JP3330846B2 - 防犯用感知器および警備システム - Google Patents

防犯用感知器および警備システム

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JP3330846B2
JP3330846B2 JP13865597A JP13865597A JP3330846B2 JP 3330846 B2 JP3330846 B2 JP 3330846B2 JP 13865597 A JP13865597 A JP 13865597A JP 13865597 A JP13865597 A JP 13865597A JP 3330846 B2 JP3330846 B2 JP 3330846B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人の侵入に基づ
き発せられる信号を受信して侵入者の感知を行う防犯用
感知器、並びに、該防犯用感知器と通信を行って侵入者
の出入りを監視する監視装置を備えた警備システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】昼間には人の出入りが自由で夜間には人
の出入りがなく無人になるような例えばパチンコ店など
の施設に設備され、防犯のため無人となる夜間に人の侵
入を監視する警備システムがある。一般に、警備システ
ムは、人の侵入を感知する複数の防犯用感知器と、これ
ら複数の防犯用感知器と通信を行って人の侵入を監視す
る監視装置等から構成され、通常、監視装置には、監視
の実行/解除を切り換える切換スイッチや、侵入者があ
った場合に警報を行う音響装置や表示灯などの警報手
段、並びに、侵入者があった場合に電話回線などを介し
て例えば警備センター(警備会社)等に通報する通報手
段などが設けられている。
【0003】このような警備システムによれば、昼間な
ど人の出入りが自由なときには、切換スイッチを操作し
て監視を解除しておくことで、防犯用感知器が人を感知
しても警報や警備センターへの通報が行われず、一方、
夜間など無人となるときには、切換スイッチを操作して
監視を実行させることで、防犯用感知器が人を感知した
場合に警報や警備センターへの通報が行われるようにな
っている。
【0004】このような警備システムでは、人の出入り
が自由なときに、例えば厚紙等の障害物で防犯用感知器
を覆うなどして防犯用感知器の感知機能を不能とし、夜
間になって悠々と設備内に侵入するといった事態があり
得るため、このような事態に対処すべく、上記の障害物
の設置等の細工が行われた場合に、その細工を検出する
機能を備えた防犯用感知器も開発されている。
【0005】従来、侵入者の感知機能を不能とする細工
を検出する防犯用感知器として、例えば、実開平5−5
9591号に開示の防犯用侵入者検知装置や、特開平8
−235456号に開示の熱線センサなどがある。これ
らの技術は、共に、防犯用感知器から障害物検出用の赤
外線を発信すると共にその反射波を受信し、この反射波
の受信レベルによって防犯用感知器への細工を検出しよ
うとするものである。即ち、例えば厚紙やシール等の障
害物で防犯用感知器を覆って侵入者の感知機能を不能に
した場合、防犯用感知器から発信される赤外線が上記の
障害物に当たって跳ね返り、この反射した赤外線が防犯
用感知器に受信されて、上記障害物が検出されるように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の障害
物の検出が行われる期間は、通常、人の出入りが自由な
ときであるため、例えば、障害物検出用の赤外線が通行
人に当たって跳ね返り、間違って障害物として検出され
てしまうといった問題がある。障害物と間違って通行人
を検出してしまった場合、何ら問題のない通行人に対し
て誤報が行われることになるので、間違った検出は極力
回避する必要がある。また、防犯用感知器を不能とさせ
る障害物として、例えば赤外線を吸収する部材が使用さ
れた場合、障害物から反射波が得られないので、障害物
を検出することが出来ないといった問題も有している。
【0007】また、この障害物の検出方法では、防犯用
感知器1つ1つに、赤外線を発信する発信手段や反射波
