JP2003089474A - トラバース装置 - Google Patents

トラバース装置

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JP2003089474A
JP2003089474A JP2001282893A JP2001282893A JP2003089474A JP 2003089474 A JP2003089474 A JP 2003089474A JP 2001282893 A JP2001282893 A JP 2001282893A JP 2001282893 A JP2001282893 A JP 2001282893A JP 2003089474 A JP2003089474 A JP 2003089474A
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traverse
drive belt
belt body
section
yarn
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JP2001282893A
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Yoshihiro Kino
義浩 木野
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラバースガイドの直線運動区間での糸受渡
しを可能にして、ドラムにトラバース溝を形成すること
なく耳高を抑制できると共に、駆動ベルト体の速度制御
を個別に行うことにより、糸受渡し位置を任意に変更可
能としたトラバース装置を提供する。 【解決手段】 往路用駆動ベルト体3及び復路用駆動ベ
ルト体4を個別に速度制御する制御部13を設け、該制
御部13は、予め設定されたトラバース幅に関するデー
タを用いて、トラバース端部の糸受渡し位置において、
往路用駆動ベルト体3に取付けられたトラバースガイド
1と復路用駆動ベルト体4に取付けられたトラバースガ
イド2との間で糸の受渡しが行われるように、各駆動ベ
ルト体3,4の綾振り区間A及び非綾振り区間Bでの走
行速度をそれぞれ算出する速度算出手段24を備えた。
トラバースガイド1が綾振り区間Aの一端に来たときト
ラバースガイド2も反対回りで同じところに来るので受
け渡し時の速度低下がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動モータ及び駆
動ベルト体の反転動作を伴わないトラバース装置に係
り、特に、トラバースガイドの直線運動区間での糸受渡
しを可能にして、ドラムにトラバース溝を形成すること
なく耳高を抑制できると共に、駆動ベルト体の速度制御
を個別に行うことにより、糸受渡し位置を任意に変更可
能としたトラバース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1つの駆動プーリと2つの従動プーリと
に1本の無端状ベルトを三角形状に掛け渡し、該ベルト
を正逆走行駆動させることにより、ベルトに取付けたト
ラバースガイドを往復動させるトラバース装置が知られ
ている。
【0003】このトラバース装置では、駆動モータの反
転動作(正逆駆動動作)を行うことによりトラバースガ
イドを往復動させる。
【0004】また、二箇所のプーリ間に平行に掛け渡し
た2本の無端ベルトを互いに逆方向に走行させ、それぞ
れのベルトに取付けたトラバースガイド間で糸を受け渡
すトラバース装置が知られている(日本国特許第287
7000号公報)。
【0005】この2本のベルトの走行速度は同一である
と公報に記載されており、両ベルトは常時一定速度で走
行しているものと考えられる。従って、糸の正常な受渡
しを行うためには、綾振り区間(トラバースガイドに糸
が係合している区間)と非綾振り区間(トラバースガイ
ドに糸が係合していない区間)との長さを等しくする必
要があり、公報に図示されているように、トラバースガ
イドの直線運動区間ではなく、その両端にあるプーリ外
周上の円周部分で糸の受渡しを行う必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】トラバースガイドを往
復動させるトラバース装置では、駆動モータの反転動作
を伴うため、反転時に駆動モータに非常に大きな負荷が
かかり、高速動作を行うためには大型の駆動モータを必
要とする。また、反転時に駆動モータの加減速による耳
