JP2003097185A - 管埋設装置 - Google Patents

管埋設装置

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JP2003097185A
JP2003097185A JP2001290938A JP2001290938A JP2003097185A JP 2003097185 A JP2003097185 A JP 2003097185A JP 2001290938 A JP2001290938 A JP 2001290938A JP 2001290938 A JP2001290938 A JP 2001290938A JP 2003097185 A JP2003097185 A JP 2003097185A
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pipe
casing
wellhead
ground
wellhead casing
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JP2001290938A
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Satoichi Hayashi
諭 一 林
Mamoru Hamano
野 衛 濱
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 立坑の小径化に対応する坑口を構築し得る管
埋設装置を提供する。 【解決手段】 管を地中に押入埋設する管埋設装置であ
って、地上から開削された縦穴内に側壁に坑口用開口部
12が形成された立坑枠13を建て込んで形成された立
坑14と、この立坑の内底部に前記坑口用開口部12に
向けて配設されたガイドレール15と、このガイドレー
ルにそって移動自在に戴装され掘削用オーガスクリュー
5を回転駆動する駆動部16と、この駆動部を介して管
10を推進させる推進装置17とを備え、前記駆動部1
6の前面には坑口ケーシング21を着脱する坑口ケーシ
ング取付部18を設け、この坑口ケーシング取付部18
に坑口ケーシング21を取り付けて前記駆動部16の前
進により坑口ケーシング21を前記坑口用開口部12を
通じ地中に埋入させて坑口を形成するようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中に管を埋設する
管埋設装置に係り、特に小径の立坑であっても埋設すべ
き管の管長を長くとることができる管埋設装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から地中に上下水道管や電線管等の
比較的小口径管を水平方向に埋設する手段として、地表
から掘削した立坑内に管埋設装置を設置し、この管埋設
装置により地盤を掘削しつつ後方から管を押圧推進させ
ることにより管を順次継ぎ足して埋入する工法が広く使
用されている。
【0003】上記管埋設装置1は、図6に略示するよう
に、地表から開削された立坑2内のガイドレール3上に
駆動部4が進退移動自在に設置され、この駆動部4によ
りオーガスクリュー5を回転駆動してその先端のオーガ
ヘッド6により地盤を掘削するとともに推進装置7(推
進シリンダ)により刃口8および先導管9に続いて埋設
すべき管10,10…を順次継ぎ足しながら押入するこ
とにより地中に管10を埋設して行くようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして近年にあって
は、住宅地付近のような狭隘な現場での施工を行うこと
が増大しており、そのため作業現場、とりわけ管埋設装
置を設置する立坑2を掘削するスペースが制限され、大
径の立坑を掘削することがきわめて困難な状況になって
いる。
【0005】このように小径の立坑しか掘削することが
できないと継ぎ足し管の管長が制約されることになっ
て、施工時における管10の継ぎ足し作業が多くなり、
管10も短いことから作業効率も悪く、施工コストが嵩
むものとなっていた。
【0006】また小径の立坑に対応するため、管埋設装
置も必然的に小型化することが必要になるが、既に管埋
設装置の小型化は能力の限界にまで進んでおり、それ以
上の小型化を果たすことは不可能に近い。
【0007】本発明は上記の点に鑑み、立坑が狭くとも
長い管材の使用を可能とする構造をとることができる管
埋設装置を提供することを課題としてなされたものであ
る。
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として本発明は、管を地中に押入埋設する管埋設装置で
あって、地上から開削された縦穴内に側壁に坑口用開口
部が形成された立坑枠を建て込んで形成された立坑と、
この立坑の内底部に前記坑口用開口部に向けて配設され
たガイドレールと、このガイドレールにそって移動自在
に戴装され掘削用オーガスクリューを回転駆動する駆動
部と、この駆動部を介して管を推進させる推進装置とを
備え、前記駆動部の前面には坑口ケーシングを着脱する
