JP2003271831A - コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム及びそのプログラム、記録媒体 - Google Patents

コンテンツ流通方法、コンテンツ流通システム及びそのプログラム、記録媒体

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JP2003271831A
JP2003271831A JP2002073333A JP2002073333A JP2003271831A JP 2003271831 A JP2003271831 A JP 2003271831A JP 2002073333 A JP2002073333 A JP 2002073333A JP 2002073333 A JP2002073333 A JP 2002073333A JP 2003271831 A JP2003271831 A JP 2003271831A
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Japan
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content
time
management server
hardware
distribution method
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Application number
JP2002073333A
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English (en)
Inventor
Haruhiko Fujii
治彦 藤井
Osamu Shionoiri
理 塩野入
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツのコピーや再配布を自由にし、ク
リエイタに対しては正当な報酬を分配するとともに、鍵
管理の容易性と安全性の両立を図る。 【解決手段】 管理サーバ100は、各ユーザ10から
コンテンツ利用量に関係なく料金を徴収して管理すると
ともに、コンテンツは、該コンテンツの作成時期等で区
別した共通鍵(時間鍵)で暗号化して配布し、ユーザに
は、その時間鍵集合を送付する。ユーザ側は、再生装置
300にて、時間鍵集合の対応する時間鍵を用いてコン
テンツを再生し、その再生記録を暗号化して保持し、管
理サーバ100へ送信する。管理サーバ100は各ユー
ザ側からの再生記録を集計して、コンテンツ毎の視聴率
を作成し、利用量に応じて報酬をクリエイタ20に分配
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピァ・ツー・ピァ
(Peer-to-Peer)、クライアント/サーバ型、電子メ
ール、パッケージなど任意の形式によるコンテンツ流通
技術分野に係り、特にコンテンツのコピーや再配布が自
由で、コンテンツの配布・配信ごとに課金処理等が不要
なコンテンツ流通方法及びシステム、そのプログラム、
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンテンツのノンパッケージ流通
方式としては、主に以下の2種類の手法が知られてい
る。 (1)コピープロテクト型 これは、再生装置や記録媒体の固有IDなどを用いてコ
ンテンツを暗号化し、その再生装置や記録媒体以外では
再生ができないようにしてから流通させる方式である。
この方式では、コンテンツの配信装置にはコピープロテ
クト処理や課金処理機能が必要となる。 (2)超流通型 これは、超流通マシン上でしか再生できない超流通コン
テンツを作成し、超流通コンテンツはコピー自由とする
方式である。ただし、定期的に個人識別情報を含んだ使
用記録を管理装置に送信し、ユーザは、この使用記録に
よって課金される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の手法で
は、それぞれ以下のような問題点があった。 (1)コピープロテクト型 コピープロテクト機能のため、再生装置を交換したり、
携帯プレーヤに移して音楽コンテンツを再生することが
難しく、利便性が低い。また、配信装置にはコピープロ
テクト処理や課金処理機能が必要なため、汎用のファイ
ル交換ソフトによるPeer-to-Peerでの流通が難しい。
【0004】(2)超流通型 使用記録によってユーザの課金金額が決まるので、使用
記録をユーザの改竄から防御しながら管理装置に安全に
定期的に通信する技術が必要である。
【0005】本発明の目的は、コンテンツのコピーや再
配布が自由で、コンテンツの配信ごとに課金処理を不要
とし、Peer-to-Peerとも共生可能で、利便性がよく、
個人情報の漏洩も改善でき、また、コンテンツを提供す
るクリエイタには正当な報酬を分配するともに、鍵管理
の容易性と安全性を両立させたコンテンツ流通方法、シ
ステムなどを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、管理サーバ
は、ユーザから徴収した料金を管理するとともに、コン
テンツの作成時期あるいはクリエイタからのアップロー
ド時期で区別した共通鍵(以下、時間鍵)でコンテンツ
を暗号化して配布し、ユーザ側にはコンテンツの復号鍵
