JP2003093347A - 眼底撮影装置 - Google Patents

眼底撮影装置

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JP2003093347A
JP2003093347A JP2001295307A JP2001295307A JP2003093347A JP 2003093347 A JP2003093347 A JP 2003093347A JP 2001295307 A JP2001295307 A JP 2001295307A JP 2001295307 A JP2001295307 A JP 2001295307A JP 2003093347 A JP2003093347 A JP 2003093347A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイリング装置を含む眼底撮影装置におい
て、撮影済みの眼底画像データを利用して高精度の露光
制御を行なえるようにする。 【解決手段】 眼底カメラ部100により撮影された眼
底画像データを記憶するファイリング装置200に記憶
された眼底画像データから1つまたは複数の眼底画像デ
ータをユーザ設定に応じて抽出し、所定の統計演算を行
なうことにより、抽出した眼底画像データの画像の明る
さを評価する。評価の結果、画像が明るすぎたり暗すぎ
たりする場合に警告を行なう、あるいは評価結果および
評価に用いた眼底画像データの撮影条件データに基づき
眼底カメラ部の撮影時の眼底照射光量を調節する自動露
光制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被検眼の眼底画像デ
ータを撮影する眼底カメラ部と、前記眼底カメラ部によ
り撮影された眼底画像データを記憶するファイリング装
置を含む眼底撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、眼底カメラのような撮影装置
において、撮影時の照射光量を自動設定する自動露光技
術が知られている。このような従来の自動露光技術で
は、入力した被検眼状態や撮影条件に基づき、自動的に
撮影光量を簡易決定するような方法も知られているが、
比較的精度の高い露光制御を行なうには照明光学系や撮
影光学系に測光手段を設け、観察時の眼底反射光量を検
出し、撮影に適切な照射光量を計算する必要があった。
【0003】上記のように、照明光学系や撮影光学系に
測光手段を設ける構成は基本光学系に余分なハードウェ
アを追加する必要があり、構成が複雑かつ高価となる問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年では、被検眼の眼
底画像データを撮影する眼底カメラ部と、眼底カメラ部
により電子的に撮影された眼底画像データを記憶するフ
ァイリング装置を含む眼底撮影システムも作られるよう
になってきた。
【0005】ところが、このような眼底撮影システム
は、撮影済みの眼底画像データを主に検査や診断の目的
で利用することに重きを置いて設計されているものが多
く、他の目的、たとえば、上述のような自動露光や露光
状態の評価に撮影済みの眼底画像データを用いるような
眼底撮影システムはまだ知られていない。
【0006】本発明の課題は、被検眼の眼底画像データ
を撮影する眼底カメラ部と、眼底カメラ部により電子的
に撮影された眼底画像データを記憶するファイリング装
置を含む眼底撮影装置において、撮影済みの眼底画像デ
ータを利用して高精度の露光制御を行なえるようにする
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、被検眼の眼底画像データを撮影す
る眼底カメラ部と、前記眼底カメラ部により撮影された
眼底画像データを記憶するファイリング装置を含む眼底
撮影装置において、前記ファイリング装置に記憶された
眼底画像データの画像の明るさを評価する評価手段と、
前記評価手段の評価結果を出力する出力手段を有する構
成を採用した。
【0008】評価結果の出力の態様としては、画像が明
るすぎたり暗すぎたりする場合に警告を行なう、あるい
は評価結果および評価に用いた眼底画像データの撮影条
件データに基づき前記眼底カメラ部の撮影時の眼底照射
光量を調節する自動露光制御を行なうものがある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明を採用した眼底撮影装置の
構成を示している。図1の装置は眼底カメラ部100
と、ファイリング装置200から構成されている。
【0011】図1の眼底カメラ部100は、撮影/観察
光学系(主光学系)と照明光学系から構成されている。
