JP2003090641A - 冷却システム及びその運転方法 - Google Patents
冷却システム及びその運転方法Info
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Abstract
用できる冷却システムを提供する。 【解決手段】 蒸発器10,圧縮機11,凝縮器12の
順に熱媒を循環させて,蒸発器10にて系外の冷媒を冷
却する冷凍サイクル2と,蒸発器35,タービン36,
凝縮器37の順に熱媒を循環させて,タービン36にて
回転動力を取り出す動力サイクル3を備え,動力サイク
ル3のタービン36にて取り出した回転動力を,冷凍サ
イクル2の圧縮機11に伝達させる冷却システム1であ
る。動力サイクル3の凝縮器37では自然界の冷熱を利
用して熱媒を冷却し,蒸発器35では排熱を利用して熱
媒を加熱することができる。一方,冷凍サイクル2の凝
縮器12では自然界の冷熱を利用して熱媒を冷却するこ
とができる。
Description
ョンシステムから排出される排熱や自然界の冷熱,各種
排熱を有効に利用して,系外の冷媒を冷却することが可
能な冷却システムとその運転方法に関する。
いて,冷媒蒸気圧縮冷凍方式を利用して系外の冷媒を冷
却することが一般に行われている。また従来より,雪氷
などの自然界で発生した熱源や,各種プラントや産業設
備などからの排熱を利用した各種システムが提案されて
いる。
は,このような未利用エネルギーの活用は極一部に限ら
れており,なかなか活用されていなかった。例えば各種
プラントや産業設備などから排出される低温度レベルの
温水は,熱源として利用することが難しかった。このよ
うに排出された低温度レベルの温水をそのまま廃棄する
と,地球温暖化を助長することにもなってしまう。
ステムから排出される排熱や自然界で得られる冷熱,各
種排熱を有効に利用できる冷却システムを提供すること
にある。
発明によれば,蒸発器,圧縮機,凝縮器の順に熱媒を循
環させて,蒸発器にて系外の冷媒を冷却する冷凍サイク
ルと,蒸発器,タービン,凝縮器の順に熱媒を循環させ
て,タービンにて回転動力を取り出す動力サイクルを備
え,前記動力サイクルのタービンにて取り出した回転動
力を,前記冷凍サイクルの圧縮機に伝達させる構成とし
たことを特徴とする,冷却システムが提供される。
ルの凝縮器では例えば自然界の冷熱を利用して熱媒を冷
却し,動力サイクルの蒸発器では例えば従来捨てられて
いた低温排熱を利用して熱媒を加熱することができる。
一方,冷凍サイクルの凝縮器では例えば自然界の冷熱を
利用して熱媒を冷却することができる。このように,従
来の未利用エネルギーをシステムに取り入れて活用する
ことができる。
冷却塔に循環させた冷却水などを利用して熱媒を冷却
し,凝縮させる。この場合,冷却塔において気化蒸発作
用で潜熱を奪う「外気」が自然界の冷熱である。他に海
水,地中と土壌との冷熱などが自然界の冷熱として例示
される。そして,動力サイクルでは,この凝縮させた熱
媒を蒸発器に送り,例えば排熱などを利用して熱媒を加
熱し,蒸発させる。この場合,例えば85℃程度の排熱
により熱媒を加熱し,蒸発させることが可能である。こ
のため,従来利用困難であったコージェネレーションか
らの低温度レベルの排熱や工場などのプロセス排熱,暖
房や給湯などの他用途に使った後の,いわば排排熱など
でも加熱源に利用でき,低温度レベルの廃熱を有効利用
することが可能となる。なお,このように凝縮器から蒸
発器に熱媒を送るために,例えば送液ポンプを設けても
良い。また,高低差などを利用して,凝縮器から蒸発器
に熱媒を送液するようにしても良い。
器で蒸発させた熱媒の機械的エネルギーによって,ター
ビンを回転駆動させ,後述する冷凍サイクルのために動
力を取り出す。こうして,タービンにより回転動力を取
り出した後,熱媒(蒸気)は凝縮器に送られ,例えば自
然界の冷熱を利用することにより,熱媒は冷却され,再
び凝縮させられる。
熱媒を冷却し,凝縮させる。この場合も,外気等の自然
界の冷熱を利用して熱媒を冷却し,凝縮させることが可
能である。そして,凝縮させた熱媒を蒸発器に送り,系
外の冷媒と熱交換させて熱媒を蒸発させる。こうして,
冷凍サイクルでは,凝縮器において熱媒を系外の冷媒と
熱的に接触(熱交換)させ,系外の冷媒から熱を奪って
冷媒を蒸発させることにより,系外の冷媒を冷却する。
これにより,例えば冷水を作り出し,作り出した冷水を
冷房等に利用したり,ブラインを通液して冷却し,製氷
に供することができる。
させた熱媒(蒸気)を,圧縮機によって圧縮する。この
場合,圧縮機には,先に説明した動力サイクルのタービ
ンによって取り出された回転動力が伝達されている。こ