高(巻取りパッケージの端部付近で糸の滞留時間が長く
なり、外周形状が外側に盛り上がる現象)が発生するこ
とがある。また、反転時にベルトに大きな負荷がかか
り、ベルトの耐久性が低下する。
【0007】前記公報記載のトラバース装置では、プー
リ外周上の円周部分で糸の受渡しを行う場合、公報の第
0025段落に記載のように、両端部分でトラバース方
向の速度が遅くなり、耳高の巻取りパッケージが形成さ
れてしまう。公報の図5に記載のように、ドラムにトラ
バース溝を形成することにより、耳高の発生を抑制する
ことができるが、ドラムの製造工程が複雑となり、製造
コストがアップする。また、前記公報にはベルトの速度
制御について全く記載されておらず、糸受渡し位置は常
に一定となるため、糸受渡し位置を所望の規則に従って
内側及び外側に変化させて耳高を抑制したり、巻き太り
に伴って糸受渡し位置を次第に内側に寄せてテーパエン
ドパッケージを形成したりすることが全く行えない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、トラバースガイドの直線運動区間での糸受渡しを可
能にして、ドラムにトラバース溝を形成することなく耳
高を抑制できると共に、駆動ベルト体の速度制御を個別
に行うことにより、糸受渡し位置を任意に変更可能とし
たトラバース装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、トラバースガイドを取付けた往路用の無端
状駆動ベルト体及び復路用の無端状駆動ベルト体を近接
して設け、一方向に走行する往路用駆動ベルト体に取付
けられたトラバースガイドと該往路用駆動ベルト体とは
反対方向に走行する復路用駆動ベルト体に取付けられた
トラバースガイドとの間で糸を受け渡しながら綾振りを
行うトラバース装置において、往路用駆動ベルト体及び
復路用駆動ベルト体を個別に速度制御する制御部を設
け、該制御部は、予め設定されたトラバース幅に関する
データを用いて、トラバース端部の糸受渡し位置におい
て、往路用駆動ベルト体に取付けられたトラバースガイ
ドと復路用駆動ベルト体に取付けられたトラバースガイ
ドとの間で糸の受渡しが行われるように、各駆動ベルト
体の綾振り区間及び非綾振り区間での走行速度をそれぞ
れ算出する速度算出手段を備えたものである。
【0010】前記往路用駆動ベルト体が掛けられた複数
の回転輪と前記復路用駆動ベルト体が掛けられた複数の
回転輪とをそれぞれ同軸に配置し、一箇所の回転輪と同
軸に往路用又は復路用の一方の駆動ベルト体を駆動する
駆動モータを配置し、別箇所の回転輪と同軸に往路用又
は復路用の他方の駆動ベルト体を駆動する駆動モータを
配置してもよい。
【0011】前記制御部は、巻取量に関連付けてトラバ
ース幅を可変に設定可能な綾振り区間変更手段を備え、
前記速度演算手段は、綾振り区間変更手段に設定された
トラバース幅の変化に応じて、往路用駆動ベルト体のト
ラバースガイドと復路用駆動ベルト体のトラバースガイ
ドとの間で糸の受渡しを行う位置が変化するように、各
駆動ベルト体の綾振り区間及び非綾振り区間での走行速
度をそれぞれ算出してもよい。
【0012】前記往路用駆動ベルト体及び復路用駆動ベ
ルト体を綾振り区間の両側方にある2つの回転輪間に長
円形状に掛け渡してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0014】図1に示されるように、本発明に係るトラ
バース装置は、トラバースガイドを取付けた往路用の無
端状駆動ベルト体及び復路用の無端状駆動ベルト体を近
接して設け、一方向に走行する往路用駆動ベルト体に取
付けられたトラバースガイドと該往路用駆動ベルト体と
は反対方向に走行する復路用駆動ベルト体に取付けられ
たトラバースガイドとの間で糸を受け渡しながら綾振り
を行うトラバース装置において、糸Yが係合するトラバ
ースガイド1,2が巻取りパッケージPに接して回転す
るコンタクトローラ18の回転軸と平行に走行すること
によって糸Yの綾振りを行うトラバース装置であって、
トラバースガイド1,2を取付けた無端状の駆動ベルト
体を2本用いるものである。これらトラバースガイド
1,2を取付けた駆動ベルト体3,4は、各々一定方向
に走行し、互いの走行方向は逆方向である。図1では、
右方向への綾振りを往路、左方向への綾振りを復路と呼
ぶことにする(勿論、呼称は逆でもよい)。一方の駆動
ベルト体は往路用駆動ベルト体3、他方の駆動ベルト体
は復路用駆動ベルト体4として用いられる。