として時間鍵集合を送付する。ユーザ側の再生装置は、
時間鍵集合の対応する時間鍵によりコンテンツを復号し
て再生し、コンテンツ使用記録を暗号化して保持し、該
保持されたコンテンツ使用記録を管理サーバへ送信す
る。管理サーバは、各ユーザ側から送付されたコンテン
ツ使用記録をコンテンツ別に集計し、各コンテンツ別の
視聴率を算出し、各コンテンツ別の視聴率とユーザから
徴収した総入金額をもとに各クリエイタに対する報酬額
を算出して各クリエイタに分配する。
【0007】また、本発明では、管理サーバは、コンテ
ンツを一意に識別するコンテンツIDを生成し、該コン
テンツIDと平文コンテンツとを時間鍵で暗号化し、該
暗号化部分に当該時間鍵に対応する時間情報とコンテン
ツIDとを付加してコンテンツカプセルとし、該コンテ
ンツカプセルを配布する。
【0008】また、本発明では、再生装置は、コンテン
ツカプセルに付加された時間情報をもとに、時間鍵集合
に対応する時間鍵が存在するか調べ、存在しない場合は
管理サーバに時間鍵を要求する。
【0009】また、本発明では、再生装置は、当該再生
装置の個体確識別情報を管理サーバに送信する。管理サ
ーバは、前記個体確識別情報をもとにハードウエアID
を生成し、該ハードウエアIDを用いて時間鍵集合を暗
号化して再生装置に送付する。再生装置は、個体識別情
報からハードウエアIDを生成し、該ハードウエアID
を用いて暗号化された時間鍵集合を復号し、その時間鍵
によりコンテンツを復号する。
【0010】さらに、本発明では、再生装置は、コンテ
ンツ使用記録をハードウエアIDを用いて暗号化して保
存し、該使用記録を更新する場合は、ハードウエアID
を用いて該使用記録を復号して更新し、再びハードウエ
アIDを用いて暗号化して保存する。
【0011】また、本発明では、管理サーバは、時間鍵
集合とともに再生可能時間を示す情報を再生装置へ送付
する。コンテンツ使用記録は各コンテンツ別の累積再生
時間とそれらの合計累積再生時間からなり、再生装置
は、前記合計累積再生時間が前記再生可能時間以上にな
った場合に、コンテンツ使用記録を管理サーバへ送信す
る。
【0012】さらに、本発明では、再生装置は、再生可
能時間を示す情報をハードウエアIDを用いて暗号化し
て保持し、コンテンツ使用記録の合計累積再生時間を参
照する場合にハードウエアIDを用いて復号し、その
後、再びハードウエアIDを用いて暗号化して保持す
る。
【0013】また、本発明では、再生装置は、コンテン
ツ使用記録の管理サーバへの送信時、再生禁止状態に
し、ハードウエアIDとコンテンツ使用記録と該再生装
置が所有する時間鍵集合の中で最も新しいものの時間情
報とを、ハードウエアIDを用いて暗号化して管理サー
バに送信する。管理サーバは、前記再生装置からの暗号
化情報をハードウエアIDを用いて復号し、前記再生装
置が所有する時間鍵集合よりも新しい時間鍵が管理サー
バにあれは、該時間鍵を用意し、該時間鍵と次回の再生
可能時間を示す情報とをハードウエアIDを用いて暗号
化して再生装置に送信する。再生装置は、前記管理サー
バからの暗号化情報をハードウエアIDを用いて復号
し、コンテンツ使用記録を初期化し、再生禁止状態を解
除し、再生可能時間を更新する。
【0014】さらに、本発明では、管理サーバは、復号
したハードウエアIDと内部のハードウエアIDと一致
するかチェックし、一致した場合に、次回の再生可能時
間を含む情報をハードウエアIDを用いて暗号化して再
生装置に送信する。
【0015】さらに、本発明では、管理サーバは、ハー
ドウエアIDに対応するユーザ側からの入金をチェック
し、入金がある場合に、次回の再生可能時間を含む情報
をハードウエアIDを用いて暗号化して再生装置に送信
する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるコンテンツ流
通システムの一実施例の全体構成図を示す。図1におい
て、各ユーザ10は1台あるいは複数の再生装置300
を所有する。ここでは簡単に、ユーザa、b、cはそれ
ぞれ再生装置A,B,Cを所有するとする。各ユーザ1
0は、コンテンツの利用量に無関係に月極め等で定額料
金(利用料)を支払うようにする。ユーザの定義として
は、コンテンツを視聴することができる全ての人を対象
とする。一方、コンテンツ提供者である各クリエイタ2
0は、コンテンツを管理サーバ100に送り、管理サー
バ100から報酬を受けるようにする。
【0017】管理サーバ100はクリエイタファイル1
10、ユーザファイル120、コンテンツ使用記録ファ
イル130、鍵保存ファイル140等を具備する。該管
理サーバ100は、ユーザ10からの要求等により、ハ
ードウエアチェッカ310を再生装置300に送って再
生装置の登録を行った後、コンテンツ再生用プログラム
(以下、再生ソフト)320、鍵(時間鍵集合)を再生
装置300に送付する。また、該管理サーバ100は、
クリエイタ20から送付されたコンテンツを暗号カプセ
ル化して配信サーバ200に送り、配信サーバ200
は、該コンテンツ(コンテンツカプセル)をユーザ側に
配布する。コンテンツの配布は、ピァ・ツー・ピァ(Pe
er-to-Peer)、クライアント/サーバ型、電子メー
ル、パッケージなど任意の方式が可能である。また、ユ
ーザは、配布されたコンテンツを他のユーザに再配布し
てもよい。
【0018】再生装置300は、管理サーバ100から
