JP2003101633A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2003101633A
JP2003101633A JP2001292995A JP2001292995A JP2003101633A JP 2003101633 A JP2003101633 A JP 2003101633A JP 2001292995 A JP2001292995 A JP 2001292995A JP 2001292995 A JP2001292995 A JP 2001292995A JP 2003101633 A JP2003101633 A JP 2003101633A
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telephone
call
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dial
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JP2001292995A
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Katsuhiko Onozuka
勝彦 小野塚
Masaru Sasauchi
勝 篠内
Takayuki Inage
隆行 稲毛
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Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網側で管理している元の電話番号と変更先電
話番号との対応関係を効果的に利用できるようにする。 【解決手段】 発側電話装置70Aからダイヤル送出し
た着信電話番号が未使用の場合、着側交換機82では電
話番号管理DB83から対応する変更先電話番号を取得
し、音声メッセージにより発側電話装置70Aへ通知す
る。発側電話装置70Aでは、着側交換機82から変更
先電話番号が音声メッセージで通知された際、利用者に
よる所定要求操作に応じて番号変更対応手段72により
ダイヤルデータ送信要求を着側交換機82へ送信し、こ
れに応じて着側交換機82から通知された、変更先電話
番号を示すダイヤルデータを受信する。そして、そのダ
イヤルデータを用いて新たに発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話装置に関し、
特に網側で管理している変更先電話番号を利用する電話
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】公衆電話網では、転居などにより電話番
号が変更された場合、その加入者の申し出に応じて、変
更先電話番号を通知する案内サービスが運用されてい
る。この案内サービスでは、まず電話番号を変更した
際、網側から変更先電話番号の案内をしてくれるよう加
入者が申し出を行う。これにより、網側ではその加入者
の元の電話番号と変更先電話番号とを対応付けて管理す
る。
【0003】その後、利用者がその加入者の元の電話番
号へ発信した際、網側はその元の電話番号に対応する変
更先電話番号を取得し、利用者に対して音声メッセージ
により通知する。これに応じて、利用者が、その音声メ
ッセージで通知された変更先電話番号へ電話をかけ直す
ことにより、所望の加入者を呼び出すことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の案内サービスでは、変更先電話番号が網側か
ら音声メッセージで通知されるため、利用者はその変更
先電話番号を聞いて記憶しあるいはメモし、さらには新
たに回線を捕捉してその変更先電話番号をダイヤル入力
する必要があった。また、相手先電話番号を電話装置の
メモリに登録している場合は、その内容を変更する必要
もあった。したがって、音声メッセージによる変更先電
話番号の通知では、網側で管理している元の電話番号と
変更先電話番号との対応関係を効果的に利用しておら
ず、電話番号が変更されている相手先へ発信する際、利
用者に対する負担が大きいという問題点があった。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、電話
