JP2003091784A - 多段式能動型赤外線センサ - Google Patents

多段式能動型赤外線センサ

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JP2003091784A
JP2003091784A JP2001284591A JP2001284591A JP2003091784A JP 2003091784 A JP2003091784 A JP 2003091784A JP 2001284591 A JP2001284591 A JP 2001284591A JP 2001284591 A JP2001284591 A JP 2001284591A JP 2003091784 A JP2003091784 A JP 2003091784A
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infrared signal
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Masahito Iwazawa
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    • G08B13/183Actuation by interference with heat, light, or radiation of shorter wavelength; Actuation by intruding sources of heat, light, or radiation of shorter wavelength using active radiation detection systems by interruption of a radiation beam or barrier
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    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多段式能動型赤外線センサに対し、対向する
投光器からの投光のみを正確に受光器に受光させること
により、赤外線の相互干渉を完全に阻止して検知動作の
信頼性の向上を図る。 【解決手段】 多段式能動型赤外線センサの各投光器1
1A,11B,11Cそれぞれから投光される赤外線信
号中に個別のチャンネル情報を含ませる。各投光器11
A,11B,11Cからの赤外線信号の投光動作を互い
に異なるタイミングで行う。受光器12A,12B,1
2Cが受光した赤外線信号中に、対向する投光器11
A,11B,11Cのチャンネル情報が含まれているか
否かを判断し、この対向する投光器11A,11B,1
1Cのチャンネル情報が含まれていない場合には受光し
た赤外線信号をキャンセルする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セキュリティシス
テム等に使用される能動型赤外線センサに係る。特に、
本発明は、複数の投光手段と、警戒領域を隔てて各投光
手段にそれぞれ個別に対向する複数の受光手段とを備え
た多段式能動型赤外線センサにおける検知動作の信頼性
の向上を図るための対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平8−17167
9号公報に開示されているように、セキュリティシステ
ムに適用され警戒領域内への人の侵入を検知するための
能動型赤外線センサが知られている。この種のセンサ
は、一般には、投光素子を内蔵した投光器と受光素子を
内蔵した受光器とを備えている。この投光器と受光器と
が警戒領域を挟んで対向配置され、投光器からの赤外線
が受光器に向けて投光される。そして、この投光器から
受光器への赤外線が侵入者によって遮断されて受光素子
の受光量が変化すると、例えば防犯カメラの作動を開始
させたり警備会社への通報が行われる。
【0003】また、この種のセンサの1タイプとして、
複数の投光器と、警戒領域を隔てて各投光手段にそれぞ
れ個別に対向する複数の受光器とを備えた多段式能動型
赤外線センサ(マルチビームセンサとも呼ばれる)も知
られている(例えば特開平9−297184号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な多段式能動型赤外線センサにあっては、投光器からの
赤外線が広角的に投光されるため、この赤外線を投光し
た投光器に対向しない受光器にもこの赤外線が受光され
てしまう所謂赤外線の相互干渉が発生する可能性があ
る。特に、投光器と受光器との距離が大きく離れている
場合(例えば警戒領域の幅が100m程度の場合)には
この赤外線の相互干渉が生じやすい。
【0005】この赤外線の相互干渉が生じた場合、警戒