れにより,冷凍サイクルの圧縮機では,動力サイクルか
ら供給された回転動力と,必要に応じて供給される外部
動力により,熱媒(蒸気)を圧縮させることができる。
こうして高温高圧の状態で,凝縮器に送り込まれた熱媒
(蒸気)は,再び自然界の冷熱などを利用して冷却さ
れ,凝縮させられる。
から供給された回転動力を冷凍サイクルの圧縮機で利用
することにより,外部動力の消費量をなるべく低減させ
ることができる。このため,この冷却システムによれ
ば,自然界で得られる冷熱や各種排熱を利用して,系外
の冷媒を冷却し,冷房等に供給することができる。これ
により,自然界で得られる冷熱や各種排熱を有効に利用
できるようになる。また,低温度レベルの温水などから
も熱を得ることができるので,地球温暖化の防止にも役
立つ。
クルのタービンにて取り出した回転動力を,クラッチを
介して,前記冷凍サイクルの圧縮機に伝達させる構成と
しても良い。そうすれば,動力サイクルから冷凍サイク
ルへの回転動力の供給を,適宜ON/OFFさせること
ができるようになる。
態を,図面を参照にして説明する。図1は,本発明の実
施の形態にかかる冷却システム1の基本構成を示す説明
図である。この冷却システム1は,系外の冷媒を冷却す
る冷凍サイクル2と,回転動力を取り出す動力サイクル
3を備えている。
1及び凝縮器12を備えている。また,これら蒸発器1
0,圧縮機11及び凝縮器12の順に熱媒を循環させる
ための,管路13が設けられている。熱媒は,例えばフ
ロン系冷媒のように液−ガスの相変化をするものが採用
される。
環させられる熱媒と系外の冷媒を熱交換させることによ
り,冷凍サイクル2の熱媒を加熱して蒸発させ,一方
で,系外の冷媒を冷却するものである。蒸発器10は,
その内部にコイル15を備えており,例えば冷房に利用
される冷水などといった系外の冷媒が,往管16及び復
管17を介して,コイル15に循環供給されている。蒸
発器10では,コイル15の表面に冷凍サイクル2の熱
媒(液)を供給することにより,往管16及び復管17
を介してコイル15内に通液される系外の冷媒と熱交換
させる。
させられた熱媒(蒸気)を圧縮して,高温高圧の状態に
するものである。圧縮機11には,後に説明する動力サ
イクル3においてタービン36で取り出した回転動力
が,軸20を介して伝達されている。軸20には,クラ
ッチ21が介在しており,動力サイクル3のタービン3
6から冷凍サイクル2の圧縮機11への回転動力の供給
を,このクラッチ21を操作することにより,適宜ON
/OFFできるようになっている。
モーター22の回転動力を,軸23を介して伝達できる
ようになっている。圧縮機11は,こうして動力サイク
ル3のタービン36から供給された回転動力と,必要に
応じてモーター22から供給される外部動力により,熱
媒(蒸気)を圧縮させる。
て,高温高圧の状態にされた熱媒(蒸気)を冷却し,凝
縮させるものである。凝縮器12は,コイル25を備え
ており,このコイル25には,例えば冷却塔で冷却され
た約32℃程度の冷却水が,往管26及び復管27を介
して循環供給されている。凝縮器12では,コイル25
の表面に熱媒(蒸気)を供給することにより,これら往
管26及び復管27を介して供給される冷却水と熱媒を
熱交換させる。なお,これら往管26及び復管27に,
流量調整用の弁28,29が設けてある。
路13には膨張弁30が設けられている。この膨張弁3
0を開くことにより,管路13を経て,凝縮器12から
蒸発器10に熱媒が流量を調節されて送られるようにな
っている。
ービン36及び凝縮器37を備えている。また,これら
蒸発器35,タービン36及び凝縮器37の順に熱媒を
循環させるための,管路38が設けられている。
環させられる熱媒を,例えば85℃程度の排熱などを利
用して加熱し,熱媒を蒸発させるものである。蒸発器3
5は,その内部にコイル40を備えており,例えばコー
ジェネレーションからの低温度レベルの排熱や工場など
のプロセス排熱,またはそれらを暖房や給湯などの他用
途に使った後の,いわば排排熱などを得た温水が,往管
41及び復管42を介して,コイル40に循環供給され
ている。こうしてコイル40に供給される温水は,50
℃以上100℃未満である。蒸発器35では,コイル4
0の表面に動力サイクル3の熱媒(液)を供給すること
により,往管41及び復管42を介してコイル40内に
供給される排熱と熱交換させる。
加熱され,蒸発した熱媒(蒸気)の圧力を受けて機械的
エネルギーによって,タービン36を回転駆動させ,動
力を取り出すものである。このタービン36で取り出さ
れた回転動力は,先に説明したように,冷凍サイクル2
