JP2003097747A - 背圧弁 - Google Patents

背圧弁

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JP2003097747A JP2001294284A JP2001294284A JP2003097747A JP 2003097747 A JP2003097747 A JP 2003097747A JP 2001294284 A JP2001294284 A JP 2001294284A JP 2001294284 A JP2001294284 A JP 2001294284A JP 2003097747 A JP2003097747 A JP 2003097747A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで安定した流体圧力制御が得られ
る背圧弁を提供する。 【解決手段】 背圧弁は本体1と、蓋体2と、本体と蓋
体の間の気室形成用リング3と、蓋体と本体の間に取付
けられたダイヤフラム4とを具備し、ダイヤフラム4に
は本体の底部から突出するプラグ7の外径より小さい内
径の円筒部17と、円筒部の下部に設けられた鍔部18
と、鍔部の径方向に延設され周縁に環状突部5を有する
第一膜部19と、円筒部の上端面の径方向に延設された
第二膜部20と、第二膜部に連設され蓋体の接合部に接
合される環状接合部21とが設けられ、ダイヤフラムの
環状突部5が本体の周縁凹所25に嵌挿されたシールリ
ング24によって裏打ちされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体流量が変動し
ても上流側の流体圧力を一定に保つ背圧弁に関するもの
であり、さらに詳しくは、主として超純水ラインや各種
化学薬液ラインにおいて好適に用いられるコンパクトで
安定した流体圧力制御が得られる背圧弁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のダイヤフラムを使用した背圧弁と
しては図5に示すような背圧弁が知られている。その構
造を図5にもとづいて説明すると、内部に気室51と、
該気室51と外部とを連通する給気孔52を有する第一
蓋体53と、上部に第一弁室54と該第一弁室54に連
通した入口流路55と下部に第二弁室56と該第二弁室
56に連通した出口流路57と第一弁室54と第二弁室
56を連通し内部に弁座58が設けられた連通流路59
とを有する本体60と、中央に前記弁座58との間で流
体制御部61を構成する先端がすり鉢状に縮径した円柱
部62と該円柱部62上部に設けられた鍔部63と該鍔
部63上端部を径方向に延長して設けられた膜部64と
該膜部64の外周部に設けられ本体60と第一蓋体53
により狭持される環状突部65とを有するダイヤフラム
66と、本体60を第一蓋体53との間で狭持するよう
設けられた第二蓋体67とによって構成されている。前
記気室51内部には、一定の圧力に保たれた圧縮空気が
給気孔52を通じて供給されており、ダイヤフラム66
を下方へ押し下げるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな背圧弁では、ダイヤフラム66が上端部の鍔部63
及び膜部64のみで円柱部62を支承しているため円柱
部62が傾き、このような状態で上流側の流体圧が低く
なると、流体制御部61の開口面積の調整が難しくなり
ひいては圧力調整精度の低下やハンチングの原因となっ
ていた。
【0004】本発明は以上のような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、コンパクトで安定した流体圧力
制御が得られる背圧弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成をその実施
態様を示す図1を参照して説明すると、本発明の背圧弁
は、本体1、蓋体2、本体1と蓋体2の間に挟持された
気室形成用リング3、及び上部と下部がそれぞれ蓋体2
と本体1とに係合されたダイヤフラム4を備え、本体1
には、上端面周縁部にダイヤフラム4の環状突部5が嵌
合される環状溝6と、該溝6の内側に位置しダイヤフラ
ム4の上下動を許容し底面中央より突出するプラグ7を
有する第一弁室8と、第一弁室8に連通する入口流路9
とが設けられ、蓋体2には、第二弁室10と、第二弁室
10と連通した出口流路11と、下部にダイヤフラム4
の上部が接合される接合部12と、ダイヤフラム4と本
体1とにより形成された気室13に連通する通気孔1
4,15とが設けられ、ダイヤフラム4には、中央に本
体1のプラグ7との間に流体制御部16を形成するプラ
グ7の外径よりも小さい内径を有する円筒部17と、円
筒部17の下部に設けられた鍔部18と、鍔部18の径
方向に延長して設けられ、かつその周縁部に環状突部5
を有する第一膜部19と、円筒部17の上端面に径方向
に延長して設けられた第二膜部20と、第二膜部20に
連続して設けられ蓋体2の接合部12に接合される環状
