JP2001147970A - 課金情報処理装置および方法 - Google Patents

課金情報処理装置および方法

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JP2001147970A
JP2001147970A JP33262899A JP33262899A JP2001147970A JP 2001147970 A JP2001147970 A JP 2001147970A JP 33262899 A JP33262899 A JP 33262899A JP 33262899 A JP33262899 A JP 33262899A JP 2001147970 A JP2001147970 A JP 2001147970A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽等のコンテンツの再生時に課金するシス
テムの実現と円滑な運用を可能とする。 【解決手段】 ユーザ端末に対して聴取権データを転送
する聴取権データ端末210と決済センター110とが
接続される。決済センター110は、データ端末210
から顧客を特定する識別子と、再生した音楽の識別子
と、再生回数等の情報を含む再生ログを吸い上げる機能
と、聴取権データを端末210に渡す機能とを有する。
決済センター110と端末210との間で認証がなさ
れ、また、再生ログおよび聴取権データが暗号化され
る。決済センター110は、銀行、クレジットカード会
社208との間で、顧客から聴取料の徴収を行い、ま
た、レコード会社101との間で再生ログに基づいて、
曲毎に聴取料の算出、分配の処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば音楽配信
に適用される課金情報処理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(Compact Disc;C
D) 、DVD(Digital Versatile Discまたは Digita
l Video Disc)等において、著作権保護のために、違法
なコピーを防止するためのコピー防止技術が種々提案さ
れ、また、実用化されている。例えばSCMS(Serial
Copy Management System) は、CDからMD(Mini Dis
c)への1世代目のコピーを許可しても、MDから他の媒
体への2世代目のコピーを禁止するものである。また、
何世代目のコピーを作成できるかを制限するコピー世代
制限の方式も知られている。
【0003】一方、最近では、インターネットを始めと
する急速なネットワークの発展の下で、ネットワークを
介して音楽コンテンツが流通するようになってきてい
る。そのような状況において、インターネット、衛星放
送等のネットワークを利用したEMD(Electronic Musi
c Distribution) が開始され、EMDにおける著作権管
理の方法が提案されている。EMDにおいては、課金に
よってユーザが音楽コンテンツを入手することができ
る。このEMDにおいても、違法コピーを防止するため
に上述したようなSCMS、コピー世代制限等の技術が
使用されようとしている。
【0004】上述したように、従来の著作権保護の方法
は、コピー防止技術を用いてコピーを制限し、著作権者
の権利を保護するものであったために、音楽コンテンツ
を広く、且つ短時間に流通させる上では、障害となって
いた。例えば従来の著作権保護のシステムの一つとし
て、賦課金制度がある。これは、DAT(Digital Audio
Taperecorder)、MDで実施されているもので、ディジ
タル録音機器の利用者が製品価格に上乗せされた補償金
を支払うものである。ネットワークが発展している今日
では、ネットワークを介して配信されたコンテンツをパ
ソコン(パーソナルコンピュータ)により受信し、再生
することが行われるように、ハードウエア(プレーヤ、
メディア)とコンテンツが1対1に対応しないことが多
く、かかる賦課金制度は、著作権の保護のシステムとし
て、適しているとは言えない。
【0005】また、メディア例えばCDに複数の曲が記
録されている場合に、ユーザは、その内の特定の1また
は数曲のみを聞きたい場合があり、メディア全体を購入
したくはない場合もある。さらに、コピー防止技術のた
めに、音楽コンテンツの宣伝・流通が阻害されることに
なる。むしろ、無料で音楽コンテンツを配信する方がそ
の音楽コンテンツの宣伝・流通を短時間に行うことが可
能となり、宣伝・流通のための費用を削減することも可
能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を考慮
すると、配信が無料で、再生時に課金がなされる配信シ
ステムが好ましい。そのようなシステムにおいて、再生
課金処理としては、種々のものがありうる。多種多様な
再生課金に応じて、課金処理をすることは、従来では、
なされていなかった。また、聴取権を生じさせるための
聴取権データをユーザに安全に渡すことができる必要が
ある。
【0007】したがって、この発明の目的は、このよう
な点に鑑み、再生課金システムを管理することができる
課金情報処理装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、圧縮符号化および/または
暗号化されたソフトウェアが無料で配付され、配付され
たソフトウェアを復号するに際し、課金処理がなされる
ようにした課金情報処理装置において、ユーザデバイス
におけるソフトウェアの過去の使用履歴情報を記憶して
いるユーザ端末に有線または無線通信手段を介して接続
できる手段と、ユーザ端末との間で安全に使用権データ
をやり取りするための認証・暗号化手段とを有し、ユー
ザ端末に使用権データを販売した際に、ユーザ端末から
使用履歴情報を転送することを特徴とする課金情報処理
装置である。
【0009】請求項9の発明は、圧縮符号化および/ま
たは暗号化されたソフトウェアが無料で配付され、配付
されたソフトウェアを復号するに際し、課金処理がなさ
れるようにした課金情報処理方法において、ユーザデバ
イスにおけるソフトウェアの過去の使用履歴情報を記憶
しているユーザ端末に有線または無線通信手段を介して
接続し、ユーザ端末との間で安全に使用権データをやり
取りするための認証・暗号化を行い、ユーザ端末に使用
権データを販売した際に、ユーザ端末から使用履歴情報
を転送することを特徴とする課金情報処理方法である。
【0010】ユーザが所有するユーザデバイスは、配付
されたソフトウェアを復号する際に課金処理がなされる
機能を有する。課金処理によって、例えばプリペイドさ
れているデータ(金額)が減じられる。また、ソフトウ
ェアの使用履歴がユーザデバイスに記憶される。複数の
