JP2003091636A - 業務処理システム及び業務処理用コンピュータ・プログラム - Google Patents

業務処理システム及び業務処理用コンピュータ・プログラム

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JP2003091636A
JP2003091636A JP2001282050A JP2001282050A JP2003091636A JP 2003091636 A JP2003091636 A JP 2003091636A JP 2001282050 A JP2001282050 A JP 2001282050A JP 2001282050 A JP2001282050 A JP 2001282050A JP 2003091636 A JP2003091636 A JP 2003091636A
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Satoshi Hayashi
敏 林
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Mirokucom kk
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MIROKU COM KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 企業等における販売、会計、給与に関わる業
務の処理を統合して、企業全体の効率化を可能にする業
務処理システム及びコンピュータプログラムを提供す
る。 【解決手段】 販売、会計、給与に関わる業務のうち1
以上の業務に係る情報および業務処理プログラムを格納
したサーバと、これにインターネットを介して接続可能
なパソコンとを含む。パソコンは業務処理プログラムに
従ってパソコンのWeb画面上で操作を実行することに
より業務を処理する。サーバは、プログラムによる業務
処理を行うユーザに関するデータを格納する共通データ
部11と、販売・会計・給与の各業務に関わるデータを
格納する業務データ部12,13,14とで構成される
データベースを有する。業務処理プログラムは、共通デ
ータ部11のデータを業務データ部に反映させ、販売及
び給与の業務に関わるデータを会計のデータに連動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売、会計、給与
等の事務処理をコンピュータで実行する業務処理システ
ム、及びそのような業務処理システムで用いられるコン
ピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、企業や団体のような組織(以下
「企業等」という)における事務処理は販売、会計、給
与に関わるものが殆どで、それらの事務処理は煩雑であ
るが、コンピュータによる事務処理システムを導入する
ことで効率化を図っている。しかしながら、例えば社員
数が50人未満の中小企業等では、コンピュータシステ
ムのコストや人材の不足などの理由により、事務処理の
コンピュータ化が充分でなく或いは導入したシステムを
活用できていないことが多い。その結果、経理等の煩雑
な事務処理の大半が依然として手作業で行われている。
【0003】また、従来の事務処理システムは、処理手
順や性質が異なる販売、会計、給与という業務の区分に
応じて個々に自動化するものであるため、販売、会計、
給与の各業務毎にデータ入力その他の作業を行う必要が
ある。それ故、販売、会計、給与の各々の処理は効率化
できたとしても、企業全体としてみれば、入力作業の重
複や各事務部門毎の人材配置など、効率化できていると
は言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、企業
等における販売、会計、給与に関わる業務の処理を統合
して、専門知識を有しない者でも容易に業務処理ができ
ると共に、従来の自動化システムよりはるかに低いコス
トで企業全体の効率化を可能にする業務処理システム及
びコンピュータプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の業務処理システ
ムは、販売、会計、給与に関わる業務のうち1以上の業
務に係る情報及び業務処理プログラムを格納したサーバ
と、該サーバにネットワークを介して接続可能なユーザ
端末とを含み、ユーザ端末がサーバに接続したとき、業
務処理プログラムに従って当該ユーザ端末に表示される
画面上でデータ入力その他の操作を実行することにより
前記業務を処理することを特徴とする。
【0006】本発明の実施態様では、サーバは、上記プ
ログラムによる業務処理を行うユーザに関するデータを
格納する共通データ部と、販売・会計・給与の各業務に
関わるデータを格納する業務データ部とで構成されるデ
ータベースを有し、業務処理プログラムは、共通データ
部のデータを業務データ部に反映させると共に販売及び
給与の業務に関わるデータを会計のデータに連動させる
ように構成される。
【0007】上記サーバに格納されている情報は、ユー
ザ端末からアクセス可能な範囲がユーザ毎に決められる
ことが好ましい。例えば、ユーザである企業の役員及び
社員の職務権限、或いは得意先や取引先との関係如何に
より、どのレベルのデータまでアクセスできるかという
ユーザ権限が、表示される業務画面毎に個々に決められ
る。
【0008】別の実施態様では、ネットワークを介して
サーバに最新のプログラムを提供するデータセンタが設
けられる。この場合、ユーザ端末からサーバに指示し
て、データセンタにある最新のプログラムをサーバにダ
ウンロードすることができる(自動メンテナンス機
能)。
【0009】本発明で用いられる業務処理プログラム
は、販売、会計又は給与に関わる業務をコンピュータで
処理するためのプログラムであって、ユーザ端末がネッ
トワークを介して接続可能なサーバに格納され、ユーザ
端末にデータ入力その他の操作を実行するための画面を
表示させる機能と、所定の画面から販売、会計又は給与
の各メニュー画面に移行し、該メニュー画面から販売そ
