JP2003090011A - 水管橋の端末支持構造 - Google Patents

水管橋の端末支持構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模の水管橋に適用される両端固定支持構
造と同等の機能を有し、支間距離の長い中規模の水管橋
にも適用でき、かつトラス補剛材を省略して通水管を支
持し、通水管自体で橋梁を構成するシンプルで簡易な構
成であり、従って経済的コストで設置できる水管橋の端
末支持構造を得る。 【解決手段】 通水管1の任意の支間位置で、その一端
をコンクリートブロック22で固定支持し、他端は2つ
の支持部12a、12bから成る可動支持部12により
支持し、この可動支持部12では軸方向へは温度上昇に
よる通水管1の伸びを吸収するよう支持部12aで挿通
自在に支持し、支持部12bは固定手段に対し移動自在
に設け、曲げ方向の回転には2つの支持部12a、12
bにより固定と同様に支持する端末支持構造により水管
橋を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、橋梁形式で河川
等を横断する水管橋の端末支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】主に通水管を桁の主要部材とした河川等
に設置される水管橋は、支間長が短い場合はパイプ自体
の断面強度で橋梁としての構造を保持するパイプビーム
形式とすることができるが、支間長が長くなると補剛桁
を設置したり、トラス構造に代表される断面補剛をした
り、あるいは図7のローゼといった橋梁に類する形式の
構造が採用される。このような構造の水管橋の支点部を
支持する支持形式については、パイプビーム形式のなか
でも比較的小規模の水管橋では、片側端のみを固定支持
する一端固定他端支持形式、あるいは両端部をコンクリ
ート防護による固定支持とした両端固定支持形式のいず
れかが採用され、支間長が長く大規模になると殆どが単
純支持形式とされる。
【0003】図8に中規模以上として設置される水管橋
の他の例の外観斜視図を示す。図示の水管橋は、単純支
持形式の例であり、通水管は支間距離が長いためトラス
補剛部材により通水管のみの断面の剛性不足を補強して
たわみ量が設計基準値以内となるように構成されてい
る。トラス補剛部は、鋼管をトラス状に組み合わせて形
成され、各支間の支持部位置で通水管を接続して設置さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水管橋は特
殊な構造物という印象が強く、過去に設置された経験、
実績を重視し、水管の口径、支間長等の条件により構造
形式が画一的に決定される傾向にあり、新形式を模索す
る姿勢が積極的とは言い難い面がある。又、構造計算を
する場合、安全性を確保するための計算基準が定められ
ており、これにより許容値として与えられるのは構造物
としてのたわみと応力であるが、それらの値を考慮した
形状決定においてたわみによる制約の方が支配的である
傾向が強い。従って、より経済的な設計を行うために
は、たわみを軽減できる構造形式及び支持形式を検討す
る必要がある。
【0005】特に支持形式については、両端固定支持形
式にするか、あるいは、一端固定他端支持形式、もしく
は単純支持形式にするかはたわみに大きく影響を与え、
前者はたわみを軽減し支点部、径間部において応力を分
散できる支持形式であるため、経済設計をするには有効
である。しかし、温度の変化による伸縮が内部応力とし
て作用するため、その影響が小さい小規模、短支間の水
管橋にのみ採用されるに過ぎない。
【0006】従って、支持形式としては基本的に両端固
定形式相当とするが、温度による内部応力の影響を除去
できる形式を検討すれば、たわみを軽減しかつ中間部の
応力を分散することが可能となるが、このような提案は
今までになされたことがなく、通水管の口径、支間長等
の条件から画一的に決められているのが現状である。
【0007】この発明は、上記の問題に留意して、小規
模の水管橋に適用される両端固定支持構造と同様の機能
