JP2002259705A - 保険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

保険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶媒体

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JP2002259705A
JP2002259705A JP2001058122A JP2001058122A JP2002259705A JP 2002259705 A JP2002259705 A JP 2002259705A JP 2001058122 A JP2001058122 A JP 2001058122A JP 2001058122 A JP2001058122 A JP 2001058122A JP 2002259705 A JP2002259705 A JP 2002259705A
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JP2001058122A
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Shinichiro Matsuki
慎一郎 松木
Shimei Wajima
士明 輪島
Koji Kishihara
康治 岸原
Ichio Matsuzaki
市夫 松崎
Daisuke Ofuji
大介 大藤
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TKC Corp
Daido Life Insurance Co
Original Assignee
TKC Corp
Daido Life Insurance Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 税理士・会計事務所の所員において保険指導
に関する手法・知識を習得し、生命保険に関する推進活
動を円滑に行えるようにする。 【解決手段】 保険契約情報は、生命保険会社により一
元管理されており、各会計事務所はイントラネットを介
して常に最新の保険契約情報を受信し、さらに所員は保
険契約情報をLAN経由で自分のパソコン上で受信する
ことができる。会計事務所において、既契約情報の管
理、販売実績の分析、提案資料の作成、契約保全手続の
照会、社員配当金の照会などを行う。例えば、顧客企業
の適切な保障額と現状を比較し、過不足のない最適な保
険を提案することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生命保険会社の代
理店が保険指導に関する手法・知識を習得し、生命保険
に関する推進活動を円滑に行えるようにする保険業務支
援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶媒体に係
り、特に、生命保険会社が各代理店における顧客のニー
ズに応じた的確なアドバイスや保険契約の募集・保全活
動の効率化を支援する保険業務支援システム及び保険業
務支援方法、並びに記憶媒体に関する。
【0002】更に詳しくは、本発明は、生命保険会社と
代理店契約した会計事務所等に対して保険指導に関する
手法・知識を習得し、生命保険に関する指導、推進活
動、並びにアフターサービスを円滑に行えるようにする
保険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに記
憶媒体に係り、特に、生命保険会社の代理店登録を行っ
ている会員事務所等において、生命保険会社からオンラ
イン受信により事務所内で保険業務に関する最新のデー
タを常に保持することができるとともに、該保険業務関
連データに基づき、既契約情報の管理、販売実績の分
析、提案資料の作成、契約保全手続の照会、社員配当金
の照会などの一種の代理店業務を会員事務所内において
行うことを支援する保険業務支援システム及び保険業務
支援方法、並びに記憶媒体に関する。
【0003】
【従来の技術】我々には死亡や災害がいつ起こるかわか
らない。また、万一長生きした場合であっても、いつま
でも充分な収入を得られるとは限らない。言い換えれ
ば、我々は、一生を通じて、常に収支のバランスが崩さ
れる危険にさらされている訳である。したがって、各
自、経済的に困らないよう、これらの危険に対して事前
に充分な準備をしておく必要がある。
【0004】人間は昔から集落生活や大家族生活の中
で、危険に遭遇して不幸になったものをお互いに助け合
うという共同保障の工夫を行ってきた。しかしながら、
産業が発達し、社会的分業が行われるようになり、家族
生活の単位が小さくなってくるに従い、一家の主たる収
入を得ている者が死亡した場合には、残された家族の生
活への影響は過大である。
【0005】そこで、考案されたのが、相互扶助の理念
によって助け合う「生命保険」のしくみである。契約成
立のその日から即座に大きな保障を得ることができる生
命保険は、不測の危険に備えるための最も合理的な方法
の1つとして挙げることができる。
【0006】日本国内における生命保険事業は、慶応3
年(西暦1867年)に福沢諭吉がヨーロッパの近代的
保険制度を紹介したことに端を発し、明治時代に入って
生命保険会社が設立される運びとなった。今日、一般家
庭の生命保険の加入状況は、世帯加入率が93.0%、
件数で平均4.9件(平成9年度生命保険分化センター
全国実体調査による)となっており、普及率からみれば
国内の保険制度は一巡化したと言える。
【0007】生命保険は、大勢の人々がお金を出し合
い、お互いに助け合う相互扶助の精神に立脚する。そし
て、出し合ったお金を共有の準備資産として、万一のこ
とがあった場合に経済的に助け合う仕組みとなってい
る。
【0008】国が行う社会保障制度は、すべての国民に
対して一定水準の生活を保障するものであるが、個々の
家庭毎に必要な事項に対して、必要な時点で必要な金額
を必ずしも保障するものではない。これに対し、生命保
険は、個々の家庭におけるライフ・サイクルに基づいた
生活設計に密着し、社会保障制度を補うという重要な側
面を備えている。このような理由により、生命保険に対
しては、生命保険料控除(支払い保険料に応じて一定額
が課税対象所得から控除される)など、税法上の特典が
与えられている。
【0009】生命保険会社は、大勢の契約者から集まっ
た共有の準備資産の管理・運用を行うので、国民経済や
生活に大きな影響を及ぼす。生命保険事業の健全な運営
により保険契約者等を保護するために、「保険業法」が
定められている。そして、生命保険事業を免許事業とし
た上で、金融庁が各生命保険事業の監督や規制を行って
いる。
【0010】生命保険会社の役割は、顧客すなわち保険
契約者の多様なニーズに応えて、最適な生命保険を販売
すなわち成約するとともに、そのアフターサービスを行
うことにある。
【0011】例えば、契約者が個人である場合には、
「病気や災害に備えて準備しておきたい」、「子供の教
育にかかるお金を準備しておきたい」、あるいは「豊か
な老後生活を送るために準備しておきたい」など、資金
準備のためのいろいろなニーズが考えられる。生命保険
会社は、かかる顧客のニーズを正確につかむとともに、
生命保険を以って万一に備えることを推奨する。
【0012】また、生命保険会社にとっての顧客は個人
に限定されず、企業向けの各種商品を揃えることが一般
的となっている。
【0013】例えば、企業の繁栄を考える経営者は、従
業員の生活保障並びに老後保障のために生命保険を利用
し、以って従業員の勤労意欲の向上を促す。あるいは、
役員の死亡に伴う経済的・社会的損失を補填するため
に、生命保険を利用する(特に中小零細企業において
は、経営者又は経営幹部の死亡は直ちに企業の崩壊・死
滅を招来する危険がある)。経営に伴って発生する各種
の危険による不測の損害の管理・指導すること、すなわ
ち「リスク・マネジメント」は、安全性・永続性を希求
する企業にとって経営上の基盤的条件である。
【0014】繰言になるが、生命保険会社の役割は、顧
客すなわち保険契約者の多様なニーズに応えて、最適な
生命保険を販売すなわち成約するとともに、そのアフタ
ーサービスを行うことによって、顧客を不測の事態から
防衛することにある。生命保険会社が、企業にとって最
適な商品すなわち生命保険を設計するためには、保障す
べき利益の額など関与先企業の会計・財務情報に精通す
る必要がある。また、生命保険料控除などの税法上の特
典を正確に顧客の会計に適用したり、定期的に発生する
保険に関連するさまざまな情報を顧客の経理に漏れなく
反映させる必要がある。
【0015】他方において、顧客すなわち関与先企業の
会計情報に精通するとともに、税務のエキスパートとし
て知られる業種として、税理士若しくは会計事務所が広
く知られている。これら会計人は、関与先企業を経済的
な観点から防衛する使命を有し、保険業務を介して顧客
を防衛する生命保険事業と共通する。したがって、職業
会計人による保険指導が正当業務であることを、明確に
位置付けることができる。
【0016】そこで、生命保険会社と税理士・会計事務
所が提携するという、新たな保険業務サービスのビジネ
ス・モデルが考えられる。(欧米においては、職業法規
上の明文規定はないものの、会計事務所における保険指
導業務は正当なものとして確立している。)
【0017】例えば、会計事務所が生命保険会社の一種
の代理店として機能し、すなわち、会計事務所を構成す
る各所員が生命保険会社の外交員としても機能して、顧
客に対して生命保険に関する商品を紹介し、提案し、さ
らには販売したり、顧客に対して保険指導を逐次行った
りする。
【0018】税理士や会計事務所の所員は、保険会社の
外交員(「セールスマン」又は「営業職員」とも呼ばれ
る。以下同様。)でもその代弁者でもなく、会計税務の
エキスパートとして中立な立場で関与先企業の適正で有
利な保険額を算出し、保険契約の指導にあたることがで
きる。したがって、生命保険会社と税理士・会計事務所
との提携というビジネス・モデルにより、関与先企業は
信頼の置ける保険指導を受けて、安心して契約すること
ができる。また、税理士・会計事務所は、企業経営の万
一に備えるという顧客保護の観点に立脚した経営助言を
実現することができ、高い評価を得ることができる。ま
た、生命保険会社においては、関与先企業の会計・財務
データに基づいて必要保障額を正確に把握して、最適な
生命保険を販売し且つアフターサービスを行うことがで
き、保険業務を全うすることができる。
【0019】但し、会計事務所の所員は、生命保険会社
の従業員ではなく、生命保険に関する正確で詳細な商品
知識を常に得ている訳ではないので、生命保険会社はこ
れらの者が保険業務を行うに際して、適切なバックアッ
プを行う必要がある。また、会計事務所自体は、生命保
険会社とは別の母体であるので、生命保険会社は、各会
計事務所の個々の監査担当者(所員)が顧客企業との間
で交わした契約内容やその更新内容などの情報を取得
し、統括的に一元管理し、さらに集計した情報を適宜そ
れぞれの会計事務所にフィードバックする必要もある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、生命
保険会社の代理店が保険指導に関する手法・知識を習得
し、生命保険に関する指導・推進活動、並びにアフター
サービスを円滑に行えるようにすることができる、優れ
た保険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに
記憶媒体を提供することにある。
【0021】本発明の更なる目的は、生命保険会社が各
代理店に対して顧客のニーズに応じた的確なアドバイス
や保険契約の募集・保全活動の効率化を支援することが
できる、優れた保険業務支援システム及び保険業務支援
方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0022】本発明の更なる目的は、生命保険会社の代
理店登録を行っている税理士・会計事務所等において、
生命保険会社からオンライン受信により会計事務所内で
保険業務に関する最新のデータを常に保持することがで
きるとともに、該保険業務関連データに基づき、既契約
情報の管理、販売実績の分析、提案資料の作成、契約保
全手続の照会、社員配当金の照会などの一種の代理店業
務を会計事務所内において行うことを支援することがで
きる、優れた保険業務支援システム及び保険業務支援方
法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0023】本発明の更なる目的は、各監査担当者(所
員)の保険契約の推進目標に対する実績の進捗状況、並
びに付保指導状況の確認を、会計事務所ベースで客観的
に行うことができる、優れた保険業務支援システム及び
保険業務支援方法、並びに記憶媒体を提供することにあ
る。
【0024】本発明の更なる目的は、会計事務所の関与
先企業の経営状況とニーズに応じて、最適な保険商品を
選定し、現在の加入状況と対比して適当な改善策を提示
することができる、優れた保険業務支援システム及び保
険業務支援方法、並びに記憶媒体を提供することにあ
る。
【0025】本発明の更なる目的は、保険金の支払いな
どの保全手続に関する生命保険会社への提出書類を会員
事務所ベースで確認することができる、優れた保険業務
支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶媒体を
提供することにある。
【0026】本発明の更なる目的は、会計事務所の関与
先企業の決算時に保険契約毎の社員配当金額をオンライ
ンで受信し、配当金の受け取りに関する法人の経理処理
を会計事務所ベースで確認することができる、優れた保
険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶
媒体を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動を遠隔
的に支援する保険業務支援システムであって、保険契約
情報を統括的に管理する保険会社本部と、前記保険会社
本部に接続され、1以上の会計事務所の会員登録を受容
するとともに該登録した会計事務所に対して前記保険会
社本部内の保険契約情報へのアクセス手段を提供する会
計事務所団体接続部と、を具備することを特徴とする保
険業務支援システムである。
【0028】生命保険会社における業務サービスの成果
たる保険契約情報は、一般に、生命保険会社内の大型コ
ンピュータなどにおいて一元的に管理されている。本発
明の第1の側面に係る保険業務支援システムによれば、
生命保険会社の代理店登録を行っている税理士・会計事
務所等において、税理士・会計事務所団体接続部を経由
することで、生命保険会社からオンライン受信により事
務所内で保険業務に関する最新のデータを常に保持する
ことができる。したがって、オンライン接続された会計
事務所では、該保険業務関連データに基づき、既契約情
報の管理、販売実績の分析、提案資料の作成、契約保全
手続の照会、社員配当金の照会などの一種の代理店業務
を会員事務所内において行うことを支援することができ
る。この結果、会計事務所は保険会社の代理店として好
適に機能することができる。また、事務所の所員すなわ
ち各監査担当者は、自身の情報端末上で、保険業務に関
連する情報を必要に応じて表示して、保険指導に関する
手法・知識を習得することができるので、保険会社の外
交員/セールスマンと同様に、保険指導・推進活動、並
びにアフターサービスを行うことができる。
【0029】ここで、前記会計事務所団体接続部は、例
えばイントラネットのような、セキュアな内部的TCP
/IP(Transmission Control Protocol/Internet Pro
tocol)ネットワークで構成される。
【0030】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所は、該会計事務所内に敷設された所内ネ
ットワークと、前記所内ネットワークを介して相互接続
される1以上の情報端末と、前記所内ネットワークと前
記会計事務所団体接続部とを相互接続する事務所外接続
部と、前記会計事務所団体接続部を介して前記保険会社
本部から受信した保険契約情報を前記所内ネットワーク
上でオンライン閲覧可能な状態で一元管理する代理店サ
ーバとで構成される。このようなネットワーク環境下で
は、事務所の所員すなわち各監査担当者は、所内ネット
ワークに接続された情報端末上で、該保険業務関連デー
タに基づき、既契約情報の管理、販売実績の分析、提案
資料の作成、契約保全手続の照会、社員配当金の照会な
どの一種の代理店業務に関する支援を受けることができ
る。
【0031】各監査担当者が使用する情報端末上の操作
によって、前記会計事務所団体接続部を経由して前記保
険会社本部から最新の保険契約情報を、好きなときに一
括受信することが可能である。このような場合、各監査
担当者は、自身の端末上で、保険業務に関連する情報を
必要に応じて表示することができ、保険指導に関する手
法・知識を習得し、生命保険に関する推進活動を円滑に
行うなど、生命保険会社の外交員/セールスマンと同様
の機能を発揮することができる。
【0032】前記会計事務所団体接続部に接続される会
計事務所内に設置された情報端末は、該会計事務所全体
の保険契約の目標を設定する手段と、該会計事務所全体
の保険契約の目標に対する実績を確認する手段と、該会
計事務所全体の保険契約を確認する手段と、該会計事務
所内の各情報端末上で行われた保険指導・推進・契約状
況を集計する手段とを備えていてもよい。また、前記会
計事務所団体接続部を経由して受信した保険契約情報に
基づいて、該会計事務所全体の保険保有状況、契約一覧
を提示するようにしてもよい。
【0033】このような場合、計画的に保険指導を実践
する上で必要充分な「保険契約状況の確認」や「推進目
標の設定・変更」などの機能を会計事務所に提供するこ
とができる。
【0034】前者の保険契約状況の確認機能により、会
計事務所全体の保険保有状況、契約一覧を確認すること
を通して、会計事務所の関与先企業の付保状況、保険契
約状況を把握することができる。把握した状況を基に、
年度及び月次の保険指導目標を立案して、例えば会計事
務所における保険契約活動の基本となる月次巡回業務で
の経営助言の1つとして活用することができる。
【0035】また、会計事務所における状況及び目標を
関与先企業毎のデータとして分別するので、監査担当者
毎の集計を瞬時に行うことができる。会計事務所全体の
目標は、事務所を構成する各監査担当者の状況の合計で
あるので、トップダウン形式並びにボトムアップ形式の
双方向で検討することが可能である。また、監査担当者
毎の確認が可能なので、各々の課題と活動テーマを立案
する上での客観的な判断基準を確立することができる。
【0036】すなわち、会計事務所における顧客の付保
状況、保険契約状況の把握・確認作業を各自の情報端末
上で支援することができるので、会計事務所は保険会社
本部に対する代理店として機能することができる。
【0037】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末は、顧客の標準
保障額を算定する手段と、顧客の準備資金を把握するた
めの質問を提示する手段と、該提示した質問に対する回
答を介して判断される顧客の経営状況とニーズに応じて
準備資金調達に最適な保険商品を選定する手段とを備え
ていてもよい。また、該情報端末は、さらに選定された
最適保険商品を提案する提案資料を自動作成する手段を
備えていてもよい。
【0038】このような場合、保険指導に不慣れな監査
担当者であっても、システムの要求(プロンプト)に応
じて情報端末上で入力操作を行うだけで、関与先企業に
とって最適な保険商品の選定を行うことができる。ま
た、監査担当者毎に提案保険商品の選定にばらつきが生
じることがないので、関与先企業に対して均一なアプロ
ーチ資料を作成することができる。
【0039】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末は、あらかじめ
保険会社本部から受信した保険契約情報並びに該情報端
末上で登録されている顧客情報に基づいて契約保全手続
を照会する手段を備えてもよい。この契約保全手続を照
会する手段は、例えば、保険金の支払いが発生した場合
や、解約や入院給付金の受け取りなどの問い合わせが発