送られたハードウエアチェッカ(HIDチェッカ)31
0、再生ソフト320、当該再生装置のコンテンツ使用
記録ファイル330、再生に必要な情報(鍵、その他)
を保存する再生情報存部340等を具備する。該再生装
置300では、再生装置の登録時、HIDチェッカ31
0により当該装置のハードウエア情報を調べて管理サー
バ100に送り、また、コンテンツの再生時には、再生
ソフト320を用いて、コンテンツを再生し、その再生
時間を使用記録ファイル330に記録し、管理サーバ1
00に送信する。再生装置300の再生ソフト320
は、使用記録を後述のハードウエアID(HID)を用
いて暗号化して保持し、再生時間が再生情報ファイル3
40に保持されている再生可能時間以上になった場合な
どに管理サーバ100に送信する。
【0019】管理サーバ100は、各再生装置300か
ら送信されてきた使用記録を集計して、各コンテンツ毎
の視聴率を算出し、クリエイタ20に報酬を分配する。
このコンテンツ毎の視聴率の計算の際、当該コンテンツ
の種類に応じて補正する。なお、これの詳細は後述す
る。
【0020】図2は管理サーバ100が保持するクリエ
イタファイル110の一例である。クリエイタファイル
110は、各クリエイタ毎に、クリエイタID、分配す
る報酬金額、コンテンツID、その他必要な情報を管理
する。
【0021】図3は管理サーバ100が保持するユーザ
ファイル120の一例である。ユーザファイル120
は、ソフトウエアID(SID)とハードウエアID
(HID)の対応毎に、ユーザ名、当該ユーザの最後の
入金日、当該ユーザに送付した鍵(時間鍵集合)の一番
新しい鍵を示す情報(時間情報)、その他必要な情報を
管理する。図3に示すように、一人のユーザが複数の再
生ソフトを所有することが可能である。なお、SID、
HID、鍵等については後述する。
【0022】図4は管理サーバ100が保持するコンテ
ンツ使用記録ファイル130の一例である。管理サーバ
100内のコンテンツ使用記録ファイル130は、コン
テンツID毎に、当該コンテンツに対する全ユーザの累
積再生時間を記録している。該コンテンツ使用記録ファ
イル130の内容は、一定期間毎に読み出されて、視聴
率や報酬額の計算が行われる毎に初期化される。
【0023】図5は管理サーバ100が保持する鍵保存
ファイル140の一例である。鍵保存ファイル140
は、管理サーバ100へのコンテンツのアップロード年
月日もしくはコンテンツの作成年月日などの時間情報に
よって区別された共通鍵群を保持している。即ち、同時
期のコンテンツなら、それに割り当てる共通鍵は等しく
なる。図5に示すように、共通鍵は、コンテンツのアッ
プロード年月日や作成年月日が新しいほど細かく区分し
(例えば月単位)、古いものは粗く区分する(例えば年
単位)。ここでは、共通鍵を時間鍵と称し、これら共通
鍵群を共通鍵集合と称す。
【0024】図6は再生装置300が保持するコンテン
ツ使用記録ファイル330の一例である。再生装置30
0内のコンテンツ使用記録ファイル330は、コンテン
ツID毎に、当該コンテンツの当該再生装置の当該再生
ソフトでの累積再生時間を記録している。また、該コン
テンツ使用記録ファイル330には、当該再生装置(当
該再生ソフト)での各コンテンツの累積再生時間を合計
した合計累積再生時間も記録されている。該コンテンツ
使用記録ファイル330のデータは、ユーザが改ざんで
きないようにハードウエアID(HID)で暗号化され
ている。該コンテンツ使用記録ファイル330のデータ
は、合計累積再生時間が所定値(再生可能時間)以上に
なった場合等、管理サーバ100に送信される毎に初期
化される。
【0025】図面は省略するが、再生情報ファイル34
0は、ソフトウエアID(SID)、管理サーバ100
から送付された時間情報(インデクス)付きの時間鍵集
合、再生可能時間(TMAX)、及び、再生装置の再生
可能・不可能状態を示す再生可能フラグ等を保持してい
る。ここでは、再生可能フラグが“1”のとき再生可、
“0”のとき再生不可とする。該再生情報ファイル34
0の情報のうち、少なくとも時間鍵集合と再生可能時間
と再生可能フラグは、使記録ファイル330のデータと
同様に、ユーザが改ざんできないようにHIDで暗号化
して保持しておく。なお、再生装置300では、HID
を必要の度に生成し、保存はしないようにする。
【0026】次に、本コンテンツ流通システムにおける
処理の流れについて詳しく説明する。処理は、コンテン
ツカプセルの作成、再生装置の登録、再生ソフトのイン
ストール、コンテンツ配送、コンテンツ再生、視聴率計
算・報酬分配に大別される。 〔コンテンツカプセル作成〕図7に、管理サーバ100
におけるコンテンツカプセル作成の処理フローチャート
の一例を示す。管理サーバ100では、クリエイタ20
から平文コンテンツを受け取ると(ステップ100
1)、該コンテンツのID(CID)を生成し(ステッ
プ1002)、鍵保存部140内の該コンテンツのアッ
プロード年月日や作成年月日に対応する共通鍵(時間
鍵)Kを用いてコンテンツID(CID)、平文コンテ
ンツを暗号化する(ステップ1003)。次に、該コン
テンツのアップロード年月日や作成年月日などの時間情
報と、コンテンツID(CID)と、CIDと平文コン
テンツの暗号化部分とを組み合わせてコンテンツカプセ
ルを作成する(ステップ1004)。管理サーバ100