を有し、支間距離の長い中規模程度の水管橋にも適用で
き、かつ補剛材を省略して通水管を支持し、通水管自体
で橋梁を構成するシンプルで簡易な構成であり、経済的
コストで水管橋を設置できる水管橋の端末支持構造を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決する手段として、通水管を所定の支間位置に支持
部で支持して水管橋を形成し、支間の一端はコンクリー
ト防護部のような固定支持部で支持し、他端を通水管の
軸方向に移動自在、かつ曲げによる回転に対しては固定
の可動支持部で支持するように構成した水管橋の端末支
持構造としたのである。
【0009】かかる構成としたこの発明の水管橋の端末
支持構造は、中規模程度までの長い支間距離の水管橋に
適用でき、それぞれの支間における端末支持の構成は両
端固定支持と同等の機能を有する。通水管の支間の一端
は固定支持部により固定され、他端は可動支持部により
通水管の軸方向に移動自在、かつ曲げによる回転に対し
ては固定となるように支持されている。従って、通水管
に温度上昇による伸びが生じても他端はその伸びを吸収
するように支持部が移動して内部応力を生じることがな
い。
【0010】一方、他端の支持部が移動しても通水管の
曲げによる回転に対しては固定支持と同様に通水管は支
持される。このため、各支間中央でのたわみ量、応力は
両端固定支持と同じ条件であるため、他の支持形式に比
べて最小限に抑えられている。従って、一般に中規模程
度の水管橋に対し画一的に適用される支持構造の場合に
比べると、設計基準に基づいて要求されるたわみ制限値
が本発明の水管橋では小さいため、同等のたわみ制限値
の範囲では支間距離が長く設定できることとなる。
【0011】さらに、支間距離を長く設定する際に通水
管に対する補剛部材などを必要とせず、通水管自体の剛
性でたわみ制限値を満足できる。従って、支間距離が長
くなっても、補剛部材を必要とせず、通水管自体で橋梁
を構成でき、水管橋全体の構造がシンプルで簡易とな
り、当然使用される補剛材は大幅に減少し、かつ工事費
も大きく減少するため、設備コストが経済的なものとな
る。
【0012】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1は実施形態の水管橋の1支
間部分の概略構成を示している。図示の水管橋は、中規
模程度のものであり、その主要部分を示しており、支点
1 は河川の土手の上に設けた橋台11上に、支点A2
は河川中に設けた橋脚21の上にそれぞれ設けられ、両
支点A1 〜A2 間が所定の支間距離となる位置に設置さ
れ、これらのA1 、A2により通水管1が支持されて水
管橋が形成されている。通水管1L 、1M は通水管1に
接続される通水管である。なお、図示の水管橋は、前述
した従来例の中規模の水管橋と同程度の支間距離である
が、トラス構造による補剛部材は設けられていない。
【0013】図示のように支点A2 では通水管1の端
は、従来と同様に、橋脚21上にコンクリートブロック
22により固定支持されている。このため、通水管1の
端は軸方向へも、回転に対しても完全に拘束されてい
る。これに対し、支点A1 では通水管1の端は、図示の
例では2つの支持部12a、12bを有する可動支持部
12により通水管1の軸方向に対して移動自在でかつ回
転に対して固定支持となるように支持されている。な
お、通水管1は陸上の通水管1L と伸縮管であるベロー
ズ継手2を介して接続されている。上記支点A1 の支持
部12の詳細構造について図2〜図5に示す。
【0014】図示のように、支点A1 の2つの支持部1
2a、12bは互いに近接して設けられ、一方の支持部
12aは通水管1と溶接により一体に挿通固定され、か
つコンクリート橋台11に対し固定手段13aにより移
動自在に設置され、設置の後軸方向にのみ移動可能であ
る。
【0015】固定手段13aは、コンクリート脚台に固
定された据付板11a上にスペーサ15aを置き、その
上に設置される支持部12aの脚部12aL にこの脚部