番号が変更されている相手先へ発信する際の利用者負担
を軽減できる電話装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる電話装置は、電話番号が変更
された加入者の変更前後の電話番号を対応付けて管理
し、変更前の電話番号への着信に応じて変更後の電話番
号を変更先電話番号として発側電話装置へ通知する公衆
電話網を用いて、所望の加入者へ発信して通話を行う電
話装置であって、網側からデータ伝送により通知された
変更先電話番号を示すダイヤルデータを受信するダイヤ
ルデータ受信部と、所望の加入者の電話番号を用いて発
信した後、ダイヤルデータ受信手段により当該電話番号
に対応する発信先電話番号を示すダイヤルデータを受信
し、そのダイヤルデータを用いた新たな発信を行う制御
部とを設けたものである。
【0006】網側からダイヤルデータを取得する際、制
御部で、所望の加入者の電話番号を用いて発信した後、
利用者の要求操作に応じて、網側へダイヤルデータの送
信を要求するダイヤルデータ送信要求を送信し、このダ
イヤルデータ送信要求に応じて網側からデータ伝送によ
り通知されたダイヤルデータをダイヤルデータ受信部に
より受信するようにしてもよい。
【0007】また、表示部を用いて、ダイヤルデータ受
信部で受信したダイヤルデータを表示することにより変
更先電話番号を利用者へ通知するようにしてもよい。さ
らに、制御部で、表示部により利用者へ変更先電話番号
を通知した後に発信指示操作が行われた場合にのみ、新
たな発信を行うようにしてもよい。所望の加入者へ発信
するのに用いる電話番号を記憶する記憶部を有する際
は、制御部で、記憶部に記憶されている電話番号を用い
て所望の加入者の電話番号へ発信した場合、ダイヤルデ
ータにより記憶部で記憶している電話番号を更新するよ
うにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる電話装置が適用される電話番号案内システム
の構成を示すブロック図である。この電話番号案内シス
テムは、発側電話装置70A、着側電話装置70Bおよ
びこれら発側電話装置70Aと着側電話装置70Bとを
結ぶ公衆電話網80から構成されている。
【0009】公衆電話網80には、発側電話装置70A
を加入者電話機として収容し交換制御部81Aにより各
種の交換接続処理を行う発側交換機81と、着側電話装
置70Bを加入者電話機として収容し交換制御部82A
により各種の交換接続処理を行う着側交換機82と、電
話番号の変更内容を管理する電話番号管理データベース
(電話番号管理DB)83とが設けられている。特に、
着側交換機82の交換制御部82Aでは、未使用の電話
番号に対して着信があった場合、電話番号管理DB83
を参照してその着信電話番号に対応する変更先電話番号
を取得し、当該加入者による案内サービス要の申し出に
応じてその変更先電話番号を音声メッセージで発信側へ
通知し、発側からの要求に応じてその変更電話番号を示
すダイヤルデータで発信側へ送信する。
【0010】電話番号管理DB83では、加入者の転居
などにより当該加入者の電話番号が変更された場合、そ
の変更前後の電話番号を対応付けて管理している。図2
に電話番号管理DBの構成例を示す。この電話番号管理
DB83では、変更前の元の電話番号を示す各着信電話
番号に対応して、当該加入者の変更後の電話番号を示す
変更先電話番号と、当該加入者が電話番号変更時に申し
出た案内サービス要否とが組として登録されている。
【0011】電話番号管理DB83において、1つの交
換機、例えば着信交換機82に収容されていた加入者電
話に関する電話番号だけを管理するようにすれば、電話
番号管理DB83で管理すべきデータ数を制限でき、ハ
ードウェア規模や検索処理の所要時間を削減できる。ま
た、電話番号管理DB83において、複数の交換機に収
容されていた加入者電話に関する電話番号をまとめて管
理して、各交換機から共通に利用するようにしてもよ
く、電話番号管理DBの数を削減できる。
【0012】発側電話装置70Aには、呼制御手段71
と番号変更対応手段72とが設けられている。呼制御手
段71では、発側交換機81との間で各種信号をやり取
りすることにより発信動作や着信動作などの呼制御を行
う。番号変更対応手段72では、発信時に着側交換機8
2での案内サービスにより変更先電話番号が通知された
