JP2003092766A - Yc分離回路 - Google Patents
Yc分離回路Info
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- JP2003092766A JP2003092766A JP2001284448A JP2001284448A JP2003092766A JP 2003092766 A JP2003092766 A JP 2003092766A JP 2001284448 A JP2001284448 A JP 2001284448A JP 2001284448 A JP2001284448 A JP 2001284448A JP 2003092766 A JP2003092766 A JP 2003092766A
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- dimensional
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 3次元YC分離は画像の動きを検出し、動き
の量により重み付けし2次元及び3次元色信号を加算し
色信号を生成している。また、入力信号の標準・非標準
判定を行い非標準信号の場合2次元処理に切り換えてい
る。従って、標準信号入力が弱電界で標準から非標準に
切り替わる時、3次元処理から2次元処理に切り替わる
ため画質変化または切換ノイズ等が生じる。 【解決手段】 標準判定及び動き検出を基にフレーム間
演算を用いてYC分離を行う3次元YC分離回路に関す
るものである。弱電界時等標準信号から非標準信号(非
標準信号から標準信号)と判定され、色信号を2次元色
信号に切り換える際(2次元色信号から3次元処理色信
号)、現信号の非標準判定比率により2次元及び3次元
分離色信号の重み付けを設定し、標準・非標準の切換時
の画質の急激な変化をなくす。
の量により重み付けし2次元及び3次元色信号を加算し
色信号を生成している。また、入力信号の標準・非標準
判定を行い非標準信号の場合2次元処理に切り換えてい
る。従って、標準信号入力が弱電界で標準から非標準に
切り替わる時、3次元処理から2次元処理に切り替わる
ため画質変化または切換ノイズ等が生じる。 【解決手段】 標準判定及び動き検出を基にフレーム間
演算を用いてYC分離を行う3次元YC分離回路に関す
るものである。弱電界時等標準信号から非標準信号(非
標準信号から標準信号)と判定され、色信号を2次元色
信号に切り換える際(2次元色信号から3次元処理色信
号)、現信号の非標準判定比率により2次元及び3次元
分離色信号の重み付けを設定し、標準・非標準の切換時
の画質の急激な変化をなくす。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はNTSC方式のコン
ポジット信号を輝度信号と色信号に分離するYC分離回
路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2、図3、図4に従来技術を示す。 【0003】図2は特開平2−177689号公報に開
示されたYC分離回路である。 【0004】入力信号12と、この入力信号12を1フ
レーム遅延回路15を通した信号を加算器16で加算す
る。 【0005】標準信号の場合は位相が反転しているため
出力は輝度成分のみとなるが、非標準信号の場合、色信
号の位相差成分と輝度信号が出力される。 【0006】この信号をBPF(バンドパスフィルタ)
17を通すと色の位相差成分のみ出力される。なお、標
準信号の場合は出力されない為以降の回路ではL=0が
出力される。 【0007】絶対値18をとりピーク検波19し、ゲー
トパルスによりラッチ20する事により、入力信号の非
標準度を検出し、Lを出力し係数回路24、22により
ノッチフィルタ回路の割合を設定し、YC分離された輝
度信号のドット成分の除去を行っている。 【0008】図3は特開平7−298292号に開示さ
れたYC分離回路である。 【0009】入力信号26をゴースト除去回路27を通
し3次元YC分離回路29に供給しYC分離を行う際、
ゴースト除去完了による入力切換スイッチ28による信
号の切換時生じる信号の不連続による画面の揺れを27
より出力される制御信号により標準/非標準判定回路3
1の出力をゴースト除去完了となるまで非標準固定出力
とし、3次元YC分離回路29のクロック入力端子にH
ロッククロック発生回路の出力を供給する。 【0010】ゴースト除去完了後は、標準/非標準判定
