JP2003099616A - 有価証券売買発注方法、有価証券売買発注装置、電子書面送信装置、電子書面送信装置における電子書面送信方法およびプログラム - Google Patents

有価証券売買発注方法、有価証券売買発注装置、電子書面送信装置、電子書面送信装置における電子書面送信方法およびプログラム

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JP2003099616A JP2001291368A JP2001291368A JP2003099616A JP 2003099616 A JP2003099616 A JP 2003099616A JP 2001291368 A JP2001291368 A JP 2001291368A JP 2001291368 A JP2001291368 A JP 2001291368A JP 2003099616 A JP2003099616 A JP 2003099616A
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Takao Ishida
隆男 石田
Shigeru Saito
繁 齊藤
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Daiwa Securities Group Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先に行った取引に関する情報を利用して反対売
買における発注作業を省力化することのできる有価証券
売買発注装置を提供する。 【解決手段】顧客の端末装置200は、先に行った有価
証券の売買発注に対する取引結果を表した株式約定連絡
書などの電子書面を、証券会社のサーバからインターネ
ットを通じて受信して記憶する。顧客が、電子書面の選
択と反対売買の発注指示の操作を行うと、端末装置20
0は、選択された電子書面に基づいて反対売買の注文デ
ータを作成し、これを証券会社のコンピュータなど所定
の宛先に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有価証券の売買発
注を顧客の端末装置から行う有価証券売買発注方法、有
価証券売買発注装置、取引結果を表した電子書面を顧客
の端末装置に通信回線を通じて送信する電子書面送信装
置、電子書面送信装置における電子書面送信方法および
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットを介して株式や債券や投
資信託などの有価証券の取引を行う、いわゆるオンライ
ントレードが実用化されている。通常、オンライントレ
ードを行う場合、顧客は、証券会社や金融機関のホーム
ページにアクセスして自己の顧客IDを入力し、さらに
銘柄名、株数、売却か買付かの別などを指定して、売買
発注を行うようになっている。
【0003】ところで、証券会社などの金融機関は、有
価証券の取引を行った場合、顧客に対して取引報告書を
交付する。取引報告書の交付は、従来、郵送で行われて
きたが、法律の改正により、電子メール等の電子書面で
交付することが可能となっている。また約定の精算金額
を通知する電子メール(株式約定連絡書)を送るサービ
スも実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、先に行った取
引の売付と買付とを逆にした反対売買の発注をオンライ
ンで行う際においても通常の売買発注の場合と同様に、
パスワード、株式銘柄(銘柄コード)、取引数量(株
数)などを入力していた。しかしながら、反対売買にお
いては、先に行った取引と少なくとも売買発注者や株式
銘柄は同一であるし、取引数量も同一である場合が多い
ので、先に行った取引に関する情報を用いて、これらの
入力作業の省力化ができれば便利である。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たもので、先に行った取引に関する情報を利用して反対
売買における発注作業を省力化することのできる有価証
券売買発注方法、有価証券売買発注装置、反対売買にお
ける発注作業の省力化が可能な電子書面を顧客に送信す
る電子書面送信装置、電子書面送信装置における電子書
面送信方法およびプログラムを提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]有価証券の売買発注を顧客の端末装置(200)
から行う有価証券売買発注方法において、前記端末装置
(200)が、有価証券の売買発注に対する取引結果を
表した電子書面を受信してこれを記憶手段(231)に
記憶するステップと、前記端末装置(200)が、前記
記憶手段(231)に記憶されているものの中からの電
子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付けるステ
ップと、前記端末装置(200)が、前記ステップで選
択されかつ発注指示を受けた電子書面の示す取引結果の
売付と買付とを逆にした反対売買の注文データを所定の
宛先に通信回線を通じて送信するステップとを有するこ
とを特徴とする有価証券売買発注方法。
【0007】[2]有価証券の売買発注を顧客の端末装
置(200)から行う有価証券売買発注方法において、
前記端末装置(200)が、有価証券の売買発注に対す
る取引結果を表した電子書面を受信してこれを記憶手段
(231)に記憶するステップと、前記端末装置(20
0)が、前記記憶手段(231)に記憶されているもの
の中からの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受
け付けるステップと、前記端末装置(200)が、前記
ステップで選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示
す取引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文デ
ータを作成するステップと、前記端末装置(200)
が、前記ステップで作成した反対売買の注文データを所
定の宛先に通信回線を通じて送信するステップとを有す
ることを特徴とする有価証券売買発注方法。
【0008】[3]有価証券の売買発注を顧客の端末装
置(200)から行う有価証券売買発注方法において、
所定の送信装置(100)が、有価証券の売買発注に対
する取引結果とその売付と買付とを逆にした反対売買の
注文データとを含む電子書面を顧客の端末装置(20
0)に送信するステップと、前記端末装置(200)
が、前記電子書面を受信してこれを記憶手段(231)
に記憶するステップと、前記端末装置(200)が、前
記記憶手段(231)に記憶されているものの中からの
電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付けるス
テップと、前記端末装置(200)が、前記ステップで
選択されかつ発注指示を受けた電子書面に含まれている
前記反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通
じて送信するステップとを有することを特徴とする有価
証券売買発注方法。
【0009】[4]前記端末装置(200)が、変更操
作に従って前記反対売買の注文データを変更するステッ
プをさらに有することを特徴とする[1]〜[3]の何
れかに記載の有価証券売買発注方法。
【0010】[5]前記変更操作において前記注文デー
タの取引数量の変更を受け付けられるようにしたことを
特徴とする[4]に記載の有価証券売買発注方法。
【0011】[6]前記反対売買の注文データを送信し
た際に基礎とされた電子書面を反対売買済書面として登
録するステップと、前記反対売買済書面として登録され
ている電子書面に基づく前記反対売買の注文データの送
信を禁止するステップとをさらに有することを特徴とす
る[1]〜[5]の何れかに記載の有価証券売買発注方
法。
【0012】[7]前記電子書面が、少なくとも有価証
券の取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金
額を示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むもの
であることを特徴とする[1]〜[6]の何れかに記載
の有価証券売買発注方法。
【0013】[8]顧客が有価証券の売買発注を行うた
めの有価証券売買発注装置において、有価証券の売買発
注に対する取引結果を表した電子書面を受信する受信手
段(210)と、前記受信手段(210)の受信した前
記電子書面を記憶する記憶手段(231)と、前記記憶
手段(231)に記憶されているものの中からの電子書
面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付
