JP2003100097A - 半導体記憶装置及びそのテスト方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びそのテスト方法

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JP2003100097A
JP2003100097A JP2001291653A JP2001291653A JP2003100097A JP 2003100097 A JP2003100097 A JP 2003100097A JP 2001291653 A JP2001291653 A JP 2001291653A JP 2001291653 A JP2001291653 A JP 2001291653A JP 2003100097 A JP2003100097 A JP 2003100097A
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channel transistor
semiconductor memory
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memory device
wiring
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Takanobu Suzuki
隆信 鈴木
Tamaki Tsuruta
環 鶴田
Katsushige Hayashi
克茂 林
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • G11C2029/2602Concurrent test

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  • Dram (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチビットテストに際し、データバスを構
成する隣接した配線間に生じるカップリングノイズに基
づく誤判定を防止する半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 メモリチップ内に複数のメモリアレイバ
ンクが設けられた半導体記憶装置において、上記各メモ
リアレイバンクを構成する複数のメモリアレイと、各メ
モリアレイと外部との間で情報データの伝送を行なう入
出力回路とを接続する、複数の配線から構成されたデー
タバス上に、ソース側で上記各配線と接続する一方、ド
レイン側で接地されるNチャネルトランジスタを設け
て、複数のメモリアレイに対するデータの書込み及び読
出しを同時に行なうマルチビットテストに際し、上記N
チャネルトランジスタをオンし、データバスを構成する
各配線を接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリチップ内に
DRAM等で構成された複数のメモリセルアレイを有す
る半導体記憶装置およびそのテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体産業では、高集積化技術の
発達に伴い、メモリのビットコストの低減化が実現され
たが、メモリの需要が高まるにつれ、更なるコスト低減
化を達成し得る技術の開発が求められている。しかしな
がら、メモリの大容量化が進むとともに、メモリを評価
するためのテストに要する時間が増大することにより、
製造コストが大幅に下がらず、更なるビットコストの低
減化が困難であるのが現状である。
【0003】この問題に対処すべく、従来では、特に、
メモリチップ内に複数のメモリアレイバンクが設けら
れ、各メモリアレイバンクを切り替えて使用するバンク
切替方式の半導体記憶装置について、テスト時間を短縮
するための幾つかの方法が提案されている。かかる方法
の1つとして、一種の複数ビット並列テストであり、複
数ビットに対して同一データを同時に書き込み、複数ビ
ットの読出しデータの一致/不一致を検出するマルチビ
ットテストが知られている。半導体記憶装置において、
通常モードでは、DQパッドから入力された1ビットの
データが1つのメモリセルに対して書込み及び読出しさ
れるが、他方、マルチビットテストモードでは、DQパ
ッドから入力された1ビットのデータが同時に複数のメ
モリセルに対して書き込まれ、また、複数のメモリセル
からの読出しデータが1つのDQパッドに出力される。
【0004】図10〜13を参照して、前述したバンク
切替方式の半導体記憶装置における通常モード及びマル
チビットテストモード設定時の書込み/読出し動作につ
いて説明する。図10は、従来知られるバンク切替方式
の半導体記憶装置の構成を概略的に示すブロック図であ
る。この半導体記憶装置80では、メモリチップ内に4
つのメモリアレイバンク81A〜81Dが設けられる。
これらメモリアレイバンク81A〜81Dは、共に、複
数のメモリアレイ(図10では2つのみ示す)を有して
おり、メモリアレイ毎にデータバス82を介してDQ入
出力回路84に接続されている。
【0005】外部から入力される情報データEXTDQ
は、DQ入出力回路84を通過し、情報データEXTD
Qとともに入力されたアドレスデータEXTAに基づい
て指定されるメモリアレイバンク内のメモリアレイにデ
ータバス82を通じて送られ、メモリセルに書き込まれ
る。また、メモリセルに書き込まれた情報データは、そ
のメモリセルが指定された読出しデータの入力に応じ
て、データバス82を通じてDQ入出力回路84に送ら
れ、外部へ出力される。