を受信する受信手段がそれぞれ必要であり、製造コスト
の高騰を招く。
【0008】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、障害物の検出に対して信頼性が高く、且つ、製造
コストの低減を図れる防犯用感知器およぴ警備システム
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、人の侵入に基づき空間を介
して伝えられる信号を受信して侵入者の感知を行う防犯
用感知器において、障害物を検知するための障害物検知
用信号を空間を介して他の防犯用感知器に発信する発信
手段と、他の防犯用感知器から発信された障害物検知用
信号を受信する受信手段との少なくともいずれか一方を
備え、前記障害物検知用信号は、人の侵入に基づき空間
を介して伝えられる信号と識別可能な信号であって、
数の防犯用感知器の間で前記障害物検知用信号の送受信
を行って防犯用感知器の周囲に障害物があるか否かを検
知する構成とした。
【0010】この請求項1記載の防犯用感知器によれ
ば、人の侵入があった場合に、この侵入に基づき空間を
介して伝えられる信号を受信することで侵入者の感知が
可能である一方、この感知機能を不能とすべく防犯用感
知器の周囲に障害物が取り付けられた場合でも、複数の
防犯用感知器の間で空間を介した障害物検知用信号の送
受信が行われ、この障害物検知用信号の送受信に基づき
障害物の検知を行うことが出来る。
【0011】また、従来の反射波を受信して障害物の検
知を行う形式のものでは、例えば通行人など障害物以外
のものに反射した信号を受信して障害物として誤検出し
てしまうといったことがあり得たのに対して、この発明
では、障害物検知用信号を複数の防犯用感知器の間で送
受信することで障害物の検知を行い、障害物の検知に障
害物からの反射を使用しないので、障害物の誤検出の可
能性が大幅に低下する。
【0012】また、防犯用感知器には、障害物を検知す
るための構成として、障害物検知用信号を他の防犯用感
知器に発信する発信手段か、或いは、他の防犯用感知器
から発信された障害物検知用信号を受信する受信手段の
少なくともいずれか一方を備えれば良く、更に、上記受
信手段は、侵入者を検出する際に人の侵入に基づき発せ
られる信号を受信する侵入者検出用の受信手段と兼ねる
ことが可能であるため、防犯用感知器の製造コストを総
合的に低下させることが出来る。即ち、従来の障害物か
らの反射を利用した形式のものでは、個々の防犯用感知
器に、障害物検出用の信号を発信する発信手段と反射信
号を受信する受信手段とをそれぞれ必要としていたのに
比べて、製造コストの低下を図ることが出来る。
【0013】ここで、上記の人の侵入に基づき空間を介
して伝えられる信号とは、例えば、人から直接に発せら
れる赤外線や、予め空間に発信している超音波や赤外線
などの反射波や波動の乱れなど、種々の信号が適用可能
である。障害物を検知するための障害物検知用信号とし
ては、例えば赤外線などの光線や超音波などが利用可能
である。障害物検知用信号は、空間を介して直接に送受
信されても良いし、床や壁などの物体に反射して送受信
されても良く、更に、障害物検知用信号の経路を普段な
にものも通過しない箇所に設定することが好ましく、そ
うすることで、障害物の検知/非検知の信頼性を向上さ
せることが出来る。
【0014】また、請求項1に記載の発明において、さ
らに、前記障害物検知用信号が、前記人の侵入に基づき
空間を介して伝えられる信号と識別可能な信号である構
成とした。
【0015】この請求項1記載の構成によれば、例えば
侵入者のある無しの監視を行わずに障害物の検知だけ行
う場合、障害物検知用信号を送受信する際に、人の侵入
に基づく信号(例えば通行人から発せられる赤外線や通
行人に当たって跳ね返る超音波など)と障害物検知用信
号とを取り違えるといった間違いが防止され、障害物の
検知/非検知の信頼性が向上する。また、侵入者のある
無しを監視する場合に、侵入者に基づく信号と障害物検
知用信号とを取り違えるといった間違いが防止され、侵
入者の感知/非感知の信頼性が向上する。
【0016】ここで、人の侵入に基づく信号と識別可能
な信号(障害物検知用信号)は、例えば、人から発せら
