JP2003091945A - ディスク装置用調整機構及びこれを使用する光ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置用調整機構及びこれを使用する光ディスク装置

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JP2003091945A
JP2003091945A JP2001287215A JP2001287215A JP2003091945A JP 2003091945 A JP2003091945 A JP 2003091945A JP 2001287215 A JP2001287215 A JP 2001287215A JP 2001287215 A JP2001287215 A JP 2001287215A JP 2003091945 A JP2003091945 A JP 2003091945A
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holder
optical pickup
adjusting mechanism
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Akio Saito
明夫 斉藤
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ディスク面の光ピックアップ摺動
面との平行度の調整が容易である調整機構、及びこの調
整機構を備えた光ディスク装置の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明によると、光ピックアップ250
の移動をガイドするガイドロッド316を搭載するベー
スプレート222では、ベースプレート222に搭載さ
れ、ガイドロッド316の端部を支持するホルダー70
2と、ホルダー702内に格納され、ガイドロッド31
6を上方向に付勢するコイルバネ704と、ベースプレ
ート222に設けられ、ガイドロッド316の上方向の
変位を規制するガイドロッド316との係合部707を
有し、高さが調整可能である螺子706とを含み、ガイ
ドロッド316の高さが、螺子706の高さを調整する
ことによって、ベースプレート222の面に合わせて調
整されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記録媒体
の再生や記録を行うためのディスク装置に係り、より詳
細には、光ピックアップをガイドするガイドロッドを搭
載するディスク装置用ベースプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク装置は、例えばコンパクトディ
スクやCD−ROMのようなディスク状の記録媒体の信
号面(記録面)にレーザービームを照射し、信号面にス
パイラル状に形成された多数のピットにより記録された
情報を、レーザービームの反射光における光強度の変化
を通じて再生する装置であり、例えばCDプレーヤやC
D−ROMドライブ、CD−Rドライブ、DVDドライ
ブ等が含まれる。
【0003】光ピックアップは、ディスク装置に搭載さ
れ、ディスクにレーザービームを照射し反射光の検出す
ることによって、ディスクに情報を記録及び/又は再生
するという重要な役割を果たす。記録及び/又は再生
時、ディスクが回転し、光ピックアップは、ディスクの
所定のトラックを追従するため、ディスクの半径方向に
往復移動する。このとき、光ピックアップは、ディスク
の半径方向に延在するガイドロッド上を摺動する。従っ
て、ディスクの記録/再生のエラーを防止する観点か
ら、光ピックアップの摺動とディスクの回転との関係は
非常に重要な意義を有する。
【0004】しかし、実際の製造においては、部品の組
み付け誤差や部品自体の製造交差等が必然的に発生する
ので、部品組立時、光ピックアップの摺動する面と、デ
ィスクの回転する面とを相互に平行に確保することは容
易ではない。これを放置することはディスクの記録/再
生のエラーを発生する原因となるので、ディスク装置に
はこれらの面の平行を担保できるような調整機構が設け
られており、従来の例として次のような構成が採用され
ていた。
【0005】図5に示すように、従来の調整機構600
は、ターンテーブル280をベースプレート222に搭
載する際に、バネ604を有する複数の螺子606を使
用して、ディスク100の回転面(ディスク面)を画成
するターンテーブル280の回転面とガイドロッド61
6が搭載されるベースプレート222の面との調整を行
うものであった。この調整機構600によれば、ターン
テーブル280及びガイドロッド616をベースプレー
ト222に搭載した後、複数の螺子606を個別に回転
させながら、ターンテーブル280のベースプレート2
22に対する前後左右方向の傾きを調整することによっ
て、ディスク面と光ピックアップ摺動面との平行度が達
成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の調