【0006】図11は、メモリアレイバンク81Bの構
成の一部を詳細に示す図である。なお、メモリアレイバ
ンク81B以外のメモリアレイバンク81A,81C,
81Dも、これと同様の構成を有する。メモリアレイバ
ンク81Bは、情報データの伝送経路として、4つのメ
モリアレイ85a〜85dと、これに対応する4つのセ
ンスアンプ86a〜86dと、I/O回路91a〜91
dとを有している。また、メモリアレイバンク81B
は、アドレスデータの伝送経路として、コラムデコーダ
87と、それに対応するコラムアドレスバッファ88
と、ロウデコーダ89と、それに対応するロウアドレス
バッファ90とを有している。センスアンプ86a〜8
6dは、それぞれ、I/O回路91a〜91dにサブデ
ータバス92a〜92dを介して接続されている。
【0007】メモリアレイバンク81Bにおいて、通常
モードでは、データ書込み時に、DQ入出力回路84の
入力部(不図示)から入力された1ビットの情報データ
が、データバス82を通じて送られ、アドレスデータに
基づいて指定されるメモリアレイ内のロウアドレスとコ
ラムアドレスとの交点に存在するメモリセルに書き込ま
れる。例えば、メモリアレイ85aにおいて、DQ入出
力回路84の入力部を通じて入力された情報データが、
ロウアドレスをデコードしたワードライン(図中の“W
L”)と、コラムアドレスをデコードしたコラム選択ラ
イン(図中の“CSL”)とが交差してなるメモリセル
(図中の点A)に書き込まれる。
【0008】他方、マルチビットテストモードでは、デ
ータ書込み時に、DQ入力回路84を通じて入力された
情報データが、4つのメモリアレイ85a〜85d内の
同じロウアドレスとコラムアドレスとの交点に存在する
4つのメモリセル(図中の点A〜D)に同時に書き込ま
れる。
【0009】また、通常モードでは、データ読出し時
に、ロウアドレスをデコードしたワードラインとコラム
アドレスをデコードしたコラム選択ラインとが交差して
なるメモリアレイ85a〜85d内のメモリセルのデー
タが、センスアンプ86a〜86d→サブデータバス9
2a〜92d→I/O回路91a〜91d→データバス
82→DQ入出力回路84の出力部の順に経由し、外部
へ出力される。
【0010】他方、マルチビットテストモードでは、デ
ータ読出し時に、データ書込み時と同様に、4本のコラ
ム選択ラインを同時に活性化し、図11中の点A,B,
C,Dにおけるメモリセルデータが、センプアンプ86
a〜86d→サブデータバス92a〜92d→I/O回
路91a〜91dの順に経由した後、データバス82に
ロードされる。
【0011】ところで、データバス82は、基本単位と
して、配線対DB(Data Bus)−ZDBを有しており、
レイアウトパターン上には、デバイスのタイプに応じ
て、複数の配線対が隣接して配置されている。例えば×
16デバイスであれば16対の配線対、また、×8デバ
イスであれば8対の配線対が配置される。かかるデータ
バス82の構成に対応して、I/O回路91a〜91d
には、図12に示すような、DB−ZDB用のデータバ
スドライブ回路(以下、DBドライブ回路と表記)93
が組み込まれている。このDBドライブ回路では、各メ
モリセルからの出力データが“H”である場合、DBが
“H”に、また、ZDBが“Hi−Z(ハイインピーダ
ンス)”にドライブされる。他方、メモリセルからの出
力データが“L”である場合、DBが“Hi−Z”に、
また、ZDBが“H”にドライブされる。
【0012】データバス82では、4つのメモリセルか
らのデータに対してワイヤード・オア(wired−o
r)がとられ、DQ入出力回路84の出力部に送られ
る。データ書込み時には、4つのメモリセルに同一のデ
ータが同時に書き込まれるので、それら4つのメモリセ
ルに不良が存在しなければ、読出し時の4つのデータが
同一となり、DB又はZDBの一方のみが“H”にな
る。なお、読出しデータが“H”であれば、DB=
“H”,ZDB=“L(Hi−Z)”であり、また、読
出しデータが“L”であれば、DB=“L(Hi−
Z)”,ZDB=“H”である。
【0013】同時に書き込まれた4つのメモリセルのう
ちのどれかに不良が存在する場合には、読出しデータ
に、データ“H”,“L”の両方が存在することになる
ため、DB及びZDBの両方が“H”となる。DQ入出
力回路84の出力部において、4つのメモリセルのうち
のいずれかに不良が存在する場合には、読出しデータ
に、データ“H”,“L”の両方が存在することになる
ため、DB及びZDBの両方が“H”になる。
【0014】DQ入出力回路84の出力部では、4つの
メモリセルデータに基づくデータに対して、パス−フェ
イル(Pass−Fail)の判定が行なわれる。この
DQ入出力回路84の出力部には、図13に示されるよ
うに、DB及びZDBが、それぞれ、“H”及び
“L”、若しくは、“L”及び“H”である場合にパス
とし、また、DB及びZDBが共に“H”である場合に
フェイルとするような論理が組み込まれている。図14
及び図15に、それぞれ、マルチビットテストモードの
パス判定時およびフェイル判定時のタイミングチャート
を示す。なお、図14及び図15における表記(例え
ば、EXTCLK,EXTA,EXTDQ等)は、図1
3に示すDQ入出力回路84の出力部における各構成を
あらわすものである。
【0015】以上のように、マルチビットテストを用い
れば、異なるメモリアレイにおける複数のメモリセルを
同時にテストすることができ、半導体記憶装置80のテ
スト時間の短縮化を図ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