は、該コンテンツカプセルを配信サーバ200へ送信す
る(ステップ1005)。そして、クリエイタファイル
110(図2)の当該クリエイタに該当コンテンツID
を追加する(ステップ1006)。
【0027】図8にコンテンツカプセルのイメージを示
す。このコンテンツカプセルは、当該コンテンツが20
01年1月に作成され、CIDと平文が該2001年1
月に対応する時間鍵K(2001.1)で暗号化された
ことを表わしている。なお、カプセルに生のCIDを付
加するのは、再生時の認証のためである。
【0028】〔コンテンツの配信〕配信サーバ200
は、管理サーバ100から受信したコンテンツカプセル
をユーザ側に配布・配信する。先に述べたように、コン
テンツの配布・配信はピァ・ツー・ピァ、クライアント
/サーバ型、電子サーバなど任意の方式が可能である。
また、ユーザも他のユーザに再配布してもよい。なお、
管理サーバ100が配信サーバ200の機能を兼ねても
よい。
【0029】〔再生装置の登録〕ユーザ10は、コンテ
ンツを視聴する場合、管理サーバ100に再生装置30
0を登録し、管理サーバ100から再生ソフトをダウン
ロードしてインストールする必要がある。また、この場
合の通信は、SSLのような安全な通信路を用いて行う
必要がある。
【0030】図9に再生装置の登録時の管理サーバ10
0の処理フローチャートの一例を示す。なお、ユーザ1
0は管理サーバ100に対してあらかじめユーザ登録を
済ませており、ユーザIDとパスワードは発行済みで、
管理サーバ100は、ユーザファイル120にてユーザ
IDとパスワードを管理しているとする。管理サーバ1
00では、再生装置300からユーザID、パスワード
を受信すると(ステップ2001)、ユーザの認証を行
い(ステップ2002)、認証がとれると、再生装置3
00へハードウエアチェッカ(HIDチェッカ)を送付
する(ステップ2003)。HIDチェッカは、再生装
置のハードディスク(HDD)のボリュームナンバ、C
PUのIDなどを調べて、当該再生装置の個体識別情報
(ハードウエフ情報)を管理サーバ100へ送信するソ
フトウエアである。再生装置300から当該装置のHD
Dのボリュームナンバ、CPUのIDなどが送られてく
ると(ステップ2004)、管理サーバ100は、ハー
ドウエアID(HID)、ソフトウエアID(SI
D)、再生可能時間(TMAX)を生成する(ステップ
2005)。
【0031】ここで、ハードウエアID(HID)は、
例えば、次式により求める。 HID=f(HIDのボリュームナンバ、CPU ID) (1) ただし、関数fは一方向性関数、もしくは単に両値の排
他論理和(XOR)をとるなどである。また、CPUの
IDを用いない場合には、引数は単なるHIDのボリュ
ームナンバのみとなる。
【0032】次に、管理サーバ100では、鍵保存ファ
イル140内の全共通鍵(時間鍵集合)を対応する時間
情報とともに読み出し、該時間情報付(インデクス付)
の時間鍵集合と再生可能時間(TMAX)とをHIDで
暗号化する(ステップ2006)。そして、管理サーバ
100は、再生ソフト、該ソフトウエアID(SI
D)、及び、インデクス付き時間鍵集合とTMAXの暗
号化情報を再生装置300へ送付し(ステップ200
7)、ユーザファイル120にHIDとSIDの対応を
登録する(ステップ2008)。これで、管理サーバ1
00側の再生装置の登録が終了となる。
【0033】なお、ステップ2002で、ユーザ認証が
不成立の場合には、再生装置300に対して登録不可メ
ッセージを送り(ステップ2009)、その時点で処理
を終了とする。この場合、ユーザは、例えばあらためて
ユーザ登録などを行うことになる。
【0034】図10は再生装置登録時の再生装置300
側の処理フローチャートの一例である。再生装置300
は、管理サーバ100へユーザID、パスワードを送信
し(ステップ2011)、管理サーバ100からHID
チェッカが送付されるのを待つ。そして、管理サーバ1
00からHIDチェッカ310を受信すると(ステップ
2012)、該HIDチェッカ310により、当該再生
装置300のHDDボリュームナンバ、CPUのIDな
どを調べて、その個体識別情報(ハードウエア情報)を
管理サーバ100へ送信する(ステップ2013)。
【0035】その後、管理サーバ100から再生ソフ
ト、SID、及び、時間鍵集合とTMAXの暗号化情報
を受信すると(ステップ2014)、再生装置300で
は、再生ソフト320により、以下の処理を行う。
【0036】まず、HIDを生成する(ステップ201
5)。生成式は先の式(1)と同じであり、生成される
HIDも同じである。次に、該HIDで、受信された暗
号化情報を復号し、インデクス付の時間鍵集合と再生可
能時間(TMAX)を取得する(ステップ2016)。
次に、HIDで、該インデクス付の時間鍵集合、再生可
能フラグ(=1)、TMAXを暗号化し(ステップ20
17)、再生情報ファイル340へ、SIDと対応づけ
て、該インデクス付の時間鍵集合と再生可能フラグ(=
1)とTMAXの暗号化情報を登録する(ステップ20
18)。次に、SIDを見出しとしてコンテンツ使用記
録ファイル330の初期化フォーマット(図6のコンテ
ンツID、累積再生時間、合計累積再生時間がいずれも
(NULL)を作成し(ステップ2019)、HIDで
該コンテンツ使用記録ファイル330のデータを暗号化
する(ステップ2020)。