の他の業務処理を行う処理画面へ遷移する機能とを実現
させることを特徴とする。
【0010】ユーザ端末に表示される画面は、階層構造
に構成されることが好ましい。
【0011】また、ユーザ端末に表示される所定の画面
でユーザの希望する処理を登録可能とし、その画面に表
示された処理項目から実行しようとする処理が選択され
ることが好ましい。
【0012】更に、ユーザ端末からサーバへの指示に応
じて、サーバに格納されているデータを当該ユーザ端末
へ送らせる自動バックアップ機能を備えることが好まし
い。データのバックアップは、サーバからユーザ端末側
の記憶部にデータをダウンロードするか、或いはサーバ
から前記データセンタへアップロードすることによって
も実現される。
【0013】
【作用及び効果】本発明によれば、ユーザ端末では、初
期画面に戻ったり一旦画面を閉じたり(ウィンドウ終
了)する必要がなく、表示中の画面から所望の作業を選
択する操作だけであるから、熟練者でなくても直感的に
操作できる。特に、本発明のシステムでは、プログラム
とデータが格納されたサーバに対しLANやインターネ
ット等を介して接続される端末側で、Webブラウザさ
えあれば、業務処理のための全ての操作ができる。この
ため、企業等における販売、会計、給与に関わる業務の
処理を統合したプログラムを用いて、専門知識を有しな
い者でも容易に業務処理ができる。
【0014】また、本発明によれば、インターネットを
利用したWebアプリケーションであって、販売、会計
及び給与に関わる業務を統合して処理できる「Webベ
ース」の統合ソフトウェアとして業務処理プログラムが
提供される。
【0015】本発明の実施態様によれば、共通データ部
に設定された情報は販売、会計、給与の各業務データ部
に反映されると共に、販売及び給与に関わるデータは会
計に連動する。
【0016】また、サーバに格納されている情報はユー
ザ毎にアクセス可能な範囲が決められることにより、情
報の漏洩などを防止すると共に、ユーザは許容された範
囲で必要な情報を得ることができる。
【0017】また、ユーザ端末に表示される所定の画面
でユーザの希望する処理を登録する、例えば後述の「ホ
ーム」画面で、ユーザがよく使う処理を「お気に入り」
として登録することにより、画面に表示される「お気に
入り」から使用する処理画面を選択して、必要な作業を
直ちに行うことができる。
【0018】前記自動メンテナンス機能によれば、例え
ば、ユーザ端末であるパソコンの画面上でのボタン操作
によって「メンテナンス」指示がサーバに伝えられ、サ
ーバからデータセンタへメンテナンス処理の実行が指示
され、データセンタからサーバへ最新のプログラムが送
信される。これにより、サーバ内に格納されているプロ
グラムは、最新のものとなる。
【0019】前記自動バックアップ機能によれば、例え
ば、パソコンの画面上でのボタン操作によって「バック
アップ」指示がサーバに伝えられ、サーバからパソコン
へバックアップ用データが送られる。これにより、ユー
ザ端末において、サーバ内に格納されているデータのバ
ックアップができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のシステムを構成するハー
ドウェアは、サーバとなるコンピュータと、LAN或い
はインターネットのようなネットワークを介してサーバ
に接続する1台又は複数の端末(パソコン、PDA−個
人情報端末、携帯電話機など)である。端末からは、L
AN又は他のネットワーク経由で、サーバに格納されて
いるデータベースの内容を見られるようにすればよい。
このため、サーバは、ユーザ端末が接続できる環境であ
れば、任意の場所に設置可能である。例えば、ユーザが
企業の場合、社内の任意の場所にサーバを設置し、社内
各所の端末とLANで接続することができる。また、イ
ンターネットを介して社外の端末と接続可能に設定され
る。このため、サーバは安全にインターネットと接続す
る機能を備えている。
【0021】また、本発明によるソフトウェア(業務処
理プログラム)は、後述の例のように使用者が直感的に
理解して操作できる画面表示を行うところに特徴を有す
る。
【0022】以下、本発明の実施例について説明する。
【0023】図1に示すように、実施例のシステム(以
下「本システム」という。)は、本システムで使用され
る業務処理プログラム(以下「本プログラム」とい
う。)を格納し且つ後述のデータベースを備えたサーバ
1と、このサーバ1にインターネット3又はLANその
他のネットワーク経由で(或いは、無線やケーブルで直
接)接続可能なユーザ端末としてのパソコン2とを含
む。ユーザ、すなわち本プログラムを使用して業務処理
を行う企業等は、パソコン2をサーバ1に接続し、使用
者IDとパスワードを入力後、起動した本プログラムに
従って、パソコン2のディスプレイに表示される画面上
での操作やデータ確認その他の作業を行うことができ
る。また、インターネット3を介してサーバ1に最新の
プログラムを提供するデータセンタ4が設けられてい
る。
【0024】本システムは、次の特徴を有している。 (1)サーバ1に設けられるデータベースは、図2に示
すように、企業等のユーザの情報を格納する「共通」デ
ータ部11と、「販売」・「会計」・「給与」の3つの
業務データ部12,13,14とで構成され、共通デー
タ部11には、ユーザに関する情報として、会社情報、
部門、社員、取引銀行等のデータが設定される。これら
の情報は「販売」、「会計」、「給与」の各データ部1
2,13,14に反映されると共に、「販売」及び「給
与」の各データは「会計」に連動する(データ共有)。 (2)本システムでは、図3に示すように、ユーザであ
る企業の社長21、事務部門22、営業部門23等の社
内担当者は、LANのような社内ネットワーク5を介し
て、また、出張などで外部にいる社員24、得意先2
5、仕入先26、会計事務所27、社会保険労務士事務
所28、経営コンサルタント29、銀行30、投資家3
1等の社外担当者ないしユーザは、インターネット3を
介して、それぞれサーバ1に接続できるが、これらのユ
ーザは、社内・社外に関係なく、どのレベルのデータま