【0015】トラバースガイド1,2は、駆動ベルト体
3,4の外周部に取り付けられている。トラバースガイ
ド1,2は、糸Yを係合して捕捉する凹部1a,2aを
形成したものである。
【0016】尚、トラバースガイド1,2は、糸Yの種
類や巻取速度等の条件に応じて、糸Yの受渡しに適した
形状及び材質を使用すればよい。また、糸受渡し位置近
傍に、糸受渡し側のトラバースガイドから外れるように
糸Yを案内する補助ガイドを別途設置することにより、
簡単な構成で糸の受渡しを確実に行うことができる。補
助ガイドをトラバース方向に所定範囲内で移動可能にし
ておけば、糸受渡し位置が変動する場合、その変動に応
じて補助ガイドをトラバース方向に移動させて対応する
ことが可能となる。
【0017】両駆動ベルト体3,4は、綾振り区間の両
側方にあるそれぞれ二箇所R,Lのプーリ(回転輪)
5,6,7,8間に長円形状に掛け渡されている。図示
例では、プーリ設置箇所は、コンタクトローラ18の両
端部の近傍である。綾振り区間の一方の側方にある設置
箇所Rでは往路用の駆動ベルト体3が掛けられた駆動プ
ーリ5と、復路用の駆動ベルト体4が掛けられた従動プ
ーリ6とが同軸上に配置されている。また、綾振り区間
の他方の側方にある設置箇所Lでは往路用の駆動ベルト
体3が掛けられた従動プーリ7と、復路用の駆動ベルト
体4が掛けられた駆動プーリ8とが同軸上に配置されて
いる。両駆動ベルト体3,4の全長(走行方向に沿った
長さ)は同じである。また、4つのプーリ5,6,7,
8の径は全て等しくなっており、両駆動ベルト体3,4
の掛け渡し形状は同一である。両駆動ベルト体3,4の
全長を等しくすると共に、両駆動プーリ5,8の径を等
しくすることにより、両駆動ベルト体3,4(両駆動モ
ータ9,10)を同一の速度パターンで制御することが
可能となり、制御構成を簡素化することができる。
【0018】本発明では、一箇所(設置箇所R)のプー
リ5,6と同軸に一方の駆動ベルト体を駆動する駆動モ
ータ(往路用モータ)9を配置し、別箇所(設置箇所
L)のプーリ7,8と同軸に他方の駆動ベルト体を駆動
する駆動モータ(復路用モータ)10を配置する。両駆
動モータ9,10は両設置箇所R,Lにおいて各プーリ
に対してそのプーリ軸の同一端側に配置されている。両
駆動モータ9,10は形状及び性能が互いに同じである
が、往路用モータ9がモータ側から見て反時計回転(C
CW)、復路用モータ10がモータ側から見て時計回転
(CW)で回転する。図1のようにプーリ側から見る
と、往路用モータ9は時計回転(CW)となり、復路用
モータ10は反時計回転(CCW)となる。
【0019】この実施形態では、駆動ベルト体3,4に
タイミング駆動ベルト体を使用し、プーリ5,6,7,
8にはタイミング駆動ベルト体に噛合する歯車付きプー
リを使用する。往路用モータ9が配置されている右のプ
ーリのうち往路用駆動ベルト体3に噛合するものは駆動
プーリ5、復路用駆動ベルト体4に噛合するものは従動
プーリ6である。逆に、復路用モータ10が配置されて
いる左のプーリのうち往路用駆動ベルト体3に噛合する
ものは従動プーリ7、復路用駆動ベルト体4に噛合する
ものは駆動プーリ8である。尚、駆動ベルト体3,4
は、複数の回転輪に掛け渡される無端状のものであれば
よく、平ベルト又は丸ベルトを使用することもでき、ま
た、金属製ワイヤでもよい。駆動ベルト体の種類に応じ
て好ましい形態の回転輪を使用すればよい。
【0020】尚、駆動ベルト体は2本に限らず、3本以
上使用してもよい。例えば、合計3本の駆動ベルト体を
使用し、往路用又は復路用の一方の駆動ベルト体を2本
とし、他方の駆動ベルト体を1本とすることができる。
駆動ベルト体を3本以上使用するとしても、各駆動ベル
ト体は常時同一方向回転とし、反転はしない構成とす
る。
【0021】また、2本の駆動ベルト体は長さが異なっ
てもよい。また、それぞれの駆動ベルト体に取付けるト
ラバースガイドの個数も1個とは限らないし、同数とは
限らない。例えば、2本の駆動ベルト体の長さを異なら
せ、長い方の駆動ベルト体に短い方の駆動ベルト体より
多くのトラバースガイドを取付けるといった構成も可能
である。いずれの場合でも、各駆動ベルト体は常時同一
方向回転とし、各駆動ベルト体の速度制御により、両駆
動ベルト体上のトラバースガイド間で糸を受け渡すよう
にすることができる。
【0022】また、複数の回転輪の径は全て同一にする
必要はなく、同じ駆動ベルト体に掛かる駆動プーリと従
動プーリとで径が異なるようにしてもよいし、往路用の