【0037】以上により、再生装置300の装置登録が
終了となり、再生装置300はコンテンツ再生可能とな
る。なお、この時点でHIDはキャンセルとなる。
【0038】〔コンテンツ再生〕図11及び図12に再
生装置300のコンテンツ再生時の処理フローチャート
を示す。再生装置300内のコンテンツ使用記録ファイ
ル330は図6のフォーマットをとる。該コンテンツ使
用記録330のデータ(DATA)はHIDで暗号化さ
れて保存されていて、ユーザから改ざんできないように
なっている。
【0039】ユーザはコンテンツを再生する場合、再生
ソフト320(再生ソフトID=SID)を起動する。
図11及び図12、さらに後述の図13の処理はすべて
再生ソフト320が司るものである。
【0040】再生ソフト320は、すでに配布されてい
るコンテンツカプセルを取り込む(ステップ300
1)。図8に示したように、コンテンツカプセルは、該
コンテンツの製作年月などの時間情報、コンテンツID
(CID)、及び、該CIDと平文コンテンツとを当該
時間情報に対応する時間鍵で暗号化した暗号化部分で構
成されている。
【0041】まず、再生ソフト320は、HIDを生成
する(ステップ3002)。生成式は先の式(1)と同
じであり、生成されるHIDも同じである。次に、HI
Dで再生情報ファイル340内の暗号化情報を復号し、
SIDに対応付けられた時間鍵集合、再生可能フラグ、
再生可能時間(TMAX)を取得する(ステップ300
3)。そして、再生可能フラグが1になっているか、T
MAXはゼロより大の時間に設定されているか、時間鍵
集合中に、該コンテンツカプセルに付加されている時間
情報に対応する時間鍵が存在するか、それぞれチェック
する(ステップ3004、3005、3006)。ここ
で、いずれかがNOの場合、使用記録のアップロード処
理を実施することになる。使用記録のアップロード処理
は後述する。一方、ステップ3004、3005、30
06がすべてYESの場合には、時間鍵集合中の対応す
る時間鍵でコンテンツカプセルの暗号化部分を復号し、
CID、平文コンテンツを取り出す(ステップ300
7)。そして、コンテンツカプセルに付加されているC
IDと復号したCIDが等しいかチェックし(ステップ
3008)、不一致の場合、コンテンツは改ざんされて
いると見做し、再生不可メッセージなどを出力して(ス
テップ3009)、この時点で処理を終了とする。
【0042】再生ソフト320は、SIDの一致性が確
認されたなら、コンテンツを再生し、その再生時間を取
得する(ステップ3010)。コンテンツの再生終了
後、当該SIDをキーに暗号化されているコンテンツ使
用記録ファイル330を読み出し、HIDにより復号し
て、使用記録データ(DATA)を取得する(ステップ
3011)。そして、使用記録データ中に当該コンテン
ツのCIDが存在するかチェックし(ステップ301
2)、存在すれば、の該当コンテンツID(CID)の
累積再生時間に今回の再生時間を加算し(ステップ30
13)、存在しなければ、新しく行を作り、該DIDと
再生時間を記録する(ステップ3014)。また、使用
記録データ中の合計累積再生時間に、今回の再生時間を
加算する(ステップ3015)。その後、使用記録デー
タ中の該合計累積再生時間がTMAX以上になったか判
定する(ステップ3016)合計累積再生時間≦TMA
Xの場合、再びHIDを用いて更新後の使用記録データ
(DATA)を暗号化し、これをコンテンツ使用記録フ
ァイル330に再書き込みする(ステップ3017)。
また、HIDで時間鍵集合、再生可能フラグ、TMAX
を暗号化し、SIDとともに再生情報ファイル340に
再書込みする(ステップ3018)。これで1回のコン
テンツ再生処理が終了となり、この時点でHIDもキャ
ンセルとなる。一方、合計累積再生時間>規定値の場合
には、再生ソフト320は、使用記録のアップロード処
理を実施することになる。
【0043】〔使用記録のアップロード〕図13は使用
記録のアップロード時の再生装置300の処理フローチ
ャートを示す。この使用記録のアップロード処理も再生
ソフト320が司る。
【0044】再生ソフト320は、まず、再生可能フラ
グを0にして、再生不可能状態にする(ステップ400
1)。なお、図11のステップ3004においてもとも
と再生可能フラグ=0が判定された場合には、再生可能
フラグ=0が再び上書きされることになる。次に、HI
Dを用いて、時間鍵集合、再生可能フラグ=0、TMA
Xをあらためて暗号化し、SIDとともに再生情報ファ
イルに再格納する(ステップ4002)。これにより、
ユーザが仮にコンテンツを再生しようとしても、図11
のステップ3004のチェックにかかり、再生は不可能
である。次に、再生ソフト320は、更新後使用記録デ
ータ(DATA)を取得して(ステップ4003)、H
IDと該データ(DATA)と時間鍵集合中の最新の時
間情報(インデクス)とをHIDで暗号化し(ステップ
4004)、該暗号化情報にSIDを付加して管理サー
バ100へ送信する(ステップ4005)。なお、図1
1のステップ3004、3005、3006の判定結
果、使用記録のアップロード処理に入った場合には、ス
テップ4003において、HIDでコンテンツ使用記録
ファイル330を復号化し、その時点の使用記録データ
を取得することになる。
【0045】後述するように、管理サーバ100では、
再生装置300から送られてきたHIDが正常の場合、