回路31は標準/非標準判定結果を出力し、その結果に
あわせてクロック発生回路30の出力クロックをスイッ
チ32で切換え、3次元YC分離回路29に供給しYC
分離を行う。 【0011】この時、生じる信号の位相ずれは1H以下
であり画面の揺れを小さくでき、高画質化をはかってい
る。 【0012】図4は特開平7−131819号公報に開
示された非標準判定回路である。 【0013】入力信号をバンドパスフィルタを通して得
られた0Hカラーバースト信号は加算器36とHクロッ
クロック910fH/4で駆動するフリップフロップ3
7と水平同期信号(HDと略す)で駆動するフリップフ
ロップ38で構成する積分回路35aを通り加算器42
に入力される。 【0014】また入力信号を1H遅延させバンドパスフ
ィルタを通して得られた1Hカラーバースト信号も加算
器39と910fH/4で駆動するフリップフロップ4
0とHDで駆動するフリップフロップ41で構成する積
分回路35bを通り加算器42に入力される。 【0015】この加算器42の出力は隣接ライン間のカ
ラーバースト信号の差分信号を出力する。標準信号時は
隣接ライン間でカラーバースト信号の位相は反転してい
るため42の出力は0になる。 【0016】非標準信号時は910fH/4とカラーバ
ースト信号間の位相関係が不規則となり、位相関係に応
じた出力が加算器42より出力される。 【0017】その出力を絶対値回路43で無極性データ
に変換し、フィルタ44にて平均化し比較器45にて予
め設定された基準値と比較し標準/非標準の判定を行っ
ている。 【0018】この結果をセレクタ回路46に入力し、標
準信号時は2次元YC分離48出力、非標準信号時は1
次元YC分離47出力を選択し出力している。 【0019】以上の様に標準/非標準信号の切換時及び
非標準信号時の画質改善の技術が開示されているが、特
別な回路を使用した場合の改善策または2次元YC分離
での画質改善が提供されている。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】3次元YC分離は画像
の動きを検出し、動きの量により重み付けし2次元及び
3次元色信号を加算し色信号を生成している。また、入
力信号の標準・非標準判定を行い非標準信号の場合2次
元処理に切り換えている。 【0021】従って、標準信号入力が弱電界で標準から
非標準に切り替わる時、3次元処理から2次元処理に切
り替わるため画質変化または切換ノイズ等が生じる。非
標準から標準の場合は2次元処理から3次元処理に切り
替わる。 【0022】上記した開示技術は2次元YC分離におけ
る画質改善、分離された輝度信号の画質改善及び特殊回
路を用いた場合の画質改善が提供されているもので、弱
電界時等の非標準信号のYC分離については上記の不具
合が生じる。 【0023】そこで本発明は標準・非標準判定の切り替
わり点で2次元YC分離処理された色信号と3次元YC
分離処理された色信号に標準/非標準判定回路で使用す
る非標準頻度による重み付けをもって加算を行い、急激
な画質変化または切換ノイズ等を低減させ画質改善を行
う回路を提供するものである。 【0024】 【課題を解決するための手段】本発明は映像コンポジッ
ト信号をアナログ値からデジタル値へ変換するアナログ
・デジタル変換器と、前記変換器の出力を受けライン相
関を用い色信号を前記信号から分離する2次元色分離回
路と、フレーム遅延素子を用い現信号と1フレーム前の
信号間の演算により色信号を分離する3次元色信号分離
回路と、前記入力信号より同期信号を分離する同期分離
回路と、前記同期分離回路が出力する水平同期信号及び
垂直同期信号を得て入力信号を標準・非標準信号と判定
する標準判定回路と、前記標準判定回路出力とフレーム
間演算により画像の動きを検出する動き検出回路と、こ
の動き検出回路により得られる比率と標準判定回路によ
り得られる非標準頻度による比率を基に前記2次元色分
離回路の出力色信号と前記3次元色分離回路の出力色信
号を加算する混合回路とからなり、弱電界時等の標準判
定回路の非標準信号判定比率により前記2次元及び3次
元色信号の重み付けを変動させ、標準・非標準の切り替
わり時の急激な画質変化をなくすことを特徴としてい
る。 【0025】本発明は弱電界時等標準信号・非標準信号
の判定が切り替わる時、その非標準判定頻度による重み
付けを2次元色信号と3次元色信号に乗じ各信号を加算
し色信号を生成する。 【0026】そして、その色信号を入力信号より減算し
