JP2003093392A - 生検針 - Google Patents
生検針Info
- Publication number
- JP2003093392A JP2003093392A JP2001291317A JP2001291317A JP2003093392A JP 2003093392 A JP2003093392 A JP 2003093392A JP 2001291317 A JP2001291317 A JP 2001291317A JP 2001291317 A JP2001291317 A JP 2001291317A JP 2003093392 A JP2003093392 A JP 2003093392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- notch
- tissue
- biopsy
- inner needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B10/00—Other methods or instruments for diagnosis, e.g. instruments for taking a cell sample, for biopsy, for vaccination diagnosis; Sex determination; Ovulation-period determination; Throat striking implements
- A61B10/02—Instruments for taking cell samples or for biopsy
- A61B2010/0208—Biopsy devices with actuators, e.g. with triggered spring mechanisms
Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 より多くの組織片を採取できる生検針を提供
する。 【解決手段】 生検針1は、先端3a近傍に内針切欠き
部3bが形成された内針3と、内針3が挿入され内針切
欠き部3bに対応する位置に外針切欠き部5bが形成さ
れた中空の外針5とを備えている。始めに外針5を突出
させ、その後内針3を移動させて外針切欠き部内5bに
進入した組織片の前後端を内針先端3bで切断して、組
織片を採取する。
する。 【解決手段】 生検針1は、先端3a近傍に内針切欠き
部3bが形成された内針3と、内針3が挿入され内針切
欠き部3bに対応する位置に外針切欠き部5bが形成さ
れた中空の外針5とを備えている。始めに外針5を突出
させ、その後内針3を移動させて外針切欠き部内5bに
進入した組織片の前後端を内針先端3bで切断して、組
織片を採取する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生検針に関し、特
に内針と外針の2針を操作して組織片を採り出す生検針
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の生検針は、先端部に切欠き部が形
成された内針と、内針が挿入される中空の外針とを備
え、内針の先端部を組織内に刺入し、その後に外針を移
動させ内針にかぶせて切欠き部に組織片を取り込んで採
取するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の生検針では組織
片の採取量は、内針の切欠き部の深さに依存し、したが
って、針強度の関係から切欠き部を一定以上形成するこ
とはできないので、わずかな量の組織片しか採取できな
かった。 【0004】そこで、本発明は、より多量の組織片を採
取できる生検針を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生検針は、先端近傍に内針切欠き部が形成
された内針と、内針が挿入され前記内針切欠き部に対応
する位置に外針切欠き部が形成された中空の外針とで構
成される。そして、始めに外針を組織内に突出させ、そ
の後に内針を移動させて組織片を採取する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す斜視図であり、生検針1は、内針3と、外針5
と、内針3が挿入される中空の外針5と、外針5が挿入
される中空のガイド針7とから構成される。内針3の先
端3a近傍には内針切欠き部3bが形成され、外針5の
内針切欠き部3bに対応する位置には外針切欠き部5b
が形成されている。 【0007】図2,3は、生検針1を駆動装置11に取
り付けた状態を示し、図3に示すように、内針3の後端
には針基13が取り付けられ、針基13の後方(図3の
右方)には内針発射ばね15が設けられている。外針5
の後端には針基19が取り付けられ、針基17の周りに
外針発射ばね19が設けられている。針基13,19に
重ねて蓄勢杆21が配置され(図3では説明のため分離
状態で示した)、蓄勢杆21には牽引突起21a,21
b及び突出軸21cが形成されている。牽引突起21
a,21bはそれぞれ針基13,17の先端(図3の左
端)に係合する。突出軸23cは、操作用ハンドル23
(図2)の長孔23aに遊嵌され、操作用ハンドル23
はピン25に回動自在に軸着されている。 【0008】操作用ハンドル23を図2の鎖線で示すよ
うに上方に開くと、蓄勢杆21が後方(図3の右方)へ
移動し、蓄勢杆21に引っ張られて内針3及び外針5が
発射ばね15,19に抗して後退させられ、針基13,
17の先端(図3の左端)が係止爪27,29によって