領域内の複数の赤外線のうちの幾つかが侵入者によって
遮断されたとしても、各受光器には対向しない投光器か
らの赤外線も投光されているため、受光器では、この赤
外線の遮断が検知できない所謂失報が発生してしまう可
能性がある。
【0006】この赤外線の相互干渉による不具合を解消
するための手法として、各投光器から投光される赤外線
のパルス周波数を互いに異ならせることが行われてい
る。これにより、互いに対向する投光器と受光器とを一
つのセンサユニットとしてそれぞれ独立して作動させる
ことができ、対向しない投光器からの赤外線を受光器が
受けたとしてもその受光信号をキャンセルできるように
している。
【0007】しかしながら、このように各投光器から投
光される赤外線のパルス周波数を互いに異ならせるよう
にした場合、各受光器においては各チャンネル(周波
数)に対応した高性能フィルタを備えさせる必要があ
る。このフィルタは、投光器と受光器とが近距離に設置
される場合には受光器への赤外線の入光量が多くなるた
め、そのフィルタ性能に限界があり、赤外線の相互干渉
を完全に阻止することはできなかった。また、センサが
設置された環境、作業者による調整ミスや設定ミスなど
によって赤外線の相互干渉を招いてしまう可能性もあっ
た。更に、このフィルタの設置に伴うコストの高騰も招
いてしまうことになっていた。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、多段式能動型赤外線
センサに対し、対向する投光器からの投光のみを正確に
受光器に受光させることにより、赤外線の相互干渉を完
全に阻止して検知動作の信頼性の向上を図ることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】−発明の概要−上記の目
的を達成するために、本発明は、多段式能動型赤外線セ
ンサに対し、各投光手段それぞれから投光される赤外線
中に個別のチャンネル情報を含ませるようにするととも
に、各投光手段からの赤外線信号の投光を互いに異なる
タイミングで行うようにしている。
【0010】−解決手段− 具体的には、複数の投光手段と、警戒領域を隔てて各投
光手段にそれぞれ個別に対向する複数の受光手段とを備
え、個々の投光手段からそれに対向する受光手段に向け
て赤外線信号が投光され、この赤外線信号が遮断される
ことにより上記警戒領域への物体の侵入を検知する多段
式能動型赤外線センサを前提とする。この多段式能動型
赤外線センサに対し、投光制御手段と受光認識手段とを
備えさせている。投光制御手段は、各投光手段から投光
される赤外線信号にそれぞれ個別のチャンネル情報を与
え、このチャンネル情報が付与された赤外線信号を各投
光手段から互いに異なるタイミングで投光させる。受光
認識手段は、各受光手段に備えられ、受光した赤外線信
号中に、対向する投光手段のチャンネル情報が含まれて
いるか否かを判断し、この対向する投光手段のチャンネ
ル情報が含まれていない場合には受光した赤外線信号を
キャンセルする。
【0011】この特定事項により、各投光手段からは、
互いに異なるタイミングで受光手段に向けての赤外線信
号の投光が行われる。このため、受光手段が複数の投光
手段からの赤外線信号を同時に受光するといった状況を
回避することができる。また、これら赤外線信号にはそ
れぞれ個別のチャンネル情報が与えられており、受光手
段の受光認識手段は、受光した赤外線信号に含まれてい
るチャンネル情報に基づいてその赤外線信号が対向する
投光手段から投光されたものであるか否かを判断し、対
向する投光手段から投光されたものであると判断した場
合にのみその信号を有効とする。つまり、受光認識手段
は、対向する投光手段のチャンネル情報が含まれている
赤外線信号が所定時間受光されない状況が生じた場合に
は、警戒領域に物体(人体など)が侵入したと判断する
ことになる。これにより、赤外線の相互干渉の影響を受
けることなしに信頼性の高い物体検知動作を行うことが
できる。
【0012】各投光手段からの赤外線信号の投光動作の
具体例としては以下のものが掲げられる。つまり、投光
制御手段は、各投光手段毎の個別のチャンネル情報とそ
の他の所定データ信号とをデータパケットとして赤外線
信号に与えるようにしている。
【0013】この場合、チャンネル情報と共にデータパ
ケットとして赤外線信号に与えられるデータ信号は、他
の能動型赤外線センサから受けた物体侵入検知信号であ
る。
【0014】この特定事項により、赤外線信号中に種々
の情報を含ませることが可能になり、特に、他の能動型
赤外線センサから受けた物体侵入検知信号を含ませた場
合には、投光手段から投光される赤外線信号を発報信号
の伝送手段として利用しながら複数の能動型赤外線セン
サによる複数の警戒領域に対する監視を行うことが可能