手段(222)と、前記操作受付手段(222)を通じ
て選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示す取引結
果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文データを所
定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段(22
7)とを有することを特徴とする有価証券売買発注装
置。
【0014】[9]顧客が有価証券の売買発注を行うた
めの有価証券売買発注装置において、有価証券の売買発
注に対する取引結果を表した電子書面を受信する受信手
段(210)と、前記受信手段(210)の受信した前
記電子書面を記憶する記憶手段(231)と、前記記憶
手段(231)に記憶されているものの中からの電子書
面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付
手段(222)と、前記操作受付手段(222)を通じ
て選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示す取引結
果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文データを作
成する注文データ作成手段(223)と、前記注文デー
タ作成手段(223)の作成した反対売買の注文データ
を所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段(2
27)とを有することを特徴とする有価証券売買発注装
置。
【0015】[10]顧客が有価証券の売買発注を行う
ための有価証券売買発注装置において、有価証券の売買
発注に対する取引結果とその売付と買付とを逆にした反
対売買の注文データとを含む電子書面を受信する受信手
段(210)と、前記受信手段(210)の受信した前
記電子書面を記憶する記憶手段(231)と、前記記憶
手段(231)に記憶されているものの中からの電子書
面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付
手段(222)と、前記操作受付手段(222)を通じ
て選択されかつ発注指示を受けた電子書面に含まれてい
る前記反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を
通じて送信する送信手段(227)とを有することを特
徴とする有価証券売買発注装置。
【0016】[11]変更操作に従って前記反対売買の
注文データを変更する変更手段(224)を有すること
を特徴とする[8]〜[10]の何れかに記載の有価証
券売買発注装置。
【0017】[12]前記変更操作において前記注文デ
ータの取引数量の変更を受け付けられるようにしたこと
を特徴とする[11]に記載の有価証券売買発注装置。
【0018】[13]前記反対売買の注文データを送信
した際に基礎とされた電子書面を反対売買済書面として
登録する反対売買済登録手段(225)と、前記反対売
買済書面として登録されている電子書面に基づく前記反
対売買の注文データの送信を禁止する再送信禁止手段
(226)とをさらに有することを特徴とする[8]〜
[12]の何れかに記載の有価証券売買発注装置。
【0019】[14]前記電子書面が、少なくとも有価
証券の取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算
金額を示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むも
のであることを特徴とする[8]〜[13]の何れかに
記載の有価証券売買発注装置。
【0020】[15]コンピュータに、[1]〜[7]
の何れかに記載の有価証券売買方法を実行させるための
プログラム。
【0021】[16]コンピュータを、[8]〜[1
4]の何れかに記載の有価証券売買発注装置として機能
させるためのプログラム。
【0022】[17]通信機能を備えたコンピュータを
顧客が有価証券の売買発注を行うための装置として機能
させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータ
を、受信して記憶手段(231)に記憶されている電子
書面であって有価証券の売買発注に対する取引結果を表
したものの中からの電子書面の選択と反対売買の発注指
示とを受け付ける操作受付手段(222)と、前記操作
受付手段(222)を通じて選択されかつ発注指示を受
けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした
反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて
送信する送信手段(227)として機能させることを特
徴とするプログラム。
【0023】[18]通信機能を備えたコンピュータを
顧客が有価証券の売買発注を行うための装置として機能
させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータ
を、受信して記憶手段(231)に記憶されている電子
書面であって有価証券の売買発注に対する取引結果を表
したものの中からの電子書面の選択と反対売買の発注指
示とを受け付ける操作受付手段(222)と、前記操作
受付手段(222)を通じて選択されかつ発注指示を受
けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした
反対売買の注文データを作成する注文データ作成手段
(223)と、前記注文データ作成手段(223)の作
成した反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を
通じて送信する送信手段(227)として機能させるこ
とを特徴とするプログラム。
【0024】[19]通信機能を備えたコンピュータを
顧客が有価証券の売買発注を行うための装置として機能
させるためのプログラムにおいて、前記コンピュータ
を、受信して記憶手段(231)に記憶されている電子
書面であって有価証券の売買発注に対する取引結果とそ
の売付と買付とを逆にした反対売買の注文データとを含
むものの中からの電子書面の選択と反対売買の発注指示
とを受け付ける操作受付手段(222)と、前記操作受
付手段(222)を通じて選択されかつ発注指示を受け
た電子書面に含まれている前記反対売買の注文データを
所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段(22
7)として機能させることを特徴とするプログラム。
【0025】[20]前記コンピュータをさらに、変更
操作に従って前記反対売買の注文データを変更する変更
手段(224)として機能させることを特徴とする[1
7]〜[19]の何れかに記載のプログラム。
【0026】[21]前記変更操作において前記注文デ
ータの取引数量の変更を受け付けられるようにしたこと
を特徴とする[20]に記載のプログラム。
【0027】[22]前記コンピュータをさらに、前記
反対売買の注文データを送信した際に基礎とされた電子
書面を反対売買済書面として登録する反対売買済登録手
段(225)と、前記反対売買済書面として登録されて
いる電子書面に基づく前記反対売買の注文データの送信
を禁止する再送信禁止手段(226)として機能させる
ことを特徴とする[17]〜[21]の何れかに記載の
プログラム。
【0028】[23]前記電子書面が、少なくとも有価
証券の取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算
金額を示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むも
のであることを特徴とする[17]〜[22]の何れか
に記載のプログラム。
【0029】[24]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置において、有
価証券の売買発注に対する取引結果とその売付と買付と
を逆にした反対売買の注文データとを含む電子書面を作
成する電子書面作成手段(132)と、前記電子書面作
成手段(132)の作成した電子書面を顧客に送信する
電子書面送信手段(131)とを有することを特徴とす
る電子書面送信装置。
【0030】[25]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置において、前
記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電子書面
を作成する電子書面作成手段(132)と、前記電子書