照明光学系は、観察用光源としてのランプ21、コンデ
ンサーレンズ22、撮影光源としてのストロボ23、ミ
ラー25、リングスリット26、リレーレンズ27など
から構成されている。
【0012】上記の照明光学系の照明光は、撮影/観察
光学系の穴あき全反射ミラー12に入射される。
【0013】撮影/観察光学系は、対物レンズ10、前
眼部観察用レンズ11(前眼部観察時に光路に挿入され
る)、穴あき全反射ミラー12、フォーカスレンズ1
3、変倍レンズ14などから構成される。
【0014】撮影/観察光学系の後部には、はね上げ式
のミラー15が配置され、被検眼(不図示)の眼底から
の反射光をプリズム16および接眼レンズ17から成る
接眼部、または撮影用のCCD19のいずれかに導入す
ることができる。
【0015】眼底カメラ部100の本体部30は架台3
1上にマウントされており、ジョイスティック35によ
り水平および垂直方向に移動させることができるように
なっている。ジョイスティック35の頭部にはシャッタ
ボタン32が設けられている。
【0016】観察用のランプ21の光量は、調整つまみ
33により、また、撮影時のストロボ23の光量は調整
つまみ34により手動調整できる。
【0017】ジョイスティック35の近傍には、後述の
警告処理のために用いられる警告ランプ36が設けられ
ている。
【0018】図示の眼底カメラ部100により散瞳方式
の撮影/観察を行なう構成であり、観察(あるいはアラ
イメント)時にはランプ21の照明光により眼底画像を
接眼部(プリズム16および接眼レンズ17)を介して
観察し、撮影時にシャッタボタン32を押下するとミラ
ー15がはね上げられ、ストロボ23が発光し、眼底画
像がCCD19により撮影される。
【0019】ファイリング装置200は、専用ハードウ
ェアを用いて構成してもよいが、パーソナルコンピュー
タのハードウェアにより構成することができる。たとえ
ば、ファイリング装置200は、画像処理部としてのP
C(パーソナルコンピュータ)本体41、画像データフ
ァイリング用のHDD(ハードディスクドライブ。ただ
し、データ記憶媒体は磁気ディスクに限定されるもので
はない)42、ユーザーインターフェースおよびデータ
表示用のCRTやLCDから成るモニタ43、ユーザー
インターフェースおよびデータ入力/設定用のキーボー
ド44およびマウス47、警告音や音声ガイダンスを行
なうためのスピーカ46などから構成される。
【0020】眼底カメラ部100のCCD19の撮影画
像は、ファイリング装置200に対して、ビデオキャプ
チャインターフェース45を介して入力される。ビデオ
キャプチャタイミングは、ビデオキャプチャインターフ
ェース45に配線されたシャッタボタン32により決定
される。
【0021】CCD19から入力した撮影画像データ
は、PC本体41の制御プログラムにより、HDD42
に所定のフォーマットで記録される。このとき、被検者
の性別、被検眼の左右、撮影方法(たとえばカラー撮影
/蛍光撮影/赤外蛍光撮影などの別)、などの書誌デー
タや撮影条件データが撮影画像データとともに記憶され
る。
【0022】本実施形態では、従来のように眼底カメラ
部100の光学系に測光手段ハードウェアを設けること
なく、HDD42に記憶させた撮影済みの眼底画像デー
タを利用して高精度の露光制御を行なえるようにする。
【0023】このために、本実施形態においては、ファ
イリング装置200のHDD42に記憶された撮影済み
の眼底画像データの画像の明るさを評価する。評価結果
に応じて出力を行なうが、この評価結果の出力の態様と
しては、画像が明るすぎたり暗すぎたりする場合に警告
を行なう、あるいは評価結果および評価に用いた眼底画
像データの撮影条件データに基づき眼底カメラ部の撮影
時の眼底照射光量を調節する自動露光制御を行なうもの
が考えられる。
【0024】このようにHDD42に記憶された撮影済
みの眼底画像データを利用することにより、眼底カメラ
部100の光学系に測光手段ハードウェアを設ける必要
がなく、汎用的な眼底カメラハードウェアを流用し、フ
ァイリング装置200を外付けするだけで露光制御を行
なうことができる。
【0025】図3は、CCD19で撮影された眼底画像
を示している。図3において符号81はマスク部分で、
撮影/観察光学系の一部に配置されたマスクによって形
成される低輝度の部分である。このマスク部分81は図
示のように円形の眼底撮影範囲を画成する。符号82は
撮影された眼底画像である。
【0026】ファイリング装置200のHDD42に
は、眼底画像82(あるいはさらにマスク部分81)を
構成する画素83の輝度(通常、RGB3原色分)デー
タが格納される。
【0027】眼底画像データの画像の明るさの評価は、
