JP2003099676A - コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム及びその装置 - Google Patents

コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム及びその装置

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JP2003099676A
JP2003099676A JP2001288915A JP2001288915A JP2003099676A JP 2003099676 A JP2003099676 A JP 2003099676A JP 2001288915 A JP2001288915 A JP 2001288915A JP 2001288915 A JP2001288915 A JP 2001288915A JP 2003099676 A JP2003099676 A JP 2003099676A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツのコピーや再配布が自由で、コン
テンツの配信ごとの課金処理を処理を不要とし、また、
Peer to Peerでのコンテンツ流通を可能とする。 【解決手段】 配信装置200は、暗号化ハッシュ値を
付加してコンテンツを配信する。再生装置200は、暗
号化ハッシュ値を復号し、ハッシュ値を照合して、一致
した場合、コンテンツを再生するとともに、各コンテン
ツ別の使用記録を保持して、所定のタイミングで管理装
置100に使用記録を送信する。管理装置100は、ユ
ーザからの入金情報を集計して総入金額を管理するとと
もに、使用記録を集計することにより、各コンテンツ別
の視聴率を算出し、該視聴率と総入金額をもとに各コン
テンツの作者に対する報酬金額を求め、各作者に分配す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介したコンテンツのノンパッケージ流通技術分野に係
り、特にコンテンツのコピーや再配布が自由で、コンテ
ンツの配信ごとに課金処理が不要なコンテンツ流通方法
及びシステム、その配信装置、再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテンツのノンパッケージ流通
方式としては、主に以下の2種類の手法が知られてい
る。 (1)コピープロテクト型 これは、再生装置や記録媒体の固有IDなどを用いてコ
ンテンツを暗号化し、その再生装置や記録媒体以外では
再生ができないようにしてから流通させる方式である。
この方式では、コンテンツの配信装置にはコピープロテ
クト処理や課金処理機能が必要となる。 (2)超流通型 これは、超流通マシン上でしか再生できない超流通コン
テンツを作成し、超流通コンテンツはコピー自由とする
方式である。ただし、定期的に個人識別情報を含んだ使
用記録を管理装置に送信し、ユーザは、この使用記録に
よって課金される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の手法で
は、それぞれ以下のような問題点があった。 (1)コピープロテクト型 1.コピープロテクト機能のため、再生装置を交換した
り、携帯プレーヤに移して音楽コンテンツを再生するこ
とが難しく、利便性が低い。 2.配信装置にはコピープロテクト処理や課金処理機能
が必要なため、汎用のファイル交換ソフトによるPeer
to Peerでの流通が難しい。 3.コンテンツの配信ごとに、各配信装置に対してクレ
ジット番号や、どのコンテンツを購入するかといったプ
ライバシー情報を送信する必要がある。
【0004】(2)超流通型 4.使用記録によってユーザの課金金額が決まるので、
使用記録をユーザの改竄から防御しながら管理装置に安
全に定期的に通信する技術が必要である。 5.ユーザの使用記録が課金情報となるので、使用記録
には必ず個人を特定する情報が必要であり、誰がどのコ
ンテンツを使用したかという情報が漏洩する可能性があ
り、プライバシーの問題がある。
【0005】このように、従来のコンテンツのノンパッ
ケージ流通では、著作権保護のためにコンテンツにコピ
ープロテクトを課しており、また、ダウンロード毎に課
金処理が必要なため利便性やプライバシー面で問題があ
った。また、Peer to Peerでコンテンツを流通させる
ことにも問題があった。
【0006】本発明の目的は、コンテンツのコピーや再
配布が自由で、コンテンツの配信ごとに課金処理を不要
とし、また、使用記録の個人を特定する情報も不要であ
る、インターネットを介したコンテンツのノンパッケー
ジ流通を可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、管理装置、配
信装置、再生装置がネットワークを介して接続されたシ
ステムにおいて、配信装置はコンテンツを配信し、再生
装置はコンテンツを再生するとともに各コンテンツ別の
使用記録を作成し、所定のタイミングで管理装置に使用
記録を送信し、管理装置は使用記録を集計することによ
り、各コンテンツ別の総使用回数と、全コンテンツの総
使用回数を求め、各コンテンツの総使用回数の、全コン
テンツの総使用回数に対する相対値である視聴率を作成
するようにしたものである。
【0008】特に、配信装置では、コンテンツを一意に
識別するコンテンツIDを生成し、また、コンテンツの
ハッシュ値を生成し、コンテンツIDとコンテンツのハ
ッシュ値を暗号化した暗号化情報を生成し、該暗号化情
報とコンテンツを組み立て商品コンテンツとして配信す
る。再生装置は、配信された商品コンテンツ中の暗号化
