JPH08228450A - 冷蔵庫用コンプレッサモータの固定子の改良 - Google Patents
冷蔵庫用コンプレッサモータの固定子の改良Info
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- JPH08228450A JPH08228450A JP28760595A JP28760595A JPH08228450A JP H08228450 A JPH08228450 A JP H08228450A JP 28760595 A JP28760595 A JP 28760595A JP 28760595 A JP28760595 A JP 28760595A JP H08228450 A JPH08228450 A JP H08228450A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K3/00—Details of windings
- H02K3/46—Fastening of windings on the stator or rotor structure
- H02K3/50—Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 簡単確実かつ安価に組み立てることのできる
家庭用電気冷蔵庫のための電動コンプレッサを提供す
る。 【解決手段】 固定子のスロット内コイルの端末を成
し、自由端が単一部材のブロックで形成された絶縁部材
に係合する複数のリード線に接続された電気冷蔵庫用コ
ンプレッサのモータにおいて、単一部材のブロックは電
気接点を含む本体２０と、連接するコイルの２つまたは
それ以上の対の間に存在する空間に確実に挿入するよう
になっている複数の突起９、１０、１１とから成り、突
起は前記固定子の表面と当接するように好適な方法で配
置されている。外側の突起９、１１には、各々の端部
に、外向きに延出し実質的に固定子の前記表面に密着す
る固定用の歯１３、１４が設けてあり、中央の突起１０
には、固定子の表面に完全に密着するようになっている
平坦で剛性のある膜１５が設けてある。
家庭用電気冷蔵庫のための電動コンプレッサを提供す
る。 【解決手段】 固定子のスロット内コイルの端末を成
し、自由端が単一部材のブロックで形成された絶縁部材
に係合する複数のリード線に接続された電気冷蔵庫用コ
ンプレッサのモータにおいて、単一部材のブロックは電
気接点を含む本体２０と、連接するコイルの２つまたは
それ以上の対の間に存在する空間に確実に挿入するよう
になっている複数の突起９、１０、１１とから成り、突
起は前記固定子の表面と当接するように好適な方法で配
置されている。外側の突起９、１１には、各々の端部
に、外向きに延出し実質的に固定子の前記表面に密着す
る固定用の歯１３、１４が設けてあり、中央の突起１０
には、固定子の表面に完全に密着するようになっている
平坦で剛性のある膜１５が設けてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電動機の固定子から
分岐する電気配線の固定機能と接続を確実に行なうため
に提供され、各々のリード線が前記固定子を外部の電力
供給源および制御回路に接続するようにしてある構成の
特定の態様に関する。
分岐する電気配線の固定機能と接続を確実に行なうため
に提供され、各々のリード線が前記固定子を外部の電力
供給源および制御回路に接続するようにしてある構成の
特定の態様に関する。
【０００２】以下の説明において、主として簡略化を目
的として、冷蔵庫用コンプレッサの電動機で使用される
ような固定子を特に参照しているが、本発明は添付の請
求の範囲に含まれるものであれば、他の用途で使用する
ことの出来る固定子にも等しく適用されることが理解さ
れよう。
的として、冷蔵庫用コンプレッサの電動機で使用される
ような固定子を特に参照しているが、本発明は添付の請
求の範囲に含まれるものであれば、他の用途で使用する
ことの出来る固定子にも等しく適用されることが理解さ
れよう。
【０００３】
【従来の技術】大抵は非同期単相型で、起動時にだけ補
助巻き線に接続する（位相分割モータ）電動機を使用す
る冷蔵庫用コンプレッサは従来技術で公知である。