バス82を構成する複数の配線対DB−ZDBは、前述
したように、レイアウトパターン上に隣接して配設され
ているため、メモリセルの微細化及び高集積化が進む
と、隣接した配線間の寄生容量Cが無視できなくなる
(図16参照)。これにより、マルチビットテストに際
して、データバス82を構成する配線のうちの隣接する
配線を同時に使用する場合、配線間の寄生容量Cによる
カップリングノイズにより、“L(Hi−Z)”側のデ
ータバス82のレベルが浮き上がり、“H”と認識さ
れ、DQ入出力回路84の出力部でのパス−フェイル判
定において誤判定される惧れがある。
【0017】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、マルチビットテストに際し、データバスを構
成する隣接した配線間に生じるカップリングノイズに基
づく誤判定をなくすることができる半導体記憶装置及び
そのテスト方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、メ
モリチップ内に複数のメモリアレイバンクが設けられ、
各メモリアレイバンクを切り替えて使用するバンク切替
方式の半導体記憶装置において、上記メモリアレイバン
クを構成する複数のメモリアレイと、各メモリアレイと
外部との間で情報データの伝送を行なう入出力回路と、
互いに隣接して配置される複数の配線から構成され、上
記各メモリアレイと入出力回路とを接続するデータバス
と、該データバス上に配設され、ソース側で該データバ
スを構成する配線と接続する一方、ドレイン側で接地さ
れるNチャネルトランジスタと、を有しており、複数の
メモリアレイに対するデータの書込み及び読出しを同時
に行なうマルチビットテストに際し、上記Nチャネルト
ランジスタがオンされ、上記データバスを構成する各配
線が接地されることを特徴としたものである。
【0019】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記Nチャネルトランジスタが、単一の配
線に対して並列に複数配設されるとともに、各Nチャネ
ルトランジスタのソース側には、上記配線とソースとの
間の接続及び断線状態を切り替えるスイッチが設けられ
ていることを特徴としたものである。
【0020】更に、本願の第3の発明は、上記第1又は
第2の発明において、上記Nチャネルトランジスタが、
単一の配線に対して並列に複数配設されるとともに、各
Nチャネルトランジスタのソース側には、所定以上の電
流が流れた場合に断線するヒューズが設けられているこ
とを特徴としたものである。
【0021】また、更に、本願の第4の発明は、上記第
1〜3の発明のいずれか一において、上記Nチャネルト
ランジスタのゲートに対する信号の入力を、上記データ
バスを構成する配線に対するデータのドライブ開始から
所定の時間間隔だけ遅延させる遅延回路が設けられてい
ることを特徴としたものである。
【0022】また、更に、本願の第5の発明は、第1〜
4の発明のいずれか一において、上記Nチャネルトラン
ジスタのゲートに対する信号の入力を、上記入出力回路
の出力部における上記配線がCMOSレベルに達してか
ら所定の時間間隔だけ遅延させる遅延回路が設けられて
いることを特徴としたものである。
【0023】また、更に、本願の第6の発明は、メモリ
チップ内に複数のメモリアレイバンクが設けられ、各メ
モリアレイバンクを切り替えて使用するバンク切替方式
の半導体記憶装置をテストするための、上記メモリアレ
イバンクを構成する複数のメモリアレイに対するデータ
の書込み及び読出しを同時に行なうマルチビットテスト
方法において、上記各メモリアレイと、該メモリアレイ
と外部との間で情報データの伝送を行なう入出力回路と
を接続する、互いに隣接して配置される複数の配線から
構成されたデータバス上に、ソース側で該配線と接続す
る一方、ドレイン側で接地されるNチャネルトランジス
タを配設し、複数のメモリアレイに対するデータの書込
み及び読出しを同時に行なうマルチビットテストに際
し、上記Nチャネルトランジスタをオンし、上記データ
バスを構成する各配線を接地することを特徴としたもの
である。
【0024】また、更に、本願の第7の発明は、上記第
6の発明において、単一の配線に対して、上記Nチャネ
ルトランジスタを並列に複数配設するとともに、各Nチ
ャネルトランジスタのソース側に、上記配線とソースと
の間の接続および断線状態を切り替えるスイッチを設け
ることを特徴としたものである。
【0025】また、更に、本願の第8の発明は、上記第
6又は7の発明において、単一の配線に対して、上記N
チャネルトランジスタを並列に複数配設するとともに、
各Nチャネルトランジスタのソース側に、所定以上の電
流が流れた場合に断線するヒューズを設けることを特徴
としたものである。
【0026】また、更に、本願の第9の発明は、上記第
7又は8の発明において、上記メモリチップ内でのNチ
ャネルトランジスタの配設場所毎に、単一の配線に対し
て配設されたNチャネルトランジスタの全体としてのゲ
ート長及び幅を調整することを特徴としたものである。
【0027】また、更に、本願の第10の発明は、上記
第6〜9の発明のいずれか一において、上記Nチャネル
トランジスタを、マルチビットテストモードにおけるデ
ータ読出し時の全期間にオンさせることを特徴としたも
のである。
【0028】また、更に、本願の第11の発明は、上記
第6〜10の発明のいずれか一において、上記Nチャネ
ルトランジスタのゲートに対する信号の入力を、上記デ
ータバスを構成する配線に対するデータのドライブ開始
から所定の時間間隔だけ遅延させることを特徴としたも
