JP2003089090A - 多関節アーム機構 - Google Patents

多関節アーム機構

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JP2003089090A
JP2003089090A JP2001282216A JP2001282216A JP2003089090A JP 2003089090 A JP2003089090 A JP 2003089090A JP 2001282216 A JP2001282216 A JP 2001282216A JP 2001282216 A JP2001282216 A JP 2001282216A JP 2003089090 A JP2003089090 A JP 2003089090A
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JP2001282216A
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Shigeo Hirose
茂男 廣瀬
Tomoyuki Ishii
智之 石井
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Rikogaku Shinkokai
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Rikogaku Shinkokai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多関節の各アームの重量に対して一定張力で
抗することにより、アームの駆動負荷を軽減することが
できる多関節アーム機構を提供する。 【解決手段】 平行四辺形を形成する位置に設けた4つ
の水平軸(z,y,p,q)を有する平行リンク機構(Pi)を連結
し、各平行リンク機構は、主リンク(39)及び副リンク(4
0)と、第1フレーム部材(A)及び第2フレーム部材(B)とか
らなり、第2フレーム部材(B)に対し連結すべき平行リン
ク機構の第1フレーム部材(A)を垂直回転軸(a)廻りに回
転可能に取付け、主リンク(39)の一方の端部に、第1プ
ーリ(35)を備え、他方の端部に第2プーリ(36)を備え、
第1及び第2プーリ(35,36)に順次ワイヤ(37)を巻き掛
け、ワイヤの端部を張力生成手段(41)に連結し、各第2
プーリは、同軸上に配置した径の異なる2段のプーリで
構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボット等
に利用される多関節アーム機構に関し、特にアームの自
重補償機構を備えた多関節アーム機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のマニュピレータやロボットアーム
等の多関節アームは、そのアームの節数が増加するに従
って自重が増加し、その根元の関節において、動作を実
現するための強度や駆動力に物理的限界が生じ、節数を
増加させることが困難であった。これを解消するため
に、図19に示すように、自重に抗する力を発生させ、
アームにかかる負担を軽減させる自重補償機構が開発さ
れた。
【0003】この自重補償機構では、アームの自重に抗
する力をばねの張力により生成してアーム関節駆動に必
要なトルクを軽減させるものである。図では、Wは機構
先端にかかる負荷、FはWを補償するための弾性力、T
はFによって生み出されるトルクを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
19の自重補償機構を備えたアーム構造では、自重に対
する抗力を生成するためのばねの重量がかなり大きくな
るため、アーム自身の重量が増加し、アームにかかる自
重の増加の解消という本来の目的が充分達成されない。
さらに、ばね自身がアームの可動範囲を制約するという
問題を生じる。
【0005】また、特に多関節アームとした場合、ある
アームのばねが生成すべき補償力はそのアームより先端