ユーザデバイスで共用されるユーザ端末は、使用権デー
タをユーザデバイスに転送すると共に、ユーザデバイス
から使用履歴を吸い上げる。吸い上げられた使用履歴に
基づいて課金がなされる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を音楽配信システ
ムに適用した一実施形態について説明する。最初に図1
を参照して音楽配信システムの概略について説明する。
図1において、101が音楽コンテンツ供給事業者例え
ばレコード会社を示し、102がコンテンツサーバを示
す。レコード会社101が音楽コンテンツの制作および
その配給を行う。また、音楽コンテンツに関しての圧縮
符号化、暗号化、ウォーターマークの埋め込みもレコー
ド会社101が行う。コンテンツサーバ102には、レ
コード会社101が制作したコンテンツが蓄積される。
【0012】103は、著作権管理機構を示す。例えば
JASRAC(日本音楽著作権協会)は、著作権管理機
構102の具体例である。レコード会社101は、著作
権管理機構103に対して権利登録を行い、著作権管理
機構103から著作権料を受け取る。
【0013】104が配信された音楽コンテンツの再生
機能を有するユーザデバイスを示す。ユーザデバイス1
04は、配信された音楽コンテンツを再生すると共に、
再生課金の処理を行う機能を有する。すなわち、暗号化
を復号し、また、圧縮符号化を復号することによって、
コンテンツを再生することができ、復号に対して課金が
される。コンテンツサーバ102とユーザデバイス10
4との間には、必要に応じてコンテンツ配信事業者が介
在し、ユーザに対してコンテンツサーバ102内のコン
テンツを配信する。配信事業者が使用する配信手段とし
ては、幾つかのものがある。その一つは、販売店105
である。例えば雑誌の付録として、コンテンツが記録さ
れたメディアが配付される。また、インターネット、C
ATV(cable television)のような有線ネットワーク1
06がコンテンツの配信手段として使用される。さら
に、携帯電話網107、衛星放送、衛星通信等の衛星ネ
ットワーク108もコンテンツの配信手段として使用さ
れる。
【0014】この発明では、上述したコンテンツ配信手
段として、有料で配信されるコンテンツの配信手段を利
用することを妨げるものではない。媒体例えばCDの場
合には、記録されている楽曲に対しての著作権料がCD
の価格に含まれている。配付を無料とし、復号(再生)
に課金されるコンテンツをCD上の有料コンテンツが記
録された領域とは別の領域に記録するようにしても良
い。
【0015】図1中では、販売店105が配付する媒体
の一つとしての拡張CD121が示されている。拡張C
D121の内周側の領域122は、既存のCDと同一の
フォーマットで、配付が有料で、再生が無料とされた楽
曲データが記録された領域である。また、外周側の領域
123は、配付が無料で、再生が有料のコンテンツが記
録された領域である。コンテンツは、圧縮符号化されて
いるので、領域123が少なくても必要な長さの音楽デ
ータを記録することができる。
【0016】CD以外にMD、メモリカード等の媒体の
場合にも、互いに区別できる領域として、配付が有料
で、且つ再生が無料のコンテンツと、配付が無料で、且
つ再生が有料のコンテンツとを記録することができる。
また、衛星テレビジョン放送を利用して音楽コンテンツ
を配信するサービスを利用して配付が無料で、再生が有
料のコンテンツを配信しても良い。
【0017】ユーザデバイス104は、コンテンツを無
料で受け取ることができる。また、受け取ったコンテン
ツの再配付も自由に行うことができる。ここで、無料と
いうのは、通信費、電気代等の実費を含まず、著作権料
に関して無料という意味である。ユーザデバイス104
が受け取ったコンテンツを再生、より具体的には、暗号
化を復号する時に課金処理がなされる。課金処理のため
に、聴取権データ109が使用される。聴取権データ1
09は、プリペイドカード、セキュアデコーダ内のメモ
リに格納されている。聴取権データ109は、聴取権デ
ータ管理会社の管理下で、ユーザが所有する課金チャー
ジャまたは最寄りの販売店に設置された販売端末によっ
て書き換えることが可能とされている。聴取権データ1
09は、例えば再生可能な度数であり、ユーザデバイス
104が課金の対象のコンテンツを再生する度に、度数
が減算される。
【0018】また、レコード会社101、著作権管理機
構103、ユーザデバイス104と関係して代金決済の
ために、決済センター110が存在している。決済セン
ター110は、認証/課金サーバ111を備えている。
決済センター110は、銀行、クレジットカード会社
(図示せず)との間で、代金の決済を行う。
【0019】ユーザデバイス104が受け取ったコンテ
ンツの再生を要求すると、認証/課金サーバ111に対
してユーザデバイス104の認証を要求する(A1の経
路で示す)。ユーザデバイス104が正規のものであ
り、認証が成立すると、認証/課金サーバ111は、ユ
ーザデバイス104に対して課金の要求を行う(経路A
2)。また、ユーザデバイス104は、決済センター1
10との間で、代金決済を行う(経路A3)。
【0020】決済センター110は、認証/課金サーバ
111に対して、経路A4で示すように、課金がされた
ことまたは課金が可能であることを伝達すると共に、コ
ンテンツサーバ102に対してコンテンツを要求する
(経路A5)。コンテンツサーバ102が認証/課金サ
ーバ111に暗号化を復号するための鍵データを渡す
(経路A6)。認証/課金サーバ111がユーザデバイ
ス104に対して、鍵データを渡す(経路A7)。ユー
ザデバイス104は、この鍵データによって、暗号を復
号化し、再生することができる。復号化がされることを
もって、そのコンテンツの再生がされたものと判断さ
れ、聴取権データ109の度数が例えば−1される。度
数が0に達すると、ユーザデバイス109が復号化がで
きなくなる。
【0021】図2は、聴取権データ109に関するシス
テムの一例を示し、音楽コンテンツの配付、暗号化の復
号化のためのデータの授受については、省略されてい
る。ユーザデバイス104に対応するものとして、プレ
ーヤ201が示されている。プレーヤ201は、セキュ
アデコーダ202を内蔵している。また、プレーヤ20
1は、例えば携帯形オーディオ機器である。図2におい
て、破線で示すように、プレーヤ201が再生する媒体
(光ディスク、メモリカード等)には、音楽コンテンツ
が記録されている。音楽コンテンツの配信の方法は、図
1に示したように、種々のものが使用できる。
【0022】204は、ユーザ端末としての聴取権デー
タチャージャを示す。データチャージャ204は、プレ
ーヤ201のセキュアデコーダ202と決済センター1
