JP2003093186A - 多目的チェア - Google Patents

多目的チェア

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JP2003093186A
JP2003093186A JP2001287738A JP2001287738A JP2003093186A JP 2003093186 A JP2003093186 A JP 2003093186A JP 2001287738 A JP2001287738 A JP 2001287738A JP 2001287738 A JP2001287738 A JP 2001287738A JP 2003093186 A JP2003093186 A JP 2003093186A
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seat
mounting
backrest
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Hirochika Takei
泰親 武井
Hironori Shinofuji
博憲 篠藤
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TS Tech Co Ltd
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Paramount Bed Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作性の向上、コスト削減。 【構成】 回動自在の背凭フレーム9と座席フレーム1
6と該座席フレーム16の前側に回動自在に設けた足掛
部フレーム22を有するものにおいて、前記背凭フレー
ム9はリクライニング用モータ11により起立状態から
頭部側が低くなる展身状態へ回動自在に設けるととも
に、手動展身モード操作レバー50により手動操作によ
っても展身状態へ回動するように構成した多目的チェ
ア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多目的チェアに係るも
のである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開2000−342376号
公報には、回動自在の背凭フレームと座席フレームと該
座席フレームの前側に回動自在に設けた足掛部フレーム
を有するものにおいて、前記背凭フレームはリクライニ
ング用モータにより起立状態から頭部側が低くなる展身
状態へ回動自在に設けた構成に付いて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、手動操
作により頭部側が低くなる展身状態への変位に付いて提
案されていない。本願は、手動操作により頭部側が低く
なる展身状態への変位を可能にすることによって、操作
性を向上させたものである。また、手動展身モード操作
レバー50の取付構成も工夫して、部品点数を減らし、
コストを低くしたものである。
【0004】
【発明の目的】操作性の向上、コスト削減。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動自在の背
凭フレーム9と座席フレーム16と該座席フレーム16
の前側に回動自在に設けた足掛部フレーム22を有する
ものにおいて、前記背凭フレーム9はリクライニング用
モータ11により起立状態から頭部側が低くなる展身状
態へ回動自在に設けるとともに、手動展身モード操作レ
バー50により手動操作によっても展身状態へ回動する
ように構成した多目的チェアとしたものである。本発明
は、回動自在の背凭フレーム9と座席フレーム16と該
座席フレーム16の前側に回動自在に設けた足掛部フレ
ーム22を有するものにおいて、前記背凭フレーム9は
リクライニング用モータ11により起立状態から頭部側
が低くなる展身状態へ回動自在に設けるとともに、手動
展身モード操作レバー50により手動操作によっても展
身状態へ回動するように構成し、前記手動展身モード操