駆動ベルト体が掛けられた回転輪と復路用の駆動ベルト
体が掛けられた回転輪とで径が異なるようにしてもよ
い。
【0023】さらに、回転輪の個数も往復2個ずつとは
限らず、例えば、本実施形態のものに対し、プーリ5,
7間及びプーリ6,8間にテンションプーリを適宜付加
してもよい。
【0024】各駆動モータ9,10は、例えば、ステッ
ピングモータ又は交流サーボモータを使用する。それぞ
れの駆動モータ9,10には、例えば、パルス出力式の
エンコーダからなる回転検出器11,12が取り付けら
れている。これらの回転検出器11,12の回転検出信
号は、駆動モータ9,10の回転駆動を制御する制御部
13に入力されている。各駆動モータ9,10に対する
駆動信号は、それぞれ独立に制御部13から出力されて
いる。これにより、往路用駆動ベルト体3と復路用駆動
ベルト体4とを個別にフィードバック速度制御すること
が可能である。
【0025】巻取りパッケージPは、クレードル15に
取付けられたボビンホルダ16により回転自在に保持さ
れている。即ち、ボビンホルダ16は、巻取りパッケー
ジPの中心にある巻取管(ボビン)14の両端を回転自
在に保持するものである。クレードル15はコンタクト
ローラ18に対して接近離間自在に構成されており、パ
ッケージ径の増大に伴って巻取管14の位置がコンタク
トローラ18から離間していくことによりパッケージ径
に関わらず巻取りパッケージPとコンタクトローラ18
との接圧を所定範囲に維持するようになっている。ボビ
ンホルダ16の外周近傍にパッケージ回転検出器17が
設けられている。パッケージ回転検出器17は、巻取管
14の回転数を間接的に検出するものであり、ボビンホ
ルダ16の回転数に応じた周波数のパルス信号(回転径
信号)を出力する。巻取り中、巻取りパッケージPに接
触しているコンタクトローラ18の周速が一定であるた
め、巻取管14(巻取りパッケージP)の回転数に基づ
いてパッケージ径の現在値を常時検出することができ
る。検出したパッケージ径は、後述するように、綾振り
区間の長さ(トラバース幅)の算出に利用する。
【0026】図2に示すように、制御部13には、パッ
ケージ形状に関する諸条件を入力するための入力手段2
2が接続されている。また、制御部13には、パッケー
ジ回転検出器17が接続され、その回転検出信号が入力
されるようになっている。
【0027】制御部13は、巻取り中のパッケージ径の
現在値を常時算出するパッケージ径算出手段21と、パ
ッケージ径の現在値に応じたトラバース幅(綾振り区間
の長さ)を算出するトラバース幅算出手段23と、トラ
バース幅に応じて各駆動モータの速度パターンを算出す
る速度パターン算出手段(速度算出手段)24と、速度
パターン算出手段24からの速度指令信号に基づいて各
駆動モータ9,10を駆動する駆動部(ドライバ)2
5,26とを備えている。
【0028】パッケージ径算出手段21は、パッケージ
回転検出器17からの回転検出信号に基づいてパッケー
ジ径を間接的に算出する。即ち、上述したように、巻取
りパッケージPとコンタクトローラ18との周速が等し
いため、コンタクトローラ18の周速(回転軸の回転数
とローラ径とから算出)と巻取りパッケージP(巻取管
14)の回転数とから、パッケージ径の現在値を算出す
ることができる。尚、クレードル15の傾斜角度をセン
サで検出するか、又は巻取管14とコンタクトローラ1
8との距離をセンサで検出することにより、パッケージ
径の現在値を直接的に算出するようにしてもよい。
【0029】トラバース幅算出手段23(綾振り区間変
更手段)に対しては、巻取量(パッケージ径)に関連付
けてトラバース幅を可変に設定可能となっている。即
ち、トラバース幅算出手段23には、パッケージ径とト
ラバース幅との関係が予め設定記憶されており、トラバ
ース幅算出手段23は設定記憶された情報を参照してパ
ッケージ径算出手段21により算出したパッケージ径の
現在値に基づいてトラバース幅の現在値を算出する。
【0030】速度パターン算出手段(速度算出手段)2
4には、トラバース幅をパラメータとした演算式(トラ
バース幅に関するデータ)が予め設定記憶されており、
速度パターン算出手段24は、設定記憶された演算式を
参照して、トラバース幅算出手段23により算出したト
ラバース幅の現在値に基づいて、綾振り区間(トラバー
スガイド1,2に糸Yが係合している区間)及び非綾振
り区間(トラバースガイド1,2に糸Yが係合していな
い区間)における各駆動モータ9,10の速度パターン
