JP2003093323A - カバー式内視鏡 - Google Patents

カバー式内視鏡

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JP2003093323A
JP2003093323A JP2001288824A JP2001288824A JP2003093323A JP 2003093323 A JP2003093323 A JP 2003093323A JP 2001288824 A JP2001288824 A JP 2001288824A JP 2001288824 A JP2001288824 A JP 2001288824A JP 2003093323 A JP2003093323 A JP 2003093323A
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Fumihide Wako
史英 輪湖
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/00078Insertion part of the endoscope body with stiffening means

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内視鏡カバーの基端から先端に向けて棒材が挿
入可能な挿入路を形成することにより、内視鏡カバーの
装着性、操作性を向上させることができる取り扱いの楽
なカバー式内視鏡を提供する。 【解決手段】カバー式内視鏡10は、内視鏡カバー用内
視鏡12と内視鏡カバー14とで構成されている。内視
鏡カバー用内視鏡12の挿入部18を被覆する挿入部カ
バー30には、挿入部18が挿入される内視鏡本体挿入
路38の他に棒状の調整部材44が挿入される調整部材
挿入路46が形成されている。内視鏡カバー14の装着
時、この調整部材調整路46に調整部材を挿入すること
により、挿入部カバー30のカバーの皺や弛みを取り除
くことができ、スムーズに挿入部18を挿入することが
できる。また、術中は術者の好みの硬さの調整部材44
を挿入することにより、挿入部18の硬さを自由に調整
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカバー式内視鏡に係
り、特に挿入部が内視鏡カバーで被覆されたカバー式内
視鏡であって着脱時毎の毎回の繁雑な作業を解消するこ
とを目的としたものである。
【0002】
【従来の技術】医療分野で使用される内視鏡は、感染症
等を防止するために、使用後は洗浄・消毒・滅菌処理が
施される。しかし、内視鏡は熱や薬剤に対する耐性、複
雑な外観形状、細長いチャンネルなどを有するため、内
視鏡を完全に洗浄・消毒・滅菌するには大変な手間がか
かるという問題があった。
【0003】この従来からの内視鏡の洗浄・消毒・滅菌
の手間を減らすため、内視鏡挿入部にカバーを装着した
後に内視鏡検査を実施し、検査後カバーを廃棄するタイ
プの内視鏡が提案されている。これには、一般的な内視
鏡の挿入部を挿入するカバーや、カバーに送気・送水チ
ャンネルや吸引チャンネルを持ち専用の内視鏡カバー用
内視鏡を挿入する内視鏡カバーなどがある。
【0004】従来、このカバー式内視鏡は、特開平7−
289499号公報等に開示されているように、チュー
ブ状に形成されたカバーに挿入部を挿入することにより
カバーを装着していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カバー式内視鏡は、使用のたび毎に内視鏡カバー用内視
鏡に内視鏡カバーの着脱をしなければならず、しかも、
内視鏡カバーは、内視鏡カバー用内視鏡の挿入部に密着
して装着されるものであるため、内視鏡カバー用内視鏡
の挿入部に装着する際、摩擦力により内視鏡カバー用内
視鏡の挿入部をスムーズに挿入できないという問題があ
った。そのため、着脱のたび毎に毎回内視鏡カバー内に
空気を送り込み、内視鏡カバーを膨張させて内視鏡カバ
ー用内視鏡の挿入部を挿入する方法(特開平3−370
30号公報)や、内視鏡カバーの周囲を負圧にすること
により、内視鏡カバーを膨張させて内視鏡カバー用内視
鏡の挿入部を挿入するといった専用の着脱装置を必要と
