JP2002373261A - 情報配信システム - Google Patents

情報配信システム

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JP2002373261A
JP2002373261A JP2001182722A JP2001182722A JP2002373261A JP 2002373261 A JP2002373261 A JP 2002373261A JP 2001182722 A JP2001182722 A JP 2001182722A JP 2001182722 A JP2001182722 A JP 2001182722A JP 2002373261 A JP2002373261 A JP 2002373261A
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Toru Owada
徹 大和田
Jun Kitahara
潤 北原
Takeshi Asahi
猛 朝日
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンテンツホルダの権利保護を大前提に、付加
価値の高い情報を複製による不正使用を防ぎながら配信
し、且つ同付加価値の高い情報を利用実績に応じた事後
課金で利用可能とする方式を提供する。 【解決手段】情報処理装置101は、ネットワーク10
3を介してコンテンツ配信装置兼清算装置102へ、コ
ンテンツデータ送信要求およびコンテンツデータの利用
履歴を示すコンテンツデータ利用履歴を送信し、コンテ
ンツ配信装置兼清算装置102は、情報処理装置101
へ、利用履歴の受信を条件に、要求されたコンテンツデ
ータ送信および利用履歴が示すコンテンツデータの清算
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作権保護が必要
なデジタルコンテンツ情報の配信方式及びコンテンツ情
報の利用に対する課金方式に関する。特に、付加価値を
有するデジタルコンテンツ情報を、複製による不正使用
を防ぎながら配信し、且つ同付加価値の高い情報を利用
実績に応じた事後課金で利用可能とする方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信ネットワークを用いてデジタ
ルコンテンツ情報を配信する情報サービスが一般化しつ
つある。同情報サービスは、何らかの画像、音楽などの
高付加価値情報を保持するコンテンツホルダが、特定の
ホストからインターネットその他の通信ネットワークを
介してオンラインでユーザ機器へと配信されることで、
実現されている。
【0003】ユーザは、デジタルコンテンツ情報を、特
定のサービス条件(買い切り、再生回数など)合意の下
で、何らかのユーザ機器に受信し、同機器のオフライン
記憶装置に保管する。ユーザ機器は、上記通信ネットワ
ークを介したオンラインでのデータ受信時に、同データ
の購入記録情報を、コンテンツホルダの特定のホストへ
と送信する。デジタルコンテンツ情報のユーザ機器への
保管後、ユーザは、上記サービス条件に基づき、該デジ
タルコンテンツ情報をオフラインで利用できる。
【0004】コンテンツホルダは、ユーザ機器から送信
された購入記録情報に基づき、別途ユーザに利用料金請
求を行なう。ユーザは、例えばユーザの銀行口座上やク
レジットカードなどを用いて、利用料金の決済を行な
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のデジタ
ルコンテンツ情報を配信する情報サービスによれば、ユ
ーザは、デジタルコンテンツ情報のオンライン配信を受
け、同情報をオフラインで利用することが可能である。
【0006】しかし、ホスト、ユーザ機器間がオンライ
ン状態の時に、情報の配信及び購入記録情報の送受信を
行なうことから、買い切り、再生回数など、基本的に情
報を前払いで購入することになる。買い切りではコンテ
ンツ情報の購入金額が高く設定される場合があり、再生
回数を購入する場合では、利用しないかもしれない部分
まで費用を負担する必要があるなど、ユーザにとって必
ずしも有利な購入条件であるとは限らない。
【0007】そこで、本発明の課題は、コンテンツホル
ダの権利保護を前提に、付加価値を有するデジタルコン
テンツ情報を複製による不正使用を防ぎながら配信し、
且つ同付加価値を有するデジタルコンテンツ情報を利用
実績に応じた事後課金で利用可能とする方式を提供する
ことにある。なお、本発明のデジタルコンテンツ情報に
は、音楽情報を含む音声情報、静止画および動画を含む
映像情報、プログラムが含まれる。また、本明細書で
は、デジタルコンテンツ情報、コンテンツ情報、コンテ
ンツデータおよび情報は特に断らない限り同様のものを
指す。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、コンテンツ配信装置および情報処理装置
からなる情報配信システムにおいて、情報処理装置が、
配信されたコンテンツ情報の利用履歴を記憶しておき、
コンテンツ配信装置が本利用履歴に基づいて、所定の情
報処理を実行する。所定の情報処理には、決済処理およ
び新たなコンテンツ情報の配信処理のうち少なくとも一
方が含まれる。
【0009】更に、情報処理装置の利用者に利益/不利
益となる制限事項によって、情報処理装置から配信・課
金装置への有価値情報の利用履歴の送信を促進すること
を特徴とする形態も本発明に含まれる。制限事項として
は、デジタルコンテンツ情報の利用、配信されてからの
経過時間が含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態について、図
1から図7を用いて説明する。
【0011】まず、図1から図3を用いて、本実施形態
に係るデータ配信、課金システムの概略構成を説明す
る。図1は、本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成図である。本実施形態に係るデータ配信、
課金システムは、情報処理装置101とコンテンツ配信
装置兼清算装置102、ネットワーク103、メディア
再生装置104、及び情報処理装置105からなる。な
お、コンテンツ情報を配信するコンテンツ配信装置と清
算(決済)処理を実行する清算装置は別ものとし、それ
ぞれをネットワークを介して接続する構成としてもよ
い。
【0012】情報処理装置101は、装置利用者固有の
識別子(以下、ユーザIDとする)、コンテンツデータ
利用履歴記録手段とコンテンツデータ記録手段を有す
る。ユーザIDは、例えば銀行口座番号などの特定の課
金手段と関連付けられている。コンテンツデータ利用履
歴記録手段は、該情報処理装置101上でコンテンツデ
ータを利用する度に利用履歴を記録するものであり、同
記録内容の消去、複製、改竄は困難としてもよい。この
ために、耐タンパなストレージ装置を用いてもよい。コ
ンテンツデータ記録手段には、コンテンツ配信装置兼清
算装置102、メディア再生装置104、又は他の情報
処理装置105からネットワーク103を介して、又は
メディア再生装置104、又は他の情報処理装置105
からネットワーク103を介さないで、送信を受けたコ
ンテンツデータを記憶、保管する。図1には示していな
いが、同コンテンツデータは該情報処理装置101の具
備する何らかの出力装置を用いて出力され、ユーザに利
用される。
【0013】コンテンツ配信装置兼清算装置102は、
ユーザID毎に管理されたコンテンツデータ利用履歴記
録手段と、コンテンツデータ記録手段を有する。該コン
テンツ配信装置兼清算装置102は、コンテンツデータ
記録手段に記憶したコンテンツデータを、ネットワーク
103を介して情報処理装置101に送信する。又、情
報処理装置101の保管するコンテンツデータ利用履歴
を、ネットワーク103を介して受信し、ユーザID毎
に管理されたコンテンツデータ利用履歴記録手段に保管
する。コンテンツ配信装置兼清算装置102は、本実施
形態に係るデータ配信、課金システム内に複数存在して
もよい。又、コンテンツ配信装置兼清算装置102は、
コンテンツデータ記録手段に記憶したコンテンツデータ
を、ネットワーク103を介して情報処理装置101に
送信するコンテンツ配信装置と、情報処理装置101の
保管するコンテンツデータ利用履歴を、ネットワーク1
03を介して受信し、ユーザID毎に管理されたコンテ
ンツデータ利用履歴記録手段に保管する清算装置が各々
独立した構成をとってもよい。
【0014】ネットワーク103は、情報処理装置10
1とコンテンツ配信装置兼清算装置102、及び情報処
理装置105を相互に接続するネットワーク装置であ
る。メディア再生装置104は、例えば何らかのコンテ
ンツデータを記憶した光ディスク記憶媒体と、同媒体の
再生装置のような何らかの記憶媒体再生装置であり、情
報処理装置101に対して、コンテンツデータを送信す
る。
【0015】情報処理装置105は情報処理装置101
と同等の機能を有する装置である。メディア再生装置1
04、及び情報処理装置105は本実施形態に係るデー
タ配信、課金システム内に複数存在してもよいし、又
は、存在しなくてもよい。
【0016】また、図2は、本実施形態に係る情報処理
装置101の概略構成図である。図中、201は情報処
理装置の中央演算装置(以下、CPUとする)である。
202は、CPUが演算する際に用いる記憶装置(以
下、メモリとする)である。203は、コンテンツ配信
装置兼清算装置102、メディア再生装置104、情報
処理装置105とデータのやり取りを行なうための通信
装置である。図中では、1つの通信装置203を示して