助巻き線に接続する（位相分割モータ）電動機を使用す
る冷蔵庫用コンプレッサは従来技術で公知である。
【０００４】この種のモータは３種類の出力リード線を
有し（即ち共通リード線、主巻線、２次巻線）、前記出
力リード線は該リード線の各々を各々の配線に圧着また
は半田付けすることで前記外部配線に接続されるが、こ
のような方法で得られた接続は熱収縮チューブを取り付
けさらに保護することになる。
有し（即ち共通リード線、主巻線、２次巻線）、前記出
力リード線は該リード線の各々を各々の配線に圧着また
は半田付けすることで前記外部配線に接続されるが、こ
のような方法で得られた接続は熱収縮チューブを取り付
けさらに保護することになる。
【０００５】密封ケーシングの外側の接続は、前記密封
ケーシングに固定され、外部接続を取り付けられる特別
なブロックを介して行なう。
ケーシングに固定され、外部接続を取り付けられる特別
なブロックを介して行なう。
【０００６】しかし、このような製造技術には多数の欠
点があり、その第１は圧着により接続し、熱収縮チュー
ブの取り付けで接続部を保護し、接続部をコイル内にあ
る充分な広さの凹部に配置するのが完全に手作業で行な
わなければならない操作によっており、その結果、時
間、労働力、コストが大幅にかかるうえ、電気配線が非
常に簡単に破壊されることを考慮すると、低品質の規格
しか保証できないことである。さらに、それまでに作製
した電気的接続または接触の作る連続性を一つづつ検査
するための自動的な中間テストを行なう現実的な方法が
存在しない。これは、さらに製造品質の基準を低下させ
ることになり、これに対応して最終的な製品検査および
試験段階での不合格が増加する。
点があり、その第１は圧着により接続し、熱収縮チュー
ブの取り付けで接続部を保護し、接続部をコイル内にあ
る充分な広さの凹部に配置するのが完全に手作業で行な
わなければならない操作によっており、その結果、時
間、労働力、コストが大幅にかかるうえ、電気配線が非
常に簡単に破壊されることを考慮すると、低品質の規格
しか保証できないことである。さらに、それまでに作製
した電気的接続または接触の作る連続性を一つづつ検査
するための自動的な中間テストを行なう現実的な方法が
存在しない。これは、さらに製造品質の基準を低下させ
ることになり、これに対応して最終的な製品検査および
試験段階での不合格が増加する。
【０００７】固定子の表面に密着させ、コイルからのリ
ード線と外部配線の接続のために少くとも２つの独立し
たブロックを支持するようにした実質的に平坦な絶縁支
持体も公知となっている。しかし、このような解決方法
はさらに別の欠点を幾つか有しており、たとえば前記絶
縁支持体を適切に組み付けるために、固定子の組み立て
サイクルを実質的に変更する必要がある。さらに電気接
点を支持するようにした一対の接続ブロックを設けて、
使用できるようにする必要もあり、これも全体的なコス
トの面で不利になる。さらなる欠点は、大抵の場合、固
定子の種類の各々に特定の形式の支持体を設ける必要が
あり、標準化した支持部品を使うことが現実的に不可能
なため相応の大きなコスト増につながる。
ード線と外部配線の接続のために少くとも２つの独立し
たブロックを支持するようにした実質的に平坦な絶縁支
持体も公知となっている。しかし、このような解決方法
はさらに別の欠点を幾つか有しており、たとえば前記絶
縁支持体を適切に組み付けるために、固定子の組み立て
サイクルを実質的に変更する必要がある。さらに電気接
点を支持するようにした一対の接続ブロックを設けて、
使用できるようにする必要もあり、これも全体的なコス
トの面で不利になる。さらなる欠点は、大抵の場合、固
定子の種類の各々に特定の形式の支持体を設ける必要が
あり、標準化した支持部品を使うことが現実的に不可能
なため相応の大きなコスト増につながる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】したがって、望ましく
は、また本発明の主たる目的は、高度に自動化し標準化
した方法で固定子を製造でき、高い本質的品質内容を有
する製造技術を使用することが出来、製造過程の初期段
階から電気的連続性についての検査を便利に開始するこ
とが出来、出来るかぎり標準化した構成部材を使用し、
従来技術で容易に利用できる材料、機材および技術を使