面作成手段(132)の作成した電子書面を顧客に送信
する電子書面送信手段(131)とを有し、前記プログ
ラムは、前記電子書面を受信した顧客の端末装置(20
0)を、受信して記憶手段(231)に記憶されている
電子書面であって有価証券の売買発注に対する取引結果
を表したものの中からの電子書面の選択と反対売買の発
注指示とを受け付ける操作受付手段(222)と、前記
操作受付手段(222)を通じて選択されかつ発注指示
を受けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆に
した反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通
じて送信する送信手段(227)として機能させるもの
であることを特徴とする電子書面送信装置。
【0031】[26]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置において、前
記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電子書面
を作成する電子書面作成手段(132)と、前記電子書
面作成手段(132)の作成した電子書面を顧客に送信
する電子書面送信手段(131)とを有し、前記プログ
ラムは、前記電子書面を受信した顧客の端末装置(20
0)を、受信して記憶手段(231)に記憶されている
電子書面であって有価証券の売買発注に対する取引結果
を表したものの中からの電子書面の選択と反対売買の発
注指示とを受け付ける操作受付手段(222)と、前記
操作受付手段(222)を通じて選択されかつ発注指示
を受けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆に
した反対売買の注文データを作成する注文データ作成手
段(223)と、前記注文データ作成手段(223)の
作成した反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線
を通じて送信する送信手段(227)として機能させる
ものであることを特徴とする電子書面送信装置。
【0032】[27]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置において、顧
客に送信すべき電子書面の表す取引結果の売付と買付と
を逆にした反対売買の注文データと予め用意したプログ
ラムとを含む電子書面を作成する電子書面作成手段(1
32)と、前記電子書面作成手段(132)の作成した
電子書面を顧客に送信する電子書面送信手段(131)
とを有し、前記プログラムは、前記電子書面を受信した
顧客の端末装置(200)を、受信して記憶手段(23
1)に記憶されているものの中から電子書面の選択と反
対売買の発注指示とを受け付ける操作受付手段(22
2)と、前記操作受付手段(222)を通じて選択され
かつ発注指示を受けた電子書面に含まれている前記反対
売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて送信
する送信手段(227)として機能させるものであるこ
とを特徴とする電子書面送信装置。
【0033】[28]前記プログラムは前記端末装置
(200)をさらに変更操作に従って前記反対売買の注
文データを変更する変更手段(224)として機能させ
ることを特徴とする[25]〜[27]の何れかに記載
の電子書面送信装置。
【0034】[29]前記変更操作において前記注文デ
ータの取引数量の変更を受け付けられるようにしたこと
を特徴とする[28]に記載の電子書面送信装置。
【0035】[30]前記プログラムは前記端末装置
(200)をさらに前記反対売買の注文データを送信し
た際に基礎とされた電子書面を反対売買済書面として登
録する反対売買済登録手段(225)と、前記反対売買
済書面として登録されている電子書面に基づく前記反対
売買の注文データの送信を禁止する再送信禁止手段(2
26)として機能させることを特徴とする[25]〜
[29]の何れかに記載の電子書面送信装置。
【0036】[31]前記電子書面が、少なくとも有価
証券の取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算
金額を示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むも
のであることを特徴とする[24]〜[30]の何れか
に記載の電子書面送信装置。
【0037】[32]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置における電子
書面送信方法において、電子書面作成手段(132)
が、有価証券の売買発注に対する取引結果とその売付と
買付とを逆にした反対売買の注文データとを含む電子書
面を作成するステップと、電子書面送信手段(131)
が、作成された前記電子書面を顧客に送信するステップ
とを有することを特徴とする電子書面送信方法。
【0038】[33]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置における電子
書面送信方法において、電子書面作成手段(132)
が、前記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電
子書面を作成するステップと、電子書面送信手段(13
1)が、作成された前記電子書面を顧客に送信するステ
ップとを有し、前記プログラムは、前記電子書面を受信
した顧客の端末装置(200)を、受信して記憶手段
(231)に記憶されている電子書面であって有価証券
の売買発注に対する取引結果を表したものの中からの電
子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作
受付手段(222)と、前記操作受付手段(222)を
通じて選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示す取
引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文データ
を所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段(2
27)として機能させるものであることを特徴とする電
子書面送信方法。
【0039】[34]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置における電子
書面送信方法において、電子書面作成手段(132)
が、前記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電
子書面を作成するステップと、電子書面送信手段(13
1)が、作成された前記電子書面を顧客に送信するステ
ップとを有し、前記プログラムは、前記電子書面を受信
した顧客の端末装置(200)を、受信して記憶手段
(231)に記憶されている電子書面であって有価証券
の売買発注に対する取引結果を表したものの中からの電
子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作
受付手段(222)と、前記操作受付手段(222)を
通じて選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示す取
引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文データ
を作成する注文データ作成手段(223)と、前記注文
データ作成手段(223)の作成した反対売買の注文デ
ータを所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段
(227)として機能させるものであることを特徴とす
る電子書面送信方法。
【0040】[35]有価証券の売買発注に対する取引
結果を表した電子書面を顧客の端末装置(200)に通
信回線を通じて送信する電子書面送信装置における電子
書面送信方法において、電子書面作成手段(132)
が、顧客に送信すべき電子書面の表す取引結果の売付と
買付とを逆にした反対売買の注文データと予め用意した
プログラムとを含む電子書面を作成するステップと、電
子書面送信手段(131)が、作成された前記電子書面
を顧客に送信するステップとを有し、前記プログラム
は、前記電子書面を受信した顧客の端末装置(200)
を、受信して記憶手段(231)に記憶されているもの
の中から電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け
付ける操作受付手段(222)と、前記操作受付手段
(222)を通じて選択されかつ発注指示を受けた電子
書面に含まれている前記反対売買の注文データを所定の