いるが、ネットワーク103を介してのコンテンツ配信
装置兼清算装置102、又は情報処理装置105との通
信、ネットワーク103を介さないメディア再生装置1
04、又は情報処理装置105との通信に応じて複数の
通信装置を具備してもよい。
【0017】204は、コンテンツデータをユーザが利
用可能な状態にして呈示するためのデータ出力装置であ
る。例えば、動画像コンテンツに対しては表示装置であ
り、音楽コンテンツに対しては音声再生装置である。図
上では、唯一の出力装置204を示しているが、コンテ
ンツ種類に応じて複数の出力装置を具備してもよい。
【0018】205は、ユーザID、コンテンツデータ
利用履歴とコンテンツデータを記録する記録装置(以
下、ストレージ装置とする)である。ユーザIDは、情
報処理装置101を利用する個人を特定する固有の識別
子である。コンテンツデータ利用履歴は、ユーザがコン
テンツデータを利用する度に記録される利用履歴であ
る。ユーザID及びコンテンツデータ利用履歴の消去、
複製、改竄は困難とする必要がある。該データ操作を困
難とするための、いわゆる耐タンパなストレージ装置
は、複数の実現手段が公知となっておりここではその実
現手段については特に述べない。
【0019】又、図上、1つのストレージ装置205
が、ユーザID、コンテンツデータ利用履歴とコンテン
ツデータの全てを記録する構成としているが、上記3種
類の情報を別個に格納するために複数のストレージ装置
を具備してもよい。又、その際、複数のストレージ装置
の記憶容量、耐タンパ性能を異なったものにすること
で、ストレージ装置205全体のコストを低減すること
が可能である。例えば、ユーザID及びコンテンツデー
タ利用履歴を耐タンパ性能に優れたICカード装置など
に保管し、コンテンツデータを汎用の磁気記憶装置に保
管するという構成が可能である。
【0020】206は、情報処理装置101内で時刻情
報を得るための計時装置(以下、リアルタイムクロック
装置とする)である。207は、ユーザが情報処理装置
に対して何らかの動作命令を入力するための、例えば操
作キーや音声入力装置といった入力装置である。図中、
1つの入力装置207を示しているが、複数種類の入力
装置を具備する構成としてもよい。208は、201か
ら207の各部位がデータ、制御信号をやり取りするた
めのシステムバスである。
【0021】情報処理装置101は、例えば入力装置2
07へのユーザの命令入力を契機として、CPU201
の命令に従い、通信装置203を介して、コンテンツ配
信装置兼清算装置102、メディア再生装置104、又
は情報処理装置105からコンテンツデータを受信し、
ストレージ装置205上に同データを保管する機能を具
備する。又、同様にして、CPU101の命令に従い、
ストレージ装置205からコンテンツデータを読み出
し、出力装置204に出力する機能を具備する。更に、
同様にして、CPU101の命令に従い、ストレージ装
置205からユーザID及びコンテンツデータ利用履歴
を読み出し、通信装置203を介して、コンテンツ配信
装置兼清算装置102に同情報を送信する機能を具備す
る。
【0022】図3は、本実施形態に係るコンテンツ配信
装置兼清算装置102の概略構成図である。図中、20
1、202、204、206、207、及び208は図
2に示したものと同様である。
【0023】303は、情報処理装置101とデータの
やり取りを行なうための通信装置である。305は、個
別ユーザID毎のコンテンツデータ利用履歴とコンテン
ツデータを記録する記録装置(以下、ストレージ装置と
する)である。又、図上、唯一のストレージ装置305
を備える構成としているが、上記2種類の情報を別個に
格納するために複数のストレージ装置を具備してもよ
い。
【0024】コンテンツ配信装置兼清算装置102は、
例えば通信装置303へのコンテンツ送信要求入力を契
機として、CPU201の命令に従い、ストレージ装置
305からコンテンツデータを読出し、通信装置303
を介して、情報処理装置101へ同データを送信する機
能を具備する。又、同様にして、CPU201の命令に
従い、通信装置303経由で情報処理装置101からユ
ーザID及びコンテンツデータ利用履歴を入力し、スト
レージ装置305に同情報を書き込む機能を具備する。
【0025】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ム内で扱われるコンテンツデータは、該システムを構成
する情報処理装置101、及び課金手段と関連付けられ
ている正当なユーザIDがなければ、該情報処理装置1
01の具備する出力装置204で利用不可能な形式をも
って送受信をなされる。すなわち、システム内を送受信
されるコンテンツデータは暗号処理が施され、コンテン
ツデータの暗号処理に用いられる暗号鍵の、コンテンツ
データ送受信装置間での共有によって秘密通信及び特定
ユーザのみの使用を実現する。コンテンツの暗号鍵はコ
ンテンツ毎に異なる、情報処理装置101毎に異なる、
ユーザID毎に異なるなど種々の方式をとってよい。コ
ンテンツ暗号鍵の共有方式は様々な方式が公知であり、
ここではその方式を特に問わないが、例えば以下に示す
方式を用いてもよい。
【0026】図4は、本実施形態に係るコンテンツ配信
装置兼清算装置、及び情報処理装置間でコンテンツデー
タを秘密裏に送受信するフローチャートの一例である。
なお、本実発明には、秘密裏でなく送受信する態様も含
まれる。本フローチャートに従うと、情報処理装置10
1とコンテンツ配信装置兼清算装置102はコンテンツ
暗号鍵Kをあらかじめ各々秘密裏に保管する。コンテン
ツ配信装置兼清算装置102はコンテンツデータを該暗
号鍵Kを用いて暗号化し、情報処理装置101に送信す
る。情報処理装置101は受信した暗号化コンテンツデ
ータをコンテンツ暗号鍵Kを用いて復号することで平文
コンテンツデータを入手する。
【0027】図5は、本実施形態に係るコンテンツ配信
装置兼清算装置、及び情報処理装置間でコンテンツデー
タを秘密裏に送受信するフローチャートの別の一例であ
る。なお、本発明には、秘密裏でなく送受信する態様も
含まれる。
【0028】本方式ではコンテンツ暗号鍵の共有に、公
開鍵暗号方式と呼ばれる暗号方式を持ちいる。同方式は
公開鍵、秘密鍵と呼ばれる2種類の暗号鍵を用いてデー
タの暗号化を行ない、秘密鍵で暗号化したデータは公開
鍵でしか復号できない。又、逆に公開鍵で暗号化したデ
ータは秘密鍵でしか復号できないという特徴を持つ。情
報処理装置101は公開鍵暗号方式による2つの暗号鍵
である公開鍵KCと秘密鍵KSを保持する。このうち、
秘密鍵KSは秘密裏に保持する。
【0029】本フローチャートに従うと、情報処理装置
101はコンテンツ配信装置兼清算装置102に公開鍵
KCを送信する。コンテンツ配信装置兼清算装置102
は受信した公開鍵KCを用いてコンテンツ暗号鍵Kを暗
号化し、同暗号化コンテンツ暗号鍵KC(K)を情報処
理装置101に送信する。情報処理装置101は受信し
た暗号化コンテンツ暗号鍵KC(K)を秘密鍵KSを用
いて復号し、コンテンツ暗号鍵Kを入手する。コンテン
ツ配信装置兼清算装置102はコンテンツデータを該暗
号鍵Kを用いて暗号化し、情報処理装置101に送信す
る。情報処理装置101は受信した暗号化コンテンツデ
ータをコンテンツ暗号鍵Kを用いて復号することで平文
コンテンツデータを入手する。
【0030】上記方式により、コンテンツ暗号鍵を共有
していない装置間では、コンテンツデータを送受信して
も受信したコンテンツデータの正常な復号及び利用は不
可能となる。
【0031】次に、情報処理装置101が保管し、コン
テンツ配信装置兼清算装置102に送信するコンテンツ
データ利用履歴について説明する。
【0032】図6は、本実施形態に係る情報処理装置が
保管するコンテンツデータ利用履歴項目の一例である。
コンテンツデータ利用履歴は、コンテンツ利用履歴記録
(例えばコンテンツの識別子(以下、コンテンツIDと
する)、利用日時(利用開始日時、利用終了日時)、利
用実時間、利用単価、合計利用金額、サービスポイント
など)、保持コンテンツデータ記録(コンテンツID、
入力日時、削除日時など)とユーザ情報(ユーザID、
前回清算日、情報処理装置利用期限など)などの全て又
は一部を含む。なお、コンテンツ利用履歴データに、何
れのコンテンツ配信装置がそのコンテンツを配信した
か、もしくはそのコンテンツ情報の利用料金を受け取る
べき人(組織)を示す配信元識別子を含む態様も本発明
に含まれる。また、そのコンテンツ情報が配信された時
間を示す情報が含まれることも本発明の態様に含まれ
る。
【0033】上記情報は、情報処理装置101の、耐タ
ンパ性の高いストレージ装置205に保管され、必要に
応じて、コンテンツ配信装置兼清算装置102へと送信
される。尚、詳細は説明しないが、ネットワーク103
上を転送されるコンテンツデータ利用履歴の改竄を防止
するために、同情報の送受信に於いては、同情報に対し
公開鍵暗号方式による認証書の添付や、情報そのものの
暗号化を施してもよい。なお、本発明には、これらの情
報の改竄等を防止しないことも含まれる。
【0034】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムにおいては、情報処理装置101は、コンテンツ配信
装置兼清算装置102、メディア再生装置104、他の
情報処理装置105からコンテンツデータの送信を受
け、ストレージ装置205に、受信したコンテンツデー
タを記録、保持する。この時に、保持コンテンツデータ
記録に例えば、コンテンツID、入力日時などの情報が
記録される。又、ユーザによる入力装置207を介した
指示により、CPU201の命令に応じて、ストレージ
