JP2003090851A - 電流検出システム - Google Patents

電流検出システム

Info

Publication number
JP2003090851A
JP2003090851A JP2001283708A JP2001283708A JP2003090851A JP 2003090851 A JP2003090851 A JP 2003090851A JP 2001283708 A JP2001283708 A JP 2001283708A JP 2001283708 A JP2001283708 A JP 2001283708A JP 2003090851 A JP2003090851 A JP 2003090851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
circuit
rogowski coil
temperature
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001283708A
Other languages
English (en)
Inventor
Junko Kita
純子 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001283708A priority Critical patent/JP2003090851A/ja
Publication of JP2003090851A publication Critical patent/JP2003090851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、直流電流検出器など、検出補正の為だ
けの構成部品を必要とし、容積増加、コストアップとい
う課題があった。 【解決手段】 導体1の周囲に配置したロゴスキーコイ
ル2と、前記コイルに直流電流を重畳させる直流電流源
3と、前記コイルの出力電圧を所定の電圧レベルに増幅
する電圧増幅回路4と、前記電圧増幅回路の出力からD
C成分をキャンセルするZeroキャンセル回路5と、
前記直流電流と前記DC成分に基づいて前記コイルの内
部抵抗を求め、このときの前記コイルの温度を求める温
度情報演算部82と、前記Zeroキャンセル回路の出
力を積分した値に、前記温度情報演算部により求めた前
記内部抵抗及び前記温度に基づいて温度補正を行って前
記導体に流れる電流値を演算する電流値演算部81とを
備えた。 【効果】 旧来の基本構成部品のみで、ロゴスキーコイ
ルの内部抵抗の変動による電流検出誤差を防止、低減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、GISの中心導
体に流れる電流を検出、測定する電流検出システムの高
精度化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電流検出システムについて図面を
参照しながら説明する。図6は、例えば特開2000−
310654号公報に示された従来の電流検出システム
の構成を示す図である。
【0003】図6において、1は電流検出対象である導
体、2はこの導体1の周囲を取り囲むように取り付けた
ロゴスキーコイル、10はロゴスキーコイル2に直流電
流を流す直流電源、11は直流電源10によりロゴスキ
ーコイル2を流れる直流電流を検出する直流電流検出
器、12はロゴスキーコイル2の出力中から直流成分と
高周波成分とを除去して導体1に流れる電流の周波数の
信号交流成分eのみを通過させるバンドパスフィルタ
(BPF)、6はバンドパスフィルタ12の出力(導体
1の電流を微分した波形に等しい電圧波形)を積分(∫
edt)して、導体1に流れる電流と同じ電流波形に変
換する積分回路、7は積分回路6が出力するアナログ値
をディジタル値に変換するA/D変換器、8はA/D変
換器7の出力と直流電流検出器11の出力とを取り込ん
で処理するCPUである。
【0004】また、同図において、CPU8は、ロゴス
キーコイル2の温度または抵抗値を算出する温度測定回
路86と、演算回路87とを有している。
【0005】さらに、同図において、積分回路6は、通
常、Zeroキャンセル回路61と、積分回路62とを
有している。なお、Zeroキャンセル回路61は、加
減算回路61aと、積分回路61bとから構成されてい
る。
【0006】つぎに、従来の電流検出システムの動作に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0007】導体1に時間的に変化する電流が流れる
と、ロゴスキーコイル2には、この電流を微分した波形
の起電圧Eが発生し、以下の式(1)で示す電流が流れ
る。
【0008】 E/(R+r) ・・・(1)
【0009】ここで、Rはロゴスキーコイル2の内部イ
ンピーダンス(以下、内部抵抗という)、rはバンドパ
スフィルタ12の入力インピーダンス(以下、入力抵抗
という)であるが、測定する対象電流が商用周波数であ
る場合には、これらはほとんど直流抵抗となる。