用して簡単かつ安価に組み立てることの出来るような冷
蔵庫用コンプレッサモータを提供することである。
は、また本発明の主たる目的は、高度に自動化し標準化
した方法で固定子を製造でき、高い本質的品質内容を有
する製造技術を使用することが出来、製造過程の初期段
階から電気的連続性についての検査を便利に開始するこ
とが出来、出来るかぎり標準化した構成部材を使用し、
従来技術で容易に利用できる材料、機材および技術を使
用して簡単かつ安価に組み立てることの出来るような冷
蔵庫用コンプレッサモータを提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、固定子
（１）と、複数のスロット（２）と、前記スロットに挿
入される各々複数の電気コイル（３）と、前記スロット
と前記電気コイルの間に配置される各々複数の絶縁層
と、前記電気コイルの端末を成し、自由端が絶縁部材に
係合した複数のリード線（４、５、６）とを有する特に
家庭用冷蔵庫のための電動コンプレッサにおいて、前記
絶縁部材が、電気接点を含む本体（２０）と、２つまた
はそれ以上の対の連接した電気コイルの間に存在する空
間に確実に挿入されるようになっている複数の突起
（９、１０、１１）とから成る単一部材のブロック
（８）で形成されることを特徴とする電動コンプレッサ
を提供する。
（１）と、複数のスロット（２）と、前記スロットに挿
入される各々複数の電気コイル（３）と、前記スロット
と前記電気コイルの間に配置される各々複数の絶縁層
と、前記電気コイルの端末を成し、自由端が絶縁部材に
係合した複数のリード線（４、５、６）とを有する特に
家庭用冷蔵庫のための電動コンプレッサにおいて、前記
絶縁部材が、電気接点を含む本体（２０）と、２つまた
はそれ以上の対の連接した電気コイルの間に存在する空
間に確実に挿入されるようになっている複数の突起
（９、１０、１１）とから成る単一部材のブロック
（８）で形成されることを特徴とする電動コンプレッサ
を提供する。
【００１０】好適には、前記突起は前記固定子の表面と
当接するように配置されるようにする。
当接するように配置されるようにする。
【００１１】また好適には、前記突起は、中央部の突起
（１０）と２つの外側の突起（９、１１）とを含み、前
記外側の突起（９、１１）には、各々の端部に、外向き
に延出し実質的に前記固定子の前記表面に密着する固定
用の歯（１３、１４）を各々設けてあるようにする。
（１０）と２つの外側の突起（９、１１）とを含み、前
記外側の突起（９、１１）には、各々の端部に、外向き
に延出し実質的に前記固定子の前記表面に密着する固定
用の歯（１３、１４）を各々設けてあるようにする。
【００１２】また好適には、前記中央部の突起（１０）
には、対向する方向に横向きに延出し、前記固定子の前
記表面に完全に密着可能に形成された剛性のある平坦な
膜（１５）を設けてあるようにする。
には、対向する方向に横向きに延出し、前記固定子の前
記表面に完全に密着可能に形成された剛性のある平坦な
膜（１５）を設けてあるようにする。
【００１３】また好適には、前記ブロックには、前記突
起と前記本体（２０）との間に配置した固定用の複数の
突起（１６、１７）を設けてあるようにする。
起と前記本体（２０）との間に配置した固定用の複数の
突起（１６、１７）を設けてあるようにする。
【００１４】また好適には、前記本体には、前記電気コ
イルから導出する前記リード線（４、５、６）を、前記
コイルを前記コンプレッサの外部に接続する各々の電気
導体（３２、３３、３４）へ、電気的に接続するように
なっている各々の接点（２４）を収容する複数の凹部
（２１、２２、２３）を設けてあるようにする。
イルから導出する前記リード線（４、５、６）を、前記
コイルを前記コンプレッサの外部に接続する各々の電気
導体（３２、３３、３４）へ、電気的に接続するように
なっている各々の接点（２４）を収容する複数の凹部
（２１、２２、２３）を設けてあるようにする。
【００１５】また好適には、前記接点（２４）には、前
記電気コイルから導出したリード線と係合するようにな
っている第１のスリット（２７）と、前記第１のスリッ
トに対して対向する位置に配置され、前記電気導体（３
１、３２、３３）の対応する１本と係合するようになっ