装置205上に保管されたコンテンツデータは、出力装
置204に出力される。この時に、コンテンツ利用履歴
記録に例えば、コンテンツID、利用開始日時、利用終
了日時、利用実時間、利用単価、合計利用金額などの情
報が記録される 以上、情報処理装置101がコンテンツ利用履歴記録を
保持することにより、同記録の参照で、情報処理装置1
01のユーザが、どのコンテンツデータをどれだけの時
間利用したか、何回利用したかなどの利用履歴を確認す
ることが可能となる。
【0035】図7は、本実施形態に係る情報処理装置1
01、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネッ
トワーク103を介してコンテンツデータの送受信を行
なう際の手順を簡単に示したものである。最初に、情報
処理装置101は、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2に対して、コンテンツデータ送信要求を出力する。コ
ンテンツ配信装置兼清算装置102は同コンテンツデー
タ送信要求を受信すると、情報処理装置101に対し、
コンテンツデータ利用履歴の送信要求を送信する。これ
に対し、情報処理装置101は、コンテンツ配信装置兼
清算装置102に対して、コンテンツデータ利用履歴を
出力する。最後に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2はコンテンツデータ利用履歴を受信すると、情報処理
装置101に対し、コンテンツデータを送信する。図7
に示した手順においては、コンテンツ配信装置兼清算装
置102はコンテンツデータ利用履歴の受信後に、初め
て、情報処理装置101が最初に要求したコンテンツデ
ータを出力する順番が満足されているならば、それ以外
の手順の順番は必ずしも図に示した通りでなくとも構わ
ない。
【0036】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101に対してコンテ
ンツデータを配信するたびに、情報処理装置101が保
持しているコンテンツデータ利用履歴を参照することが
可能である。従って、同情報に基づきコンテンツデータ
の課金に関し、売り切りや再生回数制限などによらず完
全に利用実績に応じた利用後課金による清算処理を行な
うことが可能である。
【0037】以上、本発明の第1の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置兼清算装置からのコンテンツデータ
の配信時に、その時点までのコンテンツデータ利用実績
をコンテンツデータ配信先となる情報処理装置から吸い
上げ、同実績情報に基づき、利用実績に応じた利用後課
金による清算処理を行なうことが可能である。情報処理
装置のユーザが同装置上で利用するコンテンツデータの
持続的な入手をコンテンツ配信装置兼清算装置に依存す
る限り、両装置間の間欠的かつ継続的なコンテンツデー
タ送受信が担保され、これに基づきコンテンツデータの
利用とその利用実績に基づく課金、清算が実現される。
【0038】また、第1の実施形態には、コンテンツ情
報が所定時間経過すると利用不可になる時限コンテンツ
情報が含まれる。所定時間は、配信されてからの時間と
してもよい。また、何年の何月何日等と日時を指定する
ものでもよい。
【0039】さらに、情報処理装置から送信するコンテ
ンツ履歴情報は、前回送付して以降にコンテンツ情報を
利用した履歴を示すものであってもよい。情報処理装置
では、送信済みの履歴情報を削除する構成としてもよ
い。また、送付済みの履歴情報を他と区別する構成とし
てもよい。
【0040】(第2の実施形態)本発明の第2の実施形
態について、図1から図3、図6及び図8を用いて説明
する。本実施形態に係るデータ配信、課金システムの概
略構成は第1の実施形態と同様であり(図1から図3参
照)。又、本実施形態に係る情報処理装置が保管するコ
ンテンツデータ利用履歴項目は第1の実施形態と同様で
ある(図6参照)ので、ここでは詳細な説明は省略す
る。
【0041】図8は、本実施形態に係る情報処理装置1
01、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネッ
トワーク103を介して清算処理を行なう際の手順を簡
単に示したものである。
【0042】最初に、コンテンツ配信装置兼清算装置1
02が清算管理処理を開始する。清算管理処理開始のト
リガは、例えば、コンテンツ配信装置兼清算装置102
のユーザが任意のタイミングで、コンテンツ配信装置兼
清算装置102の入力装置207を介して、清算管理処
理開始を命令してもよいし、又例えば、コンテンツ配信
装置兼清算装置102のリアルタイムクロック装置20
6を用いて1日、又は1週間などのあらかじめ定められ
た間隔で自動的に清算管理処理開始を命令するようにし
てもよい。
【0043】次に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は同装置のストレージ装置305に保管された個別ユ
ーザID毎のコンテンツデータ利用履歴を参照し、清算
対象となる情報処理装置101のユーザIDと前回清算
日情報を得る。又、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は同装置のリアルタイムクロック装置206を参照
し、現在の日付を得る。その後、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は前回清算日と現在の日付とを比較し、
その間隔があらかじめ定められた規定期間よりも多いか
どうか判断する。
【0044】判断の結果、前回清算日と現在の日付との
間隔があらかじめ定められた規定期間よりも少ない場
合、清算管理処理は終了となる。判断の結果、前回清算
日と現在の日付との間隔があらかじめ定められた規定期
間よりも多い場合、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は情報処理装置101に対して清算要求を送信する。
【0045】コンテンツ配信装置兼清算装置102と情
報処理装置101が通信可能状態にない場合、清算管理
処理は終了となる。コンテンツ配信装置兼清算装置10
2と情報処理装置101が通信可能状態にある場合、情
報処理装置101は清算要求を受信し、それまで同情報
処理装置が実行していた処理があるならば、同処理を中
断する。
【0046】次に、情報処理装置101はコンテンツ配
信装置兼清算装置102に対しコンテンツデータ利用履
歴を送信する。コンテンツ配信装置兼清算装置102は
コンテンツデータ利用履歴を受信した後、情報処理装置
101に対しコンテンツデータ利用履歴受信完通知を送
信し、清算管理は終了となる。情報処理装置101はコ
ンテンツデータ利用履歴受信完通知を受信した後、清算
管理処理実施前に同情報処理装置が実行していた処理が
あるならば、同処理を再開する。
【0047】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101に対して清算要
求を送信することで、情報処理装置101が保持してい
るコンテンツデータ利用履歴を参照することが可能であ
る。従って、同情報に基づきコンテンツデータの課金に
関し、売り切りや再生回数制限などによらず完全に利用
実績に応じた利用後課金による清算処理を行なうことが
可能である。
【0048】以上、本発明の第2の実施形態によれば、
コンテンツ配信装置兼清算装置からの清算要求送信時
に、その時点までのコンテンツデータ利用実績をコンテ
ンツデータ配信先となる情報処理装置から吸い上げ、同
実績情報に基づき、利用実績に応じた利用後課金による
清算処理を行なうことが可能である。清算要求送信を行
なう規定期間を例えば、30日と定めることで、月1回
の清算間隔を設定することができ、一般に行なわれてい
る月払いでの清算を実現可能である。情報処理装置とコ
ンテンツ配信装置兼清算装置が通信可能状態にある限
り、両装置間の清算要求送受信が担保され、これに基づ
きコンテンツデータの利用とその利用実績に基づく課
金、清算が実現される。
【0049】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態について、図1から図3、図6及び図9を用いて説明
する。
【0050】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成は第1の実施形態と同様であり(図1から
図3参照)。又、本実施形態に係る情報処理装置が保管
するコンテンツデータ利用履歴項目は第1の実施形態と
同様である(図6参照)ので、ここでは詳細な説明は省
略する。
【0051】図9は、本実施形態に係る情報処理装置1
01、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネッ
トワーク103を介して清算処理を行なう際の手順を簡
単に示したものである。
【0052】まず、情報処理装置101が清算管理処理
を開始する。清算管理処理開始のトリガは、例えば、情
報処理装置101のユーザが任意のタイミングで、情報
処理装置101の入力装置207を介して、清算管理処
理開始を命令してもよいし、又例えば、情報処理装置1
01のリアルタイムクロック装置206を用いて1日、
又は1週間などのあらかじめ定められた間隔で自動的に
清算管理処理開始を命令するようにしてもよい。更に
又、情報処理装置101の電源投入、初期化時や、例え
ばコンテンツデータ再生など何らかの特定の機能実行開
始時に清算開始処理を命令するようにしてもよい。