整機構600の実際の組み付け作業においては、ターン
テーブル280をベースプレート222にバネ604を
通した螺子606によって固定するものであるため、ベ
ースプレート222にターンテーブル280を搭載する
際にバネ604が抜けて落下することもあり、作業性が
悪いという問題点があった。また、ターンテーブル28
0は、ディスクを回転させた時に振動が発生し易いもの
であるため、バネ604のバネ圧を高くする必要があ
り、これによっても組み付け作業性が悪く、またディス
ク面と光ピックアップ摺動面との平行度の調整作業時に
おいても微調整が難しくなり作業性が悪いという問題点
があった。
【0007】そこで、本発明は、組み付け時の作業性が
良好であり、且つディスク面の光ピックアップ摺動面と
の平行度の調整が容易である調整機構、及びこの調整機
構を備えた光ディスク装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を鑑み、請求
項1記載のディスク装置用調整機構は、光ピックアップ
の移動をガイドするガイドロッドを搭載するベース部材
に設けられた、ディスク面に対する光ピックアップ摺動
面の平行度を調整するための調整機構であって、上記ベ
ース部材に装着され、上記ガイドロッドの端部を支持す
るホルダーと、上記ホルダー内に格納され、上記ガイド
ロッドに対して上記光ピックアップ摺動面に略垂直な付
勢方向に付勢するコイルバネと、上記ベース部材に設け
られ、上記ガイドロッドの上記付勢方向の変位を規制す
る係合部を有し、上記付勢方向の高さが調整可能である
螺子とを含む。
【0009】上記発明によれば、コイルバネがホルダー
内に格納されており、ホルダーをベース部材に搭載する
組み付け時に、コイルバネが抜け落ちる可能性が低減さ
れ、作業性が向上される。また、ガイドロッドを保持す
るためのホルダーを調整機構として利用しているため、
部品点数が増加することもない。更に、ターンテーブル
の回転面がベース部材の面に平行に調整されている場合
には、ガイドロッドをベース部材の面に対して平行に調
整するだけで、ターンテーブルの回転面、即ちディスク
の回転面とガイドロッドが画成する光ピックアップ摺動
面との平行度が確保されるので、調整が容易である。ま
た、ガイドロッドは、比較的長い距離にわたりベース部
材の前後方向に延在する構成であるので、ベース部材と
の平行度を比較的に容易且つ精度良く判断することがで
きる。
【0010】また、請求項2記載のディスク装置用調整
機構では、上記ホルダーは保持部を有し、上記付勢方向
と逆方向の上記コイルバネのバネ力により、上記保持部
が上記ベース部材に押圧されることによって、上記ホル
ダーが、上記ベース部材に保持されていることを特徴と
する。
【0011】上記発明によれば、コイルバネのバネ圧を
有効に利用することができ、ホルダーをベース部材に螺
子等によって締結させる必要がないので、部品点数を低
減させることができる。
【0012】また、請求項3記載のディスク装置用調整
機構では、上記ホルダーは、上記付勢方向に対して略垂
直な方向の上記ホルダーの変位を規制する上記ベース部
材の取付穴に、嵌合される嵌合部と、上記付勢方向に対
して略垂直な方向の上記ガイドロッドの変位を規制する
壁部とを有することを特徴とする。
【0013】上記発明によれば、ホルダーがベース部材
に完全に位置決めされることができると同時に、位置決
めされたホルダーによってガイドロッドが位置決めされ
るので、ガイドロッドの左右方向の位置精度を容易に確
保することができる。この結果、ガイドロッドの位置管
理が容易となり、その上を摺動する光ピックアップの動
作の安定性を図ることができる。
【0014】また、請求項4記載の光ディスク装置は、
本発明のよる調整機構を適切に使用することができる。
このような光ディスク装置は、製造が容易であり、記録
/再生時の精度が向上され、安定した機能を発揮するこ
とができる。
【0015】本発明の他の目的、構成及び効果は、図面
を参照して行う以下の実施形態の説明から、より明らか
になるだろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のディスク装置、及
びこれに使用される光ピックアップ移動機構の好ましい
実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説明す
る。
【0017】図1は、本発明に係るディスク装置の分解
斜視図である。図1に示すように、本発明によるディス
ク装置は、ローディングシャーシ120と、ディスク1
00を載置するディスク載置部162を有し、ローディ
ングシャーシ120に対し、前後方向に移動し、ディス
ク着脱位置とディスク再生位置との間を移動するディス
ク搬送用のディスクトレイ160と、ローディングシャ
ーシ120の後方下部に配列されたメイン回路基板20
0と、ディスク100の再生や記録を行うための光ピッ
クアップ250等が設けられたフィードシャーシ220
と、フィードシャーシ220を上昇位置と下降位置との