作レバー50は合成樹脂または金属板により形成した取
付用カバーブラケット52に取付軸53により回動自在
に取付け、前記取付用カバーブラケット52は、表皮部
材62により被覆したクッション材61の嵌合孔63内
に嵌合させ、前記嵌合孔63内に露出する前記背凭フレ
ーム9に固定の固定ブラケット59に取付け固定した多
目的チェアとしたものである。本発明は、前記取付用カ
バーブラケット52は、一対の取付板部54と、該取付
板部54の一方側を連結するように設けた連結板部55
と、取付板部54の他方側に設けたフランジ部56とを
有して構成し、前記取付板部54および連結板部55を
前記嵌合孔63内に嵌合させると共に、前記フランジ部
56は背凭シートの側面外周を被覆する表皮部材62の
表面に当接させた多目的チェアとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明すると、1
は人工透析患者あるいは歯科受診患者が治療を受けると
きに使用する治療用チェア、あるいは、寛いで着座する
リラックスチェア等の多目的チェアフレーム本体、2は
多目的チェアフレーム本体1の一部を構成する支持下部
フレームであり、支持下部フレーム2は前後転輪4を夫
々設けて床上に載置する。支持下部フレーム2には任意
のリフタ機構5を介して上部支持フレーム6を設ける。
上部支持フレーム6は左右一対の前後方向の前後杆7を
有し、前後杆7は前記リフタ機構5を介して支持下部フ
レーム2に対して上下するように設ける。前後杆7の後
部には後側ブラケット8を固定し、後側ブラケット8の
上部には背凭フレーム9の下部を横軸10により回動自
在に取付ける。背凭フレーム9の後面(裏面)側の左右
中央位置にはリクライニング用モータ11を回動自在に
取付け、リクライニング用モータ11には該リクライニ
ング用モータ11の回転により伸縮するリクライニング
用ロッド12を設け、リクライニング用ロッド12は下
方に突出させて取付杆13の先端に軸14により軸着
し、取付杆13の基部は前記横軸10より下方の後側ブ
ラケット8または上部支持フレーム6側に固定する。
【0007】したがって、前記横軸10と前記軸14と
の間の後側ブラケット8と、背凭フレーム9と、リクラ
イニング用モータ11のリクライニング用ロッド12
と、取付杆13とによりリクライニング用リンクを構成
している。しかして、各上部支持フレーム6の基部側上
面には上方に起立する起立部15の下部を夫々固定し、
各起立部15の上端には座席フレーム16のU型形状の
後部枠17の後部を軸18により回動自在に取付ける。
座席フレーム16の前側には左右方向の座席中間連結フ
レーム19を設け、座席中間連結フレーム19は前記前
後杆7の上に載置されて、座席フレーム16の下方回動
を規制するように構成する。前記座席中間連結フレーム
19の前側には左右方向の座席連結フレーム20を設
け、座席連結フレーム20には左右一対の座席側アーム
21の基部を夫々固定し、各座席側アーム21の先端に
は足掛部フレーム22の上部枠23に設けた足掛側アー
ム24の先端を左右方向の足掛回動軸25により回動自
在に取付け、足掛部フレーム22は足掛回動軸25中心
に回動自在に構成する。
【0008】この場合、座席側アーム21および足掛側
アーム24には夫々ストッパ面26を設け、足掛部フレ
ーム22を上方回動させて、この足掛部フレーム22と
座席フレーム16とが互いに水平状態になると、座席側
アーム21と足掛側アーム24のストッパ面26が互い
に当接して足掛部フレーム22の上方回動を規制するよ
うに構成し、座席フレーム16に対する足掛部フレーム
22の上方回動を停止させて、座席フレーム16と足掛
部フレーム22とを一体的に軸18中心に上方回動させ
る。また、反対に、座席フレーム16と足掛部フレーム
22とを一体的に下方回動させ、座席フレーム16の座
席連結フレーム20が前後杆7の上面に当接すると、座
席フレーム16の下方回動を規制し、足掛部フレーム2
2のみ下方回動させる。30は足掛部フレーム22を上
下回動させるチルト用モータ、31はチルト用モータ3
0の回転により伸縮するチルト用ロッドであり、チルト
用ロッドチルト用ロッド31は上部枠23に設けたアー