【0053】次に、情報処理装置101は同装置のスト
レージ装置205に保管されたコンテンツデータ利用履
歴を参照し、同情報処理装置の前回清算日情報を得る。
又、情報処理装置101は同装置のリアルタイムクロッ
ク装置206を参照し、現在の日付を得る。その後、情
報処理装置101は前回清算日と現在の日付とを比較
し、その間隔があらかじめ定められた規定期間よりも多
いかどうか判断する。
【0054】判断の結果、前回清算日と現在の日付との
間隔があらかじめ定められた規定期間よりも少ない場
合、清算管理処理は終了となる。判断の結果、前回清算
日と現在の日付との間隔があらかじめ定められた規定期
間よりも多い場合、情報処理装置101はコンテンツ配
信装置兼清算装置102に対して清算要求を送信する。
【0055】コンテンツ配信装置兼清算装置102と情
報処理装置101が通信可能状態にない場合、清算管理
処理は終了となる。コンテンツ配信装置兼清算装置10
2と情報処理装置101が通信可能状態にある場合、コ
ンテンツ配信装置兼清算装置102は清算要求を受信
し、それまで同コンテンツ配信装置兼清算装置が実行し
ていた処理があるならば、同処理を中断する。
【0056】次に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は情報処理装置101に対しコンテンツデータ利用履
歴送信要求を送信する。情報処理装置101はコンテン
ツデータ利用履歴送信要求を受信した後、コンテンツ配
信装置兼清算装置102に対しコンテンツデータ利用履
歴を送信する。コンテンツ配信装置兼清算装置102
は、コンテンツデータ利用履歴の受信に応じて、情報処
理装置101に対しコンテンツデータ利用履歴受信完通
知を送信し、その後、清算管理処理実施前に実行してい
た処理があるならば、同処理を再開する。情報処理装置
101はコンテンツデータ利用履歴受信完通知を受信
し、清算管理は終了となる。
【0057】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101からの清算要求
に対してコンテンツデータ利用履歴の送信を要求するこ
とで、情報処理装置101が保持しているコンテンツデ
ータ利用履歴を参照することが可能である。従って、同
情報に基づきコンテンツデータの課金に関し、売り切り
や再生回数制限などによらず完全に利用実績に応じた利
用後課金による清算処理を行なうことが可能である。
【0058】以上、本発明の第3の実施形態によれば、
情報処理装置からの清算要求送信時に、その時点までの
コンテンツデータ利用実績をコンテンツデータ配信先と
なる情報処理装置から吸い上げ、同実績情報に基づき、
利用実績に応じた利用後課金による清算処理を行なうこ
とが可能である。清算要求送信を行なう規定期間を例え
ば、30日と定めることで、月1回の清算間隔を設定す
ることができ、一般に行なわれている月払いでの清算を
実現可能である。情報処理装置とコンテンツ配信装置兼
清算装置が通信可能状態にある限り、両装置間の清算要
求送受信が担保され、これに基づきコンテンツデータの
利用とその利用実績に基づく課金、清算が実現される。
【0059】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態について、図1から図3、図6及び図10を用いて説
明する。
【0060】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成は第1の実施形態と同様であり(図1から
図3参照)。又、本実施形態に係る情報処理装置が保管
するコンテンツデータ利用履歴項目は第1の実施形態と
同様である(図6参照)ので、ここでは詳細な説明は省
略する。
【0061】図10は、本実施形態に係る情報処理装置
101、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネ
ットワーク103を介して清算処理を行なう際の手順を
簡単に示したものである。
【0062】最初に、情報処理装置101は、コンテン
ツ配信装置兼清算装置102に対して、何らかの接続要
求を出力する。同接続要求は、例えば第1の実施形態に
示したようなコンテンツデータ送信要求であっても、第
2の実施形態に示したような清算要求であってもよく、
又、同接続要求の出力契機はここでは問題としない。コ
ンテンツ配信装置兼清算装置102は接続要求を受信す
ると、情報処理装置101に対し、コンテンツデータ利
用履歴の送信要求を送信する。これに対し、情報処理装
置101は、コンテンツ配信装置兼清算装置102に対
して、コンテンツデータ利用履歴を出力する。
【0063】次に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は同装置のストレージ装置305に保管された個別ユ
ーザID毎のコンテンツデータ利用履歴を参照し、清算
対象となる情報処理装置101のコンテンツデータの利
用日時情報を得る。又、コンテンツ配信装置兼清算装置
102は同装置のリアルタイムクロック装置206を参
照し、現在の日付を得る。その後、コンテンツ配信装置
兼清算装置102はコンテンツデータの利用日時と現在
の日付とを比較し、その間隔があらかじめ定められた規
定期間よりも多いかどうか判断する。
【0064】判断の結果、コンテンツデータの利用日時
と現在の日付との間隔があらかじめ定められた規定期間
よりも少ない場合、すなわち、コンテンツデータの利用
から比較的日を置かずに情報処理装置からの接続要求が
あった場合には、例えば、利用したコンテンツデータの
利用料金の割引を行なう、何らかのサービスポイントを
付与するなど、コンテンツデータのユーザに何らかの利
益を与える。又は何の操作も行なわない。逆に、判断の
結果、コンテンツデータの利用日時と現在の日付との間
隔があらかじめ定められた規定期間よりも多い場合、す
なわち、コンテンツデータの利用から比較的日を置いて
情報処理装置からの接続要求があった場合には、例え
ば、利用したコンテンツデータの利用料金の割増を行な
う、何らかのサービスポイントを剥奪するなど、コンテ
ンツデータのユーザに何らかの不利益を与える。又は何
の操作も行なわない。
【0065】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101からの接続要求
に対してコンテンツデータ利用履歴の送信を要求するこ
とで、情報処理装置101が保持しているコンテンツデ
ータ利用履歴を参照することが可能である。従って、同
情報に基づきコンテンツデータの課金に関し、売り切り
や再生回数制限などによらず完全に利用実績に応じた利
用後課金による清算処理を行なうことが可能である。
【0066】以上、本発明の第4の実施形態によれば、
情報処理装置からの接続要求送信時に、その時点までの
コンテンツデータ利用実績を情報処理装置から吸い上
げ、同実績情報に基づき、利用実績に応じた利用後課金
による清算処理を行なうことが可能である。コンテンツ
データの利用日時と接続要求時の日付との間隔に応じ
て、例えば、コンテンツデータ利用料金の割引/割増、
又は何らかのサービスポイントの付与/剥奪など、ユー
ザに利益/不利益を与えることで、ユーザによるコンテ
ンツデータの利用後の速やかな、情報処理装置、コンテ
ンツ配信装置兼清算装置間の接続を促し、コンテンツデ
ータ利用実績の吸い上げと同実績情報に基づく利用後課
金による清算処理を行なうことが可能である。情報処理
装置とコンテンツ配信装置兼清算装置が通信可能状態に
ない場合でも、通信可能状態を作ろうとする動機付けを
与えることで、コンテンツデータの利用とその利用実績
に基づく課金、清算を容易にする。
【0067】(第5の実施形態)本発明の第5の実施形
態について、図1から図3、図6及び図11を用いて説
明する。
【0068】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成は第1の実施形態と同様であり(図1から
図3参照)。又、本実施形態に係る情報処理装置が保管
するコンテンツデータ利用履歴項目は第1の実施形態と
同様である(図6参照)ので、ここでは詳細な説明は省
略する。
【0069】図11は、本実施形態に係る情報処理装置
101、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネ
ットワーク103を介して清算処理を行なう際の手順を
簡単に示したものである。最初に、情報処理装置101
は、コンテンツ配信装置兼清算装置102に対して、コ
ンテンツデータ送信要求を出力する。コンテンツ配信装
置兼清算装置102は同コンテンツデータ送信要求を受
信すると、情報処理装置101に対し、コンテンツデー
タ利用履歴の送信要求を送信する。これに対し、情報処
理装置101は、コンテンツ配信装置兼清算装置102
に対して、コンテンツデータ利用履歴を出力する。
【0070】最後に、コンテンツ配信装置兼清算装置1
02はコンテンツデータ利用履歴を受信すると、情報処
理装置101に対し、コンテンツデータを送信する。図
11に示した手順においては、コンテンツ配信装置兼清
算装置102はコンテンツデータ利用履歴の受信後に、
初めて、情報処理装置101が最初に要求したコンテン
ツデータを出力する順番が満足されているならば、それ
以外の手順の順番は必ずしも図に示した通りでなくとも
構わない。更に、コンテンツ配信装置兼清算装置102
は、コンテンツデータ配信先となる情報処理装置のユー
ザIDに対して、送信コンテンツデータに応じた何らか
のサービスポイントを付与するなど、コンテンツデータ
のユーザに何らかの利益を与える。