ている第２のスリット（２８）とを少くとも設けてある
ようにする。
記電気コイルから導出したリード線と係合するようにな
っている第１のスリット（２７）と、前記第１のスリッ
トに対して対向する位置に配置され、前記電気導体（３
１、３２、３３）の対応する１本と係合するようになっ
ている第２のスリット（２８）とを少くとも設けてある
ようにする。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明によれば、上述の目的は添
付の図面を参照して特に制限しない実施例により以下に
述べるコンプレッサモータにおいて実現される。
付の図面を参照して特に制限しない実施例により以下に
述べるコンプレッサモータにおいて実現される。
【００１７】本発明は実質的に、固定子巻線からのリー
ド線を外部の電力供給源および制御回路からの配線と接
続する接続ブロックよりなる。
ド線を外部の電力供給源および制御回路からの配線と接
続する接続ブロックよりなる。
【００１８】このような接続ブロックはつぎのような条
件に適合する必要がある： −単一の部材として使用して、単一のブロックが全ての
接続要求に対応できるようにする； −汎用かつ交換自在であり、幾つかの固定子モデルとの
組み合わせにおいて同一のブロックを使用できるように
する； −固定子の製造過程の最後に取り付けを行なえるように
しておき、基本的な製造サイクルを変更しなくて済むよ
うにする； −単純なスナップ式の嵌合操作により手作業で簡単に組
み立てできるようにする； −組み立て後、適切な場所に堅固に保持する； −組み立て後、完全に自動化できる適当な工程を通して
電気的接続に対応させることが出来るようにする。
件に適合する必要がある： −単一の部材として使用して、単一のブロックが全ての
接続要求に対応できるようにする； −汎用かつ交換自在であり、幾つかの固定子モデルとの
組み合わせにおいて同一のブロックを使用できるように
する； −固定子の製造過程の最後に取り付けを行なえるように
しておき、基本的な製造サイクルを変更しなくて済むよ
うにする； −単純なスナップ式の嵌合操作により手作業で簡単に組
み立てできるようにする； −組み立て後、適切な場所に堅固に保持する； −組み立て後、完全に自動化できる適当な工程を通して
電気的接続に対応させることが出来るようにする。
【００１９】上述の目的のためには、前記接続ブロック
は、電気接点を収容した本体２０を含む単一の部材８か
ら構成され、前記接点を収容するように設けた凹部を、
接点を固定子に置いた面に対して対向する方向に向けて
いる。ブロックは、同一平面上にある複数の突起９，１
０，１１を含み、これら複数の突起は、２つまたはそれ
以上の対の連続した電気コイル（３０）の間に設けた空
間に確実に挿入することができ、さらに固定子１の外部
表面と当接するように配置される。
は、電気接点を収容した本体２０を含む単一の部材８か
ら構成され、前記接点を収容するように設けた凹部を、
接点を固定子に置いた面に対して対向する方向に向けて
いる。ブロックは、同一平面上にある複数の突起９，１
０，１１を含み、これら複数の突起は、２つまたはそれ
以上の対の連続した電気コイル（３０）の間に設けた空
間に確実に挿入することができ、さらに固定子１の外部
表面と当接するように配置される。
【００２０】前記突起は中央の突起１０と２つの外側の
突起９、１１を含み、前記外側の突起は、端部に、互い
に逆方向に外向きに前記固定子の表面に対して実質的に
密着する固定用の歯１３、１４を夫々設けられている。
突起９、１１を含み、前記外側の突起は、端部に、互い
に逆方向に外向きに前記固定子の表面に対して実質的に
密着する固定用の歯１３、１４を夫々設けられている。
【００２１】こうしておいて、前記ブロックを取り付け
る場合、前記２つの外側の突起と前記中央部の突起と
を、２つの連続コイル３０と、各々のスロットと、スロ
ットの内側から各々のコイルへの間の絶縁層３１とに密
着させ、前記固定用の歯１３、１４をスナップ動作で前
記絶縁層３１の後縁に沿って引っかけることで、関連す
る接続ブロックが偶発的に外れないようにしている。
る場合、前記２つの外側の突起と前記中央部の突起と
を、２つの連続コイル３０と、各々のスロットと、スロ