生した場合に、保険の契約形態や契約内容に応じた必要
な提出書類を提示することができる。
【0040】このような場合、保険の契約形態や契約内
容に応じて区々で処理が煩雑な契約保全手続を、会計事
務所内の各監査担当者は情報端末上の操作を介して円滑
に行うことができる。例えば、保険金の支払いが発生し
たときには、確認を行う契約の選定と詳細項目を指定す
るだけで、情報端末上で契約保険毎の必要書類が表示さ
れるので、生命保険会社に逐次問い合わせることなく、
正確且つ瞬時に提出書類を把握することが可能である。
また、保険金の支払いだけでなく、解約や入院給付金の
受け取りに関する問い合わせも可能である。
【0041】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末は、あらかじめ
保険会社本部から受信したすべての保険契約情報並びに
該情報端末上で登録されている顧客情報に基づいて、保
険契約毎の社員配当金に関する情報を前記会計事務所団
体接続部経由で前記保険会社本部から受信して、配当金
の確認画面を表示する手段を備えていてもよい。
【0042】このような場合、会計事務所内の情報端末
上で、保険契約毎の社員配当金の情報をオンラインで受
信するとともに、配当金の確認をリアルタイムで行うこ
とができる。受信する情報は、オンライン処理を行った
その時点での最新情報であり、関与先企業の決算時に配
当金の受け取りに関する経理処理を、情報端末上で正確
に把握することができる。
【0043】また、本発明の第2の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援システムであって、前記会計事
務所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアク
セスする手段と、前記会計事務所全体の保険契約の目標
を設定する手段と、前記会計事務所全体の保険契約の目
標に対する実績を確認する手段と、前記会計事務所全体
の保険契約を確認する手段と、前記会計事務所内の各情
報端末上で行われた保険指導・推進・契約状況を集計す
る手段と、を具備することを特徴とする保険業務支援シ
ステムである。また、該保険業務支援システムは、該保
険契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保険保有状
況、契約一覧を提示することにより、該会計事務所にお
ける顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認作業を
支援するようにしてもよい。
【0044】本発明の第2の側面に係る保険業務支援シ
ステムは、例えば会計事務所内に設置された情報端末上
で実装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能
させることができる。すなわち、計画的に保険指導を実
践する上で必要充分な「保険契約状況の確認」や「推進
目標の設定・変更」などの機能を会計事務所に提供する
ことができる。前者の保険契約状況の確認機能により、
会計事務所全体の保険保有状況、契約一覧を確認するこ
とを通して、会計事務所の関与先企業の付保状況、保険
契約状況を把握することができる。把握した状況を基
に、年度及び月次の保険指導目標を立案して、例えば会
計事務所における保険契約活動の基本となる月次巡回業
務での経営助言の1つとして活用することができる。ま
た、会計事務所における状況及び目標を関与先企業毎の
データとして分別するので、監査担当者毎の集計を瞬時
に行うことができる。会計事務所全体の目標は、事務所
を構成する各監査担当者の状況の合計であるので、トッ
プダウン形式並びにボトムアップ形式の双方向で検討す
ることが可能である。また、監査担当者毎の確認が可能
なので、各々の課題と活動テーマを立案する上での客観
的な判断基準を確立することができる。
【0045】また、本発明の第3の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援システムであって、顧客の標準
保障額を算定する手段と、顧客の準備資金を把握するた
めの質問を提示する手段と、該提示した質問に対する回
答を介して判断される顧客の経営状況とニーズに応じて
準備資金調達に最適な保険商品を選定する手段と、を具
備することを特徴とする保険業務支援システムである。
該保険業務支援システムは、さらに選定された最適保険
商品を提案する提案資料を自動作成する手段を備えてい
てもよい。
【0046】本発明の第3の側面に係る保険業務支援シ
ステムは、例えば会計事務所内に設置された情報端末上
で実装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能
させることができる。すなわち、保険指導に不慣れな監
査担当者であっても、システムの要求(プロンプト)に
応じて情報端末上で入力操作を行うだけで、関与先企業
にとって最適な保険商品の選定を行うことができる。ま
た、監査担当者毎に提案保険商品の選定にばらつきが生
じることがないので、関与先企業に対して均一なアプロ
ーチ資料を作成することができる。
【0047】また、本発明の第4の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援システムであって、前記会計事
務所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアク
セスする手段と、該保険契約情報並びに該情報端末上で
登録されている顧客情報に基づいて契約保全手続を照会
する手段と、を具備することを特徴とする保険業務支援
システムである。前記の契約保全手続を照会する手段
は、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給付
金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保険
の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示す
るようにしてもよい。
【0048】本発明の第4の側面に係る保険業務支援シ
ステムは、例えば会計事務所内に設置された情報端末上
で実装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能
させることができる。すなわち、保険の契約形態や契約
内容に応じて区々で処理が煩雑な契約保全手続を、会計
事務所内の各監査担当者は情報端末上の操作を介して円
滑に行うことができる。例えば、保険金の支払いが発生
したときには、確認を行う契約の選定と詳細項目を指定
するだけで、情報端末上で契約保険毎の必要書類が表示
されるので、生命保険会社に逐次問い合わせることな
く、正確且つ瞬時に提出書類を把握することが可能であ
る。また、保険金の支払いだけでなく、解約や入院給付
金の受け取りに関する問い合わせも可能である。
【0049】また、本発明の第5の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援システムであって、前記会計事
務所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアク
セスする手段と、保険契約情報並びに該情報端末上で登
録されている顧客情報に基づいて、保険契約毎の社員配
当金に関する情報を前記会計事務所団体接続部経由で前
記保険会社本部から受信して、配当金の確認画面を表示
する手段と、を具備することを特徴とする保険業務支援
システムである。
【0050】本発明の第5の側面に係る保険業務支援シ
ステムは、例えば会計事務所内に設置された情報端末上
で実装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能
させることができる。すなわち、会計事務所内の情報端
末上で、保険契約毎の社員配当金の情報をオンラインで
受信するとともに、配当金の確認をリアルタイムで行う
ことができる。受信する情報は、オンライン処理を行っ
たその時点での最新情報であり、関与先企業の決算時に
配当金の受け取りに関する経理処理を、情報端末上で正
確に把握することができる。
【0051】また、本発明の第6の側面は、保険契約情
報を統括的に管理する保険会社本部と、前記保険会社本
部に接続され、1以上の会計事務所の会員登録を受容す
るとともに該登録した会計事務所に対して前記保険会社
本部内の保険契約情報へのアクセス手段を提供する会計
事務所団体接続部とで構成されるネットワーク・システ
ム上で、顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動を
遠隔的に支援する保険業務支援方法であって、前記会計
事務所団体接続部に接続される会計事務所において、前
記会計事務所団体接続部を経由して前記保険会社本部か
ら最新の保険契約情報を一括受信する、ことを特徴とす
る保険業務支援方法である。
【0052】生命保険会社における業務サービスの成果
たる保険契約情報は、一般に、生命保険会社内の大型コ
ンピュータなどにおいて一元的に管理されている。本発
明の第2の側面に係る保険業務支援方法によれば、生命
保険会社の代理店登録を行っている税理士・会計事務所
等において、税理士・会計事務所団体接続部を経由する
ことで、生命保険会社からオンライン受信により事務所
内で保険業務に関する最新のデータを常に保持すること
ができる。したがって、オンライン接続された会計事務
所では、該保険業務関連データに基づき、既契約情報の
管理、販売実績の分析、提案資料の作成、契約保全手続
の照会、社員配当金の照会などの一種の代理店業務を会
員事務所内において行うことを支援することができる。
この結果、会計事務所は保険会社の代理店として好適に
機能することができる。また、事務所の所員すなわち各
監査担当者は、自身の情報端末上で、保険業務に関連す
る情報を必要に応じて表示して、保険指導に関する手法
・知識を習得することができるので、保険会社の外交員
/セールスマンと同様に、保険指導・推進活動、並びに
アフターサービスを行うことができる。
【0053】ここで、前記会計事務所団体接続部は、セ
キュアな内部的TCP/IP(Transmission Control P
rotocol/Internet Protocol)ネットワークを用いて前
記保険会社本部並びに会計事務所を接続するようにして
もよい。
【0054】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所は、該会計事務所内に敷設された所内ネ
ットワークと、前記所内ネットワークを介して相互接続
される1以上の情報端末と、前記所内ネットワークと前
記会計事務所団体接続部とを相互接続する事務所外接続
部と、前記会計事務所団体接続部を介して前記保険会社
本部から受信した保険契約情報を前記所内ネットワーク
上でオンライン閲覧可能な状態で一元管理する代理店サ
ーバとで構成することができる。このようなネットワー
ク環境下では、事務所の所員すなわち各監査担当者は、
所内ネットワークに接続された情報端末上で、該保険業
務関連データに基づき、既契約情報の管理、販売実績の
分析、提案資料の作成、契約保全手続の照会、社員配当
金の照会などの一種の代理店業務に関する支援を受ける
ことができる。
【0055】例えば、前記会計事務所団体接続部に接続
される会計事務所内に設置された情報端末において、該
会計事務所全体の保険契約の目標を設定するステップ
と、該会計事務所全体の保険契約の目標に対する実績を
確認するステップと、該会計事務所全体の保険契約を確
認するステップと、該会計事務所内の各情報端末上で行
われた保険指導・推進・契約状況を集計するステップと
を実行するようにしてもよい。また、該情報端末におい
て、前記会計事務所団体接続部を経由して受信した保険
契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保険保有状
況、契約一覧を提示する処理を実行するようにしてもよ
い。
【0056】このような場合、計画的に保険指導を実践
する上で必要充分な「保険契約状況の確認」や「推進目
標の設定・変更」などの機能を会計事務所に提供するこ
とができる。前者の保険契約状況の確認機能により、会
計事務所全体の保険保有状況、契約一覧を確認すること
を通して、会計事務所の関与先企業の付保状況、保険契
約状況を把握することができる。把握した状況を基に、
年度及び月次の保険指導目標を立案して、例えば会計事
務所における保険契約活動の基本となる月次巡回業務で
の経営助言の1つとして活用することができる。また、
会計事務所における状況及び目標を関与先企業毎のデー
タとして分別するので、監査担当者毎の集計を瞬時に行
うことができる。会計事務所全体の目標は、事務所を構
成する各監査担当者の状況の合計であるので、トップダ
ウン形式並びにボトムアップ形式の双方向で検討するこ
とが可能である。また、監査担当者毎の確認が可能なの
で、各々の課題と活動テーマを立案する上での客観的な
判断基準を確立することができる。すなわち、会計事務
所における顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認
作業を各自の情報端末上で支援することができるので、
会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能す
ることができる。
【0057】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末において、顧客
の標準保障額を算定するステップと、顧客の準備資金を
把握するための質問を提示するステップと、該提示した
質問に対する回答を介して判断される顧客の経営状況と
ニーズに応じて準備資金調達に最適な保険商品を選定す
るステップと、を実行するようにしてもよい。また、該
会計事務所内の情報端末上で、さらに選定された最適保
険商品を提案する提案資料を自動作成するステップを実
行するようにしてもよい。
【0058】このような場合、保険指導に不慣れな監査
担当者であっても、システムの要求(プロンプト)に応
じて情報端末上で入力操作を行うだけで、関与先企業に
とって最適な保険商品の選定を行うことができる。ま
た、監査担当者毎に提案保険商品の選定にばらつきが生
じることがないので、関与先企業に対して均一なアプロ
ーチ資料を作成することができる。
【0059】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末において、あら
かじめ保険会社本部から受信した保険契約情報並びに該
情報端末上で登録されている顧客情報に基づいて契約保
全手続を照会するステップを実行するようにしてもよ
い。また、前記の契約保全手続を照会するステップで
は、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給付
金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保険
の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示す
るようにしてもよい。
【0060】このような場合、保険の契約形態や契約内
容に応じて区々で処理が煩雑な契約保全手続を、会計事
務所内の各監査担当者は情報端末上の操作を介して円滑
に行うことができる。例えば、保険金の支払いが発生し
たときには、確認を行う契約の選定と詳細項目を指定す
るだけで、情報端末上で契約保険毎の必要書類が表示さ
れるので、生命保険会社に逐次問い合わせることなく、
正確且つ瞬時に提出書類を把握することが可能である。
また、保険金の支払いだけでなく、解約や入院給付金の
受け取りに関する問い合わせも可能である。
【0061】また、前記会計事務所団体接続部に接続さ
れる会計事務所内に設置された情報端末において、あら
かじめ保険会社本部から受信したすべての保険契約情報
並びに該情報端末上で登録されている顧客情報に基づい
て、保険契約毎の社員配当金に関する情報を前記会計事
務所団体接続部経由で前記保険会社本部から受信して、
配当金の確認画面を表示するステップを実行するように
してもよい。
【0062】このような場合、会計事務所内の情報端末
上で、保険契約毎の社員配当金の情報をオンラインで受
信するとともに、配当金の確認をリアルタイムで行うこ
とができる。受信する情報は、オンライン処理を行った
その時点での最新情報であり、関与先企業の決算時に配
当金の受け取りに関する経理処理を、情報端末上で正確
に把握することができる。
【0063】また、本発明の第7の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援方法であって、前記会計事務所
内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセス
するステップと、前記会計事務所全体の保険契約の目標
を設定するステップと、前記会計事務所全体の保険契約
の目標に対する実績を確認するステップと、前記会計事
務所全体の保険契約を確認するステップと、前記会計事
務所内の各情報端末上で行われた保険指導・推進・契約
状況を集計するステップと、を具備することを特徴とす
る保険業務支援方法である。該保険業務支援方法はさら
に、該保険契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保
険保有状況、契約一覧を提示することにより、該会計事
務所における顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確
認作業を支援するステップを備えていてもよい。
【0064】本発明の第7の側面に係る保険業務支援方
法は、例えば会計事務所内に設置された情報端末上で実
装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能させ
ることができる。すなわち、計画的に保険指導を実践す
る上で必要充分な「保険契約状況の確認」や「推進目標
の設定・変更」などの機能を会計事務所に提供すること
ができる。前者の保険契約状況の確認機能により、会計
事務所全体の保険保有状況、契約一覧を確認することを
通して、会計事務所の関与先企業の付保状況、保険契約
状況を把握することができる。把握した状況を基に、年
度及び月次の保険指導目標を立案して、例えば会計事務
所における保険契約活動の基本となる月次巡回業務での
経営助言の1つとして活用することができる。また、会
計事務所における状況及び目標を関与先企業毎のデータ
として分別するので、監査担当者毎の集計を瞬時に行う
ことができる。会計事務所全体の目標は、事務所を構成
する各監査担当者の状況の合計であるので、トップダウ
ン形式並びにボトムアップ形式の双方向で検討すること
が可能である。また、監査担当者毎の確認が可能なの
で、各々の課題と活動テーマを立案する上での客観的な
判断基準を確立することができる。
【0065】また、本発明の第8の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援方法であって、顧客の標準保障
額を算定するステップと、顧客の準備資金を把握するた
めの質問を提示するステップと、該提示した質問に対す
る回答を介して判断される顧客の経営状況とニーズに応
じて準備資金調達に最適な保険商品を選定するステップ
と、を具備することを特徴とする保険業務支援方法であ
る。該保険業務支援方法は、さらに選定された最適保険
商品を提案する提案資料を自動作成するステップを備え
ていてもよい。
【0066】本発明の第8の側面に係る保険業務支援方
法は、例えば会計事務所内に設置された情報端末上で実
装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能させ
ることができる。すなわち、保険指導に不慣れな監査担
当者であっても、システムの要求(プロンプト)に応じ
て情報端末上で入力操作を行うだけで、関与先企業にと
って最適な保険商品の選定を行うことができる。また、
監査担当者毎に提案保険商品の選定にばらつきが生じる
ことがないので、関与先企業に対して均一なアプローチ
資料を作成することができる。
【0067】また、本発明の第9の側面は、会計事務所