係止され蓄勢状態となる。その後、解除杆31(図3)
の後端31a(発射ボタン)を図3の左方へ押すと解除
杆31の第1端部31bによって係止爪29が解除さ
れ、外針5が発射される。解除杆31の後端31a(発
射ボタン)をさらに左方へ押すと解除杆31の第2端部
31cによって係止爪27が解除され、内針3が発射さ
れる。 【0009】次に、生検針1が組織片を採取する動作を
説明する。図4(A)に示すように、まず、操作用ハン
ドル23を引くと内外針ともに駆動装置11側へ引かれ
ガイド針7内に収容される(スタンバイ状態)。この状
態で、生検針1を検査対象である組織内へ刺入する。次
に、発射ボタン31aを押すと、図4(B)に示すよう
に、まず外針5が突出して組織内へ刺入される。これに
より、周りの組織が図5(A)に破線41に示すように
円柱状に切断される。さらに発射ボタン31aを押す
と、図4(C)に示すように、内針3が突出し、内針先
端3aが外針切欠き部5aの端部を通過するときに、円
柱組織41の端部X,Yが切断され、図5(B)に示す
ように、組織片43が切り出される。内針先端3aが外
針切欠き部5bを通過するとき、円柱組織41は切欠き
部5bから外側へ押し出され、その円柱41の両端部
X,Yは内針先端3aによって切断される。切断後は組
織片43はそのまま外針切欠き部5b内に留まる。 【0010】その後は、図4(D)に示すように、内外
針ともに引いてガイド針7内へ待避させ、最後にガイド
針7も含めて生検針全体を抜く。ガイド針7によって組
織片を覆うことにより組織片が他の部位への接触するこ
とを防止することができる。 【0011】以上のようにすれば、従来の生検針に比べ
てはるかに多くの量の組織片を採取することができる。
すなわち、従来の生検針の場合は、内針の切欠き部と外
針で囲まれたわずかな部分の組織しか採取できなかった
が、上記生検針を使用すれば、外針5の内径いっぱいに
組織片を採取することができる。 【0012】上記例では、ガイド針7を使用したが、ガ
イド針7は必須のものではなく、省略してもよい。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生検針によってより多くの組織片を採取することができ
る。
に内針と外針の2針を操作して組織片を採り出す生検針
に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の生検針は、先端部に切欠き部が形
成された内針と、内針が挿入される中空の外針とを備
え、内針の先端部を組織内に刺入し、その後に外針を移
動させ内針にかぶせて切欠き部に組織片を取り込んで採
取するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来の生検針では組織
片の採取量は、内針の切欠き部の深さに依存し、したが
って、針強度の関係から切欠き部を一定以上形成するこ
とはできないので、わずかな量の組織片しか採取できな
かった。 【0004】そこで、本発明は、より多量の組織片を採
取できる生検針を提供することを課題とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生検針は、先端近傍に内針切欠き部が形成
された内針と、内針が挿入され前記内針切欠き部に対応
する位置に外針切欠き部が形成された中空の外針とで構
成される。そして、始めに外針を組織内に突出させ、そ
の後に内針を移動させて組織片を採取する。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す斜視図であり、生検針1は、内針3と、外針5
と、内針3が挿入される中空の外針5と、外針5が挿入
される中空のガイド針7とから構成される。内針3の先
端3a近傍には内針切欠き部3bが形成され、外針5の
内針切欠き部3bに対応する位置には外針切欠き部5b
が形成されている。 【0007】図2,3は、生検針1を駆動装置11に取
り付けた状態を示し、図3に示すように、内針3の後端
には針基13が取り付けられ、針基13の後方(図3の
右方)には内針発射ばね15が設けられている。外針5
の後端には針基19が取り付けられ、針基17の周りに
外針発射ばね19が設けられている。針基13,19に
重ねて蓄勢杆21が配置され(図3では説明のため分離
状態で示した)、蓄勢杆21には牽引突起21a,21
b及び突出軸21cが形成されている。牽引突起21
a,21bはそれぞれ針基13,17の先端(図3の左
端)に係合する。突出軸23cは、操作用ハンドル23
(図2)の長孔23aに遊嵌され、操作用ハンドル23
はピン25に回動自在に軸着されている。 【0008】操作用ハンドル23を図2の鎖線で示すよ
うに上方に開くと、蓄勢杆21が後方(図3の右方)へ
移動し、蓄勢杆21に引っ張られて内針3及び外針5が
発射ばね15,19に抗して後退させられ、針基13,
17の先端(図3の左端)が係止爪27,29によって
係止され蓄勢状態となる。その後、解除杆31(図3)
の後端31a(発射ボタン)を図3の左方へ押すと解除
杆31の第1端部31bによって係止爪29が解除さ
れ、外針5が発射される。解除杆31の後端31a(発
射ボタン)をさらに左方へ押すと解除杆31の第2端部
31cによって係止爪27が解除され、内針3が発射さ
れる。 【0009】次に、生検針1が組織片を採取する動作を
説明する。図4(A)に示すように、まず、操作用ハン
ドル23を引くと内外針ともに駆動装置11側へ引かれ
ガイド針7内に収容される(スタンバイ状態)。この状
態で、生検針1を検査対象である組織内へ刺入する。次
に、発射ボタン31aを押すと、図4(B)に示すよう