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、オフィスや工場等の
夜間警戒を行うために設置されるセキュリティシステム
等に適用され、監視エリア(警戒領域)内への人の侵入
を検知するためのシステムであって、所謂ポーリングシ
ステムに本発明に係る多段式能動型赤外線センサを適用
した場合について説明する。
【0016】上記ポーリングシステムは、複数の赤外線
センサから構成され、一部の赤外線センサが人体を検知
して発報した場合に、その発報信号が赤外線パルス信号
と共に伝送方向下流側の赤外線センサに順次伝送されて
いき、伝送方向最下流の赤外線センサから受信機に向け
て発報信号が送信されるように構成されたシステムであ
る。
【0017】−システム全体構成の説明− 具体的には、図1(本システムの概略構成を示す図)に
示すように、本警報システムは、複数(図1に示すもの
では3個)の能動型赤外線センサ1,1,1を備えた構
成となっている。詳しくは、各能動型赤外線センサ1,
1,1は、上下方向に並設された投光手段としての複数
の投光器11,11,11及び各投光器11,11,1
1にそれぞれ個別に対向配置された受光手段としての複
数の受光器12,12,12が監視エリアを挟んで対向
配置されている。図1に示すものでは投光器11,1
1,11及び受光器12,12,12が上下方向にそれ
ぞれ3個ずつ配置されている。
【0018】また、互いに隣接するセンサ1,1同士の
受光器12,12,12と投光器11,11,11とは
一体的に構成されており、この受光器12から投光器1
1に向けて発報信号の伝送が可能となるように接続され
ている。更に、各投光器11,11,11は、対向する
受光器12,12,12に向けて発する赤外線パルス信
号に発報信号を含ませることが可能に構成されている。
このため、一部の赤外線センサ1が人体を検知して発報
した場合には、その発報信号が、伝送下流側の赤外線セ
ンサ1(図中の右側のセンサ)に順次伝送されていき、
伝送最下流の赤外線センサ1から受信機2に向けて送信
されるようになっている。
【0019】また、受信機2には、例えば警備会社の管
理サーバ3が接続されており、センサ1から発報信号が
発信された際、受信機2が管理サーバ3に向けて通報
(警報信号の発信)を行うようになっている。
【0020】−赤外線センサ1の説明− 次に、各赤外線センサ1の特徴とする構成について説明
する。各赤外線センサ1の構成は、共に略同一であるた
め、ここでは上記伝送方向最下流の赤外線センサ1を例
に掲げて説明する。
【0021】図2は、この赤外線センサ1の概略構成を
示す図である。この図に示すように、赤外線センサ1の
投光器11,11,11は、上記伝送上流側の受光器1
2,12,12と一体的に構成されており、この受光器
12,12,12からの発報信号を受信可能となってい
る。
【0022】そして、これら各投光器11,11,11
には、投光制御手段を構成する投光コントローラ13,
13,13がそれぞれ設けられている。これら投光コン
トローラ13,13,13は、自己の投光器11から投
光される赤外線信号に予め設定されたチャンネル情報を
与えるものである。例えば、図2における最上段の第1
投光器11Aの投光コントローラ13Aはこの第1投光
器11Aから投光される赤外線信号にチャンネル「1」
の情報を与える。また、図2における中段の第2投光器
11Bの投光コントローラ13Bはこの第2投光器11
Bから投光される赤外線信号にチャンネル「2」の情報
を与える。更に、図2における最下段の第3投光器11
Cの投光コントローラ13Cはこの第3投光器11Cか
ら投光される赤外線信号にチャンネル「3」の情報を与
える。このようにして、各投光器11A,11B,11
Cから投光される赤外線信号には、互いに異なるチャン
ネル情報が与えられる。これにより、各投光器11A,
11B,11Cからは、他の能動型赤外線センサから受
けた物体侵入検知信号(発報信号)とチャンネル情報と
がデータパケットとして赤外線信号に与えられるように
なっている。
【0023】また、この投光コントローラ13のもう一
つの機能としては、他の投光コントローラ13,13と
の間で通信を行い、他の投光コントローラ13,13に
よる投光器11からの投光動作が行われていないタイミ
ングで自己の投光器11からの投光動作を行うようにし
ている。つまり、これら投光コントローラ13A,13
B,13C同士が通信を行うことによって何れか一つの
投光器11のみからの投光動作が行われるようになって
いる。この各投光器11A,11B,11Cからの赤外
線信号の投光タイミングとしては、例えば、第1投光器
11Aからの投光が行われた直後に第2投光器11Bか
らの投光が行われ、その後、第3投光器11Cからの投
光が行われる。そして、再び第1投光器11Aからの投
光が行われるといったように、各投光器11A,11