PC本体41上で実行するアプリケーションプログラム
により行なうことができる。たとえば、当該眼底画像デ
ータの輝度の代表値として適当な値を算出し、それをし
きい値を比較することにより眼底画像データの画像の明
るさを評価することができる。
【0028】図4は、図3の眼底画像データの画素の輝
度値のヒストグラムを示している。図4の横軸は輝度
(0〜255:8ビット量子化の場合)、縦軸はその輝
度を有する画素の出現頻度(画素数)である。通常、こ
の種の画像データはRGB3原色分の輝度データから構
成されているので、ある画素の輝度値はRGB3原色の
輝度値に所定の統計演算(たとえば平均演算)を行なう
ことにより求めればよい。
【0029】たとえば、加重平均の場合であれば、ある
画素の輝度値Rはその画素のRGB3原色の輝度値を
R、G、Bとすれば R=(aR+bG+cB)/(a+b+c) として求めることができる。図4のヒストグラムは、こ
のようにして求めた画素の輝度値から作成したものであ
る。
【0030】そして、図3のような画像の場合、通常
は、マスク部分81の低輝度部分に出現頻度のピークP
1が、また、眼底画像82を構成する中間輝度部分に出
現頻度のピークP2が現われる。
【0031】図3の眼底画像の明るさの代表値として
は、もちろんピークP2の輝度値を抽出するのが適当で
ある。このとき、マスク部分のピークP1の排除は簡単
な輝度範囲の演算により行なえる。マスク部分は照明光
量にかかわらずほぼ一定の低輝度であるためである。
【0032】なお、眼底画像の明るさの代表値の算出方
法は、その画像の明るさを代表する値を求める演算であ
れば、どのようなものであってもかまわない。たとえ
ば、画像の全画素の輝度情報を算術平均した平均輝度を
用いることも考えられる。
【0033】あるいは、本実施形態では、算出した代表
値は画像が明るすぎるか暗すぎるかの判断に用いる。し
たがって、PC本体41に用意したプログラムにより、
図4のようなヒストグラムのカーブの形状を解析して代
表値の演算方式を適応的に選択したり、あるいはそのカ
ーブの形状から直接その画像が明るすぎるか暗すぎるか
を判断することも考えられる。
【0034】いずれにしても、眼底画像の明るさの代表
値の算出方法は、本発明の必須要素ではないので、ここ
ではこれ以上の詳細な説明は省略する。
【0035】また、図3、図4の眼底画像82の全体を
用いるだけではなく、後述のように画像の一部をユーザ
に指定させ、その部分の画像の明るさの代表値を上記同
様に求めることができる。また、画像の一部をユーザに
指定させる場合には後述のように複数の領域を指定させ
ることができ、さらにこれら複数部分の画像の明るさの
代表値を平均するなどの統計演算を行ない、その眼底画
像の代表値を定義することもできる。
【0036】図2は、ファイリング装置200のモニタ
43で表示するユーザーインターフェースのためのGU
I画面の表示例を示している。昨今のGUIの慣習に従
い、これらユーザーインターフェースのための画面(ウ
ィンドウ)のボタンはマウス47により操作され、また
テキスト入力フィールドにはキーボード44により数値
や文字データを入力できる。なお、説明が煩雑になるの
を避けるため、以下では、GUI画面上でのボタン操作
に関しては、いちいちマウス47について言及しない。
また、後述の各ボタンの押下にはマウス47のかわりに
モニタ43上に配置したタッチパネル、あるいはライト
ペンのような入力手段を用いてもよい。
【0037】以下で述べるGUI画面の表示制御、キー
ボード44およびマウス47の入出力制御、眼底画像デ
ータの評価、自動露光制御などは全てPC本体41上で
実行するアプリケーションプログラムにより行なうもの
とする。
【0038】図2左上はモニタ43に表示するメインウ
ィンドウの例で、表示領域51は眼底画像52の表示領
域、表示領域53は、図2の右側に示したユーザーイン
ターフェースウィンドウのためのものである。表示領域
51の眼底画像52としては、直前の撮影画像などを表
示することができる。
【0039】図2右側のユーザーインターフェースウィ
ンドウは、主に上半分と下半分に分けられており、上半
分は、過去の撮影画像の評価の表示、およびそれに基づ
く露光量制御(眼底照射光量の制御)のためのものであ
る(本実施形態では、露光量制御は撮影時のストロボ2
3の発光量制御により行なうものとする)。
【0040】図2右側のユーザーインターフェースウィ
ンドウの上半分には、ボタン54およびグラフ表示55
が配置されている。このうちボタン54は「LAM
P」、「VOICE」、「AUTO」の3つの制御モー
ドのいずれか1つを選択できるいわゆるラジオボタンと
して構成されている。
【0041】ボタン54で「LAMP」を選択した場合