【0071】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101からのコンテン
ツデータ送信要求に対してコンテンツデータ利用履歴の
送信を要求することで、情報処理装置101が保持して
いるコンテンツデータ利用履歴を参照することが可能で
ある。従って、同情報に基づきコンテンツデータの課金
に関し、売り切りや再生回数制限などによらず完全に利
用実績に応じた利用後課金による清算処理を行なうこと
が可能である。
【0072】以上、本発明の第5の実施形態によれば、
情報処理装置からのコンテンツデータ送信要求送信時
に、その時点までのコンテンツデータ利用実績を情報処
理装置から吸い上げ、同実績情報に基づき、利用実績に
応じた利用後課金による清算処理を行なうことが可能で
ある。本実施形態に係る情報装置101は、コンテンツ
配信装置兼清算装置102、メディア再生装置104、
又は他の情報処理装置105などからコンテンツデータ
を受信することが可能であるが、そのうちのコンテンツ
配信装置兼清算装置102からのコンテンツデータ受信
に対してユーザに利益を与えることで、ユーザによるコ
ンテンツ配信装置兼清算装置102からのコンテンツデ
ータ受信を促し、コンテンツデータ利用実績の吸い上げ
と同実績情報に基づく利用後課金による清算処理を行な
うことが可能である。情報処理装置とコンテンツ配信装
置兼清算装置が通信可能状態にない場合でも、通信可能
状態を作ろうとする動機付けを与えることで、コンテン
ツデータの利用とその利用実績に基づく課金、清算を容
易にする。
【0073】(第6の実施形態)本発明の第3の実施形
態について、図1から図3、図6、図12及び図13を
用いて説明する。
【0074】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成は第1の実施形態と同様であり(図1から
図3参照)。又、本実施形態に係る情報処理装置が保管
するコンテンツデータ利用履歴項目は第1の実施形態と
同様である(図6参照)ので、ここでは詳細な説明は省
略する。
【0075】図12は、本実施形態に係る情報処理装置
101、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネ
ットワーク103を介して清算処理を行なう際の手順を
簡単に示したものである。
【0076】まず、情報処理装置101が清算管理処理
を開始する。清算管理処理開始のトリガは、例えば、情
報処理装置101のユーザが任意のタイミングで、情報
処理装置101の入力装置207を介して、清算管理処
理開始を命令してもよいし、又例えば、情報処理装置1
01のリアルタイムクロック装置206を用いて1日、
又は1週間などのあらかじめ定められた間隔で自動的に
清算管理処理開始を命令するようにしてもよい。更に
又、情報処理装置101の電源投入、初期化時や、例え
ばコンテンツデータ再生など何らかの特定の機能実行開
始時に清算開始処理を命令するようにしてもよい。
【0077】次に、情報処理装置101は同装置のスト
レージ装置205に保管されたコンテンツデータ利用履
歴を参照し、同情報処理装置の利用期限日時情報を得
る。又、情報処理装置101は同装置のリアルタイムク
ロック装置206を参照し、現在の日付を得る。その
後、情報処理装置101は情報処理装置の利用期限日時
と現在の日付とを比較し、利用期限を超過していないか
どうか判断する。
【0078】判断の結果、利用期限を超過していない場
合、清算管理処理は終了となる。判断の結果、利用期限
を超過している場合、情報処理装置101はコンテンツ
配信装置兼清算装置102に対して利用期限更新要求を
送信する。
【0079】コンテンツ配信装置兼清算装置102と情
報処理装置101が通信可能状態にない場合、情報処理
装置の利用期限更新は不可能であり、例えば、情報処理
装置自体の動作停止、コンテンツデータ再生などの特定
の機能停止など、ユーザにとって不利益となる情報処理
装置の機能制限状態となる。コンテンツ配信装置兼清算
装置102と情報処理装置101が通信可能状態にある
場合、コンテンツ配信装置兼清算装置102は清算要求
を受信し、それまで同コンテンツ配信装置兼清算装置が
実行していた処理があるならば、同処理を中断する。
【0080】次に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は情報処理装置101に対しコンテンツデータ利用履
歴送信要求を送信する。情報処理装置101はコンテン
ツデータ利用履歴送信要求を受信した後、コンテンツ配
信装置兼清算装置102に対しコンテンツデータ利用履
歴を送信する。コンテンツ配信装置兼清算装置102
は、コンテンツデータ利用履歴の受信に応じて、情報処
理装置101に対し情報処理装置の利用期限更新情報を
送信し、その後、清算管理処理実施前に実行していた処
理があるならば、同処理を再開する。情報処理装置10
1は利用期限更新情報を受信し、同情報に基づき、情報
処理装置の利用期限が延長され、清算管理は終了とな
る。
【0081】以上の手順により、コンテンツ配信装置兼
清算装置102は、情報処理装置101からの情報処理
装置の利用期限更新要求に対してコンテンツデータ利用
履歴の送信を要求することで、情報処理装置101が保
持しているコンテンツデータ利用履歴を参照することが
可能である。従って、同情報に基づきコンテンツデータ
の課金に関し、売り切りや再生回数制限などによらず完
全に利用実績に応じた利用後課金による清算処理を行な
うことが可能である。
【0082】又、本実施形態に係る情報処理装置10
1、及びコンテンツ配信装置兼清算装置102がネット
ワーク103を介して清算処理を行なう際の手順に関し
ては図13に示したものを用いてもよい。図13は、本
実施形態に係る情報処理装置101、及びコンテンツ配
信装置兼清算装置102がネットワーク103を介して
清算処理を行なう際の手順を簡単に示したものである。
【0083】まず、情報処理装置101が清算管理処理
を開始する。清算管理処理開始のトリガは、例えば、情
報処理装置101のユーザが任意のタイミングで、情報
処理装置101の入力装置207を介して、清算管理処
理開始を命令してもよいし、又例えば、情報処理装置1
01のリアルタイムクロック装置206を用いて1日、
又は1週間などのあらかじめ定められた間隔で自動的に
清算管理処理開始を命令するようにしてもよい。更に
又、情報処理装置101の電源投入、初期化時や、例え
ばコンテンツデータ再生など何らかの特定の機能実行開
始時に清算開始処理を命令するようにしてもよい。
【0084】次に、情報処理装置101は同装置のスト
レージ装置205に保管されたコンテンツデータ利用履
歴を参照し、同情報処理装置の利用期限日時情報を得
る。又、情報処理装置101は同装置のリアルタイムク
ロック装置206を参照し、現在の日付を得る。その
後、情報処理装置101は情報処理装置の利用期限日時
と現在の日付とを比較し、利用期限を超過していないか
どうか判断する。
【0085】判断の結果、利用期限を超過していない場
合、清算管理処理は終了となる。判断の結果、利用期限
を超過している場合、情報処理装置101は出力装置2
04に、ユーザによるコンテンツ配信装置兼清算装置1
02への接続を促すメッセージを出力する。出力装置2
04が、例えば表示装置であれば文字情報などのメッセ
ージを出力する。又、出力装置204が、例えば音声再
生装置であれば音声情報などのメッセージを出力する。
【0086】これに対し、ユーザが入力装置207を介
してコンテンツ配信装置兼清算装置102に対する接続
要求を入力しない場合、情報処理装置の利用期限更新は
不可能であり、例えば、情報処理装置自体の動作停止、
コンテンツデータ再生などの特定の機能停止など、ユー
ザにとって不利益となる情報処理装置の機能制限状態と
なる。
【0087】ユーザが入力装置207を介してコンテン
ツ配信装置兼清算装置102に対する接続要求を入力し
た場合、情報処理装置101はコンテンツ配信装置兼清
算装置102に対して利用期限更新要求を送信する。
【0088】コンテンツ配信装置兼清算装置102と情
報処理装置101が通信可能状態にない場合、情報処理
装置の利用期限更新は不可能であり、例えば、情報処理
装置自体の動作停止、コンテンツデータ再生などの特定
の機能停止など、ユーザにとって不利益となる情報処理
装置の機能制限状態となる。コンテンツ配信装置兼清算
装置102と情報処理装置101が通信可能状態にある
場合、コンテンツ配信装置兼清算装置102は清算要求
を受信し、それまで同コンテンツ配信装置兼清算装置が
実行していた処理があるならば、同処理を中断する。
【0089】次に、コンテンツ配信装置兼清算装置10
2は情報処理装置101に対しコンテンツデータ利用履
歴送信要求を送信する。情報処理装置101はコンテン
ツデータ利用履歴送信要求を受信した後、コンテンツ配
信装置兼清算装置102に対しコンテンツデータ利用履
歴を送信する。コンテンツ配信装置兼清算装置102
は、コンテンツデータ利用履歴の受信に応じて、情報処
理装置101に対し情報処理装置の利用期限更新情報を
送信し、その後、清算管理処理実施前に実行していた処
理があるならば、同処理を再開する。情報処理装置10
1は利用期限更新情報を受信し、同情報に基づき、情報
処理装置の利用期限が延長され、清算管理は終了とな
る。
【0090】以上、本発明の第6の実施形態によれば、
情報処理装置からの清算要求送信時に、その時点までの
コンテンツデータ利用実績をコンテンツデータ配信先と
なる情報処理装置から吸い上げ、同実績情報に基づき、
利用実績に応じた利用後課金による清算処理を行なうこ
とが可能である。情報処理装置の利用期限を例えば、3