場合、所定要求操作に応じて当該変更先電話番号を示す
ダイヤルデータの送信を要求するとともにそのダイヤル
データを受信して、発側電話装置70Aへの登録や新た
な発信を行う。
【0013】次に、図3および図4を参照して、本実施
の形態にかかる電話装置の動作について説明する。図3
は着側交換機82の交換制御部82Aでの電話番号通知
処理を示すフローチャートである。図4は発側電話装置
70Aの番号変更対応手段72での番号変更対応処理を
示すフローチャートである。利用者が発側電話装置70
Aから所望の加入者へ電話をかける際、発側電話装置7
0Aで電話回線を捕捉して、発信相手先となる当該加入
者の電話番号をダイヤル信号により発側交換機81へ送
信する。このとき、ダイヤルキーを操作して電話番号を
入力してもよく、予め短縮ダイヤルや電話帳に登録して
おいた電話番号を簡単な操作で指定するメモリダイヤル
機能を用いてもよい。
【0014】発側交換機81の交換制御部81Aでは、
発側電話装置70Aからの発信を受け付け、発側電話装
置70Aから送信されたダイヤル信号により呼び出し相
手先の着信電話番号を受信する。そして、その着信電話
番号を持つ加入者電話機を収容する着側交換機82へ当
該着信電話番号を含む着信呼を通知する。着信交換機8
2の交換制御部82Aでは、発側交換機81から通知さ
れた着信呼の着信電話番号が実際に使用されているかど
うか判断する。この場合、交換機で通常使用されている
管理情報、例えば当該交換機で収容する加入者電話機の
収容位置と電話番号とを管理するための情報などを参照
して、着信電話番号の使用/未使用を判断するようにし
てもよい。
【0015】当該着信電話番号が未使用の場合は、図3
の電話番号通知処理を開始する。まず、電話番号管理D
B83を参照し、その着信電話番号に対応する案内サー
ビスの要否を確認する(ステップ100)。ここで、案
内サービスが必要であると登録されている場合は(ステ
ップ100:YES)、その着信電話番号に対応する変
更先電話番号を電話番号管理DB83から取得する(ス
テップ101)。そして、音声メッセージによりその変
更先電話番号を発側電話装置70Aへ通知し(ステップ
102)、その通知から所定期間だけ発側電話装置70
Aからのダイヤルデータ送信要求を受信待ちする(ステ
ップ103)。
【0016】ここで、ダイヤルデータ送信要求が受信さ
れた場合は(ステップ104:YES)、当該変更先電
話番号のダイヤルデータを発側電話装置70Aへ送信し
(ステップ105)、一連の電話番号通知処理を終了す
る。一方、受信待ちの間にダイヤルデータ送信要求が受
信されなかった場合は(ステップ104:NO)、ダイ
ヤルデータを送信せずに一連の電話番号通知処理を終了
する。また、ステップ100において、当該着信電話番
号の案内サービスが不要であると登録されている場合は
(ステップ100:NO)、当該着信電話番号が未使用
である旨を音声メッセージで発側電話装置70Aへ通知
し(ステップ106)、一連の電話番号通知処理を終了
する。
【0017】一方、発側電話装置70Aでは、ダイヤル
信号により送出した所望の加入者の電話番号が未使用で
あった場合、着側交換機82の案内サービスで音声メッ
セージにより変更先電話番号が通知される。この際、利
用者がその通知から所定期間経過する前に、所定の要求
操作を行った場合、発側電話装置70Aの番号変更対応
手段72では、図4の番号変更対応処理を実行する。ま
ず、通知された変更先電話番号のダイヤルデータを要求
するダイヤルデータ送信要求を着側交換機82へ送信す
る(ステップ110)。その後、着側交換機82からの
ダイヤルデータを受信し(ステップ111)、ダイヤル
データの受信完了に応じて(ステップ112:YE
S)、回線を切断する(ステップ113)。
【0018】そして、受信したダイヤルデータを表示部
で表示することにより利用者へ通知する(ステップ11
4)。ここで、当該発信が予め短縮ダイヤルや電話帳に
登録しておいた電話番号を用いて発信するメモリダイヤ
ル機能を利用した発信操作かどうか確認し(ステップ1
15)、メモリダイヤル機能を利用した発信操作であっ
た場合は(ステップ115:YES)、受信したダイヤ
ルデータでその元の電話番号を更新する(ステップ11
6)。
【0019】続いて、空き回線を捕捉して(ステップ1
17)、そのダイヤルデータをダイヤル信号で送出する