【0010】ロゴスキーコイル2の端子には、以下の式
(2)で示す電圧eが出力される。
【0011】 e=E−[E/(R+r)]R=E[1−R/(R+r)] ・・・(2)
【0012】この電圧eは、バンドパスフィルタ12及
び積分器6で適正なレベルの電圧に調整されて、A/D
変換器7に入力される。
【0013】CPU8は、A/D変換器7のディジタル
データを積分するなどの演算を行なう。
【0014】バンドパスフィルタ12の入力電圧は、ロ
ゴスキーコイル2に流れる電流を微分した成分と、直流
電源10により発生する直流成分とからなるが、バンド
パスフィルタ12は、ロゴスキーコイル2の信号電圧中
から直流成分と高周波ノイズ成分とを除去し、また交流
抵抗Zにより信号成分が直流電源10により短絡させる
ことなく、信号成分eのみが通過する。つまり、バンド
パスフィルタ12により直流電源10から直流電圧を印
加した影響は除去される。
【0015】積分回路6で導体1に流れる電流と同一の
波形に変換された信号(∫edt)は、A/D変換器7
でディジタル信号に変換され、CPU8に送られる。
【0016】このCPU8の温度測定回路86は、直流
電流検出器11の信号Iと、あらかじめ分かっている直
流電源10の電源電圧Vに基づき、以下の式(3)か
ら、ロゴスキーコイル2の内部抵抗Rを算出する。
【0017】 R=V/I ・・・(3)
【0018】ロゴスキーコイル2の材質の温度係数か
ら、同時に温度を求めることも可能である。
【0019】また、CPU8の演算回路87は、温度測
定回路86が算出したロゴスキーコイル2の内部抵抗R
と、既知のバンドパスフィルタ12の入力抵抗値r、及
びA/D変換器7からの信号データ(∫edt)を用
い、導体1の電流値は∫Edtであるから、式(2)を
用いて、以下の式(4)から導体1の電流値を求める。
【0020】 ∫Edt=[(R+r)/r]∫edt ・・・(4)
【0021】これによって、温度変化による内部抵抗R
が変化しても、常に、その時のRの値を計算式に用いる
ことで、抵抗Rの変化の影響を除去したロゴスキーコイ
ル2の電流値を求めることができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電流検出システムでは、直流電流検出器11やその演算
回路87など、検出補正のためだけの構成部品を必要と
し、容積増加、コストアップ、故障率アップという問題
点があった。
【0023】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、旧来の電流検出システムの基本構
成部品のみで、ロゴスキーコイルの内部抵抗の変動によ
る電流検出誤差を防止することができ、低減することが
できる電流検出システムを得ることを目的とする。
【0024】旧来の積分回路6を詳細に説明すると、図
6に示すように、積分回路6は必ずZeroキャンセル
回路61を持つ。これは、バンドパスフィルタ12等に
より積分回路6の入力に直流成分が存在した場合、この
直流成分を除去しないで積分すると積分回路6が暴走し
てしまうため、暴走を回避するために必ず必要となる基
本的な回路である。本発明においては、このZeroキ
ャンセル回路61を用いて温度補償をも行なうことによ
り、少ない追加部品で高精度化の実現を図っている。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電流検出
システムは、電流が流れる導体の周囲を取り囲むように
配置したロゴスキーコイルと、前記ロゴスキーコイルに
直流電流を重畳させる直流電流源と、前記ロゴスキーコ
イルの出力電圧を所定の電圧レベルに増幅する電圧増幅
回路と、前記電圧増幅回路の出力からDC成分をキャン
セルするZeroキャンセル回路と、前記直流電流源の
直流電流、及び前記Zeroキャンセル回路から得られ
るDC成分に基づいて前記ロゴスキーコイルの内部抵抗
を求め、このときの前記ロゴスキーコイルの温度を求め
る温度情報演算部と、前記Zeroキャンセル回路の出
力を積分した値に、前記温度情報演算部により求めた前
記内部抵抗及び前記温度に基づいて温度補正を行って前
記導体に流れる電流値を演算する電流値演算部とを備え
たものである。
【0026】また、この発明に係る電流検出システム
は、前記Zeroキャンセル回路を、アナログ回路と
し、前記温度情報演算部、及び前記電流値演算部を、デ
ィジタル回路としたものである。
【0027】また、この発明に係る電流検出システム
は、前記Zeroキャンセル回路、前記温度情報演算
部、及び前記電流値演算部を、ディジタル回路としたも
のである。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1に係る電流検出システムについて図面を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る
電流検出システムの構成を示す図である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0029】図1において、1は電流検出対象である導