B,11Cから順に赤外線信号の投光が行われるように
なっている。図3は各投光器11A,11B,11Cか
らの赤外線信号の投光タイミングを示すタイミングチャ
ートである。このようにして、常に何れかの投光器11
A,11B,11Cから赤外線信号の投光が行われ、且
つ複数の投光器11A,11B,11Cから同時に赤外
線信号が投光されることがないように各投光器11A,
11B,11Cからの赤外線信号の投光タイミングが制
御される。このようにして各投光コントローラ13A,
13B,13Cによって本発明でいう投光制御手段が構
成されている。
【0024】一方、本赤外線センサ1の受光器12,1
2,12には受光認識手段としての受光認識部14,1
4,14がそれぞれ設けられている。この受光認識部1
4は、受光器12が受光した赤外線信号中に、対向する
投光器11のチャンネル情報が含まれているか否かを判
断し、この対向する投光器11のチャンネル情報が含ま
れていない場合には受光した赤外線信号をキャンセルす
るようになっている。つまり、図2における最上段の第
1受光器12Aの受光認識部14Aはチャンネル「1」
の情報が含まれている赤外線信号のみを有効とし、その
他のチャンネルの情報が含まれている赤外線信号を無効
とする。また、図2における中段の第2受光器12Bの
受光認識部14Bはチャンネル「2」の情報が含まれて
いる赤外線信号のみを有効とし、その他のチャンネルの
情報が含まれている赤外線信号を無効とする。更に、図
2における最下段の第3受光器12Cの受光認識部14
Cはチャンネル「3」の情報が含まれている赤外線信号
のみを有効とし、その他のチャンネルの情報が含まれて
いる赤外線信号を無効とする。
【0025】−動作説明− 次に、上述の如く構成された赤外線センサ1の動作につ
いて説明する。
【0026】先ず、各赤外線センサ1,1,1にあって
は、各投光器11,11,11から受光器12,12,
12に向けて赤外線信号が投光される。これら投光器1
1,11,11からの赤外線信号の投光タイミングは、
上述した如く、各投光器11A,11B,11Cから順
に赤外線信号の投光が行われる(図3参照)。
【0027】また、各投光器11A,11B,11Cか
ら投光される赤外線信号には、他の能動型赤外線センサ
1から受けた物体侵入検知信号(発報信号)とチャンネ
ル情報とがデータパケットとして与えられている。つま
り、第1投光器11Aから投光される赤外線信号にはチ
ャンネル「1」の情報が、第2投光器11Bから投光さ
れる赤外線信号にはチャンネル「2」の情報が、第3投
光器11Cから投光される赤外線信号にはチャンネル
「3」の情報がそれぞれ含まれている。
【0028】そして、受光器12,12,12は上記各
投光を受光しているが、受光認識部14が、受光器12
が受光した赤外線信号中に、対向する投光器11のチャ
ンネル情報が含まれているか否かを判断し、この対向す
る投光器11のチャンネル情報が含まれていない場合に
は受光した赤外線信号をキャンセルする。つまり、自己
に対向する投光器11からの赤外線信号のみを有効と
し、この赤外線信号の遮断の有無によって物体の存在の
有無を判定する。
【0029】そして、何れかの赤外線センサ1が人体を
検知して発報した場合には、その発報信号が赤外線信号
と共に伝送方向下流側の赤外線センサ1に順次伝送され
ていき、伝送方向最下流の赤外線センサ1から受信機2
に向けて発報信号が送信され、受信機2から管理サーバ
3に向けて通報が行われる。
【0030】−実施形態の効果− このように本形態では、各投光器11A,11B,11
Cから、互いに異なるタイミングで受光器12A,12
B,12Cに向けての赤外線信号の投光が行われる。こ
のため、各受光器12A,12B,12Cにあっては対
向する投光器11A,11B,11Cのみから赤外線信
号を受光するといった状況を確保することができる。つ
まり、複数の投光器11A,11B,11Cからの赤外
線信号を同時に受光するといった状況を回避することが
できる。また、これら赤外線信号にはそれぞれ個別のチ
ャンネル情報が与えられており、このチャンネル情報に
基づいて、対向する投光器11A,11B,11Cから
投光された赤外線信号であるか否かを判断することがで
きるようになっている。このため、仮に赤外線の相互干
渉が生じている状況であっても、その影響を受けること
なしに信頼性の高い物体検知動作を行うことが可能にな
る。また、従来のように各投光器から投光される赤外線
のパルス周波数を互いに異ならせるようにした場合に
は、各チャンネルに対応した高性能フィルタを備えさせ
る必要があったが、本形態によればその必要はなくな
り、センサのコストの削減を図ることもできる。
【0031】−その他の実施形態− 上述した実施形態では、各投光器11A,11B,11