するものが多く、取り扱いが面倒であるという欠点があ
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、内視鏡カバーの装着性、操作性を向上さ
せることができる取り扱いの楽なカバー式内視鏡を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、挿入部が内視鏡カバーで被覆されたカバー
式内視鏡において、前記内視鏡カバーには基端から先端
に向けて棒材が挿入可能な挿入路が形成されていること
を特徴とするカバー式内視鏡を提供する。
【0008】本発明によれば、例えば内視鏡カバー装着
時に内視鏡カバーに形成された挿入路に硬質の棒材を挿
入することにより、内視鏡カバーの皺や弛み、撓みを取
り除くことができ、スムーズに挿入部を挿入することが
できる。また、術中は、術者の好みの硬さの棒材を挿入
することにより、カバー式内視鏡の挿入部の硬さを自由
に調整できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るカバー式内視鏡の好ましい実施の形態について詳説
する。
【0010】図1は、カバー式内視鏡の全体図である。
同図に示すように、カバー式内視鏡10は、内視鏡カバ
ー用内視鏡12と内視鏡カバー14とで構成されてい
る。
【0011】内視鏡カバー用内視鏡12は、術者が把持
して操作する手元操作部16を備えており、この手元操
作部16に体腔内に挿入される挿入部18と、図示しな
い照明装置等に接続されるユニバーサルケーブル20が
連接されている。
【0012】挿入部18は、軟性部18A、アングル部
18B、先端硬質部18Cで構成されており、大半が軟
性部18Aで構成されている。そして、この軟性部18
Aの先端にアングル部18Bが連接されており、さらに
そのアングル部18Bの先端に先端硬質部18Cが連設
されている。
【0013】アングル部18Bは、先端硬質部18Cを
所望の方向に向けるためのものであり、そのアングル操
作は手元操作部16に設けられた図示しないアングルノ
ブを回動操作することによって行われる。
【0014】先端硬質部18Cには、図2に示すよう
に、先端面に観察窓22と一対の照明窓24、24が配
置されている。観察窓22の内側には、図示しないCC
Dが配置されており、このCCDによって体腔内の像が
撮像される。また、一対の照明窓24、24には、それ
ぞれ図示しないライトガイドが接続されており、このラ
イトガイドによって伝送された照明光が照明窓24、2
4から照射される。
【0015】ユニバーサルケーブル20には、先端硬質
部18Cの照明窓24、24に照明光を伝送するための
ライトガイド、CCDからの電気信号を伝送するための
信号ケーブル等が挿通されている。ライトガイドは、図
示しない光源装置に接続され、この光源装置からの照明
光を先端硬質部18Cの照明窓24、24に伝送する。
信号ケーブルは図示しないプロセッサに接続され、この
プロセッサにCCDからの電気信号を伝送する。プロセ
ッサは入力された電気信号を映像信号に処理し、図示し
ないモニタに出力する。これにより、CCDに撮像され
た体腔内の像がモニタ上に拡大表示される。
【0016】内視鏡カバー14は、図1に示すように、
内視鏡カバー用内視鏡12の挿入部18を被覆する挿入
部カバー30と、内視鏡カバー用内視鏡12の手元操作
部16を被覆する手元操作部カバー32とで構成されて
おり、全体がウレタン等の柔軟性を有するゴム材によっ
て一体的に形成されている。
【0017】挿入部カバー30は、全体がチューブ状に
形成されており、その基端部分に手元操作部16に接合
するための接合部36が一体的に形成されている。
【0018】図2は、挿入部カバー30の正面断面図で
あり、同図に示すように、挿入部カバー30には、内視
鏡カバー用内視鏡12の挿入部18が挿入される内視鏡
カバー用内視鏡挿入路38、鉗子やスネア等の処置具が
挿入される吸引管路40、送気、送水を行うための送気
・送水管路42、及び、調整部材44を挿入するための
調整部材挿入路46が形成されている。
【0019】内視鏡カバー用内視鏡挿入路38は、断面
円形状に形成されており、挿入部カバー30の基端部か
ら先端部に向けて貫通して形成されている。この内視鏡
カバー用内視鏡挿入路38の先端部には、図1に示すよ