のである。
【0029】また、更に、本願の第12の発明は、上記
第6〜11の発明のいずれか一において、上記Nチャネ
ルトランジスタのゲートに対する信号の入力を、上記入
出力回路の出力部における上記配線がCMOSレベルに
達してから所定の時間間隔だけ遅延させることを特徴と
したものである。
【0030】また、更に、本願の第13の発明は、上記
第10〜12の発明のいずれか一において、上記メモリ
チップ内でのNチャネルトランジスタの配設場所毎に、
Nチャネルトランジスタがオンするタイミングを調整す
ることを特徴としたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る半
導体記憶装置の全体構成を示す図である。この半導体記
憶装置10では、メモリチップ内に4つのメモリアレイ
バンク1A〜1Dが設けられ、各メモリアレイバンクが
切り替えて使用される。これらメモリアレイバンク1A
〜1Dは、共に、複数のメモリアレイ(図1では2つの
み示す)を有しており、メモリアレイ毎に、該メモリア
レイと外部との間で情報データの伝送を行なうDQ入出
力回路4にデータバス2を介して接続されている。
【0032】また、各メモリアレイバンク1A〜1Dと
DQ入出力回路4とを接続するデータバス2上には、デ
ータバス2を構成する隣接した配線間の寄生容量による
カップリングノイズを抑制するためのDBクランプ回路
5が設けられている。このDBクランプ回路5について
は、詳細に後述する。
【0033】この半導体記憶装置10では、外部から入
力される情報データEXTDQが、DQ入出力回路4の
入力部(不図示)を通過し、情報データEXTDQとと
もに入力されたアドレスデータEXTAに基づいて指定
されるメモリアレイバンク内のメモリアレイに、データ
バス2及びDBクランプ回路5を通じて送られ、メモリ
セルに書き込まれる。また、メモリセルに書き込まれた
情報データは、そのメモリセルが指定された読出しデー
タの入力に応じて、データバス2及びDBクランプ回路
5を通じてDQ入出力回路4の出力部に送られ、外部へ
出力される。
【0034】図2は、メモリアレイバンク1Bの構成の
一部を詳細に示す図である。なお、メモリアレイバンク
1B以外のメモリアレイバンク1A,1C,1Dも、こ
れと同様の構成を有する。メモリアレイバンク1Bは、
情報データの伝送経路として、4つのメモリアレイ6a
〜6dと、これに対応する4つのセンスアンプ7a〜7
dと、I/O回路13a〜13dとを有している。ま
た、メモリアレイバンク1Bは、アドレスデータの伝送
経路として、コラムデコーダ8と、それに対応するコラ
ムアドレスバッファ9と、ロウデコーダ11と、それに
対応するロウアドレスバッファ12とを有している。セ
ンスアンプ7a〜7dは、それぞれ、I/O回路13a
〜13dにサブデータバス14a〜14dを介して接続
されている。
【0035】この半導体記憶装置10では、前述したよ
うに、メモリアレイバンク1A〜DとDQ入出力回路4
とを接続するデータバス2上に、DBクランプ回路5が
設けられている。このDBクランプ回路5は、データバ
ス2を構成する各配線からGNDへのリークパスを構成
するものである。また、図2に示すように、DBクラン
プ回路5と各メモリアレイ6a〜6dに対応するI/O
回路13a〜13dとは、ドライブバス15を介して接
続されており、DBクランプ回路5のオン/オフ動作
は、I/O回路13a〜13dに組み込まれるDBドラ
イブ回路により制御される。このため、DBドライブ回
路は、図11を参照して説明した従来技術の構成に加
え、図3に示すようなDBクランプ回路用の制御回路を
有している。
【0036】図4に、DBクランプ回路5の構成を示
す。このDBクランプ回路5では、データバス2を構成
する各配線が、ゲート幅(W)が所定以下であるNチャ
ネルトランジスタを介して接地されることにより、配線
からGNDへのリークパスが構成されている。ここで
は、データバス2を構成する基本単位としての配線対D
B−ZDB間にNチャネルトランジスタが設けられ、ゲ
ートがI/O回路13a〜13dからのドライブバス1
5に接続される一方、ドレインが接地されている。この
実施の形態1では、DBクランプ回路5が、ドライブバ
ス15を通じてNチャネルトランジスタのゲートに入力
されるパルス信号に応じて、マルチビットテストモード
におけるデータ読出し時の全期間にオンする。
【0037】かかるDBクランプ回路5によれば、マル
チビットテストに際して、データバス2を構成する配線
のうちの隣接する配線を同時に使用する場合に、各配線
を接地することにより、配線間の寄生容量Cによるカッ
プリングノイズにより浮き上がる“L(Hi−Z)”側
の配線のレベルを、“H”と認識されないレベルに抑制
することができる。その結果、マルチビットテストにお
いて、データバス2を構成する隣接した配線間でのカッ
プリングノイズに基づく誤判定をなくすることができ
る。
【0038】実施の形態2.データバス2を構成する配
線間にNチャネルトランジスタを設けることにより、
“L(Hi−Z)”側の配線のレベルを抑制することが
できるが、これと同時に、“H”側では、配線を介して
ドレインからGNDへ貫通電流が流れることになる。し
たがって、Nチャネルトランジスタのゲート長(L)及
び幅(W)のサイズによっては、かかる貫通電流がマル
チビットテストの結果に影響する惧れがある。この問題
に対処すべく、実施の形態2では、以下のようなDBク
ランプ回路が考えられる。
【0039】図5は、本発明の実施の形態2に係るDB
クランプ回路の構成を示す図である。このDBクランプ