側のアームの姿勢により変化するため、一定のばね張力
で自重を補償することができず、実用的に利用できる構
造ではなかった。
【0006】本発明は上記従来技術を考慮したものであ
って、アームの可動範囲を制約することなく簡単な構造
を用いて、多関節の各アームに対して力学的に連結した
ワイヤ張力を利用することにより、アームの駆動負荷を
軽減することができる多関節アーム機構の提供を目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の原理を図1〜図5を参照して以下に説明す
る。図1は、本発明に係る多関節アーム機構に適用され
る平行4節リンクからなる自重補償機構の基本構成図で
ある。地面あるいはベース等の固定部30にフレーム3
1が固定される。このフレーム31に、平行四辺形を形
成する4ヵ所の位置に設けた水平軸32a,32b,3
2c,32dを有する平行リンク33が備わる。下辺側
のリンク部材34の両端にそれぞれ第1プーリ35およ
び第2プーリ36が回転可能に装着され、両プーリ3
5,36間に渡ってワイヤ37が巻き掛けられる。ワイ
ヤ37の端部は荷重Wの支持部材に固定される。61は
このワイヤ固定点を示す。
【0008】平行リンク33の右端部に荷重Wが作用す
る。ワイヤ37に張力Fを加えることにより、荷重Wに
抗するトルクTを支点(水平軸32a)に発生させる。
これにより、荷重Wに抗してアームを支点廻りに回転動
作させるためのトルクが軽減できる。
【0009】図2は、図1の自重補償機構のワイヤ張力
の説明図である。上記図1の荷重Wに対応したワイヤ張
力Fは図2の梃子の原理で求めることができる。梃子が
静止しているとき、支点38(図1の水平軸32a)廻
りのモーメントの釣り合いによりF11=F22が成立
する。このF1がワイヤ張力Fに対応する。
【0010】図3は、上記平行リンク33を直列に連結
した多関節アーム機構を示す。共通のワイヤ37の端部
をアーム先端の平行リンク33の第1プーリ35に固定
し、ここから第2プーリ36を介して下段に順次連結さ
れた各第1及び第2プーリ35,36に順次連続して巻
き掛けられ、根元の平行リンク33の第2プーリ36介
して荷重Wに抗する張力Fが付与される。
【0011】しかしながら、図3の構造では、各節の平
行アーム33の重量が順次下段の節に付加されるため、
各節で自重補償するために必要なワイヤの張力が異なっ
てくる。このため、ワイヤ37の終端で一定の張力Fを
付与した場合、各節においてその節にかかる荷重をバラ
ンスさせることができない。
【0012】ワイヤ37に付与した一定張力により多関
節アームの各節で重量をバランスさせるためには、各節
において張力をその節にかかる荷重に対応して変換しな
ければならない。
【0013】図4は、このような張力変換機構の原理説
明図である。この例は、同軸上に設けた径の異なる2つ
のプーリ(大径プーリ36a及び小径プーリ36b)に
より、前述の第2プーリ36を構成したものである。こ
のとき、f11=f22が成立する。このような2段プ
ーリ構造を用いて、大径プーリ36aに巻き掛けたワイ
ヤを小径プーリ36bに移し代えて巻き掛けることによ
り、大径プーリ側のワイヤにかかる張力F1を変換して
小径プーリ側のワイヤの張力をF2とすることができ
る。
【0014】図5は、上記図4の2段プーリによる張力
変換機構を備えた多関節アーム機構の構成図である。図
示したように、複数段(この例では3段)に連結した各
平行リンク33の下辺リンク部材34の根元側端部に図
4の2段プーリを構成する大径プーリ36a及び小径プ
ーリ36bが装着される。ワイヤ37は、各平行リンク
33の第1プーリ35から第2プーリ36の大径プーリ
36aに巻き掛けられてから小径プーリ36bに移し変
えられる。続いてこの小径プーリ36bから下段側の平
行リンク33の第1プーリ35に巻き掛けられ、同様に
順次連続して巻き掛けられ根元の第2プーリ36から張
力生成機構(不図示)に連結される。
【0015】これにより、根元の平行リンク33に所定