の圧縮機11に,軸20を介して入力されるようになっ
ている。
転動力を取り出した後に,熱媒(蒸気)を冷却し,凝縮
させるものである。凝縮器37は,その内部にコイル4
5を備えており,このコイル45には,例えば冷却塔で
冷却された約32℃程度の冷却水が,往管46及び復管
47を介して循環供給されている。凝縮器37では,コ
イル45の表面に熱媒(蒸気)を供給することにより,
これら往管46及び復管47を介してコイル45内に通
液される冷却水と熱媒を熱交換させる。
路38には送液ポンプ50と弁51が設けられている。
この送液ポンプ50の稼動により,管路38を経て,凝
縮器37から蒸発器35に熱媒が送られるようになって
いる。なお,送液ポンプ50を省略して,例えば高低差
などを利用して,凝縮器37から蒸発器35に熱媒を送
液するようにしても良い。
施の形態にかかる冷却システム1にあっては,動力サイ
クル3の凝縮器37では,例えば冷却塔に循環させた冷
却水などを利用して熱媒(蒸気)を冷却し,凝縮させ
る。そして,この凝縮させた熱媒(液)をポンプ50の
稼動によって蒸発器35に送り,例えば排熱などを利用
して熱媒を加熱し,蒸発させる。この場合,コージェネ
レーションから廃棄された例えば85℃程度の排熱によ
り熱媒を加熱し,蒸発させることが可能である。
た熱媒の機械的エネルギーによって,タービン36を回
転駆動させ,動力を取り出す。こうして,タービン36
により取り出された回転動力は,軸20を介して,冷凍
サイクル2の圧縮機11に入力される。また,動力サイ
クル3において,このようにタービン36で回転動力を
取り出した後,熱媒(蒸気)は凝縮器37に送られ,再
び冷却され,凝縮させられる。
おいて,例えば冷却塔に循環させた冷却水などを利用し
て熱媒(蒸気)を冷却し,凝縮させる。この実施の形態
では,凝縮器12にて熱媒を冷却する冷却水として,動
力サイクル3の凝縮器37にて熱媒を冷却する冷却水を
共用しており,往管26及び復管27に設けた弁28,
29を調節することにより,凝縮器12に供給される冷
却水の流量が調整される。そして,凝縮させた熱媒を,
膨張弁30を経て蒸発器10に送り,例えば冷房(製
氷)に利用される冷水(ブライン)などといった系外の
冷媒と熱交換させ,系外の冷媒から熱を奪うことにより
熱媒を蒸発させる。こうして,冷凍サイクル2では,凝
縮器12において熱媒を系外の冷媒と熱的に接触(熱交
換)させることにより,系外の冷媒を冷却する。これに
より,例えば冷水を作り出し,作り出した冷水を冷房等
に利用することができる。
で蒸発させた熱媒を圧縮機11に送り,熱媒(蒸気)を
圧縮して高温高圧の状態にさせる。この場合,圧縮機1
1は,動力サイクル3のタービン36で取り出し,軸2
0を介して伝達された回転動力と,必要に応じてモータ
22から軸23を介して伝達された外部動力により,熱
媒(蒸気)を圧縮させることができる。こうして高温高
圧の状態となった熱媒(蒸気)が,凝縮器12に送り込
まれ,再び冷却塔に循環させた冷却水などを利用して冷
却され,凝縮させられる。
ル3から供給された回転動力を冷凍サイクル2の圧縮機
11で利用することにより,モーター22から供給され
る外部動力の消費量を可及的に低減させることができ
る。自然界で得られる冷熱や各種排熱を利用して,系外
の冷媒を冷却し,冷房等に供給することができ,自然界
の冷熱や各種排熱を有効に利用できるようになる。ま
た,低温度レベルの温水などからも熱を得ることができ
るので,地球温暖化の防止にも役立つ。
0に設けられたクラッチ21を切ることにより,動力サ
イクル3のタービン36にて取り出した回転動力が,冷
凍サイクル2の圧縮機11に伝達しない状態とすること
もできる。このようにクラッチ21を切って場合は,冷
凍サイクル2を通常の冷凍サイクル(動力サイクル3で
得られる回転動力を利用しない冷凍サイクル)として運
転することが可能である。また,コージェネレーション
システムに動力サイクル3を接続すれば,動力サイクル
3の中で排熱が冷却されて戻されるので,常に安定して
発電機の冷却が繰り返し行われる。排熱が移された温水
等の熱媒の循環により,24時間運転も可能である。
を示したが,本発明はここに例示した形態に限定されな
い。例えば,動力サイクルの蒸発器において熱媒を加
熱,蒸発させるために,コージェネレーションシステム
の排熱の他,清掃工場の排熱,その他の高温の都市排熱
等を利用したり,他の設備で利用した後の排熱を更にカ
スケード利用することもできる。また,冷凍サイクルの
凝縮器や動力サイクルの凝縮器で熱媒を冷却,凝縮させ
るのに,冷却塔からの冷却水に代えて,井水,河川水,
雑用水(中水),雪,つららなども利用できる。また,