間で回動させるための回動フレーム340と、ローディ
ングシャーシに設けられたディスクトレイ160及び回
動フレーム340を作動させるローディング・カム機構
460と、これらを収納しアウターカバー362を備え
たケーシング360とを含む。
【0018】ローディングシャーシ120の後方には、
図1に示すように、ディスク100の再生や記録を行う
ための光ピックアップ250等を備えたフィードシャー
シ220が設けられている。
【0019】より詳細に説明すると、フィードシャーシ
220は、図2に示すように、金属板材によって形成さ
れたベースプレート222と、光ピックアップ250
と、光ピックアップ250をディスク100の半径方向
に移動させるスライド送り機構としての光ピックアップ
移動機構274とを備えている。後述する平行度の調整
の容易化のため、フィードシャーシ220は、好ましく
は、ターンテーブル回転用のスピンドルモータ240
と、スピンドルモータ240の回転軸242に固定され
たターンテーブル280とを更に含む。かかる場合、ス
ピンドルモータ240は、ベースプレート222の面と
ターンテーブル280の面とが平行になるように、ベー
スプレート222に搭載される。
【0020】このターンテーブル280は、ディスク1
00を、アウターカバー362に設けられたディスクク
ランパ(図示せず)との間に挟持し、スピンドルモータ
240の回転と共に回転される。その回転によって、デ
ィスク100も回転し、ディスク100の再生/記録が
行われる。従って、ディスク回転面は、ターンテーブル
280の回転面によって定義される。
【0021】また、この光ピックアップ移動機構274
は、図2(B)及び図3に示されるように、ベースプレ
ート222の裏側に設けられた正転/逆転可能なDCモ
ータからなるスレッドモータ302と、ベースプレート
222の上面に垂直に突出したスレッドモータ302の
回転軸320に固定されたモータギア304(図2及び
図3参照)と、このモータギア304と噛合するギアA
306(図3参照)と、このギアA306の下面に同軸
上に一体に形成されたギアA306より小径のギアB3
08と、このギアB308と噛合するラックギア312
及び第1のガイドロッド314に対する第1のガイドロ
ッド軸受け部266を備えたスライダ310と、このス
ライダ310を摺動可能に支持しベースプレート222
の前後方向に延在する第1のガイドロッド314と、ス
ライダ310の第1のガイドロッド314とは反対側の
第2の軸受け部330を摺動可能に支持するための、ベ
ースプレート222の前後方向に延在する第2のガイド
ロッド316とで構成されている。そして、このスライ
ダ310に、光ピックアップ250が設けられており、
その結果光ピックアップ250はスライダ310の移動
に伴ってディスク100の半径方向に移動可能となって
いる。また、スライダ310は、第1のガイドロッド3
14に、第1のガイドロッド軸受け部266によって摺
動可能に支持されている。
【0022】図3に示すように、これらのモータギア3
04、ギアA306、ギアB308、ラックギア312
の組合せにより、光ピックアップ移動機構(スライド送
り機構)274における減速ギア機構を構成し、スレッ
ドモータ302の回転を減速した上で光ピックアップ2
50の直線運動に変換している。それにより、光ピック
アップ250は、スレッドモータ302を正逆いずれか
に回転させることにより、第1のガイドロッド314及
び第2のガイドロッド316に沿ってディスク100の
半径方向に移動可能に構成されている。
【0023】より詳細に説明すると、スレッドモータ3
02及びモータギア304が軸方向上側から見て時計回
りに回転すると、ギアB308が軸方向上側から見て反
時計回りに回転し、ラックギア312と一体となったス
ライダ310の前方(ターンテーブル280の方向)に
送られる。その結果、光ピックアップ250は、ディス
ク100の外周側から内周側に向かって移動する。一
方、スレッドモータ302が逆向きに回転すると、光ピ
ックアップ250は、ディスク100の内周側から外周
側に向かって移動する。
【0024】以上の光ピックアップ移動機構274によ
り、第1のガイドロッド314及び第2のガイドロッド
316に沿って光ピックアップ250がディスクの半径
方向に移動する。従って、光ピックアップ摺動面は、こ
れらのガイドロッド314,316によって定義され
る。
【0025】フィードシャーシ220のベースプレート
222には、ディスク回転面と光ピックアップ摺動面と
の平行度の調整をする調整機構700が設けられてい
る。この調整機構700は、図4に示すように、ベース
プレート222に装着され、第2のガイドロッド316
の端部を支持するホルダー702と、ホルダー702に
格納されたコイルバネ704と、ベースプレート222
に支持された第2のガイドロッド316の高さを調整す
る調整螺子706とを含む。
【0026】ホルダー702は、樹脂等によって形成さ
れ、嵌合部712を有する。ホルダー702は、図4A