情報を復号化してコンテンツIDとコンテンツのハッシ
ュ値を得るとともに、商品コンテンツ中のコンテンツか
らそのハッシュ値を生成し、復号して得られたコンテン
ツのハッシュ値と生成したコンテンツのハッシュ値を比
較し、一致していればコンテンツの再生を行い、使用記
録を更新する。
【0009】また、配信装置では、コンテンツIDとコ
ンテンツをあわせたデータのハッシュ値を生成し、該ハ
ッシュ値を暗号化した暗号化情報を生成し、該暗号化情
報とコンテンツIDとコンテンツからなる商品コンテン
ツを配信することでもよい。この場合、再生装置では、
商品コンテンツ中の暗号化情報を復号化してハッシュ値
を得るとともに、商品コンテンツ中のコンテンツIDと
コンテンツからハッシュ値を生成し、復号して得られた
ハッシュ値と生成したハッシュ値を比較し、一致してい
ればコンテンツの再生を行い、使用記録を更新する。
【0010】また、配信装置では、コンテンツIDとコ
ンテンツをあわせたデータのハッシュ値を生成し、コン
テンツIDとハッシュ値とコンテンツをまとめて暗号化
し、その暗号化情報を商品コンテンツとして配信するこ
とでもよい。この場合、再生装置では、暗号化商品コン
テンツを復号化してコンテンツIDとハッシュ値とコン
テンツを分離する。その後の処理は、上記の場合と同様
である。
【0011】本発明では、全ての再生装置や携帯プレー
ヤに対してコピーして使用が可能であるため、問題点1
は解決する。特に、配信装置の公開鍵をもった再生装置
でもってコピーして使用が可能であるため、問題点1は
解決する。
【0012】また、本発明では、配信装置にはコピープ
ロテクト処理や課金処理が不要である。暗号化情報の付
加されたコンテンツ(商品コンテンツ)は、一切コピー
プロトテクト処理や謝金処理不要で流通できるため、個
人のパソコン等からも配信可能である。つまりPeer to
Peerでの配信が可能である。よって、問題点2は解決
する。
【0013】また、本発明では、配信時に課金処理が不
要であるため、クレジットカード番号などのプライバシ
ー情報の送信が不要である。よって、問題点3は解決す
る。また、本発明では、入金額と使用記録には一切関係
がない。すなわち、頻繁にコンテンツをダウンロードし
て視聴する人も、殆ど視聴しない人も入金額は等しい。
よって、ユーザにとって使用記録を改竄するメリットは
なく、使用記録の改竄は無くなる。また、多少視聴率が
改竄されたとしても視聴率には、ほとんど影響が出な
い。よって、問題点4は解決する。
【0014】さらに、本発明では、使用記録は視聴率を
算出するためのみに使用されるため、個人を特定する情
報は不要である。よって、問題点5は解決する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について詳細に説明する。なお、本実施例では、ユ
ーザから強制的かつ定期的に入金があるモデルを想定す
る。例えば、入金手法として税金を使用することが考え
られる。すなわち、全てのユーザ(国民)から入金があ
るとする。入金処理の受付は税務署などが行ってもよ
い。この場合、各個人が入金情報を管理装置に送信する
必要はなく、税務署がまとめて管理装置に入金情報の送
信を行うようにできる。
【0016】図1は本発明の一実施例によるコンテンツ
流通システムの全体的構成図を示す。図1において、1
00はユーザ(国民)からの入金の管理と各コンテンツ
の作者等に対する報酬の支払を行う管理装置、200は
作者等からのコンテンツを配信する配信装置、200は
コンテンツの再生とその使用記録データを管理装置10
0へ送信する再生装置である。
【0017】以下に図1の動作概要を説明する。コンテ
ンツの作者等(制作者、発行元など)40は自分のコン
テンツ50を配信装置200に送付する。送付の方法
は、ネットワークやその他、どのような方法でもよい。
【0018】配信装置200は、コンテンツに対してコ
ンテンツIDを付加する。このコンテンツIDはコンテ
ンツを一意に識別する情報である。次に、コンテンツの
ハッシュ値を生成し、さらに、コンテンツIDとコンテ
ンツをあわせたデータについて当該配信装置の秘密鍵で
暗号化し、該暗号化情報をコンテンツの先頭部に付加す
ることにより商品コンテンツを生成する。配信装置20
0は、この商品コンテンツをインターネット上に配信す
る。配信先は、別の配信装置(サーバ)でもかまわない
し、Peer to Peerで直接ユーザに配信しても、また、
ユーザからユーザへ再配布してもかまわない。なお、配
信装置の秘密鍵に対応する公開鍵は、あらかじめ公開し
ておく。
【0019】ユーザ10は、上記の任意の配信経路を通
して、商品コンテンツを無料で入手し、再生装置300
にコピーして再生を行う。再生装置300は、コンテン
ツ再生時、コンテンツ商品中のコンテンツからハッシュ
値を生成して記憶する。次に、配信装置の公開鍵を用い
て、商品コンテンツに含まれている暗号化された部分を
復号し、コンテンツIDとコンテンツのハッシュ値を取
り出す。そして、両ハッシュ値を比較し、一致していれ
ば、コンテンツの再生を行う。一方、公開鍵による復号
化が失敗したり、ハッシュ値が一致しなかった場合に
は、改竄が行われたとして再生を中止する。
【0020】再生装置300は、再生を行うと同時に当
該コンテンツの使用記録データを更新する。この使用記
録データには、各コンテンツIDに対する再生回数(使
用回数)、再生日時などが含まれる。ただし、この使用
記録データには個人を特定する情報を含めない。
【0021】再生装置300では、例えば1ヶ月に一度
等の所定のタイミングで定期的に使用記録データ60を
管理装置100に送信する要求を行う。もし再生装置3
00がインターネットに接続されているのであれば自動