回路20では、データバス2を構成する隣接した配線間
に、複数(この実施の形態2では2つ)のNチャネルト
ランジスタが並列に設けられている。更に、この実施の
形態2では、各配線DB及びZDBとNチャネルトラン
ジスタのソースとの間に、スイッチ(図中“AL S
W”と表記)が設けられている。
【0040】かかるDBクランプ回路20によれば、ス
イッチにより各Nチャネルトランジスタの動作状態の切
替えが可能であり、DBクランプ回路20の全体として
のNチャネルトランジスタのゲート長(L)及び幅
(W)を変更することができる。これにより、GNDへ
のリークパスの強さを調節可能とすることができ、
“H”側でのドレインからGNDへの貫通電流がマルチ
ビットテストの結果に影響する惧れをなくすることがで
きる。
【0041】かかるDBクランプ回路20を用いた場合
には、半導体記憶装置における各DBクランプ回路20
の配設場所毎に、Nチャネルトランジスタのゲート長及
び幅のサイズを調整するようにしてもよい。例えば、図
1において、単一のNチャネルトランジスタを備えたD
Bクランプ回路5の代わりに、複数のNチャネルトラン
ジスタを備えたDBクランプ回路20を採用した場合を
考えると、3箇所配置されているDBクランプ回路毎
に、そのゲート長及び幅のサイズを調整する。これによ
り、各配設場所に応じて最適なサイズ設定を行ない、マ
ルチビットテストの信頼性を一層向上させることができ
る。
【0042】なお、実施の形態2では、Nチャネルトラ
ンジスタに付随したスイッチを設けたが、これに限定さ
れることなく、スイッチの代わりに、図6に示すDBク
ランプ回路30のように、所定以上の電流が流れた場合
に断線するヒューズ32を設けてもよい。更に、図7に
示すDBクランプ回路40のように、スイッチを備えた
Nチャネルトランジスタと、ヒューズ32を備えたNチ
ャネルトランジスタとが組み合わせられてもよい。
【0043】実施の形態3.図8は、本発明の実施の形
態3に係るDBクランプ回路の活性期間を可変にするた
めの、I/O回路13a〜13dに組み込まれた遅延回
路を示す図である。この遅延回路50は、データバス2
を構成する配線DBへのドライブが開始されてから、す
なわち、I/O回路13a〜13dに組み込まれたDB
ドライブ回路(図12参照)におけるPDD(すなわち
データバスドライブ信号)の立上がりから、図2に示す
ドライブバス15へのパルス信号の出力を数ns遅延さ
せるものである。
【0044】これにより、DBクランプ回路におけるN
チャネルトランジスタのゲートに対するパルス信号の入
力が遅延させられ、Nチャネルトランジスタがオンする
タイミングが、データバス2を構成する配線DBへのド
ライブの開始から、数ns遅延させられる。この場合に
は、“H”側にドライブされる配線DBがCMOSレベ
ルに達するのにかかる時間を、実施の形態1における場
合(Nチャネルトランジスタが、マルチビットテストモ
ードにおけるデータ読出し時の全期間にオンする場合)
よりも短くすることができる。その結果、マルチビット
テストの周波数特性の悪化を防止することを可能とす
る。
【0045】実施の形態4.図9は、本発明の実施の形
態4に係るDBクランプ回路の活性期間を可変にするた
めの、DQ入出力回路の出力部に組み込まれた遅延回路
を示す図である。なお、この実施の形態4では、DQ入
出力回路の出力部の構成が、遅延回路を除いて、図13
に示したものと同様である。この遅延回路60は、DQ
入出力回路の出力部において“H”側にドライブされる
配線DBがCMOSレベルに達してから、すなわち、図
13に示すGATEの立上がりから、DBクランプ回路
におけるNチャネルトランジスタのゲートに対するパル
ス信号の出力を数ns遅延させるものである。
【0046】これにより、Nチャネルトランジスタがオ
ンするタイミングが、DQ入出力回路の出力部における
GATEの立上がりから、数ns遅延させられる。この
場合にも、実施の形態3と同様に、“H”側にドライブ
される配線DBがCMOSレベルに達するのにかかる時
間を、実施の形態1における場合(Nチャネルトランジ
スタが、マルチビットテストモードにおけるデータ読出
し時の全期間にオンする場合)よりも短くすることがで
きる。その結果、マルチビットテストの周波数特性の悪
化を防止することを可能とする。
【0047】また、特に図示しないが、半導体記憶装置
に組み込まれたDBクランプ回路の各々に対して、実施
の形態3及び4に係るDBクランプ回路の活性期間を可
変にするための遅延回路を任意に設け、各DBクランプ
回路の配設場所毎に、DBクランプ回路のNチャネルト
ランジスタがオンする期間を調整するようにしてもよ
い。これにより、“L(Hi−Z)”側にドライブされ
る配線のレベルと、“H”側にドライブされる配線がC
MOSレベルに達するまでの時間をきめ細かく調整する
ことができる。その結果、マルチビットテストの信頼性
を一層向上させることができる。
【0048】なお、本発明は、例示された実施の形態に
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、メモリチッ
プ内に複数のメモリアレイバンクが設けられ、各メモリ
アレイバンクを切り替えて使用するバンク切替方式の半
導体記憶装置において、上記メモリアレイバンクを構成
する複数のメモリアレイと、各メモリアレイと外部との
間で情報データの伝送を行なう入出力回路と、互いに隣
接して配置される複数の配線から構成され、上記各メモ
リアレイと入出力回路とを接続するデータバスと、該デ
ータバス上に配設され、ソース側で該データバスを構成