の張力を付与することにより、上段側の各平行リンクに
おいてそれぞれ張力をその平行リンクに作用する荷重に
応じてバランスさせることができる。図の例では、先端
の平行リンクの第2プーリ36において、前述の図4に
示したように、荷重Wに対応した大径プーリ36a側の
張力F1を変換して小径プーリ36b側で平行リンクの
重量分が付加された張力F2が得られる。その下段側で
は、同様にこの張力F2を変換して平行リンクの重量分
が付加された張力F3を得ることができる。同様に順次
下段側で平行リンクの重量分が付加された張力にバラン
スするように張力を変換することができる。
【0016】図6は、上記張力変換機構を備えた本発明
に係る多関節アーム機構の基本構成図である。すなわ
ち、本発明の請求項1では、垂直回転軸(a)とその垂
直回転軸(a)に対して角度(θ)をなす線上で距離
(r)の2点に2つの水平回転軸の軸受け(b,c)を
有する第1フレーム部材(A)と、この第1フレーム部
材(A)と対をなして同じ距離(r)を隔てた2つの水
平回転軸の軸受け(d,e)を有する第2フレーム部材
(B)と、両端に水平回転軸(x,y)を有し、さらに
一方の水平回転軸(x)に近い位置に水平回転軸(z)
を有し、これら3つの水平回転軸(x,y,z)のう
ち、両端の水平回転軸(x,y)廻りに回動自在な第
1、第2プーリ(35,36)がそれぞれ装着され、こ
れら2つの第1、第2プーリのうち少なくとも一方(3
6)は、同軸状態に連結された直径の異なる2つのプー
リで構成され、前記水平回転軸(z,y)間の距離が
(L)である主リンク(39)と、前記主リンク(3
9)と平行で、両端に水平回転軸(p,q)を有し、こ
れらの水平回転軸(p,q)間の距離が(L)である副
リンク(40)と、前記第1、第2の各プーリ(35,
36)に巻き掛けられるワイヤ(37)とにより構成さ
れ、前記第1フレーム部材(A)の一方の軸受け(b)
に前記主リンクの水平回転軸(z)を装着し、前記第2
フレーム部材(B)の一方の軸受け(d)に前記主リン
クの水平回転軸(y)を装着し、前記第1フレーム部材
(A)の他方の軸受け(c)に前記副リンクの水平回転
軸(p)を装着し、前記第2フレーム部材(B)の他方
の軸受け(e)に前記副リンクの水平回転軸(q)を装
着し、前記第1フレーム(A)、第2フレーム(B),
主リンク(39)および副リンク(40)により平行4
節リンク機構(Pi)を構成し、n個の平行4節リンク
機構(Pi=1〜n)のうち(i)番目の平行4節リン
ク機構(Pi)の第2フレーム部材(B)の垂直回転軸
(a)の上に,(i+1)番目の平行4節リンク機構
(Pi+1)の第1フレーム部材(A)の垂直回転軸
(a)を回動自在に連結し、これを、i=1〜nについ
て繰返すことで、n個の平行4節リンク機構を直列に積
み上げた多関節アーム機構を構成し、この多関節アーム
機構の最上段の平行4節リンク機構(Pn)の第2フレ
ーム部材(B)に前記ワイヤ(37)の一端を固定し、
同ワイヤを平行4節リンク機構(Pn)の主リンク(3
9)のプーリ(35,36)に巻きつかせた後、順次下
段に連結した平行4節リンク機構(Pn-1)〜(P1)の
主リンク(39)のプーリ(35,36)に巻きつかせ
ることでワイヤ(37)の張力を全節に伝達させ、ワイ
ヤの最終端部は、最下段の平行4節リンク機構(P1)
の第1フレーム部材(A)に装着されたワイヤ張力生成
手段(41)に連結したことを特徴とする多関節アーム
機構を提供する。なお、図中の角度αは、水平回転軸
(z)を中心とする主リンク(39)の回動範囲を示
す。
【0017】好ましい構成例では、上下に隣接する前記
平行4節リンク機構間で張力を伝達するワイヤが、前記
垂直回転軸(a)に近い位置に張られることを特徴とし
ている。
【0018】さらに好ましい構成例では、上下に隣接す
る下側の平行4節リンク機構の第2フレーム部材(B)
に対し上側の平行4節リンク機構の第1フレーム部材
(A)を前記垂直軸(a)廻りに回転させる第1の駆動
機構(例えばモータとヨーイング用ギヤ)と、各平行4