宛先に通信回線を通じて送信する送信手段(227)と
して機能させるものであることを特徴とする電子書面送
信方法。
【0041】[36]前記プログラムは前記端末装置
(200)をさらに変更操作に従って前記反対売買の注
文データを変更する変更手段(224)として機能させ
ることを特徴とする[33]〜[35]の何れかに記載
の電子書面送信方法。
【0042】[37]前記変更操作において前記注文デ
ータの取引数量の変更を受け付けられるようにしたこと
を特徴とする[36]に記載の電子書面送信方法。
【0043】[38]前記プログラムは前記端末装置
(200)をさらに前記反対売買の注文データを送信し
た際に基礎とされた電子書面を反対売買済書面として登
録する反対売買済登録手段(225)と、前記反対売買
済書面として登録されている電子書面に基づく前記反対
売買の注文データの送信を禁止する再送信禁止手段(2
26)として機能させることを特徴とする[33]〜
[37]の何れかに記載の電子書面送信方法。
【0044】[39]前記電子書面が、少なくとも有価
証券の取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算
金額を示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むも
のであることを特徴とする[32]〜[38]の何れか
に記載の電子書面送信方法。
【0045】[40]コンピュータを、[24]〜[3
1]の何れかに記載の電子書面送信装置として機能させ
るためのプログラム。
【0046】[41]コンピュータに、[32]〜[3
9]の何れかに記載の電子書面送信装置における電子書
面送信方法を実行させるためのプログラム。
【0047】前記本発明は次のように作用する。顧客の
端末装置(200)は、既に行った有価証券の売買発注
に対する取引結果を表した取引報告書や株式約定連絡書
などの電子書面を、証券会社等のサーバからインターネ
ットなどの通信回線を通じて受信して記憶する。顧客
が、端末装置(200)を操作して、電子書面の選択と
反対売買の発注指示を行うと、端末装置(200)は、
選択された電子書面に基づいて反対売買の注文データを
証券会社のコンピュータなど所定の宛先に送信する。
【0048】たとえば、株式約定連絡書等の電子書面の
示す取引結果に基づいて、同一株数、同一銘柄であって
売付と買付とを逆にした反対売買の注文データを端末装
置(200)側で作成して送信したり、証券会社等から
送られてくる電子書面に予め反対売買のための注文デー
タが含まれている場合には、電子書面からこの部分を切
り出して送信したりする。
【0049】このように、証券会社から受信して記憶し
ている取引報告書などの電子書面の選択と発注指示の操
作を行うと、選択された電子書面に基づいて、その売付
と買付とを逆にした反対売買の注文データが送信される
ので、銘柄や株数などを再入力する必要がなく、反対売
買の発注における利便性を高めることができる。
【0050】株数など、反対売買の注文データの一部を
変更し得るものでは、入力操作の省力化を図りつつ柔軟
な売買発注を行うことが可能になる。
【0051】反対売買の注文データの送信に際して基礎
とした電子書面を反対売買済書面として登録し、反対売
買済書面として登録されている電子書面に基づく反対売
買の注文データの再度の送信を行えないようにしたもの
では、たとえば、売却済み有価証券に対して、再度、売
却発注するなどの重複発注を未然防止することができ
る。
【0052】このほか、顧客の端末装置(200)が、
電子書面を受信して記憶する機能を予め備えている場合
には、これらを除いた処理部分のプログラムを提供する
ようにしてもよい。
【0053】また証券会社等のサーバとして機能する電
子書面送信装置が、取引報告書等の電子書面に、反対売
買のための注文データや顧客の端末で実行されるプログ
ラムを添付するように構成してもよい。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形
態にかかる有価証券売買発注装置として機能する端末装
置200の構成を示している。端末装置200は、イン
ターネットに接続可能な携帯電話に所定のプログラムを
ロードして実行することで有価証券売買発注装置として
機能するようになっている。なお、顧客の端末装置20
0として、通信機能を備えたコンピュータや携帯情報端
末を用いてもよいし、端末装置200を有価証券の取引
専用端末として構成してもよい。
【0055】端末装置200は、取引報告書や株式約定
連絡書など取引結果を表した電子書面を証券会社のサー
バから電子メールによって受信して記憶する機能と、記
憶してある株式約定連絡書の電子書面に基づいて、それ
が示す取引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注
文データを証券会社のコンピュータにインターネット等
を通じて送信する機能を有している。
【0056】端末装置200は、図1に示すように、通
信部210と、制御部220とを有している。かかる端
末装置200はCPU、ROM、RAM等を主要部とし
て構成される。制御部220には、マイク234と、ス
ピーカ235と、操作キー等から構成される操作部23
2と、液晶表示器等から構成される表示部233と、各
種のデータを書換え可能に記憶するための記憶部231
等が接続されている。
【0057】通信部210は、電話会社の基地局と無線
通信する機能を果たす。端末装置200は、電話会社を
通じてインターネットに接続し得るようになっている。
制御部220は、発呼、着呼、通話機能などの通常の携
帯電話としての機能のほかに、javaなどのプログラ
ムをダウンロードすることによって各種の機能を実現し
得るようになっている。より詳細には、制御部220
は、記憶制御手段221と、操作受付手段222と、注
文データ作成手段223と、変更手段224と、反対売
買済登録手段225と、再送信禁止手段226と、送信
制御手段227等の機能を果たす。
【0058】記憶制御手段221は、受信した電子メー
ルなど各種のデータの記憶部231への書込みと読出し
を制御する機能を果たす。操作受付手段222は、操作
部232を通じて各種の操作を受け付ける機能を果たす
部分である。たとえば、記憶部231に記憶されている
ものの中からの電子書面の選択操作や反対売買の発注指
示操作等を受け付ける機能を果たす。
【0059】注文データ作成手段223は、操作部23
2を通じて選択されかつ発注指示を受けた電子書面の示
す取引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文デ
ータを作成する機能を果たす。変更手段224は、電子
書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反対売買
の注文データの一部を変更する操作を受け付け、それに
従って注文データの内容を変更する機能を果たす。ここ
では、注文データの取引数量、例えば株数の変更操作を
受け付けるようになっている。
【0060】反対売買済登録手段225は、反対売買の
注文データを送信した際に、その基礎とされた電子書面
を反対売買済書面として登録する機能を果たす。再送信
禁止手段226は、反対売買済書面として登録されてい
る電子書面に基づく反対売買の注文データの送信を禁止
する機能を果たす。送信制御手段227は、反対売買の
注文データを予め定めた宛先(証券会社のコンピュータ
など)に通信部210を制御して送信する機能を果たす
部分である。
【0061】図2は、取引報告書や株式約定連絡書など
の電子書面を顧客へ送信する電子書面送信装置100と
しての機能を備えた電子商取引装置100aの構成を示
している。電子商取引装置100aは、インターネット
10を通じて株や債券や投資信託などの有価証券を電子
商取引するための各種機能(ホームトレード機能)を有
している。電子商取引装置100aの中の電子書面交付
装置100は、取引報告書や株式約定連絡書などの電子
書面をインターネット10を通じて顧客の端末装置20
0へ送信して交付する機能を有している。
【0062】電子商取引装置100aは、サーバ110
と、ホストコンピュータ150とから構成されており、
たとえば証券会社に設置される。サーバ110には、認
証データベース141と、画面データベース142とが
接続されている。ホストコンピュータ150には、顧客
データベース171と、銘柄データベース172と、履
歴データベース173と、取引書面データベース174
とが接続されている。
【0063】サーバ110は、通信機能を備えたコンピ
ュータ装置であり、インターネット10を通じて顧客の
有するパーソナルコンピュータや携帯電話等の端末装置
200にHTML(HyperText Markup Language)形