ム32に取付ける。
【0009】しかして、足掛部フレーム22の左右方向
の下部枠33には、左右一対の足掛側下部アーム34の
基部を夫々固定し、各足掛側下部アーム34の先端には
ステップフレーム35に設けたステップ側アーム36の
先端を左右方向のステップ回動軸37により回動自在に
取付ける。しかして、足掛部フレーム22とステップフ
レーム35との間には、足掛部フレーム22が上方回動
するに従いステップフレーム35を前方回動させるステ
ップ用リンク機構40を設ける。ステップ用リンク機構
40は前記足掛部フレーム22の上部枠23にブラケッ
ト41を設け、ブラケット41に中間アーム42の中間
部を取付軸43により回動自在に取付け、中間アーム4
2の一端(上端)に前後方向のステップリンク杆44の
上端(後端)を軸45により取付け、ステップリンク杆
44の下端(前端)はステップ側アーム36に軸46に
より取付け、前記中間アーム42の他端(下端)には作
動用リンク杆47の前端(下端)を軸48により取付
け、作動用リンク杆47の後端は座席側アーム21に軸
49により取付ける。
【0010】この場合、前記ステップリンク杆44は前
記足掛部フレーム22の裏側に位置させ、かつ、前記中
間アーム42は、前記ステップフレーム35をステップ
回動軸37中心に足掛部フレーム22の裏側に位置する
格納位置から互いに水平状態になった足掛部フレーム2
2と座席フレーム16と略水平となる支持位置まで回動
させられる長さ(距離)をステップリンク杆44が移動
するように、長さおよび配置を構成する。しかして、多
目的チェアフレーム本体1は、背凭フレーム9が任意の
傾斜角度で起立し、足掛部フレーム22が前下がりのと
き着座する着座モードとなり、この着座モードのときに
背凭フレーム9および足掛部フレーム22は独立して回
動操作可能であり、また、リフタ機構5により支持下部
フレーム2に対して全体を上下可能である。また、着座
モードから背凭フレーム9を後倒れさせ、足掛部フレー
ム22を座席フレーム16と面一になるまで上方回動さ
せると、略水平のベッドモードとなる。
【0011】また、前記ステップフレーム35は、着座
モードから、足掛部フレーム22が座席フレーム16と
面一になるまでに、足掛部フレーム22の裏側に位置す
る格納位置から前方回動を開始し、足掛部フレーム22
がベッドモードになって座席フレーム16と略面一にな
ると、ステップフレーム35も足掛部フレーム22と座
席フレーム16と略面一となり、そのまま更に上方回動
すると、ステップフレーム35側を高く、背凭フレーム
9側を低くする展身モードにも移行する。しかして、背
凭フレーム9には、前記リクライニング用モータ11に
設けたクラッチ(図示省略)を操作する手動展身モード
操作レバー50を設ける。手動展身モード操作レバー5
0はケーブル51を介してリクライニング用モータ11
に設けたクラッチに接続し、手動展身モード操作レバー
50を操作することによりリクライニング用モータ11
のクラッチを切って背凭フレーム9を水平より頭が低く
なる展身モードに移行させる。前記手動展身モード操作
レバー50は、合成樹脂または金属板により形成した取
付用カバーブラケット52に取付軸53により回動自在
に取付ける。取付用カバーブラケット52は、前記取付
軸53を取付ける一対の取付板部54の一方側を連結板
部55により連結し、取付板部54の他方側(反連結板
部55側)にはフランジ部56を設けて構成する。フラ
ンジ部56は連結板部55と略並行方向に突出させる。
前記連結板部55には取付孔57を形成し、取付孔57
から螺子等の止着具58により背凭フレーム9に固定の
固定ブラケット59に固定する。
【0012】取付用カバーブラケット52の取付板部5
4は、前記手動展身モード操作レバー50と略同じ幅に
形成し、また、手動展身モード操作レバー50を装着し
たとき、取付孔57のみが露出するように構成する。固
定ブラケット59は金属板により形成し、背凭フレーム
9に溶接固定する。また、背凭シート60は、前記背凭
フレーム9にクッション材61を取付け、クッション材
61の外周を表皮部材62により被覆して構成する。こ