れる赤外線と異なる波長にピークを有する赤外線や、所
定の波形で発信した信号(例えば短い時間間隔ごとパル
ス信号の点滅)などが含まれる。
【0017】請求項2に記載の発明は、人の侵入に基づ
き空間を介して伝えられる信号を受信して侵入者の感知
を行う防犯用感知器において、障害物を検知するための
障害物検知用信号を空間を介して他の防犯用感知器に発
信する発信手段と、他の防犯用感知器から発信された障
害物検知用信号を受信する受信手段との少なくともいず
れか一方を備え、複数の防犯用感知器の間で前記障害物
検知用信号の送受信を行って防犯用感知器の周囲に障害
物があるか否かを検知し、侵入者の感知を行う侵入者感
知期間と障害物の検知を行う障害物検知期間とに時分割
する時分割手段と、前記侵入者感知期間において、人の
侵入に基づき空間を介して伝えられる信号を受信可能な
状態にし、前記障害物検知期間において前記障害物検知
用信号の送受信を実行する状態に切り替える切換手段と
を備えた構成とした。
【0018】この請求項2記載の防犯用感知器によれ
ば、人の侵入があった場合に、この侵入に基づき空間を
介して伝えられる信号を受信することで侵入者の感知が
可能である一方、この感知機能を不能とすべく防犯用感
知器の周囲に障害物が取り付けられた場合でも、複数の
防犯用感知器の間で空間を介した障害物検知用信号の送
受信が行われ、この障害物検知用信号の送受信に基づき
障害物の検知を行うことが出来る。また、従来の反射波
を受信して障害物の検知を行う形式のものでは、例えば
通行人など障害物以外のものに反射した信号を受信して
障害物として誤検出してしまうといったことがあり得た
のに対して、この発明では、障害物検知用信号を複数の
防犯用感知器の間で送受信することで障害物の検知を行
い、障害物の検知に障害物からの反射を使用しないの
で、障害物の誤検出の可能性が大幅に低下する。また、
防犯用感知器には、障害物を検知するための構成とし
て、障害物検知用信号を他の防犯用感知器に発信する発
信手段か、或いは、他の防犯用感知器から発信された障
害物検知用信号を受信する受信手段の少なくともいずれ
か一方を備えれば良く、更に、上記受信手段は、侵入者
を検出する際に人の侵入に基づき発せられる信号を受信
する侵入者検出用の受信手段と兼ねることが可能である
ため、防犯用感知器の製造コストを総合的に低下させる
ことが出来る。即ち、従来の障害物からの反射を利用し
た形式のものでは、個々の防犯用感知器に、障害物検出
用の信号を発信する発信手段と反射信号を受信する受信
手段とをそれぞれ必要としていたのに比べて、製造コス
トの低下を図ることが出来る。 さらに、請求項2記載の
発明によれば、上記切換手段の切り換えにより、侵入者
の感知と障害物の検知とが別々の時間に行われるので、
障害物の検知と侵入者の感知とを取り違えることがな
く、信頼性高く障害物の検知を行うことが出来る。ま
た、侵入者の感知と障害物の検知とが別々の時間に行わ
れるので、障害物検知信号が人の侵入に基づく信号と識
別可能でなくても良く、それ故、障害物検知信号を単純
な信号にして発信手段や受信手段を単純な構成にするこ
とが出来るし、また、障害物検知信号を人の侵入に基づ
く信号と同様の信号にして、受信手段を兼用させること
も出来る。ここで、上記の人の侵入に基づき空間を介し
て伝えられる信号や、障害物検知用信号については、請
求項1と同様である。
【0019】請求項3記載の防犯用感知器は、請求項1
または2に記載の防犯用感知器において、前記障害物検
知用信号の送受信が、任意の時間間隔を開けて行われる
構成とした。
【0020】一般に、障害物の検知については、障害物
が設置された瞬間を検知する必要はなく、侵入者の監視
を行う前に障害物が設置されていないかを検知すれば良
いので、この請求項3記載の発明のように、障害物検知
用信号の送受信を、常時行わずに任意の時間間隔を開け
て行うようにしても良く、そうすることで、障害物の検
知に関わるランニングコストを低減することが出来る。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の防犯用感知器と、これら防犯用感知器と
通信を行って侵入者の出入りを監視する監視装置とを備
えた警備システムであって、前記防犯用感知器が、障害