及び図4Bに示すように、ベースプレート222の取付
穴にホルダー702の嵌合部712を嵌合させることに
より装着される。
【0027】ホルダー702の嵌合部712の左右方向
(図4A及び図4Bにおいて指示するY,Y方向)
の幅(図4Bにおいて、Wにより指示)は、ベースプ
レート222の取付穴の左右方向の幅と略同一になるよ
うに形成される。これによって、ホルダー702のベー
スプレート222に対する左右方向(Y,Y方向)
の位置決めが達成される。
【0028】同様に、ホルダー702の前後方向(図4
A及び図4Bにおいて指示するX,X方向)のガタ
ツキを防止するため、ホルダー702の嵌合部712の
前後方向の幅(図示せず)は、ベースプレート222の
取付穴の前後方向の幅と略同一になるように形成され
る。但し、ベースプレート222の取付穴を略円形に形
成し、これに対応した嵌合部712の形状を形成するこ
とによって、これらの目的を達成することも当然に可能
である。
【0029】図4に示すように、ホルダー702は、コ
イルバネ704を格納するための格納部708を備え
る。格納部708は、好ましくは、前記嵌合部712を
中空に形成することにより画成される。
【0030】ホルダー702は、ベースプレート222
を押圧する保持部714と、第2のガイドロッド316
を支持するためのロッド支持部710とを更に有する。
保持部714は、ベースプレート222の面と略平行な
面を含む。ホルダー702は、後述するように、保持部
714の上記平行面をベースプレート222の面に当て
ることにより確実に保持される。
【0031】前記ロッド支持部710は、第2のガイド
ロッド316に略垂直で且つ上で定義された光ピックア
ップ摺動面と略平行な横断方向(図4A及び図4Bにお
いて、Y,Y方向)における第2のガイドロッド3
16の動きを規制するため、第2のガイドロッド316
を挟持する2つの壁部716,718を有し、第2のガ
イドロッド316の長手方向(図4A及び図4Bにおい
て指示するX,X方向)の動きを規制するため、第
2のガイドロッド316の端部を止める1つの壁部72
0を有する。
【0032】このロッド支持部710の前記2つの壁部
716,718間の上記横断方向の幅(図4Bにおい
て、Wにより指示)は、好ましくは、第2のガイドロ
ッド316の上記横断方向の幅(図4Bにおいて、W3
により指示)と略同一になるように形成される。これに
よって、第2のガイドロッド316のホルダー702に
対する上記横断方向(Y,Y方向)の位置決めが達
成される。この結果、ホルダー702が、上述したよう
に、ベースプレート222に位置決めされているので、
第2のガイドロッド316の上記横断方向(Y,Y
方向)の位置精度は、ホルダー702との位置決めによ
って確保されることができる。
【0033】図4Bに示すように、コイルバネ704
は、ホルダー702の内部に、コイルバネ704の一の
端部が、格納部708の底部に着座し、且つコイルバネ
704の他の端部が、ロッド支持部710の底部を構成
するように、格納される。従って、ホルダー702に支
持された第2のガイドロッド316は、ロッド支持部7
10を構成するコイルバネ704によって、上記光ピッ
クアップ摺動面に対して略垂直上向きの付勢方向(図4
Bにおいて、Z方向)に付勢される。
【0034】調整螺子706は、第2のガイドロッド3
16の近傍に、調整螺子706の係合部707であるフ
ランジ部の下面が第2のガイドロッド316の上部と係
合するように、螺着される。この調整螺子706のフラ
ンジ部の下面によって、コイルバネ704により上方向
(Z方向)に付勢された第2のガイドロッド316の
上方向(Z方向)の変位が拘束されることになる。こ
れにより、第2のガイドロッド316の上下方向
(Z,Z方向)の位置は、調整螺子706の係合部
707の高さ(即ち、調整螺子706の螺進度)に従っ
て調整されることができる。
【0035】また、コイルバネ704の反作用力によ
り、ベースプレート222に保持部714が下方向(Z
方向)に押圧されるので、ホルダー702は、螺子等
を用いることを要せず、ベースプレート222に確実に
保持されることができる。このように、コイルバネ70
4によるバネ圧は、第2のガイドロッド316を上方向
(Z方向)に付勢して高さを調整する役割だけでな
く、ホルダー702をベースプレート222に固定する
役割をも果たす。
【0036】本発明の好ましい実施例においては、ホル
ダー702は、第2のガイドロッド316の傾斜調整の
容易化のため、第2のガイドロッド316の前後端の双
方に設けられる。これに対応して、調整螺子706も同
様に、ホルダー702の近傍に配置される。但し、ホル
ダー702を、第2のガイドロッド316の前後端のい
ずれかの端部に設けることも可能である。この場合、1
つの調整螺子706が、ホルダー702の近傍に配置さ
れる。
【0037】本発明は、上述された実施例に限定される
ものでないことを理解されるべきである。例えば、ホル
ダー702及び調整螺子706を、第1のガイドロッド