接合部21とが設けられ、またダイヤフラム4の下面の
受圧面積が上面の受圧面積よりも大きく形成され、さら
に前記気室形成リング3の上面には気室13を密封する
シールリング22が嵌挿される第一の凹所23が設けら
れ、気室形成用リング3の下面には、ダイヤフラムの環
状突部5を裏打ちするシールリング24が嵌挿される第
二の凹所25が設けられていることを特徴としている。
【0006】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
第一の凹所は気室形成用リング3の上面に形成された環
状溝23であり、第二の凹所は気室形成リング3の下面
に形成された環状溝25である。
【0007】また本発明の他の実施態様によれば、図3
に示されるように、本体30の蓋体2との接合部には気
室形成リング31が内包される段差部32が設けられ、
シールリング22が嵌挿される前記第一の凹所が気室形
成リング31の外側周面と段差部32との間に形成され
た環状切欠部36であり、シールリング24が嵌挿され
る前記第二の凹所が気室形成用リング31の外周面と段
差部32との間に形成された環状切欠部37となってい
る。
【0008】さらに、本発明の好ましい実施態様によれ
ば、ダイヤフラム4の材質はPTFEである。
【0009】また、好ましい実施態様では通気孔14は
少なくとも2個設けられている。
【0010】尚、本体1、蓋体2の材質はPTFEやP
FA等のフッ素樹脂が好適に使用されるが、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレンなどのその他のプラスチック或い
は金属でも良く特に限定されない。また、気室形成用リ
ング3は強度、耐熱性の観点からポリプロピレンが好適
に使用されるが、同様に、その他のプラスチックや金属
でも良く特に限定されない。さらに、ダイヤフラム4の
材質はPTFE等のフッ素樹脂が好適に使用されるが、
ゴム及び金属でも良く特に限定されない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様につい
て、図面を参照して説明するが、本発明が本実施態様に
限定されないことは言うまでもない。
【0012】図1は、本発明の背圧弁の第一の実施態様
を示す縦断面図である。図2は、本発明の背圧弁におい
て上流側圧力が低下した場合の状態を示す縦断面図であ
る。図3は、本発明の背圧弁の第二の実施態様を示す縦
断面図である。
【0013】図において1はPTFE製の本体であり、
上端面周縁部にはダイヤフラム4の環状突部5が嵌合さ
れる環状溝6とが設けられている。8は該溝6の内側に
位置し、気室形成リング3との組合せによりダイヤフラ
ム4の上下動を許容する空間を形成している第一弁室で
あり、該弁室8の底面中央にはプラグ7が突出して設け
られ、また側面には第一弁室8に連通する入口流路9が
設けられている。
【0014】2はPTFE製の蓋体であり、中央部に第
二弁室10と、下部に第二弁室10の径より大きく設計
されたダイヤフラム4の上部に位置する環状接合部21
が螺合される接合部12が設けられ、また側面に第二弁
室10と連通した出口流路11と、気室13に連通する
通気孔14,15がそれぞれ設けられている。尚、通気
孔14及び15は、吸気用、排気用として使用されるも
のであり、必ずしも二個設ける必要はなく一個でも用は
足りるものである。
【0015】気室形成用リング3は第一弁室8の内径と
略同じ内径を有するポリプロピレン製のリングであり、
本体1と蓋体2の間に挟持されている。該リング3の上
面には蓋体2と前記ダイヤフラム4との間に形成される
気室13を密封するゴム弾性体よりなるシールリング2
2が嵌挿される環状溝形状の第一の凹所23と、下面に
はダイヤフラム4の環状突部5を裏打ちするシールリン
グ24が嵌挿される第一の凹所と同形状の第二の凹所2
5とが設けられている。
【0016】ダイヤフラム4はPTFE製であり、中央
に前記本体1のプラグ7の外径よりも小さい内径を有す
る円筒部17と、円筒部17の下部に設けられた鍔部1
8と、鍔部18の周側面下方部から径方向に延長して設
けられかつその周縁部に環状突部5を有する第一膜部1
9と、円筒部17の上端面に径方向に延長して設けられ
た第二膜部20と、第二膜部20に連続して設けられ蓋
体2の接合部12にOリングを介して螺合される環状接
合部21とが設けられている。円筒部17の下端部は前
記第一弁室8の中央部に設けられたプラグ7の上面との
間に流体制御部16を形成している。環状接合部21の
蓋体2の接合部12への接合方法は、螺合に限定されず
他の接合方法を用いてもかまわない。ダイヤフラム4の
環状突部5は本体1の環状溝6に嵌合されるとともに、
気室形成用リング3に嵌挿されているシールリング24
に裏打ちされることにより第二の凹所25に押圧され
る。尚、ダイヤフラム4の下面の受圧面積すなわち第一
膜部19と鍔部4の受圧面積は、上面の受圧面積すなわ
ち第二膜部20の受圧面積より大きく設けなければなら
ない。