新たなTMAXと、最新の時間鍵(もしも、すでに再生
装置に送付した時間鍵群以降に生成された時間鍵がある
場合、その時間鍵)とをHIDで暗号化して送ってく
る。
【0046】再生ソフト320は、管理サーバ100か
ら暗号化情報を受信すると(ステップ4006)、HI
Dで該暗号化情報を復号化し、新たなTMAX、最新の
時間鍵(もしも、付加されていれば)を取得する(ステ
ップ4007)。そして、コンテンツ使用記録ファイル
330の使用記録データを初期化した後、HIDで該使
用記録データを暗号化する(ステップ4008)。ま
た、HIDで再生情報ファイル340の暗号化情報を復
号し、再生可能フラグを1に戻すとともに、TMAXを
受信したTMAXで書き替え、また、受信した情報に最
新の時間鍵があれば該時間鍵を時間鍵集合に追加する
(ステップ4009)。そして、HIDにより、再生可
能フラグ(=1)、新たなTMAX、時間鍵集合を暗号
化し、再生情報ファイル340に再書き込みする(ステ
ップ4010)。
【0047】図14は、使用記録アップロード時の管理
サーバ100側の処理フローチャートを示している。管
理サーバ100は、再生装置300側からSIDと暗号
化情報を受信すると(ステップ5001)、ユーザファ
イル120(図3)をもとに、該SIDに対応するHI
Dを用いて暗号化情報を復号し、HID使用記録データ
(DATA)、及び再生装置が現在所有している時間鍵
集合の最新の時間情報を取得する(ステップ500
2)。
【0048】そして、管理サーバ100は、まず、ユー
ザファイル120に登録されているHIDと復号したH
IDが一致するかチェックする(ステップ5003)。
ここで、一致しない場合には、使用記録データが改ざん
されていると見做し、この時点で使用記録のアップロー
ド処理を中止する。一致している場合、次に、ユーザフ
ァイル120を参照して、当該SIDの所有者(ユー
ザ)の最終入金日をチェックする(ステップ004)。
ここで、当該SIDの所有者が所定の期日までに会費を
納めていなかった場合には、受信した使用記録データを
破棄し、処理を終了とする。その後は、例えば、ユーザ
に会費の納入を催促し、ユーザから再生ソフト送付要求
等を受けて、あらためて再生装置の登録等から実施する
ことになる。 管理サーバ100は、ステップ500
3、5004のチェックが正常に終了したならば、次回
の再生可能時間と、もしも受信した時間情報より新しい
時間情報に対する時間鍵が鍵保存ファイル140に存在
していれば当該時間鍵(インデクス付)とを、HIDを
用いて暗号化(ステップ5005)、該暗号化情報を再
生装置300に送付する(ステップ5006)。また、
送付した時間鍵に対する時間情報をユーザファイル12
0に保持する。その後、管理サーバ100は、受信した
使用記録データ(DATA)を用いて、該管理サーバ1
00内のコンテンツ使用記録ファイル130(図4)の
該当コンテンツIDのデータを更新する(ステップ50
07)。
【0049】〔視聴率・報酬額計算〕図16に管理サー
バ100での視聴率・報酬額計算の処理フローチャート
を示す。管理サーバ100は、一定期間毎に(例えば、
1ケ月毎等)、管理サーバ100内のコンテンツ使用フ
ァイル130(図4)を読み出し(ステップ6001、
6002)、コンテンツ毎の視聴率、クリエイタ毎の報
酬額を計算する(ステップ6003、6004)。
【0050】コンテンツ毎の視聴率は、例えば、次の数
1の式(2)で算出する。式(2)はコンテンツIDが
CIDの視聴率の算出式を示している。
【0051】
【数1】 ただし、CIDはコンテンツID Nは総コンテンツ数 Tは各コンテンツの累積再生時間 Xは補正値
【0052】ここで、補正値Xは次のようにして定め
る。例えば文章コンテンツや映像コンテンツの場合、単
純な視聴率だけでクリエイタの報酬を決定するならば、
低俗なものばかりが視聴率を稼ぎ、教養番組や論文な
ど、視聴率は高くなくても社会的価値の高いコンテンツ
が不利益をこうむることが予想される。よって、コンテ
ンツの種類に対して補正を施して調整することが望まし
い。このようにすると、例えば論文などのように、従
来、市場で流通困難だったコンテンツも、本方式では流
通可能となり、研究者は論文で直接収入を得られるよう
になる。これは、従来から望まれていた論文の市場化を
可能にするものである。ただし、補正値はコンテンツご
とに決定するのではなく、コンテンツの種類ごとに決定
する。それにより、同種のコンテンツ内では正常な自由
競争が働く。図16の(a),(b)に補正値Xの例
と、コンテンツIDごとの補正値リスト、視聴率の算出
例を示す。この情報は管理サーバ100内にあり、図1
6の(a),(b)を元に各コンテンツの補正値Xを決
定する。
【0053】各クリエイタに対する報酬額は、クリエイ
タファイル110(図2)を参照し、当該クリエイタに
対応する各コンテンツの視聴率にユーザからの総入金額
を掛けることで算出する。
【0054】管理サーバ100は、各クリエイタに対す
る報酬額をクリエイタ・リスト110に記録し、各クリ
エイタに分配する(ステップ6005)。なお、分配の
方法は、どのような方法でもよい。その後、管理サーバ
100はコンテンツ使用記録ファイル130を初期化し
(ステップ6006)、ステップ6001に戻る。
【0055】なお、図1で示したシテスムにおける各部
の一部もしくは全部の処理機能をコンピュータのプログ
ラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて
実行して本発明を実現することができること、あるい
は、図7及び図9〜図15で示した処理手順をコンピュ
ータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュ
ータに実行させることができることは言うまでもない。
また、コンピュータでその処理機能を実現するためのプ
ログラム、再生ソフト、あるいは、コンピュータにその
処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピ
ュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、FDや、M
O、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブ
ルディスクなどに記録して、保存したり、提供したりす
ることができるとともに、インターネット等のネットワ
ークを通してそのプログラムを配布したりすることが可
能である。
【0056】
【発明の効果】本発明の主要な効果を挙げれば次の通り
である。 (1) コピーフリーであるので、コピー・バックアップ
は、完全に自由である。 (2) 配信サーバは、無認証、無課金であり、コピープ
ロテクト処理も行わないので、簡単にダウンロードでき
るし、また、配信サーバに特殊な機能が不要である。 (3) ユーザ間でもコピーフリーであるため、Peer-to
-Peerファイル交換ソフトでコンテンツの交換が行え
る。 (4) 各コンテンツごとに暗号鍵を変えるのではないの
で、鍵の管理が容易である。鍵管理を容易にするため
に、全コンテンツで到一した暗号鍵を用いる方式も考え
られるが、安全性の問題がある。本発明では、コンテン
ツのアップロード時間もしくは製作時間などによって分
けた鍵を使用することにより、鍵管理の容易性と安全性
をバランスよく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンテンツ流通システムの一実施
例を示す全体構成図である。
【図2】管理サーバ内のクリエイタファイルの一例であ
る。
【図3】管理サーバ内のユーザファイルの一例である。
【図4】管理サーバ内のコンテンツ使用記録ファイルの
一例である。
【図5】管理サーバ内の鍵保存ファイルの一例である。
【図6】再生装置内のコンテンツ使用記録ファイルの一
例である。
【図7】管理サーバにおけるコンテンツカプセル作成の
処理フローチャートである。
【図8】コンテンツカプセルの一例である。
【図9】管理サーバにおける再生装置の登録時の処理フ
ローチャートの一例である。
【図10】再生装置における再生装置の登録時の処理フ
ローチャートである。
【図11】再生装置におけるコンテンツ再生の処理フロ
ーチャートの一例である。
【図12】図11の続きの処理フローチャートである。
【図13】再生装置における使用記録アップロード時の
処理フローチャートである。
【図14】管理サーバにおける使用記録アップロード時
の処理フローチャートである。
【図15】管理サーバにおけるコンテンツ視聴率・クリ
エイタ報酬額算出の処理フローチャートである。
【図16】コンテンツの分類と補正値、コンテンツID
と分類の対応例を示す図である。
【符号の説明】
10 ユーザ 20 クリエイタ 100 管理サーバ 110 クリエイタファイル 120 ユーザファイル 130 コンテンツ使用記録ファイル 140 鍵保存ファイル 200 配信サーバ 300 再生装置 310 ハードウエアチェッカ 320 再生ソフト 330 コンテンツ使用記録ファイル 340 再生情報ファイル

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザから料金を徴収し、クリエイタか
    らのコンテンツをユーザ側に無課金、コピーフリーとし
    て配布するコンテンツ流通方法であって、 管理サーバは、ユーザから徴収した料金を管理するとと
    もに、コンテンツの作成時期あるいはクリエイタからの
    アップロード時期で区別した共通鍵(以下、時間鍵)で
    コンテンツを暗号化して配布し、ユーザ側にはコンテン
    ツの復号鍵として時間鍵集合を送付し、 ユーザ側の再生装置は、時間鍵集合の対応する時間鍵に
    よりコンテンツを復号して再生し、コンテンツ使用記録
    を暗号化して保持し、該保持されたコンテンツ使用記録
    を管理サーバへ送信し、 管理サーバは、各ユーザ側から送付されたコンテンツ使
    用記録をコンテンツ別に集計し、各コンテンツ別の視聴
    率を算出し、各コンテンツ別の視聴率とユーザから徴収
    した総入金額をもとに各クリエイタに対する報酬額を算
    出して各クリエイタに分配する、ことを特徴とするコン
    テンツ流通方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテンツ流通方法であ
    って、 管理サーバは、コンテンツを一意に識別するコンテンツ
    IDを生成し、該コンテンツIDと平文コンテンツとを
    時間鍵で暗号化し、該暗号化部分に当該時間鍵に対応す
    る時間情報とコンテンツIDとを付加してコンテンツカ
    プセルとし、該コンテンツカプセルを配布する、ことを