体、2はこの導体1の周囲を取り囲むように取り付けた
ロゴスキーコイル、3はロゴスキーコイル2に直流電流
を流す直流電流源、4はロゴスキーコイル2の出力電圧
を適正なレベルに増幅する電圧増幅回路、5は電圧増幅
回路4の出力を受け、自身の出力を積分して電流補正値
を含むDC成分を得、これをフィードバックしてDC成
分をキャンセルするZeroキャンセル回路、6AはZ
eroキャンセル回路5の出力を積分する積分回路、7
は積分回路6Aの出力値をディジタル信号に変換するA
/D変換器、9はZeroキャンセル回路5のアナログ
出力値をディジタル信号に変換するA/D変換器、8A
はA/D変換器7の出力とA/D変換器9の出力を取り
込むCPUである。
【0030】また、同図において、CPU8Aは、A/
D変換器7の出力から導体1に流れる電流値を演算する
電流演算部81と、A/D変換器9の出力からロゴスキ
ーコイル2の温度情報や内部抵抗を演算する温度情報演
算部82とを有する。
【0031】つぎに、この実施の形態1に係る電流検出
システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0032】図3は、この発明の実施の形態1に係る電
流検出システムの電圧増幅回路の出力電圧波形を示す図
である。
【0033】図3において、aはロゴスキーコイル起電
圧の0レベル、bは電圧増幅回路出力の0レベルをそれ
ぞれ示す。
【0034】電圧増幅回路4の出力電圧は、図3に示す
ように、ロゴスキーコイル2に誘起される電圧Eと、直
流電流源3により重畳されるDC電圧vdcの和(E+
vdc)となり現れる。また、同図に示すように、交流
成分のゼロレベルaと、電圧増幅回路4の出力電圧のゼ
ロレベルbとの差がvdcである。
【0035】図4は、この発明の実施の形態1に係る電
流検出システムのZeroキャンセル回路における積分
回路の出力波形を示す図である。
【0036】Zeroキャンセル回路5における積分回
路52の出力vdcは、図4に示すように、重畳された
DC電圧分が加算され上昇していくが、フィードバック
して電圧増幅回路4の出力電圧から差し引くことにより
vdcは徐々に減少し、ある時間後にはほぼゼロとな
り、DC成分vdcをキャンセルする動作となる。
【0037】ところで、DC成分vdcは、直流電流源
3が重畳させる電流iとロゴスキーコイル2の温度によ
り変化する内部抵抗Rtにより、以下に示す式のように
表される。
【0038】vdc=iRt
【0039】直流電流源3の電流iは、一定であるの
で、CPU8Aの温度情報演算部82では、Zeroキ
ャンセル回路5の積分回路52の出力vdcに基づき、
以下の式でロゴスキーコイル2の内部抵抗値Rtが得ら
れる。
【0040】Rt=vdc/i
【0041】また、ロゴスキーコイル2の材質の温度係
数は、既知であるので、温度情報演算部82では、上記
ロゴスキーコイル2の内部抵抗値Rtを得ることによ
り、内部抵抗値Rtを得た時の温度tが求められる。
【0042】図5は、この発明の実施の形態1に係る電
流検出システムのロゴスキーコイルの温度特性を示す図
である。
【0043】CPU8Aに取り込まれる電流値は、ロゴ
スキーコイル2の内部抵抗値Rtの変動を含んでいるた
め、上記電流値演算をCPU8A内の電流値演算部81
で行なう。ロゴスキーコイル2の電流値Iは、電流値演
算部81で以下の式から求める。
【0044】I=∫Edt/Rt
【0045】また、図5に示すような既知のロゴスキー
コイル2の温度特性により、温度tによる補正量を得
て、電流値に補正係数Kをかけることにより、温度に依
存しない電流値を得ることが可能となる。
【0046】I=∫Edt/Rt・K
【0047】これによって、温度変化によりロゴスキー
コイル2の出力電圧が変化しても、本実施の形態1の回
路構成によってその影響を除去したロゴスキーコイル2
の電流値を求めることができる。
【0048】すなわち、従来のロゴスキーコイルを用い
た電流検出システムでは、ロゴスキーコイル2が温度変
化の影響を受けて測定結果が変動する問題が有る。電流
測定精度を良くするため、検出器など測定用の構成部品
の追加が必要であった。この実施の形態1では、部品構
成を簡素化するシステムを提供するものである。つま
り、ロゴスキーコイル2に並列に直流電流源3を接続
し、ロゴスキーコイル2に直流電流を流してDC成分を
重畳させる。この直流電流分は、温度変化情報としてロ
ゴスキーコイル出力に加算される。ロゴスキーコイル出
力からZeroキャンセル回路5において上記温度変化
情報を自身の積分により抽出して変化分をキャンセルす
る。これにより、温度変化分の除去された導体電流検出
値が得られる。
【0049】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係る電流検出システムについて図面を参照しながら説明
する。図2は、この発明の実施の形態2に係る電流検出
システムの構成を示す図である。
【0050】図2において、1は電流検出対象である導
体、2はこの導体1の周囲を取り囲むように取り付けた