節リンク機構の主リンク(39)を副リンク(40)と
ともに前記第1、第2フレーム部材(A,B)に対し前
記水平回転軸(z,y,p,q)廻りに回転させる第2
の駆動機構(例えばモータとピッチング用ギヤ)とを備
えたことを特徴としている。
【0019】さらに言いかえるならば、本発明では、平
行四辺形を形成する位置に設けた4つの水平軸(z,
y,p,q)を有する平行リンク機構(Pi)を2つ又
はそれ以上連結して複数関節のアームを形成し、前記各
平行リンク機構は、1対の平行な主リンク(39)及び
副リンク(40)と、前記水平軸を介して前記両リンク
(39,40)の両端部を連結する1対の第1フレーム
部材(A)及び第2フレーム部材(B)とからなり、連
結された2つの平行リンク機構の連結部は、一方の前記
第2フレーム部材(B)に対し他方の第1フレーム部材
(A)を垂直回転軸(a)廻りに回転可能に取付けて構
成された多関節アーム機構において、前記各平行リンク
機構の主リンク(39)は、その第2フレーム部材
(B)側の端部に、この主リンク(39)の水平回転軸
(y)と同軸の第1プーリ(35)を備えるとともに、
第1フレーム部材(A)側の端部にこの主リンク(3
9)の水平軸(z)から離れた位置に第2プーリ(3
6)を備え、連結された平行リンク機構の第1及び第2
プーリ(35,36)に順次ワイヤ(37)を巻き掛
け、このワイヤの一端をアーム先端の平行リンク機構
(Pn)の第2フレーム部材(B)に固定し、ワイヤ
(37)の他端をアーム根元の平行リンク機構(P1)
の第1フレーム部材(A)を介して張力生成手段に連結
し、前記第2プーリは、同軸上に配置した径の異なる2
段のプーリで構成し、前記第1プーリからのワイヤ張力
を一旦大径側のプーリで受けてからこのワイヤ張力を小
径側のプーリのワイヤに伝達することを特徴とする多関
節アーム機構を提供する。
【0020】好ましい構成例では、前記張力生成手段
は、重り又はスプリングあるいは張力可変のワイヤや張
力発生アクチュエータからなることを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】図7は、前述の本発明に係る張力
変換機構を構成する第2プーリの構成例を示す。この第
2プーリ36は、水平回転軸xの両端部の同軸上に大径
プーリ36aを有し、これらの大径プーリ36aの間に
同じく同軸上に小径プーリ36bを有している。
【0022】ワイヤ37は、両側の大径プーリ36aに
巻き掛けられた後、孔42を通して小径プーリ36bに
巻き掛けられる。
【0023】なお、大径プーリ36aに巻かれるワイヤ
と小径プーリ36bに巻かれるワイヤは連続した1本の
ワイヤとしないで、それぞれ分離していてもよい。ワイ
ヤ自体が分離していても、大径プーリ36a及び小径プ
ーリ36bが共通の水平回転軸xに固定されるため、相
互に連動されるからである。
【0024】図8は上下に連結された平行リンクの連結
部の詳細図である。上側の平行リンクの第1フレーム部
材Aは、下側の平行リンクの第2フレーム部材Bに対
し、不図示の駆動機構によりベアリング43を介して垂
直回転軸a廻りに回転可能に取り付けられる。上側の主
リンク39に沿って張設されたワイヤ37は、第2プー
リ36の大径プーリ36aから小径プーリ36bに移さ
れ、この小径プーリ36bから下側の主リンク39の第
1プーリ35に伝えられ、この第1プーリ35を巻き回
して下側の主リンク39に沿って張られる。このとき、
上側の第2プーリ36から下側の第1プーリ35に伝わ
るワイヤ37は、垂直回転軸aに沿ってその近傍にほぼ
垂直に張られる。これにより、アーム回転時に上下の第
1及び第2フレーム部材A,Bを相互に垂直回転軸a廻
りに回転させたとき、アーム回転に伴うワイヤ37の回
転動作範囲を最小限に抑えることができ、回転駆動機構
等との干渉が防止される。
【0025】図9は、第1フレーム部材Aの詳細構成図
である。この第1フレーム部材Aは、水平回転軸b’
(前述の図6で説明した軸受けbを挿通する水平回転軸
zに相当)廻りに主リンク39(図6参照)を回転させ