物を検知した場合に前記監視装置に障害物検知を示す障
害物検知情報を送信する構成とした。
【0022】この請求項4記載の警備システムによれ
ば、障害物を検知した場合に送信される障害物検知情報
によって、監視装置側で障害物の検出に対する様々な制
御を行うことが出来る。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項4記載の警
備システムにおいて、前記監視装置が、侵入者の出入り
を監視する監視実行状態と監視を行わない監視解除状態
とに切り換え可能であり、前記防犯用感知器による前記
障害物検知情報の送信が、前記監視装置が監視解除状態
であるときに行われる構成とした。
【0024】この請求項5記載の警備システムによれ
ば、侵入者の監視を必要としない人の出入りが自由な時
と、人の出入りが無くなり監視を必要とする時とに、そ
れぞれ対応して監視装置が監視実行状態と監視解除状態
とに切換可能になっている一方、監視装置が監視解除状
態であっても、防犯用感知器で障害物が検知された場合
に、障害物検知情報が監視装置に送信されて、障害物の
検出に対する様々な制御が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1には、本発明
の実施の形態である警備システム100の概要図を、図
2には、この発明の実施の形態の防犯用感知器DE1,
DE2…を施設内に設置した状態の模式図を、図3には
防犯用感知器DE1の回路構成を示すブロック図を示
す。
【0026】この実施の形態の警備システム100は、
侵入者の監視を行う機能の他、侵入者の感知機能を不能
とするような障害物が設置された場合に、この障害物を
検出する機能を有するもので、複数の防犯用感知器DE
1,DE2…と、監視装置10等から構成される。
【0027】これら監視装置10と複数の防犯用感知器
DE1,DE2…とは、伝送線路LSを介して接続さ
れ、例えば、監視装置10をホスト局としたポーリング
方式の通信が行われるようになっている。即ち、監視装
置10から、アドレス信号とコマンド信号が続けて送信
され、このアドレス信号と合致する防犯用感知器にコマ
ンド信号が受信されて、コマンド信号に基づく応答動作
および/又は応答データの返送が行われるようになって
いる。コマンド信号の内容については後に詳述する。
【0028】防犯用感知器DE1,DE2…は、人から
自然放射される赤外線を受信しで侵入者の検知を行うも
ので、図3に示すように、その内部には、伝送回路4
1、侵入信号判別回路42、監視信号判別回路43、赤
外線センサ44、および、赤外線発光部46等が設けら
れている。
【0029】防犯用感知器DE1,DE2…は、外部を
本体ケースで覆われて構成されており、上記の赤外線セ
ンサ44や赤外線発光部46は、例えば本体ケースの所
定の箇所に設けられた窓部を介して、外部と赤外線をや
りとり可能になっている。つまり、この本体ケースの窓
部が障害物で覆われた場合に、侵入者の検知機能が不能
とされる可能性がある。
【0030】これら防犯用感知器DE1,DE2…は、
図2に示すように、例えば施設内の天井や壁などに設置
され(図示例では天井CEに設置されている。)、この
設置箇所の周辺範囲で侵入者の検知を行うようになって
いると共に、複数の防犯用検知器DE1,DE2…の間
で、障害物を検出するための監視信号(障害物検出用信
号)を、空間を介して直接或いは壁や床等の反射を利用
して送受信するようになっている。図示例では、天井C
Eに沿って直接、並びに、壁Wに反射させて監視信号の
送受信を行うようになっている。
【0031】なお、監視信号の送信経路は、天井など、
通常、信号送信の阻害となるものが通過しない範囲に設
けるのが好ましく、そうすることで、防犯用感知器DE
1,DE2…の感知機能に問題のない一時的な通過物
を、障害物と間違って検出してしまうといった不都合を
回避することが出来る。
【0032】上記の伝送回路41(図3)は、監視装置
10から送信されるアドレス信号やコマンド信号の識
別、コマンド信号に基づく侵入信号判別回路42、監視
信号判別回路43および駆動回路45の制御、並びに、
監視装置10への応答信号の送信等の処理を行うもので
ある。