の場合、前記手動展身モード操作レバー50の取付ける
部分のクッション材61には嵌合孔63を形成し、前記
表皮部材62はクッション材61の外周のみならず嵌合
孔63内の内周を筒状に被覆するように形成し、前記取
付用カバーブラケット52は、手動展身モード操作レバ
ー50を固定ブラケット59に取付ける取付部材であり
ながら、固定ブラケット59を被服する被服部材を兼用
させる。64はケーブル係止孔、65は位置決め突起で
ある。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。リクライニング用モータ1
1を回転させると、リクライニング用ロッド12が縮小
し、背凭フレーム9は横軸10中心に後方(下方)回動
する。また、リクライニング用モータ11を逆転させる
と、リクライニング用ロッド12が伸長し、背凭フレー
ム9は横軸10中心に前方(上方)回動する。しかし
て、チルト用モータ30を回転させると、チルト用ロッ
ド31が伸長する。チルト用ロッド31は足掛部フレー
ム22のアーム32を前方に押すので、足掛部フレーム
22は足掛回動軸25中心に上方回動を開始する。この
場合、座席フレーム16に設けた座席側アーム21と足
掛部フレーム22に設けた足掛側アーム24には、夫々
ストッパ面26を形成しているから、足掛部フレーム2
2と座席フレーム16とが互いに面一状態(略水平)に
なると、座席側アーム21と足掛側アーム24のストッ
パ面26が互いに当接して足掛部フレーム22の上方回
動を規制し、足掛部フレーム22をベッドモードの位置
にさせる。
【0014】また、更にチルト用ロッド31を伸長させ
ると、座席フレーム16に対する足掛部フレーム22の
上方回動を停止させて、座席フレーム16と足掛部フレ
ーム22とを一体的に軸18中心に上方回動させて、展
身モードにする。また、反対に、展身モードまたはベッ
ドモードから座席フレーム16と足掛部フレーム22と
を一体的に下方回動させて、座席フレーム16の座席連
結フレーム20が前後杆7の上面に当接すると、座席フ
レーム16の下方回動を規制し、足掛部フレーム22の
み下方回動させて、着座モードとする。しかして、足掛
部フレーム22の下部枠33には足掛側下部アーム34
を設け、足掛側下部アーム34にはステップフレーム3
5に設けたステップ側アーム36をステップ回動軸37
により回動自在に取付け、ステップフレーム35は足掛
部フレーム22の裏側に位置する格納位置から足掛部フ
レーム22と略面一な支持位置まで回動自在であり、座
席連結フレーム20とステップフレーム35の間にステ
ップ用リンク機構40を設けているから、チルト用モー
タ30により足掛部フレーム22が上方回動すると、ス
テップフレーム35はステップ回動軸37中心に最初下
方回動し、足掛部フレーム22の下部を通過すると反転
するように上方回動を開始し、足掛部フレーム22が着
座モードの座席フレーム16に略面一になると、ステッ
プフレーム35は足掛部フレーム22と略面一になる。
【0015】この場合、ステップ用リンク機構40は、
足掛部フレーム22の上部枠23のブラケット41に中
間アーム42の中間部を取付軸43により回動自在に取
付け、中間アーム42の一端に前後方向のステップリン
ク杆44の上端(後端)を軸45により取付け、ステッ
プリンク杆44の下端(前端)はステップ側アーム36
に軸46により取付け、前記中間アーム42の他端(下
端)には作動用リンク杆47の前端(下端)を軸48に
より取付け、作動用リンク杆47の後端は座席側アーム
21に軸49により取付けているから、足掛部フレーム
22の裏側に位置するステップリンク杆44は中間アー
ム42が取付軸43中心に回動することにより所定距離
足掛部フレーム22に対して前進し、ステップリンク杆
44はステップフレーム35を足掛部フレーム22の裏
側に位置する格納位置からステップ回動軸37中心に足
掛部フレーム22と略水平となる支持位置まで回動させ
る。
【0016】即ち、チルト用モータ30によりチルト用
ロッド31が伸長すると、足掛部フレーム22が足掛回
動軸25中心に回動し、これにより中間アーム42を取