を算出する。
【0031】入力手段22は、キーボード等の操作部を
介して制御部13に巻取条件を入力するものであり、操
作部から制御部13に巻取条件を直接入力するものだけ
でなく、操作部から上位管理装置及び通信手段を介して
巻取条件を制御部13に入力するものも含む。例えば、
巻太りに伴って次第にトラバース幅を狭くしてパッケー
ジ端面をテーパ状にするテーパエンド巻きを行う場合、
巻取条件(パッケージ形状に関する諸条件)としては、
テーパ角、巻取管14の径(初期パッケージ径)及び満
管径(最終パッケージ径)等が入力される。
【0032】尚、制御部13におけるパッケージ径算出
手段21、トラバース幅算出手段23及び速度パターン
算出手段24は、マイクロコンピュータで構成すること
ができる。その場合、各算出手段21,23,24はソ
フトウェアにより実現することができる。
【0033】図3は、図1のトラバース装置をトラバー
ス方向から見たものである。図3に示されるように、巻
取管14の外周に形成された巻取りパッケージPがコン
タクトローラ18に接触しており、コンタクトローラ1
8の回転に伴う巻取りパッケージPの回転により糸Yが
巻取りパッケージPに巻き取られるようになっている。
プーリ5,7及びプーリ6,8は、糸Yに対して傾斜し
て設置されており、両駆動ベルト体3,4の綾振り区間
側が糸Yに近接しているので、トラバースガイド1又は
2が綾振り区間を走行しているときは、糸Yがトラバー
スガイド1又は2に係合するようになっている。プーリ
5,7及びプーリ6,8と同軸に配置された駆動モータ
9,10は、糸Yに干渉しないよう、プーリ5,7及び
プーリ6,8の斜め下方に設けられている。
【0034】図4には、トラバースガイド1,2がそれ
ぞれトラバース端部における糸を受け取る位置(糸受取
り位置)に示されている。実際には、トラバースガイド
1,2が同時に図示の配置になることはない。トラバー
スガイド1がトラバース幅の一端側にある糸受取り位置
にあるときには、トラバースガイド2はトラバースガイ
ド1にほぼ重なる糸受渡し位置にあって糸Yをトラバー
スガイド1に渡すようになっている。同様に、トラバー
スガイド2がトラバース幅の他端側にある糸受取り位置
にあるときには、トラバースガイド1はトラバースガイ
ド2にほぼ重なる糸受渡し位置にあって糸Yをトラバー
スガイド2に渡すようになっている。図示したトラバー
スガイド1,2の位置は、トラバースガイド1,2に糸
Yが係合している区間である綾振り区間Aの区切りを示
している。即ち、綾振り区間Aは、トラバース幅の一端
側の糸受取り位置と他端側の糸受取り位置との間の区間
であって糸Yがトラバースガイド1,2によって往復動
させられる区間である。そして、駆動ベルト体全長から
綾振り区間Aを除いた残りの区間を非綾振り区間Bと呼
ぶ。
【0035】図5は、トラバース装置を図3のS2の方
向から見たもので、図1、図4とは左右が逆転して見え
る。各従動プーリ6,7の部分が断面で表されている。
従動プーリ7は、支持ブラケット27にベアリング28
を介して回転自在に軸承されており、従動プーリ6は、
支持ブラケット29にベアリング30を介して回転自在
に軸承されている。往路用モータ9の回転軸は、支持ブ
ラケット29内を貫通しており、その回転軸の先端に駆
動プーリ5が取り付けられている。復路用モータ10の
回転軸に駆動プーリ8が取り付けられている。
【0036】往路用モータ9がモータ側から見て反時計
回転するとき、往路用駆動ベルト体3の図5に示した手
前側は矢印で示したように左方向に走行し、トラバース
ガイド1は図4において右方向に走行する。復路用モー
タ10がモータ側から見て時計回転するとき、復路用駆
動ベルト体4の図5に示した手前側は矢印で示したよう
に右方向に走行し、トラバースガイド2は図4において
左方向に走行する。
【0037】図4に示されるように、いま、往路用駆動
ベルト体3に噛合する駆動プーリ5及び復路用駆動ベル
ト体4に噛合する駆動プーリ8の径をDとし、従動プー
リ6及び従動プーリ7の径をdとする。プーリ5,6の
軸心とプーリ7,8の軸心との距離をL1、プーリ5,
6の軸心から綾振り区間Aの一端までの距離(駆動ベル
ト体上の距離)をL2、プーリ7,8の軸心から綾振り
区間Aの他端までの距離(駆動ベルト体上の距離)をL
3とする。
【0038】このとき、綾振り区間Aの長さL4(トラ
バース幅)は、 L4=L1−(L2+L3) であり、非綾振り区間Bの長さL5は、 L5=L2+L3+πD/2+πd/2+L1 である。そして、駆動ベルト体全長はL4+L5であ
