JP2003092486A - スリーブコアケース - Google Patents

スリーブコアケース

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JP2003092486A JP2001282599A JP2001282599A JP2003092486A JP 2003092486 A JP2003092486 A JP 2003092486A JP 2001282599 A JP2001282599 A JP 2001282599A JP 2001282599 A JP2001282599 A JP 2001282599A JP 2003092486 A JP2003092486 A JP 2003092486A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ケーブルに装着したスリーブコア(筒状フェ
ライトコア)を保護するための分割コアケースの取着に
際しての取り扱いを簡易化し、かつ取着に際しての作業
性を改善することが可能なスリーブコアケースを提供す
る。 【解決手段】 筒状をしたスリーブコア3を径方向の両
側から覆い、かつ互いに係合して筒状に一体化される半
筒容器状をした一対の分割コアケース10,20からな
るスリーブコアケース1であって、分割コアケース1
0,20には、互いに筒軸方向に対向する位置に設けら
れて両者を係合するための係合フック16,24,25
と、この係合フックとは異なる筒軸方向の位置に形成さ
れて相手方の分割コアケースの係合フックに仮係合する
仮係合フック17,26とを備え、両分割コアケース1
0,20を筒軸方向にずらした状態で両者を仮止めし、
その後に両分割コアケース10,20の筒軸方向を一致
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はケーブルを伝送され
る信号中のノイズを除去するためのフェライトコアを保
持するためのコアケースに関し、特に筒状をしたフェラ
イトコアを保持するためのスリーブコアケースに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ケーブルを伝送される信号中のノイズを
除去するために、ケーブルを包囲するようにフェライト
コアを配設した構成のフィルタが提案されている。この
種のフィルタとして、ケーブルに対する取り付けの容易
性から、径方向に分割した半筒状の一対の分割フェライ
トコアでケーブルを挟み、その外側からコアケースで覆
うようにした構成のものが用いられている。しかしなが
ら、この種のものは、一対の分割フェライトコアでケー
ブルで挟んだときに両分割フェライトコアを密接させる
ために両分割フェライトコアの密接面の面精度を高める
必要があり、製造コストが高くなるという問題がある。
また、容易に取り外しが可能であるため、取り外された
り、取り付け位置が変わるとフィルタの性能が変化され
るため、民生用の電子機器に採用することが難しいとい
う問題がある。
【0003】一方、フェライトコアを筒状をしたスリー
ブコアとして形成し、ケーブルを一端からスリーブコア
内を挿通させた上で、ケーブルとフェライトコアを一体
に樹脂モールドした構造のフィルタも提供されている。
このフィルタではスリーブコアに密接面が生じないため
スリーブコアを低コストに製造できるが、ケーブルとフ
ェライトコアを一体に樹脂モールドするための設備が必
要であり、かつそのための工数も必要となり、結果とし
てコストの低減を図ることは困難である。また、樹脂モ
ールドする際にフェライトコアに割れや欠けが生じる
と、フィルタ性能が低下することになるが、樹脂モール
ドの外側からはその不具合を発見することができないと
言う問題もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
従来では、スリーブコアの外側を径方向に分割した半円
筒容器状の一対の分割コアケースで覆うようにした構造
のフィルタが提案されている。このフィルタでは、スリ
ーブコアを低コストに製造でき、またスリーブコアを覆
う作業は一対の分割コアケースを単に嵌合させるのみで
あるため容易に行うことができ、しかも分割コアケース
