JP2003097435A - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents

密閉型電動圧縮機

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JP2003097435A
JP2003097435A JP2001288628A JP2001288628A JP2003097435A JP 2003097435 A JP2003097435 A JP 2003097435A JP 2001288628 A JP2001288628 A JP 2001288628A JP 2001288628 A JP2001288628 A JP 2001288628A JP 2003097435 A JP2003097435 A JP 2003097435A
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Toshihiko Futami
俊彦 二見
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Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】口出線の取り付け及び組立が容易で、さらに、
小形な密閉型圧縮機を提供するものである。 【解決手段】電動機3の固定子鉄心8上方に設けられた
端子板9と、この端子板9に取り付けられ電動機3の巻
線3aに導電体7を介して接続された接続端子と、この
接続端子に対向し端部密閉容器2bまたは主密閉容器2
aに取り付けられた密閉端子5を具備し、端部密閉容器
2bと主密閉容器2aとを嵌合することにより、密封端
子5と接続端子が接続される密閉型電動圧縮機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は密閉型電動圧縮機に
係わり、特に電動機の接続端子と密閉端子の接続構造を
改良した密閉型電動圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に密閉型電動圧縮機は口出線により
外部から電力が供給され電動機を回転させ、この電動機
により駆動される圧縮機構によって冷媒ガスを圧縮する
ようになっている。
【0003】図9に示すように、従来の密閉型電動圧縮
機21は、密閉ケース22と、この密閉ケース22内に
収納された電動機23と、金属材製の密閉ケース22内
に配置され電動機23により駆動される圧縮機構24と
を備えている。また、密閉ケース22の上部には密閉端
子25が設けられており、この密閉端子25と電動機2
3の巻線26間には、この巻線26に給電するためのク
ラスタ組立(クラスタ端子とハウジングを一体にしたも
の)27及び口出線28が設けられている。
【0004】このような口出線2の巻線26への接続は
次のようにしてなされる。
【0005】図10に示すように、固定子組立29上に
設けた巻線受30に、巻線端部を保持し、圧接形端子3
1の一方の圧接スロット31a(図13参照)を挿入固
定することにより圧接スロット31aに巻線端部26a
を圧接し電気的接続と固定を行っている。次に図11に
示すように、口出線収容溝32が形成された端子板33
に口出線28を収容し、図12に示すような口出線28
の先端にクラスタ組立27を装着した端子板組立34を
用い、図10及び図13に示すように、圧接形端子31
の他方の圧接スロット31bに端子板組立34の口出線
28を圧接固定する。
【0006】このように端子板組立34が装着された固
定子組立29は、密閉形圧縮機21の主密閉ケース22
aに組み込まれ、口出線28の先端に取り付けられたク
ラスタ組立27を介して、端部密閉ケース22bの密閉
端子25に嵌着され、電気的に接続される。しかる後、
主密閉ケース22aと端部ケースが溶着され、密閉形圧
縮機21が完成する。
【0007】しかしながら、従来の密閉形圧縮機21
は、図9に示すように、電動機23の巻線26に接続さ
れた口出線28を、クラスタ組立27を介して端部密閉
ケース22aに設けられた密封端子25に接続し、しか
る後、端部密閉ケース22bを主密閉ケース22aに被
せているが、これらの工程を自動化することが困難であ
り、工数が増加し、高コストになっていた。また、組み
込み作業上、口出線28に余分な長さが必要となり、作
業ミス等によって口出線がたれ下がって電動機23の回
転子と接触したり、端部密閉ケース22bと接触したり
して故障の原因となる虞もある。さらに、組み込み作業
上、固定子組立29の上部に所定の空間が必要であり、