内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活動
を支援する保険業務支援システムであって、前記会計事
務所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアク
セスするステップと、該保険契約情報並びに該情報端末
上で登録されている顧客情報に基づいて契約保全手続を
照会するステップと、を具備することを特徴とする保険
業務支援方法である。また、前記の契約保全手続を照会
するステップでは、保険金の支払いが発生した場合や、
解約や入院給付金の受け取りなどの問い合わせが発生し
た場合に、保険の契約形態や契約内容に応じた必要な提
出書類を提示するようにしてもよい。
【0068】本発明の第9の側面に係る保険業務支援方
法は、例えば会計事務所内に設置された情報端末上で実
装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能させ
ることができる。すなわち、保険の契約形態や契約内容
に応じて区々で処理が煩雑な契約保全手続を、会計事務
所内の各監査担当者は情報端末上の操作を介して円滑に
行うことができる。例えば、保険金の支払いが発生した
ときには、確認を行う契約の選定と詳細項目を指定する
だけで、情報端末上で契約保険毎の必要書類が表示され
るので、生命保険会社に逐次問い合わせることなく、正
確且つ瞬時に提出書類を把握することが可能である。ま
た、保険金の支払いだけでなく、解約や入院給付金の受
け取りに関する問い合わせも可能である。
【0069】また、本発明の第10の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する保険業務支援方法であって、前記会計事務
所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセ
スするステップと、保険契約情報並びに該情報端末上で
登録されている顧客情報に基づいて、保険契約毎の社員
配当金に関する情報を前記会計事務所団体接続部経由で
前記保険会社本部から受信して、配当金の確認画面を表
示するステップと、を具備し、前記会計事務所を保険会
社の代理店として機能させることを特徴とする保険業務
支援方法である。
【0070】本発明の第10の側面に係る保険業務支援
方法は、例えば会計事務所内に設置された情報端末上で
実装され、会計事務所を保険会社の代理店として機能さ
せることができる。すなわち、会計事務所内の情報端末
上で、保険契約毎の社員配当金の情報をオンラインで受
信するとともに、配当金の確認をリアルタイムで行うこ
とができる。受信する情報は、オンライン処理を行った
その時点での最新情報であり、関与先企業の決算時に配
当金の受け取りに関する経理処理を、情報端末上で正確
に把握することができる。
【0071】また、本発明の第11の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する処理をコンピュータ・システム上で実行す
るように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコン
ピュータ可読形式で物理的に記憶した記憶媒体であっ
て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、前記会計事務
所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセ
スするステップと、前記会計事務所全体の保険契約の目
標を設定するステップと、前記会計事務所全体の保険契
約の目標に対する実績を確認するステップと、前記会計
事務所全体の保険契約を確認するステップと、前記会計
事務所内の各情報端末上で行われた保険指導・推進・契
約状況を集計するステップと、を具備することを特徴と
する記憶媒体である。
【0072】また、本発明の第12の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する処理をコンピュータ・システム上で実行す
るように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコン
ピュータ可読形式で物理的に記憶した記憶媒体であっ
て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、前記会計事務
所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセ
スするステップと、該保険契約情報に基づいて、該会計
事務所全体の保険保有状況、契約一覧を提示することに
より、該会計事務所における顧客の付保状況、保険契約
状況の把握・確認作業を支援するステップと、を具備す
ることを特徴とする記憶媒体である。
【0073】また、本発明の第13の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する処理をコンピュータ・システム上で実行す
るように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコン
ピュータ可読形式で物理的に記憶した記憶媒体であっ
て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、顧客の標準保
障額を算定するステップと、顧客の準備資金を把握する
ための質問を提示するステップと、該提示した質問に対
する回答を介して判断される顧客の経営状況とニーズに
応じて準備資金調達に最適な保険商品を選定するステッ
プと、を具備することを特徴とする記憶媒体である。前
記コンピュータ・ソフトウェアは、選定された最適保険
商品を提案する提案資料を自動作成するステップをさら
に備えていてもよい。
【0074】また、本発明の第14の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する処理をコンピュータ・システム上で実行す
るように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコン
ピュータ可読形式で物理的に記憶した記憶媒体であっ
て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、前記会計事務
所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセ
スするステップと、該保険契約情報並びに該情報端末上
で登録されている顧客情報に基づいて契約保全手続を照
会するステップと、を具備することを特徴とする記憶媒
体である。前記の契約保全手続を照会するステップで
は、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給付
金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保険
の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示す
るようにしてもよい。
【0075】また、本発明の第15の側面は、会計事務
所内において顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
動を支援する処理をコンピュータ・システム上で実行す
るように記述されたコンピュータ・ソフトウェアをコン
ピュータ可読形式で物理的に記憶した記憶媒体であっ
て、前記コンピュータ・ソフトウェアは、前記会計事務
所内で保管されている保険会社の保険契約情報にアクセ
スするステップと、保険契約情報並びに該情報端末上で
登録されている顧客情報に基づいて、保険契約毎の社員
配当金に関する情報を前記会計事務所団体接続部経由で
前記保険会社本部から受信して、配当金の確認画面を表
示するステップと、を具備することを特徴とする記憶媒
体である。
【0076】本発明の第11乃至第15の各側面に係る
記憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行
可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュ
ータ・ソフトウェアをコンピュータ可読な形式で提供す
る媒体である。このような媒体は、例えば、CD(Comp
act Disc)やFD(Floppy Disc)、MO(Magneto-Opt
ical disc)などの着脱自在で可搬性の記憶媒体であ
る。あるいは、ネットワーク(ネットワークは無線、有
線の区別を問わない)などの伝送媒体などを経由してコ
ンピュータ・ソフトウェアを特定のコンピュータ・シス
テムに提供することも技術的に可能である。
【0077】このような記憶媒体は、コンピュータ・シ
ステム上で所定のコンピュータ・ソフトウェアの機能を
実現するための、コンピュータ・ソフトウェアと記憶媒
体との構造上又は機能上の協働的関係を定義したもので
ある。換言すれば、本発明の第11乃至第15の各側面
に係る記憶媒体を介して所定のコンピュータ・ソフトウ
ェアをコンピュータ・システムにインストールすること
によって、コンピュータ・システム上では協働的作用が
発揮され、本発明の第2乃至第5、第7乃至第10の各
側面に係る保険業務支援システム及び方法と同様の作用
効果を得ることができる。
【0078】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0079】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0080】図1には、本発明を実現するのに適した保
険業務支援システム1の全体構成を模式的に示してい
る。同図に示すように、保険業務支援システム1は、生
命保険に関するすべての業務サービスを統括的にコント
ロールする生命保険会社10と、生命保険業務に関して
生命保険会社10と業務提携した税理士・会計事務所団
体50と、税理士・会計事務所団体50に会員登録して
その傘下に置かれる税理士・会計事務所100とで構成
される。後に詳解するが、税理士・会計事務所100
は、生命保険会社10から保険指導に関する手法・知識
を習得し、生命保険に関する推進活動を行うなど、生命
保険会社10の一種の代理店として機能する。
【0081】なお、図1には1つしか示していないが、
単一の生命保険会社10は2以上の税理士・会計事務所
団体50と業務提携を行ってもよい。勿論、税理士・会
計事務所団体50も、図示しない他の生命保険会社と類
似の業務提携を行うことができる。また、税理士・会計
事務所団体50は、通常、多数の税理士・会計事務所1
00を傘下に置いている。したがって、生命保険会社1
0は、1つの税理士・会計事務所団体50と業務提携を
交わすことにより、同時に多数の税理士・会計事務所1
00を自身の代理店として機能させることができる訳で
ある。
【0082】本発明に係る保険業務支援システム1は、
関与先企業の会計業務を行う税理士・会計事務所100
を生命保険会社10の一種の代理店として機能させるも
のである。税理士・会計事務所100においては、生命
保険会社10から代理店としての保険指導に関する手法
・知識の提供など保険業務の支援を受けるとともに、事
務所100内で集計される関与先企業の会計情報並びに
会計に関する知識・ノウハウなどを利用して、関与先企
業のニーズに応じて保険に関する的確なアドバイスや保
険契約の募集・保全活動を行うなど、代理店としての生
命保険に関する推進活動を効率的に行うことができる。
【0083】本発明によれば、生命保険会社10による
税理士・会計事務所100に対する保険業務の支援サー
ビスは、ネットワーク・ベースで自動的且つ遠隔的に行
われる。図1に示す例では、生命保険会社10と業務提
携した所定の税理士・会計事務所団体50が用意するイ
ントラネット50Aを経由して、生命保険会社10と税
理士・会計事務所団体50が相互接続された構成となっ
ている。
【0084】税理士・会計事務所団体50が用意するイ
ントラネット50Aを媒介とすることにより、生命保険
会社10は、保険業務の支援サービスしたり保険契約情
報を送信する相手を特定のセキュアな範囲に制限するこ
とができる。また、特定の税理士・会計事務所団体50
との業務提携により、同時に多数の税理士・会計事務所
100を代理店登録して、ネットワーク・ベースで自動
的に保険業務の支援サービスを提供することができる。
また、それぞれの税理士・会計事務所100にとって
は、税理士・会計事務所団体50に登録するだけで、同
時に生命保険会社10に代理店登録して、ネットワーク
・ベースでの保険業務支援により関与先企業に対する保
険の指導・推進、アフターサービスなどの関連業務を円
滑に代行することができる。
【0085】なお、イントラネット50Aは、いわゆる
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Intern
et Protocol)技術に基づいて構築された特定団体内の
セキュアなネットワークであり、WWW(Wold Wide We
b)などの情報検索サービスを始めとする各種のTCP
/IPアプリケーションを利用することができる。
【0086】生命保険会社10は、社内ネットワーク1
0Aを用意しており、この社内ネットワーク10Aは、
ゲートウェイ・サーバ11経由で税理士・会計事務所団
体イントラネット50Aと相互接続されている。保険契
約情報やその他の社内機密情報を外部アクセスから守る
ために、ゲートウェイ・サーバ11はファイヤウォール
機能を実装していることが好ましい。
【0087】生命保険会社10の社内ネットワーク10
A上には、生命保険会社10自身の保険業務に関連する
保険契約情報を一元的に管理する大型コンピュータ15
が配備されている。保険契約情報は、社内ネットワーク
10A経由で生命保険会社10内の従業員間で共有され
るとともに、税理士・会計事務所団体イントラネット5
0Aを介して、代理店としての税理士・会計事務所10
0に配信サービスされる。
【0088】税理士・会計事務所100は、所内LAN
(Local Area Network)100Aを用意しており、この
所内LAN100Aは、ルータ101並びに代理店サー
バ110を経由で税理士・会計事務所イントラネット5
0Aに相互接続されている。
【0089】代理店サーバ110は、税理士・会計事務
所イントラネット50A経由で、生命保険会社10内の
大型コンピュータ15から保険業務に関する最新のデー
タを受信することができる。
【0090】代理店サーバ110は、関与先企業への保
険業務に関する情報を管理するための企業防衛データベ
ース111を備えている。生命保険会社10内の大型コ
ンピュータ15から受信する保険業務データは企業防衛
データベース111に保管される。
【0091】所内LAN100A上には、税理士・会計
事務所100を構成する各所員に割り当てられた情報端
末150A,150B…が接続されている。各情報端末
150上では、本発明を実装するための企業防衛プログ
ラムが実行される。情報端末150は、例えば、PC/
AT(Personal Computer/Advanced Technology)互換
機などのパーソナル・コンピュータで構成することがで
きる。
【0092】各監査担当者(事務所100内の所員)の
情報端末150上から、所内の企業防衛データベース1
11にアクセスして必要なデータ・ファイルを受信する
ことができる。したがって、各監査担当者は、保険業務
に関連する情報を必要に応じて情報端末150の画面上
に表示して保険指導に関する手法・知識を習得し、生命
保険に関する推進活動を円滑に行うなど生命保険会社の
外交員/セールスマンとして機能することができる。例
えば、会計事務所100の関与先企業の経営状況とニー
ズに応じて、最適な保険商品を選定し、現在の加入状況
と対比して改善策を提示することができる。また、関与
先企業の決算時に保険契約毎の社員配当金額をオンライ
ンで受信し、配当金の受け取りに関する法人の経理処理
を行うことができる。所員の情報端末150上で行うこ
れらの業務処理については後に詳解する。各情報端末1
50A…上で作成された保険業務関連のデータは、企業
防衛データベース111に保管される。
【0093】代理店サーバ110は、例えば、税理士・
会計事務所100の所長、又は所長から権限を委譲され
たネットワーク管理者が操作権限を有している。所長又
はネットワーク管理者は、代理店サーバ110上から企
業防衛データベース111にアクセスして、保険金の支
払いなどの保全手続に関する生命保険会社10への提出
書類を会員事務所ベースで確認したり、各監査担当者
(所員)の保険契約の推進目標に対する実績の進捗状
況、並びに付保指導状況を確認したりすることができ
る。
【0094】企業防衛データベース111において使用
されるファイル並びにその内容を以下に示しておく。
【0095】企業防衛データベースの使用ファイル ●既加入ファイル:各所員の情報端末150上で入力し
た保険契約情報の保存ファイル ●保険設計ファイル:保険料の計算を行った際の入力デ
ータの保存ファイル ●提案書ファイル:提案書の作成を行った際の入力デー
タの保存ファイル ●関与先ファイル:関与先情報の保存ファイル ●個人情報ファイル:関与先毎の社員(従業員及び役員
を含む)情報の保存ファイル ●ナビ保存ファイル:提案書の作成を行った際の入力デ
ータの保存ファイル ●適応商品ファイル:最適な保険商品の選択ファイル ●関与先基本情報(CDB)ファイル:関与先基本情報
データベース(CDB)に登録されている関与先情報の
保存ファイル ●関与先個人情報(CDB)ファイル:関与先基本情報
データベース(CDB)に登録されている関与先毎の社
員(従業員及び役員を含む)情報の保存ファイル ●担当者ファイル:監査担当者の氏名の保存ファイル ●契約受信ファイル:生命保険会社10の大型コンピュ
ータ15から受信した保険契約情報の保存ファイル ●成績受信ファイル:生命保険会社10の大型コンピュ
ータ15から受信した過去所定期間の契約実績情報の保
存ファイル ●年間目標ファイル:企業防衛マネージャ(後述)にお
ける年間の保険契約高目標の保存ファイル ●月次目標ファイル:企業防衛マネージャ(後述)にお
ける月次の保険契約高目標の保存ファイル ●管理期間ファイル:企業防衛マネージャ(後述)の管
理期間の設定保存ファイル ●設計管理ファイル:企業防衛マネージャ(後述)の保
険設計データ確認用ファイル ●月別担当者別ファイル:企業防衛マネージャ(後述)
における月別の担当者実績の保存ファイル ●保険会社ファイル:保険会社名の格納ファイル ●活動結果保存ファイル:企業防衛マネージャ(後述)
における保険指導の状況の保存ファイル ●社員配当ファイル:社員配当金の照会における生命保
険会社10の大型コンピュータ15から受信した配当金
の保存ファイル ●保全パターン管理ファイル:契約保全手続の照会にお
ける必要提出書類のパターン管理ファイル ●保全手続文字ファイル:契約保全手続の照会における
必要提出書類の文言ファイル ●名変手続文字ファイル:契約保全手続の照会における
名義変更手続の文言ファイル ●保全パターン・ファイル:契約保全手続の照会におけ
る必要提出書類のパターン・ファイル ●名変パターン・ファイル:契約保全手続の照会におけ
る名義変更時の必要提出書類のパターン・ファイル
【0096】以下、本発明に係る保険業務支援システム
1が提供する各機能について詳解する。
【0097】1.最新情報の受信機能 本発明に係る保険業務支援システム1によれば、税理士
・会計事務所100は、税理士・会計事務所団体イント
ラネット50Aを利用して、生命保険会社10の大型コ
ンピュータ15からオンラインにより、最新の保険契約
情報並びに契約実績情報を受信して、所内において企業
防衛データベース111を構築することができる。この
最新情報の受信機能は、代理店サーバ110、又は各所
員毎の情報端末150上で行うことができる。
【0098】図2には、保険業務支援システム1におけ
る最新情報の受信処理の展開を図解している。同図に示
すように、税理士・会計事務所100は、会員事務所専
用に構築された税理士・会計事務諸団体イントラネット
50Aを利用して、生命保険会社の大型コンピュータ1
5からオンラインで最新の保険契約情報並びに契約実績
情報を受信することができる。
【0099】一旦受信した情報は、各所員が使用する情
報端末150上に受信情報が保存されるとともに、所内