ットの内側から各々のコイルへの間の絶縁層３１とに密
着させ、前記固定用の歯１３、１４をスナップ動作で前
記絶縁層３１の後縁に沿って引っかけることで、関連す
る接続ブロックが偶発的に外れないようにしている。
【００２２】これらのブロックが固定子の表面から離れ
た位置へ移動することがいずれにしてもあり得る。これ
により、電気接点の安定性を損なわれる。このような危
険性を回避するため、２点の異なる改良を工夫した：第
１の工夫は、前記突起特に中央の突起１０に、固定子と
当接する突起の辺縁から突出し、対向する方向に短く延
出し、固定子の表面に完全に密着するような、薄く平坦
で剛性のある膜１５を設けることにある。
た位置へ移動することがいずれにしてもあり得る。これ
により、電気接点の安定性を損なわれる。このような危
険性を回避するため、２点の異なる改良を工夫した：第
１の工夫は、前記突起特に中央の突起１０に、固定子と
当接する突起の辺縁から突出し、対向する方向に短く延
出し、固定子の表面に完全に密着するような、薄く平坦
で剛性のある膜１５を設けることにある。
【００２３】接続ブロックを取り付ける時、絶縁層３１
の辺縁で積層面に直交する方向に向かって圧接すること
により、前記部分的に弾性のある絶縁層３１の表面に前
記膜が係合する。これにより、ブロックが所定位置に固
定される。
の辺縁で積層面に直交する方向に向かって圧接すること
により、前記部分的に弾性のある絶縁層３１の表面に前
記膜が係合する。これにより、ブロックが所定位置に固
定される。
【００２４】第２の改良は、前記接続ブロックに、図示
したように前記突起から前記本体２０への間に配置した
複数の固定用の突起１６、１７を設けることにある。こ
のようにすると、接続ブロックの回転変位の可能性は前
記突起で妨げられる。この突起により、上に配置されて
いるコイルと直接干渉することでブロックが変位しない
ようにしている。
したように前記突起から前記本体２０への間に配置した
複数の固定用の突起１６、１７を設けることにある。こ
のようにすると、接続ブロックの回転変位の可能性は前
記突起で妨げられる。この突起により、上に配置されて
いるコイルと直接干渉することでブロックが変位しない
ようにしている。
【００２５】コイルから導出したリード線と外部配線と
の電気的接続を容易にするためには、前記接続ブロック
の本体に、有利には、固定子の位置に対して反対の方向
に延在し、各々の接点２４を収容するようにした複数の
凹部２１、２２、２３を設ける。このような接点の目的
は、前記電気コイルから導出したリード線４、５、６
を、前記ブロックから分岐させた各々の電気配線３２、
３３、３４に電気的に接続させて、前記コイルをコンプ
レッサケーシングの外側の回路に電気的に接続すること
である。
の電気的接続を容易にするためには、前記接続ブロック
の本体に、有利には、固定子の位置に対して反対の方向
に延在し、各々の接点２４を収容するようにした複数の
凹部２１、２２、２３を設ける。このような接点の目的
は、前記電気コイルから導出したリード線４、５、６
を、前記ブロックから分岐させた各々の電気配線３２、
３３、３４に電気的に接続させて、前記コイルをコンプ
レッサケーシングの外側の回路に電気的に接続すること
である。
【００２６】以上から理解されるように、本発明による
接続ブロックを用いれば以下の順番にしたがって組み立
てられる：コイルからのリード線を前記凹部に挿入する
ことから工程を開始し、つぎに、前記接点を同凹部（各
々の凹部には一つの接点だけ）を挿入し、最後に前記外
部配線を接続する。
接続ブロックを用いれば以下の順番にしたがって組み立
てられる：コイルからのリード線を前記凹部に挿入する
ことから工程を開始し、つぎに、前記接点を同凹部（各
々の凹部には一つの接点だけ）を挿入し、最後に前記外
部配線を接続する。
【００２７】前記リード線とこれに対応する配線とを接
続するようにした前記接点の場合には、有利には、前記
電気巻線から導出した第１の電気的リード線と係合する
ようになっている少なくとも第１のスリット２７と、図
１１に図示してあるように、前記第１のスリットと反対
側の位置に配置され、対応する電気配線と係合するよう
になっている第２のスリット２８を設ける。
続するようにした前記接点の場合には、有利には、前記