に形成されている長穴を介して挿通された固定ボルト、
ナット14aにより脚部12aL を長穴の範囲で軸方向
に移動自在に締結するように形成されている。この場
合、固定ボルト、ナット14aによる締結は、緩み止め
され、脚部12aL が移動し得る程の力で締結されてい
る。据付板11aは、据付高さ調整のための無収縮モル
タルが用いられている。
【0016】もう一方の支持部12bも、通水管1と溶
接により一体に挿通固定され、かつコンクリートの橋台
11に対し固定手段13bにより移動自在に設置されて
いる。この固定手段13bは、据付板11b上に基板1
6を置き、その上に所定の間隔で対向して置いた一対の
スペーサ15b、15bを挟んで挾持板16’を重ね、
基板16、挾持板16’を一対の固定ボルト、ナット1
4b、14bにより据付板11b、橋台11に対し締結
し、スペーサ15bと15bの間の隙間に支持部12b
の脚部12bL の端を移動自在に挾持するように形成さ
れている。
【0017】上記隙間はスペーサ15bと15bの間
で、かつ基板16と挾持板16’との間に形成されるも
のであり、この隙間に挿通される脚部12bL の端の上
面に設けた上板の上にテフロン(R)製の摺動部材17
が接着剤で固定されている。脚部12bL はその下面が
基板16上で摺動自在であり、かつ摺動部材17は挾持
板16’との間に殆ど隙間がなく、しかも挾持板16’
に対し摺動自在である。18は、脚部12bL の内側端
に沿って設けられたガイド部材であり、脚部12bL
幅方向に移動するのを規制すると共に、通水管1の軸方
向への移動を案内する役目をする。
【0018】なお、一対の支持部12a、12bは、そ
れぞれの一対の脚部12aL 、12aL 、及び12
L 、12bL について一対の固定手段13a、13
a、及び13b、13bを互いに対称な形で備えてい
る。又、脚部12aL 、12bL の移動できる範囲はス
ペーサ15bと15bの対置されている間隔内であり、
図3中に支持部12a、12bの移動端として1点鎖線
及び2点鎖線で示す範囲内である。
【0019】図4は図3の矢視IV−IVから見た断面図で
あるが、図中固定手段13bは左側では点線で、右側で
は実線で便宜的に示している。図5は、固定手段13b
の分解斜視図を示す。支持部12bの脚部12bL 上に
テフロン(R)製の摺動部材17が設けられているのが
分かる。
【0020】上記の構成とした実施形態の水管橋は、一
端固定他端可動形式の支持部で支持されていながら、両
端固定支持と同等の機能が得られ、以下ではこれを摺動
型固定ビーム形式の水管橋と称する。前述したように、
支点A2 はコンクリートブロックで完全に固定している
のに対し、支点A1 では通水管1は2点支持され、かつ
軸方向に移動自在、回転に対しては固定支持と同等に支
持されている。このため、通水管1が温度上昇で伸長し
た場合、その伸びは支点A1 側へ伸びる。
【0021】このとき、支点A1 の支持部12aと通水
管1は橋台11に対し自由に移動して伸びる。支持部1
2bも通水管1の伸びに伴って移動する。支持部12b
はその脚部12bL が据付板11bの基板16と挾持板
16’との間で所定の範囲内移動自在であるから、通水
管が温度上昇で伸びても内部応力が増加することなく支
持部12bの移動によって伸び変化を受入れ、かつ支持
状態は温度上昇の前後で変化しない。
【0022】なお、上記支点A1 における2点支持で、
軸方向に移動自在、回転に対しては固定支持と同等に支
持するというのは次のような作用を意味する。支点A1
とA 2 の間の通水管1は、自重及び管内に含まれる水の
重量で中央付近を下に凸の状態に曲がろうとする。この
とき、支点A1 では支持部12aにより鉛直下方への重
量を支持する。しかし、支持部12aに隣接して通水管
1を支持する支持部12bでの端部は上記曲げにより持
上げられようとするため、支持部12bではこの持上げ
力を抑止するように支持する。このように、支持部12
aと12bは通水管1の曲げによる回転に対し互いに連
動して通水管1を固定支持と同様に支持しているのであ