LAN100A上ではオンライン状態で閲覧することが
できる。そして、受信情報は、情報端末150上で後述
する各機能(企業防衛マネージャ機能、企業防衛ナビゲ
ータ機能、契約保全手続照会機能、社員配当金照会機能
など)を実行する際に参照することができる。例えば、
所員が顧客すなわち関与企業に対して保険提案活動を行
う際に、保険契約の状況を正確に把握したり、標準保障
額との差額を瞬時に試算するために活用される。
【0100】また、この受信機能により、生命保険会社
10との契約情報の基本データベースを、税理士・会計
事務所ベースで構築することができる。
【0101】また、図3には、最新情報を一括受信する
ための処理プログラム並びに使用データについて図解し
ている。同図に示すように、企業防衛プログラムのメイ
ン・プログラムから、最新情報受信用の制御プログラム
が起動され、これによって保険契約情報並びに契約実績
情報が受信処理され、企業防衛データベース111上で
契約受信ファイル並びに成績受信ファイルが構築され
る。
【0102】また、図4には、情報端末150上で最新
情報の受信処理を行うための手順を図解している。所員
すなわち監査担当者の情報端末150上では企業防衛プ
ログラムが実行中であり、該プログラムの提示画面であ
る業務の選択画面(図5を参照のこと)上で、「最新情
報の受信」ボタンをクリック(すなわちマウスでクリッ
ク)することによって、最新情報を受信処理するための
制御プログラムを起動することができる。
【0103】この結果、情報端末150の提示画面は、
図示しない最新情報の受信画面に切り替わるとともに、
税理士・会計事務所団体イントラネット50Aを介して
大型コンピュータ15へのアクセスが行われ、保険契約
情報並びに契約実績情報の受信処理が行われ、これら受
信情報に基づいて、契約受信ファイル並びに成績受信フ
ァイルが構築される。
【0104】契約受信ファイル並びに成績受信ファイル
は、企業防衛データベース111に保管され、同じ税理
士・会計事務所100内では所内LAN経由で常にオン
ライン状態で閲覧することができる。
【0105】2.企業防衛マネージャ 企業防衛マネージャは、個々の税理士・会計事務所10
0において、保険契約の目標に対する実績の確認、並び
に付保指導状況の把握を包括的・客観的に行う機能であ
る。
【0106】図6には、企業防衛マネージャによる処理
の展開を図解している。会計事務所100の所長又は事
務所100内の保険統括責任者は、事務所全体の目標設
定、事務所全体の実績確認、並びに事務所全体の契約確
認を行うことで、会計事務所100全体の状況を把握す
る。
【0107】また、所長又は事務所100内の保険統括
責任者において設定若しくは確認された事務所全体の目
標、実績、契約を監査担当者(すなわち所員)毎の集計
制御プログラムに投じて、各所員の情報端末150ベー
スで事務所全体の目標設定、事務所全体の実績確認、並
びに事務所全体の契約確認を実行可能にする。
【0108】各監査担当者は、自分の情報端末150上
で自分の状況を確認することができるとともに、事務所
全体の状況をボトムアップに確認することができる。ま
た、所長又は保険統括責任者は、監査担当者毎の状況を
トップダウンに確認することができる。
【0109】「保険契約状況の確認」や、「推進目標の
設定・変更」などの機能は、税理士・会計事務所100
内において、計画的に保険指導を実践する上で必要十分
な機能である。
【0110】また、「保険契約状況の確認」機能では、
税理士・会計事務所100全体の保険保有状況、契約一
覧の確認により、会計事務所100における関与先企業
の付保状況、保険契約状況を把握することができる。把
握した状況を基に、年度及び築地の保険指導目標を立案
し、会計事務所100の活動の基本となる月次巡回監査
業務での経営助言の1つとして活用することができる。
【0111】企業防衛マネージャによるこれらの機能に
よれば、税理士・会計事務所100の状況及び目標は、
関与先企業毎のデータとして分別するので、監査担当者
毎の集計を瞬時に行うことができる。事務所100全体
の目標は、監査担当者の個々の状況の合計であるため、
トップダウン形式並びにボトムアップ形式の両面から、
保険業務の実践状況を確認することができる。また、監
査担当者毎の確認をも可能にしているので、各自の課題
と活動テーマを立案する上での客観的な判断基準を確立
することができる。
【0112】また、図7には、企業防衛マネージャの処
理プログラム並びに使用データについて図解している。
同図に示すように、企業防衛プログラムのメイン・プロ
グラムから、企業防衛マネージャ用の制御プログラムが
起動される。この制御プログラムは、企業防衛データベ
ース111中の各構成ファイルを参照しながら、上述し
た機能を情報端末ベースで提供する。
【0113】企業防衛データベース111のうち、既加
入ファイル、保険設計ファイル、提案書ファイル、関与
先ファイル、個人情報ファイル、担当者ファイルは、他
の機能と共有するファイルである。また、契約受信ファ
イル、成績受信ファイル、年間目標ファイル、月次目標
ファイル、管理期間ファイル、設計管理ファイル、月別
担当者別ファイル、保険会社ファイル、活動結果保存フ
ァイルは、企業防衛マネージャ機能を中心に使用される
ファイルである。
【0114】また、図8〜図9には、情報端末150上
で企業防衛マネージャを操作するための手順を図解して
いる。
【0115】所員すなわち監査担当者の情報端末150
上では企業防衛プログラムが実行中である。そして、該
プログラムの提示画面である業務の選択画面(図5を参
照のこと)上で、会計事務所内業務(データベース)、
企業防衛マネージャの順で機能選択していくことで、図
10に示す処理の選択画面を呼び出すことができる。
【0116】会計事務所100の所長並びに各所員は、
自身の情報端末150上の図10に示す処理の選択画面
を介して、企業防衛マネージャにおける推進目標の設定
・変更や推進実績の確認を行うためのキーとなる管理期
間を登録、変更、削除を行うことができる。例えば、同
図中の「管理期間の選択」フィールド中で、所望の期間
を選択した後に(図示の例では、平成12年(12年4
月〜13年3月)が選択され、反転表示されている)、
同フィールド内の「新規登録」ボタンをクリックするこ
とで、管理期間を新規登録することができる。期間設定
には、管理期間ファイルを使用する。
【0117】なお、本実施形態においては、登録できる
管理期間は最大4期間とする。また、管理期間の開始月
は任意に設定することができるが、1管理期間を1年と
しているため終了月は自動的に設定される。
【0118】また、最新情報の受信処理(前述)を行っ
ていないと、保険加入状況の確認や推進実績の確認(後
述)を行うことができない。この場合、図5に示した業
務の選択画面に一旦戻って、最新情報を受信する必要が
ある。
【0119】図10に示す処理の選択画面の「目標設定
・実績確認」フィールド中の「保険契約状況の確認」ボ
タンをクリックすることで、図11に示す保険契約状況
の確認画面に切り替わり、保険契約状況の確認を行うこ
とができる。
【0120】この保険契約状況の確認画面は、会計事務
所100全体、並びに、各監査担当者(所員)別に、関
与先の保険加入状況を確認処理するための画面であり、
関与先別の既契約が一覧表示される。保険契約状況の確
認には、契約受信ファイル、担当者別ファイル、並びに
関与先ファイルが使用される。
【0121】図11に示す関与先別契約一覧の画面上
で、画面上方の「標準保障額」ボタンをクリックするこ
とにより、同画面上には、図12に示すような決算月を
指定するためのダイアログが出現する。このダイアログ
表示のために、関与先ファイルが使用される。
【0122】決算月の指定ダイアログにおいて、「O
K」ボタンをクリックすることにより、決算月の指定が
確定して、図13に示す標準保障額一覧画面に切り替わ
る。
【0123】この標準保障額一覧画面では、登録されて
いる関与先情報と個人情報を基に、関与先毎の標準保障
額を自動計算して、既加入額と標準保障額との比較を行
うことができる。標準保障額一覧画面を生成するため
に、関与先ファイルと、担当者ファイルと、個人情報フ
ァイルが使用される。
【0124】この標準保障額一覧画面上で、特定の表示
レコードをダブルクリックすると、該当する関与先に関
する提案書、設計書、既契約の確認を行うための「標準
保障額詳細」画面に切り替わる。
【0125】図14には、図13において、関与先とし
ての「株式会社 東京製作所」に関する表示レコードを
ダブルクリックしたことに応じて表示される標準保障額
詳細画面を示している。この標準保障額詳細画面では、
指定された関与先(ここでは、「株式会社 東京製作
所」)の、「標準保障額等の提案書」、「プランニン
グ」の作成状況、並びに既加入保険状況の詳細を確認す
ることができる。標準保障額詳細画面を生成するため
に、関与先ファイルと、担当者ファイルと、個人情報フ
ァイルと、保険設計ファイルと、他社保険ファイルと、
契約受信ファイルと、提案書ファイルと、保険会社ファ
イルが使用される。
【0126】図14に示す例では、標準保障額詳細画面
は、「保険提案書DB」、「保険設計書DB」、「複数
商品設計書DB」、「既契約一覧」、「標準保障額一
覧」という5枚のワークシートで構成され、タブをクリ
ックすることで所望のワークシートを選択して、その内
容一覧を最前面で表示させることができる。図示の例で
は、標準保障額一覧ワークシートが選択・表示されてい
る。
【0127】ワークシートの内容一覧上で特定の表示レ
コードをダブルクリックすることで、該当する明細画面
(図示しない)をオープンすることができる。例えば、
保険提案書DBワークシート上で表示レコードをダブル
クリックすると「提案書内容の確認」明細画面が表示さ
れ、保険設計書DBワークシート上で表示レコードをダ
ブルクリックすると「保険設計書内容の確認」明細画面
が表示され、複数商品設計書DBワークシート上で表示
レコードをダブルクリックすると「複数商品設計書内容
の確認」明細画面が表示され、既契約一覧ワークシート
上で表示レコードをダブルクリックすると「個人保険契
約内容の確認」明細画面が表示され、標準保障額一覧ワ
ークシート上で表示レコードをダブルクリックすると
「標準保障額と既加入保険の確認」明細画面が表示され
る。各明細画面を生成するために、関与先ファイルと、
担当者ファイルと、個人情報ファイルと、保険設計ファ
イルと、他社保険ファイルと、契約受信ファイルと、設
計管理ファイルと、提案書ファイルと、保険会社ファイ
ルが使用される。
【0128】また、図11に示した「保険契約状況の確
認」画面上で特定の表示レコードをダブルクリックする
ことによって、該当する関与先に関する設計結果詳細画
面に切り替わる。設計結果詳細画面は、図14に示した
標準保障額詳細画面と同様の画面構成であり、指定され
た関与先の、「標準保障額等の提案書」、「プランニン
グ」の作成状況、並びに既加入保険状況の詳細を確認す
ることができる。設計結果詳細画面を生成するために、
関与先ファイルと、担当者ファイルと、個人情報ファイ
ルと、保険設計ファイルと、他社保険ファイルと、契約
受信ファイルと、提案書ファイルと、保険会社ファイル
が使用される。
【0129】設計結果詳細画面は、「保険提案書D
B」、「保険設計書DB」、「複数商品設計書DB」、
「既契約一覧」、「標準保障額一覧」という5枚のワー
クシートで構成され、ダブルクリックすることで所望の
ワークシートを選択して、その内容一覧を最前面で表示
させることができる。また、ワークシートの内容一覧上
で特定の表示レコードをダブルクリックすることで、該
当する明細画面(図示しない)をオープンすることがで
きる(同上)。
【0130】また、図10に示す処理の選択画面におい
て、管理期間を選択した後、「目標設定・実績確認」フ
ィールド中の「推進目標の設定・変更」ボタンをクリッ
クすることで、図15に示す「事務所全体の目標設定」
画面に切り替わる。
【0131】この事務所全体の目標設定画面では、会計
事務所100全体の年間目標並びに月次目標の入力を行
うことができる。例えば、会計事務所100全体の「新
契約高」、「保有契約高」、「純増高」の年間目標、並
びに、「新契約高」の月次目標などを、同画面を介して
設定することができる。「月次目標」は、月次目標、構
成比のいずれからも入力することができる。保険契約状
況の確認には、成績受信ファイル、年間目標ファイル、
並びに月次目標ファイルが使用される。
【0132】事務所全体の目標設定画面において、「目
標自動設定」ボタンをクリックすると、前年度の目標、
実績から自動的に当年度の目標を設定することができ
る。
【0133】また、事務所全体の目標設定画面におい
て、「担当者目標」ボタンをクリックすると、図16に
示す「担当者毎の目標設定画面」に切り替わる。
【0134】この担当者毎の目標設定画面では、事務所
全体の目標設定画面を介して設定された会計事務所10
0の目標に基づく、監査担当者(所員)毎の年間目標を
入力することができる。担当者毎の目標設定画面の生成
には、成績受信ファイルと、年間目標ファイルと、担当
者ファイルと、月別担当者別ファイルが使用される。
【0135】まず同画面上で、監査担当者毎の「担当件
数」、「付保関与先数」、「未付保関与先数」、「個人
保険(新契約高)−前年実績」が一覧表示され、これら
の確認を行う。ここで、「担当件数」は、「関与先情報
の登録」で登録した情報から、「付保関与先数」、「個
人保険(新契約高)−前年実績」は最新情報の受信で受
信した契約情報を集計して、それぞれ表示される。
【0136】この担当者毎の目標設定画面では、まず当
年度の「付保目標−関与先数」、「個人保険(新契約
高)−年間目標」を入力する。「付保目標−付保率」並
びに「個人保険(新契約高)−前年比」は自動計算され
る。
【0137】同画面内の「目標自動設定」ボタンをクリ
ックすると、監査担当者数、担当関与先数から自動的に
目標額を設定することができる。
【0138】担当者毎の目標設定画面において、特定の
表示レコードをダブルクリックすることによって、該当
する監査担当者(所員)についての各関与先別の保険契
約状況一覧画面(図11を参照のこと)に切り替わり、
該担当者の提案書、設計書、既契約の確認を行うことが
できる。保険契約状況の確認画面は、各監査担当者(所
員)別に、関与先の保険加入状況を確認処理するための
画面であり、該当する監査担当者についての関与先の既
契約が一覧表示される。保険契約状況の確認には、契約
受信ファイル、担当者別ファイル、並びに関与先ファイ
ルが使用される(前述)。
【0139】さらに、保険契約状況一覧画面において、
特定の表示レコードをダブルクリックすることによっ
て、該当する関与先に関する提案書、設計書、既契約の
確認を行うための「設計結果詳細」画面に切り替わる。
設計結果詳細画面は、図14に示した標準保障額詳細画
面と同様の画面構成であり、指定された関与先の、「標
準保障額等の提案書」、「プランニング」の作成状況、
並びに既加入保険状況の詳細を確認することができる。
設計結果詳細画面を生成するために、関与先ファイル
と、担当者ファイルと、個人情報ファイルと、保険設計
ファイルと、他社保険ファイルと、契約受信ファイル
と、提案書ファイルと、保険会社ファイルが使用され
る。
【0140】設計結果詳細画面は、「保険提案書D
B」、「保険設計書DB」、「複数商品設計書DB」、
「既契約一覧」、「標準保障額一覧」という5枚のワー
クシートで構成され、ダブルクリックすることで所望の
ワークシートを選択して、その内容一覧を最前面で表示
させることができる。また、ワークシートの内容一覧上
で特定の表示レコードをダブルクリックすることで、該
当する明細画面(図示しない)をオープンすることがで
きる(同上)。
【0141】また、図10に示す処理の選択画面におい
て、管理期間を選択した後、「目標設定・実績確認」フ
ィールド中の「推進実績の確認」ボタンをクリックする
ことで、図17に示す「事務所全体の実績確認」画面に
切り替わる。
【0142】この事務所全体の実績確認画面では、当該
会計事務所100全体の推進実績の確認を行うことがで
きる。事務所全体の実績確認画面は、成績受信ファイル
並びに年間目標ファイルなど、生命保険会社10の大型
コンピュータ15から受信した当該会計事務所100に
おける実績情報を基に生成された、受信日現在の実績を
表示する。
【0143】この事務所全体の実績確認画面において、
「登録関与先」、「付保関与先」は、未入力状態の場合
に限り、それぞれ「関与先情報の登録」により登録され
た関与先情報、生命保険会社10の大型コンピュータ1
5から受信した当該会計事務所100の契約情報を基に
自動設定される。
【0144】事務所全体の実績確認画面において、「担
当者実績」ボタンをクリックすることによって、図18
に示す「担当者毎の実績確認画面」に切り替わる。
【0145】この担当者毎の実績確認画面では、監査担
当者(所員)別の推進実績と付保実績の確認を行うこと
ができる。担当者毎の実績確認画面の生成には、成績受
信ファイルと、年間目標ファイルと、担当者ファイル
と、月別担当者別ファイルが使用される。
【0146】担当者毎の実績確認画面は、「新契約高実
績」並びに「付保実績」という2種類のワークシートで
構成され、タブを選択することで、ワークシートを切り
替えることができる(図18に示す例では、「新契約高
実績」ワークシートが最前面で表示されている)。「新
契約高実績」ワークシートでは、各監査担当者毎の個人
保険に関する実績が一覧表示される。また、「付保実
績」ワークシートでは、各監査担当者毎の付保目標及び
付保実績が一覧表示される。同画面において、画面右下
方の「進捗率グラフ」ボタン又は「金額グラフ」をクリ
ックすると、グラフ表示が交互に切り替わる。また、
「実績調整」ボタンをクリックすることにより、実績額
の調整を行うことができる。
【0147】監査担当者の実績は、受信した保険契約デ
ータの契約日に基づいて表示される。このため、監査担
当者の実際の実績を計上する月に際が生じる場合がある
が、この際を修正するために実績の調整を行う。
【0148】この担当者毎の実績確認画面において、特
定の表示レコードを選択してから「新契約情報」ボタン
をクリックすると、該当する監査担当者(所員)につい
ての保険契約状況一覧画面(図11を参照のこと)に切
り替わり、該担当者の提案書、設計書、既契約の確認を
行うことができる。保険契約状況の確認画面は、各監査
担当者(所員)別に、関与先の保険加入状況を確認処理
するための画面であり、該当する監査担当者についての
関与先の既契約が一覧表示される。保険契約状況の確認
には、契約受信ファイル、担当者別ファイル、並びに関
与先ファイルが使用される(前述)。
【0149】さらに、保険契約状況一覧画面において、
特定の表示レコードをダブルクリックすることによっ
て、該当する関与先に関する提案書、設計書、既契約の
確認を行うための「設計結果詳細」画面に切り替わる。
設計結果詳細画面は、図14に示した標準保障額詳細画
面と同様の画面構成であり、指定された関与先の、「標
準保障額等の提案書」、「プランニング」の作成状況、
並びに既加入保険状況の詳細を確認することができる。
設計結果詳細画面を生成するために、関与先ファイル
と、担当者ファイルと、個人情報ファイルと、保険設計
ファイルと、他社保険ファイルと、契約受信ファイル
と、提案書ファイルと、保険会社ファイルが使用され
る。
【0150】設計結果詳細画面は、「保険提案書D
B」、「保険設計書DB」、「複数商品設計書DB」、
「既契約一覧」、「標準保障額一覧」という5枚のワー
クシートで構成され、ダブルクリックすることで所望の
ワークシートを選択して、その内容一覧を最前面で表示
させることができる。また、ワークシートの内容一覧上
で特定の表示レコードをダブルクリックすることで、該
当する明細画面(図示しない)をオープンすることがで
きる(同上)。
【0151】また、事務所全体の実績確認画面におい
て、「月次展開」ボタンをクリックすることによって、
図19に示す「月次毎の実績確認」画面に切り替わる。
【0152】この月次毎の実績確認画面では、当該会計
事務所100全体の推進実績のうち、「新契約高」につ
いて月次展開して確認を行うことができる。月次毎の実
績確認画面は、成績受信ファイル、月次目標ファイル、
担当者ファイル、並びに月別担当者別ファイルを基に生