的に送信し、携帯端末の様にインターネットに接続され
ていない場合は、表示部に使用記録の送信要求メッセー
ジを表示する。ユーザはこのメッセージが現れたら携帯
端末をインターネットに接続し、使用記録データを管理
装置100に対して送信する。
【0022】管理装置100は、各ユーザ(国民)10
からの入金情報20を集計して総入金情報を管理してい
る。該管理装置100は、各再生装置300から集めら
れた使用記録データを集計する。なお、集計において
は、特定のコンテンツの使用回数が異常に多いとか、ま
たは再生日時をチェックして再生間隔が異常に短く実際
は連続的に再生されているとか、同じIPアドレスから
連続的に送信されているなど、不審な使用記録データを
無効にしてもよい。残った使用記録をもとに、各コンテ
ンツの視聴率を算出する。これらに各々総入金額をかけ
て、各コンテンツの作者等に対する報酬情報30を作成
する。そして、この報酬情報に応じて、徴収された資金
(税金)を各作者40等に分配する。
【0023】なお、図1のシステムにおいて、配信装置
200では、コンテンツIDとコンテンツをあわせたデ
ータのハッシュ値を生成し、該ハッシュ値を暗号化し、
該暗号化情報とコンテンツIDとコンテンツからなる商
品コンテンツを配信することでもよい。この場合、再生
装置300では、商品コンテンツ中の暗号化情報を復号
化してハッシュ値を得るとともに、商品コンテンツ中の
コンテンツIDとコンテンツからハッシュ値を生成し、
両ハッシュ値を比較して、一致していればコンテンツの
再生を行い、使用記録を更新する。
【0024】また、配信装置200では、コンテンツI
Dとコンテンツをあわせたデータのハッシュ値を生成
し、コンテンツIDとハッシュ値とコンテンツをまとめ
て暗号化し、その暗号化情報を商品コンテンツとして配
信することでもよい。この場合、再生装置300では、
商品コンテンツを復号化してコンテンツIDとハッシュ
値とコンテンツを分離する。その後の処理は、上記の場
合と同様である。
【0025】次に、図1のシステムの各実施形態につい
て管理装置100、配信装置200、再生装置300の
構成および動作を詳述する。
【0026】〈実施例1〉これは、配信装置200がコ
ンテンツのハッシュ値を生成し、コンテンツIDと該コ
ンテンツのハッシュ値を暗号化し、該暗号化情報をコン
テンツに付加して商品コンテンツとして配信するケース
である。
【0027】図2は配信装置200の主要部の構成図で
ある。配信装置200は一種のサーバであり、コンテン
ツID生成部210、ハッシュ値生成部220、暗号化
部230、コンテンツ組立部240、秘密鍵保持部25
0等で構成される。配信装置200はコンテンツの送受
信部や鍵生成部、装置全体の動作を制御する制御部等も
具備するが、図2では省略してある。鍵生成は周知の方
式でよく、生成した鍵のうち、秘密鍵は秘密鍵保持部2
50が保持し、公開鍵は公開する。
【0028】図3は配信装置200の処理フローチャー
トを示している。コンテンツの作者等は自分のコンテン
ツを配信装置200に送付する。配信装置200は、コ
ンテンツを受信すると(ステップ401)、コンテンツ
ID生成部210にて、該コンテンツを一意に識別する
コンテンツIDを生成する(ステップ402)。次に、
ハッシュ値生成部220において、コンテンツのハッシ
ュ値を生成し(ステップ403)、さらに、暗号化部2
30において、秘密鍵保持部250に保持されている当
該配信装置の秘密鍵を用いて、コンテンツIDとハッシ
ュ値を暗号化して暗号化情報を生成する(ステップ40
4)。コンテンツ組立部240では、この暗号化情報を
コンテンツの先頭部に付加することにより商品コンテン
ツを組み立て(ステップ405)、インターネット等に
配信される(ステップ406)。
【0029】図4は再生装置300の主要部の構成図で
ある。再生装置300はパソコン、携帯端末、デジタル
テレビ、その他、通信機能とマルチメディア再生機能等
を備えた装置の総称である。再生装置300は、コンテ
ンツ分離部310、復号化部320、ハッシュ値生成部
330、比較部340、コンテンツ再生部350、使用
記録処理部360、使用記録送信処理部370、使用記
録蓄積装置380及び公開鍵保持部390等で構成され
る。図4においても、装置全体の動作を制御する制御部
等は省略してある。ここで、ハッシュ値生成部320の
アルゴリズムは、配信装置200におけるハッシュ値生
成部220のアルゴリズムと同じであり、ユーザから操
作不可能になっている。使用記録蓄積装置380は、各
コンテンツIDに対する再生回数、再生日時履歴、等か
らなる使用記録データを格納している。公開鍵保持部3
90は、配信装置200が公開した公開鍵を保持する。
【0030】図5は再生装置300のコンテンツ再生時
の処理フローチャートを示している。ユーザは任意の手
法で商品コンテンツを入手し、再生装置300にコピー
して再生を行う。再生装置300は、コンテンツ再生
時、コンテンツ分離部310にて商品コンテンツを暗号
化情報とコンテンツに分離する(ステップ501)。そ
して、暗号化情報は、復号化部320にて、公開鍵保持
部390の公開鍵を用いて復号して元のコンテンツのハ
ッシュ値とコンテンツIDを得る(ステップ502)。
また、分離して得られたコンテンツについては、ハッシ
ュ値生成部330にて、あらためてそのハッシュ値を生
成する(ステップ503)。次に、比較部330におい
て、両ハッシュ値を比較し(ステップ504)、比較の
結果、不一致の場合には再生を中止して終了する。一致
の場合は、コンテンツ再生部350及び使用記録処理部
360を起動する。コンテンツ再生部350は、起動を
受けてコンテンツを再生する(ステップ505)。一