電気巻線から導出した第１の電気的リード線と係合する
ようになっている少なくとも第１のスリット２７と、図
１１に図示してあるように、前記第１のスリットと反対
側の位置に配置され、対応する電気配線と係合するよう
になっている第２のスリット２８を設ける。
【００２８】上記の説明、ならびに添付の図面を参照し
て述べた例示は単に本発明をより良く理解するのを助け
るための本発明を制限しない例として示したものであ
り、本発明の範囲を逸脱することなく多くの変更および
変化をこれに成し得ることは理解されよう。
て述べた例示は単に本発明をより良く理解するのを助け
るための本発明を制限しない例として示したものであ
り、本発明の範囲を逸脱することなく多くの変更および
変化をこれに成し得ることは理解されよう。
【００２９】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、簡単確実
且つ安価に組み立てることのできる電動コンプレッサが
提供される。
且つ安価に組み立てることのできる電動コンプレッサが
提供される。
【図１】図１ａは本発明に係る固定子の接続ブロックの
正面図である。図１ｂは本発明に係る固定子の接続ブロ
ックの左側面図である。図１ｃは本発明に係る固定子の
接続ブロックの背面図である。図１ｄは本発明に係る固
定子の接続ブロックの平面図である。
正面図である。図１ｂは本発明に係る固定子の接続ブロ
ックの左側面図である。図１ｃは本発明に係る固定子の
接続ブロックの背面図である。図１ｄは本発明に係る固
定子の接続ブロックの平面図である。
【図２】図１の接続ブロックを外部配線に接続した状態
を示す拡大図である。
を示す拡大図である。
【図３】本発明に係る固定子に取り付けた接続ブロック
の平面図である。
の平面図である。
【図４】本発明に係る固定子に取り付けた接続ブロック
の概略背面図である。
の概略背面図である。
【図５】本発明に係る固定子に取り付けた接続ブロック
の左側面図である。
の左側面図である。
【図６】図３に対応する水平断面概略図である。
【図７】本発明に係る接続ブロックの部分詳細斜視図で
ある。
ある。
【図８】本発明に係る接続ブロックの図７に概略対照さ
れる部分の詳細斜視図である。
れる部分の詳細斜視図である。
【図９】本発明に係る固定子の接続ブロックの詳細説明
図である。
図である。
【図１０】本発明に係る接続ブロックの別の詳細説明図
である。
である。
【図１１】本発明に係る接続ブロックに取り付けられる
接点の概略図である。
接点の概略図である。
１ 固定子 ４ リード線 ５ リード線 ６ リード線 ８ 単一部材のブロック ９ 突起 １０ 突起 １１ 突起 １５ 膜 ２０ ブロック本体 ２１ 凹部 ２２ 凹部 ２３ 凹部 ２７ 第１のスリット ２８ 第２のスリット ３０ コイル ３１ 絶縁層 ３２ 電気配線 ３３ 配線 ３４ 配線
Claims (7)
- 【請求項１】 固定子（１）と、複数のスロット（２）
と、前記スロットに挿入される各々複数の電気コイル
（３）と、前記スロットと前記電気コイルの間に配置さ
れる各々複数の絶縁層と、前記電気コイルの端末を成
し、自由端が絶縁部材に係合した複数のリード線（４、
５、６）とを有する特に家庭用冷蔵庫のための電動コン
プレッサにおいて、前記絶縁部材が、電気接点を含む本
体（２０）と、２つまたはそれ以上の対の連接した電気
コイルの間に存在する空間に確実に挿入されるようにな
っている複数の突起（９、１０、１１）とから成る単一
部材のブロック（８）で形成されることを特徴とする電
動コンプレッサ。 - 【請求項２】 前記突起は前記固定子の表面と当接する
ように配置してあることを特徴とする請求項１に記載の
電動コンプレッサ。 - 【請求項３】 前記突起は、中央部の突起（１０）と２
つの外側の突起（９、１１）とを含み、前記外側の突起
（９、１１）には、各々の端部に、外向きに延出し実質
的に前記固定子の前記表面に密着する固定用の歯（１
３、１４）を各々設けてあることを特徴とする請求項２
に記載の電動コンプレッサ。 - 【請求項４】 中央部の突起（１０）には、対向する方
向に横向きに延出し、前記固定子の前記表面に完全に密
着可能に形成された剛性のある平坦な膜（１５）を設け
てあることを特徴とする請求項２または請求項３のいず