を嵌合させる直前までスリーブコアの割れや欠けを発見
することが可能である。しかしながら、このフィルタを
民生用電子機器に採用する場合には、分割コアケースが
容易に分解されてスリーブコアがケーブル上で移動され
ることがないように、すなわち、フィルタ位置が変化さ
れることがないように分割コアケースの外側からは両者
を分解することができないような係合構造を有してい
る。そのため、ケーブルに対するスリーブコアの位置を
最終的に決定するまでは、分割コアケースを組み立てる
ことができず、ケーブル及びケーブルに挿通させたスリ
ーブコアとは別に分割コアケースを取り扱う必要であ
り、そのために分割コアケースのみをビニール袋等に入
れてケーブル及びスリーブコアと組み合わせた状態で納
品、搬送を行う必要があり、また、組み立て時にはビニ
ール袋から分割コアケースを取り出す作業が必要であ
り、その取り扱いが面倒なものになるという問題があ
る。
【0005】本発明の目的は、分割コアケースの取着に
際しての取り扱いを簡易化し、かつ取着に際しての作業
性を改善することが可能なスリーブコアケースを提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状をしたス
リーブコアを径方向の両側から覆い、かつ互いに係合手
段を有して筒状に一体係合される半筒容器状をした一対
の分割ケースからなるスリーブコアケースであって、一
方の分割コアケースと他方の分割コアケースを筒軸方向
にずらした状態で両者を仮係合する仮係合手段を備える
ことを特徴とする。例えば、一対の分割コアケースに
は、互いに筒軸方向に対向する位置に設けられて両者を
係合するための係合手段と、この係合手段とは異なる筒
軸方向の位置に形成されて相手方の分割コアケースの係
合手段に仮係合する仮係合手段とを備える。この場合、
係合手段及び仮係合手段はそれぞれ係合される相手方の
分割コアケースに向けて突出されるフック形状に形成さ
れることが好ましい。
【0007】本発明によれば、最終的を取着を行うまで
は仮係合手段を用いて分割コアケースを仮止め状態とす
ることで、スリーブコアと共に分割コアケースをケーブ
ルに付属させておくことができ、ケーブルを電子機器に
組み付ける際の取り扱いを容易にするとともに取着に際
しての作業性を高めることができる。また、最終的な取
着を行う際には、既に仮止めされている分割コアケース
を分解した上でスリーブコアと共にケーブル上の所定の
位置に設定し、再度分割コアケースを係合手段によって
組み立てればよいため、その作業も容易なものとなる。
このとき、分割コアケースの仮止めは係合手段と仮係合
手段による係合であるため容易に分解でき、また、再度
組み立てた分割コアケースは係合手段同士の係合である
ため強固な状態となり、簡単に分解されることはなく、
所望のフィルタ特性を維持することが可能になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のスリーブコアケース
1と、円筒状をしたフェライトコア、すなわちスリーブ
コア3の斜視図である。スリーブコア3は、図2
(a),(b),(c)に正面図、右側面図、AA線断
面図を示すように、フェライトを円筒状に形成したもの
であり、その中心の軸穴31内に図外のケーブルを挿通
し、当該ケーブルを伝送される信号中に混入されるパル
ス状のノイズを吸収する。前記スリーブコア3は前記軸
穴31の両端部が短い領域にわたって増径された径方向
の段部32が形成されており、後述するようにこの段部
32においてスリーブコアケース1内に係合状態に保持
されるようになっている。
【0009】前記スリーブコアケース1は、半円筒容器
状をした一対の分割コアケース10,20で構成されて
おり、これらの分割コアケース10,20は各開口面を
互いに合わせたときに全体として円筒容器となり、か
つ、両分割コアケース10,20によって画成される空
間内に前記スリーブコア3を収納することができるよう
に内径寸法と軸方向寸法が設定されている。ただし、両
分割コアケース10,20の軸方向寸法はスリーブコア
3の軸方向の長さよりも若干寸法、この例では1cm程
度だけ長い寸法となるように設定されている。前記分割
コアケース10,20はいずれも両端面に半円形のケー
