JP2003100377A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
が設けられる一方、その後方に固定係止部29が形成さ
れる。雌ハウジング20の側面から挿入される移動部材
40が備えられ、底壁部42に高位面52が、天井壁部
43に撓み規制片57が設けられる。移動部材40が退
避位置にある状態で雌側端子金具10がキャビティ22
内に挿入され、ランス25で一次係止される。続いて移
動部材40が進出位置に押し込まれると、高位面52が
接続部11の下面に潜り込んで雌側端子金具10が持ち
上げられる。これによりランス25が係止孔15内にさ
らに深く差し込まれるとともに、固定係止部29の前方
にアゴ部16がせり上がり、雌側端子金具10が二重係
止される。さらに撓み空間28に撓み規制片57が進入
してランス25の撓み規制が行われ、都合三重係止され
た状態となる。
Description
造に改良を加えたコネクタに関する。
めするためにリテーナを備えたコネクタは公知であり、
従来その一例として図11に示すものが知られている。
これは、フロントリテーナ型と称されるもので、コネク
タハウジング1のキャビティ2内に端子金具3が挿入さ
れると、キャビティ2の底壁に撓み変形可能に設けられ
たランス4により一次係止され、続いてキャビティ2の
前面側からリテーナ5を押し込んでランス4の撓み空間
6に進入させ、ランス4の撓み変形を規制することで二
重係止するようになっている。なお、この種のコネクタ
は、例えば特開平5−326066号公報に記載されて
いる。
る二重係止は、ランス4の撓み変形を規制しただけの言
わば間接的な二重係止であって、例えば同図の鎖線に示
す欠損線7から、ランス4の係止突起4Aが欠損したよ
うな場合には、全く係止できないことになり、信頼性を
考慮すると、必ずしも十分であるとは言えなかった。本
発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであ
って、その目的は、端子金具の係止を高い信頼性を持っ
て行うところにある。
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グ内には端子金具が挿入されるキャビティが形成され、
このキャビティの側壁に前記端子金具に係止する撓み変
形可能なランスが設けられたコネクタにおいて、前記キ
ャビティ内には固定係止部が形成されるとともに、前記
端子金具が前記ランスにより係止されたのちにこの端子
金具を前記固定係止部で係止される位置まで移動させる
移動部材が備えられているところに特徴を有する。請求
項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記移
動部材には、前記キャビティにおける前記固定係止部を
設けた側と対向する壁面側に挿入される挿入部が設けら
れ、この挿入部に、前記端子金具を前記固定係止部を設
けた壁面側に移動させるカム部が設けられているところ
に特徴を有する。
2に記載のものにおいて、前記ランスは、前記端子金具
が前記固定係止部に係止された状態でも前記端子金具に
係止可能となっているところに特徴を有する。請求項4
の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記移動部
材には、前記ランスの撓み空間に進入してその撓み規制
を行う撓み規制部が設けられているところに特徴を有す
る。請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載のものにおいて、前記移動部材が、前記キャ
ビティの前壁の少なくとも一部を兼用して形成されてい
るところに特徴を有する。
5のいずれかに記載のものにおいて、前記移動部材は前
記コネクタハウジングに対して、前記端子金具が前記ラ
ンスによる係止位置まで前記キャビティ内に挿入される
のを許容する退避位置と、それより奥で前記端子金具を
前記固定係止部に向けて移動させる進出位置とでそれぞ
れ保持可能となっているところに特徴を有する。請求項
7の発明は、請求項6に記載のものにおいて、前記移動
部材には前記キャビティの前壁が設けられるとともに、
前記キャビティを横切るコネクタハウジングの側面側か
ら装着可能となっており、前記前壁には、前記移動部材
が前記進出位置にあるときにおいて前記固定係止部に係
止された状態の前記端子金具の前方に整合する端子接続
口と、前記移動部材が退避位置にあるときにおいて前記