に、まず外針5が突出して組織内へ刺入される。これに
より、周りの組織が図5(A)に破線41に示すように
円柱状に切断される。さらに発射ボタン31aを押す
と、図4(C)に示すように、内針3が突出し、内針先
端3aが外針切欠き部5aの端部を通過するときに、円
柱組織41の端部X,Yが切断され、図5(B)に示す
ように、組織片43が切り出される。内針先端3aが外
針切欠き部5bを通過するとき、円柱組織41は切欠き
部5bから外側へ押し出され、その円柱41の両端部
X,Yは内針先端3aによって切断される。切断後は組
織片43はそのまま外針切欠き部5b内に留まる。 【0010】その後は、図4(D)に示すように、内外
針ともに引いてガイド針7内へ待避させ、最後にガイド
針7も含めて生検針全体を抜く。ガイド針7によって組
織片を覆うことにより組織片が他の部位への接触するこ
とを防止することができる。 【0011】以上のようにすれば、従来の生検針に比べ
てはるかに多くの量の組織片を採取することができる。
すなわち、従来の生検針の場合は、内針の切欠き部と外
針で囲まれたわずかな部分の組織しか採取できなかった
が、上記生検針を使用すれば、外針5の内径いっぱいに
組織片を採取することができる。 【0012】上記例では、ガイド針7を使用したが、ガ
イド針7は必須のものではなく、省略してもよい。 【0013】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
生検針によってより多くの組織片を採取することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】生検針の一例を示す分解図。
【図2】生検針を駆動装置に取り付けた状態を示す斜視
図。 【図3】駆動装置の断面図。 【図4】生検針による採取動作を説明する図。 【図5】採取される組織片の拡大図。 【符号の説明】 1 生検針 3 内針 5 外針 7 ガイド針 11 駆動装置
図。 【図3】駆動装置の断面図。 【図4】生検針による採取動作を説明する図。 【図5】採取される組織片の拡大図。 【符号の説明】 1 生検針 3 内針 5 外針 7 ガイド針 11 駆動装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 先端近傍に内針切欠き部が形成された内
針と、内針が挿入され前記内針切欠き部に対応する位置
に外針切欠き部が形成された中空の外針とを備えたこと
を特徴とする生検針。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291317A JP2003093392A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 生検針 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291317A JP2003093392A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 生検針 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003093392A true JP2003093392A (ja) | 2003-04-02 |
Family
ID=19113488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001291317A Pending JP2003093392A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 生検針 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003093392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011034046A1 (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-24 | 株式会社タスク | 生検装置 |
JP2014516652A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-07-17 | デビコー・メディカル・プロダクツ・インコーポレイテッド | マニホールド整列特徴部および組織センサーを備えた生検装置 |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001291317A patent/JP2003093392A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011034046A1 (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-24 | 株式会社タスク | 生検装置 |
JP2014516652A (ja) * | 2011-05-03 | 2014-07-17 | デビコー・メディカル・プロダクツ・インコーポレイテッド | マニホールド整列特徴部および組織センサーを備えた生検装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040804 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040804 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040809 |