10またはレコード店、コンビニエンスストア等に設置
されているデータ販売端末206との間に存在して聴取
権データ中継器として機能する。例えば家庭内に複数の
ユーザデバイス(CDプレーヤ、MD(ミニディスク)
プレーヤ、車載用オーディオ機器等)が存在する時に、
複数のユーザデバイスでデータチャージャ204が共用
される。データチャージャ204は、携帯可能な構成と
されている。
【0023】プレーヤ201内のセキュアデコーダ20
2とデータチャージャ204とが有線または無線の通信
路を介して通信を行い、聴取権データがデータチャージ
ャ204からセキュアデコーダ202内のメモリに対し
て転送される。聴取権データは、例えばプレーヤ201
の再生可能回数情報または再生可能時間に対応してい
る。
【0024】また、プレーヤ201からデータチャージ
ャ204に対して、有線または無線の通信路205を介
してプレーヤ201の再生履歴情報(再生ログ)が伝送
される。再生ログは、復号したディジタルデータの識別
子および/または復号の条件を含む。具体的には、聴取
した音楽コンテンツの種類、再生回数、再生時間等の情
報を含んでいる。また、再生ログには、ユーザ端末の所
有者、ユーザデバイスの識別子等の課金対象者を特定す
るための識別子が含まれている。セキュアデコーダ20
2とデータチャージャ204とは、認証を行い、認証が
成立すると、暗号化された聴取権データおよび再生ログ
の伝送がなされる。
【0025】聴取権データは、決済センター110から
通信路207例えば電話回線を介してデータチャージャ
204に渡される。または、決済センター110から通
信路209を介して販売端末206に渡された聴取権デ
ータが通信路205を介してデータチャージャ204に
渡される。この場合にも、セキュリティの確保のため
に、認証と暗号化とがなされる。
【0026】データチャージャ204に吸い上げられた
再生ログは、通信路207を介して決済センター110
に送られる。または、通信路205を介して販売端末2
06に渡される。販売端末206は、通信路209を介
して決済センター110から聴取権データを受け取ると
共に、再生ログを決済センター110へ送る。さらに、
入手した聴取権データの代金を決済センター110に支
払う。通信路209は、電話回線、インターネット等で
ある。
【0027】決済センター110と聴取権データチャー
ジャ204との間では、通信路207を介して聴取権デ
ータおよび再生ログの送受信がなされる。この場合に
も、セキュリティの確保のために、認証と暗号化とがな
される。聴取権データの決済に関して、銀行、クレジッ
トカード会社208が存在している。銀行、クレジット
カード会社208は、予め登録してあるユーザの銀行口
座から決済センター110の依頼に基づいて、データチ
ャージャ204に書き込んだ聴取権データ相当する金額
を引き落とす。
【0028】さらに、決済センター110は、レコード
会社101から聴取権データに関するサービスの管理の
委託を受ける。また、決済センター110は、レコード
会社101に対して聴取権データに関する技術の提供を
行い、さらに、楽曲聴取料を支払う。レコード会社10
1は、図1を参照して説明したように、著作権管理機構
103に対して著作権の登録を行うことによって、著作
権の管理を依頼し、著作権管理機構103から著作権料
を受け取る。
【0029】図2では省略しているが、聴取権データチ
ャージャ204は、他のチャージャとの間で、通信装置
例えば非接触通信装置を通じて、視聴権データの一部ま
たは全部を移動・合算・分割可能とされている。また、
データチャージャ204は、プレーヤ201のセキュア
デコーダ202以外にICカードの構成のプリペイドカ
ードに対して聴取権データを転送可能とされている。
【0030】図3は、図2に示される課金処理システム
におけるレコード会社101、決済センター110、聴
取権データチャージャ204、聴取権データ販売端末2
06および銀行、クレジットカード会社208の相互の
関係を抜き出したものである。決済センター110がチ
ャージャ204および販売端末206との間で、聴取権
データの販売を行い、また、再生ログを収拾し、それに
よって代金の決済を行う機能を有する。
【0031】この発明は、決済センター110または販
売端末206に対して適用されるものである。図4は、
聴取権データ端末210(聴取権データチャージャ20
4または販売端末206)と接続された決済センター1
10の機能をより詳細に示すものである。図4中で、実
線の経路は、課金処理を実行する上で必要な処理を意味
し、破線経路が課金処理を行う準備として必要な処理を
意味する。多くの場合、破線の経路が郵送(文書の授
受)によりなされ、実線の経路の処理がデータ通信でな
される。
【0032】最初に破線経路による処理について説明す
る。レコード会社101と決済センター110の間で
は、レコード会社101が決済センター110に対して
業務委託登録を行う(ブロック211)。決済センター
110は、レコード会社110に対してマーケティング
データを渡したり、各種報告を行う(ブロック21
2)。
【0033】聴取権データチャージャ204の所有者で
ある顧客213は、銀行、クレジットカード会社208
との間で、料金の支払い、口座からの料金の引き落とし
等の契約を結ぶ。顧客213が契約内容の変更等を決済
センター110に連絡し、決済センター110が顧客情
報の入力・修正を行う(ブロック214)。決済センタ
ー110が顧客213に対して請求書・領収書の発行と
その郵送を行う(ブロック215)。
【0034】次に実線経路による処理について説明す
る。決済センター110が顧客の要求に応じて聴取権デ
ータ端末210に対して聴取権データを送る。その場
合、顧客の特定がなされ、また、通信サーバ216を介
して認証・暗号化の処理がされたデータを送る。顧客管
理システム217は、データベース218中の顧客情報
を参照して、認証した顧客を特定する。そして、転送し
た聴取権データの量に基づいて、金融決済システム21
9に対して、料金の引き落としを依頼する。金融決済シ
ステム219が銀行、クレジットカード会社208に対
して顧客の口座からの料金の支払いを依頼し、料金の支
払いが実行される。支払いの完了の報告を決済センター
110が受け取ると、顧客への領収書の発行がなされ
る。
【0035】聴取権データ端末210に対して、聴取権
データを転送するのに先行して認証がなされる。そし
て、聴取権データ端末210から通信サーバ216を介
して再生ログを決済センター110が受け取る。受け取
った再生ログが通信サーバ216にて暗号化が復号さ
れ、再生ログ管理システム220へ送られる。再生ログ
には、顧客(聴取権データ端末210)を特定するため