ブル挿通溝11,21が形成されるとともに、各ケーブ
ル挿通溝11,21の内面には中心方向に向けて三角状
をした複数の突起12,22が突出されており、これら
の突起12,22は挿通される図外のケーブルの外被に
食い込むことが可能とされている。
【0010】前記分割コアケース10は、図3(a),
(b),(c),(d)に平面図、右側面図、A1−A
1線断面図、B1−B1線断面図を示すように、軸方向
に向けられた開口縁にガイド突条13が形成されてお
り、後述する分割コアケース20のガイド溝条23に嵌
合して両分割コアケース10,20の径方向の相対位置
決めを行うようになっている。また、前記分割コアケー
ス10には軸方向に対向した一対のコアフック14が円
周状をした内側面に径方向に突設されている。これらの
コアフック14は前記スリーブコア3の軸方向の長さに
等しい間隔で対向配置され、また前記スリーブコア3の
段部32に対応した長さで立設されている。これらのコ
アフック14は分割コアケース10内に内装されたスリ
ーブコア3の両端部においてその軸穴31の段部32に
係合し、スリーブコア3を分割コアケース10内に保持
するために設けられている。
【0011】また、前記分割コアケース10の軸方向の
両端壁の内面で、かつ前記ケーブル挿通溝11を挟む両
側部位には、径方向に係合することが可能な各一対の係
合フック15,16がそれぞれ形成されている。これら
の係合フック15,16は後述する分割コアケース20
に設けられる係合フック24,25と係合したときに容
易に離脱することがない頂角が鋭角なフック形状に形成
されている。さらに、前記分割コアケース10の内側面
には、前記係合フック16と前記一方のコアフック14
との間でしかも当該コアフック14に近い部位に径方向
に向けて一対の仮係合フック17が突設されている。こ
の仮係合フック17は後述する分割コアケース20に設
けられる係合フック25と係合したときに容易に離脱さ
せることが可能な頂角が鈍角のフック形状に形成されて
いる。
【0012】一方、前記分割コアケース20は、図4
(a),(b),(c),(d)に平面図、右側面図、
A2−A2線断面図、B2−B2線断面図を示すよう
に、軸方向に向けられた開口縁にガイド溝条23が形成
されており、前記分割コアケース10のガイド突条13
に嵌合される。また、前記分割コアケース20は、軸方
向の両端壁の内面にそれぞれ前記ケーブル挿通溝21を
挟む両側部位に各一対の係合フック24,25がそれぞ
れ外側に向けて形成されている。これらの係合フック2
4,25は分割コアケース20の開口縁よりも径方向に
突出されたフック片構造として形成されており、しかも
各係合フック24,25は前記分割コアケース10に設
けられた係合フック15,16と係合したときに容易に
離脱することがない頂角が鋭角なフック形状に形成され
ている。また、前記分割コアケース20の一方の端壁、
すなわち前記分割コアケース10に設けられた仮係合フ
ック17と軸方向に反対側の端壁よりもそれぞれ所定寸
法だけ軸方向内側の部位、すなわち前記分割コアケース
10の前記仮係合フック17と係合フック18との軸方
向寸法に等しい寸法の位置に、径方向に向けて一対の仮
係合フック26が立設されている。この仮係合フック2
6は前記分割コアケース10に設けられた係合フック1
5と係合したときに容易に離脱させることが可能な頂角
が鈍角のフック形状に形成されている。
【0013】以上の構成のスリーブコアケース1による
スリーブコア3の装着方法について説明する。図5
(a)に斜視図を示すように、ケーブルCを電子機器に
配設する前の段階、すなわちケーブルCの搬送時、ケー
ブルCの接続作業時等においては、スリーブコア3はノ
イズ吸収の対象となるケーブルCを軸穴31内に挿通さ
せて組み付けを行っておく。ただし、このときにはスリ
ーブコア3を装着するケーブルC上での長さ方向の位置
は設定していない。そして、前記スリーブコア3に対
し、径方向の一方から分割コアケース10を被せ、当該
分割コアケース10の一対のコアフック14間にスリー
ブコア3を挿入し、両コアフック14をスリーブコア3
の両端の段部32に係合させる。これによりスリーブコ
ア3は分割コアケース10内に係合保持されることにな