方、使用記録処理部360では、コンテンツIDをキー
に使用記録蓄積装置380から該当コンテンツIDに対
応する使用記録データを読み出して、再生回数の更新や
再生日時の追加などを行い(ステップ506)、使用記
録蓄積装置380へ再格納する(ステップ507)。
【0031】この再生装置300では、使用記録送信処
理部370が一ケ月毎等、定期的に使用記録蓄積装置3
80から各使用記録データ(コンテンツID、再生回
数、再生日時履歴等)を読み出して管理装置100へ送
信する。そして、送信が正常に終了すると、使用記録蓄
積装置380の使用記録データを初期化する。
【0032】なお、再生装置300では、ユーザが故意
に再生装置を長期にわたりオフライン状況等にして、あ
る一定期間、使用記録データの送信が行われない場合、
以降の再生を制御するようにしてもよい。また、後述の
管理装置100が、使用記録データの受信を監視し、あ
る一定期間、使用記録データの受信がなかった場合、接
続をまってその旨を再生装置300に通知し、これを受
けて、再生装置300が以降の再生を制限するようにし
てもよい。
【0033】図6は管理装置100の主要部の構成図で
ある。管理装置100は一種のサーバであり、入金情報
集計部110、使用記録受信処理部120、使用記録集
計部130、コンテンツ視聴率算出部140、報酬情報
処理部150及び使用記録蓄積装置160等で構成され
る。図6においても、装置全体の動作を制御する制御部
等は省略してある。使用記録蓄積装置160は、各コン
テンツIDに対する使用記録データを格納している。該
管理装置100の使用記録蓄積装置160と再生装置3
00の使用記録蓄積装置380との相違点は、再生装置
300の使用記録蓄積装置380が自分の再生装置に対
する使用記録データのみしか格納していないのに対し、
管理装置100の使用記録蓄積装置160は、各再生装
置300から送信されてくる使用記録データを格納して
いることである。
【0034】管理装置100では、使用記録受信処理部
120が再生装置300から送られてきた使用記録デー
タを受信し、使用記録蓄積装置160に格納する。そし
て、各使用記録データの格納が正常に終了すると、送信
元の再生装置300に正常終了メッセージを送信する。
なお、受信した複数の使用記録データのうち、一部が正
常に終了し、一部が異常の場合には、その旨のメッセー
ジ(例えば、各コンテンツIDごとの正常/異常終了一
覧メッセージ等)を送信するようにする。
【0035】図7は管理装置100のコンテンツ作者等
への報酬分配時の処理フローチャートを示している。管
理装置100では、入金情報集計部110において、各
ユーザ(国民)からの入金情報を集計して総入金情報を
取得している。該管理装置100は、例えば半年や一年
毎に、使用記録集計部130にて使用記録蓄積装置60
に蓄積された使用記録データを読み出して使用回数を集
計する(ステップ601)。前述したように、この使用
記録データ集計においては、特定のコンテンツの使用回
数が異常に多いとか、再生間隔が異常に短い、同じIP
アドレスから連続的に送信されてくる等、不審な使用記
録データを無効にしてもよい。コンテンツ視聴率算出部
140では、残った使用記録データをもとに、次のよう
にして各コンテンツの視聴率を算出する。まず、コンテ
ンツIDごとに使用回数の和を計算し、これに補正値を
かけるなどして、コンテンツ毎の総使用回数(例えば1
年の)を算出する(ステップ602)。補正値は、例え
な学術論文(テキスト・画像コンテンツ)のように、再
生回数が少なくても社会に対する有用性が高いものには
大きな値をつけ、猥褻な動画像コンテンツ等に対して低
い値をつけ、国歌など著作権のないコンテンツに対して
はゼロを与えるなどする。なお、補正値は使用しないこ
とでもよい。次に、ステップ602で求めた各コンテン
ツ毎の総使用回数を合計して、全コンテンツに対する総
使用回数を算出する(ステップ603)。各コンテンツ
の総使用回数を、それぞれ全コンテンツの総使用回数で
割ることにより、各コンテンツ毎の視聴率が求まる(ス
テップ604)。次に、報酬情報処理部150におい
て、各コンテンツの視聴率にそれぞれ総入金額を掛け
て、各コンテンツの作者等に対する報酬情報を作成し
(ステップ605)、この報酬情報に応じて、徴収され
た資金(税金)を各コンテンツの作者等に分配する(ス
テップ606)。
【0036】なお、管理装置100では、作者等への報
酬分配後、使用記録蓄積装置160の使用記録データを
初期化するが、例えば二次使用記録蓄積装置を用意し
て、初期化に先立ち使用記録蓄積装置160の使用記録
データを二次使用記録蓄積装置に保存することでもよ
い。
【0037】〈実施例2〉これは、配信装置200がコ
ンテンツIDとコンテンツをあわせてハッシュ値を生成
し、該ハッシュ値を暗号化し、該暗号化情報とコンテン
ツIDとコンテンツを組み立て商品コンテンツとして配
信するケースである。管理装置100の構成は実施例1
と同様であるので省略する。
【0038】図8は配信装置200の主要部の構成図で
あり、図2と同様に、コンテンツID生成部210、ハ
ッシュ値生成部220、暗号化部230、コンテンツ組
立部240、秘密鍵保持部250等で構成される。該配
信装置の秘密鍵は秘密鍵保持部250が保持し、公開鍵
は公開する。
【0039】図9は配信装置200の処理フローチャー
トを示している。コンテンツの作者等は自分のコンテン
ツを配信装置200に送付する。配信装置200は、コ
ンテンツを受信すると(ステップ701)、コンテンツ
ID生成部210にて、該コンテンツを一意に識別する
コンテンツIDを生成する(ステップ702)。次に、