付けた取付軸43も足掛回動軸25中心に前方回動する
が、作動用リンク杆47は足掛回動軸25の下方の軸4
9中心に回動するので、その結果、作動用リンク杆47
は中間アーム42の下端を牽引するように作用し、軸4
9に対して軸45は前進し、この長さ(距離)をステッ
プリンク杆44が移動し、それゆえ、格納位置のステッ
プフレーム35を支持位置まで回動させる。したがっ
て、ステップフレーム35を回動させるためのモータ等
が不要となる。
【0017】しかして、ステップフレーム35は、ステ
ップ回動軸37中心に足掛部フレーム22に対して回動
するので、足掛部フレーム22の前端との間に隙間を作
ることなく、足掛部フレーム22の長さを延長してベッ
ドモードとする。また、足掛部フレーム22の下端が床
面より離れるに従いステップフレーム35は下方回動量
が多くなり、ステップフレーム35の先端が床面より所
定距離上方に位置するところで、足掛部フレーム22の
先端を基準に表側に向けて回動開始するように設定して
いるから、着座モードにおいて、ステップフレーム35
は足掛部フレーム22の裏側に位置して着座者の足に干
渉せず、着座者の足裏面は床面に接触させられ、足掛部
フレーム22を上方回動させてベッドモードにしたとき
は足掛部フレーム22の長さを延長して着座者の足を支
持できる。
【0018】即ち、ステップフレーム35はベッドモー
ドのとき足掛部フレーム22の長さを補う作用を期待
し、ステップフレーム35自体に所定の厚みが有るの
で、格納時あるいは着座モードのときに足掛部フレーム
22の前側に位置させると、ステップフレーム35の上
面から座席フレーム16により座面高さが設定されるこ
とになって、初期位置の座面高さが高くなるが、多目的
チェアフレーム本体1の使用目的からすると好ましくな
く、座面高さの低設定とベッドモードにおける足掛部フ
レーム22の延長とは両立しにくいが、本願のようにす
ることにより、初期位置の座面高さの低設定と、ベッド
モードにおける足掛部フレーム22の長さの確保とを両
立させる。
【0019】以上のように、多目的チェアフレーム本体
1は変位するが、これをまとめると、略水平にした座席
フレーム16と足掛部フレーム22とステップフレーム
35に対して背凭フレーム9を面一にすることにより前
記のベッドモードになり、更に、座席フレーム16と足
掛部フレーム22とステップフレーム35を上方回動さ
せ、背凭フレーム9を下方回動させると、ステップフレ
ーム35側が高く、背凭フレーム9側が低くい展身モー
ドに移行する。しかして、背凭フレーム9には前記リク
ライニング用モータ11に設けたクラッチ(図示省略)
を切り操作して手動により背凭フレーム9を展身モード
へ回動させる手動展身モード操作レバー50を設けてい
るから、手動展身モード操作レバー50を操作すると、
該操作をケーブル51がリクライニング用モータ11に
設けたクラッチに伝達してこれを切って手動操作可能に
し、この状態で、背凭フレーム9を水平より頭が低くな
る展身モードに移行させられ、操作性を向上させてい
る。
【0020】前記手動展身モード操作レバー50は、合
成樹脂または金属板により形成した取付用カバーブラケ
ット52に取付軸53により回動自在に取付け、この取
付用カバーブラケット52は、クッション材61の嵌合
孔63に嵌合させて止着具58により背凭フレーム9に
固定の固定ブラケット59に取付ける。この場合、手動
展身モード操作レバー50を取付ける部分の背凭シート
60には、前記固定ブラケット59が露出する嵌合孔6
3をクッション材61に形成し、嵌合孔63は固定ブラ
ケット59を除いて表皮部材62により被覆しているか
ら、手動展身モード操作レバー50を取付けた取付用カ
バーブラケット52は固定ブラケット59に取付けるこ
とにより、手動展身モード操作レバー50の取付を完了
すると共に、手動展身モード操作レバー50の取付部分
近傍も被覆隠蔽する。したがって、手動展身モード操作
レバー50の単なる取付のみならず、手動展身モード操
作レバー50の取付部分の被覆隠蔽作用も奏し、その結
果、通常必要となる被覆隠蔽作業も省略する。
【0021】また、取付用カバーブラケット52は、手