る。但し、曲げによる通水管1の軸方向長さの変化に対
しては支持部12a、12bは共に移動自在である。
又、支点A2 での固定支持については説明するまでもな
い。
【0023】上記一端固定、他端は2つの支点A1 とA
2 による支持形態の水管橋を従来の支持形式の水管橋と
比較すると、次のような構造上の差異が生じる。
【0024】(1)両端固定支持形式では温度上昇によ
る内部応力の増大が問題となるため、短い支間距離の小
規模水管橋にしか適用できなかったのに対し、実施形態
の水管橋では温度上昇による内部応力の増大がないた
め、支間距離を長く(例えば支間長35m)した少なく
とも中規模程度の水管橋に適用できる。
【0025】(2)支間距離の長い中規模程度までの水
管橋を構成する場合でも、両端の支持は基本的に両端固
定と同等の機能を有するから、支間中央での最大たわみ
量が支間距離が長くなると一般に採用される単純支持形
式の場合に比べて1/5、中間部の応力は1/3に減少
する。従って、単純支持形式では必要とされた補剛部材
を必要とせず、通水管の剛性だけで水管橋を構成でき
る。
【0026】(3)可動支持部12では応力が増大し、
かつ曲げモーメントによる鉛直反力が作用するため、こ
れに対応できる構造、強度の可動支持部12を構成しな
ければならない。しかし、許容支間距離が長くなるため
支持部材の数量を単純支持形式の場合と比べても少なく
することができるため、使用される鋼材量を大幅に削減
し、かつ工事費を減少させ、経済的コストで水管橋を設
置することができる。
【0027】図6に可動支持部12の構造の部分変形例
を示す。(a)図の例は、固定手段13b’の形状が異
なっている。この固定手段13b’は一体型の中空金型
から形成されており、その中空部に支持部12bの脚部
12bL が挿入され、水平方向には所定範囲内で摺動自
在である。脚部12bL の上、下面にはテフロン(R)
製の摺動部材17、17が取付けられている。但し、下
面の摺動部材17は設けなくてもよい。この固定手段1
3b’も、中空金型を固定支持することにより曲げによ
る回転に対し固定支持となるように形成されている。
【0028】なお、図示省略しているが、支持部12a
は第1実施形態と同様に近接して設けられている。又、
支持部12bには鉛直反力が上向きに作用するから、支
持部12bを橋台11上に固定する際に引き抜かれない
ようコンクリート材でコーナ部を押える、あるいは突出
部をコーナ部に係止して浮き上りを防止するとよい。
【0029】(b)図の例は、支持部12b’の構造が
第1実施形態と異なっている。この例でも図示省略して
いるが、支持部12aは第1実施形態と同様に設けられ
ている。支持部12b’は、橋台11上に形成されたコ
ンクリートブロック11K 内の軸受部にテフロン(R)
製の摺動部材17を設けたものから成る。通水管はL字
形の通水管1L と軸受部に続く拡径部12bh 内でベロ
ーズ継手2’を介して接続され、この通水管1を支持部
12b’の軸受部で軸方向へ移動自在に支持されてい
る。
【0030】この場合も、支持部12b’は上記構成に
より曲げによる回転に対し固定支持となるように形成さ
れている。L字形の通水管1L は、コンクリートブロッ
ク11K から橋台11内へ屈曲して設けられているが、
第1実施形態と同様に水平に設けてもよいことは勿論で
ある。
【0031】上述した(a)図、(b)図のいずれの例
も、上記支持部12b又は12b’と図示しない支持部
12aとが協働して第1実施形態と全く同じ機能を果た
すことについては詳しく説明するまでもなく明らかであ
る。
【0032】又、図示していないが、小規模で支間距離
が短い場合は、上記可動支持部12は2つの支持部12
a、12bの一方の12bだけとし、その支持部構造は
回転を拘束しつつ伸びを吸収できる構造のものとするこ
ともできる。この場合、図6の(a)図、(b)図の支
持部12b、12b’は、単独で通水管1の伸縮に対し
軸方向へ移動自在、かつ曲げによる回転に対して固定と
なる機能を保持するためには図示の支持部12b、12
b’の軸方向長さをこれに対応できる長さに設定して構