式や携帯電話等に表示可能な所定の形式で記述したホー
ムページ(ウェブページ)のデータを送信したり、顧客
の端末装置200から送られてくる各種のデータを受信
して処理する機能を有している。さらに端末装置200
から送られてくる注文データを受信してホストコンピュ
ータ150に引き渡す等の機能を有している。
【0064】電子商取引装置100aのサーバ110
は、通信部120と、制御部130とから構成される。
通信部120は、インターネット10を通じて各種のデ
ータを送受信するための機能を果たす。制御部130
は、サーバ110の動作を統括制御する部分である。制
御部130は、通信部120を制御し、インターネット
10を通じて電子書面を顧客の端末装置200へ送信す
る電子書面送信制御手段131と、電子書面送信制御手
段131が送信する電子書面を作成する電子書面作成手
段132としての機能を有している。交付する電子書面
には、例えば、有価証券の取引残高報告書、取引報告書
もしくは約定の精算金額を示した株式約定連絡書のほ
か、月次報告書、投資信託の運用報告書もしくは目論見
書等がある。
【0065】このほか制御部130は、インターネット
10を通じてアクセスしてきた顧客を認証する機能を有
している。サーバ110に接続されている認証データベ
ース141は、顧客を認証し特定するための認証情報を
登録したものであり、ここでは、認証情報として顧客I
Dとパスワードを登録してある。サーバ110は、顧客
に対して顧客IDとパスワードを問い合わせる認証画面
を顧客の端末装置へ送信し、当該端末装置から顧客ID
とパスワードが返送されてくると、これらを認証データ
ベース141の登録内容と照合して、顧客の認証および
特定を行うようになっている。
【0066】画面データベース142は、顧客の端末装
置200へ送信する各種画面の表示データを登録したも
のである。サーバ110は、顧客の端末装置200から
のアクセス要求に応じて該当する画面の表示データを画
面データベース142から読み出し、その中に動的に作
成すべき部分があれば該当部分をホストコンピュータ1
50と連携して作成して埋め込み、送信すべき画面の表
示データを完成させる。そして、通信部120を介して
当該表示データを要求元の顧客の端末装置200に送信
する機能を有している。
【0067】ホストコンピュータ150は、有価証券等
の取引に関連するすべてのデータを統括的に管理するコ
ンピュータ装置である。ホストコンピュータ150は、
所定のプログラムを実行することにより、顧客管理部1
51と銘柄管理部152と取引管理部153の各機能を
果たす。このうち、顧客管理部151は、顧客データベ
ース171の登録内容を管理する部分である。顧客デー
タベース171には、各顧客の氏名、顧客ID、パスワ
ード、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレ
ス、職業、趣味、年収、取引口座等が登録される。
【0068】銘柄管理部152は、銘柄データベース1
72の登録内容を管理する部分である。銘柄データベー
ス172には、電子商取引装置100aで取り扱う商品
としての株式や債券や投資信託等についての情報が銘柄
毎に登録される。たとえば、商品コード、商品の属性情
報、商品案内メッセージ等が登録される。また銘柄デー
タベース172には、目論見書等も登録される。
【0069】取引管理部153は、顧客との取引の全て
を管理する機能を果たす部分であり、履歴データベース
173および取引書面データベース174の登録内容を
管理する。履歴データベース173は、各顧客の取引履
歴を登録するものであり、顧客ID、約定日、取引され
た商品の商品コード、銘柄コード、取引数量等が登録さ
れる。取引書面データベース174には、取引成立の場
合に作成される取引報告書等が登録される。取引報告書
には、自己または委託の区別、買付・売付の別、取引の
種類、顧客名、顧客ID、約定日、銘柄、数量、単価、
売買金額、手数料、取引税額等の項目があり、これらに
相当するデータが取引書面データベース174に登録さ
れる。
【0070】次に作用について説明する。証券会社のオ
ンライントレードサービスを利用して、顧客が端末装置
200から、株式売買の注文データを電子書面送信装置
100へ送信すると、証券会社は、その注文に応じて取
引を行う。注文された取引が成立すると、証券会社は、
取引結果を表した取引報告書や株式約定連絡書を、電子
書面として顧客の端末装置200へ送信する。顧客の端
末装置200は、電子書面送信装置100から送られて
きた電子書面を受信して記憶する。
【0071】次に、顧客の端末装置200が、受信して
記憶している取引報告書などの電子書面に基づいて反対
売買の注文データを証券会社のコンピュータなど所定の
宛先へ送信する際の流れを説明する。図3は、反対売買
を行う際の処理の流れを示し、図4は、反対売買を行う
際における表示部233の表示内容の一例を示してい
る。
【0072】受信履歴を表示するための操作を顧客が行
うと、端末装置200は、電子書面の受信履歴の一覧を
表示部233に表示して、電子書面の選択操作を受け付
ける(ステップS301、図4(a))。たとえば、図
4(a)に示すように、白黒反転表示によって一の電子
書面を識別可能に表示する。白黒反転表示の部分は、上
下キー等を操作することで移動し、SETボタンを押下
すると、そのとき白黒反転表示されていた電子書面が選
択されるようになっている。
【0073】次に、端末装置200は、選択された電子
書面を記憶部231から読み出し、その内容を表示部2
33に表示する(ステップS302、図4(b))。図
4(b)は、株式約定連絡書の一部が表示された状態を
示している。株式約定連絡書には、約定日、売付・買付
の別、銘柄、株数、精算金額等の情報が含まれる。
【0074】顧客は、記憶部231に表示された取引結
果を確認し、これに対する反対売買の注文を希望する場
合には、所定の操作キーを押下して反対売買の発注指示
を行う(ステップS303)。反対売買の発注指示を受
けた端末装置200は、選択された電子書面が、反対売
買済書面として登録されたものであるか否かを検査する
(ステップS304)。なお、記憶部231には、各電
子書面に対応付けてその電子書面が反対売買済書面であ
るか否かを示すための管理情報が登録されており、この
管理情報に基づいて先の検査が行われる。
【0075】反対売買済書面の場合には(ステップS3
04;Y)、選択された電子書面の示す取引結果に基づ
く反対売買の注文が既に行われている旨のメッセージを
表示して(ステップS309)、処理を終了する。反対
売買済書面でない場合には(ステップS304;N)、
選択された電子書面に基づいて反対売買の注文データを
作成し(ステップS305)、作成した注文データの示
す取引内容を記憶部231に表示する(ステップS30
6、図4(c))。反対売買の注文データは、電子書面
の示す取引結果と、同一株数、同一銘柄であって売付と
買付とを逆にしたものである。なお、取引報告書などの
電子書面には、売買発注者の顧客IDなど、顧客に関す
る情報が含まれているので、注文データに選択された電
子書面から読み取った顧客IDなど発注者を特定するた
めの情報を付加するようになっている。
【0076】顧客は、表示された反対売買の注文データ
を確認し、よければSETボタンを押下して注文の実行
を指示する。SETボタンが押されると、端末装置20
0は、先の注文データを証券会社のコンピュータなど予
め設定された宛先へ送信する(ステップS307)。宛
先としては、たとえば、選択された電子書面の送信元ア
ドレスを用いることができる。送信が完了すると端末装
置200は、今回の反対売買の注文データを送信する際
に基礎とした電子書面を、反対売買済書面として登録す
る(ステップS308)。
【0077】上述の例では、必要なプログラムを予め端
末装置200にインストールしておき、受信した通常の
株式約定連絡書に基づいて端末装置200の側で反対売
買の注文データを作成するように構成したが、反対売買
の注文データそのものや注文データを送信するためのプ
ログラムなどを付加した電子書面を電子書面送信装置1
00から送信し、これらを利用して端末装置200から
反対売買の注文データを送信するように構成してもよ
い。
【0078】たとえば、図5(a)に示すように、通常
の株式約定連絡書とこれの示す取引結果から反対売買の
注文データを作成して送信するためのプログラムとを含
む電子書面を電子書面送信装置100の側で作成して端
末装置200に送信する。この場合、電子書面等の電子
メールを受信して記憶したり、記憶しているものの中か
ら電子書面を選択して閲覧したりするためのソフトウェ
アは予め端末装置200にインストールされているもの
とする。
【0079】記憶されている電子メールの中から顧客が