輝度信号を得る。 【0027】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。 【0028】図1に本発明のブロック図を示す。また図
5は標準・非標準判定による信号処理の模式図を示す。
図5中の電界強度による非標準判定比率のグラフは便宜
上直線で表している。 【0029】図1に示すように、アナログ・デジタル変
換器2でデジタル値に変換された信号はYC分離を行う
ため2次元色分離回路3、3次元色分離回路4に入力さ
れ、それらの出力に重み付けし、混合回路8で色信号を
生成する。 【0030】動き検出回路5は、入力信号及び3次元色
分離回路4のフレーム相関で得られる色信号と輝度信号
を用い画像の動き成分を検出し、動き量に対応した値X
を出力する。これにより、動きによる重み付けを行うこ
とになる。 【0031】7の出力Yは入力信号の非標準度(また
は、非標準頻度)を基に作られる。これにより、非標準
度による重み付けを行うことになる。 【0032】図5に示す様に、標準判定回路7では予め
設定したREF値と信号の非標準度(たとえば非標準と
判定するために1秒間に必要となるフィールド数等)を
比較し、その値を上回れば非標準信号と判定する。も
し、越えなければ標準信号と判定する。 【0033】本発明ではこのREF値と異なるREF1
値(<REF値)を設定し、REFとREF1の間に入
る信号の場合、 Y=(A―REF1)/(REF−REF1) (ただしREF1<=A<=REF) なる値を返す。Yは標準判定回路7の出力信号である。 【0034】その他の場合は0(A<REF)、また
は、1(A>REF)を返すものとする。 【0035】標準判定回路7の出力信号Yを受けた混合
回路8は、2次元色分離回路3の出力と前に処理された
動き補正分に信号Yの重み付け処理後、色信号を生成す
る。 【0036】したがって、非標準判定のしきい値(RE
F値)近傍の信号においては2次元色信号と動き補正が
加味された3次元色信号に非標準頻度の重み付けが加味
された色信号が出力される。 【0037】よって、非標準信号と標準信号の切り替わ
るところで画質が急激に変化することなく円滑に変化す
るようになる。 【0038】 【発明の効果】前述の開示技術(特開平7−29829
2、特開平2−177689)はYC分離後の輝度信号
の画質改善又は2次元YC分離による画質改善であり、
3次元YC分離回路には直接関与しない。 【0039】また他の開示技術(特開平7−13181
9)は特殊回路(ゴースト除去回路)をもった時の標準
/非標準信号の画質改善であり、特殊回路なくしては効
果が得られない。 【0040】本発明によれば弱電界の様な標準信号/非
標準信号と判定が切り変わる信号時、2次元YC分離処
理された色信号と3次元YC分離処理された色信号の重
み付けを標準/非標準判定回路で用いる非標準頻度で制
御することにより判定が標準信号から非標準信号にまた
は非標準信号から標準信号に変化する時の急激な画質変
化を抑えることができ、スムーズにモード移行し高画質
を簡単に得ることができる。
ポジット信号を輝度信号と色信号に分離するYC分離回
路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2、図3、図4に従来技術を示す。 【0003】図2は特開平2−177689号公報に開
示されたYC分離回路である。 【0004】入力信号12と、この入力信号12を1フ
レーム遅延回路15を通した信号を加算器16で加算す
る。 【0005】標準信号の場合は位相が反転しているため
出力は輝度成分のみとなるが、非標準信号の場合、色信
号の位相差成分と輝度信号が出力される。 【0006】この信号をBPF(バンドパスフィルタ)
17を通すと色の位相差成分のみ出力される。なお、標
準信号の場合は出力されない為以降の回路ではL=0が
出力される。 【0007】絶対値18をとりピーク検波19し、ゲー
トパルスによりラッチ20する事により、入力信号の非
標準度を検出し、Lを出力し係数回路24、22により
ノッチフィルタ回路の割合を設定し、YC分離された輝
度信号のドット成分の除去を行っている。 【0008】図3は特開平7−298292号に開示さ
れたYC分離回路である。 【0009】入力信号26をゴースト除去回路27を通
し3次元YC分離回路29に供給しYC分離を行う際、
ゴースト除去完了による入力切換スイッチ28による信