動展身モード操作レバー50の取付軸53を取付ける一
対の取付板部54を連結板部55により連結し、取付板
部54の反連結板部55側にはフランジ部56を設けて
構成しているから、フランジ部56により嵌合孔63の
周囲の表皮部材62を押え、その結果、被覆隠蔽作業も
省略しつつ取付部分周辺を美麗にする。即ち、嵌合孔6
3は取付用カバーブラケット52を嵌合させうる大きさ
に形成し、取付用カバーブラケット52は手動展身モー
ド操作レバー50を装着したとき取付孔57のみが露出
するように構成しているので、取付用カバーブラケット
52は被覆隠蔽作業も省略しつつ取付部分周辺を美麗に
する。なお、「リクライニング」、「チルト」等の名称
を構成部分に付し、また、「着座モード」等の語句を使
用して説明しているが、理解を容易にするためであり、
これらの名称や語句等によって、限定されるものではな
い。
【0022】
【効果】本発明は、回動自在の背凭フレーム9と座席フ
レーム16と該座席フレーム16の前側に回動自在に設
けた足掛部フレーム22を有するものにおいて、前記背
凭フレーム9はリクライニング用モータ11により起立
状態から頭部側が低くなる展身状態へ回動自在に設ける
とともに、手動展身モード操作レバー50により手動操
作によっても展身状態へ回動するように構成した多目的
チェアとしたものであるから、手動展身モード操作レバ
ー50の手動操作により背凭フレーム9を水平より頭が
低くなる展身モードに移行でき、操作性を向上させる。
本発明は、回動自在の背凭フレーム9と座席フレーム1
6と該座席フレーム16の前側に回動自在に設けた足掛
部フレーム22を有するものにおいて、前記背凭フレー
ム9はリクライニング用モータ11により起立状態から
頭部側が低くなる展身状態へ回動自在に設けるととも
に、手動展身モード操作レバー50により手動操作によ
っても展身状態へ回動するように構成し、前記手動展身
モード操作レバー50は合成樹脂または金属板により形
成した取付用カバーブラケット52に取付軸53により
回動自在に取付け、前記取付用カバーブラケット52
は、表皮部材62により被覆したクッション材61の嵌
合孔63内に嵌合させ、前記嵌合孔63内に露出する前
記背凭フレーム9に固定の固定ブラケット59に取付け
固定した多目的チェアとしたものであるから、手動展身
モード操作レバー50の単なる取付のみならず、手動展
身モード操作レバー50の取付部分の被覆隠蔽作用も奏
し、その結果、通常必要となる被覆隠蔽作業も省略す
る。本発明は、前記取付用カバーブラケット52は、一
対の取付板部54と、該取付板部54の一方側を連結す
るように設けた連結板部55と、取付板部54の他方側
に設けたフランジ部56とを有して構成し、前記取付板
部54および連結板部55を前記嵌合孔63内に嵌合さ
せると共に、前記フランジ部56は背凭シートの側面外
周を被覆する表皮部材62の表面に当接させた多目的チ
ェアとしたものであるから、被覆隠蔽作業も省略しつつ
取付部分周辺を美麗にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フレーム本体の側面図(着座モード)。
【図2】 足掛部フレームを上動させた状態の側面
図。
【図3】 図2のアームレストをレールモードにした
側面図。
【図4】 背凭フレームを後方回動させた状態の側面
図。
【図5】 足掛部フレームおよびステップ用リンク機
構部分の側面図。
【図6】 足掛部フレームおよびステップ用リンク機
構部分の側面図。
【図7】 ステップ用リンク機構の概略斜視図。
【図8】 ステップ用リンク機構と座席フレームおよ
び足掛部フレーム部分の平面図。
【図9】 ステップフレームの変位状態概略説明図。
【図10】 フレーム本体の左半分部分の概略斜視図。
【図11】 フレーム本体の左半分部分の概略斜視図。
【図12】 チェアの側面図。
【図13】 同斜視図。
【図14】 レバーの取付け状態の斜視図。
【図15】 取付用カバーブラケットの取付部分の断面
図。
【図16】 レバーおよび取付用カバーブラケットの取
付部分の断面図。
【図17】 レバーおよび取付用カバーブラケットの取
付部分の断面図。
【符号の説明】
