JP2003090483A - 配管路 - Google Patents
配管路Info
- Publication number
- JP2003090483A JP2003090483A JP2001280616A JP2001280616A JP2003090483A JP 2003090483 A JP2003090483 A JP 2003090483A JP 2001280616 A JP2001280616 A JP 2001280616A JP 2001280616 A JP2001280616 A JP 2001280616A JP 2003090483 A JP2003090483 A JP 2003090483A
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- JP
- Japan
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- conduit
- opening
- pipeline
- members
- clogging
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- Pending
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- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】管路部材1,2内に詰まり1a,2aが生じる
と、連結部材3を外して詰まり1a,2aを除去しなけ
ればならなかった。 【解決手段】連結部材3に別途の開口33,34を設
け、通常は開口33,34を蓋で閉鎖し、詰まり1a,
2aが生じると蓋4を外して清掃具5を用いて詰まり1
a,2aを除去するようにした。
と、連結部材3を外して詰まり1a,2aを除去しなけ
ればならなかった。 【解決手段】連結部材3に別途の開口33,34を設
け、通常は開口33,34を蓋で閉鎖し、詰まり1a,
2aが生じると蓋4を外して清掃具5を用いて詰まり1
a,2aを除去するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学プラント等に
用いられる配管路に関する。
用いられる配管路に関する。
【0002】
【従来の技術】化学プラント等では複数のタンク間で薬
品やその他の流体を移送する必要がある。そのため、各
タンクは相互に配管路を介して連結されている。このよ
うな配管路は直径が数十cmの金属管からなる各種管路
部材や接合部材を適宜組み合わせて構成されている。ま
た、配管路を構成する各種管路部材や接合部材は重量が
重いので、各管路部材や接合部材が他の管路部材や接合
部材の重量をバランスよく負担することにより配管路全
体として倒壊等することなく配管路の姿勢を保持してい
る。
品やその他の流体を移送する必要がある。そのため、各
タンクは相互に配管路を介して連結されている。このよ
うな配管路は直径が数十cmの金属管からなる各種管路
部材や接合部材を適宜組み合わせて構成されている。ま
た、配管路を構成する各種管路部材や接合部材は重量が
重いので、各管路部材や接合部材が他の管路部材や接合
部材の重量をバランスよく負担することにより配管路全
体として倒壊等することなく配管路の姿勢を保持してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の配管路では、配
管路内部に固形物が付着し、その固形物が徐々に成長す
ることにより配管路内部を狭めたり、あるいは閉塞させ
る場合が生じる。このような場合には配管路内部を清掃
し、配管路内部に流体が流れる面積を確保する必要があ
る。
管路内部に固形物が付着し、その固形物が徐々に成長す
ることにより配管路内部を狭めたり、あるいは閉塞させ
る場合が生じる。このような場合には配管路内部を清掃
し、配管路内部に流体が流れる面積を確保する必要があ
る。
【0004】図3を参照して、上流側の管路部材1と下
流側の管路部材2とが連結部材であるエルボLで連結さ
れている場合、両管路部材1,2内に詰まり1a,2a
が生じると、エルボLを両管路部材1,2から取り外
し、清掃具5を各々の管路部材1,2内に挿入して詰ま
り1a,2aを除去する必要があった。
流側の管路部材2とが連結部材であるエルボLで連結さ
れている場合、両管路部材1,2内に詰まり1a,2a
が生じると、エルボLを両管路部材1,2から取り外
し、清掃具5を各々の管路部材1,2内に挿入して詰ま
り1a,2aを除去する必要があった。
【0005】ところが上述のように配管路全体の重量は
極めて重く、各管路部材1,2やエルボLを取り外す場
合に、取り外した部材が重たく取り外し作業がしづらい
ばかりか配管路全体の重量バランスが崩れ、配管路に歪
みが生じたり、荷重が集中した部分が破損するおそれが
生じる。
極めて重く、各管路部材1,2やエルボLを取り外す場
合に、取り外した部材が重たく取り外し作業がしづらい
ばかりか配管路全体の重量バランスが崩れ、配管路に歪
みが生じたり、荷重が集中した部分が破損するおそれが
生じる。
【0006】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、配
管路の内部に詰まり等が生じても配管路の一部を取り外
すことなく内部を清掃することのできる配管路を提供す
ることを課題とする。
管路の内部に詰まり等が生じても配管路の一部を取り外
すことなく内部を清掃することのできる配管路を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明による配管路は、所定の方向に流体を導く上流
側管路部材と、上流側管路が導く方向とは異なる方向に
流体を導く下流側管路部材と、上流側管路部材と下流側
管路部材との間に介設され、両管路部材を連結する接合
部材とを備えた配管路において、接合部材に、両管路部
材が接合される開口とは別の清掃用開口を設けると共
に、着脱可能な蓋部材で清掃用開口を密閉したことを特
徴とする。
に本発明による配管路は、所定の方向に流体を導く上流
側管路部材と、上流側管路が導く方向とは異なる方向に
流体を導く下流側管路部材と、上流側管路部材と下流側
管路部材との間に介設され、両管路部材を連結する接合
部材とを備えた配管路において、接合部材に、両管路部
材が接合される開口とは別の清掃用開口を設けると共
に、着脱可能な蓋部材で清掃用開口を密閉したことを特
徴とする。
【0008】配管路内部に詰まりが生じた場合には、上
記蓋部材を取り外し、清掃用開口から清掃具を配管路内
部に挿入し、詰まり部分を清掃する。
記蓋部材を取り外し、清掃用開口から清掃具を配管路内
部に挿入し、詰まり部分を清掃する。
【0009】ところで、上記各管路部材が接合される開
口に対向する位置に各々清掃用開口を形成すると、清掃
具を挿入する際、管路部材に清掃具を曲げることなく挿
入することができる。
口に対向する位置に各々清掃用開口を形成すると、清掃
具を挿入する際、管路部材に清掃具を曲げることなく挿
入することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は上流側の管
路部材であり、2は下流側の管路部材である。両管路部