でアクセスできるかというアクセス権限が、ユーザ毎に
且つ後述の実施例における業務画面毎に決められる。
【0025】具体的には、社長21のアクセス可能な範
囲は全データであるのに対し、事務部門22、営業部門
23等の社員は、在庫確認・見積・受発注・売上計上・
入金処理・給与明細確認など、各々の業務に関連するデ
ータに限られる。また、得意先25は、発注処理・請求
書確認など、仕入先26は、在庫確認・納品書入力・支
払い明細確認など、それぞれの取引状況などに応じた範
囲に限られる。更に、会計事務所27等の外部スタッフ
は、その業務に必要な管理・経理情報などに限られる。 (3)本プログラムは、図4及び図5に示すように、起
動時の「ログイン」画面Lでログインすると現れる「ホ
ーム」画面(1-1)から「販売」(1-2)、「会計」(1-3)、
「給与」(1-4)又は「設定」(1-5)のメニュー画面に移行
し、各メニュー画面から「販売」等の具体的な処理を行
う処理画面へ遷移するツリー型の階層構造による処理を
採用している。これについては、後で詳細に説明する。
【0026】また、「ホーム」画面(1-1)で、ユーザが
よく使う処理を「お気に入り」として登録しておくこと
により、図7に示すように「ホーム」画面内に表示され
る「お気に入り」から使用する処理画面を選択して、必
要な作業を直ちに行うことができる。 (4)本システムでは、図1に示すように、インターネ
ット3経由でサーバ1に接続したパソコン2の画面(W
eb画面)上でのボタン操作により、サーバ1に指示し
て、データセンタ4にある最新のプログラムをサーバ1
にダウンロードすることができる(自動メンテナンス機
能)。これにより、サーバ1内に格納されているプログ
ラムは、最新のものとなる。
【0027】具体的には、パソコン2の画面上の「メ
ンテナンス」ボタンをクリックすると、その「メンテ
ナンス」指示がLAN(又は’インターネット3)経
由でサーバ1に伝えられ、サーバ1からデータセンタ
4へ「メンテナンス」処理の実行が指示され、データ
センタ4からサーバ1へ最新のプログラムが送信され
る。 (5)同じく図1に示すように、パソコン2のWeb画
面上でのボタン操作により、サーバ1に指示して、サー
バ1からパソコン2へデータを任意に送らせることがで
きる(自動バックアップ機能)。これにより、サーバ1
内に格納されているデータのバックアップが自動的に行
われる。また、そのバックアップ・データをサーバ1或
いはデータセンタ4にアップロードすることも可能であ
る。
【0028】具体的には、パソコン2のWeb画面上
の「バックアップ」ボタンをクリックすると、その
「バックアップ」指示がLAN(又は’インターネッ
ト3)経由でサーバ1に伝えられ、サーバ1からパソ
コン2へLAN(又は’インターネット3)経由で、
或いはデータセンタ4からパソコン2へインターネッ
ト3経由で、バックアップ用データが送られる。また、
バックアップ・データは、パソコン2からインターネ
ット3を介してデータセンタ4へアップロードできる。
【0029】次に、本プログラムに従ってパソコン2の
ディスプレイに表示される画面上で実行される業務処理
について詳細に説明する。
【0030】まず、本プログラムを起動すると、図6に
示すログイン画面Lが現れる。ここで“USER ID”と“P
ASSWORD”にそれぞれ「使用者名」と「パスワード」を
入力してログインすると、図7に示すホーム画面(1-1)
が現れる。この画面の上端には「ホーム」、「販売」、
「会計」、「給与」及び「設定」の5つのタグが表示さ
れ、いずれかのタグをクリックすると、「ホーム」、
「販売」、「会計」、「給与」又は「設定」のメニュー
画面になり、タグはその画面の枠と同じ色で表示され
る。
【0031】ホーム画面(1-1)では、「付箋一覧」、
「ホーム設定」及び「パスワード変更」の各選択ボタン
と、前述のように「お気に入り」として登録された処理
が表示される。ここで「付箋一覧」を選択すると、図8
に示すような「付箋一覧表」画面(1-1-1)が表示され
る。本プログラムには、社員等が「販売」、「会計」又
は「給与」の処理を行うときに不明な項目に「付箋」を
貼り付けることができる機能が設けられているが、この
「付箋一覧表」画面は、「付箋」を貼り付けた処理とそ
の日付及び作成者等の一覧を表示するものである。
【0032】上記ホーム画面(1-1)において「ホーム設
定」を選択すると、図9に示す「ホーム設定」画面(1-1
-2)が表示される。この画面では、担当者等がよく使う
処理を「お気に入り」に登録することができる。
【0033】次に、「販売」、「会計」、「給与」、
「設定」の各メニュー画面では、左側に作業の分類を選
ぶ[タグ]があり、画面の枠内に、実際の業務を示す
[ボタン]が手順どおりに並んで表示される。
【0034】例えば、「販売」メニュー画面(1-2)で
は、左側に「販売」、「仕入」及び「在庫」の各作業タ
グがあり、「販売」タグを選択すると、図10に示す
「販売(販売)」メニュー画面(1-2-1)になる。この
「販売」画面では、枠の中に「見積」→「受注」→「売
上」→「請求」→「入金」の各業務ボタンが手順どおり
に並んでいる。
【0035】「会計」メニュー画面(1-3)では、左側に
「日次」、「月次」及び「決算」の各作業タグがあり、
「日次」タグを選択すると、図11に示す「会計(日
次)」メニュー画面(1-3-1)になる。この「日次」画面
では、枠の中に「かんたん日報」、「出納帳」、「伝
票」→「仕訳日記帳」の各業務ボタンが手順どおりに並
んでいる。
【0036】「給与」メニュー画面(1-4)では、左側に
「給与」、「賞与」、「年末調整」及び「社会保険」の
各作業タグがあり、「給与」タグを選択すると、図12
に示す「給与(給与)」メニュー画面(1-4-1)になる。
この「給与」画面では、枠の中に「準備処理」→「明細
書入力」→「集計表」→「振込一覧表」、「金種表」の
各業務ボタンが手順どおりに並んでいる。
【0037】「設定」メニュー画面(1-5)では、左側に
「導入」、「日常」及び「期末」の各作業タグがあり、
「導入」タグを選択すると図13に示す「設定(導
入)」メニュー画面(1-5-1)になる。この「導入」画面