る。次いで、前記スリーブコア3に対して径方向の反対
側から分割コアケース20を被せ、分割コアケース10
に対して分割コアケース20を仮止めする。この場合、
両分割コアケース10,20はガイド突条13とガイド
溝条23とを合わせることで径方向の位置決めが行われ
る。
【0014】その一方で、この仮止めの状態では両分割
コアケース10,20の軸方向位置は本来嵌合される位
置に対して若干寸法だけずらしている。すなわち、図6
(a),(b)に図5(a)のA3−A3線断面図、B
3−B3線断面図を示すように、分割コアケース10の
仮係合フック17を分割コアケース20の軸方向一方の
係合フック25に係合し、分割コアケース20の仮係合
フック26を分割コアケース10の軸方向他方の係合フ
ック15に係合する。このとき、分割コアケース20の
係合フック24と分割コアケース10の係合フック16
はそれぞれ係合状態にはない。これにより分割コアケー
ス10,20は係合フック15と仮係合フック26、仮
係合フック17と係合フック25のそれぞれの係合によ
って仮止め状態となり、スリーブコア3及びスリーブコ
アケース1はケーブルCと一体の取り扱いを行うことが
可能になり、分割コアケース10,20が紛失するよう
なことが防止され、またその後におけるフィルタの配設
作業を容易なものとする。また、この状態においては、
分割コアケース10,20は互いに係合された状態のま
までスリーブコア3を覆うため、ケーブルCの搬送時等
においてスリーブコア3をスリーブコアケース1によっ
て保護し、外力等によるスリーブコア3の割れや欠けを
防止する。
【0015】ケーブルを電子機器内に配設した後、フィ
ルタをケーブルの長さ方向の所定位置に設定する際に
は、一旦分割コアケース10に対する分割コアケース2
0の係合を解除し、分割コアケース20を取り外す。こ
のとき、両分割コアケース10,20は係合フック1
5,25と仮係合フック26,17の係合であり、特に
仮係合フック26,17はフック形状が鈍角に形成され
ているため、係合フック15,25が鋭角なフック形状
に形成されていても比較的容易にフックを外して分割コ
アケース20を取り外すことが可能である。そして、分
割コアケース20を取り外すことにより、分割コアケー
ス10,20の各突起12,22によるケーブルCの被
覆への食い込み状態が解除されるため、分割コアケース
10及びスリーブコア3をケーブルCの長さ方向に沿っ
て移動させることが可能となり、ケーブルCの長さ方向
の任意の位置にスリーブコア3及び分割コアケース10
を位置決めする。
【0016】次いで、図5(b)の斜視図のように、取
り外した分割コアケース20を今度は分割コアケース1
0に対して軸方向の位置を合わせて再度係合させる。こ
の状態では、図7(a),(b)に図5(b)のA4−
A4線断面図、B4−B4線断面図を示すように、分割
コアケース10の係合フック15,16と分割コアケー
ス20の係合フック24,25とが互いに係合し、各係
合フック15,16,24,25はフック形状が鋭角に
形成されているので両者の係合は強固なものとなり、係
合状態を容易に解除することができなくなる。このと
き、両分割コアケース10,20の各仮係合フック1
7,26は係合状態にはない。また、この状態では両分
割コアケース10,20の各ケーブル挿通溝11,21
の突起12,22がケーブルの被覆に食い込むためケー
ブルCの長さ方向における両分割コアケース10,20
及びスリーブコア3の位置決め、すなわちフィルタの位
置決めを行うことができる。したがって、このフィルタ
を民生機器に使用した場合でも簡単に分解されることは
なく、かつスリーブコアの位置が移動されることもな
く、所望のフィルタ特性を確保することが可能である。
【0017】このように、フィルタをケーブルに対して
最終的に取着するまでは分割コアケース10,20の軸
方向位置をずらして両者を仮止め状態とすることで、ス
リーブコア3及び分割コアケース10,20からなるフ
ィルタを一括したセット状態でケーブルに付属させてお
くことができ、ケーブルを電子機器に配設すると同時に
フィルタの仮止めを行うことができる。これにより、分
割コアケース10,20とスリーブコア3を別部品とし