は、過去の撮影画像の明るさが適正でない場合に下記の
グラフ表示55、または警告ランプ36を用いた警告表
示を行なうモードとなる。「VOICE」の場合は、ス
ピーカ46を用いた警告音による警告を行なうモードと
なる。「AUTO」の場合は、後述のように過去の撮影
画像の明るさの評価、および過去の撮影画像の撮影デー
タ(露光量、画角データなど)に基づき適正露光量を決
定する自動露光モードとなる。
【0042】グラフ表示55は、後述のようにして抽出
した過去の撮影画像データの評価結果を示すためのもの
で、ここでは過去の撮影画像データの評価結果に応じて
「暗」、「やや暗」、「適正」、「やや明」、「明」の
5段階表示を行なえる。グラフ表示55は、評価結果を
示すように輝度を変更して5段階表示の適合するセルを
強調表示すればよいが、色や点滅の度合を変更して5段
階表示の適合するセルを強調表示してもよい。たとえ
ば、点滅/点灯を制御する場合は「適正」は点灯表示と
し、「やや暗」、「やや明」は周期の長い(遅い)点
滅、「暗」および「明」は周期の短かい(速い)点滅と
したり、色を制御する場合であれば、「適正」は緑色
で、「やや暗」、「やや明」はオレンジ色で、「暗」お
よび「明」は赤色で表示することが考えられる。もちろ
ん、点滅と色を組合せてもよい。このような表示制御
(のみ)により過去の撮影画像データの評価結果を示す
方法は、被検者に影響を与えないで済む利点がある。
【0043】図2右側のユーザーインターフェースウィ
ンドウの下半分は、撮影画像データの評価に用いる過去
の撮影画像データの抽出を制御するためのものであり、
符号60の「DATA」モード表示状態、または図2左
下の「AREA]モード表示状態とすることができる。
すなわち、ボタン61を押下すると「DATA」モード
表示状態60となり、ボタン62を押下すると「ARE
A」モード表示状態70となる。
【0044】「DATA」モード表示状態60において
は、ボタン(同時選択可能なチェックボタン)およびテ
キスト入力フィールドから成る入力部63、および64
により、撮影画像データの評価に用いる画像データの抽
出条件を設定することができる。
【0045】入力部63は過去何枚の画像を評価に用い
るかを設定するために用いられる。また、入力部64は
さらに被検者の年齢、被検者の性別、撮影日時の範囲、
撮影方法(たとえばC:カラー撮影、F:蛍光撮影、
I:赤外蛍光撮影などの別)、撮影に用いた画角(変倍
レンズ14により選択される)などの条件を設定するこ
とができ、入力部63の枚数条件に論理積的に組合せら
れ、さらに評価に用いる画像データを絞り込むことがで
きる。このうち、撮影方法および撮影に用いた画角の条
件は重要であるから、入力部64のチェックボタンが選
択されていない場合は、現在選択されている眼底カメラ
部100の撮影モードおよび撮影画角の条件に適合する
ものを自動的に抽出するようにしてもよい。
【0046】一方、「AREA」モード表示状態70
(図2左下)においては、過去の画像のどの部位(領
域)を明るさの評価に用いるかを指定するためのGUI
となっている。「AREA」モード表示状態70におい
ては、眼底撮影範囲を模した円形の入力領域71が画成
され、この中で符号75、76のように明るさの評価を
所望する評価部位(評価領域)をマウス47により指定
することができる。評価部位(評価領域)は図示のよう
な矩形、あるいは円形(または楕円形)をマウス47で
入力することにより指定する。
【0047】この評価部位(評価領域)の指定が行なわ
れていない場合は、(入力部64の指定により)抽出し
た過去の画像データについてそれぞれ所定の方法で代表
値を求め、さらに抽出した過去の(複数の)画像データ
について所定の統計演算(算術平均、加重平均など)を
行ない、抽出した過去の画像データ全体の代表値を求め
る。
【0048】一方、評価部位(評価領域)の指定が行な
われた場合は、(入力部64の指定により)抽出した過
去の画像データで指定された評価部位の輝度の代表値を
抽出し、さらにこれらの平均を取るなどの統計演算を行
なうことにより当該画像の輝度(明るさ)の代表値を求
めることができる。そしてさらに抽出した過去の画像デ
ータの明るさの各代表値について所定の統計演算を行な
い、抽出した過去の画像データ全体の代表値を求める。
【0049】所望の評価部位はマウス47で複数入力す
ることができ、複数の評価部位を入力した場合は、抽出
した過去の各画像データで指定された評価部位の輝度の
代表値に対して所定の統計演算を行なうことにより当該
画像の輝度(明るさ)の代表値を求めることができる。
【0050】なお、評価部位指定75は既に指定され有
効となった部位を、また、評価部位指定76は、現在マ