成することとなる。
【0033】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、この発明
の水管橋端末支持構造は、各支間の一端を固定支持部、
他端を軸方向に可動支持、曲げによる回転に対しては固
定支持となる可動支持部でそれぞれ支持するように構成
したから、両端固定支持と同等の機能を有し、たわみ量
が小さいため支間距離の長い中規模程度までの水管橋に
適用でき、かつ補剛部材を必要としないため、通水管自
体で水管橋を構成でき、又全体の構成がシンプルで簡易
となり、使用鋼材が減少するため工事費が大幅に減少さ
れ、経済的コストで水管橋を設置できるなど種々の利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の水管橋の主要部分の側面図
【図2】支点A1 の外観斜視図
【図3】同上の側面図
【図4】図3の矢視IV−IVからの断面図
【図5】固定手段の外観斜視図
【図6】支持部構造の部分変形例の断面図
【図7】従来例の中規模以上の水管橋の外観斜視図
【図8】従来例の中規模以上の水管橋の他の例の側面
図、断面図及び外観斜視図
【符号の説明】
1、1L 、1M 通水管 2 ベローズ 11 コンクリート脚台 11a、11b 据付板 12 可動支持部 12a 支持部 12b 支持部 12aL 、12bL 脚部 13a、13b 固定手段 14a、14b 固定ボルト、ナット 15a、15b スペーサ 16 基板 16’ 挾持板 17 摺動部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水管を所定の支間位置に支持部で支持
    して水管橋を形成し、支間の一端はコンクリート防護部
    のような固定支持部で支持し、他端を通水管の軸方向に
    移動自在、かつ曲げによる回転に対しては固定の可動支
    持部で支持するように構成した水管橋の端末支持構造。
  2. 【請求項2】 前記他端の可動支持部を同一橋台上に互
    いに近接して設けられる複数の支持部から構成し、これ
    ら支持部はそのうちの1の支持部が他の支持部と連動し
    て通水管の曲げによる回転に対して固定支持し、軸方向
    には全て移動自在に支持するように設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の水管橋の端末支持構造。
  3. 【請求項3】 前記他端の可動支持部のうちの1の支持
    部を、この支持部の脚部を一体型の中空金型に摺動自在
    に挿入し、この中空金型を固定手段として曲げによる回
    転に対し固定支持となるように形成したことを特徴とす
    る請求項2に記載の水管橋の端末支持構造。
  4. 【請求項4】 前記他端の可動支持部のうちの1の支持
    部を、通水管を挿通自在に支持する軸受部材から形成し
    たことを特徴とする請求項2に記載の水管橋の端末支持
    構造。
  5. 【請求項5】 前記他端の可動支持部を、この支持部の
    脚部を一体型の中空金型に水平方向に所定長さ範囲内で
    摺動自在に挿入してこの中空金型を固定手段として形成
    し、所定長さを曲げによる回転に対して固定支持となる
    有効長さに設定したことを特徴とする請求項1に記載の
    水管橋の端末支持構造。
  6. 【請求項6】 前記他端の可動支持部を通水管を挿通自
    在に支持する所定長さの軸受部材から形成し、所定長さ
    を通水管の曲げによる回転に対し固定支持となる有効長
    さに設定したことを特徴とする請求項1に記載の水管橋
    の端末支持構造。
  7. 【請求項7】 前記他端の可動支持部で支持される通水
    管の端と隣接する支間の通水管の端とを伸縮継手で接続
    するように構成したことを特徴とする請求項1乃至6の
    いずれかに記載の水管橋の端末支持構造。
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