て準備、管理しておく場合に比較して電子機器の組み立
ての作業性を高めることが可能になる。また、フィルタ
を最終的にケーブルに取着する際には、前もって仮止め
されている分割コアケース10,20を分解した上でケ
ーブル上の所定の位置に設定し、再度分割コアケース1
0,20を組み立てればよいため、その作業も容易なも
のとなる。このとき、分割コアケース10,20の仮止
めは係合フックと仮係合フックによる係合であるため容
易に分解できる一方、再度の組み立てによる分割コアケ
ース10,20は係合フック同士の係合であるため強固
な状態となり、簡単に分解されることはない。
【0018】ここで、分割ケースの外形状は前記実施形
態のような円筒状に限られるものではなく、矩形或いは
多角形の筒状であってもよい。また、係合手段及び仮係
合手段としての係合フック及び仮係合フックの個数や形
状についても前記実施形態のものに限られるものではな
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スリーブ
コアを覆うための一対の分割コアケースを軸方向にずら
した状態で仮止め可能な構成としているので、最終的を
取着を行うまではスリーブコアと共に分割コアケースを
ケーブルに付属させておくことができ、ケーブルを電子
機器に組み付ける際の取り扱いを容易なものにするとと
もに取着に際しての作業性を高めることができる。ま
た、最終的な取着を行う際には、既に仮止めされている
分割コアケースを分解した上で、再度分割コアケースを
組み立てればよいため、その作業も容易なものとなる。
特に、分割コアケースの仮止めは係合手段と仮係合手段
による係合であるため容易に分解でき、また、再度組み
立てた分割コアケースは係合手段同士の係合であるため
強固な状態となり、簡単に分解されることはなく、所望
のフィルタ特性を維持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリーブコアケースの分解斜視図であ
る。
【図2】スリーブコアの平面図、右側面図、A−A線断
面図である。
【図3】分割コアケースAの平面図、右側面図、A1−
A1線断面図、B1−B1線断面図である。
【図4】分割コアケースBの平面図、右側面図、A2−
A2線断面図、B2−B2線断面図である。
【図5】分割コアケースの仮止め状態と最終取着状態の
各斜視図である。
【図6】図5(a)のA3−A3線断面図、B3−B3
線断面図である。
【図7】図5(b)のA4−A4線断面図、B4−B4
線断面図である。
【符号の説明】
1 スリーブコアケース 3 スリーブコア 10,20 分割コアケース 11,21 ケーブル挿通溝 12,22 突起 13 ガイド突条 14 コアフック 15,16 係合フック 17 仮係合フック 23 ガイド溝条 24,25 係合フック 26 仮係合フック 31 軸穴 32 段部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状をしたスリーブコアを径方向の両側
    から覆い、かつ互いに係合手段を有して筒状に一体係合
    される半筒容器状をした一対の分割ケースからなるスリ
    ーブコアケースであって、一方の分割コアケースと他方
    の分割コアケースを筒軸方向にずらした状態で両者を仮
    係合する仮係合手段を備えることを特徴とするスリーブ
    コアケース。
  2. 【請求項2】 前記一対の分割コアケースには、互いに
    筒軸方向に対向する位置に設けられて両者を係合するた
    めの係合手段と、前記係合手段とは異なる筒軸方向の位
    置に形成されて相手方の分割コアケースの前記係合手段
    に仮係合する仮係合手段とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載のスリーブコアケース。
  3. 【請求項3】 前記係合手段及び仮係合手段はそれぞれ
    係合される相手方の分割コアケースに向けて突出される
    フック形状に形成されていることを特徴とする請求項2
    に記載のスリーブコアケース。
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