り、これらの値は本実施形態では往路用駆動ベルト体3
も復路用駆動ベルト体4も同じである。そこで、トラバ
ースガイド1が綾振り区間Aの長さL4を走行する間
に、トラバースガイド2が非綾振り区間Bの長さL5を
走行するように駆動ベルト体3,4の速度を制御すると
共に、トラバースガイド2が綾振り区間Aの長さL4を
走行する間に、トラバースガイド1が非綾振り区間Bの
長さL5を走行するよう駆動ベルト体速度を制御する
と、綾振り区間Aと非綾振り区間Bとの境界位置におい
て、トラバースガイド1とトラバースガイド2との間で
正常な糸Yの受渡しが行える。
【0039】この結果、図6に示されるように、往路用
モータ9は、トラバースガイド1が綾振り区間Aを走行
する時間(第一移動時間)t11とトラバースガイド1
が非綾振り区間Bを走行する時間(第二移動時間)t2
1とが等しくなるように、第一速度V11と第二速度V
21とを交互に繰り返すことになる。同様に、復路用モ
ータ10は、トラバースガイド2が非綾振り区間Bを走
行する時間(第二移動時間)t22を前記第一移動時間
t11と等しくし、トラバースガイド2が綾振り区間A
を走行する時間(第一移動時間)t12を第二移動時間
t21と等しくするように第二速度V22と第一速度V
12とを交互に繰り返すことになる。
【0040】本実施形態では往路用駆動ベルト体3,4
の全長が等しいため往路用モータ9の速度V11,V2
1と復路用モータ10の速度V22,V12とはそれぞ
れ等しくなるとともに、第一移動時間t11(t12)
と第二移動時間t21(t22)とが等しくなり、両モ
ータ9,10は位相のみ異なる同様の速度パターンを取
ることになる。
【0041】このようにして、糸Yはトラバース幅L4
内で往復運動(綾振り)されることになる。駆動モータ
の速度切替えの瞬間に過渡的な速度差があるものの、ほ
ぼ等速度で綾振りが継続されるので、巻取りパッケージ
Pが耳高になることがない。そして、駆動モータの反転
を行わないので、駆動モータが小型化できると共に、駆
動モータや駆動ベルト体の耐久性が向上する。また、駆
動モータの高速化も可能である。
【0042】尚、速度パターン算出手段24により算出
した基本速度を基準として、駆動モータ9,10の速度
を周期的又は非周期的に微小変動させることにより、糸
受渡し位置を内側又は外側に微小変動させて耳高を抑制
することができる。
【0043】本発明のトラバース装置は、駆動ベルト体
3,4の全走行軌跡において、プーリ間を直線的に結ん
でいる区間が直線運動区間であり、プーリ外周に沿って
円周状に湾曲している区間が円周区間である。トラバー
スガイド1,2間の糸Yの受渡しは、円周区間では行わ
れず、巻取りパッケージPに近い方の直線運動区間で行
われる。これにより、コンタクトローラ18に溝加工を
施すことなく耳高を抑制することができる。
【0044】ここで具体例を説明する。以下の具体例で
は、駆動プーリ径Dと従動プーリ径dとは等しくなく、
駆動プーリ径Dの方が従動プーリ径dより大きい例とな
っている。
【0045】駆動プーリ径D=50mm、従動プーリ径
d=40mm、L1=310mm、L2=L3=28m
m、L4(トラバース幅)=254mm、第一移動時間
t11(t12)=第二移動時間t21(t22)=
0.03secとすると、各トラバースガイド1,2は
綾振り区間A及び非綾振り区間Bをそれぞれ0.03s
ecで走行することになる。
【0046】従って、制御部13の速度パターン算出手
段24は、以下のようにして駆動モータ9,10の速度
パターン(目標速度)を算出する。
【0047】まず、長さがL5である非綾振り区間Bで
の駆動ベルト体3,4の走行速度(平均速度)は、 L5/t21(又はt22) =(L2+L3+πD/2+πd/2+L1)/t21 =(45・π+366)/0.03mm =約17m/s =約1014m/min となる。これを駆動プーリ5,8(径D=50mm)の
回転数に換算すると、6455rpmとなる。以上よ
り、非綾振り区間Bでの平均速度が6455rpmとな
るように第二速度V21,V22が算出され、これに従
うように駆動モータ9,10の回転が制御される。
【0048】次に、長さがL4である綾振り区間Aでの
駆動ベルト体3,4の走行速度(平均速度)は、 L4/t11(又はt12) =254/0.03mm =約8.5m/s =約510m/min となる。これを駆動プーリ5,8の回転数に換算する