ハッシュ値生成部220において、コンテンツとコンテ
ンツIDをあわせたデータのハッシュ値を生成し(ステ
ップ703)、さらに、暗号化部230において、秘密
鍵保持部250に保持されている当該配信装置の秘密鍵
を用いてハッシュ値を暗号化する(ステップ704)。
コンテンツ組立部240では、この暗号化されたハッシ
ュ値(暗号化情報)を、コンテンツIDとコンテンツか
らなるデータの先頭部に付加することにより商品コンテ
ンツを組み立て(ステップ705)、インターネット等
に配信される(ステップ706)。
【0040】図10は再生装置300の主要部の構成図
であり、図4と同様に、コンテンツ分離部310、復号
化部320、ハッシュ値生成部230、比較部340、
コンテンツ再生部350、使用記録処理部360、使用
記録送信処理部370、使用記録蓄積装置380及び公
開鍵保持部390等で構成される。ここでも、ハッシュ
値生成部320のアルゴリズムは、配信装置200にお
けるハッシュ値生成部220のアルゴリズムと同じであ
り、ユーザから操作不可能になっている。使用記録蓄積
装置380は、各コンテンツIDに対する再生回数、再
生日時履歴、等からなる使用記録データを格納してい
る。公開鍵保持部390は、配信装置200が公開した
公開鍵を保持する。
【0041】図11は再生装置300のコンテンツ再生
時の処理フローチャートを示している。ユーザは任意の
手法で商品コンテンツを入手し、再生装置300にコピ
ーして再生を行う。再生装置300は、コンテンツ再生
時、コンテンツ分離部310にて商品コンテンツを暗号
化情報、コンテンツID、コンテンツに分離する(ステ
ップ801)。そして、暗号化情報は、復号化部320
にて、公開鍵保持部390の公開鍵を用いて復号して元
のハッシュ値を得(ステップ802)、分離して得られ
たコンテンツIDとコンテンツについては、ハッシュ値
生成部330にて、あらためてこれらをあわせたハッシ
ュ値を生成する(ステップ803)。次に、比較部33
0において、両ハッシュ値を比較し(ステップ80
4)、比較の結果、不一致の場合には再生を中止して終
了する。一致の場合は、コンテンツ再生部350及び使
用記録処理部360を起動する。コンテンツ再生部35
0は、起動を受けてコンテンツを再生する(ステップ8
05)。一方、使用記録処理部360では、コンテンツ
IDをキーに使用記録蓄積装置380から該当コンテン
ツIDに対応する使用記録データを読み出して、再生回
数の更新や再生日時の追加などを行い(ステップ80
6)、使用記録蓄積装置380へ再格納する(ステップ
807)。
【0042】〈実施例3〉これは、配信装置がコンテン
ツIDとコンテンツをあわせてハッシュ値を生成し、コ
ンテンツID、該ハッシュ値、コンテンツをまとめて暗
号化し、該暗号化情報を商品コンテンツ(暗号化商品コ
ンテンツ)として配信するケースである。管理装置10
0の構成は実施例1と同様であるので省略する。
【0043】図12は配信装置200の主要部の構成図
である。配信装置200はコンテンツID生成部21
0、ハッシュ値生成部220、秘密鍵保持部250、暗
号化部1200等で構成される。該配信装置の秘密鍵は
秘密鍵保持部250が保持し、公開鍵は公開する。
【0044】図13は配信装置200の処理フローチャ
ートを示している。コンテンツの作者等は自分のコンテ
ンツを配信装置200に送付する。配信装置200は、
コンテンツを受信すると(ステップ901)、コンテン
ツID生成部210にて、該コンテンツを一意に識別す
るコンテンツIDを生成する(ステップ902)。次
に、ハッシュ値生成部220において、コンテンツとコ
ンテンツIDをあわせたデータのハッシュ値を生成する
(ステップ903)、次に、暗号化部1200におい
て、秘密鍵保持部250に保持されている当該配信装置
の秘密鍵を用いて、コンテンツIDとハッシュ値とコン
テンツをまとめて暗号化し(ステップ904)、暗号化
商品コンテンツをインターネット等に配信される(ステ
ップ905)。
【0045】図14は再生装置300の主要部の構成図
である。再生装置300は、復号化部1300、ハッシ
ュ値生成部330、比較部340、コンテンツ再生部3
50、使用記録処理部360、使用記録送信処理部37
0、使用記録蓄積装置380及び公開鍵保持部390等
で構成される。ここで、ハッシュ値生成部320のアル
ゴリズムは、配信装置200におけるハッシュ値生成部
220のアルゴリズムと同じであり、ユーザから操作不
可能になっている。使用記録蓄積装置380は、各コン
テンツIDに対する再生回数、再生日時履歴、等からな
る使用記録データを格納している。公開鍵保持部390
は、配信装置200が公開した公開鍵を保持する。
【0046】図15は再生装置300のコンテンツ再生
時の処理フローチャートを示している。ユーザは任意の
手法で商品コンテンツ(暗号化商品コンテンツ)を入手
し、再生装置300にコピーして再生を行う。再生装置
300は、コンテンツ再生時、暗号化商品コンテンツを
復号してコンテンツID、ハッシュ値、コンテンツを得
る(ステップ1001)。次に、得られたコンテンツI
Dとコンテンツについては、ハッシュ値生成部330に
て、あらためてこれらをあわせたハッシュ値を生成する
(ステップ1002)。次に、比較部330において、
両ハッシュ値を比較し(ステップ1003)、比較の結
果、不一致の場合には再生を中止して終了する。一致の
場合は、コンテンツ再生部350及び使用記録処理部3
60を起動する。コンテンツ再生部350は、起動を受
けてコンテンツを再生する(ステップ1004)。一
方、使用記録処理部360では、コンテンツIDをキー
に使用記録蓄積装置380から該当コンテンツIDに対