ことにより、変更先電話番号を持つ所望の加入者への新
たな発信を行い(ステップ118)、一連の番号変更対
応処理を終了する。これにより、発側交換機81から着
側交換機82へ着信呼が通知され、その通知で指定され
た着信電話番号が存在することから、着側交換機82か
らその着信電話番号に対応する着側電話装置70Bが呼
び出され、着側電話装置70Bでの応答操作に応じて、
発側電話装置70Aとの通話が開始される。
【0020】なお、発側電話装置70Aと着側交換機8
2との間でやり取りするダイヤルデータ送信要求やダイ
ヤルデータについては、DTMF信号やモデム信号を用
いてやり取りしてもよい。これは、発側電話装置70A
がアナログ電話回線に接続されている場合だけでなく、
ISDN回線に接続されている場合にも適用できる。
【0021】このように、発側電話装置70Aに番号変
更対応手段72を設けて、網側から変更先電話番号が通
知された際、利用者による所定要求操作に応じてダイヤ
ルデータ送信要求を網側へ行い、これに応じて網側から
通知された変更先電話番号を示すダイヤルデータを受信
し、そのダイヤルデータを用いて電話番号が変更されて
いる相手先へ新たな発信を行うようにしたので、網側で
管理している元の電話番号と変更先電話番号との対応関
係を効果的に利用でき、従来のように音声メッセージで
通知される変更先電話番号を利用者が聞いて記憶しある
いはメモし、その変更先電話番号を入力する必要がなく
なるため、電話番号が変更されている相手先へ発信する
際、利用者への負担を大幅に低減できる。
【0022】また、当該発信が予め短縮ダイヤルや電話
帳に登録しておいた電話番号を用いて発信するメモリダ
イヤル機能を利用した発信操作の場合、その登録されて
いる電話番号を網側から取得したダイヤルデータで更新
するようにしたので、利用者が変更先電話番号をダイヤ
ル操作することなく、短縮ダイヤルや電話帳の電話番号
を変更先の正しい電話番号へ自動的に書き換えることが
できる。これにより、次回以降、メモリダイヤル機能を
用いた場合でも、変更先電話番号を用いて発信でき、初
回のように案内サービスを受ける必要もなくなる。
【0023】また、網側から取得したダイヤルデータを
表示して利用者へ通知するようにしたので、利用者がそ
の変更先電話番号を確認できる。さらに、図4のステッ
プ117で回線捕捉する際、網側から取得したダイヤル
データを用いた発信の要否を確認し、利用者による発信
指示操作に応じて回線捕捉して発信するようにしてもよ
い。これにより、利用者の意向をくみ取ることができ、
例えば表示により変更先電話番号を確認し、遠距離通話
や海外通話など通話料金が割高になる場合には、発信を
中止することもできる。
【0024】なお、以上では、発側電話装置70Aでの
要求操作に応じて、発側電話装置70Aから着側交換機
82へダイヤルデータ送信要求を行って、所望のダイヤ
ルデータを取得する場合を例に説明したが、このダイヤ
ルデータ送信要求を省略してもよく、さらに利用者の負
担を軽減できる。すなわち、図3のステップ103,1
04を省略し、ステップ102で案内メッセージを送信
した後、着側交換機82から所定のタイミングで変更先
電話番号を示すダイヤルデータを送信してもよい。
【0025】この場合、発側電話装置70Aでは、発信
に応じて番号変更対応処理を開始するものとし、図4の
ステップ110のダイヤルデータ送信要求を省略すれば
よい。そして、番号変更対応処理では、発信から所定期
間経過するまでにダイヤルデータの受信が開始されれば
ステップ112以降の処理を行うようにし、発信から所
定期間経過するまでにダイヤルデータが受信されない場
合は、発信が成功したと判断して番号変更対応処理を終
了すればよい。
【0026】次に、図5を参照して、発側電話装置とし
て単独電話機を用いた場合の詳細な構成について説明す
る。図5は発側電話装置の構成例(単独電話機の場合)
を示すブロック図である。この電話装置10には、外線
I/F1、通話回路2および制御部3が設けられてい
る。制御部3は、CPUとその周辺回路から構成され、
CPU内部やメモリ4に予め格納されているプログラム
を読み込んで実行することにより、前述した呼制御手段
71や番号変更対応手段72を実現する。この制御部3
には、相手電話番号と相手の名前とが対に登録された電
話帳4Aを有するメモリ4(記憶部)、表示部5、ブザ