号の切換時生じる信号の不連続による画面の揺れを27
より出力される制御信号により標準/非標準判定回路3
1の出力をゴースト除去完了となるまで非標準固定出力
とし、3次元YC分離回路29のクロック入力端子にH
ロッククロック発生回路の出力を供給する。 【0010】ゴースト除去完了後は、標準/非標準判定
回路31は標準/非標準判定結果を出力し、その結果に
あわせてクロック発生回路30の出力クロックをスイッ
チ32で切換え、3次元YC分離回路29に供給しYC
分離を行う。 【0011】この時、生じる信号の位相ずれは1H以下
であり画面の揺れを小さくでき、高画質化をはかってい
る。 【0012】図4は特開平7−131819号公報に開
示された非標準判定回路である。 【0013】入力信号をバンドパスフィルタを通して得
られた0Hカラーバースト信号は加算器36とHクロッ
クロック910fH/4で駆動するフリップフロップ3
7と水平同期信号(HDと略す)で駆動するフリップフ
ロップ38で構成する積分回路35aを通り加算器42
に入力される。 【0014】また入力信号を1H遅延させバンドパスフ
ィルタを通して得られた1Hカラーバースト信号も加算
器39と910fH/4で駆動するフリップフロップ4
0とHDで駆動するフリップフロップ41で構成する積
分回路35bを通り加算器42に入力される。 【0015】この加算器42の出力は隣接ライン間のカ
ラーバースト信号の差分信号を出力する。標準信号時は
隣接ライン間でカラーバースト信号の位相は反転してい
るため42の出力は0になる。 【0016】非標準信号時は910fH/4とカラーバ
ースト信号間の位相関係が不規則となり、位相関係に応
じた出力が加算器42より出力される。 【0017】その出力を絶対値回路43で無極性データ
に変換し、フィルタ44にて平均化し比較器45にて予
め設定された基準値と比較し標準/非標準の判定を行っ
ている。 【0018】この結果をセレクタ回路46に入力し、標
準信号時は2次元YC分離48出力、非標準信号時は1
次元YC分離47出力を選択し出力している。 【0019】以上の様に標準/非標準信号の切換時及び
非標準信号時の画質改善の技術が開示されているが、特
別な回路を使用した場合の改善策または2次元YC分離
での画質改善が提供されている。 【0020】 【発明が解決しようとする課題】3次元YC分離は画像
の動きを検出し、動きの量により重み付けし2次元及び
3次元色信号を加算し色信号を生成している。また、入
力信号の標準・非標準判定を行い非標準信号の場合2次
元処理に切り換えている。 【0021】従って、標準信号入力が弱電界で標準から
非標準に切り替わる時、3次元処理から2次元処理に切
り替わるため画質変化または切換ノイズ等が生じる。非
標準から標準の場合は2次元処理から3次元処理に切り
替わる。 【0022】上記した開示技術は2次元YC分離におけ
る画質改善、分離された輝度信号の画質改善及び特殊回
路を用いた場合の画質改善が提供されているもので、弱
電界時等の非標準信号のYC分離については上記の不具
合が生じる。 【0023】そこで本発明は標準・非標準判定の切り替
わり点で2次元YC分離処理された色信号と3次元YC
分離処理された色信号に標準/非標準判定回路で使用す
る非標準頻度による重み付けをもって加算を行い、急激
な画質変化または切換ノイズ等を低減させ画質改善を行
う回路を提供するものである。 【0024】 【課題を解決するための手段】本発明は映像コンポジッ
ト信号をアナログ値からデジタル値へ変換するアナログ
・デジタル変換器と、前記変換器の出力を受けライン相
関を用い色信号を前記信号から分離する2次元色分離回
路と、フレーム遅延素子を用い現信号と1フレーム前の
信号間の演算により色信号を分離する3次元色信号分離
回路と、前記入力信号より同期信号を分離する同期分離
回路と、前記同期分離回路が出力する水平同期信号及び
垂直同期信号を得て入力信号を標準・非標準信号と判定
する標準判定回路と、前記標準判定回路出力とフレーム
間演算により画像の動きを検出する動き検出回路と、こ
の動き検出回路により得られる比率と標準判定回路によ
り得られる非標準頻度による比率を基に前記2次元色分
離回路の出力色信号と前記3次元色分離回路の出力色信
号を加算する混合回路とからなり、弱電界時等の標準判
定回路の非標準信号判定比率により前記2次元及び3次
元色信号の重み付けを変動させ、標準・非標準の切り替
わり時の急激な画質変化をなくすことを特徴としてい
る。 【0025】本発明は弱電界時等標準信号・非標準信号