応する使用記録データを読み出して、再生回数の更新や
再生日時の追加などを行い(ステップ1005)、使用
記録蓄積装置380へ再格納する(ステップ100
6)。
【0047】以上、本発明の実施例を説明したが、管理
装置、配信装置、再生装置の処理手順は、コンピュータ
で実行可能なプログラムとして、あらかじめフロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM、その他の記録媒
体に記録して提供することも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
インターネツトを介したコンテンツ流通システムにおい
て、コンテンツのコピーや再配布が自由で、コンテンツ
の配信ごとの課金処理も不要であり、利便性やプライバ
シー面で優れ、また、容易にPeer to Peerでコンテン
ツを流通させることも可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】実施例1の配信装置の詳細構成図である。
【図3】図2の配信装置のコンテンツ配信処理フロー図
である。
【図4】実施例1の再生装置の詳細構成図である。
【図5】図4の再生装置のコンテンツ再生時の処理フロ
ー図である。
【図6】管理装置の詳細構成図である。
【図7】図6の管理装置の報酬分配時の処理フロー図で
ある。
【図8】実施例2の配信装置の詳細構成図である。
【図9】図8の配信装置のコンテンツ配信処理フロー図
である。
【図10】実施例2の再生装置の詳細構成図である。
【図11】図10の再生装置のコンテンツ再生時の処理
フロー図である。
【図12】実施例3の配信装置の詳細構成図である。
【図13】図12の配信装置のコンテンツ配信処理フロ
ー図である。
【図14】実施例3の再生装置の詳細構成図である。
【図15】図14の再生装置のコンテンツ再生時の処理
フロー図である。
【符号の説明】
10 ユーザ 20 入金情報 30 報酬情報 40 作者 50 コンテンツ 60 使用記録 100 管理装置 200 配信装置 300 再生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA02 BA07 CA16 5J104 AA07 AA08 LA03 LA05 PA07 PA10

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理装置、配信装置及び再生装置を有
    し、配信装置はコンテンツを配信し、再生装置は配信装
    置の配信したコンテンツを再生するとともに、各コンテ
    ンツ別の使用記録を保持し、該保持した使用記録を所定
    のタイミングで管理装置に送信し、管理装置は再生装置
    から送付された使用記録を集計して、各コンテンツ別の
    視聴率を算出するコンテンツ流通方法であって、 配信装置は、前記コンテンツを一意に識別するコンテン
    ツIDを生成し、コンテンツのハッシュ値を生成し、前
    記コンテンツIDとコンテンツのハッシュ値をあわせた
    データを暗号化した暗号化情報を生成し、該暗号化情報
    とコンテンツを組み立てて商品コンテンツとして配信
    し、 再生装置は、配信された商品コンテンツ中の暗号化情報
    を復号してコンテンツIDとコンテンツのハッシュ値を
    得るとともに、商品コンテンツ中のコンテンツからその
    ハッシュ値を生成し、復号して得られたコンテンツのハ
    ッシュ値と生成したコンテンツのハッシュ値を比較し、
    一致していればコンテンツの再生を行い、使用記録を更
    新する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  2. 【請求項2】 管理装置、配信装置及び再生装置を有
    し、配信装置はコンテンツを配信し、再生装置は配信装
    置の配信したコンテンツを再生するとともに、各コンテ
    ンツ別の使用記録を保持し、該保持した使用記録を所定
    のタイミングで管理装置に送信し、管理装置は再生装置
    から送付された使用記録を集計して、各コンテンツ別の
    視聴率を算出するコンテンツ流通方法であって、 配信装置は、コンテンツを一意に識別するコンテンツI
    Dを生成し、コンテンツIDとコンテンツをあわせたデ
    ータのハッシュ値を生成し、該ハッシュ値を暗号化して
    暗号化情報を生成し、暗号化情報とコンテンツIDとコ
    ンテンツを組み立てて商品コンテンツとして配信し、 再生装置は、配信された商品コンテンツ中の暗号化情報
    を復号化してハッシュ値を得るとともに、商品コンテン
    ツ中のコンテンツIDとコンテンツからハッシュ値を生
    成し、復号して得られたハッシュ値と生成したハッシュ
    値を比較し、一致していればコンテンツの再生を行い、
    使用記録を更新する、 ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  3. 【請求項3】 管理装置、配信装置及び再生装置を有
    し、配信装置はコンテンツを配信し、再生装置は配信装
    置の配信したコンテンツを再生するとともに、各コンテ
    ンツ別の使用記録を保持し、該保持した使用記録を所定
    のタイミングで管理装置に送信し、管理装置は再生装置
    から送付された使用記録を集計して、各コンテンツ別の
    視聴率を算出するコンテンツ流通方法であって、 配信装置は、コンテンツを一意に識別するコンテンツI
    Dを生成し、コンテンツIDとコンテンツをあわせたデ
    ータのハッシュ値を生成し、コンテンツIDとハッシュ
