JP2003090611A - 給湯システム - Google Patents

給湯システム

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JP2003090611A JP2001283067A JP2001283067A JP2003090611A JP 2003090611 A JP2003090611 A JP 2003090611A JP 2001283067 A JP2001283067 A JP 2001283067A JP 2001283067 A JP2001283067 A JP 2001283067A JP 2003090611 A JP2003090611 A JP 2003090611A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】設置される給湯器の機能に応じて給湯接続ユニ
ットの機能を最大限に発揮させることのできる給湯シス
テムを提供する。 【解決手段】主熱源としての給湯器30と、太陽熱利用
温水器10によって生成された温水を貯留する蓄熱槽1
4と、蓄熱槽14から送出された温水に必要に応じて上
水を混合することで目標温度(給湯設定温度または固定
温度)の温水を給湯器30に送出する混合調節弁21が
搭載された給湯接続ユニット20とを備えている。給湯
接続ユニット20及び給湯器30には、相互に通信可能
なコントローラ20a、30aがそれぞれ搭載されてお
り、給湯接続ユニット20に搭載されたコントローラ2
0aは、給湯器30に搭載されたコントローラ30aか
ら取得した給湯器30の機種データに基づいて、給湯器
30が有する機能に応じて給湯接続ユニット20を制御
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、太陽熱等の補助
熱源によって生成された温水を蓄熱槽に貯留しておき、
この温水を、上水と混合可能な給湯接続ユニットを介し
て、給湯器に送出するようにした給湯システムに関す
る。 【0002】 【従来の技術】補助熱源を利用した給湯システムとして
は、例えば、太陽熱を利用して温水を生成する太陽熱利
用温水器と給湯器とを組み合わせた給湯システムが従来
から一般的に知られている。 【0003】こういった、給湯システムでは、太陽熱を
利用して生成された温水を貯留する蓄熱槽を備えている
太陽熱利用温水器と給湯器とが、給湯接続ユニットを介
して接続されており、給湯時には、太陽熱利用温水器の
蓄熱槽に貯留された温水が給湯接続ユニットを介して給
湯器に送出されるが、給湯接続ユニットは、蓄熱槽に貯
留された温水を単に給湯器に送出するだけではなく、必
要に応じて、蓄熱槽から送出される温水に上水を混合し
た状態で、給湯器に送出することができるように構成さ
れている。 【0004】従って、給湯器に対して設定された給湯設
定温度以上の温水が蓄熱槽に貯留されている場合は、給
湯接続ユニットが、蓄熱槽から送出される給湯設定温度
以上の温水と上水とを適宜混合することによって給湯設
定温度の温水を生成し、これを給湯器に送出する給湯設
定温度制御を行う。一方、給湯設定温度以上の温水が蓄
熱槽に貯留されていない場合は、給湯接続ユニットが、
蓄熱槽から送出される給湯設定温度を下回る温水を、上
水と適宜混合することによって、強制的に固定温度まで
下げた状態で給湯器に送出する固定温度制御を行い、給
湯器のバーナーを燃焼させることによって給湯設定温度
の温水を生成することになる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうい
った給湯システムには、特定機種の給湯器だけが設置さ
れるわけではなく、機能の異なる様々な機種の給湯器が
設置される可能性があるので、給湯接続ユニットが同一
の制御を行っていたのでは、給湯システム全体を効率よ
く運転することができないといった問題がある。 【0006】例えば、1つの熱交換器で給湯系統と追い
焚き系統の双方に対して加熱を行う1缶2水タイプの給
湯器が設置されている給湯システムにおいて、追い焚き
系統と給湯系統とを同時に使用する場合に、蓄熱槽に給
湯設定温度以上の温水が貯留されているからといって、
給湯接続ユニットが給湯設定温度制御を行い、給湯設定
温度の温水を給湯器に送出すると、送出された温水が追
い焚き系統を加熱している熱交換器によってさらに加熱
され、給湯設定温度以上にまで上昇してしまうので、そ
のような場合は、給湯接続ユニットが給湯設定温度制御
を行うのではなく、固定温度制御を行うことで給湯設定
温度を下回る固定温度にまで強制的に下げた状態の温水
を給湯器に送出しなければならない。 【0007】逆に、給湯系統及び追い焚き系統のそれぞ