する配線と接続する一方、ドレイン側で接地されるNチ
ャネルトランジスタと、を有しており、複数のメモリア
レイに対するデータの書込み及び読出しを同時に行なう
マルチビットテストに際し、上記Nチャネルトランジス
タがオンされ、上記データバスを構成する各配線が接地
されるため、データバスを構成する隣接した配線間の寄
生容量Cによるカップリングノイズにより浮き上がる
“L(Hi−Z)”側の配線のレベルを、“H”と認識
されないレベルに抑制することができる。その結果、マ
ルチビットテストにおいて、データバスを構成する配線
間でのカップリングノイズに基づく誤判定をなくするこ
とができる。
【0050】また、本願の第2の発明によれば、上記N
チャネルトランジスタが、単一の配線に対して並列に複
数配設されるとともに、各Nチャネルトランジスタのソ
ース側には、上記配線とソースとの間の接続及び断線状
態を切り替えるスイッチが設けられているため、Nチャ
ネルトランジスタの全体としてのゲート長及び幅を変更
することができる。これにより、配線からGNDへのリ
ークパスの強さを調節可能とすることができ、“H”側
でのドレインからGNDへの貫通電流がマルチビットテ
ストの結果に影響する惧れをなくすることができる。
【0051】更に、本願の第3の発明によれば、上記N
チャネルトランジスタが、単一の配線に対して並列に複
数配設されるとともに、各Nチャネルトランジスタのソ
ース側には、所定以上の電流が流れた場合に断線するヒ
ューズが設けられているため、Nチャネルトランジスタ
の全体としてのゲート長及び幅を変更することができ
る。これにより、配線からGNDへのリークパスの強さ
を調節可能とすることができ、“H”側でのドレインか
らGNDへの貫通電流がマルチビットテストの結果に影
響する惧れをなくすることができる。
【0052】また、更に、本願の第4の発明によれば、
上記Nチャネルトランジスタのゲートに対する信号の入
力を、上記データバスを構成する配線に対するデータの
ドライブ開始から所定の時間間隔だけ遅延させる遅延回
路が設けられているため、“H”側にドライブされる配
線がCMOSレベルに達するのにかかる時間を、Nチャ
ネルトランジスタが、マルチビットテストモードにおけ
るデータ読出し時の全期間にオンする場合に比べて短く
することができる。その結果、マルチビットテストの周
波数特性の悪化を防止することを可能とする。
【0053】また、更に、本願の第5の発明によれば、
上記Nチャネルトランジスタのゲートに対する信号の入
力を、上記入出力回路の出力部における上記配線がCM
OSレベルに達してから所定の時間間隔だけ遅延させる
遅延回路が設けられているため、“H”側にドライブさ
れる配線がCMOSレベルに達するのにかかる時間を、
Nチャネルトランジスタが、マルチビットテストモード
におけるデータ読出し時の全期間にオンする場合に比べ
て短くすることができる。その結果、マルチビットテス
トの周波数特性の悪化を防止することを可能とする。
【0054】また、更に、本願の第6の発明によれば、
メモリチップ内に複数のメモリアレイバンクが設けら
れ、各メモリアレイバンクを切り替えて使用するバンク
切替方式の半導体記憶装置をテストするための、上記メ
モリアレイバンクを構成する複数のメモリアレイに対す
るデータの書込み及び読出しを同時に行なうマルチビッ
トテスト方法において、上記各メモリアレイと、該メモ
リアレイと外部との間で情報データの伝送を行なう入出
力回路とを接続する、互いに隣接して配置される複数の
配線から構成されたデータバス上に、ソース側で該配線
と接続する一方、ドレイン側で接地されるNチャネルト
ランジスタを配設し、複数のメモリアレイに対するデー
タの書込み及び読出しを同時に行なうマルチビットテス
トに際し、上記Nチャネルトランジスタをオンし、上記
データバスを構成する各配線を接地するため、データバ
スを構成する隣接した配線間の寄生容量Cによるカップ
リングノイズにより浮き上がる“L(Hi−Z)”側の
配線のレベルを、“H”と認識されないレベルに抑制す
ることができる。その結果、マルチビットテストにおい
て、データバスを構成する配線間でのカップリングノイ
ズに基づく誤判定をなくすることができる。
【0055】また、更に、本願の第7の発明によれば、
単一の配線に対して、上記Nチャネルトランジスタを並
列に複数配設するとともに、各Nチャネルトランジスタ
のソース側に、上記配線とソースとの間の接続および断
線状態を切り替えるスイッチを設けるため、Nチャネル
トランジスタの全体としてのゲート長及び幅を変更する
ことができる。これにより、配線からGNDへのリーク
パスの強さを調節可能とすることができ、“H”側での
ドレインからGNDへの貫通電流がマルチビットテスト
の結果に影響する惧れをなくすることができる。
【0056】また、更に、本願の第8の発明によれば、
単一の配線に対して、上記Nチャネルトランジスタを並
列に複数配設するとともに、各Nチャネルトランジスタ
のソース側に、所定以上の電流が流れた場合に断線する
ヒューズを設けるため、Nチャネルトランジスタの全体
としてのゲート長及び幅を変更することができる。これ
により、配線からGNDへのリークパスの強さを調節可
能とすることができ、“H”側でのドレインからGND
への貫通電流がマルチビットテストの結果に影響する惧
れをなくすることができる。
【0057】また、更に、本願の第9の発明によれば、
上記メモリチップ内でのNチャネルトランジスタの配設
場所毎に、単一の配線に対して配設されたNチャネルト
ランジスタの全体としてのゲート長及び幅を調整するた
め、各配設場所に応じて最適なサイズ設定を行ない、マ