の判定が切り替わる時、その非標準判定頻度による重み
付けを2次元色信号と3次元色信号に乗じ各信号を加算
し色信号を生成する。 【0026】そして、その色信号を入力信号より減算し
輝度信号を得る。 【0027】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。 【0028】図1に本発明のブロック図を示す。また図
5は標準・非標準判定による信号処理の模式図を示す。
図5中の電界強度による非標準判定比率のグラフは便宜
上直線で表している。 【0029】図1に示すように、アナログ・デジタル変
換器2でデジタル値に変換された信号はYC分離を行う
ため2次元色分離回路3、3次元色分離回路4に入力さ
れ、それらの出力に重み付けし、混合回路8で色信号を
生成する。 【0030】動き検出回路5は、入力信号及び3次元色
分離回路4のフレーム相関で得られる色信号と輝度信号
を用い画像の動き成分を検出し、動き量に対応した値X
を出力する。これにより、動きによる重み付けを行うこ
とになる。 【0031】7の出力Yは入力信号の非標準度(また
は、非標準頻度)を基に作られる。これにより、非標準
度による重み付けを行うことになる。 【0032】図5に示す様に、標準判定回路7では予め
設定したREF値と信号の非標準度(たとえば非標準と
判定するために1秒間に必要となるフィールド数等)を
比較し、その値を上回れば非標準信号と判定する。も
し、越えなければ標準信号と判定する。 【0033】本発明ではこのREF値と異なるREF1
値(<REF値)を設定し、REFとREF1の間に入
る信号の場合、 Y=(A―REF1)/(REF−REF1) (ただしREF1<=A<=REF) なる値を返す。Yは標準判定回路7の出力信号である。 【0034】その他の場合は0(A<REF)、また
は、1(A>REF)を返すものとする。 【0035】標準判定回路7の出力信号Yを受けた混合
回路8は、2次元色分離回路3の出力と前に処理された
動き補正分に信号Yの重み付け処理後、色信号を生成す
る。 【0036】したがって、非標準判定のしきい値(RE
F値)近傍の信号においては2次元色信号と動き補正が
加味された3次元色信号に非標準頻度の重み付けが加味
された色信号が出力される。 【0037】よって、非標準信号と標準信号の切り替わ
るところで画質が急激に変化することなく円滑に変化す
るようになる。 【0038】 【発明の効果】前述の開示技術(特開平7−29829
2、特開平2−177689)はYC分離後の輝度信号
の画質改善又は2次元YC分離による画質改善であり、
3次元YC分離回路には直接関与しない。 【0039】また他の開示技術(特開平7−13181
9)は特殊回路(ゴースト除去回路)をもった時の標準
/非標準信号の画質改善であり、特殊回路なくしては効
果が得られない。 【0040】本発明によれば弱電界の様な標準信号/非
標準信号と判定が切り変わる信号時、2次元YC分離処
理された色信号と3次元YC分離処理された色信号の重
み付けを標準/非標準判定回路で用いる非標準頻度で制
御することにより判定が標準信号から非標準信号にまた
は非標準信号から標準信号に変化する時の急激な画質変
化を抑えることができ、スムーズにモード移行し高画質
を簡単に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】特開平2−177689号公報に開示された従
来技術のYC分離回路である。 【図3】特開平7−298292号公報に開示された従
来技術のYC分離回路の改善である。 【図4】特開平7−131819号公報に開示された従
来技術の非標準判定回路である。 【図5】本発明における標準・非標準判定による信号処
理の模式図である。 【符号の説明】 1 入力コンポジット信号 2 アナログ・デジタル変換器 3 2次元色分離回路 4 3次元色分離回路 5 動き検出回路 6 同期分離回路 7 標準判定回路 8 色信号混合回路 9 加算器 10 輝度信号 11 色信号
来技術のYC分離回路である。 【図3】特開平7−298292号公報に開示された従
来技術のYC分離回路の改善である。 【図4】特開平7−131819号公報に開示された従
来技術の非標準判定回路である。 【図5】本発明における標準・非標準判定による信号処
理の模式図である。 【符号の説明】 1 入力コンポジット信号 2 アナログ・デジタル変換器 3 2次元色分離回路 4 3次元色分離回路 5 動き検出回路 6 同期分離回路 7 標準判定回路 8 色信号混合回路 9 加算器 10 輝度信号 11 色信号