と、3247rpmとなる。以上より、綾振り区間Aで
の平均速度が3247rpmとなるように第一速度V1
1,V12が算出され、これに従うように駆動モータ
9,10の回転が制御される。
【0049】このように制御することにより、一方の駆
動ベルト体3のトラバースガイド1が糸渡し位置に位置
するタイミングで、他方の駆動ベルト体4のトラバース
ガイド2が糸受取り位置に位置させることができる。
【0050】次に、トラバース幅L4が巻取量の変化に
伴って変化する場合(テーパエンド巻きを行う場合)に
ついて説明する。
【0051】上述したようにパッケージ径算出手段21
により常時パッケージ径の現在値が算出されるので、ト
ラバース幅算出手段23は、パッケージ径の現在値に基
づいて必要なトラバース幅L4を常時算出する。必要な
トラバース幅L4は、トラバース幅算出手段23に予め
設定記憶されたテーパ角等の巻取条件に基づいて算出す
ることができる。
【0052】巻取り中はプーリ位置を不変に維持してい
るため、図4におけるベルト全長L5及びプーリ軸心間
距離L1は変化しない。従って、トラバース幅L4が変
化すると、それに伴ってL2,L3が変化する。速度パ
ターン算出手段24は、L2,L3,L4の現在値を上
述した計算式に代入して、常時綾振り区間A及び非綾振
り区間Bでの速度パターンを算出する。
【0053】このようにして駆動モータ9,10の速度
制御のみにより、トラバース装置に複雑な機械的機構を
追加することなく、所望のテーパ角を有するテーパエン
ドパッケージPを形成することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0055】(1)請求項1記載の発明によれば、駆動
モータの反転動作を行うことなく綾振りが行えるので、
小型の駆動モータを使用して高速動作が行え、駆動モー
タの加減速による巻取りパッケージの耳高を防止できる
と共に、トラバース装置の耐久性を向上させることがで
きる。また、速度算出手段により、予め設定されたトラ
バース幅に関するデータを用いて、綾振り区間及び非綾
振り区間での走行速度をそれぞれ算出するので、トラバ
ース幅を設定変更するだけで、トラバースガイドの直線
運動区間において糸受渡し位置を任意に変更することが
できる。
【0056】(2)請求項2記載の発明によれば、各駆
動ベルト体を駆動するための駆動モータを二箇所に分散
配置したので、スペースの利用効率が向上する。また、
駆動ベルト体が掛けられた回転輪と駆動モータとを同軸
に配置したので、駆動モータと回転輪との間の駆動伝達
機構を不要として、装置をコンパクト化できる。
【0057】(3)請求項3記載の発明によれば、巻取
量に関連付けてトラバース幅を可変に設定可能な綾振り
区間変更手段を備え、速度算出手段により、トラバース
幅の変化に応じて糸受渡し位置が変化するように各駆動
ベルト体の走行速度を算出するので、駆動モータの制御
を行うのみにより、特別な機構を付加することなく、巻
取量の増加に伴ってトラバース幅が次第に減少するテー
パエンド巻きを実行することができる。また、綾振り区
間変更手段に対する設定を変更するだけで、テーパエン
ドパッケージのテーパ角を任意に変更することができ
る。
【0058】(4)請求項4記載の発明によれば、駆動
ベルト体を綾振り区間の両側方にある二箇所の回転輪に
長円形状に掛け渡したことにより、三箇所の回転輪に三
角形状に掛け渡す場合に比べて、部品点数を減少できる
とともに、スペース利用効率が向上する。また、駆動ベ
ルト体の全長が最短になるとともに、回転輪による屈曲
回数が最小になるので、駆動ベルト体の耐久性が向上す
る。さらに、綾振り区間の長さと非綾振り区間の長さと
の差が小さくなるので、駆動ベルト体の速度変動を小さ
くして高精度な速度制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す巻取り装置に組み込
まれたトラバース装置の構成図である。
【図2】図1のトラバース装置の制御部のブロック構成
図である。
【図3】図1のトラバース装置をトラバース方向から見
た図である。
【図4】図1のトラバース装置を図3のS1方向から見
た図である。
【図5】図1のトラバース装置を図3のS2方向から見
た図である。
