JP2003094310A - 被加工体の貼り付け方法及び被加工体の貼り付け装置 - Google Patents

被加工体の貼り付け方法及び被加工体の貼り付け装置

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JP2003094310A JP2001292807A JP2001292807A JP2003094310A JP 2003094310 A JP2003094310 A JP 2003094310A JP 2001292807 A JP2001292807 A JP 2001292807A JP 2001292807 A JP2001292807 A JP 2001292807A JP 2003094310 A JP2003094310 A JP 2003094310A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型のレンズ素材の場合を含み、被加工体で
あるレンズ素材の貼り付け皿への確実な貼り付けを行う
ことができる貼り付け方法を提供する。 【解決手段】 貼り付け皿に対して被加工体であるレン
ズ素材を貼り付ける被加工体の貼り付け方法であって、
レンズ素材の上面を保持搬送機構部で保持してその下面
に塗布棒により熱溶解性貼り付け剤を塗布し、熱溶解性
貼り付け剤が塗布されたレンズ素材の外周をチャック装
置で把持し拘束しながら塗布棒を離脱させた後、レンズ
素材を貼り付け皿上に搬送してレンズ素材を貼り付け皿
上に圧着し、前記圧着状態のレンズ素材と貼り付け皿と
の外周をともに一対の心出し爪にて挟持しレンズ素材、
貼り付け皿の心出しを行い、前記レンズ素材、貼り付け
皿間の圧着と心出しの状態を維持しつつレンズ素材及び
貼り付け皿を冷却して硬化させることを特徴とするもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ研磨装置に
用いられる貼り付け皿に対して被加工体であるレンズ素
材を貼り付ける被加工体の貼り付け方法及び被加工体の
貼り付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の方法及び装置として例え
ば特公平5−67379号公報に次のような技術が開示
されている。すなわち、図6に示すように、上面をレン
ズ保持装置53により真空吸着して搬送したレンズ素材
54の下面になる貼り付け面に、熱溶解性貼り付け剤6
2を収容した溶解槽51内に出入する塗布棒52の端面
に付着させた熱溶解性貼り付け剤62を塗布した後、図
7に示すように、あらかじめ加熱され載置台57上に設
置したレンズ貼り付け皿58の上面になる貼り付け面上
に押圧しつつ心出し爪91、92により心出しを行い、
冷却処理してレンズ素材54をレンズ貼り付け皿58に
貼り付けるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には以下の様な問題があった。すなわち、レンズ
素材54を真空吸着した状態で下面に溶融した熱溶解性
貼り付け剤62を塗布棒52の端面で塗布するので、こ
の直後熱溶解性貼り付け剤62がレンズ素材54に接触
した部分から冷却され硬化が始まり、局部的に粘度が高
くなり、これによってレンズ素材54が塗布棒54側に
粘着してしまいレンズ素材54をレンズ貼り付け皿58
上に搬送できないという事態が発生しやすい。
【0004】レンズ保持装置53による真空吸着は、基
本的に大気圧の作用を利用するものであり、その吸着力
はレンズ素材54との接触面積に比例するため、上述し
た現象は例えば直径が5mmを下回るような小径のレン
ズ素材54になるほど高頻度に発生し、したがって小型
のレンズ素材54の貼り付けに適していない。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、小型のレンズ素材の場合においても貼り付け皿
への確実な貼り付けができる被加工体の貼り付け方法及