れに対して個別に加熱することができるように2つの熱
交換器を備えている2缶2水タイプの給湯器が設置され
ている給湯システムにおいて、追い焚き系統と給湯系統
とを同時に使用する場合に、1缶2水タイプの給湯器が
設置されている給湯システムの場合と同様に、給湯接続
ユニットが固定温度制御を行うと、本来、給湯系統の熱
交換器が加熱しなくてもよいのに、給湯系統の熱交換器
が加熱することになり、蓄熱槽に貯留された温水を最大
限に利用した給湯運転を行うことができず、省エネルギ
効果が半減してしまうといった問題がある。 【0008】そこで、この発明の課題は、設置される給
湯器の機能に応じて給湯接続ユニットの機能を最大限に
発揮させることのできる給湯システムを提供することに
ある。 【0009】 【課題を解決するための手段及びその効果】上記の課題
を解決するため、この発明は、主熱源としての給湯器
と、補助熱源によって生成された温水を貯留する蓄熱槽
と、前記蓄熱槽から送出された温水に、必要に応じて上
水を混合して前記給湯器に送出する給湯接続ユニットと
を備えた給湯システムにおいて、前記給湯器及び前記給
湯接続ユニットには、相互に通信可能なコントローラが
それぞれ搭載されており、前記給湯接続ユニットに搭載
された前記コントローラは、前記給湯器に搭載された前
記コントローラから取得した前記給湯器の機種データに
基づいて、前記給湯器が有する機能に応じて前記給湯接
続ユニットを制御するようにしたことを特徴とする給湯
システムを提供するものである。 【0010】以上のように、この給湯システムでは、給
湯接続ユニットに搭載されたコントローラが、給湯器に
搭載されたコントローラから取得した給湯器の機種デー
タに基づいて、給湯器が有する機能に応じて給湯接続ユ
ニットを制御するようにしたので、設置された給湯器毎
に給湯接続ユニットが最適制御を行うことができ、蓄熱
槽に貯留された温水を最大限に利用した給湯運転を行う
ことが可能となる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は、補助熱源として太陽熱を利
用した給湯システム1の概略構成を示している。この給
湯システム1は、同図に示すように、太陽熱利用温水器
10と給湯器30とが給湯接続ユニット20を介して接
続されたものであり、太陽熱利用温水器10によって生
成された温水が給湯接続ユニット20を介して給湯器3
0に送出されるようになっている。 【0012】前記太陽熱利用温水器10は、ソーラー集
熱機11と密閉式の蓄熱槽14とを備えており、蓄熱槽
14には、その下端部に上水を供給するための給水管1
5が接続されていると共に、上端部には貯留された温水
を給湯接続ユニット20に送出するための温水供給管1
6が接続されている。 【0013】前記ソーラー集熱機11には、その入口側
と出口側とを接続するソーラー配管12によって熱媒体
の循環経路が形成されており、このソーラー配管12
は、部分的に蓄熱槽14内に導入された熱交換部13を
有している。従って、ソーラー集熱機11によって加熱
された熱媒体は、ソーラー配管12を通って蓄熱槽14
内に導かれ、熱交換部13で蓄熱槽14内の水と熱交換
を行うことで、蓄熱槽14内に温水が生成されるように
なっている。 【0014】前記給湯接続ユニット20は、同図に示す
ように、給水管22を介して供給される上水と、蓄熱槽
14から温水供給管16を介して供給される温水とを、
必要に応じて混合する混合調節弁21を備えており、蓄
熱槽14から送出された温水は、そのまま又は上水と適
宜混合された状態で混合調節弁21の出口側に接続され
た温水配管23を介して給湯器30に送出され、給湯器
30の熱交換器31を通って給湯されるようになってい
る。なお、混合調節弁21は、全開状態で、蓄熱槽14
から温水供給管16を介して送出される温水のみを給湯
器30に送出し、逆に、全閉状態では、給水管22を介
して供給される上水のみを給湯器30に送出するように
なっている。 【0015】また、給水管22と温水配管23とは、通
電時に全閉となるダイヤフラム方式の電磁弁25が設置
されたバイパス管24を介して相互に接続されており、
混合調節弁21に接続された温水供給管16、給水管2
2及び温水配管23には、蓄熱槽14から送出される温
水の温度(以下、入湯温度という。)Tsを検出するた
めの入湯温度センサ26、給湯接続ユニット20に送出
される上水の温度(以下、上水温度という。)Twを検
出するための上水温度センサ27及び給湯接続ユニット
20から送出される温水の温度(以下、出湯温度とい
う。)Toを検出するための出湯温度センサ28が設置