成される。
【0153】グラフ下方の各ボタンを操作することによ
り、グラフの表示を「総合」と「個人保険」の切り替
え、並びに、「進捗率グラフ」と「金額グラフ」の切り
替えを行うことができる。さらに、個人保険では、制度
区分による内訳を確認することができる。
【0154】最新情報の受信(前述)では受信できなか
った月次実績について、一旦直接入力することもでき
る。但し、後日最新情報を受信したときにデータが上書
きされる。
【0155】また、月次毎の実績確認画面において、同
画面上方の「新契約状況」ボタンをクリックすると、該
当する監査担当者(所員)についての各関与先の保険契
約状況一覧画面(図11を参照のこと)に切り替わり、
関与先別の新契約状況を確認にすることができる。新契
約状況は、最新情報の受信(前述)により取得した契約
情報と、「既契約の登録」で登録された契約情報を基に
出力される。
【0156】さらに、保険契約状況一覧画面において、
特定の表示レコードをダブルクリックすることによっ
て、該当する関与先に関する提案書、設計書、既契約の
確認を行うための「設計結果詳細」画面に切り替わる。
設計結果詳細画面は、図14に示した標準保障額詳細画
面と同様の画面構成であり、指定された関与先の、「標
準保障額等の提案書」、「プランニング」の作成状況、
並びに既加入保険状況の詳細を確認することができる。
設計結果詳細画面を生成するために、関与先ファイル
と、担当者ファイルと、個人情報ファイルと、保険設計
ファイルと、他社保険ファイルと、契約受信ファイル
と、提案書ファイルと、保険会社ファイルが使用され
る。
【0157】設計結果詳細画面は、「保険提案書D
B」、「保険設計書DB」、「複数商品設計書DB」、
「既契約一覧」、「標準保障額一覧」という5枚のワー
クシートで構成され、ダブルクリックすることで所望の
ワークシートを選択して、その内容一覧を最前面で表示
させることができる。また、ワークシートの内容一覧上
で特定の表示レコードをダブルクリックすることで、該
当する明細画面(図示しない)をオープンすることがで
きる(同上)。
【0158】また、図10に示す処理の選択画面におい
て、管理期間を選択した後、「推進活動報告」フィール
ド中の「今月の活動結果の報告」ボタンをクリックする
ことで、図20に示す「担当者の活動記録」画面に切り
替わる。
【0159】この担当者の活動記録画面は、「活動結果
の記録(入力)」と「活動結果の確認」という2種類の
ワークシートで構成され、タブを操作することによって
所望のワークシートを選択することができる。図20で
は、「活動結果の記録(入力)」ワークシートが選択さ
れて最前面に表示されており、企業防衛推進活動の結果
の記録を行うことができる。
【0160】この担当者の活動記録画面上で、記録する
該当マス月をクリックすることによって、「活動結果の
選択」ダイアログ(図示しない)が出現するので、所望
の活動結果を選択して「OK」ボタンをクリックする。
【0161】担当者の活動記録画面の初期表示は、すべ
ての担当者(全関与先)となっているが、特定の監査担
当者(所員)を選択することによって、各監査担当者毎
の関与先への活動結果の記録を行うことができる。ま
た、同画面上での関与先の表示順序は、表の見出し(コ
ード、関与先、決算月)ボタンをクリックすることで並
べ替えることができる。
【0162】また、図20に示した「担当者の活動記
録」画面上で特定の表示レコードをダブルクリックする
ことによって、該当する関与先に関する設計結果詳細画
面に切り替わる。設計結果詳細画面は、図14に示した
標準保障額詳細画面と同様の画面構成であり、指定され
た関与先の、「標準保障額等の提案書」、「プランニン
グ」の作成状況、並びに既加入保険状況の詳細を確認す
ることができる。設計結果詳細画面を生成するために、
関与先ファイルと、担当者ファイルと、個人情報ファイ
ルと、保険設計ファイルと、他社保険ファイルと、契約
受信ファイルと、提案書ファイルと、保険会社ファイル
が使用される。
【0163】設計結果詳細画面は、「保険提案書D
B」、「保険設計書DB」、「複数商品設計書DB」、
「既契約一覧」、「標準保障額一覧」という5枚のワー
クシートで構成され、ダブルクリックすることで所望の
ワークシートを選択して、その内容一覧を最前面で表示
させることができる。また、ワークシートの内容一覧上
で特定の表示レコードをダブルクリックすることで、該
当する明細画面(図示しない)をオープンすることがで
きる(同上)。
【0164】3.企業防衛ナビゲータ 企業防衛ナビゲータは、関与先企業の経営状況とニーズ
に応じて、最適な保険商品を簡単に選定するための機能
である。
【0165】図21には、企業防衛ナビゲータによる処
理の展開を図解している。本発明に係る企業防衛ナビゲ
ータによれば、関与先企業の経営者に対する標準保障額
を算定した後、「企業防衛準備資金」に関する数項目の
質問、並びに、「役員退職慰労金準備資金」に関する数
項目の質問に対する回答することにより、関与先企業の
経営状況とニーズに基づいて、保険商品選定のための制
御を実行して、最適保険商品を選定することができる。
また、提案資料作成者(所員)毎の資料の相違やばらつ
きを排除することができる。
【0166】また、本発明に係る企業防衛ナビゲータに
よれば、保険指導に不慣れな監査担当者(所員)におい
ても、システムの要求(プロンプト)に応じて自身の情
報端末150を操作するだけで、関与先企業にとって最
適な保険商品の選定を行うことができる。
【0167】また、本発明に係る企業防衛ナビゲータに
よれば、監査担当者毎による提案保険商品に選定にばら
つきが生じることがないので、関与先企業に対して均一
なアプローチ資料を作成することができる。
【0168】ここで、企業防衛準備資金に関する質問例
を以下に挙げておく。
【0169】
【数1】1.企業防衛準備資金の確保は? (1)万一の場合の借入金の返済資金や運転資金(事業
継続資金)の財源を確保したい。 (2)万一の場合の借入金の返済資金や運転資金(事業
継続資金)の財源を確保する必要がない。 2.保険料の水準は? (1)解約時の返戻金があれば、保険料の安さにはこだ
わらない。 (2)解約時の返戻金は不要なので、保険料は最も安い
設定がよい。 3.キャッシュバリューの活用は? (1)資金繰り悪化の際は、現金化(減額等)して運転
資金に回したい。 (2)保障だけ必要なので、現金化(減額等)は考えて
いない。 4.保障額の推移は? (1)借入金はそれほど減少しないため、当面保障は減
らせない。 (2)今後、借入金の減少や事業継承等が見込まれるた
め、将来の保障は徐々に減少してもかまわない。 5.保険料の損金算入割合は? (1)解約返戻金の有無に関わらず、保険料の全額を会
社の損金にしたい。 (2)解約返戻金をより大きくできるなら、損金は保険
料の半分程度でよい。 (3)解約返戻金をより大幅に大きくできるなら、保険
料の半分以上が資産計上となってもよい。 6.保険商品を選定するにあたり、以下のどちらを重視
しますか? (1)「2.保険料の水準」 (2)「3.キャッシュバリューの活用.」
【0170】また、役員退職慰労金準備資金に関する質
問例を以下に挙げておく。
【0171】
【数2】1.役員退職慰労準備資金の確保は? (1)死亡時の退職金・弔慰金の財源を確保したい。 (2)死亡時の退職金・弔慰金の財源を確保する必要は
ない。 2.保険料の水準は? (1)解約時の返戻金があれば、保険料の安さにはこだ
わらない。 (2)解約時の返戻金は不要なので、保険料は最も安い
設定がよい。 3.キャッシュバリューの活用は? (1)勇退時の生存退職金の財源を確保し、資金繰り悪
化時は現金化(減額等)して運転資金に回したい。 (2)勇退時の生存退職金の財源を確保する必要はな
い。現金化(減額等)は考えていない。 4.保障額の推移は? (1)現在の標準保障額を確保するため保障は一定がよ
い。 (2)後継者への代替わりを予定しているので保障は減
少してもよい。 (3)保険料は割高でも、将来の退職金増加に備えて保
障も自動的に増えていく方がよい。 5.保険料の損金算入割合は? (1)解約返戻金の有無に関わらず、保険料の全額を会
社の損金にしたい。 (2)解約返戻金をより大きくできるなら、損金は保険
料の半分程度でよい。 (3)解約返戻金をより大幅に大きくできるなら、保険
料の半分以上が資産計上となってもよい。 6.保険商品を選定するにあたり、以下のどちらを重視
しますか? (1)「2.保険料の水準」 (2)「3.キャッシュバリューの活用.」
【0172】また、図22には、企業防衛ナビゲータの
処理プログラム並びに使用データについて図解してい
る。同図に示すように、企業防衛プログラムのメイン・
プログラムから、企業防衛ナビゲータ用の制御プログラ
ムが起動される。この制御プログラムは、企業防衛デー
タベース111中の各構成ファイルを参照しながら、上
述した機能を情報端末ベースで提供する。
【0173】企業防衛データベース111のうち、他社
保険ファイル、関与先ファイル、個人情報ファイル、担
当者ファイルは、他の機能と共有するファイルである。
また、契約受信ファイル、ナビ保存ファイル、適応商品
ファイル、既契約ファイル、保険会社ファイルは、企業
防衛ナビゲータ機能を中心に使用されるファイルであ
る。
【0174】また、図23には、監査担当者(所員)の
情報端末150上で企業防衛ナビゲータを操作するため
の手順を図解している。
【0175】所員すなわち監査担当者の情報端末150
上では企業防衛プログラムが実行中である。そして、該
プログラムの提示画面である業務の選択画面(図5を参
照のこと)上で、関与先への提案業務(保険指導)を機
能選択し、特定の関与先を選択し、さらに、保険指導の
サイクルにおいてステップ2「標準保障額の算定」を機
能選択して、該ステップにおいて「企業防衛ナビゲー
タ」を指定することによって、図24に示す処理の選択
画面を呼び出すことができる。
【0176】会計事務所100の所長並びに各所員は、
自身の情報端末150上の図24に示す処理の選択画面
を介して、企業防衛ナビゲータにより関与先企業の経営
状況とニーズに応じた提案方法を順次指定していくこと
ができる。
【0177】この処理の選択画面の「提案方法」フィー
ルド内でボタン「1」を選択すると、図25に示す「標
準保障額解説」画面に切り替わり、標準保障額に関する
解説を閲覧することができる。
【0178】この標準保障額解説画面で「次ステップ
>」ボタンをクリックすることにより、図26に示す
「標準保障額試算のための入力」画面に切り替わる。標
準保障額試算のための入力画面は、標準保障額を算定す
るために、関与先、役員に関する項目を入力するための
画面であり、関与先ファイル、担当者ファイル、個人情
報ファイルを使用して生成される。個人情報をあらかじ
め登録しておけば、選択するだけで自動的に値が入力さ
れる。
【0179】標準保障額試算のための入力画面では、ま
ず、「関与先に関する項目」フィールドで、「役員報酬
年増加率」を入力する。次いで、「役員に関する項目」
フィールドで、当該役員についての「氏名(漢字)」、
「氏名(カナ)」、「役職」、「報酬月額」、「在任年
数」、「功績倍率」、「功労加算」、「弔慰金」などを
順次入力又は選択する。次いで、「企業防衛準備資金」
の設定方法を選択する。
【0180】詳細設定を選択した場合には、「月間固定
費」、「必要月数」、「借入金」、「返済割合」、「法
人税等実効税率」をさらに入力する。また、簡易設定を
選択した場合には、「借入金」、「法人税等実行税率」
を入力する。
【0181】上記の入力を省略した場合には、標準値が
自動設定されるようになっている。また、「解説」ボタ
ンをクリックすることにより、該当する項目についての
企業防衛準備資金算出のポイントが表示される(図示し
ない)。
【0182】この標準保障額解説画面で「次ステップ
>」ボタンをクリックすることにより、図27に示す
「標準保障額試算結果」画面に切り替わる。この標準保
障額試算結果画面は、「試算表」、「推移表」、「既契
約一覧」、「保障額グラフ」、「既契約グラフ」、「合
成グラフ」、「不足額グラフ」という7種類のワークシ
ートで構成され、タブをクリックすることで所望のワー
クシートを洗濯するとができる。
【0183】図27に示す例では、「試算表」ワークシ
ートが選択され最前面に現れており、同ワークシート上
では先に入力した内容に基づいて標準保障額が表示され
る。標準保障額試算結果画面は、関与先ファイル、担当
者ファイル、個人情報ファイル、他社保険ファイル、契
約受信ファイル、ナビ保存ファイル、既契約ファイルを
用いて生成される。
【0184】この標準保障額解説画面でさらに「次ステ
ップ>」ボタンをクリックすることにより、図28に示
す「保険商品選定」画面に切り替わる。
【0185】この保険商品選定画面は、「役員退職慰労
金準備資金に関する6つの選択」並びに「企業防衛準備
資金に関する6つの選択」という2種類のワークシート
で構成され、タブをクリックすることで所望のワークシ
ートを選択して最前面で表示させることができる(図2
8に示す例では、「役員退職慰労金準備資金に関する6
つの選択」ワークシートが選択されている)。各ワーク
シートは、最適保険商品を選定するために、役員退職慰
労金準備資金と企業防衛準備資金それぞれに関する質問
に回答するための対話入力環境を提供する。保険商品選
定画面は、関与先ファイル、担当者ファイル、個人情報
ファイル、ナビ保存ファイルを用いて生成される。
【0186】この保険商品選定画面でさらに画面上方の
「次ステップ>」ボタンをクリックすることにより、図
29に示す「保険商品表示」画面に切り替わる。
【0187】保険商品表示画面は、「最適商品」、「役
員退職慰労金準備資金として」、「企業防衛準備資金と
して」という3種類のワークシートで構成され、タブを
クリックすることで、所望のワークシートを選択し最前
面に表示することができる。図29では、「最適商品」
ワークシートが選択されており、上述の保険商品選定の
ための質問画面での回答内容に基づき、最適な2商品を
グラフ化して表示している。保険商品表示画面は、関与
先ファイル、担当者ファイル、個人情報ファイル、ナビ
保存ファイル、適応商品ファイル、保険会社ファイル、
既契約ファイルを用いて生成される。
【0188】なお、図示しないが、「役員退職慰労金準
備資金として」ワークシートでは、役員退職慰労金準備
資金の準備として最適な商品の特徴や活用メリットが表
示される。「企業防衛準備資金として」ワークシートの
内容はこれと同様である。
【0189】この保険商品表示画面でさらに「次ステッ
プ>」ボタンをクリックすることにより、図30に示す
「作成データ印刷確認」画面に切り替わる。
【0190】作成データ印刷確認画面は、標準保障額算
定所と選定した保険商品に関する帳表の印刷を行うため
の画面であり、関与先ファイル、担当者ファイル、ナビ
保存ファイル、適応商品ファイル、既契約ファイルを用
いて生成される。
【0191】同画面を介して印刷する帳表を選択した上
で、画面右下方の「印刷開始」ボタンをクリックするこ
とによって、所定の印刷先プリンタ(図示しない)上で
選択した帳表の印刷が実行される。
【0192】なお、画面左上方の「データの保存」ボタ
ンをクリックすることで、同画面上での入力データを保
存することができる。また、画面上方略中央の「プラン
ニングへ」ボタンをクリックすることで、選定した保険
商品に基づく複数商品設計サービスへと移行する。
【0193】また、提案書の作成が不要の場合には、図
24に示した処理の選択画面の「提案方法」フィールド
内でボタン「2」をクリックすると、標準保障額解説画
面(図25を参照)、標準保障額試算のための入力画面
(図26を参照)、並びに標準保障額試算結果画面(図
27を参照)がスキップされて、図28に示す「保険商
品選定」画面に直接切り替わり、役員退職慰労金準備資
金と企業防衛準備資金それぞれに関する質問に対して回
答することができる。保険商品選定画面は、関与先ファ
イル、担当者ファイル、個人情報ファイル、ナビ保存フ
ァイルを用いて生成される。
【0194】保険商品選定画面でさらに上方の「次ステ
ップ>」ボタンをクリックすることにより、図29に示
す「保険商品表示」画面に切り替わる。保険商品表示画
面は、「最適商品」、「役員退職慰労金準備資金とし
て」、「企業防衛準備資金として」という3種類のワー
クシートで構成され、このうち「最適商品」ワークシー
トでは、上述の保険商品選定のための質問画面での回答
内容に基づき、最適な2商品をグラフ化して表示され
る。保険商品表示画面は、関与先ファイル、担当者ファ
イル、個人情報ファイル、ナビ保存ファイル、適応商品
ファイル、保険会社ファイル、既契約ファイルを用いて
生成される(同上)。
【0195】また、保険商品表示画面でさらに画面上方
の「次ステップ>」ボタンをクリックすることにより、
図30に示す「作成データ印刷確認」画面に切り替わ
る。作成データ印刷確認画面は、標準保障額算定所と選
定した保険商品に関する帳表の印刷を行うための画面で
あり、関与先ファイル、担当者ファイル、ナビ保存ファ
イル、適応商品ファイル、既契約ファイルを用いて生成
される(同上)。
【0196】4.契約保全手続の照会 本発明に係る保険業務支援システム1によれば、会計事
務所100は、保険金の支払いが発生した場合に必要と
なる提出書類を、生命保険会社10に問い合わせること
なく、会計事務所ベースで確認することができる。この
ような契約保全手続の照会機能は、生命保険会社10の
大型コンピュータ15とのオンライン処理により受信し
た会計事務所100の保険情報を基にして実現される。
【0197】図31には、契約保全手続きの照会処理の
展開を図解している。保険金支払い時の提出書類は、保
険の契約形態や契約内容に応じて区々であるため、電話
などによる口頭での確認に頼った場合には混乱が生じる
可能性が高い。これに対して、図31に示すような契約
保全手続によれば、各監査担当者は上方端末150上で
確認を行う契約の選定と詳細項目を指定するだけで、生
命保険会社10の大型コンピュータ15からあらかじめ
受信した保険契約データと会計事務所100内の企業防
衛データベース111に登録されている関与先企業情報
に基づいて、担当者の情報端末150上で契約保険毎の
必要書類が表示されるので、正確且つ瞬時に提出書類を
把握することが可能である。また、保険金の支払いだけ
でなく、解約や入院給付金の受け取りに関する問い合わ
せも可能である。
【0198】また、図32には、契約保全手続の照会処
理プログラム並びに使用データについて図解している。
同図に示すように、企業防衛プログラムのメイン・プロ
グラムから、契約保全手続時の照会処理用の制御プログ
ラムが起動される。この制御プログラムは、企業防衛デ
ータベース111中の各構成ファイルを参照しながら、
上述した機能を情報端末ベースで提供する。
【0199】企業防衛データベース111のうち、関与
先ファイル、個人情報ファイル、担当者ファイルは、他
の機能と共有するファイルである。また、保全パターン
管理ファイル、契約受信ファイル、保全手続文字ファイ
ル、名変手続文字ファイル、保全パターン・ファイル、
名変パターン・ファイルは、当該契約保全手続の照会処
理機能を中心に使用されるファイルである。
【0200】また、図33には、情報端末150上で契
約保全手続時における提出書類の確認処理を操作するた
めの手順を図解している。
【0201】所員すなわち監査担当者の情報端末150
上では企業防衛プログラムが実行中である。そして、該
プログラムの提示画面である業務の選択画面(図5を参
照のこと)上で、会計事務所内業務(データベース)を
選択することで、図34に示す処理の選択(会計事務所
内業務)画面を呼び出すことができる。
【0202】この処理の選択画面上で、さらに、「契約
保全手続の照会」ボタンをクリックすることで、「最新
情報の受信」機能(前述)で受信した保険契約内容を一
覧表示した「関与先一覧」画面に切り替わる。
【0203】図35には、関与先一覧画面の構成を図解
している。関与先一覧画面は、関与先ファイル、担当者
ファイル、契約受信ファイルを基に生成される。同画面
において、監査担当者の初期表示は、「全ての担当者
(全関与先)」となっている。リストボックスを利用す
るなどして、特定の監査担当者を選択すると、該当する
担当者の関与先の「既加入一覧」が表示される。また、
既加入一覧における被保険者の表示順序は、表の見出し