び被加工体の貼り付け装置を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
貼り付け皿に対して被加工体であるレンズ素材を貼り付
ける被加工体の貼り付け方法であって、レンズ素材の上
面を保持搬送機構部で保持してその下面に塗布棒により
熱溶解性貼り付け剤を塗布し、熱溶解性貼り付け剤が塗
布されたレンズ素材の外周をチャック装置で把持し拘束
しながら塗布棒を離脱させた後、レンズ素材を貼り付け
皿上に搬送してレンズ素材を貼り付け皿上に圧着し、前
記圧着状態のレンズ素材と貼り付け皿との外周をともに
一対の心出し爪にて挟持しレンズ素材、貼り付け皿の心
出しを行い、前記レンズ素材、貼り付け皿間の圧着と心
出しの状態を維持しつつレンズ素材及び貼り付け皿を冷
却して硬化させることを特徴とするものである。
【0007】本発明によれば、レンズ素材の上面を保持
搬送機構部で保持してその下面に前記塗布棒により熱溶
解性貼り付け剤を塗布し、レンズ素材の外周をチャック
装置で保持し拘束しながら塗布棒を離脱させた後、保持
搬送機構部により加熱された貼り付け皿上に搬送し、貼
り付け皿に対する圧着、心出し、貼り付け処理を順に行
うようにしているので、レンズ素材が熱溶解性貼り付け
剤の粘着力により塗布棒に付着してしまうという不都合
を無くし、レンズ素材の貼り付け皿への貼り付けを的確
に行うことができ、小型のレンズ形成用のレンズ素材に
も対応できる被加工体の貼り付け方法を提供することが
できる。
【0008】請求項2記載の発明は、載置台上に配置し
た貼り付け皿に対して被加工体であるレンズ素材を貼り
付ける被加工体の貼り付け装置であって、レンズ素材の
貼り付け面に熱溶解性貼り付け剤を塗布する塗布棒を備
えた塗布機構部と、熱溶解性貼り付け剤が塗布されたレ
ンズ素材の外周を把持し前記塗布棒の離脱時にレンズ素
材を拘束する開閉可能なチャック装置と、前記貼り付け
皿を熱溶解性貼り付け剤の溶解温度を上回る温度に加熱
する加熱手段と、前記レンズ素材の吸着保持、レンズ素
材の塗布機構部から前記貼り付け皿上方への搬送、レン
ズ素材の貼り付け皿への圧着を行う保持搬送機構部と、
互いに圧着されたレンズ素材と貼り付け皿とを一対の心
出し爪にて挟持し心出しする心出し機構部と、前記心出
し機構部による心出し状態を維持しつつレンズ素材、貼
り付け皿に冷却媒体を吹き付けて冷却して熱溶解性貼り
付け剤を硬化させる冷却機構部とを有することを特徴と
するものである。
【0009】本発明によれば、レンズ素材の上面を保持
搬送機構部で保持してその下面に前記塗布棒により熱溶
解性貼り付け剤を塗布し、レンズ素材の外周をチャック
装置で保持し拘束しながら塗布棒を離脱させた後、保持
搬送機構部により加熱された貼り付け皿上への搬送及び
貼り付け皿への圧着、心出し機構部による心出し、冷却
機構部の冷却媒体の吹き付けによる貼り付け処理を行う
ようにしているので、レンズ素材が熱溶解性貼り付け剤
の粘着力により塗布棒に付着してしまうという不都合を
無くし、レンズ素材の貼り付け皿への貼り付けを的確に
行うことができ、小型のレンズ形成用のレンズ素材にも
対応できる被加工体の貼り付け装置を提供することがで
きる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の被
加工体の貼り付け装置であって、前記チャック装置は、
保持搬送機構部と連動して動作し、前記塗布棒の離脱時
に加えて、レンズ素材の貼り付け皿への搬送時にも該レ
ンズ素材の把持を行うことを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、請求項2記載の発明の作
用を発揮することに加えて、保持搬送機構部によるレン
ズ素材の貼り付け皿への搬送時のレンズ素材の把持を確
実に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細
に説明する。
【0013】(実施の形態1) (構成)本発明の実施の形態1の構成を図1、図2及び