れかに記載の電動コンプレッサ。 - 【請求項５】 前記ブロックには、前記突起と前記本体
（２０）との間に配置した固定用の複数の突起（１６、
１７）を設けてあることを特徴とする請求項２〜４のい
ずれかに記載の電動コンプレッサ。 - 【請求項６】 前記本体には、前記電気コイルから導出
する前記リード線（４、５、６）を、前記コイルを前記
コンプレッサの外部に接続する各々の電気導体（３２、
３３、３４）へ、電気的に接続するようになっている各
々の接点（２４）を収容する複数の凹部（２１、２２、
２３）を設けてあることを特徴とする請求項１〜５のい
ずれかに記載の電動コンプレッサ。 - 【請求項７】 前記接点（２４）には、前記電気コイル
から導出したリード線と係合するようになっている第１
のスリット（２７）と、前記第１のスリットに対して対
向する位置に配置され、前記電気導体（３１、３２、３
３）の対応する１本と係合するようになっている第２の
スリット（２８）とを少くとも設けてあることを特徴と
する請求項６に記載の電動コンプレッサ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| ITPN940040 IT235042Y1 (it) | 1994-11-03 | 1994-11-03 | Compressori frigorigeni con statori perfezionati |
| IT94U000040 | 1994-11-03 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08228450A true JPH08228450A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=11394928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28760595A Pending JPH08228450A (ja) | 1994-11-03 | 1995-11-06 | 冷蔵庫用コンプレッサモータの固定子の改良 |
Country Status (4)
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|---|---|
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| JP (1) | JPH08228450A (ja) |
| CN (1) | CN2248417Y (ja) |
| IT (1) | IT235042Y1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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1994
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-
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- 1995-11-01 CN CN95226408U patent/CN2248417Y/zh not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-06 JP JP28760595A patent/JPH08228450A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110692180A (zh) * | 2017-05-31 | 2020-01-14 | 美蓓亚三美株式会社 | 马达 |
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| EP0711020A2 (en) | 1996-05-08 |
| EP0711020A3 (en) | 1996-08-21 |
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| CN2248417Y (zh) | 1997-02-26 |
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