    値とコンテンツをあわせたデータを暗号化して商品コン
    テンツとして配信し、 再生装置は、配信された商品コンテンツを復号化してコ
    ンテンツIDとハッシュ値とコンテンツを得、得られた
    コンテンツIDとコンテンツからハッシュ値を生成し、
    復号して得られたハッシュ値と生成したハッシュ値を比
    較し、一致していればコンテンツの再生を行い、使用記
    録を更新する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のコンテンツ流通方
    法において、 管理装置は、ユーザからの入金を集計して総入金額を
    得、各コンテンツの視聴率と総入金額をもとに各コンテ
    ンツの作者等に対する報酬金額を算出して作者等に分配
    する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコンテンツ流通方法にお
    いて、 管理装置は、集計した使用記録をもとに、コンテンツご
    とに使用回数の和を求め、これに補正値を掛けて、各コ
    ンテンツ別の総使用回数を算出し、各コンテンツ別の総
    使用回数を合計して全コンテンツに対する総使用回数を
    算出し、各コンテンツの総使用回数を全コンテンツの総
    使用回数で割ることにより、各コンテンツ別の視聴率を
    算出する、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  6. 【請求項6】 管理装置、配信装置及び再生装置をネッ
    トワークにより接続したコンテンツ流通システムであっ
    て、 配信装置は、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コ
    ンテンツを一意に識別するコンテンツIDを生成する手
    段と、コンテンツのハッシュ値を生成する手段と、コン
    テンツIDとコンテンツのハッシュ値を秘密鍵で暗号化
    して暗号化情報を生成する手段と、暗号化情報とコンテ
    ンツを組み立てて商品コンテンツを生成して配信する手
    段を具備し、 再生装置は、配信装置の公開鍵を保持する手段と、配信
    された商品コンテンツ中の暗号化情報を公開鍵で復号化
    してコンテンツIDとコンテンツのハッシュ値を得る手
    段と、商品コンテンツ中のコンテンツからそのハッシュ
    値を生成する手段と、復号して得られたコンテンツのハ
    ッシュ値と生成したコンテンツのハッシュ値を比較する
    手段と、前記比較の結果、一致していればコンテンツを
    再生する手段と、各再生コンテンツ別の使用記録を保持
    する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミン
    グで管理装置へ送信する手段を具備し、 管理装置は、ユーザからの入金を集計して総入金額を保
    持する手段と、再生装置から送付された使用記録を保持
    する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミン
    グで集計して、各コンテンツ別の視聴率を算出する手段
    と、各コンテンツの視聴率と総入金額をもとに各コンテ
    ンツの作者等に対する報酬金額を算出し、作者等に分配
    する手段を具備する、ことを特徴とするコンテンツ流通
    システム。
  7. 【請求項7】 管理装置、配信装置及び再生装置をネッ
    トワークにより接続したコンテンツ流通システムであっ
    て、 配信装置は、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コ
    ンテンツを一意に識別するコンテンツIDを生成する手
    段と、コンテンツIDとコンテンツをあわせたデータの
    ハッシュ値を生成する手段と、該生成したハッシュ値を
    秘密鍵で暗号化して暗号化情報を生成する手段と、暗号
    化情報とコンテンツIDとコンテンツを組み立て商品コ
    ンテンツを生成して配信する手段を具備し、 再生装置は、配信装置の公開鍵を保持する手段と、配信
    された商品コンテンツ中の暗号化情報を公開鍵で復号化
    してハッシュ値を得る手段と、商品コンテンツ中のコン
    テンツIDとコンテンツからハッシュ値を生成する手段
    と、復号して得られたハッシュ値と生成したハッシュ値
    を比較する手段と、前記比較の結果、一致していればコ
    ンテンツを再生する手段と、各再生コンテンツ別の使用
    記録を保持する手段と、前記保持された使用記録を所定
    のタイミングで管理装置へ送信する手段を具備し、 管理装置は、ユーザからの入金を集計して総入金額を保
    持する手段と、再生装置から送付された使用記録を保持
    する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミン
    グで集計して、各コンテンツ別の視聴率を算出する手段
    と、各コンテンツの視聴率と総入金額をもとに各コンテ
    ンツの作者等に対する報酬金額を算出し、作者等に分配
    する手段を具備する、ことを特徴とするコンテンツ流通
    システム。
  8. 【請求項8】 管理装置、配信装置及び再生装置をネッ
    トワークにより接続したコンテンツ流通システムであっ
    て、 配信装置は、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コ
    ンテンツを一意に識別するコンテンツIDを生成する手
    段と、コンテンツIDとコンテンツをあわせたデータの