ロゴスキーコイル、3はロゴスキーコイル2に直流電流
を流す直流電流源、4はロゴスキーコイル2の出力電圧
を適正レベルに増幅する電圧増幅回路、7Aは電圧増幅
回路4の出力をディジタル信号に変換するA/D変換
器、8BはA/D変換器7Aの出力を取り込むCPUで
ある。
【0051】また、同図において、CPU8Bは、A/
D変換器7Aの出力に自身の積分結果を加減算してDC
成分をキャンセルする加減算部83と、この加減算部8
3に入力する信号の積分を行う積分部84と、加減算部
83の出力を積分する積分部85と、この積分部85の
出力から導体1に流れる電流値を演算する電流値演算部
81と、積分部84の出力からロゴスキーコイル2の温
度や内部抵抗値を演算する温度情報演算部82とを有す
る。
【0052】この実施の形態2においては、上記実施の
形態1におけるZeroキャンセル回路5、及び積分回
路6Aにおいてアナログ処理していたものを、CPU8
B内でディジタル処理しているものである。
【0053】Zeroキャンセル回路がディジタル化さ
れているため、この回路自身のゼロドリフトが無く、よ
り正確な温度補償が実現可能となる。
【0054】
【発明の効果】この発明に係る電流検出システムは、以
上説明したとおり、電流が流れる導体の周囲を取り囲む
ように配置したロゴスキーコイルと、前記ロゴスキーコ
イルに直流電流を重畳させる直流電流源と、前記ロゴス
キーコイルの出力電圧を所定の電圧レベルに増幅する電
圧増幅回路と、前記電圧増幅回路の出力からDC成分を
キャンセルするZeroキャンセル回路と、前記直流電
流源の直流電流、及び前記Zeroキャンセル回路から
得られるDC成分に基づいて前記ロゴスキーコイルの内
部抵抗を求め、このときの前記ロゴスキーコイルの温度
を求める温度情報演算部と、前記Zeroキャンセル回
路の出力を積分した値に、前記温度情報演算部により求
めた前記内部抵抗及び前記温度に基づいて温度補正を行
って前記導体に流れる電流値を演算する電流値演算部と
を備えたので、旧来の電流検出システムの基本構成部品
のみで、ロゴスキーコイルの内部抵抗の変動による電流
検出誤差を防止することができ、低減することができる
という効果を奏する。
【0055】また、この発明に係る電流検出システム
は、前記Zeroキャンセル回路を、アナログ回路と
し、前記温度情報演算部、及び前記電流値演算部を、デ
ィジタル回路としたので、旧来の電流検出システムの基
本構成部品のみで、ロゴスキーコイルの内部抵抗の変動
による電流検出誤差を防止することができ、低減するこ
とができるという効果を奏する。
【0056】また、この発明に係る電流検出システム
は、前記Zeroキャンセル回路、前記温度情報演算
部、及び前記電流値演算部を、ディジタル回路としたの
で、Zeroキャンセル回路のゼロドリフトが無く、よ
り正確な温度補償ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る電流検出シス
テムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る電流検出シス
テムの構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る電流検出シス
テムの電圧増幅回路の出力電圧波形を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る電流検出シス
テムのZeroキャンセル回路における積分回路の出力
波形を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係る電流検出シス
テムのロゴスキーコイルの温度特性を示す図である。
【図6】 従来の電流検出システムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 導体、2 ロゴスキーコイル、3 直流電流源、4
電圧増幅回路、5Zeroキャンセル回路、6A 積
分回路、7、7A A/D変換器、8A、8B CP
U、9 A/D変換器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流が流れる導体の周囲を取り囲むよう
    に配置したロゴスキーコイルと、 前記ロゴスキーコイルに直流電流を重畳させる直流電流
    源と、 前記ロゴスキーコイルの出力電圧を所定の電圧レベルに
    増幅する電圧増幅回路と、 前記電圧増幅回路の出力からDC成分をキャンセルする
    Zeroキャンセル回路と、 前記直流電流源の直流電流、及び前記Zeroキャンセ
    ル回路から得られるDC成分に基づいて前記ロゴスキー
    コイルの内部抵抗を求め、このときの前記ロゴスキーコ
    イルの温度を求める温度情報演算部と、 前記Zeroキャンセル回路の出力を積分した値に、前
    記温度情報演算部により求めた前記内部抵抗及び前記温
    度に基づいて温度補正を行って前記導体に流れる電流値
    を演算する電流値演算部とを備えたことを特徴とする電
    流検出システム。
  2. 【請求項2】 前記Zeroキャンセル回路は、アナロ