ー6、ダイヤルキー7、機能キー8等が接続されてい
る。
【0027】外線I/F1には、アナログ電話回線L
1,L2に到来する着信信号を検出する着信検出回路1
1、回線L1,L2の直流ループの開放状態を検出する
開ループ検出回路12、回線L1,L2のリバースを検
出するリバース検出回路13、回線L1,L2の直流ル
ープを閉結するための図示しないスイッチ素子等からな
るループ閉結回路14、回線L1,L2へ送出するダイ
ヤル信号を生成するダイヤル回路15、網側からのダイ
ヤルデータなど回線L1,L2からのモデム信号を受信
するモデム16(ダイヤルデータ受信部)、およびトラ
ンスTが設けられている。
【0028】この電話装置10は、前述したように電話
帳4Aを有しており、電話帳4Aを用いたメモリダイヤ
ル発信を行うことができる。すなわち、利用者は所定の
操作により電話帳4Aの中から所望の相手電話番号と対
応する名前とを表示部5に表示させ、発信操作を行う。
これに応じて、制御部3の呼制御手段71は、ループ閉
結回路14を駆動して回線L1,L2の直流ループを閉
結した後、表示部5に表示されている相手電話番号をダ
イヤル回路15に送出することによりこの電話番号に応
じたダイヤル信号を生成させ、ループ閉結回路14を介
して回線L1,L2側へ送出させる。これにより、相手
の呼出が行われ相手の呼出への応答により発信通話が可
能になる。なお、ダイヤル回路15にDTMF信号送出
機能を設けて、ダイヤル信号のほかダイヤルデータ送信
要求をDTMF信号により送信するようにしてもよい。
【0029】一方、着信時には、まず着側交換機82か
ら16Hzの受信端末起動信号が回線L1,L2に到来
する。この受信端末起動信号は電話装置10の着信検出
回路11で検出されて制御部3に出力される。この場
合、制御部3の呼制御手段71は、ループ閉結回路14
を駆動して、ループ閉結回路14のスイッチ素子の接点
を閉結する。これにより、回線L1とL2間が、回線L
1→トランスT→ループ閉結回路14のスイッチ素子→
回線L2の経路で接続され、回線L1,L2の直流ルー
プが閉結される。
【0030】着側交換機82との間でやり取りするモデ
ム信号は、モデム16を用いて行われる。ダイヤルデー
タを着側交換機82から受信する際、制御部3の番号変
更対応手段72では、モデム16により受信された変更
先電話番号を示すダイヤルデータを表示部5に表示す
る。そして、ループ閉結回路14を駆動してスイッチ素
子の接点を開放することにより、回線L1,L2の直流
ループを開放する。なお、本電話装置10をISDN回
線に接続する場合は、図1の外線I/F1の代わりにI
SDN回線I/F部を設け、このISDN回線I/F部
で着側交換機82との間でダイヤルデータ送信要求やダ
イヤルデータをやり取りすればよい。
【0031】次に、図6を参照して、発側電話装置とし
てコードレス電話装置を用いた場合の詳細な構成につい
て説明する。図6は発側電話装置の構成例(コードレス
電話装置の場合)を示すブロック図である。コードレス
電話装置は、図6に示すように、アナログ電話回線L
1,L2に接続される親機20と、親機20と無線接続
される子機30とからなる。親機20には、外線I/F
21、通話回路22、子機30と無線通信を行うための
無線送受信部23および制御部24が設けられている。
制御部24は、CPUとその周辺回路から構成され、C
PU内部やメモリ25に予め格納されているプログラム
を読み込んで実行することにより、前述した呼制御手段
71や番号変更対応手段72を実現する。この制御部2
4には、電話帳や短縮ダイヤルを記憶するメモリ25、
表示部26、ブザー27、ダイヤルキー28、機能キー
29等が接続される。
【0032】一方、子機30には、親機20と無線通信
を行うための無線送受信部31と、通話回路32と、制
御部33が設けられている。制御部33は、CPUとそ
の周辺回路から構成され、CPU内部やメモリ34に予
め格納されているプログラムを読み込んで実行すること
により子機全体を制御する。この制御部33には、メモ
リ34、表示部35、ブザー36、ダイヤルキー37、
機能キー38などが接続されている。なお、親機20の
外線I/F21は、図5の電話装置10の外線I/F1
と同様の構成であり、親機20の外線I/F21および
制御部24により、着側交換機82との間でダイヤルデ