では、枠の中に「システム管理」→「共通」→「販
売」、「会計」、「給与」→「導入処理完了」の各業務
ボタンが手順どおりに並んでいる。ここで「システム管
理」ボタンをクリックすると、図14に示す「ユーザ管
理」画面(1-5-1-1)を選択できる。この画面では、上段
には既登録のユーザ情報が表示され、下段にはユーザ毎
にID及びパスワードなどの情報を登録し且つ前述のユ
ーザ権限を設定するための項目が表示される。
【0038】前記「設定」メニュー画面(1-5)の「日
常」タグをクリックすると、図15に示す「設定(日
常)」メニュー画面(1-5-2)になる。ここで「システム
管理」ボタンをクリックすると、図16に示す「部門」
画面(1-5-2-1)を選択できる。この画面では、企業の各
部門が設定した順序(表示順序)で表示されるので、こ
こで、画面表示したい部門を選ぶことができる。
【0039】従って、各メニュー画面の中の[タグ]と
[ボタン]をクリックするだけで全ての機能が選択でき
る。つまり、インターネットでホームページを見るのと
同様に、次から次へと使いたい機能に飛んでいくことが
できる。
【0040】本プログラムは、企業等の事務において主
要な「販売」、「会計」及び「給与」の処理を一体化し
た統合ソフトである。これによれば、販売、会計、給与
に関する処理作業はそれぞれ上記の「販売」、「会
計」、「給与」の各メニュー画面で行うが、各画面で処
理したデータは連動する。例えば、「販売」の処理で、
日々の見積から売上、売掛金の残高管理、仕入、支払管
理などを行えば、「会計」処理では、それらの「販売」
で処理されたデータをボタン一つで取り込むことができ
る。すなわち、「販売」における売上や仕入の情報を
「会計」に入力しなおす必要はない。同様に「給与」に
ついても、給与や賞与に関わる作業は「給与」で行う。
そして、「会計」では、その給与や賞与の支払額や税金
の預り金などのデータをボタン一つで取り込むと、最新
の財務情報が出力される。また、現金や預金での経費の
データなどを入力すれば、毎日の試算表を作ることもで
きる。更に、全ての得意先、仕入先、商品、営業担当者
などのマスターデータも共通で使っているので、ある営
業担当者の売上から給与までの情報を総合的に分析する
ことも可能である。
【0041】企業等の事務処理は、(1)毎日行う処理、
(2)毎月の決まった日(例えば、請求書の締め日、給与
の締め日、月次の会計処理の締め日)に行う処理、(3)
特定の月にだけ行う処理(例えば、社会保険の手続き、
賞与、年末調整、確定申告)に分けることができる。そ
して、各処理の内容は次のようなものである。 (1)毎日の処理 見積書・受注・納品書 発注書・仕入 経費処理 現預金管理 小切手、手形の管理 (2)各月の処理 請求書 支払処理 給与処理 監査・試算表作成 (3)特定の月の処理 <8月>社会保険:標準月額・算定基礎届の提出 <11月>社会保険:標準月額の設定の変更 <12月>賞与支払い、年末調整 <1月>法定調書 <3月>翌期準備処理 <4〜5月>決算申告処理、期締め処理 <6月>住民税。
【0042】以下、上記の各メニュー画面による事務処
理について説明する。
【0043】(1)毎日の処理 「見積書」〜「納品書」の処理:例えば「○○オフィス
ビルで事務所の改装のため、パーティションの組換え、
OAデスク4組、特注のスチール棚3本、打ち合わせテ
ーブルと椅子のセット、コピー付ホワイトボードの注
文」があった場合。
【0044】まず、得意先の登録(設定)を、次のよう
な得意先コードで行う。この場合、得意先コードは取引
形態(取引口座の有無)で区分する。
【0045】口座あり:1000-001〜1000-999 →入金条
件:掛け締め 口座なし:2001-001〜2001-999(毎年の年度+シリアル
番号) →入金条件:都度締め又は現金。
【0046】前述のように「販売」タグを選択すると、
図10に示す「販売(販売)」メニュー画面(1-2-1)に
なる。ここで右上の「得意先」ボタンを選択すると、図
17に示す「得意先画面」が現れる。この画面は、いく
つかのフレーム(枠)で仕切られている。フレームは、
検索や表示の条件を設定する枠、データを入力する枠、
入力されたデータを表示する枠である。この得意先画面
では、上側に「表示枠」、下側に「入力枠」があり、入
力枠の各項目に得意先コードその他の情報を入力して右
下の登録ボタンを押すことで、入力枠のデータが表示枠
に表示される。
【0047】こうして得意先の登録が終了したとき、上
端の「販売」タグをクリックすれば再び図10の「販売
(販売)」メニュー画面(1-2-1)になる。ここで「見
積」ボタンを選択すると、図18に示す「見積登録」画
面(1-2-1-1)になる。
【0048】この「見積登録」画面では、上段が見積の
基本情報、下段が商品の内訳となっている。この画面に
は、それぞれに「検索」ボタンがあり、これをクリック
すると別のウィンドウが開き、登録されている得意先情
報と商品情報が表示されるので、必要なものを選んでク
リックすれば、それらが選択される。また、同じ商品の
組み合わせ数量だけが違う場合もあるので、その場合に
は、再利用したい見積を図19に示す「見積一覧表」で
検索した後、上段の「見積へコピー」ボタンをクリック
すれば、新規の見積情報として使うことができる。こう
して必要な情報を入力し直した後、登録する。
【0049】商品分類は、次の3区分とする: 施工:設計料や施工費のサービス売上 資材:OAフロア、パーテーション等の部品で一部在
庫を持っている 備品:椅子、机、戸棚等の備品。
【0050】担当者は、商品一覧から、設計一式という
サービスと、必要な資材、備品を選んで入力する。OA
備品などについては、個別で商品が登録されていないの
で、備考に記録する。ここで、「値引き」は、一つの
“値引”という商品として登録されているので、注意が
必要である。また、本プログラムは、同時に複数の担当
者が処理を行うことを前提としているので、「見積番
号」などは、「登録」ボタンを押したときに一番新しい
番号を探して表示するようになっている。「見積登録」
が終了したときは、画面の右上の「印刷」ボタンで見積