    グ回路であり、 前記温度情報演算部、及び前記電流値演算部は、ディジ
    タル回路であることを特徴とする請求項1記載の電流検
    出システム。
  3. 【請求項3】 前記Zeroキャンセル回路、前記温度
    情報演算部、及び前記電流値演算部は、ディジタル回路
    であることを特徴とする請求項1記載の電流検出システ
    ム。
JP2001283708A 2001-09-18 2001-09-18 電流検出システム Pending JP2003090851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283708A JP2003090851A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 電流検出システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001283708A JP2003090851A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 電流検出システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003090851A true JP2003090851A (ja) 2003-03-28

Family

ID=19107159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001283708A Pending JP2003090851A (ja) 2001-09-18 2001-09-18 電流検出システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003090851A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005113969A1 (ja) * 2004-05-20 2005-12-01 Honda Motor Co., Ltd. 筒内圧センサの故障を判定する装置および方法
CN100439926C (zh) * 2006-03-31 2008-12-03 北京万工科技有限公司 用于洛高夫斯基(Rogowski)线圈的积分器及其实现方法
JP2009133783A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Panasonic Electric Works Co Ltd 電流センサ
DE102011082172A1 (de) * 2011-09-06 2013-03-07 Siemens Aktiengesellschaft Leistungsschalter sowie Verfahren zum Überprüfen eines Rogowskiwandlers in einem Leistungsschalter
JP2013061322A (ja) * 2011-08-25 2013-04-04 Mitsubishi Electric Corp 直流電流検出装置
US20170122995A1 (en) * 2015-10-30 2017-05-04 Landis+Gyr, Inc. Method and arrangement for detecting a meter maintenance condition using winding resistance
CN109765422A (zh) * 2018-12-29 2019-05-17 华为数字技术(苏州)有限公司 电流检测系统、检测电流的方法和检测装置
JP2023509003A (ja) * 2019-12-31 2023-03-06 イートン インテリジェント パワー リミテッド 中電圧ケーブル区画に設置するためのセンサ部、及び当該センサ部を備える中電圧回路内の電圧を測定するためのデバイス

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7757545B2 (en) 2004-05-20 2010-07-20 Honda Motor Co., Ltd. Device and method for determining trouble of cylinder pressure sensor
WO2005113969A1 (ja) * 2004-05-20 2005-12-01 Honda Motor Co., Ltd. 筒内圧センサの故障を判定する装置および方法
CN100439926C (zh) * 2006-03-31 2008-12-03 北京万工科技有限公司 用于洛高夫斯基(Rogowski)线圈的积分器及其实现方法
JP2009133783A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Panasonic Electric Works Co Ltd 電流センサ
JP2013061322A (ja) * 2011-08-25 2013-04-04 Mitsubishi Electric Corp 直流電流検出装置