の端末識別子と、復号・再生した音楽コンテンツを特定
する識別子と、各音楽コンテンツを聴取した回数、時
間、期間のデータとが含まれている。端末識別子は、主
として上述したような聴取権データを転送したり、課金
のために使用される。
【0036】再生ログ管理システム220が再生ログを
一旦データベース218に格納し、予め決められた時、
例えば1カ月毎にバッチ処理で再生ログまたは再生ログ
を処理したデータを聴取料決済システム221に渡す。
聴取料決済システム221は、レコード会社101から
業務委託時にデータベース218に登録した曲等の情報
を参照して、曲毎の聴取料(著作権使用料)を算出す
る。曲以外に作曲家、作詞家、歌手、演奏者等の項目毎
に聴取料を算出することも可能である。聴取料決済シス
テム221が算出した曲毎の聴取料がレコード会社10
1に対して支払われる。
【0037】上述したように、決済センター110が顧
客213への聴取権データの転送と、聴取料の請求を行
い、一方、決済センター110が曲毎の聴取料を算出
し、分配する処理を行うので、レコード会社101が顧
客管理を行ったり、聴取料を算出したり、分配する業務
を行う必要がない。また、決済センター110は、レコ
ード会社101と独立した機関であるので、複数のレコ
ード会社との間で業務委託の契約を行うことができ、顧
客が選択できる音楽コンテンツの種類を豊富とすること
ができる。
【0038】図5は、セキュアデコーダ202を有する
プレーヤ201の全体的構成を示す。セキュアデコーダ
201は、破線で示すように、1チップのICとして構
成されたものである。また、セキュアデコーダ201
は、所謂タンパーレジスタント(tamper resistant)の構
成とされている。すなわち、外部からは、その内容が分
からないような構成とされ、改ざんができない構成とさ
れている。
【0039】媒体1には、圧縮符号化され、また、暗号
化された音楽データが記録されている。さらに、再生課
金処理に必要なデータが圧縮符号化、暗号化されたデー
タに付随している。圧縮符号化、暗号化されたデータを
コンテンツデータと称し、再生課金処理のためのデータ
を付随データと称する。但し、この発明では、圧縮符号
化と暗号化との両方が施されていることは、必ずしも必
要ではない。圧縮符号化のみでも、その復号方法が非公
開であれば、著作権保護の目的を果たすことが可能であ
る。
【0040】媒体1としては、メモリカード、記録可能
な光ディスク、読み出し専用の光ディスク等を使用でき
る。記録可能な媒体の場合では、上述したように、衛星
ネットワーク、携帯電話ネットワーク、インターネット
等のネットワークを介して配信されたデータをダウンロ
ードすることができる。媒体1に記録されているコンテ
ンツデータおよび付随データがインターフェース2を介
してセキュアデコーダ202に供給される。セキュアデ
コーダ202からは、アナログオーディオ信号が出力さ
れる。アナログオーディオ信号は、アンプ等を介してス
ピーカ、ヘッドフォン等によって再生される。
【0041】セキュアデコーダ202は、暗号化の復号
器11と、圧縮符号化の伸長器12と、D/A変換器1
3とを有している。暗号化としては、DES(Data Encr
yption Standard)を使用できる。DESは、平文をブロ
ック化し、ブロック毎に暗号変換を行うブロック暗号の
一つである。DESは、64ビットの入力に対して64
ビット(56ビットの鍵と8ビットのパリティ)のキー
を用いて暗号変換を行い、64ビットを出力する。DE
S以外の暗号化を使用しても良い。例えばDESは、暗
号化と復号化に同一の鍵データを使う共通鍵方式である
が、暗号化と復号化に異なる鍵データを使う公開鍵暗号
の一例であるRSA暗号を採用しても良い。鍵データ
は、上述したように、認証が成立したユーザデバイス1
04に対して渡される。
【0042】セキュアデコーダ202には、CPUを含
む制御部14と、制御部14と外部のCPUとの通信を
行うためのCPUインターフェース15と、メモリ部1
6と、聴取権データをプリペイドチャージャから受信
し、再生ログをプリペイドチャージャに伝送するための
通信部17およびアンテナ18とが設けられている。制
御部14は、復号器11における復号の前段で分離され
た付随データを受け取り、復号化、伸長化を行うための
制御を行う。
【0043】また、通信部17およびアンテナ18は、
非接触で聴取権データチャージャとの間で通信を行うた
めのものである。この通信は、認証がされることを条件
として、暗号化されたプロトコルを使用してなされる。
データのみならず、電力をチャージャから受信可能とさ
れているので、プレーヤ201全体の電源がオフであっ
ても、聴取権データの受信と、再生ログの送信とを行う
ことができる。受け取った聴取権データは、メモリ部1
6に格納される。さらに、プレーヤ201の再生ログも
メモリ部16に記憶される。メモリ部16は、電源オフ
とされても、その記憶内容が保持される不揮発性メモリ
である。
【0044】なお、コピー出力が復号器11からセキュ
アデコーダ202の外部に出力することが可能とされて
いる。出力するか否かは、制御部14により制御され
る。出力されるコピー出力は、付随情報とコンテンツデ
ータである。さらに、復号器11および伸長器12は、
制御部14の指示に基づいて、復号処理および伸長処理
をそれぞれ省略する機能を有している。それによって、
暗号化されていないオーディオデータ、並びに圧縮符号
化されていないオーディオデータ(リニアPCM)を再
生することが可能とされている。
【0045】プレーヤ201の全体の動作を制御するた
めに、21で示すシステムコントローラが備えられてい
る。システムコントローラ21は、CPUで構成され、
セキュアデコーダ202内の制御部14と通信を行うこ
とによって、セキュアデコーダ202の動作を制御す
る。また,システムコントローラ21とバスを介して操
作部22、ディスプレイ23、メモリ部24、モデム2
5が接続されている。さらに、システムコントローラ2
1が媒体1の再生動作、並びに媒体インターフェース2
の動作を制御する。
【0046】操作部22は、ユーザが操作するスイッ
チ、キー等であり、プレーヤ201の動作を制御する指
示を発生する。ディスプレイ23は、例えば液晶からな
るもので、プレーヤ201の動作を制御するためのメニ
ューを表示したり、動作状態を表示するために使用され
る。メモリ部24は、システムコントローラ21内のメ
モリの容量が少ないために設けられた外部メモリであ
る。モデム25は、公衆回線と接続され、外部とのデー
タの通信に使用される。例えば、セキュアデコーダ20
2のメモリ部16内の再生ログをメモリ部24に転送す
ることによって、残りの再生可能回数または再生可能時
間をディスプレイ23に表示したり、再生ログをモデム