されている。 【0016】前記給湯接続ユニット20及び給湯器30
には、シリアルインターフェースを介して相互に通信可
能なコントローラ20a、30aがそれぞれ搭載されて
いると共に、給湯器30の操作リモコン40には、シリ
アルインターフェースを介して給湯器30のコントロー
ラ30aと相互に通信可能なコントローラ40aが搭載
されており、これらのコントローラ20a、30a、4
0aが相互に連携をとりながら、給湯システム1の運転
動作を統括的に制御している。 【0017】給湯接続ユニット20のコントローラ20
aには、入湯温度センサ26、上水温度センサ27及び
出湯温度センサ28からの温度検出信号が入力されると
共に、操作リモコン40によって設定された給湯設定温
度Te及び運転スイッチ信号、バーナー燃焼信号、最低
作動水量以上の水流を検知してONする水流信号等が給
湯器30のコントローラ30aから送信されるようにな
っており、これらの温度検出信号及び給湯設定温度Te
に基づいて、給湯接続ユニット20のコントローラ20
aが混合調節弁21を制御するようになっている。 【0018】蓄熱槽14から送出される温水の温度、即
ち、入湯温度センサ26によって検出された入湯温度T
sが給湯設定温度Te以上の場合は、給湯器30のバー
ナーを燃焼させなくても、上水を適宜混合することによ
って給湯設定温度Teの温水を供給することができるの
で、給湯接続ユニット20から送出される温水の温度、
即ち、出湯温度センサ28によって検出される出湯温度
Toが給湯設定温度Teになるように、混合調節弁21
を制御する給湯設定温度制御を行うようになっている。 【0019】一方、入湯温度Tsが給湯設定温度Teよ
り低い場合は、給湯器30のバーナーを燃焼させなけれ
ば、給湯設定温度Teの温水を供給することができない
ので、給湯器30のバーナーを燃焼させることによっ
て、確実に給湯設定温度Teの温水を生成することがで
きるように、給湯設定温度Teが60℃以上、60℃未
満35℃以上、35℃未満に場合分けし、60℃以上の
場合は45℃、60℃未満35℃以上の場合は30℃、
35℃未満の場合は25℃といった固定温度Tfの温水
がそれぞれ送出されるように、混合調節弁21の開度を
調整して上水を混合する固定温度制御を行うようになっ
ている。 【0020】ただし、設置される給湯器30が1つの熱
交換器で給湯系統と追い焚き系統の双方に対して加熱を
行う1缶2水タイプであって、追い焚き系統と給湯系統
とを同時に使用する場合は、上述したように、蓄熱槽1
4に給湯設定温度Te以上の温水が貯留されているから
といって、給湯設定温度制御を行うと、出湯温度が給湯
設定温度Teを上回ってしまうので、そのような場合
は、上述した固定温度制御を行うようになっている。 【0021】また、給湯設定温度制御を行う場合は、給
湯器30のバーナーを燃焼させる必要がないので、操作
リモコン40の運転スイッチをONして給湯を開始した
時点で、給湯接続ユニット20のコントローラ20aが
給湯器30のコントローラ30aに燃焼停止指令を出力
し、固定温度制御を行う場合は、給湯器30のバーナー
を燃焼させなければならないので、操作リモコン40の
運転スイッチをONして給湯を開始した時点で、給湯接
続ユニット20のコントローラ20aが給湯器30のコ
ントローラ30aに燃焼開始指令を出力するようになっ
ている。 【0022】また、給湯接続ユニット20のコントロー
ラ20aは、固定温度制御によって給湯設定温度Teの
温水を供給している状態において、給湯設定温度Te以
上の温水が蓄熱槽14から送出され始めた場合には、そ
の段階で給湯設定温度制御に切り替えることになるが、
設置される給湯器30に、熱交換器31の出口温水温度
を熱交換器31自体の温度(以下、熱交換器温度とい
う。)Tcとして検出する熱交換器温度センサが設けら
れており、この熱交換器温度センサによる温度検出信号
が給湯器30のコントローラ30aから給湯接続ユニッ
ト20のコントローラ20aに送信される場合と、そう
いった温度検出信号が給湯器30のコントローラ30a
から給湯接続ユニット20のコントローラ20aに送信
されない場合とでは、異なる制御を行うようになってい
る。 【0023】即ち、熱交換器温度センサによる温度検出
信号が給湯器30のコントローラ30aから給湯接続ユ
ニット20のコントローラ20aに送信される場合は、
固定温度制御で給湯している状態から給湯設定温度制御
に切り替える際、切替可能な状態となった時点で、ま
ず、給湯器30のバーナーの燃焼を停止させ、給湯器3
0の熱交換器温度Tcが給湯設定温度Te+20℃を下
回るまでは固定温度制御を継続し、熱交換器温度Tcが
給湯設定温度Te+20℃を下回った時点で給湯設定温