主密閉ケース22の背丈が高くなり、密閉形圧縮機21
が大型になる問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、口出線の取り
付け及び組立が容易で、さらに、小形な密閉型圧縮機が
要望されていた。本発明は上述した事情を考慮してなさ
れたもので、口出線の取り付け及び組立が容易で、さら
に、小形な密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の1つの態様によれば、主密閉容器とこの主
密閉容器に固着された端部密閉容器とからなる密閉容器
と、この密閉容器内に収納された電動機と、この電動機
により駆動される圧縮機構と、前記電動機の固定子鉄心
上方に設けられた端子板と、この端子板に取り付けられ
前記電動機の巻線に導電体を介して接続された接続端子
と、この接続端子に対向し前記端部密閉容器または主密
閉容器に取り付けられた密閉端子を具備する密閉型電動
圧縮機であって、前記端部密閉容器と前記主密閉容器と
を嵌合することにより、前記密封端子と前記接続端子が
接続されることを特徴とする密閉型電動圧縮機が提供さ
れる。これにより、口出線の取り付け及び組立が容易と
なり、さらに、密閉型圧縮機を小型にできる。
【0010】好適な一例では、上記密封端子はタブを有
しないピン形状であり、接続端子は密封端子が貫通可能
に貫通孔が形成される。これにより、端部密閉容器の挿
入位置に多少のばらつきがあっても、リード端子ピンを
接続端子に確実に挿入でき、接続端子に過大な応力をか
けることがない。
【0011】また、好適な一例では、上記接続端子が取
り付けられるクラスタハウジングは、接続端子を弾性的
に保持する保持手段を有する。これにより、端部密閉容
器の挿入位置が多少左右方向にずれても、接続端子がこ
れにならって移動し、接続端子等に過大な力がかから
ず、リード端子ピンを接続端子に確実な挿入ができる。
【0012】さらに、好適な一例では、上記接続端子
は、この接続端子がクラスタハウジングに弾性的に保持
される保持手段を有する。これにより、端部密閉容器の
挿入位置が左右方向にずれても接続端子がこれにならっ
て移動し、接続端子等に過大な力がかからず、確実に挿
入ができる。樹脂製のクラスタハウジングの保持突起に
応力が残ることがなく、信頼性が高い。
【0013】また、好適な一例では、上記接続端子と巻
線を圧接接続する圧接形端子とが、一体に形成される。
これにより、口出線を必要とせず、また、口出線を接続
端子に圧接する等の作業が不要となり、信頼性も向上す
る。
【0014】さらに、好適な一例では、上記密閉端子
は、主密閉容器に取り付けられる。これにより、主密閉
容器と端部密閉容器の重なり部がなくなり、固定子上部
の空間をさらに減少させることができる。また、主密閉
容器と端部密閉容器との溶接の際の熱を受けて端子板等
の樹脂が溶融することがなくなる。
【0015】また、好適な一例では、上記密閉容器は円
筒形状の主密閉容器と2個の端部密閉容器で形成され、
密封端子と接続端子との接続前に、主密閉容器と1個の
端部密閉容器が溶接されている。これにより、主密閉容
器と下端部密閉容器との溶接の際の熱を受けて端子板等
の樹脂が溶融することがなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる密閉型電動
圧縮機の第1実施形態について添付図面を参照して説明
する。
【0017】図1は本発明に係わる密閉型電動圧縮機の
縦断面図である。
【0018】図1に示すように、密閉型電動圧縮機1
は、主密閉容器2aとこの主密閉容器2aの上部に固着
される端部密閉容器2bとからなる密閉容器2と、この
密閉容器2内に収納され固定個鉄心のティース部に巻線
3aが集中巻された電動機3と、この電動機3により駆
動される圧縮機構4を有している。
【0019】また、端部密閉容器2bの上部には密閉端
子5が設けられており、この密閉端子5に対向してクラ
スタ組立6が配置されており、この密閉端子5とクラス
タ組立6は接続されている。さらに、このクラスタ組立
6には、電動機3に給電するための導電体、例えば口出
線7が接続されている。
【0020】図2に示すように、上記密閉端子5とクラ
スタ組立6の接続は、密閉端子5に三角形状に配置され
た3本のリード端子ピン5aが、クラスタ組立6の樹脂
製クラスタハウジング6aに三角形状に設けられた接続
端子としてのクラスタ端子6bに各々挿入され電気的に
接続されている。リード端子ピン5aの密閉容器内側に
位置する部分はタブを有しないピン形であり、このリー