うに、透明なカバーガラス48が気密的に取り付けられ
ており、このカバーガラス48を介して体腔内が観察さ
れる。また、この内視鏡カバー用内視鏡挿入路38の基
端部38Aは、手元操作部16の先端部分の形状に合致
して形成されており、装着時は、この基端部38Aに手
元操作部16の先端部分が嵌合される。
【0020】吸引管路40は、断面円形状に形成されて
おり、挿入部カバー30の基端部から先端部に向けて貫
通して形成されている。この内視鏡カバー用内視鏡挿入
路38の基端部は、接合部36に形成された鉗子口50
に連通されており、この鉗子口50を介して鉗子やスネ
ア等の処置具が挿入される。
【0021】送気・送水管路42は、断面円形状に形成
されており、挿入部カバー30の基端部から先端部に向
けて貫通して形成されている。この送気・送水管路42
の基端部は、接合部36に形成された送気・送水口52
に連通され、先端部は挿入部カバー30の先端面に形成
された送気・送水ノズル54に連通されている。
【0022】調整部材挿入路46は、挿入部カバー30
の外周形状に沿って断面円弧状に形成されており、挿入
部カバー30の基端部から先端部に向けて形成されてい
る(先端部は閉塞)。この調整部材挿入路46は、接合
部36に形成された調整部材挿入口56に連通されてお
り、調整部材44は、この調整部材挿入口56を介して
調整部材挿入路46に挿入される。
【0023】ここで、この調整部材44は、調整部材挿
入路46の断面形状に沿って円弧状に形成されており、
調整部材挿入路46より若干長めの棒状に形成されてい
る。そして、この調整部材44は異なる硬さのものが複
数本用意されている。
【0024】手元操作部カバー32は、図1に示すよう
に、柔軟性を有するシート材によって袋状に形成されて
おり、その一端が挿入部カバー30の接合部36に一体
的に結合されている。この手元操作部カバー32の他端
開口部58はユニバーサルケーブル20の中途まで延設
されており、手元操作部全体を覆うことができるように
されている。
【0025】前記のごとく構成された本実施の形態のカ
バー式内視鏡10の作用は次のとおりである。
【0026】カバー式内視鏡10は、内視鏡カバー用内
視鏡12に内視鏡カバー14を装着した状態で使用す
る。この内視鏡カバー14の装着は次のように行われ
る。
【0027】まず、内視鏡カバー14の挿入部カバー3
0に形成された調整部材挿入路46内に調整部材44を
挿入する。調整部材44は、内視鏡カバー14の接合部
36に形成された調整部材挿入口56から挿入する。
【0028】調整部材44が挿入されると、図3(a)
に示すように、挿入部カバー30は調整部材44に倣っ
て真っ直ぐに伸ばされる。これにより、挿入部カバー3
0に生じた皺や弛み、撓みが取り除かれる。この状態で
内視鏡カバー用内視鏡挿入路38に内視鏡カバー用内視
鏡12の挿入部18を挿入する。
【0029】この際、挿入部18は手元操作部カバー3
2に形成された開口部58から挿入し、手元操作部16
の先端部分が内視鏡カバー用内視鏡挿入路38の基端部
38Aに嵌合するまで挿入する。これにより、図3
(b)に示すように、内視鏡カバー用内視鏡挿入路38
の先端部まで挿入部18が挿入される。
【0030】ここで、前記のごとく挿入部カバー30
は、調整部材46によって真っ直ぐに伸ばされ、皺や弛
み、撓みが取り除かれているため、挿入部18はスムー
ズに内視鏡カバー用内視鏡挿入路38に挿入することが
できる。これにより、挿入部カバー30を挿入部18に
装着できる。
【0031】この後、手元操作部16を手元操作部カバ
ー32で覆い、内視鏡カバー14の装着が完了する。
【0032】内視鏡カバー14の装着後、図3(c)に
示すように、調整部材44は必要に応じて抜き取る。す
なわち、調整部材44は、ある程度の硬さを有している
ため、挿入したままにしておくと、内視鏡カバー用内視
鏡12の柔軟な動作を阻害するおそれがあるので、内視
鏡カバー14の装着後は必要に応じて抜き取る。ただ
し、術者がある程度の硬さをもって内視鏡カバー用内視
鏡12を操作したい場合は、調整部材44を抜き取らず
に残しておく。
【0033】また、調整部材44は、異なる硬さのもの
が複数本用意されているので、術者は、必要に応じて好
みの硬さの調整部材44に差し替える。これにより、操