1…多目的チェアフレーム本体、2…支持下部フレー
ム、4…転輪、5…リフタ機構、6…上部支持フレー
ム、7…前後杆、8…後側ブラケット、9…背凭フレー
ム、10…横軸、11…リクライニング用モータ、12
…リクライニング用ロッド、13…取付杆、14…軸、
15…起立部、16…座席フレーム、17…後部枠、1
8…軸、19、20…座席連結フレーム、21…座席側
アーム、22…足掛部フレーム、23…上部枠、24…
足掛側アーム、25…足掛回動軸、26…ストッパ面、
30…チルト用モータ、31…チルト用ロッド、32…
アーム、33…下部枠、34…足掛側下部アーム、35
…ステップフレーム、36…ステップ側アーム、37…
ステップ回動軸、40…ステップ用リンク機構、41…
ブラケット、42…中間アーム、43…取付軸、44…
ステップリンク杆、45…軸、46…軸、47…作動用
リンク杆、48…軸、49…軸、50…手動展身モード
操作レバー、51…ケーブル、52…取付用カバーブラ
ケット、53…取付軸、54…取付板部、55…連結板
部、56…フランジ部、57…取付孔、59…固定ブラ
ケット、58…止着具、60…背凭シート、61…クッ
ション材、62…表皮部材、63…嵌合孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠藤 博憲 東京都江東区東砂2丁目14番5号 パラマ ウントベッド株式会社開発本部内 Fターム(参考) 3B084 GA02 3B099 BA04 CB01 DA04 4C341 MM11 MM15 MN07 MP05 MQ02 MQ03 MR07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動自在の背凭フレーム9と座席フレー
    ム16と該座席フレーム16の前側に回動自在に設けた
    足掛部フレーム22を有するものにおいて、前記背凭フ
    レーム9はリクライニング用モータ11により起立状態
    から頭部側が低くなる展身状態へ回動自在に設けるとと
    もに、手動展身モード操作レバー50により手動操作に
    よっても展身状態へ回動するように構成した多目的チェ
    ア。
  2. 【請求項2】 回動自在の背凭フレーム9と座席フレー
    ム16と該座席フレーム16の前側に回動自在に設けた
    足掛部フレーム22を有するものにおいて、前記背凭フ
    レーム9はリクライニング用モータ11により起立状態
    から頭部側が低くなる展身状態へ回動自在に設けるとと
    もに、手動展身モード操作レバー50により手動操作に
    よっても展身状態へ回動するように構成し、前記手動展
    身モード操作レバー50は合成樹脂または金属板により
    形成した取付用カバーブラケット52に取付軸53によ
    り回動自在に取付け、前記取付用カバーブラケット52
    は、表皮部材62により被覆したクッション材61の嵌
    合孔63内に嵌合させ、前記嵌合孔63内に露出する前
    記背凭フレーム9に固定の固定ブラケット59に取付け
    固定した多目的チェア。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記取付用カバーブ
    ラケット52は、一対の取付板部54と、該取付板部5
    4の一方側を連結するように設けた連結板部55と、取
    付板部54の他方側に設けたフランジ部56とを有して
    構成し、前記取付板部54および連結板部55を前記嵌
    合孔63内に嵌合させると共に、前記フランジ部56は
    背凭シートの側面外周を被覆する表皮部材62の表面に
    当接させた多目的チェア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297349A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Daito Denki Kogyo Kk 下肢用マッサージ装置

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