ランスの前方に整合する係止解除用の治具の挿入口とが
開口されているところに特徴を有する。
内に端子金具が挿入されてランスにより弾性的に係止さ
れると、引き続いて移動部材により端子金具が移動され
て、固定係止部により固定的に係止される。端子金具は
最終的には固定的に係止されるのであるから、強固に高
い信頼性を持ってキャビティ内で抜け止め保持すること
ができる。 <請求項2の発明>移動部材の装着に伴って挿入部が挿
入されると、そこに設けられたカム部が端子金具を押し
て固定係止部に係止する位置に移動させる。
り係止されつつ固定係止部にも係止され、二重係止され
る。直接的な二重係止であり、かつ一方は固定の係止で
あるから、強固な係止力が得られる。仮にいずれかの係
止部に欠損が生じたとしても、他方の係止部で係止でき
るから、端子金具の係止について高い信頼性が得られ
る。 <請求項4の発明>ランスの部分で間接的な二重係止が
なされ、固定係止部を含めて言わば三重係止されるか
ら、さらに強固な係止力を得ることができる。 <請求項5の発明>前壁の一部を移動部材に持たせるこ
とで、例えばランスの前方を開放した構造にでき、ラン
スを成形する型抜き等が簡単となり、ひいてはコネクタ
ハウジングの成形が容易となる。
保持してキャビティに端子金具を挿入すると、所定位置
まで挿入されたところでランスにより係止される。続い
て移動部材を進出位置に押し込むと、端子金具が移動さ
れて固定係止部で係止される。移動部材をコネクタハウ
ジングに仮組みした状態で取り扱えるから、端子金具の
挿入作業や部品管理がしやすくなる。 <請求項7の発明>キャビティに収容された端子金具が
雌側端子金具である場合、移動部材が進出位置に保持さ
れていると、相手の雄コネクタとの嵌合に伴い前壁の端
子接続口を通して雄側端子金具のタブが進入して雌側端
子金具と接続される。メンテナンス等において雌側端子
金具をキャビティから抜く場合は、相手の雄コネクタと
の嵌合を外したのち移動部材を退避位置に戻すと、雌側
端子金具が固定係止部から外れる。それとともに治具挿
入口がランスの前方に開口するから、治具によりランス
を強制的に撓み変形させることでランスによる係止が解
除され、引き続いて雌側端子金具を引っ張ることでキャ
ビティから引き抜くことができる。治具による係止解除
の操作をする際、治具を誤って端子接続口に突っ込むお
それがあるが、そのときには雌側端子金具は端子接続口
から外れた位置にあるから、接触片等が突かれて変形等
を起こすおそれがない。
ないし図10に基づいて説明する。この実施形態では雌
側のコネクタを例示しており、大まかには、図1に示す
ように、雌側端子金具10と、この雌側端子金具10が
収容されるキャビティ22を設けた雌側のコネクタハウ
ジング20(以下、雌ハウジングという)と、移動部材
40とから構成されている。なお、以下では図1の左側
を前方として説明する。
板をプレス加工して形成されており、相手の雄側端子金
具のタブと接続される接触舌片(図示せず)を内部に設
けた角筒形の接続部11を備え、後端側に設けられたバ
レル12をかしめることで電線13の端末に圧着されて
いる。接続部11の上面には係止孔15が開口され、後
記するランス25が係止可能となっており、一方、接続
部11の上面の後縁(アゴ部16)が、同じく後記する
固定係止部29に係止可能となっている。
図2及び図3にも示すように、正面から見て横方向に扁
平なブロック状に形成されている。雌ハウジング20の
上面には、相手の雄側のコネクタハウジング(図示せ
ず)との間を嵌合状態にロックするためのロックアーム
21が設けられている。一方、雌ハウジング20内に
は、上記した雌側端子金具10を収容するための前後方
向を向いた4個のキャビティ22が、所定間隔を開けて
横方向に並んで形成されている。
が所定寸法持ち上げられた段付き状に形成され、その高
位面23Aにランス25が一体形成されている。このラ
ンス25は、高位面23Aの後縁側から若干下がったの
ち前方に延出した片持ち状に形成され、先端側が上下方
向に撓み変形可能となっている。このランス25の先端
寄りの位置の下面に、上記した雌側端子金具10の係止
孔15に嵌合可能な係止突起26が突設されている。係
止突起26の下端の後側の角は、ガイド用にC面27と
されている。一方、キャビティ22の天井面における低
位面23Bの前縁の角が、雌側端子金具10のアゴ部1
6に係止可能な固定係止部29となっている。この固定
係止部29の前後方向の位置は、後記するように雌側端