(コード、関与先名、被保険者名など)ボタンをクリッ
クすることで、並べ替えることができる。
【0204】この関与先一覧画面上で、特定の被保険者
に関する表示レコードを選択した後に、画面上方略中央
の「請求内容指定」ボタンをクリックするか、又は、既
加入一覧における特定の表示レコードをダブルクリック
することで、該当する関与先における「請求内容指定」
画面に切り替わる。
【0205】図36には、請求内容指定画面の構成を図
解している。請求内容指定画面は、関与先ファイル、担
当者ファイル、保全パターン・ファイル、名変パターン
・ファイル、保全手続文字ファイル、名変手続文字ファ
イル、保全パターン管理ファイルを基に生成される。
【0206】図36に示す例では、請求内容指定画面
は、「病気死亡手続照会」、「災害死亡手続照会」、
「入院手続照会」、「解約手続照会」、「名義変更請求
書作成」という5種類のワークシートで構成され、タブ
をクリックすることで所望のワークシートを選択して、
その内容を最前面で表示させることができる。図示の例
では、名義変更請求書作成ワークシートが選択・表示さ
れており、名義変更請求書作成の際における、契約者、
被保険者、受取人の各項目の選択を行うことができる。
【0207】請求内容指定画面において、契約者を変更
する場合は、「契約者変更区分」、「新契約者(契約者
変更時)」、「契約者死亡による変更」、「法人解散等
による変更」の各入力項目の入力・選択を行う。また、
被保険者を変更する場合は、「被保険者変更区分」を入
力・選択する。また、受取人を変更する場合は、「死亡
保険金受取人区分」、「変更後受取人数」、「2親等い
ないの親族へ変更」、「高度障害給付金等受取人区
分」、「指定代理請求人区分」の各入力項目の入力・選
択を行う。請求書を作成できる保険種類は、Lタイプ、
Rタイプ、Iタイプ、Dタイプのうちいずれか1つであ
る。
【0208】この請求内容指定画面上で、「必要書類表
示」ボタンをクリックすると、選択中のワークシートに
対応する必要書類の表示画面に切り替わる。図37に
は、病気死亡手続照会ワークシートに対応して表示され
る、病気死亡手続照会用の「必要書類の表示」画面の構
成を示している。また、図38には、名義変更請求書作
成ワークシートに対応して表示される、名義変更請求書
作成用の「必要書類の表示」画面の構成を示している。
必要書類の表示画面は、関与先ファイル、担当者ファイ
ル、契約受信ファイル、保全パターン・ファイル、名変
パターン・ファイル、保全手続文字ファイル、名変手続
文字ファイル、保全パターン管理ファイルを基に生成さ
れる。
【0209】また、図35に示した関与先一覧画面上
で、「必要書類表示」ボタンをクリックすると、各手続
に必要な書類を一覧表示した「必要書類一覧」画面(図
示しない)に切り替わる。この必要書類一覧画面は、保
全パターン・ファイル、名変パターン・ファイル、保全
手続文字ファイル、名変手続文字ファイル、保全パター
ン管理ファイルを基に生成される。
【0210】5.社員配当金の照会 本発明に係る保険業務支援システム1によれば、会計事
務所100内の各監査担当者(所員)の情報端末150
上で登録されている関与先企業の情報と、生命保険会社
10の大型コンピュータ15からオンラインで受信した
当該会計事務所100の全保険契約情報を基に、保険契
約毎の社員配当金の情報をオンラインで受信するととも
に、社員配当金の確認をリアルタイムで行うことができ
る(ここで言う「社員」とは、生命保険に加入した契約
者のことを意味する)。
【0211】図39には、社員配当金の照会処理の展開
を図解している。この社員配当金照会処理機能によれ
ば、各監査担当者は照会を行う契約を指定するだけで、
生命保険会社10の大型コンピュータ15からあらかじ
め受信した保険契約データと会計事務所100内の企業
防衛データベース111に登録されている関与先企業情
報に基づいて、契約保険毎の経理処理が情報端末150
上に表示され、監査担当者の利用に供される。
【0212】ここで受信する情報は、オンライン処理を
行ったその時点での最新情報であり、関与先企業の決算
時に配当金の受け取りに関する経理処理を正確に把握す
ることができる。
【0213】また、会計事務所100は、生命保険会社
10に逐次問い合わせることなく、関与先企業にとって
正しい経理処理を行う資料を自動的に入手することがで
きるので、関与先企業並びに会計事務所100の双方に
とって時間の短縮と高い業務品質を確保することができ
る。
【0214】図40には、社員配当金の照会処理プログ
ラム並びに使用データについて図解している。同図に示
すように、企業防衛プログラムのメイン・プログラムか
ら、社員配当金の照会処理用の制御プログラムが起動さ
れる。この制御プログラムは、企業防衛データベース1
11中の各構成ファイルを参照しながら、上述した機能
を情報端末ベースで提供する。
【0215】企業防衛データベース111のうち、関与
先ファイル、担当者ファイル、契約受信ファイルは、他
の機能と共有するファイルである。また、契約受信ファ
イル、社員配当ファイルは、当該契約保全手続の照会処
理機能を中心に使用されるファイルである。
【0216】また、図41には、情報端末150上で社
員配当金の照会処理を行うための操作手順を図解してい
る。
【0217】所員すなわち監査担当者の情報端末150
上では企業防衛プログラムが実行中である。そして、該
プログラムの提示画面である業務の選択画面(図5を参
照のこと)上で、会計事務所内業務(データベース)を
選択することで、図34に示す処理の選択(会計事務所
内業務)画面を呼び出すことができる。
【0218】この処理の選択画面上で、さらに、「社員
配当金の照会」ボタンをクリックすることで、「最新情
報の受信」機能(前述)で受信した、生命保険会社と契
約中の保険契約につき、配当金額を確認する社員配当金
の照会処理が起動される。社員配当金の照会処理では、
最新情報の受信機能(前述)で一括受信した生命保険会
社の保険契約情報から、特定の契約を選択して、社員配
当金額を照会することができる。
【0219】社員配当金の照会処理では、まず、図42
に示すような「決算月指定」ダイアログが出現する。該
ダイアログは、関与先ファイルを用いて生成される。同
ダイアログ上で照会を行う契約の決算年月を入力して、
「OK」ボタンをクリックすると、図43に示す「関与
先一覧」画面に切り替わる。
【0220】この関与先一覧画面は、関与先ファイル
と、担当者ファイルと、契約受信ファイルを用いて生成
される。同画面上では、関与先コードや監査担当者で絞
り込んで、照会を行う契約すなわち関与先を選択するこ
とができる。全ての契約を選択する場合は、画面左下方
の「全選択」ボタンをクリックすればよい。
【0221】関与先一覧が面上で照会する契約を選択し
た後、画面右下方の「受信開始」ボタンをクリックする
と、「社員配当金の受信」画面(図示しない)に切り替
わるので、続いて「OK」ボタンをクリックする。
【0222】受信処理が完了すると、図44に示すよう
な「受信照会結果」画面に切り替わり、積立配当、買増
配当の契約の社員配当金額が表示される(積立配当、買
増配当以外と解約などの契約は照会不可)。受信照会結
果画面は、関与先ファイル、担当者ファイル、契約受信
ファイル、社員配当ファイルを用いて生成される。
【0223】図示の例では、受信照会結果画面は、「積
立配当」、「買増配当」、「照会できなかった契約」と
いう3種類のワークシートで構成され、タブをクリック
することで所望のワークシートを選択して、その内容を
最前面で表示させることができる。図示の例では、積立
配当ワークシートが選択・表示されいる。関与先コード
や監査担当者で表示レコードを絞り込むことができる。
また、画面右上方の「印刷」ボタンをクリックすると、
帳表が所定のプリンタ(図示しない)から印刷出力され
る。
【0224】受信照会結果画面上で、画面上方略中央の
「保険税務」ボタンをクリックすると、「経理処理確
認」画面(図示しない)に切り替わる。経理処理確認画
面は、関与先ファイル、担当者ファイル、契約受信ファ
イルを用いて生成される。
【0225】6.会計事務所内でのデータの同期・連携 図1に示すように、会計事務所100内で敷設された所
内ネットワーク100A上では、代理店サーバ110
と、一台以上の情報端末150A,150B…すなわち
クライアントからなる、いわゆるクライアント−サーバ
・モデルが構築されている。
【0226】この事務所内クライアント−サーバ・モデ
ルを利用することにより、代理店サーバ110が生命保
険会社10から一括受信した最新の保険契約情報を、企
業防衛データベース111として事務所内で一元管理す
るとともに、各クライアントすなわち情報端末150上
では企業防衛データベース111の各構成ファイルをオ
ンライン状態で常時閲覧することができる。これによっ
て、監査担当者(所員)は、各自の情報端末150上で
の操作を介して、上述した「企業防衛マネージャ」、
「企業防衛ナビゲータ」、「契約保全手続の照会」、
「社員配当金の照会」などの保険業務支援に関する各機
能の恩恵を享受することができる。
【0227】図45には、代理店サーバ110が管理す
る企業防衛データベース111、並びに各情報端末15
0上で実行される処理プログラムにおいて使用するデー
タについて図解している。
【0228】同図に示すように、代理店サーバ110が
会計事務所100内で一元管理する企業防衛データベー
ス111には、生命保険会社100から受信した保険契
約情報すなわち契約受信ファイルを基に生成される「既
加入ファイル」、「保険設計ファイル」、「提案書ファ
イル」、「関与先ファイル」、「個人情報ファイル」、
「ナビ保存ファイル」、「適応商品ファイル」の各ファ
イルと、会計事務所100の各監査担当者(所員)が関
与先企業に対して保険に関する指導・推進活動を行った
成果データとしての関与先基本情報データベース(CD
B)が登録される。関与先基本情報データベースは、
「CDB関与先ファイル」と「CDB個人情報ファイ
ル」で構成される。
【0229】他方、各監査担当者(所員)が扱う情報端
末150上では、企業防衛プログラムのメイン・プログ
ラムが実行され、さらにユーザ操作に応答して、「最新
情報の受信」、「企業防衛マネージャ」、「企業防衛ナ
ビゲータ」、「契約保全手続の照会」、「社員配当金の
照会」などの各機能を実現する制御プログラムが起動さ
れる。そして、それぞれの監査担当者は、各自の情報端
末150ベースで、担当する関与先企業に対する保険指
導並びに推進活動を、上述した各操作画面を介して行う
ことができる。
【0230】情報端末150上での保険指導・推進活動
を実現するために、各制御プログラムは、「既加入ファ
イル」、「保険設計ファイル」、「提案書ファイル」、
「関与先ファイル」、「個人情報ファイル」などの各デ
ータを利用する。この結果、個々の情報端末150上で
は、これら保険契約に関するデータの登録・変更・削除
などの作業が逐次行われる。
【0231】単一の会計事務所100内では、保険指導
・推進活動に使用する各種データ・ファイルは、企業防
衛データベース111という形態で、代理店サーバ11
0によって一元管理されることにより、会計事務所10
0内で各関与先企業に関する保険契約情報が共有され、
最新情報に基づく「企業防衛マネージャ」、「企業防衛
ナビゲータ」、「契約保全手続の照会」、「社員配当金
の照会」の各機能を実行することができる。
【0232】最新の保険契約情報を会計事務所100内
で共有するためには、データの同期・連携、すなわち生
命保険会社10から一括受信した保険契約情報を各情報
端末150に反映したり、各情報端末150上で登録・
変更・削除したデータを会計事務所100内の企業防衛
データベース111に反映させる処理を行う必要があ
る。
【0233】図46には、代理店サーバ110及び情報
端末150間でデータの同期・連携を行なうための操作
手順を図解している。所員すなわち監査担当者の情報端
末150上では企業防衛プログラムが実行中であり、該
プログラムの提示画面である業務の選択画面(図5を参
照のこと)上で、「OMSサーバとのデータ連携」ボタ
ンをクリック(すなわちマウスでクリック)することに
よって、企業防衛データベース111とのデータ同期・
連携を行う制御プログラムを起動することができる。
【0234】この結果、情報端末150の提示画面は、
図47に示す「処理の選択」画面に切り替わる。この処
理の選択画面上では、「サーバへの保存」、「サーバか
らの複写」、「サーバからの削除」、「CDBからの複
写(関与先情報)」、「CDBからの複写(個人情
報)」などの各メニュー・ボタンが用意されており、該
当するボタンをクリックすることで、データの同期・連
携に関する所望の機能を起動することができる。
【0235】6−1.企業防衛データベースへのデータ
の保存 各監査担当者(所員)が情報端末150上で作成・保存
したデータをサーバすなわち企業防衛データベース11
1に保存したい場合には、図47に示す処理の選択画面
上で「サーバへの保存」ボタンをクリックすればよい。
この場合、「関与先一覧」画面に切り替わり、所望の関与
先を選択したことを経て、図48に示す「サーバへ保存
するデータ一覧」画面に切り替わる。なお、関与先一覧
画面は、担当者ファイル、関与先ファイル、個人情報フ
ァイルを使用して生成され、図35に示したものと同様
の画面構成を備えている。
【0236】サーバへ保存するデータ一覧画面では、企
業防衛データベース111中にはなくて操作中の情報端
末150上に存在するデータが表示される。図48に示
す例では、サーバへ保存するデータ一覧画面は、「他社
保険契約」、「標準保障額算定書」、「生活防衛提案
書」、「相続対策提案書」、「企業防衛ナビゲータ」、
「プランラング」などの複数種類のワークシートで構成
され、タブをクリックすることで所望のワークシートを
選択して、その内容一覧を最前面で表示させることがで
きる。図示の例では、他社保険契約ワークシートが選択
・表示されている。サーバへ保存するデータ一覧画面
は、関与先ファイル、担当者ファイル、個人情報ファイ
ル、他社保険ファイル、提案書ファイル、保険設計ファ
イル、ナビ保存ファイル、適応商品ファイルを使用して
生成される。
【0237】サーバへ保存するデータ一覧画面上で、サ
ーバへ保存したい表示レコードを選択した後、画面右下
方に配置された「保存開始」ボタンをクリックすること
で、代理店サーバ110すなわち企業防衛データベース
111への該当データの保存処理が実行される。
【0238】図49には、情報端末150から代理店サ
ーバ110(企業防衛データベース111)へデータを
登録する処理フローを模式的に図解している。
【0239】まず、代理店サーバ110すなわち企業防
衛データベース111のデータを複写して、該サーバに
ロック・ファイルを作成する。
【0240】次いで、情報端末150上のデータ(A)
とコピーしたサーバ110側のデータ(B)とを比較し
て、データ(A)にのみ存在するレコードを抽出する。
【0241】次いで、抽出されたデータ(A)にのみ存
在するレコードを、メモリ上に展開する。抽出されたレ
コードは、図48に示した「サーバへ保存するデータ一
覧」画面上で一覧表示される。そして、ユーザすなわち
監査担当者は、画面上で表示レコードをクリックするこ
とによって、保存の対象とするレコードを選択すること
ができる。
【0242】次いで、選択されたレコード(D)をファ
イルへ出力して、コピーしたサーバ110側のデータ
(B)に追加する。
【0243】サーバ110側の元のデータ(B)にレコ
ード(D)を追加したデータが、サーバ110側に送信
され、企業防衛データベース111中のデータ(B)に
複写(上書き)される。
【0244】6−2.企業防衛データベースからのデー
タの複写 各監査担当者(所員)が、サーバすなわち企業防衛デー
タベース111から自身の情報端末150にデータを複
写したい場合には、図47に示す処理の選択画面上で
「サーバからの複写」ボタンをクリックすればよい。こ
の場合、「関与先一覧」画面に切り替わり、所望の関与先
を選択したことを経て、図50に示す「サーバから複写
するデータ一覧」画面に切り替わる。なお、関与先一覧
画面は、担当者ファイル、関与先ファイル、個人情報フ
ァイルを使用して生成され、図35に示したものと同様
の画面構成を備えている。
【0245】サーバから複写するデータ一覧画面では、
操作中の情報端末150上にはなくて企業防衛データベ
ース111中に存在するデータが表示される。図50に
示す例では、サーバから複写するデータ一覧画面は、
「他社保険契約」、「標準保障額算定書」、「生活防衛
提案書」、「相続対策提案書」、「企業防衛ナビゲー
タ」、「プランラング」などの複数種類のワークシート
で構成され、タブをクリックすることで所望のワークシ
ートを選択して、その内容一覧を最前面で表示させるこ
とができる。図示の例では、標準保障額算定書ワークシ
ートが選択・表示されている。サーバから複写するデー
タ一覧画面は、関与先ファイル、担当者ファイル、個人
情報ファイル、他社保険ファイル、提案書ファイル、保
険設計ファイル、ナビ保存ファイル、適応商品ファイル
を使用して生成される。
【0246】サーバから複写するデータ一覧画面上で、
サーバから複写したい表示レコードを選択した後、画面
右下方に配置された「複写開始」ボタンをクリックする
ことで、代理店サーバ110すなわち企業防衛データベ
ース111からの該当データの複写処理が実行される。
【0247】図51には、代理店サーバ110(企業防
衛データベース111)から情報端末150へデータを
複写する処理フローを模式的に図解している。
【0248】まず、代理店サーバ110すなわち企業防
衛データベース111のデータを複写して、該サーバに
ロック・ファイルを作成する。
【0249】次いで、情報端末150上のデータ(A)
とコピーしたサーバ110側のデータ(B)とを比較し
て、データ(B)にのみ存在するレコードを抽出する。
【0250】次いで、抽出されたデータ(B)にのみ存
在するレコードを、メモリ上に展開する。抽出されたレ
コードは、図50に示した「サーバから複写するデータ
一覧」画面上で一覧表示される。そして、ユーザすなわ
ち監査担当者は、画面上で表示レコードをクリックする
ことによって、複写の対象とするレコードを選択するこ
とができる。
【0251】次いで、選択されたレコード(D)をファ
イルへ出力して、情報端末150側のデータ(A)に追
加する。
【0252】6−3.企業防衛データベースからのデー
タの削除 各監査担当者(所員)が、サーバすなわち企業防衛デー
タベース111からデータを削除したい場合には、図4
7に示す処理の選択画面上で「サーバからの削除」ボタ
ンをクリックすればよい。この場合、「関与先一覧」画面
に切り替わり、所望の関与先を選択したことを経て、図
52に示す「サーバから削除するデータ一覧」画面に切
り替わる。なお、関与先一覧画面は、担当者ファイル、
関与先ファイル、個人情報ファイルを使用して生成さ
れ、図35に示したものと同様の画面構成を備えてい
る。
【0253】サーバから複写するデータ一覧画面では、
操作中の情報端末150上にはなくて企業防衛データベ
ース111中に存在するデータが表示される。図50に
示す例では、サーバから削除するデータ一覧画面は、
「他社保険契約」、「標準保障額算定書」、「生活防衛
提案書」、「相続対策提案書」、「企業防衛ナビゲー
タ」、「プランラング」などの複数種類のワークシート
で構成され、タブをクリックすることで所望のワークシ
ートを選択して、その内容一覧を最前面で表示させるこ
とができる。図示の例では、プランニング・ワークシー
トが選択・表示されている。サーバから削除するデータ
一覧画面は、関与先ファイル、担当者ファイル、個人情
報ファイル、他社保険ファイル、提案書ファイル、保険
設計ファイル、ナビ保存ファイル、適応商品ファイルを
使用して生成される。
【0254】サーバから削除するデータ一覧画面上で、
サーバから削除したい表示レコードを選択した後、画面
右下方に配置された「OK」ボタンをクリックすること
で、代理店サーバ110すなわち企業防衛データベース
111からの該当データの削除処理が実行される。
【0255】図53には、情報端末150から代理店サ
ーバ110(企業防衛データベース111)からデータ
を削除する処理フローを模式的に図解している。
【0256】まず、代理店サーバ110すなわち企業防