てアームをピッチング動作させるためのピッチング歯車
44を有する。このピッチング歯車44に不図示のモー
タの出力軸に連結された駆動歯車が噛合う。c’は副リ
ンク40(図6)の水平回転軸であり、前述の図6の軸
受けcを挿通する水平回転軸pに相当する(図6参
照)。この水平回転軸c’にベアリング(不図示)を介
して副リンク40が装着される。
【0026】図10は、第2フレーム部材Bの詳細構成
図である。この第2フレーム部材Bは、副リンク40
(図6)が回転する水平回転軸e’(前述の図6の軸受
けeを挿通する水平回転軸qに相当)を有する。また、
図6で説明したように、副リンク40の水平回転軸yが
挿通する軸受けdを有する。第2フレーム部材Bの上部
に、これに連結された上側の平行リンク(不図示)を垂
直軸a廻りに回転させてヨーイング動作させるためのヨ
ーイング歯車45が備わる。ヨーイング歯車45は、モ
ータ51の出力軸に連結された駆動歯車46と噛合う。
【0027】図11は、主リンク39の詳細構成図であ
る。この例の主リンク39は円筒体からなり、内部にモ
ータ48が備わる。このモータ48の出力軸に駆動歯車
49が固定され、この駆動歯車49がピッチング歯車4
4(図9)と噛合う。主リンク39の右側端部に、水平
回転軸yと同軸の3つの同径プーリからなる第1プーリ
35が備わる。主リンク39の左側端部に前述のように
大径プーリ36a及び小径プーリ36bの2段のプーリ
からなる第2プーリ36が備わる。
【0028】第1プーリ35において、上段側のアーム
から連続する2本のワイヤ37が中央のプーリ35に巻
き回され、両外側に分けられて両側のプーリ35に巻き
回され、その後円筒状の主リンク39内を通って前述の
ように第2プーリ36に巻き掛けられて張力が変換され
る。
【0029】図12は、副リンク40の構成図である。
副リンク40は、例えば板金の加工品であり、側縁の端
部に水平回転軸用の挿通孔p’及びq’が形成される。
これらの挿通孔p’,q’にそれぞれ水平回転軸p,q
(図6,図9,図10参照)が挿通する。47は、軽量
化のための孔である。p’,q’間の距離Lは、主リン
ク39の水平回転軸zy間の距離Lに等しい(図6、図
11参照)。
【0030】図13は、2段に連結した平行リンク機構
の斜視図である。連結された各平行リンク機構50は、
前述の第1フレーム部材A(図9)、第2フレーム部材
B(図10)、主リンク39(図11)および副リンク
40(図12)により構成される。連結部において、両
方の垂直回転軸aを一致させて下側の第2フレーム部材
Bのヨーイング歯車45上に上側の第1フレーム部材A
が取付けられる。前述のように、この第1フレーム部材
Aに対し主リンク39がピッチング歯車44により水平
回転軸z廻りに角度αの範囲で回転可能である。これに
より、多関節アームの各節を構成する各平行リンク機構
50は水平回転軸z及び垂直回転軸a廻りに回転可能に
なる。
【0031】図14は、平行リンク機構の連結部の詳細
図である。前述のように、垂直回転軸aを一致させて下
側の第2フレーム部材Bのヨーイング歯車45上に上側
の第1フレーム部材Aが取付けられる。ヨーイング歯車
45は、駆動歯車46を介して第2フレーム部材B内に
備わるモータ51により回転駆動される。
【0032】図15は、多関節アーム機構の全体図であ
る。前述のように複数の平行リンク機構50を連結した
多関節アーム55がベース56上に設置される。ベース
56に張力生成機構52が備わる。この例の張力生成機
構52は、矢印Eのように垂直方向に移動可能な台53
に重り54を載せ、この台53にワイヤ37を固定して
吊下げることによりワイヤに張力を生成している。な
お、重り54に代えてスプリング(不図示)あるいは張
力可変のワイヤや張力発生アクチュエータによりワイヤ
37を引張ってもよい。
【0033】張力が付与されたワイヤ37は、前述のよ
うに多関節アーム55の各平行リンク機構50に連結さ
れ、各平行リンク機構50に応じて張力を変換して自重
をバランスさせる。このとき、根元の平行リンク50に