子金具10がキャビティ22内の正規位置まで押し込ま
れた場合に、アゴ部16の直後に位置するようになって
いる。
10を二次係止位置まで移動させることに機能する移動
部材40が装着可能とされている。移動部材40は、図
2に示すように、雌ハウジング20における正面から見
た右側面の前端側において、左方向への挿入可能となっ
ている。そのため、雌ハウジング20の右側面の前端側
には、一段凹んだ装着凹面30が形成され(図2,3参
照)、この装着凹面30に、図1に示すように、キャビ
ティ22の前端側における下面、前面並びに上面にわた
るようなほぼチャンネル形をなす挿入溝32が、雌ハウ
ジング20を横切るようにして形成されている。
て、図4に示すような形状に形成されている。この移動
部材40は、上記したキャビティ22における前端側の
周壁の一部を併せて担うべく形成されており、上記の挿
入溝32に挿入可能で、雌ハウジング20の全幅にわた
る長さを有している。より詳細には、キャビティ22の
前壁を構成する前壁部41と、底壁を構成する底壁部4
2と、天井壁を構成する天井壁部43とが形成され、さ
らに挿入方向の手前側に押し込み操作部を兼ねた側壁部
44が形成されている。
1に示すように、左右方向を向いた前後2本のレール4
5が形成されているとともに、挿入溝32の対応する面
には、同じく左右方向を向いた前後2本のガイド溝34
が形成され、両レール45をガイド溝34に合わせるこ
とで、移動部材40は、その前壁部41を雌ハウジング
20の前面と面一にした状態で挿入溝32内に挿入可能
となっている。一方、移動部材40の前壁部41の上面
には、挿入方向の後端寄り(図2の右端寄り)の位置に
ロック突起47が突設されているとともに、挿入溝32
の対応した面の入口寄りの位置に、仮ロック孔35と本
ロック孔36とが左右に並んで形成されている。
入されると、図5に示すように、ロック突起47がまず
手前側の仮ロック孔35に嵌まって保持され、これが移
動部材40の退避位置となる。この退避位置からさらに
移動部材40が押し込まれると、図8に示すように、ロ
ック突起47が奥側の本ロック孔36に嵌まって保持さ
れ、これが移動部材40の進出位置となる。この進出位
置では、移動部材40の側壁部44が装着凹面30に嵌
まって、雌ハウジング20の右側面と面一となる(図1
0参照)。
長く形成され、詳細には、図1に示すように固定係止部
29の形成位置まで延びており、言い換えると、キャビ
ティ22内に雌側端子金具10が前壁部41に当たるま
で挿入された場合の、接続部11のほぼ全長を受けるこ
とが可能な奥行き寸法を持っている。底壁部42の上面
には、前後方向を向いた4本の低位面50がキャビティ
22と同じピッチで形成されている。図3に示すよう
に、低位面50の横幅はキャビティ22の横幅よりも若
干狭く、かつキャビティ22の後部側の底面よりも若干
低い位置に形成されている。各低位面50の正面から見
た右側には上り勾配の傾斜面51が形成され、さらにそ
の右側に高位面52が形成されている。
図3に示すように、各低位面50の正面から見た左縁が
対応するキャビティ22の左壁面と整合し、一方、移動
部材40が進出位置に押し込まれたときには、図10に
示すように、高位面52の左縁部が対応するキャビティ
22の位置に達するようになっている。この底壁部42
のカム機能によって、キャビティ22内の下部側に挿入
された雌側端子金具10が、上部側に所定寸法押し上げ
られるようになっている。
うにキャビティ22内に挿入された雌側端子金具10を
突き当てる機能を果たす。この前壁部41には、図2に
示すように、相手の雄側端子金具のタブが挿入される4
個の端子接続口54が、キャビティ22と同一ピッチで
形成されている。また、各端子接続口54の正面から見
た左上の位置には、ランス25と係合して撓み変形させ
るための係止解除用の治具を挿入可能とした治具挿入口
55がそれぞれ形成されている。移動部材40が退避位
置にあるときには、図5に示すように、治具挿入口55
が対応するランス25の前方で開口し、一方、移動部材
40が進出位置にあるときには、図8に示すように、端
子接続口54が対応するキャビティ22の上部側の前方
で開口するようになっている。
すように、ランス25の先端の直前に達する程度の奥行
き寸法の小さいものに形成されている。この天井壁部4
3の先端からは、ランス25の撓み空間28に進入可能
な4本の撓み規制片57が、ランス25と同一ピッチで
形成されている。移動部材40が退避位置にあるときに
