を補正値とし
て、第1制御にて決定される半導体スイッチング素子群
の導通・遮断のタイミングに前記補正値を加えるもので
ある。そしてこの構成によれば、電圧検出回路出力が取
得不可の場合においても、第1制御においてフィルタ回
路のばらつき、温度特性をキャンセルすることが可能と
なり、省電力と低騒音を両立させ、簡素な構成で軽量
化、コスト低減を図ることができるという効果を奏す
る。
【0052】請求項4に記載の発明は、請求項1の内容
において、第1制御と第2制御相互間の移行時、半導体
スイッチング素子群の導通・遮断のタイミングを一致さ
せて移行するもので、移行時のトルク変動、電流変動な
どを防止し、スムースに移行することができるという効
果を奏する。また、第2制御から第1制御への移行にお
いては、第1制御においてフィルタ回路のばらつき、温
度特性をキャンセルすることが可能となり、省電力と低
騒音を両立させ、簡素な構成で軽量化、コスト低減を図
ることができるという効果を奏する。
【0053】請求項5に記載の発明は、請求項1の内容
において、起動時においては第2制御を行い、定常時に
おいては第1制御を行うもので、確実な起動を行え、定
常時には静粛性を確保することができ、車両用として好
適な電動コンプレッサ駆動用ブラシレスモータ運転装置
を得ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブラシレスモータ運転
装置の構成図
【図2】本発明の実施形態1を示すフローチャート
【図3】同本発明の実施形態1を示すフローチャート
【図4】本発明の実施形態2及び3を示すフローチャー
【図5】本発明の実施形態を示す転流信号図
【図6】本発明の実施形態4を示すフローチャート
【図7】本発明の実施形態5を示すフローチャート
【図8】本発明及び従来の第1制御に係るフィルタ回路
と周辺回路図
【図9】従来の第1制御に係るブラシレスモータ運転装
置の構成図
【図10】本発明及び従来の第1制御に係る電圧波形図
【図11】本発明及び従来の第1制御に係る比較回路出
力と転流信号図
【図12】従来の第2制御に係るブラシレスモータ運転
装置の構成図
【図13】本発明及び従来の第2制御に係る電圧波形図
【図14】電動コンプレッサを用いた車両用空調装置図
【図15】エンジン駆動コンプレッサを用いた車両用空
調装置図
【符号の説明】
1 直流電源 2 半導体スイッチング素子群 3 ブラシレスモータ 4 電機子巻線 5 磁石回転子 6 フィルタ回路 7 比較回路 8 制御回路 19 電動コンプレッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 康文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲よし▼田 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H560 AA02 AA08 BB04 BB12 DA13 DA14 EC01 SS01 TT07 TT08 TT15 TT18 XA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中性点非接地に結線された複数相の電機
    子巻線と磁石回転子とを有するブラシレスモータと、直
    流電源と、前記電機子巻線への電流を通電、遮断する半
    導体スイッチング素子群と、前記電機子巻線に誘起され
    るパルス列状の誘起電圧を波形処理する複数のフィルタ
    回路と、前記複数のフィルタ回路からの出力とその合成
    波を比較する比較回路と、前記比較回路出力に応じて前
    記半導体スイッチング素子群の導通・遮断を決定する第
    1制御を行う制御回路と、前記電機子巻線に誘起される
    パルス列状の誘起電圧の電圧を検出する電圧検出回路と
    を備え、前記制御回路は前記電圧検出回路出力に応じて
    前記半導体スイッチング素子群の導通・遮断を決定する
    第2制御を行うことも可能であることを特徴とする車両
    空調用電動コンプレッサを駆動するブラシレスモータ運
    転装置。
  2. 【請求項2】 第1制御での運転前もしくは途中におい
    て、前記電圧検出回路出力を取得可能な場合、前記制御
    回路は、第2制御による前記半導体スイッチング素子群
    の導通・遮断のタイミングを求め、第1制御による前記
    半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミングと
    の差を補正値として、第1制御にて決定される前記半導
    体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミングに前記
    補正値を加えることを特徴とする請求項1に記載のブラ
    シレスモータ運転装置。
  3. 【請求項3】 第1制御での運転前もしくは途中におい
    て、前記電圧検出回路出力が取得不可の場合、前記制御
    回路は、キャリア周波数を一時的に低減して、前記電圧
    検出回路出力を取得可能とし、第2制御による前記半導
    体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミングを求
    め、第1制御による前記半導体スイッチング素子群の導
    通・遮断のタイミングとの差を補正値として、第1制御
    にて決定される前記半導体スイッチング素子群の導通・
    遮断のタイミングに前記補正値を加えることを特徴とす
    る請求項1に記載のブラシレスモータ運転装置。
  4. 【請求項4】 第2制御から第1制御もしくは、第1制
    御から第2制御への移行において、前記制御回路は、第
    1制御にて決定される前記半導体スイッチング素子群の
    導通・遮断のタイミングと、第2制御にて決定される前
    記半導体スイッチング素子群の導通・遮断のタイミング
    との差を補正値として、移行先の第1制御もしくは第2
    制御による前記半導体スイッチング素子群の導通・遮断
    のタイミングに、前記補正値を加え、移行時のタイミン
    グ差を小さくし、移行後前記補正値を修正することを特
    徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ運転装置。
  5. 【請求項5】 前記制御回路は、起動時においては、第
    2制御を行い、定常時においては、第1制御を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ運転装
    置。
JP2001288673A 2001-09-21 2001-09-21 ブラシレスモータ運転装置 Pending JP2003102193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001288673A JP2003102193A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 ブラシレスモータ運転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001288673A JP2003102193A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 ブラシレスモータ運転装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003102193A true JP2003102193A (ja) 2003-04-04