書を印刷する。
【0051】見積で受注できた場合や、受注処理を行う
前に売上を計上する場合、図19の「見積一覧表」で対
象の見積番号をクリックして選択すると、上記「見積登
録」画面(図18)に移る。ここで上段の「受注へコピ
ー」又は「売上へコピー」のボタンを押すと、見積の情
報がそれぞれ「受注登録」又は「売上登録」へコピーさ
れる。
【0052】「見積登録」、「受注登録」及び「売上登
録」の各画面では、それそれ「**詳細入力」(**は
見積、受注又は売上)というボタンがある。例えば「売
上登録」画面において「売上詳細入力」ボタンを選択す
ると、図20に示す「売上詳細登録」画面になる。ここ
では「取引形態」、「締め日」関係の情報及び「入金方
法」を入力する。現金売上は、「取引形態」を「現金」
に指定する。
【0053】「発注書」〜「仕入」の処理:前記「販
売」メニュー画面(1-2)の「仕入」タグをクリックす
ると、図21に示す「販売(仕入)」メニュー画面(1-
2-2)になる。ここで「発注」ボタンを選択すると、図
22に示す「発注登録」画面(1-2-2-1)になる。この
画面では、上段が発注の基本情報、下段が商品の内訳と
なっている。発注した商品を「仕入」処理する手順は、
上記「販売」での処理と同様である。但し、発注の時点
で、全ての仕入値がわかっているとは限らないので、少
なくとも仕入先からの納品書は入力する必要がある。し
かし、発注書の番号を必ず納品書に記載するようにすれ
ば、その番号で発注書を検索し、「仕入へコピー」とす
るだけでよい。納品書の合計と請求書を計算する手間が
省け、仕入の伝票を起こす必要もない。
【0054】仕入れた商品や資材は、検収後、仕入値が
確定していなくても入力することが重要である。そし
て、支払予定日の前には、仕入値の入力されていない物
を図23に示す「支払一覧表」で検索して、確認するこ
とが必要である。
【0055】また、前記「販売」メニュー画面(1-2)
の「在庫」タグをクリックすると、図24に示す「販売
(在庫)」メニュー画面(1-2-3)になる。この画面で
は、「入庫」、「出庫」及び「棚卸」の各選択ボタンが
あり、これらのボタンを選択することで「入庫」、「出
庫」又は「棚卸」の状況が表示される。例えば「入庫」
ボタンを選択すると、図25に示す「入庫登録」画面
(1-2-3-1)になる。この在庫管理機能を使うことによ
り、入出庫の管理が簡略化できる。
【0056】上記の例において、OAフロア関係の資材
の一部は在庫しているが、備品については殆どが引き合
いがあってから発注している場合は、「棚卸管理」を利
用しない。
【0057】次に「会計」処理、特に入金の受入と経費
に関する処理について説明する。
【0058】経費処理−現預金管理−入金管理:前記図
11の「会計(日次)」メニュー画面(1-3-1)におい
て「かんたん日報」ボタンを選択すると、図26に示す
「かんたん日報」画面(1-3-1-1)になる。これは、予
めいくつかのパターンの仕訳を作成しておき、それに日
付と金額を入力するだけで経費の入力ができる機能を有
する。この機能を利用して、精算が必要な従業員が自分
で入力し、小口現金を合わせるような仕組みを作ること
により、常に現金残高を把握できるようになる。
【0059】従来は、振替伝票に記載された勘定科目ど
おりではなく、領収書を見て勘定科目を変更したりして
いるが、本システムによれば、上記「かんたん日報」の
機能を使って、仕訳のルールを明確にすることができ
る。例えば、食事をしたとき3,000円以下なら会議費、
それを超えたら交際費というようにする。更に、厚生
費、消耗品と材料、外注費の扱い等がある。
【0060】また、前記「会計(日次)」メニュー画面
(図11)において「出納帳」又は「伝票」ボタンを選
択することにより、各種の「出納帳」(現金・預金・経
費等)及び「伝票」の入力画面を選択できる。図27は
「現金出納帳」画面、図28は「振替伝票」画面を示
す。これらの入力画面では、「仕訳辞書」を選ぶことが
できる。これは、前記図15の「設定(日常)」画面
(1-5-2)で「会計」ボタンを選択したときに現れる
「仕訳辞書」(1:1の仕訳)又は「伝票辞書」(n:
mの複合仕訳)の画面で予め仕訳を登録しておくことで
作成され、必要なときに呼び出すことで仕訳入力の手数
を省くことができる。
【0061】また、前記「会計(日次)」メニュー画面
(図11)では、枠の下部に「販売連動」及び「給与連
動」のボタンがある。これらのボタンを選択することに
より、「販売」からの売掛金の回収に関する情報が自動
的に「会計」に連動し、買掛金の支払に関する情報も
「会計」に連動する。従って、経理担当者が普通預金の
通帳や当座の残高照合表から本システムに入力するもの
は、借入金の返済、口座からの自動引落しその他の振込
だけである。そして、同画面下部の「仕訳検索」ボタン
を選択することにより、あらゆる条件で仕訳を検索し
て、修正を加えることができる。
【0062】毎日の処理として最後の入金処理は、営業
が得意先から集金してきた小切手や手形を受け入れる作
業である。入金は、前記「販売(販売)」メニュー画面
(図10)で「入金」ボタンを選択したときに表示され
る「入金処理」画面(図示省略)において所定のボタン
を選択することで現れる「入金予定一覧表」(図29)
及び「入金実績一覧表」(図30)を使って管理する。
ただし、印刷された帳票が必要であれば、毎月、現預金
の残高(小切手等の未落ち分)などの残高を合わせた
後、1ヶ月分だけ出納帳を印刷して綴じ込むようにして
もよい。
【0063】(2)締日の処理 まず、請求処理は次の手順で行われる: 毎月所定の日(例えば5日)締めの納品書の控えを揃
える。
【0064】前記「販売(販売)」メニュー画面(図
10)において「請求」ボタンを選択したときに表示さ
れる「請求処理」画面(図示省略)において所定のボタ
ンを選択すると、図31に示す「締め請求書一括印刷」
画面が表示される。ここで締めの請求書を一括印刷でき
る。また、前記「得意先」画面(図17)で請求書の控
えの印刷を指定してあるので、締めの請求書は正と控え
の2部印刷される。
【0065】納品書の控えと請求書の内容を照合し、