衛データベース111のデータを複写して、該サーバに
ロック・ファイルを作成する。
【0257】次いで、データ(B)に存在するレコード
を、メモリ上に展開する。これらのレコードは、図52
に示した「サーバから削除するデータ一覧」画面上で一
覧表示される。そして、ユーザすなわち監査担当者は、
画面上で表示レコードをクリックすることによって、削
除の対象とするレコードを選択することができる。
【0258】次いで、選択されたレコード(D)をコピ
ーしたサーバ110側のデータ(B)から削除する。
【0259】サーバ110側の元のデータ(B)から選
択レコードを削除したデータが、サーバ110側に送信
され、企業防衛データベース111中のデータ(B)に
複写(上書き)される。
【0260】6−4.関与先基本情報データベース(C
DB)からの複写 各監査担当者(所員)が、関与先基本情報データベース
(CDB)から関与先情報又は個人情報を複写したい場
合には、図47に示す処理の選択画面上で、「CDBか
らの複写(関与先情報)」ボタン又は「CDBからの複
写(個人情報)」ボタンをクリックすればよい。この場
合、図54に示す「個人情報自動登録確認」ダイアロ
グ、あるいは、図55に示す「個人情報自動登録確認」
ダイアログに切り替わる。これら自動登録確認画面は、
担当者ファイル、関与先ファイル、個人情報ファイルを
使用して生成される。各ダイアログ上で登録方法を選択
した後、「OK」ボタンをクリックすることで自動登録
処理が実行される。
【0261】6−5.最新情報の受信 各監査担当者(所員)が、サーバすなわち企業防衛デー
タベース111に最新情報を受信したい場合には、図5
に示す処理の選択画面の下方にある「最新情報の受信」
ボタンをクリックすればよい。該ボタンのクリック操作
により、最新情報の受信制御プログラムを起動する。
【0262】この結果、情報端末150の提示画面は、
図示しない最新情報の受信画面に切り替わるとともに、
税理士・会計事務所団体イントラネット50Aを介して
大型コンピュータ15へのアクセスが行われ、保険契約
情報並びに契約実績情報の受信処理が行われ、これら受
信情報に基づいて、契約受信ファイル並びに成績受信フ
ァイルが構築される。
【0263】契約受信ファイル並びに成績受信ファイル
は、企業防衛データベース111に保管され、同じ税理
士・会計事務所100内では所内LAN経由で常にオン
ライン状態で閲覧することができる。
【0264】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0265】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
生命保険会社の代理店が保険指導に関する手法・知識を
習得し、生命保険に関する推進活動を円滑に行えるよう
にすることができる、優れた保険業務支援システム及び
保険業務支援方法、並びに記憶媒体を提供することがで
きる。
【0266】また、本発明によれば、生命保険会社が各
代理店に対して顧客のニーズに応じた的確なアドバイス
や保険契約の募集・保全活動の効率化を支援することが
できる、優れた保険業務支援システム及び保険業務支援
方法、並びに記憶媒体を提供することができる。
【0267】また、本発明によれば、生命保険会社の代
理店登録を行っている税理士・会計事務所等において、
生命保険会社からオンライン受信により事務所内で保険
業務に関する最新のデータを常に保持することができる
とともに、該保険業務関連データに基づき、既契約情報
の管理、販売実績の分析、提案資料の作成、契約保全手
続の照会、社員配当金の照会などの一種の代理店業務を
会員事務所内において行うことを支援することができ
る、優れた保険業務支援システム及び保険業務支援方
法、並びに記憶媒体を提供することができる。
【0268】また、本発明によれば、各所員の保険契約
の推進目標に対する実績の進捗状況、並びに付保指導状
況の確認を、会員事務所ベースで客観的に行うことがで
きる、優れた保険業務支援システム及び保険業務支援方
法、並びに記憶媒体を提供することができる。
【0269】また、本発明によれば、会員事務所の関与
先企業の経営状況とニーズに応じて、最適な保険商品を
選定し、現在の加入状況と対比して改善策を提示するこ
とができる、優れた保険業務支援システム及び保険業務
支援方法、並びに記憶媒体を提供することができる。
【0270】また、本発明によれば、保険金の支払いな
どの保全手続に関する生命保険会社への提出書類を会員
事務所ベースで確認することができる、優れた保険業務
支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶媒体を
提供することができる。
【0271】また、本発明によれば、会員事務所の関与
先企業の決算時に保険契約毎の社員配当金額をオンライ
ンで受信し、配当金の受け取りに関する法人の経理処理
を会員事務所ベースで確認することができる、優れた保
険業務支援システム及び保険業務支援方法、並びに記憶
媒体を提供することができる。
【0272】生命保険会社における業務サービスの成果
たる保険契約情報は、社内の大型コンピュータなどを用
いて一元的に管理されている。本発明に係る保険業務支
援システムによれば、所定の税理士・会計事務所団体に
会員登録した各会計事務所は、該団体が用意するイント
ラネットを経由して、最新の保険契約情報をいつでも受
信することができる。さらに、会計事務所内では、所内
LANなどを経由して、各所員の端末(PCなど)に、
受信した保険契約情報又はその一部のファイルを適宜分
配することができる。この結果、各所員は、自身の端末
上で、保険業務に関連する情報を必要に応じて表示する
ことができ、保険指導に関する手法・知識を習得し、生
命保険に関する推進活動を円滑に行うなど、生命保険会
社の外交員として機能することができる。
【0273】また、各会計事務所においては、会計業務
の都合上、関与先企業が特定の生命保険会社以外の会社
と契約している保険契約情報を併せて登録、管理するこ
とができるので、関与先企業の適切な保障額と現状の比
較を簡単に行うことができる。さらに、法人として過不
足のない最適な保険の提案を行うことができ、企業を不
測の事態から防衛することができる。
【0274】また、本発明に係る保険業務支援システム
によれば、会計事務所は、事務所自体の保険保有高も同
時に生命保険会社の大型コンピュータから受信すること
ができ、月次の保険契約活動が明確になり、関与先企業
の付保状況を正確に把握することができる。
【0275】本発明に係る企業防衛マネージャによれ
ば、会計事務所において計画的に保険指導を実践する上
で必要十分な「保険契約状況の確認」、「推進目標の設
定・変更」などの機能を提供することができる。保険契
約状況の確認機能により、会計事務所全体の保険保有状
況、契約一覧を確認することを通して、会計事務所の関
与先企業の付保状況、保険契約状況を把握することがで
きる。把握した状況を基に、年度及び月次の保険指導目
標を立案し、会計事務所における保険契約活動の基本と
なる月次巡回監査業務での経営助言の1つとして活用す
ることができる。
【0276】また、本発明に係る企業防衛マネージャに
よれば、会計事務所における状況及び目標を関与先企業
毎のデータとして分別するので、監査担当者毎の集計を
瞬時に行うことができる。会計事務所全体の目標は、事
務所を構成する各監査担当者の状況の合計であるので、
トップダウン形式並びにボトムアップ形式の双方向で検
討することが可能である。また、監査担当者毎の確認を
可能にしているので、各々の課題と活動テーマを立案す
る上での客観的な判断基準を確立することができる。
【0277】本発明に係る企業防衛ナビゲータによれ
ば、保険指導に不慣れな監査担当者(所員)において
も、システムの要求(プロンプト)に応じて自身の情報
端末150を操作するだけで、関与先企業にとって最適
な保険商品の選定を行うことができる。また、企業防衛
ナビゲータによれば、監査担当者毎による提案保険商品
に選定にばらつきが生じることがないので、関与先企業
に対して均一なアプローチ資料を作成することができ
る。
【0278】また、本発明に係る保険業務支援システム
によれば、保険の契約形態や契約内容に応じて区々で処
理が煩雑な契約保全手続を円滑に行うことができる。例
えば保険金の支払いが発生したときには、確認を行う契
約の選定と詳細項目を指定するだけで、担当者の情報端
末上で契約保険毎の必要書類が表示されるので、正確且
つ瞬時に提出書類を把握することが可能である。また、
保険金の支払いだけでなく、解約や入院給付金の受け取
りに関する問い合わせも可能である。
【0279】また、本発明に係る保険業務支援システム
によれば、会計事務所内の各監査担当者(所員)の情報
端末上で登録されている関与先企業の情報と、生命保険
会社の大型コンピュータからオンラインで受信した当該
会計事務所の全保険契約情報を基に、保険契約毎の社員
配当金の情報をオンラインで受信するとともに、配当金
の確認をリアルタイムで行うことができる。受信する情
報は、オンライン処理を行ったその時点での最新情報で
あり、関与先企業の決算時に配当金の受け取りに関する
経理処理を正確に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を実現するのに適した保険業務
支援システム1の全体構成を模式的に示した図である。
【図2】保険業務支援システム1における最新情報の受
信処理の展開を示した図である。
【図3】最新情報を一括受信するための処理プログラム
並びに使用データを示した図である。
【図4】情報端末150上で最新情報の受信処理を行う
ための手順を示した図である。
【図5】企業防衛プログラムが提示する業務の選択画面
を示した図である。
【図6】企業防衛マネージャによる処理の展開を示した
図である。
【図7】企業防衛マネージャの処理プログラム並びに使
用データを示した図である。
【図8】情報端末150上で企業防衛マネージャを操作
するための手順を示した図である。
【図9】情報端末150上で企業防衛マネージャを操作
するための手順を示した図である。
【図10】企業防衛マネージャの「処理の選択」画面を
示した図である。
【図11】企業防衛マネージャの「保険契約状況の確
認」画面を示した図である。
【図12】決算月の指定ダイアログを示した図である。
【図13】企業防衛マネージャの「標準保障額一覧」画
面を示した図である。
【図14】企業防衛マネージャの「標準保障額詳細」画
面を示した図である。
【図15】企業防衛マネージャの「事務所全体の目標設
定」画面を示した図である。
【図16】企業防衛マネージャの「担当者毎の目標設
定」画面を示した図である。
【図17】企業防衛マネージャの「事務所全体の推進実
績の確認」画面を示した図である。
【図18】企業防衛マネージャの「担当者毎の実績確
認」画面を示した図である。
【図19】企業防衛マネージャの「月次毎の実績確認」
画面を示した図である。
【図20】企業防衛マネージャの「活動記録」画面を示
した図である。
【図21】企業防衛ナビゲータによる処理の展開を示し
た図である。
【図22】企業防衛ナビゲータの処理プログラム並びに
使用データについて示した図である。
【図23】情報端末150上で企業防衛ナビゲータを操
作するための手順を示した図である。
【図24】企業防衛ナビゲータの「処理の選択」画面を
示した図である。
【図25】企業防衛ナビゲータの「標準保障額解説」画
面を示した図である。
【図26】企業防衛ナビゲータの「標準保障額試算のた
めの入力」画面を示した図である。
【図27】企業防衛ナビゲータの「標準保障額試算結
果」画面を示した図である。
【図28】企業防衛ナビゲータの「保険商品選定」画面
を示した図である。
【図29】企業防衛ナビゲータの「保険商品表示」画面
を示した図である。
【図30】企業防衛ナビゲータの「作成データ印刷確
認」画面を示した図である。
【図31】契約保全手続きの照会処理の展開を示した図
である。
【図32】契約保全手続の照会処理プログラム並びに使
用データについて示した図である。
【図33】情報端末150上で契約保全手続時における
提出書類の確認処理を操作するための手順を示した図で
ある。
【図34】会計事務所内業務の処理の選択画面を示した
図である。
【図35】契約保全手続の照会時の「関与先一覧」画面
を示した図である。
【図36】契約保全手続の照会時の「請求内容指定」画
面を示した図である。
【図37】契約保全手続の照会時の「必要書類の表示」
画面を示した図である。
【図38】契約保全手続の照会時の「必要書類の表示」
画面を示した図である。
【図39】社員配当金の照会処理の展開を示した図であ
る。
【図40】社員配当金の照会処理プログラム並びに使用
データについて示した図である。
【図41】情報端末150上で社員配当金の照会処理を
操作するための手順を示した図である。
【図42】社員配当金照会処理時の「決算月指定」画面
を示した図である。
【図43】社員配当金照会処理時の「関与先一覧」画面
を示した図である。
【図44】社員配当金照会処理時の「受信照会結果」画
面を示した図である。
【図45】代理店サーバ110が管理する企業防衛デー
タベース111、並びに各情報端末150上で実行され
る処理プログラムにおいて使用するデータについて示し
た図である。
【図46】代理店サーバ110及び情報端末150間で
データの同期を行なうための操作手順を示した図であ
る。
【図47】代理店サーバ110及び情報端末150間で
データを同期を行うための「処理の選択」画面を示した
図である。
【図48】「サーバへ保存するデータ一覧」画面を示し
た図である。
【図49】情報端末150から代理店サーバ110へデ
ータを登録する処理フローを示した図である。
【図50】「サーバから複写するデータ一覧」画面を示
した図である。
【図51】代理店サーバ110から情報端末150へデ
ータを登録する処理フローを示した図である。
【図52】「サーバから削除するデータ一覧」画面を示
した図である。
【図53】代理店サーバ110からデータを削除する処
理フローを示した図である。
【図54】「関与先情報自動登録確認」画面を示した図
である。
【図55】「個人情報自動登録確認」画面を示した図で
ある。
【符号の説明】
1…保険業務支援システム 10…生命保険会社 11…ゲートウェイ・サーバ 15…大型コンピュータ 50…税理士・会計事務所団体 100…税理士・会計事務所 101…ルータ 110…代理店サーバ 150…情報端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 輪島 士明 大阪市西区江戸堀一丁目2番1号 大同生 命保険相互会社内 (72)発明者 岸原 康治 大阪市西区江戸堀一丁目2番1号 大同生 命保険相互会社内 (72)発明者 松崎 市夫 栃木県宇都宮市鶴田町1758番地 株式会社 テイケイシイ内 (72)発明者 大藤 大介 栃木県宇都宮市鶴田町1758番地 株式会社 テイケイシイ内

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客に対する保険指導や保険契約の推進活
    動を遠隔的に支援する保険業務支援システムであって、 保険契約情報を統括的に管理する保険会社本部と、 前記保険会社本部に接続され、1以上の会計事務所の会
    員登録を受容するとともに該登録した会計事務所に対し
    て前記保険会社本部内の保険契約情報へのアクセス手段
    を提供する会計事務所団体接続部と、を具備することを
    特徴とする保険業務支援システム。
  2. 【請求項2】前記会計事務所団体接続部は、セキュアな
    内部的TCP/IP(TransmissionControl Protocol/I
    nternet Protocol)ネットワークで構成される、ことを
    特徴とする請求項1に記載の保険業務支援システム。
  3. 【請求項3】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所は、 該会計事務所内に敷設された所内ネットワークと、 前記所内ネットワークを介して相互接続される1以上の
    情報端末と、 前記所内ネットワークと前記会計事務所団体接続部とを
    相互接続する事務所外接続部と、 前記会計事務所団体接続部を介して前記保険会社本部か
    ら受信した保険契約情報を前記所内ネットワーク上でオ
    ンライン閲覧可能な状態で一元管理する代理店サーバ
    と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の保険業
    務支援システム。
  4. 【請求項4】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所内に設置された情報端末は、前記会計事務所団
    体接続部を経由して前記保険会社本部から最新の保険契
    約情報を一括受信可能であり、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  5. 【請求項5】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所内に設置された情報端末は、該会計事務所全体
    の保険契約の目標を設定する手段と、該会計事務所全体
    の保険契約の目標に対する実績を確認する手段と、該会
    計事務所全体の保険契約を確認する手段と、該会計事務
    所内の各情報端末上で行われた保険指導・推進・契約状
    況を集計する手段とを備え、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  6. 【請求項6】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所内に設置された情報端末は、前記会計事務所団
    体接続部を経由して受信した保険契約情報に基づいて、
    該会計事務所全体の保険保有状況、契約一覧を提示する
    ことにより、該会計事務所における顧客の付保状況、保
    険契約状況の把握・確認作業を支援し、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  7. 【請求項7】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所内に設置された情報端末は、顧客の標準保障額
    を算定する手段と、顧客の準備資金を把握するための質
    問を提示する手段と、該提示した質問に対する回答を介
    して判断される顧客の経営状況とニーズに応じて準備資
    金調達に最適な保険商品を選定する手段とを備え、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  8. 【請求項8】該情報端末は、さらに選定された最適保険
    商品を提案する提案資料を自動作成する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項7に記載の保険業務支援システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記会計事務所団体接続部に接続される会
    計事務所内に設置された情報端末は、あらかじめ保険会
    社本部から受信した保険契約情報並びに該情報端末上で
    登録されている顧客情報に基づいて契約保全手続を照会
    する手段を備え、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  10. 【請求項10】前記の契約保全手続を照会する手段は、
    保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給付金の
    受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保険の契
    約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の保険業務支援システ
    ム。
  11. 【請求項11】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末は、あらかじめ保険