ウス47により指定中の部位を示している。評価部位指
定76は、マウス47によりボタン72(ENTER)
を操作することにより有効とすることができる。また、
指定済みの個々の評価部位76は、ボタン73(CLE
ARを示すC)により個々に解除でき、また、ボタン7
4(ALL CLEARを示すAC)を操作することに
より指定済みの全ての評価部位76を取り消すことがで
きる。さらに、本実施形態では(評価部位76の指定を
解除してしまうのではなく)評価部位76の指定を一時
的に無効化して範囲指定のみは記憶しておくための一時
解除ボタン75を設けてある。
【0051】このように、画像の明るさの評価に用いる
評価部位76を任意に指定できるようにしておけば、検
者は黄斑部近傍であるとか、鼻梁側の周辺部であるとか
輝度制御に重要と判断した領域を自由に選択することが
でき、これに基づき高精度な露光制御を行なうことがで
きる。
【0052】上記のように、明るさの評価に用いる過去
の眼底画像の抽出条件、および明るさの評価に用いる評
価部位(評価領域)の指定を行なうと、画像の抽出条
件、および評価部位(評価領域)の指定に基いて過去の
眼底画像の明るさの評価がPC本体41で実行するアプ
リケーションプログラムにより行なわれ、ボタン54で
選択されたモードに応じて警告、または自動露光制御を
行なう。
【0053】警告モード(「LAMP」または「VOI
CE」モード)では、グラフ表示55(またはスピーカ
46)を用いて過去の眼底画像の明るさが適正であれば
適正表示を行ない、過去の眼底画像が暗すぎたり明るす
ぎたりした場合はグラフ表示55(またはスピーカ4
6)を用いて警告表示(警告出力)を行なう。検者はこ
の警告表示に応じて、調整つまみ34によりストロボ2
3の光量を調節することにより(あるいはさらに調整つ
まみ33によりランプ21の光量を調節することによ
り)、適正光量を得ることができ、また、適正表示によ
り抽出した過去の画像の露光状態が適正であることを確
認することができる。
【0054】警告表示に関しては、眼底カメラ部100
に設けた警告ランプ36の方が操作中の検者に近いの
で、モニタ43のみで警告表示を行なうよりも視認性が
高い。図1では、警告ランプ36として表示素子を1つ
のみ示しているが、もちろん、複数のLEDを配置する
ことなどにより図2のグラフ表示55と同様の表示手段
を構成することができ、その場合、よりきめ細かい警告
表示を眼底カメラ部100側で行なうことができる。
【0055】過去の眼底画像の評価は、上述のようにし
て求めた過去の眼底画像の明るさ(輝度)の代表値と、
ROMなどに格納した固定のしきい値と比較するか、あ
るいは所定のユーザーインターフェースによりユーザが
設定した所望のしきい値と比較することなどにより行な
えばよい。
【0056】また、自動露光モード(「AUTO」モー
ド)においては、抽出した過去の撮影画像の明るさの評
価結果、およびその評価に用いた過去の撮影画像の撮影
条件データ(露光量、画角データなど)を用いて適正露
光量を決定する。露光量、画角データなどの撮影条件パ
ラメータと、実際に撮影される画像の輝度の関連はある
程度あらかじめ見積ることができるため、この関連性を
PC本体41で実行するアプリケーションプログラムの
定数データを構成するテーブルデータなどとして格納し
ておけば、今回の撮影のための適正露光量を決定するこ
とができる。実際の露光制御はストロボ23の発光量を
制御することにより行なう。撮影時の露光量は、ストロ
ボ23の発光量が支配的であるため、ストロボ23の光
量のみを調整するだけでも充分であるが、より厳密な露
光量制御を行なう場合には、同時点灯している観察用の
ランプ21の光量も制御してもよい。
【0057】本実施形態は、眼底カメラ部100の光学
系に測光手段ハードウェアを設ける必要がなく、汎用的
な眼底カメラハードウェアを流用し、ファイリング装置
200を外付けするだけで露光制御(評価/警告/自動
露光)を行なうことができる、という優れた効果があ
る。
【0058】図3、図4により説明した眼底画像の明る
さ(輝度)の代表値の算出、過去の眼底画像の明るさ
(輝度)の評価、図2のGUI画面の警告表示および適
正表示の制御、「AUTO」モードにおける自動露光制
御などは全てPC本体41の制御プログラムとして実装
することができ、フレキシブルディスクやMO、CD−
ROMなどの媒体を介してPC本体41に供給すること
ができる。
【0059】なお、上記実施形態では、便宜上眼底カメ
ラ部100とファイリング装置200に分けて説明した
が、これらが一体型の眼底撮影装置として構成されてい
る場合でも、本発明を実施できるのはいうまでもない。
【0060】また、撮影媒体がCCDに主としてフィル