25を介して送信することが可能とされている。さら
に、聴取権データをモデム25を介して受信することも
可能である。
【0047】ユーザが操作部22を操作することによっ
て、媒体1内の所望のコンテンツの再生を指示する。そ
のコンテンツが再生に関して無料のものであれば、セキ
ュアデコーダ202を通ってアナログ出力が発生して
も、メモリ部16に格納されている聴取権データが変更
されない。若し、再生したコンテンツが再生課金の対象
である場合には、メモリ部16内の聴取権データが変更
される。
【0048】課金処理としては、種々のタイプが可能で
ある。課金処理としては、大きく分けて、買取型と、グ
ロスに視聴料金をとるタイプと、セキュアデコーダで暗
号の復号化を行うごとに視聴料金を課する度数タイプと
がある。買取型は、一旦買い取った後では、再生処理に
対して課金されないタイプである。グロスに視聴料金を
とるタイプは、視聴料金をまとめて支払う月極めタイ
プ、視聴期間、視聴時間を限定するタイプ等である。
【0049】セキュアデコーダで暗号の復号化を行うご
とに視聴料金を課す度数タイプとして、幾つかの形態が
可能である。第1の形態は、予め設定された金額(プリ
ペイドカード、電子マネー)または度数からコンテンツ
の再生処理の度に、金額または度数を減算するものであ
る。残高または残り度数が不足する場合には、再生がで
きなくなる。第2の形態は、コンテンツの再生処理の度
に、金額または度数が加算されるものである。予め設定
した金額または度数に累積金額または累積度数が達する
と、再生ができなくなる。第3の形態は、コンテンツの
再生時間に応じて、度数または金額が加算または減算さ
れるものである。
【0050】金額または度数は、一定のものであっても
良く、また、コンテンツに応じて重み付けされたもので
も良い。また、課金処理は、コンテンツの1タイトル
(音楽の例では、1曲)またはコンテンツの複数タイト
ル(音楽の例では、アルバム)と対応して行われる。
【0051】また、コンテンツの再生処理の定義の方法
としては、コンテンツ全体を再生した場合に、再生を行
ったものとしても良いし、また、コンテンツの再生時間
が所定時間以上の場合を再生を行ったものとしても良
い。さらに、普及・流通を促進するためのプロモーショ
ン用のコンテンツの再生に対しては課金されない。ま
た、課金の対象となるコンテンツであっても、例えばコ
ンテンツの先頭部分例えば先頭から10秒間の再生を無
料としたり、コンテンツのハイライト部分のみの再生を
無料としても良い。このように、再生処理に対して課金
されるコンテンツと、再生処理が無料のコンテンツとが
混在する場合に、付随情報によって課金/無料が識別さ
れる。
【0052】付随情報は、コンテンツデータ(圧縮符号
化および暗号化されたコンテンツ例えばオーディオデー
タ)の前に付加されたデータである。付随情報は、必要
に応じて暗号化される。また、記録可能な媒体には、コ
ンテンツデータの前に付加されて記録されるか、または
媒体1のデータ管理用領域に記録される。読み出し専用
の媒体の場合には、データ管理領域に付随情報が記録さ
れる。光ディスクの場合では、一般的にディスクの最内
周側の領域に管理領域が設けられる。メモリカードの場
合には、例えば音楽データの1曲を1ファイルとして扱
うようにしたファイル管理データが規定される。
【0053】付随データには、課金されるコンテンツ
か、無料のコンテンツかを指示する課金識別子、並びに
上述したような買取型、グロス型、度数型等の課金タイ
プを区別し、各課金タイプにおける課金条件を指示する
再生条件ラベルが含まれる。一例として、買取型の場合
では、買取価格のデータが再生条件ラベルに記述され、
グロス型の再生回数を制限する場合では、再生回数のデ
ータが再生条件ラベルに記述され、グロス型の再生期間
を制限する場合では、再生期間のデータ(1日、1週
間、1ヵ月等)が再生条件ラベルとして記述され、度数
型の場合では、度数のデータ(1円/2分、1円/1
分、1円/30秒、・・・)が再生条件ラベルとして記
述される。さらに、課金を前提としているコンテンツで
あっても、無料で視聴できる場合の条件を再生条件ラベ
ルに記述することもできる。
【0054】また、付随情報中に、コンテンツデータの
圧縮符号化の種類を示すための情報、暗号の種類および
暗号のパラメータを示すための情報、チャンネル数の情
報、ビットレートの情報等を記録しても良い。
【0055】さらに、付随情報中には、CD、MD、記
録可能な光ディスク、不揮発性メモリを含むメモリカー
ド等の媒体を一意に識別可能とするためのメディアID
例えばシリアル番号が含まれる。さらに、付随情報中に
は、デコーダIDが配置される。デコーダIDは、ユー
ザの端末、ユーザのプレーヤ等に内蔵されているセキュ
アデコーダを一意に識別可能とするためのID例えばシ
リアル番号である。
【0056】次に、図6のフローチャートを参照してプ
レーヤ201(図5参照)においてなされる課金処理の
一例について説明する。この処理は、セキュアデコーダ
202内の制御部14およびシステムコントローラ21
によってなされるものである。最初のステップS1は、
媒体1に再生しようとするコンテンツが存在しているよ
うな再生スタンバイ状態である。具体的には、EMDに
より配信されたコンテンツが媒体1に格納されている場
合、媒体1に既にコンテンツが記録されている場合等が
再生スタンバイに該当する。ステップS2では、ユーザ
が操作部22の再生ボタンを押すことによって再生指示
がされたかどうかが決定される。
【0057】ステップS2の結果が否定であることは、
コピーの操作を意味するものとされている。ステップS
3において、無料再生用コンテンツのコピーか否かが決
定される。無料再生用コンテンツとは、再生が課金され
ないコンテンツを意味する。付随情報中に含まれる識別
子を参照してステップS3の決定がなされる。無料再生
用コンテンツであれば、著作権保護のために、セキュア
デコーダ202からの暗号が復号化されたコピー出力が
禁止される(ステップS4)。
【0058】若し、無料再生用コンテンツのコピーでな
い、すなわち、課金再生用コンテンツのコピーであると
ステップS3で決定されると、課金再生用コンテンツの
コピーがセキュアデコーダ202から出力される(ステ
ップS5)。課金再生用コンテンツのコピーは、自由に
なされる。但し、このコピー出力は、付随情報と暗号
化、圧縮符号化がされたデータである。
【0059】ステップS2において、再生動作が指示さ
れたものと決定されると、ステップS6において、課金
処理を受け入れるか否かが問われる。例えばプレーヤ2
01のディスプレイ23にメッセージが表示され、ユー
ザが操作部22の操作によって回答するようになされ
る。ユーザが課金処理を受け入れない場合には、無料再