作性が向上する。
【0034】また、調整部材44は抜き差し可能であ
り、術中も自由に抜き差しすることができる。したがっ
て、術中に急遽挿入部18の硬さを変えたいような場合
は、図3(c)に示すように、調整部材44を抜き取
る。これにより、操作性がより向上する。
【0035】このように、本実施の形態のカバー式内視
鏡10によれば、挿入部カバー30に形成した調整部材
挿入路46に調整部材44を挿入することにより、カバ
ー装着時にはカバーの皺等を取り除くことができ、ま
た、操作時には挿入部18の動きを術者の好みの硬さに
変更できる。これにより、装着性、操作性が飛躍的に向
上する。
【0036】なお、上述した実施の形態では、調整部材
44の硬さを変えることにより、あるいは調整部材44
の抜き差しにより、内視鏡カバー用内視鏡12の挿入部
18の硬さを調整するようにしているが、調整部材44
の部分的な形状を変えることにより、特定の部位のみの
硬さ調整も行うことができる。たとえば、挿入部18の
アングル部18Bに該当する部分の厚さを変えることに
より、アングル部18Bのみの硬さを変えることができ
る。また、アングル部18Bに該当する部分の幅を変え
ることにより、アングル部18Bのみの硬さを変えるこ
とができる。このような加工は容易に行うことができ、
このように部分的形状が異なる調整部材44も複数本揃
えておくことにより、より操作性が向上する。
【0037】また、本実施の形態では、調整部材44及
び調整部材挿入路46を断面円弧状としたが、これに限
定されるものではなく、たとえば断面円形状や断面三角
形状等の種々の断面形状のものを使用することができ
る。
【0038】図4は、本発明に係るカバー式内視鏡の第
2の実施の形態の要部の構成を示す正面断面図である。
なお、上述した実施の形態のカバー式内視鏡10と同じ
構成部材には同じ符号が付されている。
【0039】同図に示すように、第2の実施の形態のカ
バー式内視鏡60は、挿入部カバー30に3本の調整部
材挿入路62a、62b、62cが形成されている。各
調整部材挿入路62a、62b、62cは断面円形状に
形成されており、それぞれ接合部に形成された図示しな
い調整部材挿入口に連通されている(先端部は閉
塞。)。
【0040】また、同図に示すように、挿入部カバー3
0は左右対称に形成されている。すなわち、中心Oから
やや上よりにシフトした位置に内視鏡カバー用内視鏡挿
入路38が配置され、その内視鏡カバー用内視鏡挿入路
38の下側位置に吸引管路40と送気・送水管路42と
が中心線を挟んで左右対称に配置されている。そして、
その内視鏡カバー用内視鏡挿入路38の下側位置と左右
位置に調整部材挿入路62a、62b、62cが左右対
称になるように配置されている。
【0041】このように形成された調整部材挿入路62
a、62b、62cに丸棒状に形成された調整部材64
a、64b、64cが挿入される。
【0042】以上のように構成された第2の実施の形態
のカバー式内視鏡60によれば、挿入部カバー30に3
本形成された調整部材挿入路62a、62b、62cを
選択的に利用することにより、挿入部18の硬さ調整の
自由度が増し、操作性がより向上する。すなわち、挿入
する硬さ調整部材64a、64b、64cの本数を変え
ることにより容易に硬さ調整を行うことができ、また、
たとえば術中に急遽特定方向の硬さを変えたくなったよ
うな場合には、その方向の調整部材を抜き取ることによ
り、迅速に硬さを変更することができる。
【0043】なお、調整部材挿入路62a、62b、6
2cの数や形状、レイアウトなどは、内視鏡カバーの断
面積等に応じて適宜変更することが好ましい。
【0044】また、調整部材64a、64b、64c
は、上述した実施の形態のように必要に応じて異なる硬
さのものを複数本用意しておくことが好ましい。
【0045】また、上述した実施の形態と同様に調整部
材64a、64b、64cは、特定の部位の形状を変え
ることにより(太さの変更等)、特定の部位の硬さのみ
を変えることができる。
【0046】図5、図6は、本発明に係るカバー式内視
鏡の第3の実施の形態の要部の構成を示す正面断面図と
側面断面図である。なお、上述した実施の形態のカバー
式内視鏡10と同じ構成部材には同じ符号が付されてい
る。