図示の形態では,冷凍サイクルの凝縮器と動力サイクル
の凝縮器に共通の冷却水を導入する例を説明したが,冷
凍サイクルの凝縮器と動力サイクルの凝縮器にそれぞれ
別の冷却水を導入するように構成しても良い。更に,本
発明の冷却システムで−5℃程度の冷水を製造し,この
冷水を用いて様々な氷蓄熱システムを構築することも可
能である。
に示すモリエ線図により,エネルギー効率を試算した。
使用冷媒は,R−123である。 冷凍サイクル2の蒸発器10の入口aにおいて;熱媒の
温度−7℃,圧力0.25kg/cm2,エンタルピ
108.5kal/kg 冷凍サイクル2の蒸発器10の出口bにおいて;熱媒の
温度−7℃,圧力0.25kg/cm2,エンタルピ
141.5kal/kg 冷凍サイクル2の凝縮器12の入口cにおいて;熱媒の
温度40℃,圧力1.6kg/cm2,エンタルピ 1
51kal/kg 動力サイクル3の蒸発器35の入口dにおいて;熱媒の
温度40℃,圧力5kg/cm2,エンタルピ 10
8.5kal/kg 動力サイクル3の蒸発器35の出口eにおいて;熱媒の
温度80℃,圧力5kg/cm2,エンタルピ 153
kal/kg 動力サイクル3の凝縮器37の入口fにおいて;熱媒の
温度40℃,圧力1.6kg/cm2,エンタルピ 1
48kal/kg
0で500Rt規模の製氷能力を得るためには, 冷媒(ブライン)循環量:x=500×3024/(1
41.5−108.5)=45818kg/h 必要入熱:(151−141.5)×45818=43
5271kcal/h
を稼動するCGS投入熱量を求めると, 冷媒(ブライン)循環量:x=435271/(153
−148)=87054kg/h CGS(コージェネレーションシステム)排熱量:87
054×(153−108.5)=3873903kc
al/h
能力(−5℃)を得るためのエネルギー効率は, 500×3024/3873903=0.39
から排液される85℃の温水を利用して−5℃の冷水を
製造でき,その時のエネルギー効率(出熱/投入熱(C
GS排熱))は,0.39程度である。これは,例えば
アンモニア吸収冷凍機などの他の冷却システムと比べて
ほとんど変わりはない。従って,コージェネレーション
排熱利用のひとつの形態と評価できると思われる。
や各種排熱を有効利用することにより,外部動力の消費
量をなるべく低減させて系外の冷媒を冷却し,冷房等に
供給することができる。また,低温度レベルの温水など
からも熱を得ることができるので,地球温暖化の防止に
も役立つ。
本構成を示す説明図である。
試算するためのモリエ線図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 蒸発器,圧縮機,凝縮器の順に熱媒を循
環させて,蒸発器にて系外の冷媒を冷却する冷凍サイク
ルと,蒸発器,タービン,凝縮器の順に熱媒を循環させ
て,タービンにて回転動力を取り出す動力サイクルを備
え,前記動力サイクルのタービンにて取り出した回転動
力を,前記冷凍サイクルの圧縮機に伝達させる構成とし
たことを特徴とする,冷却システム。 - 【請求項2】 前記動力サイクルのタービンにて取り出
した回転動力を,クラッチを介して,前記冷凍サイクル
の圧縮機に伝達させる構成としたことを特徴とする,請
求項1に記載の冷却システム。 - 【請求項3】 請求項1又は2の冷却システムを運転す
る方法であって,前記動力サイクルの凝縮器では自然界
の冷熱を利用して熱媒を冷却し,蒸発器では排熱を利用
して熱媒を加熱し,前記冷凍サイクルの凝縮器では自然
界の冷熱を利用して熱媒を冷却させることを特徴とす
る,運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281393A JP2003090641A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 冷却システム及びその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001281393A JP2003090641A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | 冷却システム及びその運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=19105225
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2003090641A (ja) |
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