納品データと請求データが一致していることを確認す
る。納品書と一致しないものや、請求条件に変更があっ
た得意先については、前記「得意先」画面で得意先情報
を変更する。変更があった請求書は、上記「締め請求書
一括印刷」画面で「表示」を選択したとき表示される
「締め請求明細」画面(図32)において「請求書印
刷」を選択することで印刷される。
【0066】次に、支払処理において最も注意しなけれ
ばならないことは、発注書、納品書と請求書の照合であ
る。仕入値が入力されていないものも、担当者に確認し
なければならない。支払処理の手順は、次のとおりであ
る。
【0067】納品書と請求書の照合をする. 支払一覧表と請求書の照合をする。仕入登録されてい
ない請求書の確認もする. 銀行の一括振込依頼表と小切手払いの準備をする。
【0068】なお、前記支払一覧表(図23)に集計さ
れている支払金額と仕入先からの請求金額とが異なり、
前者の金額を修正しなければならない場合は、仕入伝票
を検索して修正する方がよい。
【0069】上記のように、「仕入」に関する管理は全
て仕入(図21の「販売(仕入)」メニュー画面での処
理)で行い、最終的な結果を「会計」に転送するという
処理である。
【0070】次に、給与処理の手順は、次のようにな
る。
【0071】前記「給与(給与)」メニュー画面(図
12)において右上の「社員給与」をクリックすると、
図33に示す「社員給与(基本情報)」画面になる。こ
こで、各社員についての情報を入力したり修正できる。
また、図12の画面で「明細書入力」ボタンを選択する
と、図34に示す「給与明細書入力」画面(1-4-1-1)に
なる。ここで各自の残業時間の合計などを入力できる。
【0072】前記「給与(給与)」メニュー画面(図
12)において「集計表」ボタンを選択すると、図35
に示す「給与集計表」画面が現れる。ここで全員の支給
額と控除額を確認し、下端の「給与明細書印刷」をクリ
ックすることで明細書を印刷できる。
【0073】前記「給与(給与)」メニュー画面(図
12)において「振込一覧表」ボタンを選択すると、図
36に示す「給与振込一覧表」画面が現れる。ここで
「一覧印刷」を選択すると、「給与振込一覧表」が印刷
される。この後、銀行への一括振込依頼表、源泉所得税
の納付書、住民税の納付書などを作成する。
【0074】次に、図37に示す「会計(月次)」メニ
ュー画面(1-3-2)において「試算表」ボタンを選択す
ると、「試算表」画面(図示省略)が表示され、試算表
を作成できる。その処理の特徴は、次のとおりである。
【0075】従来の売掛金、買掛金の管理は、締め日
を基準として計上していたが、本プログラムでは、日次
で売上と仕入の情報が会計と連動しているので、日々の
売上・仕入が把握できる。買掛金は締め日が月末である
から、結果的には残高は変わらないが、売掛金について
は移行した際の締め後の売上に注意する必要がある。
【0076】日々、売上と仕入が連動していても、締
め日の消費税は端数の調整がいらないように計算されて
いる。売上伝票、入金伝票、仕入伝票、支払伝票及び給
与明細項目などの伝票類は、それぞれ振替伝票に変換さ
れる。
【0077】前述の連動機能で作成された振替伝票を
「会計」で修正することは可能である。例えば、「売
上」のデータから作られた売上仕訳を「会計」で修正し
た場合、その後に「売上連動」をしても、「会計」で修
正した内容は変更されない。しかし、一旦連動した売上
のデータであっても、売上で修正すると、もう一度連動
される。給与のデータは、個人勘定別に仕訳が起され
る。
【0078】本システムはWebアプリケーションで
あるので、ダイアルアップ接続によるオンライン監査も
可能である。
【0079】監査の終了した月のデータを変更できな
いようにしたい場合は、前記「設定(日常)」画面(図
15)において「データ確定処理」を選択すると、図3
9に示す「データ確定処理」画面が現れる。ここで「設
定日以前のデータ入力の禁止」をチェックすることによ
り、ロックすることができる。
【0080】また、図37の画面(1-3-2)で「総勘定
元帳」を選択すると、図38に示す「総勘定元帳」画面
(1-3-2-1)が表示される。
【0081】(3)特定の月の処理 社会保険の手続: 8月には基礎算定届を提出し、10
月に結果が通知され、11月の給与計算の前に新しい保
険料を入力するという手続きになる。
【0082】8月<社会保険:標準月額・算定基礎届の
提出/「給与」> 7月の給与計算処理が全て終了した後に、3ヶ月間の支
給の実績を集計する。これは、以下の作業によって実行
される。
【0083】前記「給与(給与)」メニュー画面(図1
2)において、左側の「社会保険」タグをクリックする
と、図40に示す「給与(社会保険)」メニュー画面(1
-4-4)になる。ここで「算定基礎届」ボタンを選択する
と、図41に示す「算定基礎届」画面(1-4-4-1)が現れ
る。この画面での作業により、算定基礎届が作成され
る。
【0084】11月<社会保険:標準月額の設定の変更
/「給与」> 標準報酬月額の決定通知(10月1日から適用)が来て
も、10月の給与計算が終了し、11月の給与計算の準
備処理が終了した後、標準報酬月額の設定を変更する。
これは、以下の作業によって実行される。
【0085】前記「給与(社会保険)」メニュー画面
(図40)において「定時決定処理」ボタンを選択する
と、図42に示す「定時決定処理」画面が現れる。この
画面での作業により、標準報酬月額の設定変更等が行わ
れる。
【0086】12月<賞与支払/「給与」> 前記「給与(給与)」メニュー画面(図12)において
左側の「賞与」タグをクリックすると、図43に示す
「給与(賞与)」メニュー画面(1-4-2)になり、ここで
「準備処理」ボタンを選択すると、「賞与準備処理」画
面(図示省略)になる。ここで「支給日カレンダー」を
選択すると、図44に示す「支給日カレンダー」画面が
現れる。この「支給日カレンダー」画面により、11月
までの給与が確定しているか或いは社員の採用・退職・
支給方法の変更・扶養親族などの変更を確認する。
【0087】上記「賞与準備処理」画面において「今度