【図6】図1のトラバース装置における速度制御のタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1,2 トラバースガイド 3 往路用駆動ベルト体 4 復路用駆動ベルト体 5 往路用駆動プーリ(回転輪) 6 復路用従動プーリ(回転輪) 7 往路用従動プーリ(回転輪) 8 復路用駆動プーリ(回転輪) 9 往路用駆動モータ 10 復路用駆動モータ 13 制御部 17 パッケージ回転検出器 21 パッケージ径算出手段 22 入力手段 23 トラバース幅算出手段(区間変更手段) 24 速度パターン算出手段(速度演算手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月25日(2001.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】まず、長さがL5である非綾振り区間Bで
の駆動ベルト体3,4の走行速度(平均速度)は、 L5/t21(又はt22) =(L2+L3+πD/2+πd/2+L1)/t21 =(45・π+366)/0.0 =約17m/s =約1014m/min となる。これを駆動プーリ5,8(径D=50mm)の
回転数に換算すると、6455rpmとなる。以上よ
り、非綾振り区間Bでの平均速度が6455rpmとな
るように第二速度V21,V22が算出され、これに従
うように駆動モータ9,10の回転が制御される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】次に、長さがL4である綾振り区間Aでの
駆動ベルト体3,4の走行速度(平均速度)は、 L4/t11(又はt12) =254/0.0 =約8.5m/s =約510m/min となる。これを駆動プーリ5,8の回転数に換算する
と、3247rpmとなる。以上より、綾振り区間Aで
の平均速度が3247rpmとなるように第一速度V1
1,V12が算出され、これに従うように駆動モータ
9,10の回転が制御される。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラバースガイドを取付けた往路用の無
    端状駆動ベルト体及び復路用の無端状駆動ベルト体を近
    接して設け、一方向に走行する往路用駆動ベルト体に取
    付けられたトラバースガイドと該往路用駆動ベルト体と
    は反対方向に走行する復路用駆動ベルト体に取付けられ
    たトラバースガイドとの間で糸を受け渡しながら綾振り
    を行うトラバース装置において、往路用駆動ベルト体及
    び復路用駆動ベルト体を個別に速度制御する制御部を設
    け、該制御部は、予め設定されたトラバース幅に関する
    データを用いて、トラバース端部の糸受渡し位置におい
    て、往路用駆動ベルト体に取付けられたトラバースガイ
    ドと復路用駆動ベルト体に取付けられたトラバースガイ
    ドとの間で糸の受渡しが行われるように、各駆動ベルト
    体の綾振り区間及び非綾振り区間での走行速度をそれぞ
    れ算出する速度算出手段を備えたことを特徴とするトラ
    バース装置。
  2. 【請求項2】 前記往路用駆動ベルト体が掛けられた複
    数の回転輪と前記復路用駆動ベルト体が掛けられた複数
    の回転輪とをそれぞれ同軸に配置し、一箇所の回転輪と
    同軸に往路用又は復路用の一方の駆動ベルト体を駆動す
    る駆動モータを配置し、別箇所の回転輪と同軸に往路用
    又は復路用の他方の駆動ベルト体を駆動する駆動モータ
    を配置したことを特徴とする請求項1記載のトラバース
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、巻取量に関連付けてトラ
    バース幅を可変に設定可能な綾振り区間変更手段を備
    え、前記速度演算手段は、綾振り区間変更手段に設定さ
    れたトラバース幅の変化に応じて、往路用駆動ベルト体
    のトラバースガイドと復路用駆動ベルト体のトラバース
    ガイドとの間で糸の受渡しを行う位置が変化するよう
    に、各駆動ベルト体の綾振り区間及び非綾振り区間での
    走行速度をそれぞれ算出することを特徴とする請求項1
    又は2記載のトラバース装置。
  4. 【請求項4】 前記往路用駆動ベルト体及び復路用駆動
    ベルト体を綾振り区間の両側方にある2つの回転輪間に
    長円形状に掛け渡したことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか記載のトラバース装置。
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