Cそれぞれに投光コントローラ13A,13B,13C
を備えさせ、これら投光コントローラ13A,13B,
13C同士が通信を行うことによって何れか一つの投光
器11のみからの投光動作が行われるようにしていた。
本発明はこれに限らず、1つのコントローラによって各
投光器11A,11B,11Cからの投光動作を一元管
理することで、何れか一つの投光器11のみからの投光
動作が行われるようにしてもよい。
【0032】また、各投光器11A,11B,11Cか
らの赤外線信号の投光タイミングとしては、第1、第
2,第3投光器の順で投光が行われるようにしていた。
本発明はこれに限らず、ランダムに各投光器11A,1
1B,11Cから赤外線信号が投光されるようにしても
よい。但し、この場合にも、複数の投光器11A,11
B,11Cから同時に赤外線信号が投光されることがな
いようにする。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明では、複数の投光
手段と、警戒領域を隔てて各投光手段にそれぞれ個別に
対向する複数の受光手段とを備えた多段式能動型赤外線
センサに対し、各投光手段それぞれから投光される赤外
線中に個別のチャンネル情報を含ませるようにするとと
もに、各投光手段からの赤外線信号の投光を互いに異な
るタイミングで行うようにしている。このため、受光手
段が複数の投光手段からの赤外線信号を同時に受光する
といった状況を回避することができると共に、受光した
赤外線信号に含まれているチャンネル情報に基づいてそ
の赤外線信号が対向する投光手段から投光されたもので
あるか否かを判断することができる。これにより、赤外
線の相互干渉の影響を受けることなしに信頼性の高い物
体検知動作を行うことができる。また、各チャンネルに
対応した高性能フィルタを備えさせる必要もないため、
センサのコストの削減を図ることもできる。
【0034】また、各投光手段毎の個別のチャンネル情
報と他の能動型赤外線センサから受けた物体侵入検知信
号とをデータパケットとして赤外線信号に与えるように
した場合には、投光手段から投光される赤外線信号を発
報信号の伝送手段として利用しながら複数の能動型赤外
線センサによる複数の警戒領域に対する監視を行うこと
が可能になり、赤外線センサの実用性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るセキュリティシステムの概略構
成を示す図である。
【図2】赤外線センサの概略構成を示す図である。
【図3】各投光器からの赤外線信号の投光タイミングを
示すタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 多段式能動型赤外線センサ 11 投光器(投光手段) 12 受光器(受光手段) 13 投光コントローラ(投光制御手段) 14 受光認識部(受光認識手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の投光手段と、警戒領域を隔てて各
    投光手段にそれぞれ個別に対向する複数の受光手段とを
    備え、個々の投光手段からそれに対向する受光手段に向
    けて赤外線信号が投光され、この赤外線信号が遮断され
    ることにより上記警戒領域への物体の侵入を検知する多
    段式能動型赤外線センサにおいて、 各投光手段から投光される赤外線信号にそれぞれ個別の
    チャンネル情報を与え、このチャンネル情報が付与され
    た赤外線信号を各投光手段から互いに異なるタイミング
    で投光させる投光制御手段と、 各受光手段に備えられ、受光した赤外線信号中に、対向
    する投光手段のチャンネル情報が含まれているか否かを
    判断し、この対向する投光手段のチャンネル情報が含ま
    れていない場合には受光した赤外線信号をキャンセルす
    る受光認識手段とを備えていることを特徴とする多段式
    能動型赤外線センサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多段式能動型赤外線セン
    サにおいて、 投光制御手段は、各投光手段毎の個別のチャンネル情報
    とその他の所定データ信号とをデータパケットとして赤
    外線信号に与えることを特徴とする多段式能動型赤外線
    センサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の多段式能動型赤外線セン
    サにおいて、 チャンネル情報と共にデータパケットとして赤外線信号
    に与えられるデータ信号は、他の能動型赤外線センサか
    ら受けた物体侵入検知信号であることを特徴とする多段
    式能動型赤外線センサ。
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