【0017】13はダイヤフラム4と気室形成用リング
3とで囲まれて形成される気室である。気室13の内部
には前記蓋体2の通気孔14から、気体用レギュレータ
等を用いて圧力調整された圧縮空気または不活性ガス等
が導入され、また、通気孔15からはそれらが微量に排
出されながら一定圧力を保つよう調整される。また、空
気またはガスの圧力を変更すれば、背圧弁の上流側流体
圧力はそれに対応した値に保たれるため、空気またはガ
スの圧力を調整することで、背圧弁の上流側圧力を設定
値に調整できる。
【0018】蓋体2、気室形成リング3、及び本体1の
三者は、ボルト、ナット(図示せず)で挟持固定されて
いる。
【0019】上記の構成からなる本実施態様の背圧弁の
作動は次のとおりである。
【0020】図1の状態においては、ダイヤフラム4の
下面は第一弁室8内部の圧力すなわち弁上流側圧力によ
る上向きの力を受け、またダイヤフラム4の下面に対応
した第一膜部19及び鍔部18の上面が気室13内部の
圧力による下向きの力を受けており、これら2つの力の
釣り合いによってダイヤフラム4と一体に設けられた円
筒部17の位置が決定されている。
【0021】今、図1の状態において上流側の圧力が低
下した場合、第一弁室8内部の圧力が減少し、ダイヤフ
ラム4の下面すなわち第一膜部19及び鍔部18の下面
が受ける圧力も減少する。一方、第一膜部19及び鍔部
18の上面が受ける気室13の内部圧力は不変であるた
め、第一膜部19及び鍔部18の上面が受ける力の方が
大きくなり、円筒部17も下方へ押し下げられる(図2
の状態)。従って、流体制御部16の開口面積は減少
し、上流側の流体圧力は瞬時に元の圧力まで上昇し、再
び気室13内部の圧力と上流側の流体圧が略等しく保た
れるようになる。
【0022】一方、図2の状態において上流側の圧力が
上昇した場合、第一弁室8内部の圧力は上昇し、ダイヤ
フラム4の下面が受ける力も上昇する。このとき、第一
膜部19及び鍔部18が受ける気室13の内部圧力は不
変であるため、ダイヤフラム4の下面が受ける力の方が
大きくなり、前記とは反対に円筒部17が上方へ押し上
げられる(図1の状態)。これによって、流体制御部1
6の開口面積は増加し、上流側の流体圧力は元の圧力ま
で減少し、再び気室13内部の圧力と略等しく保たれる
ようになる。
【0023】以上のように上流側の圧力が増減しても、
瞬時にダイヤフラム4の円筒部17の位置が変化して、
常に上流側の圧力が一定に保持することができる。
【0024】尚、気室13内部の圧力を変更すれば、上
流側圧力はそれに対応した値に保たれる。つまり、気室
13内部の圧力を変更することにより上流側の圧力を任
意に調整することができる。
【0025】また、流体制御部16を形成する円筒部1
7の上下両端部が、第一膜部19及び鍔部18と第二膜
部20とで二点により支承されているため、円筒部17
の傾きを防止でき、開口面積が小さくなったときでもハ
ンチングや上流側圧力の制御性能の低下を防止できる。
【0026】図3は本発明の他の実施態様を示した縦断
面図である。
【0027】図において、蓋体2、ダイヤフラム4、及
びシールリング22,24については前記第一の実施態
様と同一であるため同じ番号が付してある。
【0028】以下、図1と異なる点についてのみ説明す
る。
【0029】30は本体であり、上部内面に気室形成用
リング31とシールリング22及び24を内包する段差
部32と、段差部32の段差面に設けられダイヤフラム
4の環状突部5が嵌合される環状溝33と、環状溝33
の内側に位置しダイヤフラム4の上下動を許容する横断
面円形状の第一の弁室34と、側面に第一の弁室34と
を連通する入口流路35が設けられている。
【0030】31は本体30と蓋体2に挟持されている
気室形成用リングであり、第一の弁室34と略同じ内径
を有し、上面外周側にシールリング22が嵌挿される環
状切欠部36と、下面外周側にシールリング24が嵌挿
される環状切欠部37が設けられている。環状切欠部3
6は、シールリング22を段差部32内周面と蓋体2下
端面とに押圧するよう設計されている。さらに、環状切
欠部37は、シールリング24を段差部32の内周面と
環状突部5の上面とに押圧するよう設計されており、シ
ールリング22,24は、気室9のシールとともにダイ
ヤフラム4の環状突部5の裏打ちとして使用される。
【0031】弁の作動については前記第一の実施態様と
同一であるので説明は省略する。
【0032】図4は本発明の背圧弁が使用された純水や
CMPスラリー等の配管ラインを示したものである。メ
インラインは循環するようになっており、分岐ラインは
それぞれ装置等に接続されている。また、稼動している
装置に接続された分岐バルブは開けられており、停止し
ている装置に接続された分岐バルブは閉じられている。
【0033】ここで、装置の稼動状況が変化し、例えば
全ての装置が稼動すると、分岐バルブは全て開けられ、
メインラインからの流体の抜き取り量は増加する。した
がって、メインラインの圧力は低下し、さらに、分岐ラ
インの圧力も低下するため、分岐ラインの流量すなわち