図3に示す。
【0014】図1は本実施の形態1の主要部たる塗布機
構部を示す断面図である。図2は本実施の形態1の他の
主要部である心出し機構部、図3は本実施の形態1の他
の主要部である心出し機構部、冷却機構部を示す断面図
である。
【0015】図1において、1は熱溶解性貼り付け剤1
2を収納し溶解する溶解槽であり、図示を省略するヒー
タにより所要の温度に加熱保持される。
【0016】2は熱溶解性貼り付け剤12をレンズに塗
布する塗布棒であり、図示を省略するエアシリンダ等か
らなる昇降装置により上下駆動されるよう配設される。
【0017】3は真空吸着動作でレンズ素材4を吸着保
持し搬送するレンズ保持装置で、図示を省略する真空源
とこれを制御するバルブに接続され、かつ、図示を省略
するエアシリンダ等からなる昇降装置とともにX,Yロ
ボットに搭載されてレンズ素材4を保持、搬送するよう
構成されている。レンズ保持装置3、真空源、バルブ、
昇降装置、X,Yロボットにより保持搬送機構部を構成
している。
【0018】5はチャック装置で、その先端の爪5aが
塗布棒2の直上において紙面に垂直の方向に開閉するよ
うに断熱支持部材6を介して溶解槽1の近傍に固定して
配設されている。
【0019】図2において、7は貼り付け皿8を載置し
て水平方向に概略位置決めする載置台であり、91、9
2は載置台7の上方で左右対称に開閉駆動される心出し
機構部を構成する一対の心出し爪であり、載置台7の位
置決め穴7aの直上に配置され、それぞれ内側のレンズ
素材4と貼り付け皿8の貼り付け境界面に臨む高さ位置
となる対称配置の凹部91a、92aを有している。
【0020】図2において、10は熱風ノズルで、その
先端を貼り付け皿8の上部中心に向けた状態で載置台7
の位置決め穴7aの近傍に配設され、また、熱風ノズル
の後端側は図示を省略する空気供給装置とバルブに接続
されている。また、熱風ノズル10は図示を省略するヒ
ータを備えている。さらに、11は冷却機構部を構成す
る冷風ノズルであり、その先端を貼り付け皿8の上部中
心に向けた状態で載置台7の位置決め穴7aの近傍に配
設され、図示を省略する空気供給装置とバルブに接続さ
れる。
【0021】(作用)以上のように構成された本実施の
形態1の作用について以下に説明する。
【0022】予め熱溶解性貼り付け剤12を溶解槽1内
で溶解温度を上回る温度に加熱保持して溶解させてお
き、塗布棒2をその先端部2aが図1に点線を付して示
すように溶解液面下に潜るように図示省略の昇降装置を
作用させて下降させておく。
【0023】一方、図2に示すように、心出し爪91、
92を開いた状態で貼り付け皿8を載置台7に載置し、
位置決め穴7aで水平方向に概略位置決めし、熱風ノズ
ル10に接続されたヒータとバルブを作用させて貼り付
け皿8の上部を中心に熱風を吹き付け、熱溶解性貼り付
け剤12の溶解温度を上回る温度に加熱する。
【0024】ここで、チャック装置5の爪5aを開いた
状態とし、レンズ素材4をレンズ保持装置3と、図示省
略の昇降装置と、X,Yロボットとにより図示省略のレ
ンズ供給パレットから図1に示すように塗布棒2の直上
の位置に搬送し、爪5aを閉じてレンズ素材4の外周を
把持し、これとほぼ同時に塗布棒2を図示省略の昇降装
置を作用させて上昇させ、レンズ素材4の下面に貼り付
け剤12を塗布する。次に、再び昇降装置を作用させて
塗布棒2を下降させ、レンズ素材4から離脱させる。こ
の時レンズ素材4は爪5aによって外周を把持されてい
るので、塗布棒2に粘着してしまいレンズ保持装置3か
ら下方に離脱することを防止することができる。
【0025】この後、爪5aを開いてからレンズ保持装
置3を上昇させ、レンズ素材4を図2に示す貼り付け皿
8の上に搬送し、熱風ノズル10に接続されたヒータと
バルブを作用させて熱風を停止してから再びレンズ保持
装置3を下降させてレンズ素材4を貼り付け皿8に圧着
する。
【0026】そして、図3に示すように、心出し爪9
1、92を閉じて、レンズ素材4を貼り付け皿8と同軸
