JP2003097143A - 揺動窓の開閉装置 - Google Patents

揺動窓の開閉装置

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JP2003097143A
JP2003097143A JP2001291470A JP2001291470A JP2003097143A JP 2003097143 A JP2003097143 A JP 2003097143A JP 2001291470 A JP2001291470 A JP 2001291470A JP 2001291470 A JP2001291470 A JP 2001291470A JP 2003097143 A JP2003097143 A JP 2003097143A
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liner
closing device
swing
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window opening
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JP2001291470A
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Inventor
Zenzo Kuno
善三 久納
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Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
Original Assignee
Chuo Hatsujo KK
Chuo Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性にすぐれ長期間に渡って交換が不要に
できるとともに、装着に要する工事が容易で、総合コス
トが低減できる揺動窓の開閉装置の提供。 【解決手段】 揺動窓2、2の開閉装置1は、揺動して
開窓する障子20の自由端側の窓枠10に沿って配した
ライナー53と、該ライナー53の駆動手段と、前記窓
枠10に固定されライナー53を案内するレール51
と、該レール51に設置されるとともに捩じりバネ64
により付勢されており、ライナー53の移動に応じて回
動する回動アーム6と、一端が回動アーム6にボールジ
ョイント72を介して連結され、他端が障子20の自由
端側にボールジョイント74を介して連結されたリンク
7とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、耐久性および装
着性を向上させた揺動窓の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】換気、排煙のために建物の高所に取り付
けられる揺動窓の開閉装置は、駆動手段としてワイヤや
チェーンなどの可撓索体を用いており、排煙操作が1万
回程度で交換する必要がある。また、ワイヤなどの配
索、ワイヤ巻き取り装置の設置、障子窓枠への滑車の取
り付けなどの装着に手間がかかっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、耐
久性にすぐれ長期間に渡って交換が不要にできるととも
に、装着に要する工事が容易で、総合コストが低減でき
る揺動窓の開閉装置の提供にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の揺動窓の開閉
装置は、揺動して開窓する障子の自由端側の窓枠に沿っ
て配したライナーと、該ライナーの駆動手段と、前記窓
枠に固定され前記ライナーを案内するレールと、該レー
ルに設置されるとともに捩じりバネにより付勢されてお
り、前記ライナーの移動に応じて回動するアームと、一
端が前記アームにボールジョイントを介して連結され、
他端が前記障子の自由端側にボールジョイントを介して
連結されたリンクとからなることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用・効果】この発明では、伝動にワイヤやチ
ェーンなどの可撓索体を使用しておらず、ライナーと、
捩じりバネで付勢したアームと、ボールジョイントを介
して連結するリンクとで伝動している。このため、耐久
性に優れメンテナンスフリーが実現できる。また、装着
が容易である。この結果、総合コストが低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明を図に示す実施例ととも
に説明する。この発明の揺動窓の開閉装置1は、建物の
壁Wの高所に並設された排煙および換気用の揺動窓2、
2を手動操作により開閉させる。揺動窓2、2は、中央
に縦仕切11を有する窓枠10内に、上縁21を支点、
下縁22を自由端として矩形の障子20、20を揺動自
在に取り付けた構成を有する。
【0007】窓開閉装置1は、壁Wの縦仕切11の下方
に取り付けられ、手動により揺動窓2、2を同時的に開