【0033】つまり、この伝送回路41が、監視装置1
0からのコマンド信号に基づき侵入信号判別回路42の
オン/オフや監視信号判別回路43又は駆動回路45の
オン/オフを交互に切る換える切換手段、並びに、この
切り換えにより侵入者の感知を行う侵入者感知期間と障
害物の検知を行う障害物検知期間とに時分割する時分割
手段を構成している。
【0034】なお、侵入者感知期間と障害物検知期間と
の時分割は、障害物検知期間が比較的短い間隔で分割さ
れるように分割するのが好ましく、そうすることで、障
害物検知期間に侵入者が侵入して発見できないといった
不具合を回避できる。
【0035】赤外線センサ44は、人から自然放出され
る赤外線、並びに、他の防犯用感知器DE2(DE1)
から発信される赤外線を感知して電気信号に変換する回
路である。
【0036】侵入信号判別回路42は、赤外線センサ4
4の検出出力に基づいて侵入者があるか無しを判別する
回路である。監視信号判別回路43は、障害物の検出の
ために、赤外線センサ44の検出出力に基づき他の防犯
用感知器DE2(DE1)から発信された監視信号(障
害物検出用信号)の受信があるか無いかを判別する回路
である。
【0037】赤外線発光部46は、障害物の検出のため
に、他の防犯用感知器DE2(DE1)へ監視信号(障
害物検出用信号)を出力するためのものであり、駆動回
路45はその監視信号を出力駆動させるものである。
【0038】監視装置10(図1)は、防犯用感知器D
E1,DE2…に各種コマンド信号を送信して防犯用感
知器DE1,DE2…を制御すると共に、防犯用感知器
DE1,DE2…からの返送データに基づき侵入者発見
の報知、障害物検出の報知、並びに、通信回線を介して
例えば警備センターなどへ侵入者発見または障害物検出
の通報を行うようになっている。
【0039】監視装置10から送信されるコマンド信号
には、侵入者情報の返送を要求する侵入者情報要求信
号、監視信号(障害物検知用信号)を他の防犯用感知器
に発信させる監視信号発信コマンド信号、監視信号受信
情報の返送を要求する監視信号受信情報要求信号などが
ある。上記の侵入者情報とは侵入者のある無しを示すデ
ータ、監視信号受信情報とは監視信号の受信のある無し
を示すデータである。
【0040】監視装置10の前面には、音出力により報
知を行うスピーカーSP、表示等L1,L2、および、
切換スイッチSWなどが設けられている。上記の切換ス
イッチSWは侵入者の監視の実行と監視の解除とを切り
換えるスイッチであり、表示灯L1,L2は監視装置1
0が侵入者の監視実行状態にあるか監視解除状態にある
かを表示するものである。
【0041】この実施の形態の警備システム100は、
上記のように構成され、人の出入りがなく侵入者の監視
を必要とするときに、次のようにして侵入者の監視を行
うと共に、防犯用感知器DE1,DE2…の感知機能を
不能とさせる障害物が設置された場合に、次のようにし
てこの障害物を検出するようになっている。
【0042】即ち、例えば人の出入りがなく侵入者の監
視が必要なときに、例えば施設の管理者等により監視装
置10の切換スイッチSWが操作されて、監視装置10
の内部制御により侵入者の監視を実行する監視実行状態
に切り換えられる。なお、監視装置10の監視実行状態
への切り換えは、手動により行われずに、時間を基に自
動的に行われるようにしても良い。
【0043】監視実行状態に切り換えられると、監視装
置10から複数の防犯用感知器DE1,DE2…に、順
次、短い時間間隔ごとに、上述の侵入者情報要求信号が
送信されていく。防犯用感知器DE1,DE2…に侵入
者情報要求信号が受信されると、該信号を受信した防犯
用感知器DE1,DE2…で、赤外線センサ44の検出
出力に基づき侵入信号判別回路42により侵入者のある
無しが判別され、伝送回路41を介して侵入者のある無
しを示す侵入者情報が監視装置10に返送される。例え
ば、侵入者がなくて赤外線センサ44から検出出力が無
い場合には、侵入者無しを表す侵入者情報が所定のフォ
ーマットに従って生成されて監視装置10に返送され
る。
【0044】監視実行状態中、上記の侵入者情報要求信
号の送信および侵入者情報の返送が、短い時間間隔ごと
に繰り返し行われ、それにより、侵入者の監視が監視実