株式約定連絡書等の電子書面を選択してこれを開くと、
その文末などに反対売買を行うための指示ボタンが表示
される。この指示ボタンを選択してクリックすると、電
子書面に含まれているプログラムが実行され、反対売買
の注文データを作成しこれを証券会社のコンピュータな
ど所定の宛先へ送信するという処理が行われる。
【0080】また図5(b)に示すように、株式約定連
絡書とこれの示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
対売買の注文データとを含む電子書面を電子書面送信装
置100の側で作成して端末装置200に送信するよう
に構成してもよい。この場合、電子書面の選択操作と反
対売買の発注指示操作とを受けた端末装置200は、選
択された電子書面に含まれている注文データの部分を取
り出し、これを証券会社等の所定の宛先へ送信する。
【0081】さらに図5(c)に示すように、通常の株
式約定連絡書と反対売買のための注文データとこの部分
を抽出して送信するためのプログラムとを含む電子書面
を電子書面送信装置100側で作成して端末装置200
に送信するようにしてもよい。
【0082】このように、反対売買のための注文データ
や反対売買の注文データを作成・送信するためのプログ
ラムを含む電子書面を電子書面送信装置100の側で作
成して送信するようにすれば、端末装置200の側で特
別なプログラムを予め用意しなくても、受信した電子書
面に基づいて反対売買の注文データを送信することが可
能になる。
【0083】以上説明した実施の形態では、反対売買の
注文データを送信する前にこれを表示して顧客に確認を
求めるようにしたが、必ずしも確認を求めなくてもよ
い。また実施の形態では、電子書面の示す取引結果と同
一株数、同一銘柄であって売付と買付とを逆にした注文
データを送信するようにしたが、株数など注文データの
一部を変更する操作を受け付け、変更後の注文データを
送信するようにしてもよい。
【0084】
【発明の効果】本発明にかかる有価証券売買発注方法、
有価証券売買発注装置、電子書面送信装置、電子書面送
信装置における電子書面送信方法およびプログラムによ
れば、証券会社から受信して記憶している取引報告書な
どの電子書面の選択と発注指示の操作を行うと、選択さ
れた電子書面に基づいて、その売付と買付とを逆にした
反対売買の注文データが送信されるので、銘柄や株数な
どを再入力することなく反対売買の発注を行うことがで
き、利便性を高めることができる。
【0085】また株数など、反対売買の注文データの一
部を変更し得るものでは、入力操作の省力化を図りつつ
顧客の要求に対応した柔軟な売買発注を行うことが可能
になる。
【0086】反対売買の注文データの送信に際して基礎
とした電子書面を反対売買済書面として登録し、反対売
買済書面として登録されている電子書面に基づく反対売
買の注文データの再度の送信を禁止したものでは、売却
済み有価証券に対して、再度、売却発注するなどの重複
発注を未然防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る有価証券売買発注
装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る電子書面送信装置
を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る有価証券売買発注
装置において受信して記憶している電子書面に基づいて
反対売買の注文を行う際の処理を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る有価証券売買発注
装置において受信して記憶している電子書面に基づいて
反対売買の注文を行う際の表示画面を示す説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態に係る電子書面送信装置
から送信する電子書面の各種構成を示す説明図である。
【符号の説明】
100…電子書面送信装置 100a…電子商取引装置 110…サーバ 120…通信部 130…制御部 131…電子書面送信制御手段 132…電子書面作成手段 150…ホストコンピュータ 200…端末装置 210…通信部 220…制御部 221…記憶制御手段 222…操作受付手段 223…注文データ作成手段 224…変更手段 225…反対売買済登録手段 226…再送信禁止手段 227…送信制御手段 231…記憶部 232…操作部 233…表示部

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有価証券の売買発注を顧客の端末装置から
    行う有価証券売買発注方法において、 前記端末装置が、有価証券の売買発注に対する取引結果
    を表した電子書面を受信してこれを記憶手段に記憶する
    ステップと、 前記端末装置が、前記記憶手段に記憶されているものの
    中からの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け
    付けるステップと、 前記端末装置が、前記ステップで選択されかつ発注指示
    を受けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆に
    した反対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通
    じて送信するステップとを有することを特徴とする有価
    証券売買発注方法。
  2. 【請求項2】有価証券の売買発注を顧客の端末装置から
    行う有価証券売買発注方法において、 前記端末装置が、有価証券の売買発注に対する取引結果
    を表した電子書面を受信してこれを記憶手段に記憶する
    ステップと、 前記端末装置が、前記記憶手段に記憶されているものの
    中からの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け
    付けるステップと、 前記端末装置が、前記ステップで選択されかつ発注指示
    を受けた電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆に
    した反対売買の注文データを作成するステップと、 前記端末装置が、前記ステップで作成した反対売買の注
    文データを所定の宛先に通信回線を通じて送信するステ
    ップとを有することを特徴とする有価証券売買発注方
    法。
  3. 【請求項3】有価証券の売買発注を顧客の端末装置から
    行う有価証券売買発注方法において、 所定の送信装置が、有価証券の売買発注に対する取引結
    果とその売付と買付とを逆にした反対売買の注文データ
    とを含む電子書面を顧客の端末装置に送信するステップ
    と、 前記端末装置が、前記電子書面を受信してこれを記憶手
    段に記憶するステップと、 前記端末装置が、前記記憶手段に記憶されているものの
    中からの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け
    付けるステップと、 前記端末装置が、前記ステップで選択されかつ発注指示
    を受けた電子書面に含まれている前記反対売買の注文デ
    ータを所定の宛先に通信回線を通じて送信するステップ
    とを有することを特徴とする有価証券売買発注方法。
  4. 【請求項4】前記端末装置が、変更操作に従って前記反
    対売買の注文データを変更するステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の有価証
    券売買発注方法。
  5. 【請求項5】前記変更操作において前記注文データの取
    引数量の変更を受け付けられるようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の有価証券売買発注方法。
  6. 【請求項6】前記反対売買の注文データを送信した際に
    基礎とされた電子書面を反対売買済書面として登録する
    ステップと、 前記反対売買済書面として登録されている電子書面に基
    づく前記反対売買の注文データの送信を禁止するステッ
    プとをさらに有することを特徴とする請求項1〜5の何
    れかに記載の有価証券売買発注方法。
  7. 【請求項7】前記電子書面が、少なくとも有価証券の取
    引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金額を示
    した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むものである