ド端子ピン5aが挿入されるクラスタ端子6bは、リー
ド端子ピン5aが貫通可能なように図4に示す貫通孔6
b1が設けられた構造になっている。なお、図2におい
ては、1個のクラスタ端子を示し、他の2個の端子の表
示は省略した。
【0021】図3に示すように、クラスタ組立6は、端
子板9の所定の位置に取り付けられており、図4に示す
ように、クラスタ組立6のクラスタハウジング6aに
は、上記のように三角形状に配置された密閉端子5の3
本のリード端子ピン5aに各々対向して、三角形状に配
置されたクラスタ端子6bが取り付けられている。この
取り付けは、クラスタ端子6bがクラスタハウジング6
aの内壁面から突出して設けられた保持手段、例えば、
保持突起6a1によって弾性的に保持されてなされてお
り、特に、クラスタ端子6bのクラスタハウジング6a
に当接する部位を外側から押圧するようになっている。
【0022】なお、符号6a3はクラスタ端子6bが収
納される凹部である。なお、図3に示すように、クラス
タハウジング6aには、密閉端子5の3個のリード端子
ピン5aが貫通する挿入孔6a2が三角形状に配置され
て設けられている。
【0023】また、図3に示すように、クラスタ組立6
が取り付けられる端子板9は、冷媒ガスが通過できるよ
うに通気孔9aが形成されており、また、端子板9は、
図2に示すように、電動機3の固定子8の上方、例えば
上面に収まり、固定子8に端子板9を組み込んで形成さ
れる固定子組立10の上部に位置する。
【0024】次に本発明に係わる密閉型電動圧縮機の組
立方法について説明する。
【0025】図1に示すように、予め、電動機3と圧縮
機構4を組み立て、さらに、クラスタ組立6が所定の位
置に取り付けられた端子板9を固定子鉄心8の上面に取
り付ける。この組み立てられた電動圧縮機を主密閉容器
2aに組み込む。このときクラスタ組立6が所定の位置
になるように調整して収納(焼嵌)する。
【0026】しかる後、予め、密閉端子5が所定の位置
に取り付けられた端部密閉容器2bと主密閉容器2aを
嵌合、例えば、端部密閉容器2bを主密閉容器2aに挿
入する。この挿入時、密閉端子5とクラスタ組立6が対
向するように、主密閉容器2aに対する端部密閉容器2
bの位置決めを行う。その後、端部密閉容器2bを主密
閉容器2aに挿入し、溶接する。
【0027】このように密閉端子5とクラスタ組立6と
を対向させ、端部密閉容器2bを挿入するので、密閉端
子5の位置が降下し、図2ないし図4に示すように、リ
ード端子ピン5aが、挿入孔6a2、クラスタ端子6b
及び貫通孔6b1を貫通し、リード端子ピン5aとクラ
スタ端子6bが強固に接触して接続される。
【0028】なお、上記端部密閉容器と主密閉容器の嵌
合は挿入が好ましいが、挿入に限らず外挿であってもよ
い。
【0029】従来のように電動機の巻線の口出線を、ク
ラスタ組立を介して端部密閉ケースに設けられた密封端
子に接続し、しかる後、端部密閉を主密閉ケースに被せ
る方法と異なり、上記本発明に係わる密閉型電動機によ
れば、密閉端子5とクラスタ組立6が対向した位置に設
けられており、端部密閉容器2bを主密閉容器2aへの
挿入する工程において、密閉端子5のリード端子ピン5
aとクラスタ組立6のクラスタ端子6bが自動的に挿
入、接続されるので、工数の低減ができる。
【0030】また、リード端子ピン5aがタブを有しな
いピン形であり、クラスタ端子6bがリード端子ピン5
aを貫通可能な構造、さらに、クラスタ端子6bがクラ
スタハウジング6aから突出して設けられた保持突起6
a1によって弾性的に保持されており、クラスタ端子6
bがこれにならって移動し、クラスタ端子6b等に過大
な力がかからず、リード端子ピン5aをクラスタ端子6
bに確実な挿入ができる。
【0031】さらに、上記端子6bが設けられたクラス
タ組立6は、直接端子板9に取り付けられているので、
従来行われているように密閉型圧縮機の組立時に手作業
によってクラスタ端子を密閉端子に嵌め込む必要がな
く、口出線7は必要最小限に長さで足りるため、固定子
鉄心8上に広い空間を設ける必要がなく、この空間を最
小にでき、密閉型圧縮機1を小型にすることができる。
また、口出線7のコストの低減が図れる。さらに、従来
のように口出線が回転子や密閉容器に触れることがなく
なり、信頼性が向上する。
【0032】また、本発明に係わる密閉型圧縮機の第2
実施形態を説明する。
【0033】本第2実施形態は、上記第1実施形態にお
けるクラスタハウジングの保持突起に換えて、クラスタ
端子に保持突起を付加したものである。
【0034】例えば、図5に示すように、端子板9Aの