【0047】同図に示すように、第3の実施の形態のカ
バー式内視鏡70は、挿入部カバー30に調整部材挿入
路72が螺旋状に形成されている。この調整部材挿入路
72は断面円形状に形成されており、接合部に形成され
た図示しない調整部材挿入口に連通されている(先端部
は閉塞。)。調整部材74も同様に螺旋状に形成されて
おり、調整部材挿入口から回転させながら挿入する。
【0048】以上のように構成された第3の実施の形態
のカバー式内視鏡70によれば、挿入部カバー30の中
心軸回りに調整部材挿入路72が螺旋状に形成されてお
り、この螺旋状に形成された調整部材挿入路72に同じ
く螺旋状に形成された調整部材74が挿入されるため、
挿入部カバー30の皺や弛みを確実に取り除くことがで
きる。これにより、よりスムーズに内視鏡カバー用内視
鏡12の挿入部18を挿入することができる。
【0049】また、調整部材挿入路72及び調整部材7
4が螺旋状に形成されているため、異なる硬さのものを
複数本用意しておくことにより、挿入部18の柔軟性を
確保しつつ所望の硬さに容易に変更することができる。
【0050】なお、本実施の形態のカバー式内視鏡70
においても調整部材74の特定の部位の形状を変えるこ
とにより(太さの変更等)、特定の部位の硬さのみを変
えることができる。これにより、操作性がより向上す
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
たとえば内視鏡カバー装着時に内視鏡カバーに形成され
た挿入路に硬質の棒材を挿入することにより、内視鏡カ
バーの皺や弛み、撓みを取り除くことができ、スムーズ
に挿入部を挿入することができる。また、術中は、術者
の好みの硬さの棒材を挿入することにより、挿入部の硬
さを自由に調整できる。これにより、装着性、操作性が
飛躍的に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバー式内視鏡の全体図
【図2】挿入部カバーの正面断面図
【図3】カバー式内視鏡の使用方法の説明図
【図4】カバー式内視鏡の第2の実施の形態の要部の構
成を示す正面断面図
【図5】カバー式内視鏡の第3の実施の形態の要部の構
成を示す正面断面図
【図6】カバー式内視鏡の第3の実施の形態の要部の構
成を示す側面断面図
【符号の説明】
10…カバー式内視鏡、12…内視鏡カバー用内視鏡、
14…内視鏡カバー、16…手元操作部、18…挿入
部、18A…軟性部、18B…アングル部、18C…先
端硬質部、20…ユニバーサルケーブル、22…観察
窓、24…照明窓、30…挿入部カバー、32…手元操
作部カバー、36…接合部、38…内視鏡カバー用内視
鏡挿入路、40…吸引管路、42…送気・送水管路、4
4…調整部材、46…調整部材挿入路、48…カバーガ
ラス、50…鉗子口、52…送気・送水口、54…送気
・送水ノズル、56…調整部材挿入口、58…開口部、
60…カバー式内視鏡、62a、62b、62c…調整
部材挿入路、64a、64b、64c…調整部材、70
…カバー式内視鏡、72…調整部材挿入路、74…調整
部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部が内視鏡カバーで被覆されたカバ
    ー式内視鏡において、前記内視鏡カバーには基端から先
    端に向けて棒材が挿入可能な挿入路が形成されているこ
    とを特徴とするカバー式内視鏡。
  2. 【請求項2】 前記挿入路が螺旋状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のカバー式内視鏡。
  3. 【請求項3】 前記挿入路が断面円弧状に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のカバー式内視鏡。
  4. 【請求項4】 前記挿入路が複数個所に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー式内視鏡。
  5. 【請求項5】 硬さの異なる棒材が複数本揃えられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のカバー式内視鏡。
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