の賞与準備」を選択すると、「今回賞与準備処理」画面
(図示省略)になる。ここで処理を行うことにより、今
回賞与データを作成する。
【0088】前回と同様な賞与の支給を行う場合は、前
記「給与(賞与)」メニュー画面(図43)において
「明細書入力」を選択すると、図45に示す「賞与明細
書入力」メニュー画面(1-4-2-1)になり、ここで右上の
「前回のコピー」ボタンを押すことで、前回賞与のデー
タが今回の支給額の欄に入力される。そして、実際の支
給額と異なる社員について修正する。
【0089】前記「給与(賞与)」メニュー画面(図4
3)において「集計表」を選択すると、図46に示す
「賞与集計表」画面になる。ここで全員の支給額及び控
除額を確認し、下端の「賞与明細書印刷」をクリックす
ることにより、賞与明細を印刷できる。
【0090】また、前記「給与(賞与)」メニュー画面
(図43)において「振込一覧表」を選択すると、「賞
与振込一覧表」画面(図示省略)になる。ここで「賞与
振込一覧表」を印刷後、銀行への一括振込依頼表を作成
する。
【0091】賞与の集計を行い、「健康保険・厚生年金
保険賞与等支払届」を作成し、社会保険事務所に送付す
る。
【0092】12月<年末調整/「給与」> 年末調整には、次の3つの方法がある。
【0093】12月の給与で精算をする方法:給与年
調 12月の賞与で精算をする方法:賞与年調 1月に単独で精算をする方法:単独年調 例えば「給与年調」を採用している場合は、前記「給与
(給与)」メニュー画面(図12)において左側の「年
末調整」タグをクリックすると、図47に示す「給与
(年末調整)」メニュー画面(1-4-3)になり、ここで
「準備処理」を選択すると、「年調準備処理」画面(図
示省略)になる。ここで「給与年調設定」ボタンを押し
て、処理を開始する。
【0094】また、上記「給与(年末調整)」メニュー
画面(図47)において「年調入力」を選択すると、図
48に示す「年調明細書入力」画面(1-4-3-1)になる。
ここで、必要事項を入力する。
【0095】更に、上記「給与(年末調整)」メニュー
画面(図47)において「過不足税額一覧表」、「源泉
徴収票」又は「源泉徴収簿」を選択すると、図49に示
す「過不足税額一覧表」画面、図50に示す「源泉徴収
票」画面、又は図51に示す「源泉徴収簿兼賃金台帳」
画面になる。各画面での作業により、「過不足税額一覧
表」、「源泉徴収票」、「源泉徴収簿」がそれぞれ作成
される。
【0096】1月<法定調書> 「会計」から報酬、給与、地代のデータを抽出し、一年
間に支払った給与と賞与、退職金、税理士・司法書士等
の報酬の支払い、個人に対する地代に関して支払調書を
作成する。
【0097】税務署に、支払調書合計票を送付する。
【0098】年末調整で作成した源泉徴収票の複写部分
である、給与支払徴収票を従業員毎の区役所又は市役所
に送付する。
【0099】3月<決算繰越処理/「設定」> 前記「設定」メニュー画面(1-5)において左側の「期
末」タグをクリックすると、図52に示す「設定(期
末)」メニュー画面(1-5-3)になる。ここで「翌期準
備処理」を選択すると、図53に示す「翌期準備処理
(準備)」画面(1-5-3-1)が現れ、「次へ」をクリッ
クすると、図54に示す「翌期準備処理(会社情報)」
画面になる。ここで必要な処理を実行すると、翌期の会
社データが作成され、翌期についても通常どおりの処理
ができる。
【0100】4〜5月<決算申告処理/「会計」> 以下の処理では、外部機関(会計事務所)が決算に必要
な情報をオンラインで取得する。すなわち、外部のパソ
コン等の端末からインターネット経由で本システムのサ
ーバにアクセスする。その際、ユーザIDとパスワード
が要求される。そして、許容された範囲で下記の事項の
ために必要な情報を得ることができる。
【0101】科目の追加、名称の変更 決算修正仕訳 消費税集計表 総勘定元帳の印刷 特に、上記及びについては、前記「会計」メニュー
画面(1-3)において左側の「決算」タグをクリックす
ると、図55に示す「会計(決算)」メニュー画面(1-
3-3)になる。ここで「決算書」を選択すると、図56
に示す「決算書」画面(1-3-3-1)が現れ、「決算修正
仕訳」を行う。また、図55の画面で「消費税集計表」
を選択すると「消費税集計表」画面(図示省略)が現れ
る。
【0102】<期締め処理/「会計」・「設定」>会計
事務所で年度末までの仕訳に対して決算修正を行い、確
定申告をする。その修正データを反映した後「期締め処
理」を行うと、決算期末の残高が翌期に反映される。こ
れは、以下の作業によって実行される。
【0103】前記「設定(期末)」メニュー画面(図5
2)において「期締め処理」を選択すると、図57に示
す「期締め処理」画面が現れる。ここで必要な処理を実
行する。
【0104】6月<住民税/「給与」> 従業員毎の住民税額が5月中旬に送付されてくるので、
5月の給与計算が終了し、6月の給与計算の準備処理が
終了した後に住民税額を変更する。これは、以下の作業
によって実行される。
【0105】前記「社員給与(基本情報)」画面(図3
3)において「住民税」をクリックすると、図58に示
す「社員給与(住民税)」画面が現れる。ここで必要な
処理を実行する。
【0106】以上のように給与関係の処理は非常に多い
が、本システムによれば、管理部門などで給与関係の事
務手数が大幅に短縮できるので、他の管理業務に多くの
時間を使えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のシステム構成図。
【図2】 サーバのデータベースの構成を示す図。
【図3】 サーバに接続可能なユーザの構成を示す図。
【図4】 ユーザの端末に表示される画面の構成と遷移
を示す図。
【図5】 図4に続く画面遷移図。
【図6】 「ログイン」画面を示す図。
【図7】 「ホーム」画面を示す図。
【図8】 「付箋一覧表」画面を示す図。
【図9】 「ホーム設定」画面を示す図。
【図10】 「販売(販売)」画面を示す図。
【図11】 「会計(日次)」画面を示す図。
【図12】 「給与(給与)」画面を示す図。
【図13】 「設定(導入)」画面を示す図。