生ができない(ステップS7)。但し、再生条件ラベル
によって指示される部分的無料再生例えば曲の先頭部分
またはハイライト部分の再生を無料で行うことが許され
る場合もある。課金処理を受け入れる場合には、ステッ
プS8において、ディスプレイ23上に、現に再生しよ
うとするコンテンツに関する再生課金条件が提示され
る。付随情報中の再生条件ラベルの情報に基づいて課金
条件の提示がなされる。
【0060】ステップS9では、課金タイプが買取型か
どうかが決定される。買取型であれば、買取用の課金が
なされる(ステップS10)。そして、ステップS11
において、セキュアデコーダ202の復号器11では、
鍵を使用して暗号を復号化し、ステップS12におい
て、無料再生を行う。この場合、無料再生するコンテン
ツのコピーが禁止される。但し、ムーブ、すなわち、コ
ピーと異なり元のデータが残らない処理は、可能であ
る。
【0061】ステップS9において、買取型でないと決
定されると、ステップS13においてグロス型例えば月
極型かどうかが決定される。月極契約が存在していると
きには、ステップS14において、契約された楽曲か否
かが決定される。そうであれば、ステップS15におい
て、無料再生がなされる。課金再生用コンテンツのコピ
ーは自由に行うことができる。
【0062】ステップS13において、月極型でないと
決定されると、そのコンテンツは、度数型で課金される
ものと決定される。そして、ステップS17において、
暗号の復号化がなされ、ステップS18において、課金
再生がなされる。課金再生では、上述したように、再生
の度数、再生時間等に応じて課金される。また、課金再
生用コンテンツのコピーは、自由にできる。さらに、ス
テップS14において、月極契約の範囲内でないと決定
された場合も、課金再生の処理(ステップS17、ステ
ップS18)がなされる。
【0063】図7は、聴取権データチャージャ204の
一例の構成を示す。チャージャ204は、例えば持ち運
び可能な可搬型の構成とされている。301がチャージ
ャ全体を制御するCPUを示し、302が暗号化・復号
化モジュールを示し、303がディスプレイ(例えば液
晶ディスプレイ)を示し、304がユーザによって操作
されるキー・ボタンを示す。ディスプレイ303には、
チャージャの動作に関連するメニュー、課金処理条件等
が表示される。暗号化・復号化モジュール302は、送
信時の暗号化の処理と、受信時の暗号の復号化の処理と
を行う。305は、データチャージャ個別IDを示す。
データチャージャ個別ID305は、例えば再生ログと
共に決済センターへ送信され、データチャージャと再生
ログの対応関係が分かるようになされる。
【0064】また、決済センター(図2中の決済センタ
ー110)との通信のために、モデム306およびUS
B(Universal Serial Bus)通信モジュール307が設け
られている。モデム306によって、電話回線を介して
決済センターとの通信が行われ、決済センターから聴取
権データを受け取り、また、決済センターに対して再生
ログを送信することができる。USB通信モジュール3
07を使用し、パーソナルコンピュータおよびインター
ネットによって同様に決済センターとの通信が可能であ
る。
【0065】決済センターからデータチャージャ204
が受信した聴取権データが聴取権データメモリ308に
格納される。また、プレーヤ201のセキュアデコーダ
202から受け取った再生ログが使用状況メモリ309
に格納される。必要に応じてチャージャ204のログが
再生ログに付加されたログデータが決済センターへ送信
される。メモリ308および309は、電源オフとされ
ても、その記憶内容が保持される不揮発性メモリであ
る。
【0066】また、非接触通信モジュール310および
アンテナ311は、非接触でプレーヤ201との間で通
信を行うためのものである。この通信は、認証がされる
ことを条件として、暗号化されたプロトコルを使用して
なされる。データのみならず、セキュアデコーダ202
が動作するのに必要な電力をプレーヤに送信可能とされ
ている。したがって、プレーヤ202のメインの電源が
オフであっても、聴取権データおよび再生ログの授受が
可能とされている。アンテナ311以外にライン接続用
の端子も備えられている。なお、非接触通信モジュール
310およびアンテナ311またはラインを使用して聴
取権データ販売端末206との通信を行うようになされ
る。
【0067】図8は、セキュアデコーダ202のより詳
細な構成、すなわち、課金処理に関する機能的構成を示
す。図7に示される構成要素と対応する部分には、同一
符号を付して示す。媒体1からの暗号化され、且つ圧縮
符号化されたコンテンツデータと付随データとからなる
再生データが復号器11に供給される。復号器11に
は、媒体1を一意に識別可能とするためのメディア個別
IDも供給される。復号器11によって暗号の復号がな
される。
【0068】復号器11の出力データが再生条件ラベル
検出部401に供給され、付随データ中の再生条件ラベ
ルが検出される。検出された再生条件ラベルがセキュア
デコーダ202の処理に使用される。伸長器12では、
圧縮符号化の復号がなされる。伸長器12の出力データ
がウォーターマーク検出部402に供給される。ウォー
ターマーク検出部402は、アナログ出力時に付加した
ウォーターマークを検出し、検出されたウォーターマー
クと再生条件ラベルとに基づいて、再生条件ラベルが改
ざんされたか否かをチェックする。
【0069】403は、聴取権カウンタを示す。聴取権
カウンタ403においては、後でより詳細に説明する
が、再生データを復号する度に、聴取権データに対して
変更を加える。例えばメモリ部16に格納されている聴
取権データ例えば度数データを減算する処理を行う。メ
モリ部16に格納される聴取権データは、アンテナ18
(またはライン)と通信モジュール17とによって、上
述した聴取権データチャージャ204から送信されたも
のである。通信モジュール17内には、暗号化・復号化
のモジュールが設けられている。なお、ここでは、楽曲
データを取り扱うために、聴取権の用語を使用しいてる
が、映像データを含めて考えた時には、聴取権の代わり
に視聴権の用語が使用される。
【0070】聴取権カウンタ404において、聴取権に
関する処理がされると、ウォーターマーク付加部404
において、出力されるデータに対してウォーターマーク
が付加される。ウォーターマークは、楽曲データに存在
する冗長な部分例えば出力されるオーディオデータの下
位のビットを利用することでウォーターマークを付加で
きる。付加されたウォーターマークは、アナログ信号に
変換しても残り、且つウォーターマークを除去すること
が不可能か、非常に困難なものである。付加されるウォ
ーターマークは、再生条件ラベルの全体または一部のデ