行状態中にほぼ絶え間なく行われることとなる。
【0045】この監視実行状態中に人の侵入があった場
合には、侵入者から自然放射される赤外線が赤外線セン
サ44により感知され、侵入者情報要求信号の受信され
た防犯用感知器DE1,DE2…から、侵入者の感知を
示す侵入者情報が監視装置10に返送される。この侵入
者情報が監視装置10に返送されると、監視装置10に
より侵入者検出の報知音の出力が行われたり、警備セン
ターへ侵入者検出の通報がおこなわれたりする。
【0046】また、監視実行状態中、比較的長い時間間
隔ごとに、或いは、所定の時間になったことに基づい
て、監視信号(障害物検知用信号)の送受信関係にある
防犯用感知器DE1,DE2…に、監視装置10から上
述の監視信号発信コマンド信号と監視信号受信情報要求
信号が連続して送信される。例えば、防犯用感知器DE
1に監視信号発信コマンドが送信され、その直後に、防
犯用感知器DE2に監視信号受信情報要求信号が送信さ
れる。
【0047】防犯用感知器DE1に監視信号発信コマン
ドが受信されると、駆動回路45が作動して赤外線発光
部46から監視信号が出力される。この監視信号は、所
定の波形で所定の時間長を有する信号(例えば、1秒間
隔の点滅を所定回数繰り返す信号)であり、人から直接
発せられる赤外線と識別可能になっている。なお、監視
信号は、波形だけでなく、例えばピーク値の波長を異な
らせることで、人から直接発せられる信号と識別可能に
することも可能である。
【0048】一方、防犯用感知器DE2に監視信号受信
情報要求信号が受信されると、赤外線センサ44の検出
出力に基づき監視信号判別回路43が監視信号の受信の
ある無しを判別して、監視信号の受信がある場合には、
伝送回路41を介して監視装置10に監視信号が受信さ
れたことを示す監視信号受信情報を返送するが、監視信
号の受信が無い場合には、監視信号が無いことを示す監
視信号受信情報を返送する。
【0049】通常の状態では、防犯用感知器DE1から
発信される監視信号は防犯用感知器DE2に受信され
て、監視信号が受信された監視信号受信情報が監視装置
10に返送される。しかし、監視信号を送受信する防犯
用感知器DE1,DE2の周囲に、感知機能を不能とす
る障害物が設置されている場合には、一方の防犯用感知
器DE1から発信される監視信号が遮られて他方の防犯
用感知器DE2に受信されず、監視信号が無いことを示
す監視信号受信情報(障害物検知情報)が監視装置10
に返送される。
【0050】この監視信号受信情報が監視装置10に返
送されると、障害物の検出と判断されて、監視装置10
により障害物検出の報知音の出力が行われたり、警備セ
ンターへ障害物検出の通報がおこなわれたりする。
【0051】そして、上記のような監視信号発信コマン
ド信号と監視信号受信情報要求信号の送信が、監視信号
(障害物検知用信号)の送受信関係にあるすべての防犯
用感知器DE1,DE2…について行われて、すべての
防犯用感知器DE1,DE2…で障害物が設置されてい
ないか確かめられる。なお、監視信号発信コマンド信号
と監視信号受信情報要求信号の送信は、すべての防犯用
感知器DE1,DE2について連続して行うようにして
も良いし、比較的長い時間間隔を開けてずらして行うよ
うにしても良い。
【0052】上記のような監視実行状態で時間が経過し
て、例えば人の出入りが有り侵入者の監視が必要なくな
ったときには、例えば施設の管理者等により監視装置1
0の切換スイッチSWが操作されて、監視装置10の内
部制御により侵入者の監視を解除する監視解除状態に切
り換えられる。なお、監視装置10の監視解除状態への
切り換えは、手動により行われずに、時間を基に自動的
に行われるようにしても良い。
【0053】監視解除状態に設定されると、監視装置1
0からの侵入者情報要求信号の出力がなくなり、防犯用
感知器DE1,DE2…の周辺に人の出入りがあっても
侵入者として検知されることはなく、侵入者検知の報知
や通報も行われなくなる。
【0054】一方、監視解除状態に設定された場合で
も、監視実行状態中と同様に、上記の監視信号発信コマ
ンド信号と監視信号受信情報要求信号との送信が行わ
れ、即ち、防犯用感知器DE1,DE2…の間で監視信