US8970224B2 (en) 2011-09-06 2015-03-03 Siemens Aktiengesellschaft Circuit breaker and method for checking a Rogowski converter in a circuit breaker
DE102011082172A1 (de) * 2011-09-06 2013-03-07 Siemens Aktiengesellschaft Leistungsschalter sowie Verfahren zum Überprüfen eines Rogowskiwandlers in einem Leistungsschalter
DE102011082172B4 (de) 2011-09-06 2021-10-07 Siemens Aktiengesellschaft Leistungsschalter sowie Verfahren zum Überprüfen eines Rogowskiwandlers in einem Leistungsschalter
US20170122995A1 (en) * 2015-10-30 2017-05-04 Landis+Gyr, Inc. Method and arrangement for detecting a meter maintenance condition using winding resistance
US10371739B2 (en) * 2015-10-30 2019-08-06 Landis+Gyr Llc Arrangement for detecting a meter maintenance condition using winding resistance
US10955491B2 (en) 2015-10-30 2021-03-23 Landis+Gyr, Inc. Method for detecting a meter maintenance condition using winding resistance
CN109765422A (zh) * 2018-12-29 2019-05-17 华为数字技术(苏州)有限公司 电流检测系统、检测电流的方法和检测装置
US11933820B2 (en) 2018-12-29 2024-03-19 Huawei Digital Power Technologies Co., Ltd. Current detection system, current detection method, and detection apparatus
JP2023509003A (ja) * 2019-12-31 2023-03-06 イートン インテリジェント パワー リミテッド 中電圧ケーブル区画に設置するためのセンサ部、及び当該センサ部を備える中電圧回路内の電圧を測定するためのデバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5464389B2 (ja) バッテリー電圧の影響を受けない絶縁抵抗測定回路
US8319507B2 (en) System and method for sensing an amplifier load current
JP2004132790A (ja) 電流センサ
CN111521856B (zh) 用于测量直流电流和交流电流的传感器设备
JP4825890B2 (ja) 電流積算回路装置およびこれを用いた二次電池パック
JP2003090851A (ja) 電流検出システム
JPH10253701A (ja) 半導体試験装置
JP2007078374A (ja) 直流電流計測装置および計測方法
JP3099336B2 (ja) 電磁型デジタル電流検出器
JP3501401B2 (ja) インピーダンス検出回路、インピーダンス検出装置、及びインピーダンス検出方法
JP2000310654A (ja) 電流検出システム
JP4562551B2 (ja) インピーダンス検出装置
JP7181742B2 (ja) 電流入力回路及び電力測定器
JP2846302B2 (ja) 磁気−誘導式の流量計の測定増幅装置
JP2001343401A (ja) 電流検出装置
JPH10281709A (ja) 動歪み計測装置及び動歪み計測方法
JP4748676B2 (ja) 電流検出装置
JP2017142068A (ja) 電流センサ及びそのフィルタリング方法
JPS5868615A (ja) 磁気式ロ−タリ・エンコ−ダの出力回路
JP3978672B2 (ja) 電圧印加電流測定器
JP7146560B2 (ja) 電圧測定装置
JPH10281806A (ja) 信号処理装置及び測定器
JP2005098896A (ja) 電圧印加装置
JP3156331B2 (ja) 測定装置
JP2004251625A (ja) 電池用内部インピーダンス測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040128