装置へ送られる流量は減少する。
【0034】しかしながら、メインラインに配置された
本発明の背圧弁の働きにより、背圧弁上流側の圧力は略
一定に保たれるため、分岐ラインの流量も略一定に保た
れ、装置へ送られる流量も略一定に保たれる。従って安
定した操業を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の背圧弁は以上説明したような構
造をしており、これを使用することで以下の優れた効果
が得られる。
【0036】(1)流体制御部の開口面積を調整する円
筒部を2点で支承しているため、円筒部の傾きが抑えら
れ、開口面積が小さいときでも精度良く流体圧力の調整
ができる。
【0037】(2)コンパクトな構造でありかつ、安定
した流体圧力制御が得られる。
【0038】(3)接液する部分の部材は全てPTFE
等の耐薬品性に優れた材質を用いることができるため、
その場合は各種化学薬液ラインに好適に使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背圧弁の実施態様の縦断面図である。
【図2】図1において上流側圧力が上昇した状態を示す
縦断面図である。
【図3】本発明の背圧弁の他の実施態様を示す縦断面図
である。
【図4】本発明の背圧弁が使用された配管のライン図で
ある。
【図5】従来の背圧弁の縦断面図である。
【符号の説明】
1…本体 2…蓋体 3…気室形成用リング 4…ダイヤフラム 5…環状突部 6…環状溝 7…プラグ 8…第一弁室 9…入口流路 10…第二弁室 11…出口流路 12…接合部 13…気室 14…通気孔 15…通気孔 16…流体制御部 17…円筒部 18…鍔部 19…第一膜部 20…第二膜部 21…環状接合部 22…シールリング 23…環状溝 24…シールリング 25…環状溝 30…本体 31…気室形成用リング 32…段差部 33…環状溝 34…第一弁室 35…入口流路 36…環状切欠部 37…環状切欠部
フロントページの続き Fターム(参考) 3H059 AA03 BB06 BB22 CD12 CE05 DD06 DD14 FF02 FF03 5H316 AA02 BB07 CC01 DD11 EE02 EE10 EE18 JJ09 KK01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体、蓋体、本体と蓋体の間に挟持され
    た気室形成用リング、及び内部に上部及び下部がそれぞ
    れ蓋体と本体に係合されたダイヤフラムを具備し、本体
    には、上端面周縁部にダイヤフラムの環状突部が嵌合さ
    れる環状溝と、該環状溝の内側に位置しダイヤフラムの
    上下動を許容し底面中央より突出するプラグを有する第
    一弁室と、第一弁室に連通する入口流路とが設けられ、
    蓋体には、第二弁室と、第二弁室と連通した出口流路
    と、下部にダイヤフラムの上部が接合される接合部と、
    ダイヤフラムと本体とにより形成された気室に連通する
    通気孔とが設けられ、ダイヤフラムには、中央に前記本
    体のプラグとの間に流体制御部を形成するプラグの外径
    よりも小さい内径を有する円筒部と、円筒部の下部に設
    けられた鍔部と、鍔部の径方向に延長して設けられ、か
    つその周縁部に環状突部を有する第一膜部と、円筒部の
    上端面に径方向に延長して設けられた第二膜部と、第二
    膜部に連続して設けられ前記蓋体の接合部に接合される
    環状接合部とが設けられ、またダイヤフラムの下面の受
    圧面積が上面の受圧面積よりも大きく形成され、さら
    に、前記気室形成リングの上面には気室を密封するシー
    ルリングが嵌挿される第一の凹所が設けられ、気室形成
    用リングの下面には、ダイヤフラムの環状突部を裏打ち
    するシールリングが嵌挿される第二の凹所が設けられて
    いることを特徴とする背圧弁。
  2. 【請求項2】 シールリングが嵌挿される第一の凹所が
    気室形成用リングの上面に形成された環状溝であり、シ
    ールリングが嵌挿される第二の凹所が気室形成リングの
    下面に形成された環状溝である請求項1に記載の背圧
    弁。
  3. 【請求項3】 本体の蓋体との接合部には気室形成リン
    グが内包される段差部が設けられ、シールリングが嵌挿
    される前記第一の凹所が気室形成リングの外側周面と段
    差部との間に形成された環状切欠部であり、シールリン
    グが嵌挿される前記第二の凹所が気室形成用リングの外
    周面と段差部との間に形成された環状切欠部である請求
    項1に記載の背圧弁。
  4. 【請求項4】 ダイヤフラムの材質がポリテトラフルオ
    ロエチレンである請求項1記載の背圧弁。
  5. 【請求項5】 通気孔が少なくとも二個設けられている
    請求項1に記載の背圧弁。
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