ムを用いる、より一般的な構造の眼底カメラを含む撮影
システムには図5のような構成を用いることができる。
【0061】図5の眼底撮影装置において、図1と異な
るのは、CCD19のかわりに撮影媒体としてフィルム
19bを用いていること、接眼部(接眼レンズ17の前
方)に着脱自在のCCDカメラ19aを外付けしてある
点である。その他の基本構成は図1とほぼ同様であるの
で、ここでは詳細な説明は省略する。
【0062】CCDカメラ19aを図5のような位置に
装着する構造については、公知であるのでここでは詳細
な構造は省略する(CCDカメラ19aの装着位置は、
光学系中の他の位置であってもかまわない)が、この部
分の光学系の基本機能はミラー15方向からの光路をミ
ラー19cにより接眼レンズ17またはCCDカメラ1
9aのいずれかの方向に導くものである。
【0063】ファイリング装置200を構成するPC本
体41およびその周辺の構成は全て図1とほぼ同様であ
るが、CCDカメラ19aの出力はビデオキャプチャイ
ンターフェース45に入力される。ビデオキャプチャタ
イミングは、図1同様にビデオキャプチャインターフェ
ース45に配線されたシャッタボタン32により決定さ
れ、CCDカメラ19aにより撮影された画像はPC本
体41の制御によりHDD42にファイリングすること
ができる。
【0064】図5のような構成においても、前述同様に
汎用的な眼底カメラハードウェアを流用し、ファイリン
グ装置200の処理により、露光制御(評価/警告/自
動露光)を行なうことができる。
【0065】なお、図5に示したような眼底カメラ部1
00では、警告ランプ36が設けられていないか、ま
た、警告ランプ36があっても本発明の用途のために警
告ランプ36に対する配線や警告制御を行なえない場合
が多いが、ファイリング装置200のモニタ43(ある
いはPC本体41のブザーなどその他の出力手段)のみ
で画像の明るさに関して警告を行なうだけでも、充分目
的は達成することができる。もちろん、警告ランプ36
に対する配線や警告制御を行なえるのであれば、警告ラ
ンプ36に前述同様の警告動作を行なわせることができ
るのはいうまでもない。
【0066】このことはストロボ23/ランプ21の配
線/光量制御についても同様であり、もしこれらの光源
に対する配線が可能であれば、前述同様の自動露光制御
が可能であるが、もしストロボ23/ランプ21の配線
/光量制御が不可能であれば、画像の明るさに関して警
告を行ない、実際の光量制御はユーザが調整つまみ3
3、34を用いて手動制御により行なうことになる。
【0067】要するに、本発明の要旨はファイリング装
置に記憶された過去の眼底画像データの画像の明るさを
評価し、その評価結果を続く撮影の(自動/手動)露光
制御に反映させる点にあり、眼底カメラ部100とファ
イリング装置200、あるいはさらに眼底画像データを
取得するためのCCDカメラ部がどの程度一体であるか
あるいはどの程度別体であるかといった態様とは無関係
である。
【0068】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、被検眼の眼底画像データを撮影する眼底カメ
ラ部と、前記眼底カメラ部により撮影された眼底画像デ
ータを記憶するファイリング装置を含む眼底撮影装置に
おいて、前記ファイリング装置に記憶された眼底画像デ
ータの画像の明るさを評価する評価手段と、前記評価手
段の評価結果を出力する出力手段を有する構成を採用し
ているので、眼底カメラ部の光学系に測光手段ハードウ
ェアを設ける必要がなく、簡単安価な構成により露光制
御(評価/警告/自動露光)を行なうことができる、と
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した眼底撮影装置の構成を示した
説明図である。
【図2】図1の装置におけるユーザーインターフェース
画面の例を示した説明図である。
【図3】図1の装置により撮影される眼底画像例を示し
た説明図である。
【図4】眼底画像の明るさの代表値の算出方法を示した
説明図である。
【図5】本発明を採用した眼底撮影装置の異なる構成を
示した説明図である。
【符号の説明】