ルチビットテストの信頼性を一層向上させることができ
る。
【0058】また、更に、本願の第10の発明によれ
ば、上記Nチャネルトランジスタを、マルチビットテス
トモードにおけるデータ読出し時の全期間にオンさせる
ため、構成が比較的簡単で済む。
【0059】また、更に、本願の第11の発明によれ
ば、上記Nチャネルトランジスタのゲートに対する信号
の入力を、上記データバスを構成する配線に対するデー
タのドライブ開始から所定の時間間隔だけ遅延させるた
め、“H”側にドライブされる配線がCMOSレベルに
達するのにかかる時間を、Nチャネルトランジスタが、
マルチビットテストモードにおけるデータ読出し時の全
期間にオンする場合に比べて短くすることができる。そ
の結果、マルチビットテストの周波数特性の悪化を防止
することを可能とする。
【0060】また、更に、本願の第12の発明によれ
ば、上記Nチャネルトランジスタのゲートに対する信号
の入力を、上記入出力回路の出力部における上記配線が
CMOSレベルに達してから所定の時間間隔だけ遅延さ
せるため、“H”側にドライブされる配線がCMOSレ
ベルに達するのにかかる時間を、Nチャネルトランジス
タが、マルチビットテストモードにおけるデータ読出し
時の全期間にオンする場合に比べて短くすることができ
る。その結果、マルチビットテストの周波数特性の悪化
を防止することを可能とする。
【0061】また、更に、本願の第13の発明によれ
ば、上記メモリチップ内でのNチャネルトランジスタの
配設場所毎に、Nチャネルトランジスタがオンするタイ
ミングを調整するため、“L(Hi−Z)”側にドライ
ブされる配線のレベルと、“H”側にドライブされる配
線がCMOSレベルに達するまでの時間をきめ細かく調
整することができる。その結果、マルチビットテストの
信頼性を一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る半導体記憶装置
の全体構成を示す図である。
【図2】 上記半導体記憶装置に含まれるメモリアレイ
バンクの構成の一部を示す図である。
【図3】 I/O回路に組み込まれるDBクランプ回路
用の制御回路を示す。
【図4】 DBクランプ回路を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態2に係るDBクランプ回
路を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態2に係るDBクランプ回
路の第1の変形例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係るDBクランプ回
路の第2の変形例を示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るDBクランプ回
路の活性期間を可変にするための、I/O回路に組み込
まれた遅延回路を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態4に係るDBクランプ回
路の活性期間を可変にするための、DQ入出力回路の出
力部に組み込まれた遅延回路を示す図である。
【図10】 従来の半導体記憶装置の全体構成を示す図
である。
【図11】 従来の半導体記憶装置に含まれるメモリア
レイバンクの構成の一部を示す図である。
【図12】 従来の半導体記憶装置を構成するメモリア
レイバンク内のI/O回路に組み込まれたDBドライブ
回路を示す図である。
【図13】 従来の半導体記憶装置を構成するDQ入出
力回路の出力部を示す図である。
【図14】 マルチビットテストモードのパス判定時の
タイミングチャートである。
【図15】 マルチビットテストモードのフェイル判定
時のタイミングチャートである。
【図16】 データバスを構成する配線間に生成する寄
生容量Cを概念的にあらわす図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,D メモリアレイバンク,2 デー
タバス,4 DQ入出力回路,5,20,30,40
DBクランプ回路,6a,6b,6c,6dメモリアレ
イ,10 半導体記憶装置,32 ヒューズ,50,6
0 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01R 31/28 V (72)発明者 鶴田 環 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 林 克茂 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AK07 AL09 5L106 AA01 DD04 DD06 DD12 GG05 GG07 5M024 AA23 BB17 BB40 DD06 DD15 GG01 HH10 LL01 MM02 MM04 PP01 PP02 PP03 PP07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリチップ内に複数のメモリアレイバ
    ンクが設けられ、各メモリアレイバンクを切り替えて使
    用するバンク切替方式の半導体記憶装置において、 上記メモリアレイバンクを構成する複数のメモリアレイ
    と、 上記各メモリアレイと外部との間で情報データの伝送を
    行なう入出力回路と、 互いに隣接して配置される複数の配線から構成され、上
    記各メモリアレイと入出力回路とを接続するデータバス
    と、 上記データバス上に配設され、ソース側で該データバス
    を構成する配線と接続する一方、ドレイン側で接地され