号の送受信が行われて、感知機能を不能とさせるような
障害物の検出処理を行う。
【0055】防犯用感知器DE1,DE2…の間で監視
信号が送受信される際、例えば、防犯用感知器DE1,
DE2…の下を人や物体が通行した場合でも、赤外線を
外部とやり取りする窓部を覆うような障害物が設置され
ない限りは、監視信号は天井CEに沿って或いは壁Wや
床または通行物に反射して、一方の防犯用感知器DE1
から他方の防犯用感知器DE2に送信され、障害物が設
置されていないことが確認される。
【0056】以上のように、この実施の形態の警備シス
テム100および防犯用感知器DE1,DE2…によれ
ば、人の侵入があった場合に、この侵入者から空間を介
して自然放射される赤外線を受信することで侵入者の感
知が可能である一方、この感知機能を不能とすべく防犯
用感知器DE1,DE2…の周囲に障害物(特に本体ケ
ースの窓部を覆うような障害物)が取り付けられた場合
でも、複数の防犯用感知器DE1,DE2…の間で空間
を介した監視信号(障害物検知用信号)の送信を行い、
その受信状態を監視することで障害物の検知を行うこと
が出来る。
【0057】また、従来の反射波を受信して障害物の検
知を行う形式のものでは、例えば通行人など障害物以外
のものに反射した信号を受信して障害物として誤検出し
てしまうといったことがあり得たのに対して、この警備
システム100では、障害物の検知に障害物からの反射
を使用しないので、障害物の誤検出の可能性が大幅に低
下する。
【0058】また、従来の障害物からの反射を利用した
形式のものでは、個々の防犯用感知器に、障害物検知用
の信号を発信する発信手段と反射信号を受信する受信手
段とをそれぞれ必要としていたのに比べて、この防犯用
感知器DE1,DE2…は、障害物を検知するための構
成として、監視信号(障害物検知用信号)を他の防犯用
感知器DE1,DE2…に発信する赤外線発光部46や
駆動回路45を備えれば良く、更に、他の防犯用感知器
DE1,DE2…から発信された監視信号(障害物検知
用信号)を受信する受信手段(赤外線センサ44や監視
信号判別回路43)の内、赤外線センサ44は、侵入者
検出用の受信手段と兼ねることが可能であるため、防犯
用感知器DE1,DE2…の製造コストを総合的に低下
させることが出来る。
【0059】また、監視信号(障害物検知用信号)が人
から発せられる赤外線と識別可能であるので、監視信号
と該赤外線とが取り違えられたりせず、障害物の検知/
非検知の信頼性が向上する。また、侵入者のある無しを
監視している際に、侵入者からの赤外線と監視信号とを
取り違えるといった間違いが防止され、侵入者の感知/
非感知の信頼性が向上する。
【0060】また、この警備システム100では、監視
信号の送受信を、常時行わずに任意の時間間隔を開けて
行うようにしているので、障害物の検知に関わるランニ
ングコストを低減することが出来る。また、障害物を検
知した場合に障害物の検知を示す監視信号受信情報が監
視装置10に送信されるので、この監視信号受信情報の
送信によって、監視装置10側で障害物の検出に対する
様々な制御を行うことが出来る。また、この監視信号受
信情報は、人の出入りが無くなり侵入者の監視を行って
いる監視実行状態中でも、人の出入りがある監視解除中
でも送信されるので、両状態中を通して障害物の検出に
対する様々な制御が可能になっている。
【0061】なお、本発明は、この実施の形態の警備シ
ステム100や防犯用感知器10に限られるものではな
く、例えば、侵入者感知の形式は、侵入者から自然放射
される赤外線を用いた形式の他、侵入者による超音波の
乱れや赤外線の反射などを用いて侵入者を感知する形式
のものでも良いし、その他、防犯用感知器DE1,DE
2…と監視装置10との通信形式や防犯用感知器DE
1,DE2…の回路構成など、具体的に示した細部構造
等は、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明の警備システム
および防犯用感知器によれば、別の防犯用感知器から発
信される障害物検出用信号を受信することで障害物の有
無を検出するので、従来の反射方式で障害物を検出する
方式に比べて、誤検出の可能性が格段に低下し、障害物
の検出に対する信頼性が向上する。