314の近傍に配置することも当然に可能である。ま
た、ターンテーブル280が固定されたスピンドルモー
タ240が、光ピックアップが搭載されたベースプレー
ト222以外の他のベース部材に搭載されている場合で
あっても、本発明による調整機構によって、ディスク回
転面と光ピックアップ摺動面との平行度の調整をするこ
とができる。更に、本発明は、ディスク横置き型の光デ
ィスク装置について言及してきたが、ディスク縦置き型
の光ディスク装置についても適切に使用されることがで
きる。この場合、本明細書において用いられた方向(左
右、前後、上下、又は長手方向等)を表す表現が適宜変
更されることになるだろう。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようなものであ
るから、以下に記載されるような効果を奏する。本発明
によるディスク装置用ベースプレートが提供されること
によって、ディスク回転面と光ピックアップ摺動面との
平行度を容易に調整することができると同時に、作業性
をも向上することができる。
【0039】また、調整機構を構成するホルダーをコイ
ルバネのバネ圧を利用してベースプレートに保持するこ
とによって、螺子等の締結具が不要となり、部品点数を
低減することができる。
【0040】更に、ホルダーを位置決めすることによっ
て、ベースプレートに対してガイドロッドを容易に位置
決めすることができ、製品の精度を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスク装置の全体構成を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、フィードシャー
シの上面図及び右側面図である。
【図3】図2のフィードシャーシのギア機構が拡大して
示された底面図である。
【図4】図4(A)は、図2のL部を拡大した本発明の
好ましい実施例によるディスク装置用ベースプレートの
上面図であり、図4(B)は、図4(A)のラインM−
Mにより切断された断面図である。
【図5】従来の実施例による調整機構を概略的に示す図
である。
【符号の説明】
100 ディスク 120 ローディングシャーシ 160 ディスクトレイ 162 ディスク載置部 200 メイン回路基板 220 フィードシャーシ 222 ベースプレート 226 右側張り出し部 240 スピンドルモータ 242 回転軸 250 光ピックアップ 266 第1の軸受け部 274 光ピックアップ移動機構 280 ターンテーブル 302 スレッドモータ 304 モータギア 306 ギアA 308 ギアB 310 スライダ 312 ラックギア 314 第1のガイドロッド 316 第2のガイドロッド 320 回転軸 330 第2の軸受け部 340 回動フレーム 360 ケーシング 362 アウターカバー 460 ローディング・カム機構 600 調整機構 604 コイルバネ 606 調整螺子 616 ガイドロッド 700 調整機構 702 ホルダー 704 コイルバネ 706 調整螺子 707 係合部 708 格納部 710 ロッド支持部 712 嵌合部 714 保持部 716 壁部 718 壁部 720 壁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップの移動をガイドするガイ
    ドロッドを搭載するベース部材に設けられた、ディスク
    面に対する光ピックアップ移動面の平行度を調整するた
    めの調整機構であって、 上記ベース部材に装着され、上記ガイドロッドの端部を
    支持するホルダーと、 上記ホルダー内に格納され、上記ガイドロッドに対して
    上記光ピックアップ移動面に略垂直な付勢方向に付勢す
    るコイルバネと、 上記ベース部材に設けられ、上記ガイドロッドの上記付
    勢方向の変位を規制する係合部を有し、上記付勢方向の
    高さが調整可能である螺子とを含む、ディスク装置用調
    整機構。
  2. 【請求項2】 上記ホルダーは保持部を有し、上記付勢
    方向と逆方向の上記コイルバネのバネ力により、上記保
    持部が上記ベース部材に押圧されることによって、上記
    ホルダーが、上記ベース部材に保持されていることを特
    徴とする、請求項1記載のディスク装置用調整機構。
  3. 【請求項3】 上記ホルダーは、上記付勢方向に対して
    略垂直な方向の上記ホルダーの変位を規制する上記ベー
    ス部材の取付穴に、嵌合される嵌合部と、上記付勢方向
    に対して略垂直な方向の上記ガイドロッドの変位を規制
    する壁部とを有することを特徴とする、請求項1若しく
    は2記載のディスク装置用調整機構。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    ディスク装置用調整機構を有した、光ディスク装置。
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