    るNチャネルトランジスタと、を有しており、 複数のメモリアレイに対するデータの書込み及び読出し
    を同時に行なうマルチビットテストに際し、上記Nチャ
    ネルトランジスタがオンされ、上記データバスを構成す
    る各配線が接地されることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 上記Nチャネルトランジスタが、単一の
    配線に対して並列に複数配設されるとともに、各Nチャ
    ネルトランジスタのソース側には、上記配線とソースと
    の間の接続及び断線状態を切り替えるスイッチが設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 上記Nチャネルトランジスタが、単一の
    配線に対して並列に複数配設されるとともに、各Nチャ
    ネルトランジスタのソース側には、所定以上の電流が流
    れた場合に断線するヒューズが設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記Nチャネルトランジスタのゲートに
    対する信号の入力を、上記データバスを構成する配線に
    対するデータのドライブ開始から所定の時間間隔だけ遅
    延させる遅延回路が設けられていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 上記Nチャネルトランジスタのゲートに
    対する信号の入力を、上記入出力回路の出力部における
    上記配線がCMOSレベルに達してから所定の時間間隔
    だけ遅延させる遅延回路が設けられていることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか一に記載の半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 メモリチップ内に複数のメモリアレイバ
    ンクが設けられ、各メモリアレイバンクを切り替えて使
    用するバンク切替方式の半導体記憶装置をテストするた
    めの、上記メモリアレイバンクを構成する複数のメモリ
    アレイに対するデータの書込み及び読出しを同時に行な
    うマルチビットテスト方法において、 上記各メモリアレイと、該メモリアレイと外部との間で
    情報データの伝送を行なう入出力回路とを接続する、互
    いに隣接して配置される複数の配線から構成されたデー
    タバス上に、ソース側で該配線と接続する一方、ドレイ
    ン側で接地されるNチャネルトランジスタを配設し、 複数のメモリアレイに対するデータの書込み及び読出し
    を同時に行なうマルチビットテストに際し、上記Nチャ
    ネルトランジスタをオンし、上記データバスを構成する
    各配線を接地することを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 単一の配線に対して、上記Nチャネルト
    ランジスタを並列に複数配設するとともに、各Nチャネ
    ルトランジスタのソース側に、上記配線とソースとの間
    の接続および断線状態を切り替えるスイッチを設けるこ
    とを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置のテスト
    方法。
  8. 【請求項8】 単一の配線に対して、上記Nチャネルト
    ランジスタを並列に複数配設するとともに、各Nチャネ
    ルトランジスタのソース側に、所定以上の電流が流れた
    場合に断線するヒューズを設けることを特徴とする請求
    項6又は7に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  9. 【請求項9】 上記メモリチップ内でのNチャネルトラ
    ンジスタの配設場所毎に、単一の配線に対して配設され
    たNチャネルトランジスタの全体としてのゲート長及び
    幅を調整することを特徴とする請求項7又は8に記載の
    半導体記憶装置のテスト方法。
  10. 【請求項10】 上記Nチャネルトランジスタを、マル
    チビットテストモードにおけるデータ読出し時の全期間
    にオンさせることを特徴とする請求項6〜9のいずれか
    一に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  11. 【請求項11】 上記Nチャネルトランジスタのゲート
    に対する信号の入力を、上記データバスを構成する配線
    に対するデータのドライブ開始から所定の時間間隔だけ
    遅延させることを特徴とする請求項6〜10のいずれか
    一に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  12. 【請求項12】 上記Nチャネルトランジスタのゲート
    に対する信号の入力を、上記入出力回路の出力部におけ
    る上記配線がCMOSレベルに達してから所定の時間間
    隔だけ遅延させることを特徴とする請求項6〜11のい
    ずれか一に記載の半導体記憶装置のテスト方法。
  13. 【請求項13】 上記メモリチップ内でのNチャネルト
    ランジスタの配設場所毎に、Nチャネルトランジスタが
    オンするタイミングを調整することを特徴とする請求項
    10〜12のいずれか一に記載の半導体記憶装置のテス
    ト方法。
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