0日と定めることで、月1回の清算間隔を設定すること
ができ、一般に行なわれている月払いでの清算を実現可
能である。情報処理装置のユーザが情報処理装置を利用
し続けようとする限り、情報処理装置の利用期限延長を
求めて両装置間の清算要求送受信が担保され、これに基
づきコンテンツデータの利用とその利用実績に基づく課
金、清算が実現される。
【0091】(第7の実施形態)本発明の第7の実施形
態について、図1、図3、図6及び図14から図17を
用いて説明する。
【0092】本実施形態に係るデータ配信、課金システ
ムの概略構成とコンテンツ配信装置兼清算装置は第1の
実施形態と同様である(図1及び図3参照)。又、本実
施形態に係る情報処理装置が保管するコンテンツデータ
利用履歴項目は第1の実施形態と同様である(図6参
照)ので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0093】図14は、本実施形態に係る情報処理装置
101の概略構成図である。図中、201から208に
ついては図2に示したものと同一であるので説明を省略
する。
【0094】図中、1401は情報処理装置101と清
算装置102との間の通信を行い、又、情報処理装置1
01の充電を行なうベース装置。1402は情報処理装
置101とベース装置1401との間の通信を行うベー
ス通信装置。1403は情報処理装置101とベース装
置1402との接続を検知し、又、ベース装置1402
による情報処理装置101への充電を制御するベース装
置接続検知・充電制御装置。情報処理装置101とベー
ス装置1402との接続検知は例えば、何らかの機械的
手段や電気的手段によってよい。1404は情報処理装
置101の駆動電源である充電池。1405はベース装
置1402から情報処理装置101への充電を制御する
充電制御装置。1406はベース装置1402から情報
処理装置101の充電池1404へ充電する充電器。1
407はベース装置1401と清算装置102との間の
通信を行う通信装置。1408はベース装置1401と
情報処理装置101との間の通信を行う情報処理装置通
信装置。1409はベース装置1401の充電器140
6と情報処理装置101の充電値を接続する電源線。1
410は情報処理装置101とベース装置1401との
間の通信経路である。1411はベース装置1401と
清算装置102との間の通信経路である。1411に関
しては、通信経路にネットワーク103が介在してもよ
いが、図14では省略してある。
【0095】本実施形態に係る情報処理装置101は、
充電池1401を駆動電源として用いている。又、同充
電池1401の充電にはベース装置1401の充電器1
406が必須である。
【0096】図15は、本実施形態に係る情報処理装置
101が充電池1404への充電を行なう際の手順を簡
単に示したものである。最初に、ユーザは情報処理装置
101の充電池1404を充電するために、情報処理装
置101をベース装置1402に接続する。
【0097】情報処理装置101のベース装置接続検知
・充電制御装置1403が、ベース装置1402の接続
を検知すると、情報処理装置101はベース通信装置1
402を用いて、ベース装置1401に対し、清算要求
を出力する。ベース装置は情報処理装置101からの清
算要求入力に対し、ベース装置1401の通信装置14
07を用いて清算装置102に対し、清算要求を出力す
る。
【0098】清算装置102は、清算要求入力に応じ
て、通信経路1411を介してコンテンツデータ利用履
歴送信要求を送信する。ベース装置1401は同コンテ
ンツデータ利用履歴送信要求の入力に応じて、情報処理
装置通信装置1408を用いて、情報処理装置101に
対してコンテンツデータ利用履歴送信要求を出力する。
【0099】情報処理装置101は、同コンテンツデー
タ利用履歴送信要求の入力に応じて、ベース通信装置1
402を用いて、ベース装置1401に対し、同コンテ
ンツデータ利用履歴を出力する。ベース装置1401は
同コンテンツデータ利用履歴の入力に応じて、ベース装
置1401の通信装置1407を用いて清算装置102
に対し、コンテンツデータ利用履歴を出力する。
【0100】清算装置102は、コンテンツデータ利用
履歴の入力に応じて、通信経路1411を介してコンテ
ンツデータ利用履歴受信完通知を送信する。ベース装置
1401は同コンテンツデータ利用履歴受信完通知の入
力に応じて、情報処理装置通信装置1408を用いて、
情報処理装置101に対してコンテンツデータ利用履歴
受信完通知を出力する。
【0101】情報処理装置101は、同コンテンツデー
タ利用履歴受信完通知の入力を受け、ベース装置接続検
知・充電制御装置1403の制御により、充電池140
4への充電が開始される。
【0102】又、本実施形態に係る情報処理装置101
が充電池1404への充電を行なう際の手順に関しては
図16に示したものを用いてもよい。本実施形態に係る
情報処理装置101が充電池1404への充電を行なう
際の手順を簡単に示したものである。最初に、ユーザは
情報処理装置101の充電池1404を充電するため
に、情報処理装置101をベース装置1402に接続す
る。
【0103】情報処理装置101のベース装置接続検知
・充電制御装置1403は、ベース装置1402の接続
を検知すると、情報処理装置101は出力装置204
に、ユーザによる清算装置102への接続を促すメッセ
ージを出力する。出力装置204が、例えば表示装置で
あれば文字情報などのメッセージを出力する。又、出力
装置204が、例えば音声再生装置であれば音声情報な
どのメッセージを出力する。
【0104】これに対し、ユーザが入力装置207を介
して清算装置102に対する接続要求を入力しない場
合、充電開始は不可能であり、例えば、上記メッセージ
を出力しつづけるなど、ユーザにとって不利益となる情
報処理装置の機能制限状態となる。
【0105】ユーザが入力装置207を介して清算装置
102に対する接続要求を入力した場合、情報処理装置
101はベース通信装置1402を用いて、ベース装置
1401に対し、清算要求を出力する。ベース装置は情
報処理装置101からの清算要求入力に対し、ベース装
置1401の通信装置1407を用いて清算装置102
に対し、清算要求を出力する。
【0106】清算装置102は、清算要求入力に応じ
て、通信経路1411を介してコンテンツデータ利用履
歴送信要求を送信する。ベース装置1401は同コンテ
ンツデータ利用履歴送信要求の入力に応じて、情報処理
装置通信装置1408を用いて、情報処理装置101に
対してコンテンツデータ利用履歴送信要求を出力する。
【0107】情報処理装置101は、同コンテンツデー
タ利用履歴送信要求の入力に応じて、ベース通信装置1
402を用いて、ベース装置1401に対し、同コンテ
ンツデータ利用履歴を出力する。ベース装置1401は
同コンテンツデータ利用履歴の入力に応じて、ベース装
置1401の通信装置1407を用いて清算装置102
に対し、コンテンツデータ利用履歴を出力する。
【0108】清算装置102は、コンテンツデータ利用
履歴の入力に応じて、通信経路1411を介してコンテ
ンツデータ利用履歴受信完通知を送信する。ベース装置
1401は同コンテンツデータ利用履歴受信完通知の入
力に応じて、情報処理装置通信装置1408を用いて、
情報処理装置101に対してコンテンツデータ利用履歴
受信完通知を出力する。
【0109】情報処理装置101は、同コンテンツデー
タ利用履歴受信完通知の入力を受け、ベース装置接続検
知・充電制御装置1403の制御により、充電池140
4への充電が開始される。
【0110】本実施形態に係る情報処理装置101は、
充電池1401を駆動電源として用いており、その充電
には先ず、情報処理装置101とベース装置1401と
の接続が必要である。上記手順で示したように、ベース
装置1401の充電器1406以外の充電器を用いて充
電池1404を充電しようとしても、ベース装置接続検
知・充電制御装置1403によるベース装置接続検知と
それに続く清算処理がなければ充電池1404への充電
が開始されない。
【0111】以上の手順により、清算装置102は、情
報処理装置101が充電を必要とする時に、コンテンツ
データ利用履歴の送信を要求することで、情報処理装置
101が保持しているコンテンツデータ利用履歴を参照
することが可能である。従って、同情報に基づきコンテ
ンツデータの課金に関し、売り切りや再生回数制限など
によらず完全に利用実績に応じた利用後課金による清算
処理を行なうことが可能である。
【0112】尚、図14における情報処理装置101の
通信装置203と、ベース装置1401の通信装置14
07は異なった通信回線を用いてもよい。図17は、例
えば、情報処理装置101の通信装置203として無線
通信装置、ベース装置1401の通信装置1407とし
て一般電話回線を用いた際の外観の一例を示したもので
ある。図中、1701は通常のAC電源接続線。170
2は無線通信装置。1411は一般電話回線などの接続
確実な通信回線である。情報処理装置101の通信装置
が無線通信装置である場合、同情報処理装置がネットワ
ーク103の基地局の通信可能範囲内にない場合には清
算装置102との接続は不可能である。しかし、その場
合でも、ベース装置1401が例えば、一般電話回線な
どの固定通信網に接続されていれば、同回線を通じて清
算装置102との接続が可能となる。
【0113】又、図14から図16においては、情報処
理装置101はベース装置1401の通信装置1407
を用いて清算装置102と接続する構成とその手順を示
したが、必ずしも同構成と手順に限るわけではなく、こ