材1,2は共に直径が数cmから数十cmの金属製パイ
プから構成されている。両管路部材1,2は連結部材3
によって連結されている。この連結部材3は管路部材1
が接合される開口31と管路部材2が接合される開口3
2の他に、開口31に対応する位置に開口33と備え、
開口32に対応する位置に開口34を備えている。そし
て、開口33及び開口34は通常時には蓋4によって閉
塞されている。
路部材であり、2は下流側の管路部材である。両管路部
材1,2は共に直径が数cmから数十cmの金属製パイ
プから構成されている。両管路部材1,2は連結部材3
によって連結されている。この連結部材3は管路部材1
が接合される開口31と管路部材2が接合される開口3
2の他に、開口31に対応する位置に開口33と備え、
開口32に対応する位置に開口34を備えている。そし
て、開口33及び開口34は通常時には蓋4によって閉
塞されている。
【0011】例えば下流側の管路部材2内に詰まり2a
が生じると、管路部材2が連結されている開口32に対
応する開口34から蓋4を取り外し、開口34を開放す
る。そして開放された開口34から清掃具5を管路部材
2内に挿入し、詰まり2aを除去する。
が生じると、管路部材2が連結されている開口32に対
応する開口34から蓋4を取り外し、開口34を開放す
る。そして開放された開口34から清掃具5を管路部材
2内に挿入し、詰まり2aを除去する。
【0012】管路部材1内に詰まり1aが生じた場合に
は、同様にして開口33から蓋4を取り外して開口33
を開放し、清掃具を開口33に差し込んで管路部材1内
を清掃する。
は、同様にして開口33から蓋4を取り外して開口33
を開放し、清掃具を開口33に差し込んで管路部材1内
を清掃する。
【0013】本図からわかるように図1に示した実施の
形態では、接続部材3として、4方向の管路部材を相互
に連結する十字継ぎ手を流用した。ただし、清掃用の開
口は図1に示すように2個も受ける必要は必ずしも無
い。
形態では、接続部材3として、4方向の管路部材を相互
に連結する十字継ぎ手を流用した。ただし、清掃用の開
口は図1に示すように2個も受ける必要は必ずしも無
い。
【0014】図2に示すように、連結部材6をY字状に
形成し、清掃用の開口63を1つ設けるようにしてもよ
い。この場合では管路部材1及び管路部材2の何れに詰
まりが生じても、蓋4を取り外して開口63を開放す
る。そして、弾性変形する清掃具5をしならせながら各
管路部材1,2内に差し込んで詰まり1a,2aを除去
するようにした。
形成し、清掃用の開口63を1つ設けるようにしてもよ
い。この場合では管路部材1及び管路部材2の何れに詰
まりが生じても、蓋4を取り外して開口63を開放す
る。そして、弾性変形する清掃具5をしならせながら各
管路部材1,2内に差し込んで詰まり1a,2aを除去
するようにした。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、配管路内に詰まり等が生じても配管路を構成する管
路部材や連結部材を取り外すことなく配管路内の詰まり
等を除去することができる。
は、配管路内に詰まり等が生じても配管路を構成する管
路部材や連結部材を取り外すことなく配管路内の詰まり
等を除去することができる。
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】他の実施の形態の構成を示す図
【図3】従来の配管路の構成を示す図
1 管路部材
2 管路部材
3 連結部材
4 蓋
5 清掃具
6 連結部材
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の方向に流体を導く上流側管路部
材と、上流側管路が導く方向とは異なる方向に流体を導
く下流側管路部材と、上流側管路部材と下流側管路部材
との間に介設され、両管路部材を連結する接合部材とを
備えた配管路において、接合部材に、両管路部材が接合
される開口とは別の清掃用開口を設けると共に、着脱可
能な蓋部材で清掃用開口を密閉したことを特徴とする配
管路。 - 【請求項2】 上記各管路部材が接合される開口に対
向する位置に各々清掃用開口を形成したことを特徴とす
る請求項1記載の配管路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280616A JP2003090483A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 配管路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280616A JP2003090483A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 配管路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003090483A true JP2003090483A (ja) | 2003-03-28 |
Family
ID=19104578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001280616A Pending JP2003090483A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 配管路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003090483A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236305A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 配管構造及び配管構造における滞留物の除去方法 |
JP2014014447A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Kazuo Taka | フライヤー排棄物排出方法及びフライヤー |
JP7429073B2 (ja) | 2021-01-25 | 2024-02-07 | 筆 鐘 | 超微粉体材料調製用の方向可変タンク型配送構造 |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001280616A patent/JP2003090483A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010236305A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 配管構造及び配管構造における滞留物の除去方法 |
JP2014014447A (ja) * | 2012-07-06 | 2014-01-30 | Kazuo Taka | フライヤー排棄物排出方法及びフライヤー |
JP7429073B2 (ja) | 2021-01-25 | 2024-02-07 | 筆 鐘 | 超微粉体材料調製用の方向可変タンク型配送構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051011 |