坑口ケーシング取付部を設け、この坑口ケーシング取付
部に坑口ケーシングを取り付けて前記駆動部の前進によ
り坑口ケーシングを前記坑口用開口部を通じ地中に埋入
させて坑口を形成するようにしたことを特徴とする。
【0008】前記坑口ケーシング取付部を前記駆動部に
より回転駆動自在に形成し、前記坑口ケーシングに回転
を与えて地中に埋入するようにすれば、坑口ケーシング
の埋入を容易に行うことができる。
【0009】この場合、坑口ケーシングの先端に切刃を
設けるとともに先端部の内周に掘削土砂を後方へ送るリ
ング状のスクリュー羽根を設けることにより、坑口ケー
シングの押入を一層効率よく行うことができる。
【0010】さらに前記坑口ケーシング取付部は、複数
種の管径の坑口ケーシングに対応する複数種の取付部を
設ければ、管径の異る坑口を1台の管埋設装置で形成す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して説明する。
【0012】図1は本発明による管埋設装置の一実施形
態の平面図を示すもので、この管埋設装置11は、所定
の場所に縦方向に開削された縦穴内に側壁に坑口用開口
部12が形成された立坑枠13を建て込んだ立坑14内
の底部に設置されるもので、前記坑口用開口部12に向
けて左右のガイドレール15,15が設置され、これら
ガイドレール15,15上に駆動部16が進退移動自在
に載装されるとともに、駆動部16の左右に該駆動部1
6を進退させる推進装置としての推進シリンダ17,1
7が通常にように配設されている。
【0013】上記推進シリンダ17,17は公知の2段
式シリンダが用いられており、油圧系の切り換えにより
第1シリンダ17が、次いで第2シリンダ17が2
段階に伸長作動するようになっている。
【0014】前記駆動部16の前面には坑口ケーシング
取付部18を有する坑口ケーシング回転押圧板19が軸
受20により回転自在に支持され、この坑口ケーシング
回転押圧板19は駆動部16に搭載のモータにより回転
駆動される。
【0015】前記坑口ケーシング取付部18は、外径の
異なる複数種(例えば200φ、250φ、300φ)
の坑口ケーシング21に対応し得るよう図では径の異な
る3種類の取付部18,18,18を有してい
る。そして坑口ケーシング21の外径に対応するいずれ
かの取付部に坑口ケーシング21の後端をボルト22で
固着するようになっている。
【0016】前記坑口ケーシング21は、先端に切刃2
3を有し、先端部内周にはリング状のスクリュー羽根2
4が2〜3周にわたって設けられ、前記切刃23で掘削
した土砂をスクリュー羽根24により立坑14内に搬出
するようになっている。
【0017】なお軟弱地盤などの場合には、スクリュー
羽根24をなくするとともに坑口ケーシング21に回転
を与えずに推進シリンダ17,17による推進力のみに
よって坑口ケーシング21を地中に押入させるようにす
る。
【0018】また坑口ケーシング21には、地中に埋入
したのちなどにその内周にリング状の止水パッキン用ベ
ース25が溶接され、このベース25の側面に図5に拡
大示するようにリング状の止水パッキン26がパッキン
押さえ27を介してボルト28で締着される。この止水
パッキン26はゴム、軟質合成樹脂等で構成され、その
内周が埋設すべき管10の外周面に密接して管埋設時に
発生する湧水が立坑14内に流入することを阻止するも
ので、これらは予め坑口ケーシング21に組み込んでお
くか、あるいは所定の位置に押入したのち組み込まれ
る。
【0019】次に作用を説明する。
【0020】まず所定の場所に縦穴を開削し、この縦穴
内に立坑枠13をその坑口用開口部12が坑口を形成す
べき向きに合わせて建て込んで立坑14を構築する。
【0021】次いで立坑14内の底部に前記坑口用開口
部12に向けて左右のガイドレール15,15を設置
し、その上に駆動部16を載装するとともに推進シリン
ダ17,17を設置する。
【0022】こうしたのち駆動部16の前面に坑口ケー
シング回転押圧板19の坑口ケーシング取付部18のい
ずれか径の合う箇所に坑口ケーシング21を嵌合してボ
ルト22で固定し(図1示)、次いで推進シリンダ1
7,17を伸長作動して坑口ケーシング21を立坑枠1
3の坑口用開口部12へ挿入し、駆動部16により坑口
ケーシング21を回動して坑口ケーシング21に回転を
与えながら推進シリンダ17,17により前進させる
(図2示)。
【0023】これにより坑口ケーシング21の先端の切
刃23により地盤を掘削して地中に進入し、掘削された
土砂は坑口ケーシング21の内部のスクリュー羽根24
により後方へ運ばれて立坑14内に排出・回収される。
【0024】推進シリンダ17,17により押しきった
ところで坑口ケーシング回転押圧板19から坑口ケーシ
ング21を切り離し、推進シリンダ17,17を短縮作
動させて駆動部16を後退させ、残った坑口ケーシング
21の外周と立坑枠13の坑口用開口部12とを溶接2
9により一体化させたのち立坑14内に突出する残余の
坑口ケーシング21の後部を切除する(図3示)。