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の有価証
    券売買発注方法。
  8. 【請求項8】顧客が有価証券の売買発注を行うための有
    価証券売買発注装置において、 有価証券の売買発注に対する取引結果を表した電子書面
    を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した前記電子書面を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶されているものの中からの電子書面
    の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付手
    段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて送
    信する送信手段とを有することを特徴とする有価証券売
    買発注装置。
  9. 【請求項9】顧客が有価証券の売買発注を行うための有
    価証券売買発注装置において、 有価証券の売買発注に対する取引結果を表した電子書面
    を受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した前記電子書面を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶されているものの中からの電子書面
    の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付手
    段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを作成する注文データ作成手段と、 前記注文データ作成手段の作成した反対売買の注文デー
    タを所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段と
    を有することを特徴とする有価証券売買発注装置。
  10. 【請求項10】顧客が有価証券の売買発注を行うための
    有価証券売買発注装置において、 有価証券の売買発注に対する取引結果とその売付と買付
    とを逆にした反対売買の注文データとを含む電子書面を
    受信する受信手段と、 前記受信手段の受信した前記電子書面を記憶する記憶手
    段と、 前記記憶手段に記憶されているものの中からの電子書面
    の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付手
    段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面に含まれている前記反対売買の注文データを
    所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段とを有
    することを特徴とする有価証券売買発注装置。
  11. 【請求項11】変更操作に従って前記反対売買の注文デ
    ータを変更する変更手段を有することを特徴とする請求
    項8〜10の何れかに記載の有価証券売買発注装置。
  12. 【請求項12】前記変更操作において前記注文データの
    取引数量の変更を受け付けられるようにしたことを特徴
    とする請求項11に記載の有価証券売買発注装置。
  13. 【請求項13】前記反対売買の注文データを送信した際
    に基礎とされた電子書面を反対売買済書面として登録す
    る反対売買済登録手段と、 前記反対売買済書面として登録されている電子書面に基
    づく前記反対売買の注文データの送信を禁止する再送信
    禁止手段とをさらに有することを特徴とする請求項8〜
    12の何れかに記載の有価証券売買発注装置。
  14. 【請求項14】前記電子書面が、少なくとも有価証券の
    取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金額を
    示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むものであ
    ることを特徴とする請求項8〜13の何れかに記載の有
    価証券売買発注装置。
  15. 【請求項15】コンピュータに、請求項1〜7の何れか
    に記載の有価証券売買方法を実行させるためのプログラ
    ム。
  16. 【請求項16】コンピュータを、請求項8〜14の何れ
    かに記載の有価証券売買発注装置として機能させるため
    のプログラム。
  17. 【請求項17】通信機能を備えたコンピュータを顧客が
    有価証券の売買発注を行うための装置として機能させる
    ためのプログラムにおいて、 前記コンピュータを、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて送
    信する送信手段として機能させることを特徴とするプロ
    グラム。
  18. 【請求項18】通信機能を備えたコンピュータを顧客が
    有価証券の売買発注を行うための装置として機能させる
    ためのプログラムにおいて、 前記コンピュータを、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを作成する注文データ作成手段と、 前記注文データ作成手段の作成した反対売買の注文デー
    タを所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】通信機能を備えたコンピュータを顧客が
    有価証券の売買発注を行うための装置として機能させる
    ためのプログラムにおいて、 前記コンピュータを、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果とその売付と買付と
    を逆にした反対売買の注文データとを含むものの中から
    の電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける
    操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面に含まれている前記反対売買の注文データを
    所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段として
    機能させることを特徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】前記コンピュータをさらに、 変更操作に従って前記反対売買の注文データを変更する
    変更手段として機能させることを特徴とする請求項17
    〜19の何れかに記載のプログラム。
  21. 【請求項21】前記変更操作において前記注文データの
    取引数量の変更を受け付けられるようにしたことを特徴
    とする請求項20に記載のプログラム。
  22. 【請求項22】前記コンピュータをさらに、 前記反対売買の注文データを送信した際に基礎とされた
    電子書面を反対売買済書面として登録する反対売買済登
    録手段と、 前記反対売買済書面として登録されている電子書面に基
    づく前記反対売買の注文データの送信を禁止する再送信
    禁止手段として機能させることを特徴とする請求項17
    〜21の何れかに記載のプログラム。
  23. 【請求項23】前記電子書面が、少なくとも有価証券の
    取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金額を
    示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むものであ
    ることを特徴とする請求項17〜22の何れかに記載の
    プログラム。
  24. 【請求項24】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置において、 有価証券の売買発注に対する取引結果とその売付と買付
    とを逆にした反対売買の注文データとを含む電子書面を
    作成する電子書面作成手段と、 前記電子書面作成手段の作成した電子書面を顧客に送信
    する電子書面送信手段とを有することを特徴とする電子
    書面送信装置。
  25. 【請求項25】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置において、 前記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電子書
    面を作成する電子書面作成手段と、 前記電子書面作成手段の作成した電子書面を顧客に送信