10 対物レンズ 11 前眼部観察用レンズ 12 穴あき全反射ミラー 13 フォーカスレンズ 14 変倍レンズ 15 ミラー 16 プリズム 17 接眼レンズ 19 CCD 21 ランプ 22 コンデンサーレンズ 23 ストロボ 25 ミラー 26 リングスリット 27 リレーレンズ 30 本体部 31 架台 32 シャッタボタン 33、34 調整つまみ 35 ジョイスティック 36 警告ランプ 41 PC本体 42 HDD 43 モニタ 44 キーボード 45 ビデオキャプチャインターフェース 46 スピーカ 47 マウス 51、53 表示領域 54、61、62、72〜75 ボタン 55 グラフ表示 60 「DATA」モード表示状態 63、64 入力部 70 「AREA」モード表示状態 71 入力領域 75 一時解除ボタン 81 マスク部分 82 眼底画像 83 画素 100 眼底カメラ部 200 ファイリング装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼の眼底画像データを撮影する眼底
    カメラ部と、前記眼底カメラ部により撮影された眼底画
    像データを記憶するファイリング装置を含む眼底撮影装
    置において、 前記ファイリング装置に記憶された眼底画像データの画
    像の明るさを評価する評価手段と、 前記評価手段の評価結果を出力する出力手段を有するこ
    とを特徴とする眼底撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記評価手段は、前記ファイリング装置
    に記憶された眼底画像データの画像の明るさに対応する
    代表値と、所定のしきい値とを比較することにより当該
    眼底画像データの画像の明るさを評価することを特徴と
    する請求項1に記載の眼底撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段による評価結果に応じて前
    記ファイリング装置に記憶された眼底画像データの画像
    の明るさが適正でない場合に眼底カメラ部または前記フ
    ァイリング装置の警告出力手段により警告出力を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記警告出力が音声情報または可視情報
    の出力により行なわれることを特徴とする請求項3に記
    載の眼底撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記評価手段による評価結果、および評
    価に用いた眼底画像データの撮影条件データに基づき前
    記眼底カメラ部の撮影時の眼底照射光量を調節する自動
    露光制御を行なう自動露光手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の眼底撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記警告出力を行なうか、前記自動露光
    制御を行なうかを設定する、あるいはさらに前記警告出
    力の態様を設定するユーザ設定手段を有することを特徴
    とする請求項3または請求項5に記載の眼底撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記ファイリング装置に記憶された眼底
    画像データから1つまたは複数の眼底画像データを抽出
    して前記評価手段により評価することを特徴とする請求
    項1に記載の眼底撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記ファイリング装置に記憶された眼底
    画像データから眼底画像データを抽出するための条件を
    設定するユーザ設定手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の眼底撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記評価手段は、前記ファイリング装置
    に記憶された眼底画像データから抽出した1つまたは複
    数の眼底画像データに対する所定の統計演算により、抽
    出した1つまたは複数の眼底画像データの画像の明るさ
    に対応する代表値を求めることにより抽出した1つまた
    は複数の眼底画像データの明るさを評価することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の眼底撮影装置。
  10. 【請求項10】 1つの眼底画像データ中で、前記評価
    手段により評価すべき眼底画像データの評価領域を1つ
    または複数選択するユーザ設定手段を有し、選択された
    1つまたは複数の評価領域に対する所定の統計演算によ
    り当該眼底画像データの画像の明るさに対応する代表値
    を求めることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の眼底撮影装置。
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