閉するハンドルユニット3を有する。ハンドルユニット
3は、図2に示す如く、壁Wへの締結部31が後端に設
けられた矩形で偏平な水平ボディ30を有する。ボディ
30の中心には、駆動軸32の下端部33および六角上
端部34が突き出した状態で回動可能に貫設されてい
る。
【0008】駆動軸32の下端部33には、支点35に
よりレバーハンドル36が回動可能に吊り下げられてい
る。六角上端部34には、一体に回動する目印板37が
取り付けてあり、ボディ30の上面には表示が付けられ
ている。全閉状態において、六角上端部34を壁Wに沿
って90度起こし、水平方向に90度反時計方向に回す
と換気位置となり、180度回すと全開位置(排煙位
置)になる。
【0009】窓枠10の縦仕切11の下部に位置する下
枠12には、ラックアンドピニオン4が設置されてい
る。ラックアンドピニオン4は、図3に示す如く、下枠
12への締結部41が後端に設けられた矩形で偏平のケ
ーシング42を有する。ケーシング42内は、下方に六
角軸43が突き出したピニオン44が水平的に収容され
ている。ラック45は、ケーシング42の左右に突き出
して水平に配され、ラック45の両端には連結ネジ孔4
6、46が開けられている。
【0010】ハンドルユニット3の六角上端部34と、
ラックアンドピニオン4の六角軸43とは、六角穴付き
パイプシャフト47で連結されている。揺動窓2、2の
略中心位置の下枠12には、アームユニット5、5が固
定されている。障子20、20の下縁22、22の中心
位置には、逆L字形断面の障子金具24が締結されてい
る。
【0011】アームユニット5は、図4〜図6に示す如
く、下枠12に締結された逆L字形断面のブラケット5
0の上部に水平的にレール51を固定している。レール
51は断面が略C字形を呈し、室内側に開口した溝52
を有している。レール51は、ラック45の先端に連結
されて一体的に連動する(図3参照)帯板状のライナー
53が摺動自在に嵌め込まれている。
【0012】ライナー53には、溝52から外に突き出
した突条54が設けてあり、突条54には、ローラ55
と、障子20を窓枠10に固定させるロック機構23と
が並設されている。ロック機構23は、障子金具24に
設けた切欠き25と、突条54に締結した略L字金具2
6と、該L字金具26の上部に突設されたロックピン2
7とからなる。切欠き25は、入口が傾斜縁28となっ
ており、ロックを円滑に行うとともに、障子20を窓枠
10に対し完全に密閉できるようになっている。
【0013】レール51の中間部に位置するブラケット
50の下部には、支軸60が締結され、支軸60の先端
には回動アーム6が水平に連結されている。回動アーム
6は、支軸60の右側の長腕部61が略水平に配され、
支軸60の左側の短腕部62は上方に傾斜している。ま
た、支軸60近傍の上縁には、ローラ55に接触して転
動するカム8が設けられている。支軸60には、長腕部
61の先端(図示右端)63を上方に回動させる左回転
方向の付勢力を回動アーム6に付与する捩じりバネ64
が設置されている。
【0014】先端63と障子金具24とは、中空帯板状
のリンク7により連結されている。リンク7の一端71
は下位に位置するとともにボールジョイント72により
先端63に連結され、リンク7の他端73は上位に位置
するとともにボールジョイント74により障子金具24
に連結されている。これにより、リンク7は、先端63
を支点として、3次元的に回動可能となっている。
【0015】揺動窓2、2の開窓操作はつぎのようにな
される。図4に示す如く揺動窓2、2が閉じているとき
は、ローラ55はカム8の図示右端のランド(凸部)8
2に位置している。ハンドルユニット3のレバーハンド
ル36を水平位置に引き上げるとともに水平に回動させ
ると、パイプシャフト47を介してピニオン44が回転
し、ラック45に連動してライナー53が図示左方に移
動する。
【0016】これにより、ローラ55は、カム8に沿っ
て図示左方に転動し、回動アーム6の支軸60近傍の凸
部82の左端に到達すると、ロック機構23のロックピ
ン27は切欠き25から外れてロックが解除される。ロ
ーラ55が凹所83内に位置するときは、揺動窓2、2
の障子20、20が半開しており換気がなされる。障子
20、20の開窓度合いは、レバーハンドル36の回動
位置(ローラ55の凹所83内の位置)に応じて調整さ
れる。
【0017】さらにレバーハンドル36を回すと、ロー
ラ55は、支軸60の上方を通過して上がりカム8の傾
斜部84に接触し、回動アーム6を左回転方向に付勢す
る。つづいて図7に示す如く、ローラ55が上がり傾斜
部84を上がりきり、平坦部85に達すると、排気位置
(障子20、20の全開位置)となる。
【0018】回動アーム6の回動と障子20の揺動との
関係を説明する。図7に示す如く、ローラ55がカム8
に沿って転動するに伴い、捩じりバネ64の作用で回動
アーム6は図示左回転する。回動アーム6の先端63に
ボールジョイント72を介して連結されたリンク7は、
一端71が上方に押し上がる。これにより、リンク7
は、略長手方向に付勢されて変位し、リンク7の他端7