    ハッシュ値を生成する手段と、コンテンツIDとハッシ
    ュ値とコンテンツをあわせたデータを秘密鍵で暗号化し
    て商品コンテンツを生成して配信する手段を具備し、 再生装置は、配信装置の公開鍵を保持する手段と、配信
    された商品コンテンツを公開鍵で復号化してコンテンツ
    IDとハッシュ値とコンテンツを得る手段と、得られた
    コンテンツIDとコンテンツからハッシュ値を生成する
    手段と、復号して得られたハッシュ値と生成したハッシ
    ュ値を比較する手段と、前記比較の結果、一致していれ
    ばコンテンツを再生する手段と、各再生コンテンツ別の
    使用記録を保持する手段と、前記保持された使用記録を
    所定のタイミングで管理装置へ送信する手段を具備し、 管理装置は、ユーザからの入金を集計して総入金額を保
    持する手段と、再生装置から送付された使用記録を保持
    する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミン
    グで集計して、各コンテンツ別の視聴率を算出する手段
    と、各コンテンツの視聴率と総入金額をもとに各コンテ
    ンツの作者等に対する報酬金額を算出し、作者等に分配
    する手段を具備する、ことを特徴とするコンテンツ流通
    システム。
  9. 【請求項9】 コンテンツを配信する配信装置であっ
    て、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コンテンツ
    を一意に識別するコンテンツIDを生成する手段と、コ
    ンテンツのハッシュ値を生成する手段と、コンテンツI
    Dとコンテンツのハッシュ値を秘密鍵で暗号化して暗号
    化情報を生成する手段と、暗号化情報とコンテンツを組
    み立て商品コンテンツを生成して配信する手段を具備す
    ることを特徴とする配信装置。
  10. 【請求項10】 コンテンツを再生し、使用記録を管理
    センタへ送付する再生装置であって、コンテンツ配信元
    の公開鍵を保持する手段と、配信された商品コンテンツ
    中の暗号化情報を公開鍵で復号化してコンテンツIDと
    コンテンツのハッシュ値を得る手段と、商品コンテンツ
    中のコンテンツからそのハッシュ値を生成する手段と、
    復号して得られたコンテンツのハッシュ値と生成したコ
    ンテンツのハッシュ値を比較する手段と、前記比較の結
    果、一致していればコンテンツを再生する手段と、各再
    生コンテンツ別の使用記録を保持する手段と、前記保持
    された使用記録を所定のタイミングで管理装置へ送信す
    る手段を具備することを特徴とする再生装置。
  11. 【請求項11】 コンテンツを配信する配信装置であっ
    て、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コンテンツ
    を一意に識別するコンテンツIDを生成する手段と、コ
    ンテンツIDとコンテンツをあわせたデータのハッシュ
    値を生成する手段と、該生成したハッシュ値を秘密鍵で
    暗号化して暗号化情報を得る手段と、暗号化情報とコン
    テンツIDとコンテンツを組み立て商品コンテンツを生
    成して配信する手段を具備することを特徴とする配信装
    置。
  12. 【請求項12】 コンテンツを再生し、使用記録を管理
    センタへ送付する再生装置であって、コンテンツ配信元
    の公開鍵を保持する手段と、配信された商品コンテンツ
    中の暗号化情報を公開鍵で復号化してハッシュ値を得る
    手段と、商品コンテンツ中のコンテンツIDとコンテン
    ツからハッシュ値を生成する手段と、復号して得られた
    ハッシュ値と生成したコンテンツのハッシュ値を比較す
    る手段と、前記比較の結果、一致していればコンテンツ
    を再生する手段と、各再生コンテンツ別の使用記録を保
    持する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミ
    ングで管理装置へ送信する手段を具備することを特徴と
    する再生装置。
  13. 【請求項13】 コンテンツを配信する配信装置であっ
    て、該配信装置の秘密鍵を保持する手段と、コンテンツ
    を一意に識別するコンテンツIDを生成する手段と、コ
    ンテンツIDとコンテンツをあわせたデータのハッシュ
    値を生成する手段と、コンテンツIDとハッシュ値とコ
    ンテンツををあわせたデータを秘密鍵で暗号化して暗号
    化商品コンテンツを生成して配信する手段を具備するこ
    とを特徴とする配信装置。
  14. 【請求項14】 コンテンツを再生し、使用記録を管理
    センタへ送付する再生装置であって、コンテンツ配信元
    の公開鍵を保持する手段と、配信された暗号化商品コン
    テンツを公開鍵で復号化してコンテンツIDとハッシュ
    値とコンテンツを得る手段と、得られたコンテンツID
    とコンテンツからハッシュ値を生成する手段と、復号し
    て得られたハッシュ値と生成したハッシュ値を比較する
    手段と、前記比較の結果、一致していればコンテンツを
    再生する手段と、各再生コンテンツ別の使用記録を保持
    する手段と、前記保持された使用記録を所定のタイミン
    グで管理装置へ送信する手段を具備することを特徴とす
    る再生装置。
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