Family

ID=19111285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001288673A Pending JP2003102193A (ja) 2001-09-21 2001-09-21 ブラシレスモータ運転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003102193A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7956561B2 (en) 2007-05-28 2011-06-07 Denso Corporation Rotor position sensing system of brushless motor
CN104714083A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 洛克威尔自动控制技术股份有限公司 脉宽调制输出电压测量装置及方法
WO2017010256A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 株式会社デンソー 電動圧縮機の駆動装置
WO2019097965A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 モータ制御装置及びこれを備えた電動圧縮機、移動体用の空気調和機、モータ制御方法及びモータ制御プログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7956561B2 (en) 2007-05-28 2011-06-07 Denso Corporation Rotor position sensing system of brushless motor
CN104714083A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 洛克威尔自动控制技术股份有限公司 脉宽调制输出电压测量装置及方法
WO2017010256A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 株式会社デンソー 電動圧縮機の駆動装置
JPWO2017010256A1 (ja) * 2015-07-14 2017-11-02 株式会社デンソー 電動圧縮機の駆動装置
CN107852116A (zh) * 2015-07-14 2018-03-27 株式会社电装 电动压缩机的驱动装置
CN107852116B (zh) * 2015-07-14 2020-08-25 株式会社电装 电动压缩机的驱动装置
US10767650B2 (en) 2015-07-14 2020-09-08 Denso Corporation Drive device for electric compressor
WO2019097965A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 モータ制御装置及びこれを備えた電動圧縮機、移動体用の空気調和機、モータ制御方法及びモータ制御プログラム
CN111357191A (zh) * 2017-11-20 2020-06-30 三菱重工制冷空调系统株式会社 马达控制装置及具备该马达控制装置的电动压缩机、移动体用空调、马达控制方法及马达控制程序
US11418136B2 (en) 2017-11-20 2022-08-16 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. Electric compressor, motor control method, and non-transitory computer-readable medium
CN111357191B (zh) * 2017-11-20 2023-12-26 三菱重工制冷空调系统株式会社 马达控制装置及其控制方法、电动压缩机、移动体用空调

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4259173B2 (ja) 電動圧縮機の駆動装置
JP3356551B2 (ja) 空気調和機
JP2002272167A (ja) 空調装置およびその運転方法
JP4526755B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0780417B2 (ja) 電気駆動式自動車用空気調和装置の制御方法と装置
JP2008104337A (ja) 冷媒圧縮機用電動機の制御装置
JP2008149851A (ja) 車両用冷却ファン制御システム
JP2003102193A (ja) ブラシレスモータ運転装置
JP2004231170A (ja) 車両用空調装置
JP2005207362A (ja) 電動圧縮機の駆動装置
JP2005124330A (ja) ファン制御装置、冷凍サイクル装置及びファン回転数推定方法
JP4175052B2 (ja) ハイブリッド車両用コンプレッサ制御装置
JP5454497B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP3993478B2 (ja) ダクト式エアコンのファン駆動制御装置
JP4363066B2 (ja) モータ駆動装置
JP2003204686A (ja) 車両用モーターファン制御装置
JPH11201527A (ja) 空気調和機
JP2003148788A (ja) 空気調和機の室外機
JPH0787786A (ja) モータ制御装置
JP2002205532A (ja) 車両用空調装置
WO2004064241A1 (ja) 車両用空調装置
JP2009261184A (ja) 電動モータの制御装置
JP3536454B2 (ja) ヒートポンプシステム
JP3931433B2 (ja) 車両用空調装置
JP2004330869A (ja) 車両用空調装置