3は障子金具24をリンク7の長手方向に押す。障子2
0の下縁22は揺動する方向にのみ変位可能であるた
め、図8に示す如く、障子20の下縁22は揺動方向に
付勢され、障子20は開窓する。
【0019】すなわち、ライナー53の左方の移動に応
じてローラ55が凹所83内を移動すると、捩じりバネ
64のバネ力で付勢された回動アーム6は左回転する。
回動アーム6の先端63は、上昇しながら前後方向にも
変位する。この回動アーム6の先端63の変位に連動し
て、リンク7が3次元的に変位し、障子20、20を前
後方向に揺動させる。この結果、揺動窓2、2は、ライ
ナー53の左方の移動に応じてローラ55が凹所83内
を移動すると、障子20の開窓度合いは増大し、全閉か
ら半開(換気)を経て全開(排煙)まで開窓する。
【0020】揺動窓2、2を閉じる際には、ハンドルユ
ニット3のレバーハンドル36を水平面内で逆回転させ
ると、ライナー53は右方向に移動し、ローラ55はカ
ム8に沿って右方向に転動する。これにより、回動アー
ム6は右回転方向に押圧され、捩じりバネ64は捩じら
れ、リンク7の一端71は下方に引き下げられる。リン
ク7の他端73は、閉窓位置に復帰し、ロックピン27
は、切欠き25に嵌まり込み、ロックされる。
【0021】図9はハンドルユニット3の他の実施例を
示す。この実施例のハンドルユニット3は、箱状のボデ
ィ30内に傘歯車38を収容しており、レバーハンドル
36を回動させ駆動軸32を回転させる。この構成で
は、操作スペースを小さくできる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の窓開閉装置の正面図である。
【図2】ハンドルユニットの正面図、側面図および平面
図である。
【図3】ランクアンドピニオンの平面図および側面図で
ある。
【図4】アームユニットの正面図である。
【図5】アームユニットの底面図である。
【図6】アームユニットの側面図である。
【図7】アームユニットの正面図である。
【図8】アームユニットの底面図である。
【図9】他の実施例のハンドルユニットの正面図および
平面図である。
【符号の説明】
1 窓開閉装置 10 窓枠 2 揺動窓 20 障子 23 ロック機構 3 ハンドルユニット 4 ラックアンドピニオン 5 アームユニット 55 ローラ 6 回動アーム 60 支軸 64 捩じりバネ 7 リンク 72 ボールジョイント 74 ボールジョイント 8 カム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動して開窓する障子の自由端側の窓枠
    に沿って配したライナーと、該ライナーの駆動手段と、
    前記窓枠に固定され前記ライナーを案内するレールと、
    該レールに設置されるとともに捩じりバネにより付勢さ
    れており、前記ライナーの移動に応じて回動するアーム
    と、一端が前記アームにボールジョイントを介して連結
    され、他端が前記障子の自由端側にボールジョイントを
    介して連結されたリンクとからなる揺動窓の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の揺動窓の開閉装置にお
    いて、前記アームの回動は、前記ライナーに設けたロー
    ラーと、前記アームに設けたカムとの接触によりなるこ
    とを特徴とする揺動窓の開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の揺動窓の開閉
    装置において、前記ライナーと前記障子の自由端との間
    に、前記ライナーに設けた係合子と前記障子に設けた係
    合部とからなるロック機構を付設したことを特徴とする
    揺動窓の開閉装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の揺動窓
    の開閉装置において、前記駆動手段は、前記窓枠の下方
    に設置したハンドル装置と、前記ライナーに連結したラ
    ックおよび前記ハンドル装置に連結したピニオンを有す
    るラックアンドピニオンとからなることを特徴とする揺
    動窓の開閉装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100789666B1 (ko) 2006-10-23 2008-01-02 주식회사 아이원이노텍 높낮이 조정 가능한 냉장고 도어용 링크장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100789666B1 (ko) 2006-10-23 2008-01-02 주식회사 아이원이노텍 높낮이 조정 가능한 냉장고 도어용 링크장치
WO2008050975A1 (en) * 2006-10-23 2008-05-02 I-One Innotech Co., Ltd. Link device capable of controlling height

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