接続されるワイヤは、ベース56に取り付けた吊下げ機
構60を介して台53に固定される。この吊下げ機構6
0は、ワイヤ37に必要な張力を得るための重り54の
重量を小さくするためのものである。
【0034】図16は、上記吊下げ機構60の構成図で
ある。1本の共通のシャフト59に小径プーリ57及び
2つの大径プーリ58が固定される。平行リンク機構5
0に接続されるワイヤ37は、小径プーリ57に巻き回
される。2つの大径プーリ58にそれぞれワイヤ37が
巻き掛けられて固定される。これらの大径プーリ58に
固定されたワイヤ37の端部が台53(図15)に固定
される。このように、大径プーリ58のワイヤから小径
プーリ57のワイヤにシャフト59を介して張力を伝達
することにより、重量の小さい重り54を用いて大きな
張力を得ることができる。
【0035】なお、本発明は上記実施形態に限定されな
い。連結する平行リンク機構の数やプーリの数及びワイ
ヤの本数等は任意である。また、ワイヤの負担を軽減す
るため、構造部材はなるべく軽量化することが望まし
い。
【0036】図17は、本発明の自重補償機構を備えた
多関節アーム機構と従来の多関節アーム機構のアーム根
元節でのモータ負荷トルクを示すグラフである。横軸は
アーム水平位置からピッチ軸を変化させて回転させたと
きの回転角度(度)を示し、縦軸はアーム根元のモータ
48の負荷トルク(Nm)を示す。
【0037】図から分かるように、自重補償をしない従
来のアーム機構ではモータにかかる負荷が大きくしかも
回転角度を変えることにより大きく変動している。これ
に対し、本発明の自重補償を行なったアーム機構では回
転角度にかかわらずトルクはほぼ一定のゼロ付近に保た
れている。本発明では、前述の平行リンク33(図1)
に代えてこれと等価な梃子運動を行なう自重補償機構を
用いることができる。図18は、このような平行リンク
機構に代わる本発明の別の実施形態に係る自重補償機構
の構成図である。この自重補償機構68は、水平軸62
aを支点として梃子運動するレバー66(図1のリンク
部材34に相当)と、このレバー66の両端に装着した
第1プーリ35及び第2プーリ36と、第1プーリ35
と同軸上に設けた第1スプロケット67と、水平軸62
aに設けた第2スプロケット63と、両スプロケット6
3,67間に巻き回されたチェーン又はベルト等からな
る無端回転伝達手段64とを備えている。図1の例と同
様に、第1プーリ35及び第2プーリ36間にワイヤ3
7が巻き掛けられ、その端部が荷重Wの支持部材のワイ
ヤ固定点61に固定される。このような構成の自重補償
機構68を用いて多関節アーム機構を構成することによ
り、前述の平行リンクを用いた場合と同様な動作が得ら
れる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、平行
リンク機構に2段プーリによる張力変換機構を組合せた
簡単な構造により、多関節アームの各節の重量をワイヤ
を介して小さな一定張力でバランスさせることができ、
軽量で消費電力が少なく、迅速な動作で制御性の高い多
関節アーム機構が得られる。このような多関節アーム機
構を用いることにより、例えばその先端に工具やカメラ
等を取付け、工場や発電所その他人間が進入できない危
険な場所に進入して各種作業を行なったり状況の認識を
行なうことができる。また、災害現場等での救助活動に
おいても威力を発揮できる。
【0039】また、ワイヤを垂直回転軸に沿って配設す
ることにより、アーム回転時にワイヤの可動範囲を最小
限に抑えて周囲の部材との干渉を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る平行リンク機構の基本構成図。
【図2】 自重補償の原理説明図。
【図3】 図1の平行リンク機構を用いた多関節アーム
機構の構成図。
【図4】 本発明の張力変換機構の原理説明図。
【図5】 図4の張力変換機構を備えた多関節アーム機
構の構成図。
【図6】 本発明に係る多関節アーム機構の構成図。
【図7】 本発明の実施形態に係る2段プーリの構成説