ータ送信要求やダイヤルデータがやり取りされる。
【0033】このようなコードレス電話装置の場合、親
機20から発信した際には、電話装置10と同様に、親
機20の制御部24に設けられている番号変更対応手段
72を用いて、着側交換機82からダイヤルデータが取
得され、親機20の表示部26で表示される。一方、子
機30から発信した場合は、親機20の無線送受信部2
3と子機30の無線送受信部31とを用いて、子機30
の操作情報が親機20へ送信され、親機20の制御部2
4に設けられている番号変更対応手段72を用いて、着
側交換機82からダイヤルデータが取得され、子機30
の表示部35で表示される。
【0034】次に、図7を参照して、発側電話装置とし
てボタン電話装置を用いた場合の詳細な構成について説
明する。図7は発側電話装置の構成例(ボタン電話装置
の場合)を示すブロック図である。ボタン電話装置は、
図7に示すように、主装置50と子機(ボタン電話機)
60a〜60nとからなる。主装置50には、アナログ
電話回線La〜Lmにそれぞれ接続される図1の電話装
置10の外線I/F1と同様構成の外線I/F51a〜
51m、外線La〜Lmと子機60a〜60n間の通話
パスを形成するための通話路スイッチ52、子機60a
〜60nのインタフェースである内線I/F53、ボタ
ン電話装置全体を制御するための制御部54、および電
話帳や短縮ダイヤルを記憶するメモリ55が設けられて
いる。
【0035】制御部54は、CPUとその周辺回路から
構成され、CPU内部やメモリ55に予め格納されてい
るプログラムを読み込んで実行することにより、前述し
た呼制御手段71や番号変更対応手段72を実現する。
また、子機60には、主装置50とデータ伝送を行うた
めの伝送回路61、通話回路62、子機全体を制御する
制御部63、メモリ64、表示部65、ブザー66、ダ
イヤルキー67、および機能キー68が設けられてい
る。制御部63は、CPUとその周辺回路から構成さ
れ、CPU内部やメモリ64に予め格納されているプロ
グラムを読み込んで実行することにより子機全体を制御
する。
【0036】なお、主装置50の外線I/F51a〜5
1mは、図5の電話装置10の外線I/F1と同様の構
成であり、主装置50の外線I/F51a〜51mおよ
び制御部54により、着側交換機82との間でダイヤル
データ送信要求やダイヤルデータがやり取りされる。し
たがって、主装置50の内線I/F53と子機60の伝
送回路61とを用いて、子機60の操作情報が主装置5
0へ送信され、その制御部54に設けられている番号変
更対応手段72を用いて、着側交換機82からダイヤル
データが取得され、子機60の表示部65で表示され
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、網側か
らデータ伝送により通知された変更先電話番号を示すダ
イヤルデータを受信するダイヤルデータ受信部を設け、
所望の加入者の電話番号を送信した後、ダイヤルデータ
受信手段により当該電話番号に対応する発信先電話番号
を示すダイヤルデータを受信し、そのダイヤルデータを
用いて新たに発信を行うようにしたので、網側で管理し
ている変更前後の電話番号の対応関係を効果的に利用で
き、従来のように音声メッセージで通知される変更先電
話番号を利用者が聞いて記憶しあるいはメモし、その変
更先電話番号を入力する必要がなくなるため、電話番号
が変更されている相手先へ発信する際、利用者への負担
を大幅に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる電話装置が適
用される電話番号案内システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】 電話番号管理データベースの構成例である。
【図3】 着側交換機の呼制御手段における電話番号通
知処理を示すフローチャートである。
【図4】 発側電話装置の番号変更対応手段における番
号変更対応処理を示すフローチャートである。
【図5】 発側電話装置の構成例(単独電話機の場合)
を示すブロック図である。
【図6】 発側電話装置の他の構成例(コードレス電話
装置の場合)を示すブロック図である。
【図7】 発側電話装置の他の構成例(ボタン電話装置
の場合)を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,21,51a〜51m…外線I/F、2,22,3