所定の位置にはクラスタ組立6Aが取り付けられてお
り、クラスタ組立6Aのクラスタハウジング6Aaに
は、三角形状に配置された3個のクラスタ端子6Abが
取り付けられている。また、このクラスタ端子6Abに
はこのクラスタ端子6Abから外方に突出する4個の保
持突起6Ab1が設けられている。この保持突起6Ab
1はクラスタハウジング6Aa、特にこのクラスタハウ
ジング6Aaから突出する小突起6Aa1に当接し、弾
性的にクラスタ端子6Abをクラスタハウジング6Aa
に保持するようになっている。
【0035】従って、端部密閉容器の挿入位置が左右方
向にずれてもクラスタ端子6Abがこれにならって移動
し、クラスタ端子6Ab等に過大な力がかからず、確実
に挿入できる。樹脂製のクラスタハウジングに保持突起
を設ける必要がなく、信頼性を向上させることができ
る。
【0036】また、本発明に係わる密閉型圧縮機の第3
実施形態を説明する。
【0037】本第3実施形態は、上記第1実施形態にお
ける電動機に給電するための導電体としての口出線に換
えて、クラスタ端子の延伸部を用いるものである。
【0038】例えば、図6に示すように、端子板9Bの
所定の位置にはクラスタ組立6Bが取り付けられてお
り、クラスタ組立6Bのクラスタハウジング6Baに
は、三角形状に配置されてクラスタ端子6Bbが取り付
けられている。また、クラスタ端子6Bbと巻線端部が
取り付けられ端子板9Bに周囲に配置された圧接形端子
11Bとは、導電体である延伸部6Bb2を端子板9B
の周囲まで延ばし、その一端に圧接形端子11Bを設け
ることにより、一体的に形成されている。
【0039】従って、口出線を必要とせず、また、口出
線をクラスタ端子に圧接する等の作業が不要となり、信
頼性も向上する。
【0040】さらに、本発明に係わる密閉型圧縮機の第
4実施形態を説明する。
【0041】本第4実施形態は、上記第1実施形態にお
ける密閉端子が端部密閉容器に取り付けられるのに対し
て、密閉端子が主密閉容器に取り付けられたものであ
る。
【0042】例えば、図7に示すように、密閉型電動圧
縮機1Cは、主密閉容器2Caとこの主密閉容器2Ca
の底部に固着される端部密閉容器2Cbとからなる密閉
容器2Cと、この密閉容器2C内に収納された電動機3
Cと、この電動機3Cにより駆動される圧縮機構4Cを
有している。また、主密閉容器2Caの上部には密閉端
子5Cが設けられている。この密閉端子5Cは、図2に
示すと同様の構造を有し、クラスタ組立6Cは端子板9
Cの所定の位置に取り付けられ図2に示すクラスタ組立
と同様の構造を有している。
【0043】従って、主密閉容器2Caと端部密閉容器
2Cbの重なり部がなくなり、固定子鉄心8C上部の空
間をさらに減少させることができる。また、主密閉容器
と端部密閉容器との溶接の際の熱を受けて端子板等の樹
脂が溶融することがなく、信頼性が向上する。
【0044】また、本発明に係わる密閉型圧縮機の第5
実施形態を説明する。
【0045】本第5実施形態は、上記第4実施形態にお
ける密閉容器が主密閉容器と下端部密閉容器で形成され
ているのに対して、密閉容器が主密閉容器、下端部密閉
容器及び上端部密閉容器で形成されたものである。
【0046】例えば、図8に示すように、密閉型電動圧
縮機1Dは、電動機3Dと圧縮機構4Dが収納される密
閉容器2Dが無底円筒形状の主密閉容器2Daと、この
主密閉容器2Daの底部に固着される下端部密閉容器2
Dbと、主密閉容器2Daの上部に固着される上端部密
閉容器2Dcとで形成されている。この上端部密閉容器
2Dcの上部には密閉端子5Dが設けられている。この
密閉端子5Dは、図2に示すと同様の構造を有し、クラ
スタ組立6Dは端子板9Dの所定の位置に取り付けられ
図2に示すクラスタ組立と同様の構造を有している。
【0047】この密閉型電動圧縮機1Dの組立は密封端
子5Dが取り付けられた上端部密閉容器2Dcと主密閉
容器2Daを予め溶接した後、固定子に予め溶接された
密閉容器を被せ、密封端子5Dとクラスタ端子6Daの
接続を行う。
【0048】従って、主密閉容器と下端部密閉容器との
溶接の際の熱を受けて端子板等の樹脂が溶融することが
なく、信頼性が向上する。
【0049】
【発明の効果】本発明に係わる密閉型電動圧縮機によれ
ば、口出線の取り付け及び組立が容易で、さらに、小形
な密閉型圧縮機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる密閉型圧縮機の第1実施形態の
縦断面図。
【図2】本発明に係わる密閉型圧縮機の第1実施形態の
密封端子とクラスタ端子部分を拡大して示す縦断面図。