は、図7に示すように、撓み規制片57はランス25の
撓み空間28の正面から見た右側に退避し、一方、移動
部材40が進出位置にあるときには、図10に示すよう
に、撓み規制片57が撓み空間28に進入する設定とな
っている。
続いてその作用を説明する。まず、図2の矢線に示すよ
うに移動部材40を挿入溝32に挿入し、図5に示すよ
うに、ロック突起47を仮ロック孔35を嵌めて退避位
置に保持する。この退避位置では、図3に示すように、
移動部材40における底壁部42の各低位面50がキャ
ビティ22の位置と対応し、また、各撓み規制片57が
ランス25の撓み空間28の正面から見た右側に逃げて
いる。
雌側端子金具10を対応するキャビティ22内に後方か
ら挿入する。雌側端子金具10は、途中から接続部11
を底壁部42の低位面50から傾斜面51の裾にわたっ
て載せ(図7)、またランス25を撓み変形させつつ押
し込まれる。雌側端子金具10が前壁部41に突き当た
って押し込みが停止されると、ランス25が復元変形し
て、図6に示すように係止突起26が雌側端子金具10
の係止孔15に嵌まり、これにより雌側端子金具10
は、抜け方向に一次係止される。このとき、雌側端子金
具10のアゴ部16は、キャビティ22内に設けられた
固定係止部29の直前でかつ直下に位置している。
たら、図7の矢線に示すように移動部材40を押し込
み、図8に示すように、ロック突起47を本ロック孔3
6を嵌めて進出位置に保持する。この間に、図10に示
すように、底壁部42の傾斜面51から高位面52が、
雌側端子金具10の接続部11の下面に正面から見た右
方から潜り込み、雌側端子金具10を所定寸法持ち上げ
る。これにより図9に示すように、ランス25の係止突
起26が雌側端子金具10の係止孔15内にさらに深く
差し込まれるとともに、固定係止部29の前方にアゴ部
16がせり上がり、もって雌側端子金具10は、抜け方
向に二重係止される。さらに、図10にも示すように、
ランス25の撓み空間28に撓み規制片57が進入して
ランス25の撓み規制を行うから、間接的な係止機能が
加わって、いわば三重係止された状態とされる。
了し、そのときには、雌側端子金具10の接続部11
は、図8に示すように、移動部材40の前壁部41に開
口された端子接続口54と整合した状態となる。この状
態から相手の雄側のコネクタと嵌合され、ロックアーム
21により嵌合状態にロックされると、雄コネクタに収
容された雄側端子金具のタブが端子接続口54を通り、
雌側端子金具10の接続部11内に進入して電気的な接
続が図られる。
具10をキャビティ22から外す場合は、以下のように
して行う。相手の雄コネクタとの嵌合を外したのち、移
動部材40を図8に示す進出位置から右方に引き、図5
に示す退避位置に戻す。これにより図7に示すように、
高位面52が接続部11の下面から右方に抜けること
で、雌側端子金具10が下方位置に下がり、図6に示す
ように、アゴ部16に対する固定係止部29の係止が解
除され、また図7に示すように、撓み規制片57が撓み
空間28の右側に逃げて、ランス25の撓み規制も解除
される。
は、図5に示すように、治具挿入口55がランス25の
前方に開口するから、治具を挿入してランス25を強制
的に撓み変形させることで係止が解除できる。そのため
引き続いて電線13を引っ張れば、雌側端子金具10を
キャビティ22から引き抜くことができる。なお、治具
を挿入する場合に、誤って端子接続口54に突っ込むこ
とがあり得るが、雌側端子金具10は治具挿入口55の
下方の裏側に移動して、端子接続口54の裏側に無いか
ら、治具が雌側端子金具10の接続部11、特に接触舌
片を突いて変形させるといった心配がない。
移動部材40を進出位置に保持した状態では、雌側端子
金具10はランス25により係止されつつ固定係止部2
9にも係止され、さらにランス25の撓み規制もなされ
ることによって、いわば三重係止された状態となり、強
固な係止力が得られる。特に、ランス25と固定係止部
29との直接的な二重係止構造が取られていることによ
り、仮にランス25と固定係止部29のいずれかに欠損
が生じたとしても、他方により係止できるから、係止に
ついて高い信頼性を得ることができる。
前壁に相当する部分を持たせたから、雌ハウジング20
側では、例えばランス25の前方を開放した構造にで
き、ランス25を成形する型抜き等が簡単となって、ひ
いては雌ハウジング20の成形が容易となる。また移動
部材40は、雌側端子金具10の挿入作業を許容する退