【図14】 「ユーザ管理」画面を示す図。
【図15】 「設定(日常)」画面を示す図。
【図16】 「部門」画面を示す図。
【図17】 「得意先」画面を示す図。
【図18】 「見積登録」画面を示す図。
【図19】 「見積一覧表」画面を示す図。
【図20】 「売上詳細登録」画面を示す図。
【図21】 「販売(仕入)」画面を示す図。
【図22】 「発注登録」画面を示す図。
【図23】 「支払一覧表」画面を示す図。
【図24】 「販売(在庫)」画面を示す図。
【図25】 「入庫登録」画面を示す図。
【図26】 「かんたん日報」画面を示す図。
【図27】 「現金出納帳」画面を示す図。
【図28】 「振替伝票」画面を示す図。
【図29】 「入金予定一覧表」画面を示す図。
【図30】 「入金実績一覧表」画面を示す図。
【図31】 「締め請求書一括印刷」画面を示す図。
【図32】 「締め請求書明細」画面を示す図。
【図33】 「社員給与(基本情報)」画面を示す図。
【図34】 「給与明細書入力」画面を示す図。
【図35】 「給与集計表」画面を示す図。
【図36】 「給与振込一覧表」画面を示す図。
【図37】 「会計(月次)」画面を示す図。
【図38】 「総勘定元帳」画面を示す図。
【図39】 「データ確定処理」画面を示す図。
【図40】 「給与(社会保険)」画面を示す図。
【図41】 「算定基礎届」画面を示す図。
【図42】 「定時決定処理」画面を示す図。
【図43】 「給与(賞与)」画面を示す図。
【図44】 「支給日カレンダー」画面を示す図。
【図45】 「賞与明細書入力」画面を示す図。
【図46】 「賞与集計表」画面を示す図。
【図47】 「給与(年末調整)」画面を示す図。
【図48】 「年調明細書入力」画面を示す図。
【図49】 「過不足税額一覧表」画面を示す図。
【図50】 「源泉徴収票」画面を示す図。
【図51】 「源泉徴収簿兼賃金台帳」画面を示す図。
【図52】 「設定(期末)」画面を示す図。
【図53】 「翌期準備処理(準備)」画面を示す図。
【図54】 「翌期準備処理(会社情報)」画面を示す
図。
【図55】 「会計(決算)」画面を示す図。
【図56】 「決算書」画面を示す図。
【図57】 「期締め処理」画面を示す図。
【図58】 「社員給与(住民税)」画面を示す図。
【符号の説明】
1…サーバ、2…パソコン、3…インターネット、4…
データセンタ、5…社内ネットワーク、11…共通デー
タ部、12…販売データ部、13…会計データ部、14
…給与データ部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売、会計、給与に関わる業務のうち1以
    上の業務に係る情報及び業務処理プログラムを格納した
    サーバと、該サーバにネットワークを介して接続可能な
    ユーザ端末とを含み、前記ユーザ端末が前記サーバに接
    続したとき、前記業務処理プログラムに従って当該ユー
    ザ端末に表示される画面上でデータ入力その他の操作を
    実行することにより前記業務を処理することを特徴とす
    る業務処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の業務処理システムにおい
    て、前記サーバは、前記プログラムによる業務処理を行
    うユーザに関するデータを格納する共通データ部と、販
    売・会計・給与の各業務に関わるデータを格納する業務
    データ部とで構成されるデータベースを有し、前記業務
    処理プログラムは、前記共通データ部のデータを前記業
    務データ部に反映させ、前記販売及び給与の業務に関わ
    るデータを前記会計のデータに連動させるように構成し
    たことを特徴とする業務処理システム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の業務処理システムに
    おいて、前記サーバに格納されている情報は、前記ユー
    ザ端末からアクセス可能な範囲がユーザ毎に決められる
    ことを特徴とする業務処理システム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載の業務処理
    システムにおいて、ネットワークを介して前記サーバに
    最新のプログラムを提供するデータセンタが設けられて
    いることを特徴とする業務処理システム。
  5. 【請求項5】販売、会計又は給与に関わる業務をコンピ
    ュータで処理するためのプログラムであって、ユーザ端
    末がネットワークを介して接続可能なサーバに格納さ
    れ、前記ユーザ端末にデータ入力その他の操作を実行す
    るための画面を表示させる機能と、所定の画面から前記
    販売、会計又は給与の各メニュー画面に移行し、該メニ
    ュー画面から販売その他の業務処理を行う処理画面へ遷
    移する機能とを実現させることを特徴とするコンピュー
    タプログラム。
  6. 【請求項6】請求項5記載のコンピュータプログラムに
    おいて、前記ユーザ端末に表示される画面が階層構造に
    構成されていることを特徴とするコンピュータプログラ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項5又は6記載のコンピュータプログ
    ラムにおいて、前記ユーザ端末に表示される所定の画面
    でユーザの希望する処理を登録可能とし、登録された処
    理を画面に表示し、表示された処理の中から実行しよう
    とする処理を選択させる機能を備えたことを特徴とする
    コンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】請求項5乃至7のいずれか記載のコンピュ
    ータプログラムにおいて、前記ユーザ端末から前記サー
    バへの指示に応じて、前記サーバに格納されているデー
    タを当該ユーザ端末へ送らせる機能を備えたことを特徴
    とするコンピュータプログラム。
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