ータと、デコーダ個別ID405の情報を含むものであ
る。ウォーターマークが付加されたデータがD/A変換
器13によってアナログ出力に変換され、セキュアデコ
ーダ202の外部へ出力される。上述したウォーターマ
ーク検出部402は、このように付加されたウォーター
マークを検出するものである。
【0071】セキュアデコーダ202がICカードのイ
ンターフェースを持ち、また、聴取権データチャージャ
204が決済センターまたは金融会社から電子マネーを
受け取り、受け取った電子マネーをセキュアデコーダ2
02が備えているインターフェースを介してICカード
に記録するようにしても良い。すなわち、聴取権データ
の書き込みに対して、オプショナルなものとして電子マ
ネーの記録装置としての機能を持たせることができる。
【0072】図9は、聴取権カウンタ403の部分をよ
り詳細に示す。ここでは、課金処理が度数型で行われる
場合に適用される例について説明する。すなわち、予め
設定された度数から楽曲データの再生処理の度に、度数
を減算したり、楽曲データの再生処理の度に、度数が加
算されたり、楽曲データの再生時間に応じて、度数が加
算または減算される。
【0073】再生データ例えば楽曲データから再生条件
ラベル抜き出し部411が再生条件ラベルを抜き出す。
再生条件ラベルには、課金条件が含まれている。また、
基本クロック抜き出し部412によって、楽曲データか
ら課金の基本クロックが抜き出される。基本クロック
は、楽曲データが伸長器12から出力されている期間の
み発生する。基本クロックの周期は、楽曲データごとに
は固定であり、2分、1分、30秒等の周期で発生す
る。基本クロックの複数個をこれらの周期に対応させて
も良い。そして、周期が課金の単位として扱われる。す
なわち、1周期が一つの度数に対応され、また、時間の
単位に対応される。
【0074】抜き出された基本クロックと再生条件ラベ
ルに基づいて、聴取権データのカウント制御部413が
カウントを制御する。すなわち、再生条件ラベルを参照
して、聴取権データのメモリ414(メモリ部16の一
部)に格納されている聴取権データに対して減算または
加算処理を行い、聴取権データを書き換える。また、再
生時間または再生期間を再生条件としている場合には、
タイマー/カレンダーに対して、再生時間の累積処理ま
たは現在日時と再生可能期限との照合処理がなされる。
【0075】聴取権データカウント制御部413は、さ
らに、再生可能かどうかを判断する。例えば再生した度
数を減算して、残りが0となると、再生不可能と判断す
る。また、累積度数が設定された度数に到達したり、再
生時間の累積が設定された時間に到達したり、現在の日
時が再生期限を越えたりすると、同様に、再生不可能と
判断する。判断結果に基づいて、楽曲データのゲート部
416が制御される。再生可能な場合には、楽曲データ
がゲート部416を通過して出力され、一方、再生不可
能な場合には、楽曲データの出力がゲート部416によ
って禁止される。
【0076】図8に示すセキュアデコーダ202におけ
るウォーターマーク検出部402の処理について、図1
0のフローチャートを参照して説明する。ウォーターマ
ークの検出処理S21が開始されると、ステップS22
において、ウォーターマークの抜き出し処理がなされ
る。そして、ステップS23では、ウォーターマークが
正しく抜き出せたか否かが決定される。
【0077】ウォーターマークが正しく抜き出せないと
決定されると、ウォーターマークが付加されていないも
のとして、楽曲再生データを出力する(ステップS2
4)。ウォーターマークが正しく抜き出せたときには、
ステップS25において、ウォーターマークに再生条件
ラベルのデータが入っているか否かが決定される。再生
条件ラベルが入っていないと決定されると、楽曲再生デ
ータを出力する(ステップS24)。
【0078】ステップS25において、ウォーターマー
クに再生条件ラベルのデータが入っているものと決定さ
れると、ステップS26において、ウォーターマーク中
の再生条件ラベルと、再生条件ラベル検出部401にお
いて検出した付随情報中の再生条件ラベルとの照合処理
がなされる。ステップS27では、これらの再生条件ラ
ベルが同一か否かが決定される。同一であるならば、楽
曲再生データの出力(ステップS24)がなされる。若
し、同一でないときには、再生条件ラベルが改ざんされ
た可能性があると判断し、楽曲再生データを出力しない
(ステップS28)。
【0079】図11は、セキュアデコーダ202のウォ
ーターマーク付加部404が行うウォーターマーク付加
処理を示すフローチャートである。ウォーターマークの
付加処理S31が開始されると、ステップS32におい
て、ウォーターマーク検出部402がウォーターマーク
を正しく抜き出せたか否かが決定される。正しく抜き出
せたならば、ウォーターマークを付加しないで再生デー
タを出力する(ステップS33)。すなわち、再生デー
タに埋め込まれていたウォーターマークが変更されな
い。
【0080】若し、ステップS32の結果が否定であれ
ば、ステップS34およびS35によってウォーターマ
ークに入れるデータが生成される。ステップS34は、
再生条件ラベルからウォーターマークに入れるデータを
生成する処理である。再生条件ラベルの一部または全て
をウォーターマークとして入れる。ウォーターマークと
して埋め込むデータは、再生条件ラベルのデータそのも
のに限らず、ハッシュ値等の演算処理されたものでも良
い。また、ステップS35は、セキュアデコーダの個別
IDからウォーターマークに入れるデータを生成する処
理である。セキュアデコーダ個別IDの一部または全部
のデータがウォーターマークに入れられる。個別IDを
入れることによって、ウォーターマークを付加したセキ
ュアデコーダを特定することができる。
【0081】そして、ステップS36において、上述し
たように生成したデータからなるウォーターマークが楽
曲データに対して埋め込まれる。上述したように、楽曲
データの冗長な部分を利用してウォーターマークが埋め
込まれる。ウォーターマークは、ディジタル的に付加さ
れるが、アナログ信号に変換されても残り、また、ウォ
ーターマークを除去することは、不可能か、非常に困難
である。ステップS37では、ウォーターマークを付加
して再生データが出力される。
【0082】なお、上述した実施形態では、主としてオ
ーディオコンテンツについて説明したが、オーディオ以
外のビデオデータ、静止画像データ、文字データ、コン
ピュータグラフィックデータ、ゲームソフトウェア、お
よびコンピュータプログラム等のコンテンツに対して
も、上述したのと同様にこの発明を適用することができ
る。
【0083】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、決済センターが顧客の所有するデータ端末