    会社本部から受信したすべての保険契約情報並びに該情
    報端末上で登録されている顧客情報に基づいて、保険契
    約毎の社員配当金に関する情報を前記会計事務所団体接
    続部経由で前記保険会社本部から受信して、配当金の確
    認画面を表示する手段を備え、 該会計事務所は保険会社本部に対する代理店として機能
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の保険業務支援
    システム。
  12. 【請求項12】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスする手段と、 前記会計事務所全体の保険契約の目標を設定する手段
    と、 前記会計事務所全体の保険契約の目標に対する実績を確
    認する手段と、 前記会計事務所全体の保険契約を確認する手段と、 前記会計事務所内の各情報端末上で行われた保険指導・
    推進・契約状況を集計する手段と、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援システム。
  13. 【請求項13】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスする手段と、 該保険契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保険保
    有状況、契約一覧を提示することにより、該会計事務所
    における顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認作
    業を支援する手段と、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援システム。
  14. 【請求項14】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 顧客の標準保障額を算定する手段と、 顧客の準備資金を把握するための質問を提示する手段
    と、 該提示した質問に対する回答を介して判断される顧客の
    経営状況とニーズに応じて準備資金調達に最適な保険商
    品を選定する手段と、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援システム。
  15. 【請求項15】さらに選定された最適保険商品を提案す
    る提案資料を自動作成する手段を備える、ことを特徴と
    する請求項14に記載の保険業務支援システム。
  16. 【請求項16】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスする手段と、 該保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧
    客情報に基づいて契約保全手続を照会する手段と、を具
    備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援システム。
  17. 【請求項17】前記の契約保全手続を照会する手段は、
    保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給付金の
    受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保険の契
    約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の保険業務支援シス
    テム。
  18. 【請求項18】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスする手段と、 保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧客
    情報に基づいて、保険契約毎の社員配当金に関する情報
    を前記会計事務所団体接続部経由で前記保険会社本部か
    ら受信して、配当金の確認画面を表示する手段と、を具
    備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援システム。
  19. 【請求項19】保険会社における最新の保険契約情報を
    外部ネットワーク経由で受信する手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項12乃至18のいずれかに記載
    の保険業務支援システム。
  20. 【請求項20】保険契約情報を統括的に管理する保険会
    社本部と、前記保険会社本部に接続され、1以上の会計
    事務所の会員登録を受容するとともに該登録した会計事
    務所に対して前記保険会社本部内の保険契約情報へのア
    クセス手段を提供する会計事務所団体接続部とで構成さ
    れるネットワーク・システム上で、顧客に対する保険指
    導や保険契約の推進活動を遠隔的に支援する保険業務支
    援方法であって、 前記会計事務所団体接続部に接続される会計事務所にお
    いて、前記会計事務所団体接続部を経由して前記保険会
    社本部から最新の保険契約情報を一括受信する、ことを
    特徴とする保険業務支援方法。
  21. 【請求項21】前記会計事務所団体接続部は、セキュア
    な内部的TCP/IP(TransmissionControl Protocol
    /Internet Protocol)ネットワークを用いて前記保険会
    社本部並びに会計事務所を接続する、ことを特徴とする
    請求項20に記載の保険業務支援方法。
  22. 【請求項22】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所は、 該会計事務所内に敷設された所内ネットワークと、 前記所内ネットワークを介して相互接続される1以上の
    情報端末と、 前記所内ネットワークと前記会計事務所団体接続部とを
    相互接続する事務所外接続部と、 前記会計事務所団体接続部を介して前記保険会社本部か
    ら受信した保険契約情報を前記所内ネットワーク上でオ
    ンライン閲覧可能な状態で一元管理する代理店サーバ
    と、を備えることを特徴とする請求項20に記載の保険
    業務支援方法。
  23. 【請求項23】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末において、 該会計事務所全体の保険契約の目標を設定するステップ
    と、 該会計事務所全体の保険契約の目標に対する実績を確認
    するステップと、 該会計事務所全体の保険契約を確認するステップと、 該会計事務所内の各情報端末上で行われた保険指導・推
    進・契約状況を集計するステップとを実行して、 該会計事務所を保険会社本部に対する代理店として機能
    させることを特徴とする請求項20に記載の保険業務支
    援方法。
  24. 【請求項24】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末において、前記会計
    事務所団体接続部を経由して受信した保険契約情報に基
    づいて、該会計事務所全体の保険保有状況、契約一覧を
    提示する処理を実行することにより、該会計事務所にお
    ける顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認作業を
    支援し、 該会計事務所を保険会社本部に対する代理店として機能
    させることを特徴とする請求項20に記載の保険業務支
    援方法。
  25. 【請求項25】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末において、 顧客の標準保障額を算定するステップと、 顧客の準備資金を把握するための質問を提示するステッ
    プと、 該提示した質問に対する回答を介して判断される顧客の
    経営状況とニーズに応じて準備資金調達に最適な保険商
    品を選定するステップと、を実行して、 該会計事務所を保険会社本部に対する代理店として機能
    させることを特徴とする請求項20に記載の保険業務支
    援方法。
  26. 【請求項26】該情報端末において、さらに選定された
    最適保険商品を提案する提案資料を自動作成するステッ
    プを実行する、ことを特徴とする請求項25に記載の保
    険業務支援方法。
  27. 【請求項27】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末において、あらかじ
    め保険会社本部から受信した保険契約情報並びに該情報
    端末上で登録されている顧客情報に基づいて契約保全手
    続を照会するステップを実行して、 該会計事務所を保険会社本部に対する代理店として機能
    させることを特徴とする請求項20に記載の保険業務支
    援方法。
  28. 【請求項28】前記の契約保全手続を照会するステップ
    では、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給
    付金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保
    険の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示
    する、ことを特徴とする請求項27に記載の保険業務支
    援方法。
  29. 【請求項29】前記会計事務所団体接続部に接続される
    会計事務所内に設置された情報端末において、あらかじ
    め保険会社本部から受信したすべての保険契約情報並び
    に該情報端末上で登録されている顧客情報に基づいて、
    保険契約毎の社員配当金に関する情報を前記会計事務所
    団体接続部経由で前記保険会社本部から受信して、配当
    金の確認画面を表示するステップを実行して、 該会計事務所を保険会社本部に対する代理店として機能
    させることを特徴とする請求項20に記載の保険業務支
    援方法。
  30. 【請求項30】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援方法
    であって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 前記会計事務所全体の保険契約の目標を設定するステッ
    プと、 前記会計事務所全体の保険契約の目標に対する実績を確
    認するステップと、 前記会計事務所全体の保険契約を確認するステップと、 前記会計事務所内の各情報端末上で行われた保険指導・
    推進・契約状況を集計するステップと、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援方法。
  31. 【請求項31】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援方法
    であって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 該保険契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保険保
    有状況、契約一覧を提示することにより、該会計事務所
    における顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認作
    業を支援するステップと、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援方法。
  32. 【請求項32】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援方法
    であって、 顧客の標準保障額を算定するステップと、 顧客の準備資金を把握するための質問を提示するステッ
    プと、 該提示した質問に対する回答を介して判断される顧客の
    経営状況とニーズに応じて準備資金調達に最適な保険商
    品を選定するステップと、を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援方法。
  33. 【請求項33】さらに選定された最適保険商品を提案す
    る提案資料を自動作成するステップを備える、ことを特
    徴とする請求項32に記載の保険業務支援方法。
  34. 【請求項34】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援シス
    テムであって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 該保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧
    客情報に基づいて契約保全手続を照会するステップと、
    を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援方法。
  35. 【請求項35】前記の契約保全手続を照会するステップ
    では、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給
    付金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保
    険の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示
    する、ことを特徴とする請求項34に記載の保険業務支
    援方法。
  36. 【請求項36】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する保険業務支援方法
    であって、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧客
    情報に基づいて、保険契約毎の社員配当金に関する情報
    を前記会計事務所団体接続部経由で前記保険会社本部か
    ら受信して、配当金の確認画面を表示するステップと、
    を具備し、 前記会計事務所を保険会社の代理店として機能させるこ
    とを特徴とする保険業務支援方法。
  37. 【請求項37】保険会社における最新の保険契約情報を
    外部ネットワーク経由で受信するステップをさらに備え
    る、ことを特徴とする請求項30乃至36のいずれかに
    記載の保険業務支援方法。
  38. 【請求項38】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する処理をコンピュー
    タ・システム上で実行するように記述されたコンピュー
    タ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に記
    憶した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウ
    ェアは、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 前記会計事務所全体の保険契約の目標を設定するステッ
    プと、 前記会計事務所全体の保険契約の目標に対する実績を確
    認するステップと、 前記会計事務所全体の保険契約を確認するステップと、 前記会計事務所内の各情報端末上で行われた保険指導・
    推進・契約状況を集計するステップと、を具備すること
    を特徴とする記憶媒体。
  39. 【請求項39】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する処理をコンピュー
    タ・システム上で実行するように記述されたコンピュー
    タ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に記
    憶した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウ
    ェアは、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 該保険契約情報に基づいて、該会計事務所全体の保険保
    有状況、契約一覧を提示することにより、該会計事務所
    における顧客の付保状況、保険契約状況の把握・確認作
    業を支援するステップと、を具備することを特徴とする
    記憶媒体。
  40. 【請求項40】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する処理をコンピュー
    タ・システム上で実行するように記述されたコンピュー
    タ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に記
    憶した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウ
    ェアは、 顧客の標準保障額を算定するステップと、 顧客の準備資金を把握するための質問を提示するステッ
    プと、 該提示した質問に対する回答を介して判断される顧客の
    経営状況とニーズに応じて準備資金調達に最適な保険商
    品を選定するステップと、を具備することを特徴とする
    記憶媒体。
  41. 【請求項41】前記コンピュータ・ソフトウェアは、選
    定された最適保険商品を提案する提案資料を自動作成す
    るステップをさらに備える、ことを特徴とする請求項4
    0に記載の記憶媒体。
  42. 【請求項42】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する処理をコンピュー
    タ・システム上で実行するように記述されたコンピュー
    タ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に記
    憶した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウ
    ェアは、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 該保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧
    客情報に基づいて契約保全手続を照会するステップと、
    を具備することを特徴とする記憶媒体。
  43. 【請求項43】前記の契約保全手続を照会するステップ
    では、保険金の支払いが発生した場合や、解約や入院給
    付金の受け取りなどの問い合わせが発生した場合に、保
    険の契約形態や契約内容に応じた必要な提出書類を提示
    する、ことを特徴とする請求項42に記載の記憶媒体。
  44. 【請求項44】会計事務所内において顧客に対する保険
    指導や保険契約の推進活動を支援する処理をコンピュー
    タ・システム上で実行するように記述されたコンピュー
    タ・ソフトウェアをコンピュータ可読形式で物理的に記
    憶した記憶媒体であって、前記コンピュータ・ソフトウ
    ェアは、 前記会計事務所内で保管されている保険会社の保険契約
    情報にアクセスするステップと、 保険契約情報並びに該情報端末上で登録されている顧客
    情報に基づいて、保険契約毎の社員配当金に関する情報
    を前記会計事務所団体接続部経由で前記保険会社本部か
    ら受信して、配当金の確認画面を表示するステップと、
    を具備することを特徴とする記憶媒体。
  45. 【請求項45】前記コンピュータ・ソフトウェアは、保
    険会社における最新の保険契約情報を外部ネットワーク
    経由で受信するステップをさらに備える、ことを特徴と
    する請求項38乃至44のいずれかに記載の記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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