度制御に切り替えるようになっているが、熱交換器温度
センサによる温度検出信号が給湯器30のコントローラ
30aから給湯接続ユニット20のコントローラ20a
に送信されない場合は、切替可能な状態となった時点か
ら所定時間(例えば、2秒)が経過した時点で、固定温
度制御から給湯設定温度制御に切り替えるようになって
おり、これによって、給湯器30に送出される給湯設定
温度Teの温水が、バーナーの燃焼が停止した直後の温
度の高い熱交換器31によってさらに加熱され、出湯温
度が一時的に高くなることを防止するようになってい
る。 【0024】また、設置された給湯器30が、その操作
リモコン40の表示部に、太陽熱利用温水器10によっ
て生成された温水がどの程度利用されているのかを示す
「設定温度到達率」や、太陽熱利用温水器10によって
生成された温水をどの程度利用することができるのかを
示す「沸上り率」等の種々の運転状態情報を表示するこ
とができる場合は、給湯接続ユニット20のコントロー
ラ20aが、入力される種々の温度検出信号と、給湯器
30のコントローラ30aから送信された給湯設定温度
Teとから、上述したような「設定温度到達率」及び
「沸上り率」等の運転状態情報を算出し、こういった運
転状態情報を給湯器30のコントローラ30aに送信す
るようになっている。 【0025】この給湯システム1に使用可能な給湯器3
0としては、上述した給湯接続ユニット20が製造され
る前に製造されていた旧機種と、上述した給湯接続ユニ
ット20の製造と同時または後に製造された新機種とに
分類され、旧機種は、1缶2水タイプであって、上述し
たような運転状態表示を行うことができず、熱交換器温
度Tcを給湯接続ユニット20に送信することができな
いようになっている。 【0026】これに対して、新機種に該当する給湯器3
0は、上述したような運転状態表示を行うことができる
ようになっており、1缶2水タイプと2缶2水タイプに
分類される。1缶2水タイプには、熱交換器温度センサ
が設けられており、熱交換器温度Tcを給湯接続ユニッ
ト20に送信することができるようになっているが、2
缶2水タイプは、熱交換器温度センサを備えたものと、
備えていないものとに分類される。なお、新機種に該当
する給湯器30は、そのコントローラ30aが機種デー
タを備えており、給湯接続ユニット20のコントローラ
20aが機種データを取得することができるようになっ
ている。 【0027】上述した給湯システム1における給湯器3
0の機種判別について、図2に示すフローチャートを参
照しながら説明する。まず、それぞれ設置された給湯接
続ユニット20のコントローラ20aと給湯器30のコ
ントローラ30aとが通信線を介して接続された後、コ
ントローラ20a、30aに電源が投入されると(ステ
ップS1)、コントローラ20aがコントローラ30a
に対してアクセスすることで、設置された給湯器30の
機種データを取得する(ステップS2)。さらに、電源
投入後も機種データの取得は、安全を期すために常時行
われる。なお、上述したように、旧機種の給湯器30
は、コントローラ30aが機種データを備えていないの
で、設置された給湯器30が旧機種である場合は、機種
データを取得することができない。 【0028】続いて、コントローラ20aが機種データ
を取得できたか否かで、設置された給湯器30が旧機種
であるのか、新機種であるのかを判別し(ステップS
3)、設置された給湯器30が旧機種である場合は、以
後、給湯接続ユニット20のコントローラ20aは、制
御パターン(1)の制御を行うことになる(ステップS
6)。即ち、基本的な制御に加えて1缶2水タイプ特有
の制御を行うが、運転状態表示制御を行うことはなく、
固定温度制御から給湯設定温度制御への切替は給湯器3
0のバーナーを停止した後、所定時間経過した時点で行
うことになる。 【0029】ステップS3において、設置された給湯器
30が新機種である場合は、続いて、1缶2水タイプ
か、2缶2水タイプかを、取得した機種データに基づい
て判別する(ステップS4)。ここで、設置された給湯
器30が1缶2水タイプである場合は、以後、給湯接続
ユニット20のコントローラ20aは、制御パターン
(2)の制御を行うことになる(ステップS7)。即
ち、基本的な制御に加えて1缶2水タイプ特有の制御及
び運転状態表示制御を行い、固定温度制御から給湯設定
温度制御への切替も給湯器30のコントローラ30aか
ら送信される熱交換器温度Tcに基づいて行うことにな
る。 【0030】ステップS4において、設置された給湯器
30が2缶2水タイプである場合は、続いて、給湯器3
0が熱交換器温度センサを備えているか否かを、取得し