【0063】また、障害物を検知するために必要な構成
が、障害物検知用信号を他の防犯用感知器に発信する発
信手段か、或いは、他の防犯用感知器から発信された障
害物検知用信号を受信する受信手段の少なくともいずれ
か一方を備えれば良く、更に、上記受信手段は、侵入者
を検出する際に人の侵入に基づき発せられる信号を受信
する侵入者検出用の受信手段と兼ねることが可能である
ため、防犯用感知器の製造コストを総合的に低下させる
ことが出来る。
【0064】また、人の出入りがあり侵入者の感知を行
わない監視解除状態中でも、侵入者の監視を行う監視実
行状態中であっても、防犯用感知器が障害物を検出した
場合に障害物の検知を示す障害物検知情報が監視装置に
送信されるので、総合的な警備監視が更に確実なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である警備システムの概要
を示す概要図である。
【図2】図1の防犯用感知器が施設に設置されている状
態を示す概略図である。
【図3】本発明の防犯用検知器の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10 監視装置 LS 伝送線路 DE1,DE2 防犯用感知器 44 赤外線センサ(受信手段) 46 赤外線発光部(発信手段) 100 警備システム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人の侵入に基づき空間を介して伝えられ
    る信号を受信して侵入者の感知を行う防犯用感知器にお
    いて、 障害物を検知するための障害物検知用信号を空間を介し
    て他の防犯用感知器に発信する発信手段と、 他の防犯用感知器から発信された障害物検知用信号を受
    信する受信手段との少なくともいずれか一方を備え、前記障害物検知用信号は、人の侵入に基づき空間を介し
    て伝えられる信号と識別可能な信号であって、 複数の防犯用感知器の間で前記障害物検知用信号の送受
    信を行って防犯用感知器の周囲に障害物があるか否かを
    検知することを特徴とする防犯用感知器。
  2. 【請求項2】 人の侵入に基づき空間を介して伝えられ
    る信号を受信して侵入者の感知を行う防犯用感知器にお
    いて、 障害物を検知するための障害物検知用信号を空間を介し
    て他の防犯用感知器に発信する発信手段と、 他の防犯用感知器から発信された障害物検知用信号を受
    信する受信手段との少なくともいずれか一方を備え、 複数の防犯用感知器の間で前記障害物検知用信号の送受
    信を行って防犯用感知器の周囲に障害物があるか否かを
    検知し、 侵入者の感知を行う侵入者感知期間と障害物の検知を行
    う障害物検知期間とに時分割する時分割手段と、 前記侵入者感知期間において、人の侵入に基づき空間を
    介して伝えられる信号を受信可能な状態にし、前記障害
    物検知期間において前記障害物検知用信号の送受信を実
    行する状態に切り替える切換手段とを備えたことを特徴
    とする防犯用感知器。
  3. 【請求項3】 前記障害物検知用信号の送受信は、任意
    の時間間隔を開けて行われることを特徴とする請求項1
    または2に記載の防犯用感知器。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の防犯用
    感知器と、該防犯用感知器と通信を行って侵入者の出入
    りを監視する監視装置とを備えた警備システムであっ
    て、 前記防犯用感知器は、障害物を検知した場合に障害物の
    検知を示す障害物検知情報を前記監視装置に送信するこ
    とを特徴とする警備システム。
  5. 【請求項5】 前記監視装置は、侵入者の出入りを監視
    する監視実行状態と監視の解除された監視解除状態とに
    切り換え可能であり、前記防犯用感知器による前記障害
    物検知情報の送受信は、前記監視装置が監視解除状態で
    あるときに行われることを特徴とする請求項4記載の警
    備システム。
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