への使用権データを転送し、また、顧客に対する使用料
の徴収を行い、さらに、レコード会社等のコンテンツ供
給事業者との間の使用料の分配を行うので、コンテンツ
供給事業者が課金処理に付随する業務を行う必要がなく
なる。それによって、再生課金システムの実現が容易と
なり、また、その運用を円滑になしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態のシステム全体の概略を
示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態における聴取権データに
関する説明のためのブロック図である。
【図3】この発明の一実施形態における聴取権データに
関する説明のためのブロック図である。
【図4】この発明の一実施形態における決済センターの
果たす機能に関する説明のためのブロック図である。
【図5】この発明の一実施形態におけるプレーヤの一例
のブロック図である。
【図6】この発明の一実施形態における課金処理の一例
を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明の一実施形態における聴取権データチ
ャージャの一例のブロック図である。
【図8】この発明の一実施形態におけるセキュアデコー
ダのより詳細なブロック図である。
【図9】セキュアデコーダの課金処理に関連する部分の
構成を示すブロック図である。
【図10】セキュアデコーダにおけるウォーターマーク
の検出の処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】セキュアデコーダにおけるウォーターマーク
の付加の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・コンテンツの格納された媒体、11・・・暗号
化の復号器、12・・・圧縮符号化の伸長器、21・・
・システムコントローラ、101・・・レコード会社、
103・・・著作権管理機構、104・・・ユーザデバ
イス、109・・・聴取権データ、110・・・決済セ
ンター、201・・・プレーヤ、202・・・セキュア
デコーダ、204・・・聴取権データチャージャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BA07 BB02 BB10 CA09 CA14 CA15 CA16 5B049 AA05 BB11 BB46 CC05 CC36 CC39 DD01 DD05 EE03 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG03 GG04 GG07 GG10 5B089 GA11 GB03 JA33 JB05 KA15 KC58 KH28 KH30 9A001 EE04 HH15 JJ19 KK60

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化および/または暗号化された
    ソフトウェアが無料で配付され、配付されたソフトウェ
    アを復号するに際し、課金処理がなされるようにした課
    金情報処理装置において、 ユーザデバイスにおけるソフトウェアの過去の使用履歴
    情報を記憶しているユーザ端末に有線または無線通信手
    段を介して接続できる手段と、 上記ユーザ端末との間で安全に使用権データをやり取り
    するための認証・暗号化手段とを有し、 上記ユーザ端末に使用権データを販売した際に、上記ユ
    ーザ端末から上記使用履歴情報を転送することを特徴と
    する課金情報処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記使用履歴情報は、上記ソフトウェアおよび上記ユー
    ザ端末を識別するための識別子を含むことを特徴とする
    課金情報処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 さらに、上記使用履歴情報を基に、各々のソフトウェア
    の使用料を算出することを特徴とする課金情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 さらに、算出した使用料を委託者に支払うようにしたこ
    とを特徴とする課金情報処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 上記ユーザ端末は、上記ユーザデバイスに対して上記使
    用権データ転送する機能を有することを特徴とする課金
    情報処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記ユーザ端末は、複数の上記ユーザデバイスに間で共
    用可能なように、可搬型とされたことを特徴とする課金
    情報処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 上記ユーザ端末に対して上記使用権データを販売する機
    能を有することを特徴とする課金情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 上記ソフトウェアは、オーディオデータ、ビデオデー
    タ、静止画像データ、文字データ、コンピュータグラフ
    ィックデータ、ゲームソフトウェア、およびコンピュー
    タプログラムの内の少なくとも1つであることを特徴と
    するデータ課金情報処理装置。
  9. 【請求項9】 圧縮符号化および/または暗号化された
    ソフトウェアが無料で配付され、配付されたソフトウェ
    アを復号するに際し、課金処理がなされるようにした課
    金情報処理方法において、 ユーザデバイスにおけるソフトウェアの過去の使用履歴
    情報を記憶しているユーザ端末に有線または無線通信手
    段を介して接続し、 上記ユーザ端末との間で安全に使用権データをやり取り
    するための認証・暗号化を行い、 上記ユーザ端末に使用権データを販売した際に、上記ユ
    ーザ端末から上記使用履歴情報を転送することを特徴と
    する課金情報処理方法。
JP33262899A 1999-11-05 1999-11-24 課金情報処理装置および方法 Pending JP2001147970A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33262899A JP2001147970A (ja) 1999-11-24 1999-11-24 課金情報処理装置および方法
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