こではその詳細は示さないが、情報処理装置101とベ
ース装置1401との接続を契機として、情報処理装置
101の通信装置203を用いて清算装置102と接続
する構成とその手順としてもよい。
【0114】以上、本発明の第7の実施形態によれば、
情報処理装置101が充電を必要とする時に、その時点
までのコンテンツデータ利用実績を情報処理装置から吸
い上げ、同実績情報に基づき、利用実績に応じた利用後
課金による清算処理を行なうことが可能である。情報処
理装置のユーザが情報処理装置を利用し続けようとする
限り、情報処理装置への充電が必要であり、同情報処理
装置への充電の度に情報処理装置、清算装置間の清算要
求送受信が担保され、これに基づきコンテンツデータの
利用とその利用実績に基づく課金、清算が実現される。
【0115】尚、上記第1の実施形態から第7の実施形
態において、情報処理装置101の保管するユーザID
に関し、同情報処理装置を利用する個人を特定する固有
の識別子であるとしてきたが、同IDは個人に属するも
のとして、例えば、ICカードなどの耐タンパ性の高い
媒体に保管し、複数の情報処理装置間を移動できるもの
としてもよいし、又は、IPアドレスのように機器に固
有の識別子としてもよい。
【0116】又、上記第1の実施形態から第7の実施形
態において、情報処置装置101とコンテンツ配信装置
兼清算装置102間の通信確立時において相互認証処理
を追加してもよい。相互認証処理の追加により、本実施
形態に係るデータ配信・課金システムの不正行為に対す
る安全性がより向上する。機器間の相互認証手順につい
ては多くの方式が公知であり、ここではその方式は問わ
ない。
【0117】又、上記第1の実施形態から第7の実施形
態においては、コンテンツデータ利用履歴の改竄を防止
することが、本実施形態に係るデータ配信・課金システ
ムを成立させる大きな前提の一つとなっている。データ
改竄防止策は多くの方式が公知となっており、ここでは
その方式は問わないが例えば、以下の方式を用いてもよ
い。情報処理装置内での改竄防止策としては、コンテン
ツデータ利用履歴をICカードなどの耐タンパ性の高い
媒体に保管し、情報処理装置のユーザが任意にアクセス
できないようにすることが可能である。又、ネットワー
ク上での改竄防止策としては、暗号化や、公開鍵方式を
利用した電子署名などが利用可能である。
【0118】更に、上記第1の実施形態から第7の実施
形態においては、情報処理装置101とコンテンツ配信
装置兼清算装置102間の通信がないと、コンテンツ配
信装置兼清算装置102がコンテンツデータの利用履歴
を取得できず、引いては情報処理装置のユーザに課金す
べき利用料金が特定できない。例えば、毎月毎にコンテ
ンツデータの利用料金を請求するようなシステムに於い
て、一月以上、情報処理装置とコンテンツ配信装置兼清
算装置間の通信が確保できなかった場合には、あらかじ
め定められた定額、又は過去の利用実績に基づく利用推
定量などに応じた見做し利用料をユーザに請求し、事
後、情報処理装置とコンテンツ配信装置兼清算装置間の
通信が確保できた時に差額を清算するという方式を用い
てもよい。
【0119】以上、本発明に係る情報処理システムによ
れば、ネットワークその他の手段で有価値情報を対価な
しに配布し、かつ入手した有価値情報をオフライン状態
で利用可能とし、更に、同有価値情報の利用量に応じた
従量課金を事後に実現することが可能である。更に、同
有価値情報の利用量をより確実に把握するために、有価
値情報利用者への利益/不利益の提供によって、有価値
情報配布先による有価値情報配布元に対する同有価値情
報の利用量報告を促進する手段を提供可能である。
【0120】以上説明したように、本発明の各実施の形
態によれば、ネットワークその他の手段で有価値情報を
対価なしに配布し、かつ入手した有価値情報をオフライ
ン状態で利用可能とし、更に、同有価値情報の利用量に
応じた従量課金を事後に実現することが可能なデータ配
信、課金システムを提供可能である。更に、同有価値情
報の利用量をより確実に把握するために、有価値情報利
用者への利益/不利益の提供によって、有価値情報配布
先による有価値情報配布元に対する同有価値情報の利用
量報告を促進する手段を提供可能である。
【0121】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワーク等を介し
て配信されるコンテンツ情報の利用状況に応じた情報処
理を実行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムの概略構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成する情報処理装置の概略構成図。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置の
概略構成図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置、
及び情報処理装置間でコンテンツデータを秘密裏に送受
信する手順。
【図5】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置、
及び情報処理装置間でコンテンツデータを秘密裏に送受
信する手順。
【図6】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成する情報処理装置が保管するコンテン
ツデータ利用履歴。
【図7】本発明の第1の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置、
及び情報処理装置間でコンテンツデータの送受信を行な
う手順。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置、
及び情報処理装置間で清算処理を行なう手順。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るデータ配信、課
金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装置、
及び情報処理装置間で清算処理を行なう手順。
【図10】本発明の第4の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、及び情報処理装置間で清算処理を行なう手順。
【図11】本発明の第5の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、及び情報処理装置間でコンテンツデータの送受信を
行なう手順。
【図12】本発明の第6の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、及び情報処理装置間で情報処理装置の利用期限情報
を更新する手順。
【図13】本発明の第6の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、及び情報処理装置間で情報処理装置の利用期限情報
を更新する手順。
【図14】本発明の第7の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成する情報処理装置、及びベース装置
の概略構成図。
【図15】本発明の第7の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成する情報処理装置、及びベース装置
の概略外観図。
【図16】本発明の第7の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、情報処理装置、及びベース装置間で情報処理装置の
充電を行なう際に、清算処理を行なう手順。
【図17】本発明の第7の実施形態に係るデータ配信、
課金システムを構成するコンテンツ配信装置兼清算装
置、情報処理装置、及びベース装置間で情報処理装置の
充電を行なう際に、清算処理を行なう手順。
【符号の説明】
101 情報処理装置 102 コンテンツ配信装置兼清算装置 103 通信ネットワーク 104 メディア再生装置 105 情報処理装置 201 中央演算装置 202 システムメモリ 203 通信装置 204 出力装置 205 ストレージ装置 206 リアルタイムクロック装置 207 入力装置 208 システムバス 1401 ベース装置 1402 ベース通信装置 1403 ベース装置接続検知・充電制御装置 1404 充電池 1405 充電制御装置 1406 充電器 1407 通信装置 1408 情報処理装置通信装置 1409 電力線 1410 通信経路 1411 通信経路 1701 電力線 1702 通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/00 330 G06F 15/00 330Z H04N 7/173 640 H04N 7/173 640A (72)発明者 朝日 猛 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA09 BB00 CA15 CA16 5B085 AC04 AC14 CA04 5C064 BA01 BB01 BB02 BC01 BC04 BC18 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD14

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を配信する情報配信装置と、前記情報
    配信装置とネットワークを介して接続された情報処理装
    置からなる情報配信システムにおいて、 前記情報処理装置が、前記情報配信装置に、コンテンツ