    特徴とするコンテンツ流通方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコンテンツ流通方法にお
    いて、 再生装置は、コンテンツカプセルに付加された時間情報
    をもとに、時間鍵集合に対応する時間鍵が存在するか調
    べ、存在しない場合は管理サーバに時間鍵を要求する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のコンテンツ流通方
    法において、 再生装置は、当該再生装置の個体確識別情報を管理サー
    バに送信し、 管理サーバは、前記個体確識別情報をもとにハードウエ
    アIDを生成し、該ハードウエアIDを用いて時間鍵集
    合を暗号化して再生装置に送付し、 再生装置は、個体識別情報からハードウエアIDを生成
    し、該ハードウエアIDを用いて暗号化された時間鍵集
    合を復号し、その時間鍵によりコンテンツを復号する、
    ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のコンテンツ流通方法にお
    いて、 再生装置は、コンテンツ使用記録をハードウエアIDを
    用いて暗号化して保存し、該使用記録を更新する場合
    は、ハードウエアIDを用いて該使用記録を復号して更
    新し、再びハードウエアIDを用いて暗号化して保存す
    る、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  6. 【請求項6】 請求項4、5記載のコンテンツ流通方法
    において、 管理サーバは、時間鍵集合とともに再生可能時間を示す
    情報を再生装置へ送付し、 コンテンツ使用記録は各コンテンツ別の累積再生時間と
    それらの合計累積再生時間からなり、再生装置は、前記
    合計累積再生時間が前記再生可能時間以上になった場合
    に、コンテンツ使用記録を管理サーバへ送信する、こと
    を特徴とするコンテンツ流通方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のコンテンツ流通方法にお
    いて、 再生装置は、再生可能時間を示す情報をハードウエアI
    Dを用いて暗号化して保持し、コンテンツ使用記録の合
    計累積再生時間を参照する場合にハードウエアIDを用
    いて復号し、その後、再びハードウエアIDを用いて暗
    号化して保持する、ことを特徴とするコンテンツ流通方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6、7記載のコンテンツ流通方法
    において、 再生装置は、コンテンツ使用記録の管理サーバへの送信
    時、再生禁止状態にし、ハードウエアIDとコンテンツ
    使用記録と該再生装置が所有する時間鍵集合の中で最も
    新しいものの時間情報とを、ハードウエアIDを用いて
    暗号化して管理サーバに送信し、 管理サーバは、前記再生装置からの暗号化情報をハード
    ウエアIDを用いて復号し、前記再生装置が所有する時
    間鍵集合よりも新しい時間鍵が管理サーバにあれは、該
    時間鍵を用意し、該時間鍵と次回の再生可能時間を示す
    情報とをハードウエアIDを用いて暗号化して再生装置
    に送信し、 再生装置は、前記管理サーバからの暗号化情報をハード
    ウエアIDを用いて復号し、コンテンツ使用記録を初期
    化し、再生禁止状態を解除し、再生可能時間を更新す
    る、ことを特徴とするコンテンツ流通方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のコンテンツ流通方法にお
    いて管理サーバは、復号したハードウエアIDと内部の
    ハードウエアIDと一致するかチェックし、一致した場
    合に、次回の再生可能時間を含む情報をハードウエアI
    Dを用いて暗号化して再生装置に送信する、ことを特徴
    とするコンテンツ流通方法。
  10. 【請求項10】 請求項8、9記載のコンテンツ流通方
    法において、 管理サーバは、ハードウエアIDに対応するユーザ側か
    らの入金をチェックし、入金がある場合に、次回の再生
    可能時間を含む情報をハードウエアIDを用いて暗号化
    して再生装置に送信する、ことを特徴とするコンテンツ
    流通方法。
  11. 【請求項11】 管理サーバ、配信サーバ及び再生装置
    をネットワークにより接続し、請求項1乃至10記載の
    コンテンツ流通方法を実施することを特徴とするコンテ
    ンツ流通システム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10記載のコンテンツ流
    通方法をコンピュータで実行するためのプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至10記載のコンテンツ流
    通方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記
    録した記録媒体。
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