配置となるように心出しする。この時、凹部91a、9
2aの存在により、レンズ素材4と貼り付け皿8との間
からはみ出した貼り付け剤12の心出し爪91、92へ
の付着が防止され、正確な心出しが行われる。
【0027】このようにして心出しした状態を保持しな
がら冷風ノズル11に接続されたバルブを作用させてレ
ンズ素材4を冷却し、貼り付け剤12の硬化を完了さ
せ、最後に心出し爪91、92を開き、レンズ保持装置
3による真空吸着状態を解除してからレンズ保持装置3
を上昇させ、貼り付けの完了したレンズ素材4と貼り付
け皿8を位置決め穴7aから取り出す。
【0028】(効果)以上の作用により本実施の形態1
によれば、貼り付け剤12の粘着による塗布棒2への粘
着、レンズ保持装置3からの離脱という事態が防止さ
れ、小型のレンズの加工に適する効果がある。
【0029】(実施の形態2) (構成)本発明の実施の形態2の構成を図4、図5に示
す。尚、実施の形態2において、実施の形態1と同様の
構成部分については同一の番号を付けて説明を省略す
る。
【0030】図4は本実施の形態2の主要部たる塗布機
構部を示す断面図、図5は本実施の形態2のもうひとつ
の主要部たる心出し硬化部を示す断面図である。
【0031】15はチャック装置で、レンズ保持装置3
とその昇降装置とともに図示を省略するX,Yロボット
に搭載されるエアシリンダ等からなる昇降装置により上
下駆動されるように、支持部材16を介して前記X,Y
ロボットに取り付けられ、チャック装置15の先端の爪
15aが塗布棒2の直上において紙面に垂直の方向に開
閉するように構成している。この他の構成は実施の形態
1の場合と同様である。
【0032】(作用)本実施の形態2においても、実施
の形態1におけると同様に貼り付け剤12を溶解槽1内
で溶解して塗布棒の先端部2aを溶解液面下に沈下させ
ておき、また、貼り付け皿8は載置台7の上で貼り付け
剤12の溶解温度を上回る温度に加熱する。
【0033】ここでチャック装置15の爪15aが開い
た状態で、図示省略の昇降装置を作用させて上昇させ、
レンズ素材4を実施の形態1と同様に図4に示すように
塗布棒2の直上の位置に搬送し、チャック装置15を下
降させてから爪15aを閉じてレンズ素材4の外周を把
持し、これとほぼ同時に塗布棒2を上昇させ、レンズ素
材4の下面に貼り付け剤12を塗布する。
【0034】次いで再び昇降装置を作用させて塗布棒2
を下降させレンズ素材4から離脱させる。この時、実施
の形態1と同様にレンズ素材4のレンズや保持装置3か
らの離脱が防止される。
【0035】この後爪15aを開いてレンズ保持装置3
を上昇させ、さらにチャック15を上昇させて再度レン
ズ素材4の外周を把持してからレンズ素材4を図5に示
す貼り付け皿8の上に搬送し、実施の形態1と同様に貼
り付け皿8の加熱用の熱風を停止して爪15aを開いて
からレンズ保持装置3のみ下降させてレンズ素材4を貼
り付け皿8に圧着する。
【0036】そして、実施の形態1と同様に、レンズ素
材4と貼り付け皿8との心出し、冷却処理を行ってレン
ズ素材4の貼り付け皿8に対する貼り付けを完了させ、
貼り付けの完了したレンズ素材4と貼り付け皿8を取り
出す。
【0037】(効果)本実施の形態2においても、実施
の形態1と同様の効果を得ることができ、さらに図示し
ないX,Yロボットによる搬送時の爪15aの把持動作
によりレンズ素材4の保持が確実になる効果がある。前
記レンズ素材4をレンズ保持装置3で真空吸着し、レン
ズ供給パレットから取り出して上昇させ、塗布棒2の位
置に搬送する際にも、同様に爪15aで外周を把持する
ことによりレンズ素材4の保持を確実にすることが可能
である。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、レン
ズ素材が熱溶解性貼り付け剤の粘着力により塗布棒に付
着してしまうという不都合を無くし、レンズ素材の貼り
付け皿への貼り付けを的確に行うことができ、小型のレ