    情報の配信を要求する要求情報および前記情報配信装置
    に関連したコンテンツ情報の当該情報処理装置における
    利用履歴を示す履歴情報を送信し、 前記情報配信装置が、前記履歴情報を受信した場合に、
    前記履歴情報で示される利用履歴に応じた決済を実行す
    るために必要な情報処理および前記要求情報で要求され
    る前記情報処理装置に対する前記コンテンツ情報の配信
    を実行することを特徴とする情報配信システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の情報配信システムにおい
    て、 前記情報処理装置は、前記情報配信装置へ、前記要求情
    報を送信し、 前記情報配信装置は、前記要求情報を受信した場合に、
    前記情報処理装置へ、前記履歴情報の送信を要求する履
    歴情報送信要求を送信し、 前記情報処理装置は、前記履歴情報送信要求の受信に応
    じて、前記情報配信装置へ、前記履歴情報を送信するこ
    とを特徴とする情報配信システム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の情報配信システムにおい
    て、 前記情報配信装置は、前記履歴情報を受信後所定期間後
    に、前記情報処理装置へ、前記履歴情報送信要求を送信
    することを特徴とする情報配信システム。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の情報配信システムにおい
    て、 前記情報配信装置は、前記所定期間毎に、前記情報処理
    装置へ、前記履歴情報送信要求を送信することを特徴と
    する情報配信システム。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の情報配信システムにおい
    て、 前記情報処理装置は、前記履歴情報を送信後所定期間後
    に、前記情報配信装置へ、前記履歴情を送信することを
    特徴とする情報配信システム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の情報配信システムにおい
    て、 前記情報処理装置は、所定期間毎に、前記情報配信装置
    へ、前記履歴情報を送信することを特徴とする情報配信
    システム。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して接続された情報処理
    装置に対して情報を配信する情報配信装置において、 前記情報処理装置からの要求であって、前記情報の配信
    に関わる要求を受付ける手段と、 当該情報配信装置に関連したコンテンツ情報の前記情報
    処理装置における利用履歴を示し、前記情報処理装置か
    ら送信される履歴情報を受信する手段と、 前記履歴情報の受信に応じて、予め定められた情報処理
    を実行する手段とを有することを特徴とする情報配信装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の情報配信装置において、 前記情報処理を実行する手段は、前記要求に対応する情
    報処理を実行することを特徴とする情報配信装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の情報配信装置において、 前記受付ける手段は、当該情報配信装置からのコンテン
    ツ情報の配信の要求を受付け、 前記情報処理を実行する手段は、前記情報処理装置へ、
    要求された前記コンテンツ情報を配信することを特徴と
    する情報配信装置。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の情報配信装置におい
    て、 前記情報処理を実行する手段は、受信された前記履歴情
    報で示される利用履歴に応じた決済を実行するために必
    要な情報処理を実行することを特徴とする情報配信装
    置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の情報配信装置におい
    て、 前記要求を受付けた場合に、前記情報処理装置へ、前記
    履歴情報の送信を要求する履歴情報送信要求を送信する
    手段をさらに有し、 前記履歴情報を受信する手段は、前記情報処理装置から
    前記履歴情報送信要求の受信に応じて送信される前記履
    歴情報を受信することを特徴とする情報配信装置。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の情報配信装置におい
    て、 前記履歴情報送信要求を送信する手段は、前記履歴情報
    を受信後所定期間後に、前記情報処理装置へ、前記履歴
    情報送信要求を送信することを特徴とする情報配信装
    置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載の情報配信装置におい
    て、 前記履歴情報送信要求を送信する手段は、所定期間毎
    に、前記情報処理装置へ、前記履歴情報送信要求を送信
    することを特徴とする情報配信装置。
  14. 【請求項14】請求項11に記載の情報配信装置におい
    て、 前記履歴情報送信要求を送信する手段は、前記情報配信
    装置に関連したコンテンツ情報を識別するコンテンツ情
    報識別子を含む前記履歴情報送信要求を送信し、 前記履歴情報を受信する手段は、前記情報処理装置から
    送信され、前記コンテンツ識別子で識別されるコンテン
    ツ情報の利用履歴を受信することを特徴とする情報配信
    装置。
  15. 【請求項15】請求項11に記載の情報配信装置におい
    て、 前記履歴情報送信要求を送信する手段は、当該情報配信
    装置を識別する情報配信装置識別子を含む前記履歴情報
    送信要求を送信し、 前記履歴情報を受信する手段は、前記情報処理装置から
    送信され、前記情報配信装置識別子を含む利用履歴を受
    信することを特徴とする情報配信装置。
  16. 【請求項16】請求項10に記載の情報配信装置におい
    て、 前記決済を実行してから所定期間経過後、前記情報処理
    装置へ、前記履歴情報の送信を要求する履歴情報送信要
    求を送信する手段をさらに有し、 前記履歴情報を受信する手段は、前記情報処理装置から
    前記履歴情報送信要求の受信に応じて送信される前記履
    歴情報を受信することを特徴とする情報配信装置。
  17. 【請求項17】請求項10に記載の情報配信装置におい
    て、 前記受付ける手段は、前記要求として前記情報配信装置
    に関連したコンテンツ情報の利用に関する決済要求を受
    付けることを特徴とする情報配信装置。
  18. 【請求項18】請求項17に記載の情報配信装置におい
    て、 前記情報配信装置に関連したコンテンツ情報には、配信
    された時刻を示す時刻情報が付加され、 前記受付ける手段は、前記配信された時刻から所定時間
    経過後に、前記情報処理装置から送信される前記決済要
    求を受付けることを特徴とする情報配信装置。
  19. 【請求項19】請求項17に記載の情報配信装置におい
    て、 前記受付ける手段は、前記情報処理装置で施される前記
    情報配信装置に関連したコンテンツ情報に対する利用要
    求があった場合に、前記情報処理装置から送信される前
    記決済要求を受付けることを特徴とする情報配信装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の情報配信装置におい
    て、 前記受付ける手段は、前記前記情報配信装置に関連した
    コンテンツ情報に対する再生要求、複写要求および送信
    要求のうち少なくとも1つが含まれる前記利用要求があ
    った場合に、前記決済要求を受付けることを特徴とする
    情報配信装置。
  21. 【請求項21】請求項7乃至20のいずれかに記載の情
    報配信装置において、 前記コンテンツ情報には、音楽情報、映像情報および前
    記情報処理装置で実行されるプログラムのうち少なくと
    も1つが含まれることを特徴とする情報配信装置。
  22. 【請求項22】情報を配信する情報配信装置とネットワ
    ークを介して接続された情報処理装置において、 前記情報配信装置に、コンテンツ情報の配信を要求する
    要求情報および前記情報配信装置に関連したコンテンツ
    情報の当該情報処理装置における利用履歴を示す履歴情
    報を送信する手段と、 前記情報配信装置から配信され、前記履歴情報を受信し
    た場合に、前記要求情報で要求される前記情報処理装置
    に対する前記コンテンツ情報を受信する手段と、 前記履歴情報の送信を検知する手段と、 所定の条件で前記履歴情報が送信されたか否かに応じ
    て、前記コンテンツ情報の受信を制御する手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理装置。
  23. 【請求項23】請求項22に記載の情報処理装置におい
    て、 当該情報処理装置の充電装置と接続する手段を更に有
    し、 前記制御する手段は、前記所定の条件で前記履歴情報を
    送信した場合、前記接続する手段を用いて、前記充電装
    置からの充電を受けることを特徴とする情報処理装置。
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