避位置に保持可能となっているから、移動部材40を雌
ハウジング20に仮組みした状態で取り扱え、雌側端子
金具10の挿入作業や部品管理がしやすくなる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)移動部材は、雌ハウジングの前面側から装着され
る、いわゆるフロントリテーナ形式とすることも可能で
ある。 (2)移動部材には、ランスの撓み規制を行うリテーナ
の機能が備えられていなくてもよく、また、ランスの撓
み規制を行うリテーナは別に設けられていてもよい。
は別に予め形成された構造であってもよい。 (4)本発明は、雄側端子金具を収容した雄側のコネク
タにも適用することが可能である。 (5)また本発明は、上記実施形態に例示した非防水の
コネクタに限らず、防水コネクタにも適用可能である。
前の縦断面図
図
入された状態の正面図
25)
Claims (7)
- 【請求項1】 コネクタハウジング内には端子金具が挿
入されるキャビティが形成され、このキャビティの側壁
に前記端子金具に係止する撓み変形可能なランスが設け
られたコネクタにおいて、 前記キャビティ内には固定係止部が形成されるととも
に、前記端子金具が前記ランスにより係止されたのちに
この端子金具を前記固定係止部で係止される位置まで移
動させる移動部材が備えられていることを特徴とするコ
ネクタ。 - 【請求項2】 前記移動部材には、前記キャビティにお
ける前記固定係止部を設けた側と対向する壁面側に挿入
される挿入部が設けられ、この挿入部に、前記端子金具
を前記固定係止部を設けた壁面側に移動させるカム部が
設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネク
タ。 - 【請求項3】 前記ランスは、前記端子金具が前記固定
係止部に係止された状態でも前記端子金具に係止可能と
なっていることを特徴とする請求項1または請求項2記
載のコネクタ。 - 【請求項4】 前記移動部材には、前記ランスの撓み空
間に進入してその撓み規制を行う撓み規制部が設けられ
ていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。 - 【請求項5】 前記移動部材が、前記キャビティの前壁
の少なくとも一部を兼用して形成されていることを特徴
とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコネ
クタ。 - 【請求項6】 前記移動部材は前記コネクタハウジング
に対して、前記端子金具が前記ランスによる係止位置ま
で前記キャビティ内に挿入されるのを許容する退避位置
と、それより奥で前記端子金具を前記固定係止部に向け
て移動させる進出位置とでそれぞれ保持可能となってい
ることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
に記載のコネクタ。 - 【請求項7】 前記移動部材には前記キャビティの前壁
が設けられるとともに、前記キャビティを横切るコネク
タハウジングの側面側から装着可能となっており、前記
前壁には、前記移動部材が前記進出位置にあるときにお
いて前記固定係止部に係止された状態の前記端子金具の
前方に整合する端子接続口と、前記移動部材が退避位置
にあるときにおいて前記ランスの前方に整合する係止解
除用の治具の挿入口とが開口されていることを特徴とす
る請求項6記載のコネクタ。
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JP2001293310A JP4258146B2 (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | コネクタ |
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KR20190066698A (ko) * | 2017-12-06 | 2019-06-14 | 현대자동차주식회사 | 메일 커넥터 |
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- 2001-09-26 JP JP2001293310A patent/JP4258146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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