た機種データに基づいて判別し(ステップS5)、設置
された給湯器30が熱交換器温度センサを備えている場
合は、制御パターン(3)の制御を行うことになる(ス
テップS8)。即ち、基本的な制御に加えて運転状態表
示制御を行い、固定温度制御から給湯設定温度制御への
切替も給湯器30のコントローラ30aから送信される
熱交換器温度Tcに基づいて行うことになる。 【0031】一方、ステップS5において、設置された
給湯器30が熱交換器温度センサを備えていない場合
は、制御パターン(4)の制御を行うことになる(ステ
ップS9)。即ち、基本的な制御に加えて運転状態表示
制御を行うが、固定温度制御から給湯設定温度制御への
切替は給湯器30のバーナーを停止した後、所定時間経
過した時点で行うことになる。 【0032】以上のように、この給湯システム1では、
給湯接続ユニット20のコントローラ20aが、給湯器
30に搭載されたコントローラ30aから取得した給湯
器30の機種データに基づいて、給湯器30が有する機
能に応じて給湯接続ユニットを制御するようにしている
ので、設置された給湯器30毎に給湯接続ユニット20
が最適制御を行うことができ、蓄熱槽14に貯留された
温水を最大限に利用した給湯運転を行うことが可能とな
る。 【0033】なお、上述した実施形態では、設置される
給湯器30に応じて、給湯接続ユニットが行う制御パタ
ーンを4パターンに分類しているが、これに限定される
ものではなく、設置される給湯器の機種及び設置される
給湯接続ユニットの機能等に応じて、制御パターンの数
及び制御内容を適宜設定すればよい。 【0034】また、上述した実施形態では、給湯接続ユ
ニット20のコントローラ20aが、給湯器30に搭載
されたコントローラ30aから取得した給湯器30の機
種データに基づいて、給湯接続ユニット20が行う制御
パターンを自動的に設定するようにしているが、給湯接
続ユニットに制御パターンを切り替えるディップスイッ
チを設けておき、設置される給湯器に応じて、ディップ
スイッチを切り替えるようにしてもよい。 【0035】また、上述した実施形態では、設置される
給湯器30の機種に応じて、給湯接続ユニット20の制
御パターンを変更するようにしているが、給湯器側に給
湯接続ユニットの機種を判別させるようにしてもよい。 【0036】また、上述した実施形態は、太陽熱利用温
水器を補助熱源として使用した給湯システムであるが、
給湯システムにおける補助熱源は、こういった太陽熱利
用温水器に限定されるものではなく、例えば、コージェ
ネレーションシステムにおけるガスエンジンやガスター
ビンの廃熱を補助熱源として使用した給湯システムのよ
うに、種々の補助熱源を使用した給湯システムについ
て、本発明を適用することができることはいうまでもな
い。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明にかかる給湯システムの一実施形態を
示す概略構成図である。 【図2】同上の給湯システムにおける給湯器の機種判別
を示すフローチャートである。 【符号の説明】 1 給湯システム 10 太陽熱利用温水器 14 蓄熱槽 16 温水供給管 20 給湯接続ユニット 20a コントローラ 21 混合調節弁 23 温水配管 26 入湯温度センサ 27 上水温度センサ 28 出湯温度センサ 30 給湯器 30a コントローラ 31 熱交換器 40 操作リモコン 40a コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 孝悦 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内 (72)発明者 渡辺 哲也 兵庫県神戸市中央区江戸町93番地 株式会 社ノーリツ内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 主熱源としての給湯器と、補助熱源によ
    って生成された温水を貯留する蓄熱槽と、前記蓄熱槽か
    ら送出された温水に、必要に応じて上水を混合して前記
    給湯器に送出する給湯接続ユニットとを備えた給湯シス
    テムにおいて、 前記給湯器及び前記給湯接続ユニットには、相互に通信
    可能なコントローラがそれぞれ搭載されており、 前記給湯接続ユニットに搭載された前記コントローラ
    は、前記給湯器に搭載された前記コントローラから取得
    した前記給湯器の機種データに基づいて、前記給湯器が
    有する機能に応じて前記給湯接続ユニットを制御するよ
    うにしたことを特徴とする給湯システム。
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