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 映像コンポジット信号をアナログ値から
デジタル値へ変換するアナログ・デジタル変換器と、前
記変換器の出力を受けライン相関を用い色信号を前記信
号から分離する2次元色分離回路と、フレーム遅延素子
を用い現信号と1フレーム前の信号間の演算により色信
号を分離する3次元色信号分離回路と、前記入力信号よ
り同期信号を分離する同期分離回路と、前記同期分離回
路が出力する水平同期信号及び垂直同期信号を得て入力
信号を標準・非標準信号と判定する標準判定回路と、前
記標準判定回路出力とフレーム間演算により画像の動き
を検出する動き検出回路と、この動き検出回路により得
られる比率と前記標準判定回路による比率を基に前記2
次元色分離回路の出力色信号と前記3次元色分離回路の
出力色信号を加算する混合回路とからなり、弱電界時等
の標準判定回路の非標準信号判定割合により前記2次元
及び3次元色信号の重み付けを変動させ、標準・非標準
の切り替わり時の急激な画質変化をなくすことを特徴と
するYC分離回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284448A JP2003092766A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | Yc分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284448A JP2003092766A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | Yc分離回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003092766A true JP2003092766A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19107766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001284448A Pending JP2003092766A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | Yc分離回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003092766A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7515211B2 (en) | 2003-08-29 | 2009-04-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Video signal processing circuit, video signal display apparatus, and video signal recording apparatus |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284448A patent/JP2003092766A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7515211B2 (en) | 2003-08-29 | 2009-04-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Video signal processing circuit, video signal display apparatus, and video signal recording apparatus |
DE112004001627B4 (de) * | 2003-08-29 | 2010-07-29 | Mitsubishi Denki K.K. | Videosignal-Verarbeitungsschaltung, Videosignal-Anzeigevorrichtung und Videosignal-Aufzeichnungsvorrichtung |
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