【0025】その後坑口ケーシング21の内周にリング
状の止水パッキン用ベース25を溶接し、このベース2
5の側面に止水パッキン26をパッキン押さえ27を介
してボルト28で締着する。
【0026】こうしたのち駆動部16から坑口ケーシン
グ回転押圧板19を外し、代わりに継ぎ足し用のオーガ
スクリューおよび埋設すべき管10をセットして既に埋
設されている管10およびオーガスクリュー5と接続
し、推進シリンダ17,17を伸長作動して管10を押
進させる。
【0027】このとき管10は坑口ケーシング21を貫
通し、その外周面は図4、図5に示すように止水パッキ
ン26が密接して止水状態におかれて押進される。
【0028】上記のようにして坑口は立坑14内には全
く突出していない状態に構築されるので、立坑14の内
径をフルに使用して管10の吊り込みや接続作業がで
き、立坑14の内径に対し従来より管長の長い管を使用
することができる。
【0029】なお図示の例では立坑14を真円とした場
合について示したが、真円以外の形態の立坑があっても
同様にして坑口を構築することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、管
埋設装置に坑口ケーシングを取り付け、回転掘削または
押入により坑口ケーシングを地中に埋設して坑口を構築
するようにしたので、従来のように立坑内に坑口を突出
させて構築する必要がなく、その分立坑サイズを小さく
することができ、また立坑サイズを従来通りとすれば、
より長い管を使用することができるので管の継ぎ足し作
業の回数を減じ、作業効率を高めることができる。
【0031】また坑口は手堀りによらず管埋設装置を用
いて構築するようにしたので、落盤や出水の危険を回避
することができるとともに、坑口の構築を高能率に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管埋設装置の一実施形態を示し、
坑口構築開始前の状態を示す平面図。
【図2】同、坑口ケーシングを地中に押入した状態を示
す平面図。
【図3】同、坑口の構築完了時を示す平面図。
【図4】同、埋設すべき管の押入状態を示す平面図。
【図5】図3のA部拡大図。
【図6】管埋設装置の概要を示す側面図。
【符号の説明】
1,11 管埋設装置 2,14 立坑 4,16 駆動部 5 オーガスクリュー 6 オーガヘッド 8 刃口 9 先導管 10 管(埋設管) 12 坑口用開口部 13 立坑枠 17 推進シリンダ 18(18,18,18) 坑口ケーシング取付
部 19 坑口ケーシング回転押圧板 20 軸受 21 坑口ケーシング 23 切刃 24 スクリュー羽根 25 ベース 26 止水パッキン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管を地中に押入埋設する管埋設装置であっ
    て、地上から開削された縦穴内に側壁に坑口用開口部が
    形成された立坑枠を建て込んで形成された立坑と、この
    立坑の内底部に前記坑口用開口部に向けて配設されたガ
    イドレールと、このガイドレールにそって移動自在に戴
    装され掘削用オーガスクリューを回転駆動する駆動部
    と、この駆動部を介して管を推進させる推進装置とを備
    え、前記駆動部の前面には坑口ケーシングを着脱する坑
    口ケーシング取付部を設け、この坑口ケーシング取付部
    に坑口ケーシングを取り付けて前記駆動部の前進により
    坑口ケーシングを前記坑口用開口部を通じ地中に埋入さ
    せて坑口を形成するようにしたことを特徴とする管埋設
    装置。
  2. 【請求項2】前記坑口ケーシング取付部を前記駆動部に
    より回転駆動自在に形成し、前記坑口ケーシングに回転
    を与えて地中に埋入するようにされている請求項1記載
    の管埋設装置。
  3. 【請求項3】前記坑口ケーシング取付部は、複数種の管
    径の坑口ケーシングに対応する複数種の取付部を有して
    いる請求項1または2記載の管埋設装置。
  4. 【請求項4】前記坑口ケーシングは、その先端に切刃を
    有するとともに先端部内周に掘削土砂を後方へ送るリン
    グ状のスクリュー羽根を有している請求項2記載の管埋
    設装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107956245A (zh) * 2017-11-30 2018-04-24 上海市基础工程集团有限公司 垂直顶升平台

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JPH0433792U (ja) * 1990-07-09 1992-03-19
JP2000120380A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 地中埋設管の更新方法及び地中掘進装置

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