    する電子書面送信手段とを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて送
    信する送信手段として機能させるものであることを特徴
    とする電子書面送信装置。
  26. 【請求項26】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置において、 前記取引結果と予め用意したプログラムとを含む電子書
    面を作成する電子書面作成手段と、 前記電子書面作成手段の作成した電子書面を顧客に送信
    する電子書面送信手段とを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを作成する注文データ作成手段と、 前記注文データ作成手段の作成した反対売買の注文デー
    タを所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段と
    して機能させるものであることを特徴とする電子書面送
    信装置。
  27. 【請求項27】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置において、 顧客に送信すべき電子書面の表す取引結果の売付と買付
    とを逆にした反対売買の注文データと予め用意したプロ
    グラムとを含む電子書面を作成する電子書面作成手段
    と、 前記電子書面作成手段の作成した電子書面を顧客に送信
    する電子書面送信手段とを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されているものの中から電子書
    面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付
    手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面に含まれている前記反対売買の注文データを
    所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段として
    機能させるものであることを特徴とする電子書面送信装
    置。
  28. 【請求項28】前記プログラムは前記端末装置をさらに
    変更操作に従って前記反対売買の注文データを変更する
    変更手段として機能させることを特徴とする請求項25
    〜27の何れかに記載の電子書面送信装置。
  29. 【請求項29】前記変更操作において前記注文データの
    取引数量の変更を受け付けられるようにしたことを特徴
    とする請求項28に記載の電子書面送信装置。
  30. 【請求項30】前記プログラムは前記端末装置をさらに
    前記反対売買の注文データを送信した際に基礎とされた
    電子書面を反対売買済書面として登録する反対売買済登
    録手段と、 前記反対売買済書面として登録されている電子書面に基
    づく前記反対売買の注文データの送信を禁止する再送信
    禁止手段として機能させることを特徴とする請求項25
    〜29の何れかに記載の電子書面送信装置。
  31. 【請求項31】前記電子書面が、少なくとも有価証券の
    取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金額を
    示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むものであ
    ることを特徴とする請求項24〜30の何れかに記載の
    電子書面送信装置。
  32. 【請求項32】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置における電子書面送信方法にお
    いて、 電子書面作成手段が、有価証券の売買発注に対する取引
    結果とその売付と買付とを逆にした反対売買の注文デー
    タとを含む電子書面を作成するステップと、 電子書面送信手段が、作成された前記電子書面を顧客に
    送信するステップとを有することを特徴とする電子書面
    送信方法。
  33. 【請求項33】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置における電子書面送信方法にお
    いて、 電子書面作成手段が、前記取引結果と予め用意したプロ
    グラムとを含む電子書面を作成するステップと、 電子書面送信手段が、作成された前記電子書面を顧客に
    送信するステップとを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを所定の宛先に通信回線を通じて送
    信する送信手段として機能させるものであることを特徴
    とする電子書面送信方法。
  34. 【請求項34】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置における電子書面送信方法にお
    いて、 電子書面作成手段が、前記取引結果と予め用意したプロ
    グラムとを含む電子書面を作成するステップと、 電子書面送信手段が、作成された前記電子書面を顧客に
    送信するステップとを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されている電子書面であって有
    価証券の売買発注に対する取引結果を表したものの中か
    らの電子書面の選択と反対売買の発注指示とを受け付け
    る操作受付手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面の示す取引結果の売付と買付とを逆にした反
    対売買の注文データを作成する注文データ作成手段と、 前記注文データ作成手段の作成した反対売買の注文デー
    タを所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段と
    して機能させるものであることを特徴とする電子書面送
    信方法。
  35. 【請求項35】有価証券の売買発注に対する取引結果を
    表した電子書面を顧客の端末装置に通信回線を通じて送
    信する電子書面送信装置における電子書面送信方法にお
    いて、 電子書面作成手段が、顧客に送信すべき電子書面の表す
    取引結果の売付と買付とを逆にした反対売買の注文デー
    タと予め用意したプログラムとを含む電子書面を作成す
    るステップと、 電子書面送信手段が、作成された前記電子書面を顧客に
    送信するステップとを有し、 前記プログラムは、 前記電子書面を受信した顧客の端末装置を、 受信して記憶手段に記憶されているものの中から電子書
    面の選択と反対売買の発注指示とを受け付ける操作受付
    手段と、 前記操作受付手段を通じて選択されかつ発注指示を受け
    た電子書面に含まれている前記反対売買の注文データを
    所定の宛先に通信回線を通じて送信する送信手段として
    機能させるものであることを特徴とする電子書面送信方
    法。
  36. 【請求項36】前記プログラムは前記端末装置をさらに
    変更操作に従って前記反対売買の注文データを変更する
    変更手段として機能させることを特徴とする請求項33
    〜35の何れかに記載の電子書面送信方法。
  37. 【請求項37】前記変更操作において前記注文データの
    取引数量の変更を受け付けられるようにしたことを特徴
    とする請求項36に記載の電子書面送信方法。
  38. 【請求項38】前記プログラムは前記端末装置をさらに
    前記反対売買の注文データを送信した際に基礎とされた
    電子書面を反対売買済書面として登録する反対売買済登
    録手段と、 前記反対売買済書面として登録されている電子書面に基
    づく前記反対売買の注文データの送信を禁止する再送信
    禁止手段として機能させることを特徴とする請求項33
    〜37の何れかに記載の電子書面送信方法。
  39. 【請求項39】前記電子書面が、少なくとも有価証券の
    取引残高報告書、取引報告書もしくは約定の精算金額を
    示した株式約定連絡書の中の何れか1つを含むものであ
    ることを特徴とする請求項32〜38の何れかに記載の
    電子書面送信方法。
  40. 【請求項40】コンピュータを、請求項24〜31の何
    れかに記載の電子書面送信装置として機能させるための
    プログラム。
  41. 【請求項41】コンピュータに、請求項32〜39の何
    れかに記載の電子書面送信装置における電子書面送信方
    法を実行させるためのプログラム。
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