明図。
【図8】 本発明の実施形態に係るアーム連結部の構成
説明図。
【図9】 本発明の実施形態に係る第1フレーム部材の
構成説明図。
【図10】 本発明の実施形態に係る第2フレーム部材の
構成説明図。
【図11】 本発明の実施形態に係る主リンクの構成説明
図。
【図12】 本発明の実施形態に係る副リンクの構成説明
図。
【図13】 本発明の実施形態に係る多関節アーム機構の
斜視図。
【図14】 本発明の実施形態に係る多関節アーム機構の
連結部の構成説明図。
【図15】 本発明の実施形態に係る多関節アーム機構の
全体図。
【図16】 本発明の実施形態に係る張力生成機構の吊下
げ機構の構成説明図。
【図17】 自重補償がある場合とない場合のモータの負
担トルクを示すグラフ。
【図18】 本発明の別の自重補償機構の構成説明図。
【図19】 従来のばねによる自重補償機構の説明図。
【符号の説明】
30:固定部、31:フレーム、32a〜32d:水平
軸、33:平行リンク、34:リンク部材、35:第1
プーリ、36:第2プーリ、36a:大径プーリ、36
b:小径プーリ、37:ワイヤ、38:支点、39:主
リンク、40:副リンク、41:張力生成機構、42:
孔、43:ベアリング、44:ピッチング歯車、45:
ヨーイング歯車、46:駆動歯車、47:孔、48:モ
ータ、49:駆動歯車、50:平行リンク機構、51:
モータ、52:張力生成機構、53:台、54:重り、
55:多関節アーム、56:ベース、57:小径プー
リ、58:大径プーリ、59:シャフト、60:吊下げ
機構、61:ワイヤ固定点、62a,62b:水平軸、
63:スプロケット、64:無端回転伝達手段、65:
ワイヤ固定点、66:レバー、67:スプロケット、6
8:自重補償機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C007 BS10 BS22 CT05 CV08 CW09 CY21 CY22 HT04 HT09 HT12 HT21 3J062 AA39 AB28 AC10 CB04 CB42

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直回転軸(a)及びその垂直回転軸
    (a)に対して角度(θ)をなす線上で距離(r)の2
    点に2つの水平回転軸の軸受け(b,c)を有する第1
    フレーム部材(A)と、 この第1フレーム部材(A)と対をなして同じ距離
    (r)を隔てた2つの水平回転軸の軸受け(d,e)を
    有する第2フレーム部材(B)と、 両端に水平回転軸(x,y)を有し、さらに一方の水平
    回転軸(x)に近い位置に水平回転軸(z)を有し、こ
    れら3つの水平回転軸(x,y,z)のうち、両端の水
    平回転軸(x,y)廻りに回動自在な第1、第2プーリ
    (35,36)がそれぞれ装着され、これら2つの第
    1、第2プーリのうち少なくとも一方(36)は、同軸
    状態に連結された直径の異なる2つのプーリで構成さ
    れ、前記水平回転軸(z,y)間の距離が(L)である
    主リンク(39)と、 前記主リンク(39)と平行で、両端に水平回転軸
    (p,q)を有し、これらの水平回転軸(p,q)間の
    距離が(L)である副リンク(40)と、 前記第1、第2の各プーリ(35,36)に巻き掛けら
    れるワイヤ(37)とにより構成され、 前記第1フレーム部材(A)の一方の軸受け(b)に前
    記主リンクの水平回転軸(z)を装着し、 前記第2フレーム部材(B)の一方の軸受け(d)に前
    記主リンクの水平回転軸(y)を装着し、 前記第1フレーム部材(A)の他方の軸受け(c)に前
    記副リンクの水平回転軸(p)を装着し、 前記第2フレーム部材(B)の他方の軸受け(e)に前
    記副リンクの水平回転軸(q)を装着し、 前記第1フレーム(A)、第2フレーム(B),主リン
    ク(39)および副リンク(40)により平行4節リン