【図3】本発明に係わる密閉型圧縮機の第1実施形態に
用いられる端子板の平面図。
【図4】本発明に係わる密閉型圧縮機の第2実施形態の
クラスタ端子部分の平面図。
【図5】本発明に係わる密閉型圧縮機の第3実施形態の
クラスタ端子部分の平面図。
【図6】本発明に係わる密閉型圧縮機の第4実施形態の
クラスタ端子部分の平面図。
【図7】本発明に係わる密閉型圧縮機の第5実施形態の
縦断面図。
【図8】本発明に係わる密閉型圧縮機の第6実施形態の
縦断面図。
【図9】従来の密閉型圧縮機の縦断面図。
【図10】従来の密閉型圧縮機に用いられる圧接形端子
を示す斜視図。
【図11】従来の密閉型圧縮機に用いられる端子板の平
面図。
【図12】従来の密閉型圧縮機に用いられる端子板を固
定子鉄心の上面に取り付けた状態を示す平面図。
【図13】従来の密閉型圧縮機に用いられる圧接形端子
の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 密閉型電動圧縮機 2a 主密閉容器 2b 端部密閉容器 3 電動機 3a 巻線 4 圧縮機構 5 密閉端子 5a リード端子ピン 6 クラスタ組立 6a クラスタハウジング 6a1 保持突起 6a2 挿入孔 6a3 凹部 6b クラスタ端子 6b1 貫通孔 7 口出線 8 固定子 9 端子板 9a 通気孔 10 固定子組立
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H003 AA01 AB04 AC03 CF02 5H604 AA08 BB01 BB14 CC05 CC16 QB03 5H605 AA08 BB05 CC01 CC06 DD09 DD37 EC05 EC07 EC08 GG02 GG04 5H607 AA00 BB01 BB05 BB14 CC05 DD19 FF07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主密閉容器とこの主密閉容器に固着され
    た端部密閉容器とからなる密閉容器と、この密閉容器内
    に収納された電動機と、この電動機により駆動される圧
    縮機構と、前記電動機の固定子鉄心上方に設けられた端
    子板と、この端子板に取り付けられ前記電動機の巻線に
    導電体を介して接続された接続端子と、この接続端子に
    対向し前記端部密閉容器または主密閉容器に取り付けら
    れた密閉端子を具備する密閉型電動圧縮機であって、前
    記端部密閉容器と前記主密閉容器とを嵌合することによ
    り、前記密封端子と前記接続端子が接続されることを特
    徴とする密閉型電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機にお
    いて、上記密封端子はタブを有しないピン形状であり、
    接続端子は密封端子が貫通可能に貫通孔が形成されたこ
    とを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機にお
    いて、上記接続端子が取り付けられるクラスタハウジン
    グは、接続端子を弾性的に保持する保持手段を有するこ
    とを特徴とする密閉型電動圧縮機。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の密閉型電動圧縮機にお
    いて、上記接続端子は、この接続端子がクラスタハウジ
    ングに弾性的に保持される保持手段を有することを特徴
    とする密閉型電動圧縮機。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の密閉型電動圧縮機において、上記接続端子と巻線を圧
    接接続する圧接形端子とが、一体に形成されたことを特
    徴とする密閉型電動圧縮機。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の密閉型電動圧縮機において、上記密閉端子は、主密閉
    容器に取り付けられたことを特徴とする密閉型電動圧縮
    機。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の密閉型電動圧縮機において、上記密閉容器は円筒形状
    の主密閉容器と2個の端部密閉容器で形成され、密封端
    子と接続端子との接続前に、主密閉容器と1個の端部密
    閉容器が溶接されていることを特徴とする密閉型電動圧
    縮機。
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