2,62…通話回路、T…送話器、R…受話器、3,2
4,33,54,63…制御部、4,25,34,5
5,64…メモリ、4A…電話帳、5,26,35,6
5…表示部、6,27,36,66…ブザー、7,2
8,37,67…ダイヤルキー、8,29,38,68
…機能キー、10…電話装置、11…着信検出回路、1
2…開ループ検出回路、13…リバース検出回路、14
…ループ閉結回路、15…ダイヤル回路、16…モデ
ム、20…親機、30,60a〜60n…子機、23,
31…無線送受信部、50…主装置、52…通話路スイ
ッチ、53…内線I/F、61…伝送回路、70A…発
側電話装置、70B…着側電話装置、71…呼制御手
段、72…番号変更対応手段、80…公衆電話網、81
…発側交換機、81A,82A…交換制御部、82…着
側交換機、83…電話番号管理データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲毛 隆行 東京都目黒区下目黒二丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 Fターム(参考) 5K036 BB01 DD33 DD41 DD48 EE01 JJ03 JJ13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話番号が変更された加入者の変更前後
    の電話番号を対応付けて管理し、変更前の電話番号への
    着信に応じて変更後の電話番号を変更先電話番号として
    発側電話装置へ通知する公衆電話網を用いて、所望の加
    入者へ発信して通話を行う電話装置であって、 網側からデータ伝送により通知された前記変更先電話番
    号を示すダイヤルデータを受信するダイヤルデータ受信
    部と、 所望の加入者の電話番号を用いて発信した後、前記ダイ
    ヤルデータ受信手段により当該電話番号に対応する発信
    先電話番号を示すダイヤルデータを受信し、そのダイヤ
    ルデータを用いた新たな発信を行う制御部とを備えるこ
    とを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話装置において、 前記制御部は、前記所望の加入者の電話番号を用いて発
    信した後、利用者の要求操作に応じて、網側へ前記ダイ
    ヤルデータの送信を要求するダイヤルデータ送信要求を
    送信し、このダイヤルデータ送信要求に応じて網側から
    データ伝送により通知されたダイヤルデータを前記ダイ
    ヤルデータ受信部により受信することを特徴とする電話
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電話装置において、 前記ダイヤルデータ受信部で受信した前記ダイヤルデー
    タを表示することにより前記変更先電話番号を利用者へ
    通知する表示部をさらに備えることを特徴とする電話装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電話装置において、 前記制御部は、前記表示部により利用者へ前記変更先電
    話番号を通知した後に発信指示操作が行われた場合にの
    み、前記新たな発信を行うことを特徴とする電話装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の電話装置において、 前記所望の加入者へ発信するのに用いる電話番号を記憶
    する記憶部をさらに有し、 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている電話番号を
    用いて前記所望の加入者の電話番号へ発信した場合は、
    前記ダイヤルデータにより前記記憶部で記憶している前
    記電話番号を更新することを特徴とする電話装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100442806C (zh) * 2003-04-18 2008-12-10 华为技术有限公司 一种新电话号码启用通知业务实现的方法

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