ンズ形成用のレンズ素材にも対応できる被加工体の貼り
付け方法及び貼り付け装置を提供することができる。
【0039】また、本発明によれば、上記発明の貼り付
け装置の効果に加えて、保持搬送機構部によるレンズ素
材の貼り付け皿への搬送時のレンズ素材の把持を確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の塗布機構部の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1の構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1の作用を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2の構成を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態2の作用を示す断面図であ
る。
【図6】従来のレンズ素材の貼り付け装置を示す断面図
である。
【図7】従来のレンズ素材の貼り付け装置における心出
し及び貼り付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 溶解槽 2 塗布棒 3 レンズ保持装置 4 レンズ素材 5 チャック装置 6 断熱支持部材 7 載置台 8 貼り付け皿 10 熱風ノズル 11 冷風ノズル 12 溶解性貼り付け剤 15 チャック装置 16 支持部材 91 心出し爪 92 心出し爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼り付け皿に対して被加工体であるレン
    ズ素材を貼り付ける被加工体の貼り付け方法であって、 レンズ素材の上面を保持搬送機構部で保持してその下面
    に塗布棒により熱溶解性貼り付け剤を塗布し、 前記貼り付け皿を熱溶解性貼り付け剤の溶解温度を上回
    る温度に加熱し、 熱溶解性貼り付け剤が塗布されたレンズ素材の外周をチ
    ャック装置で把持し拘束しながら塗布棒を離脱させた
    後、レンズ素材を貼り付け皿上に搬送してレンズ素材を
    貼り付け皿上に圧着し、 前記圧着状態のレンズ素材と貼り付け皿との外周をとも
    に一対の心出し爪にて挟持しレンズ素材、貼り付け皿の
    心出しを行い、 前記レンズ素材、貼り付け皿間の圧着と心出しの状態を
    維持しつつレンズ素材及び貼り付け皿を冷却して硬化さ
    せること、 を特徴とする被加工体の貼り付け方法。
  2. 【請求項2】 載置台上に配置した貼り付け皿に対して
    被加工体であるレンズ素材を貼り付ける被加工体の貼り
    付け装置であって、 レンズ素材の貼り付け面に熱溶解性貼り付け剤を塗布す
    る塗布棒を備えた塗布機構部と、 熱溶解性貼り付け剤が塗布されたレンズ素材の外周を把
    持し前記塗布棒の離脱時にレンズ素材を拘束する開閉可
    能なチャック装置と、 前記貼り付け皿を熱溶解性貼り付け剤の溶解温度を上回
    る温度に加熱する加熱手段と、 前記レンズ素材の吸着保持、レンズ素材の塗布機構部か
    ら前記貼り付け皿上方への搬送、レンズ素材の貼り付け
    皿への圧着を行う保持搬送機構部と、 互いに圧着されたレンズ素材と貼り付け皿とを一対の心
    出し爪にて挟持し心出しする心出し機構部と、 前記心出し機構部による心出し状態を維持しつつレンズ
    素材、貼り付け皿に冷却媒体を吹き付けて冷却して熱溶
    解性貼り付け剤を硬化させる冷却機構部と、 を有することを特徴とする被加工体の貼り付け装置。
  3. 【請求項3】 前記チャック装置は、保持搬送機構部と
    連動して動作し、前記塗布棒の離脱時に加えて、レンズ
    素材の貼り付け皿への搬送時にも該レンズ素材の把持を
    行うことを特徴とする請求項2記載の被加工体の貼り付
    け装置。
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