    ク機構(Pi)を構成し、 n個の平行4節リンク機構(Pi=1〜n)のうち
    (i)番目の平行4節リンク機構(Pi)の第2フレー
    ム部材(B)の垂直回転軸(a)の上に,(i+1)番
    目の平行4節リンク機構(Pi+1)の第1フレーム部材
    (A)の垂直回転軸(a)を回動自在に連結し、これ
    を、i=1〜nについて繰返すことで、n個の平行4節
    リンク機構を直列に積み上げた多関節アーム機構を構成
    し、 この多関節アーム機構の最上段の平行4節リンク機構
    (Pn)の第2フレーム部材(B)に前記ワイヤ(3
    7)の一端を固定し、同ワイヤを平行4節リンク機構
    (Pn)の主リンク(39)のプーリ(35,36)に
    巻きつかせた後、順次下段に連結した平行4節リンク機
    構(Pn-1)〜(P1)の主リンク(39)のプーリ(3
    5,36)に巻きつかせることでワイヤ(37)の張力
    を全節に伝達させ、ワイヤの最終端部は、最下段の平行
    4節リンク機構(P1)の第1フレーム部材(A)に装
    着されたワイヤ張力生成手段(41)に連結したことを
    特徴とする多関節アーム機構。
  2. 【請求項2】上下に隣接する前記平行4節リンク機構間
    で張力を伝達するワイヤが、前記垂直回転軸(a)に近
    い位置に張られることを特徴とする請求項1に記載の多
    関節アーム機構。
  3. 【請求項3】上下に隣接する下側の平行4節リンク機構
    の第2フレーム部材(B)に対し上側の平行4節リンク
    機構の第1フレーム部材(A)を前記垂直軸(a)廻り
    に回転させる第1の駆動機構と、 各平行4節リンク機構の主リンクを副リンクとともに前
    記第1、第2フレーム部材(A,B)に対し前記水平回
    転軸廻りに回転させる第2の駆動機構とを備えたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の多関節アーム機
    構。
  4. 【請求項4】平行四辺形を形成する位置に設けた4つの
    水平軸を有する平行リンク機構を2つ又はそれ以上連結
    して複数関節のアームを形成し、 前記各平行リンク機構は、1対の平行な主リンク及び副
    リンクと、前記水平軸を介して前記両リンクの両端部を
    連結する1対の第1フレーム部材及び第2フレーム部材
    とからなり、 連結された2つの平行リンク機構の連結部は、一方の前
    記第2フレーム部材に対し他方の第1フレーム部材を垂
    直軸廻りに回転可能に取付けて構成された多関節アーム
    機構において、 前記各平行リンク機構の主リンクは、その第2フレーム
    部材側の端部に、この主リンクの水平軸と同軸の第1プ
    ーリを備えるとともに、第1フレーム部材側の端部にこ
    の主リンクの水平軸から離れた位置に第2プーリを備
    え、 連結された平行リンク機構の第1及び第2プーリに順次
    ワイヤを巻き掛け、このワイヤの一端をアーム先端の平
    行リンク機構の第2フレーム部材に固定し、ワイヤの他
    端をアーム根元の平行リンク機構の第1フレーム部材を
    介して張力生成手段に連結し、前記第2プーリは、同軸
    上に配置した径の異なる2段のプーリで構成し、前記第
    1プーリからのワイヤ張力を一旦大径側のプーリで受け
    てからこのワイヤ張力を小径側のプーリのワイヤに伝達
    することを特徴とする多関節アーム機構。
  5. 【請求項5】前記張力生成手段は、重り又はスプリング
    あるいは張力可変のワイヤや張力発生アクチュエータか
    らなることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の多関節アーム機構。
  6. 【請求項6】前記平行リンク機構に代えて、水平軸を支
    点として梃子運動するレバーの両端に第1プーリ及び第
    2プーリを設け、前記支点及び第1プーリと同軸上にそ
    れぞれスプロケットを装着し両スプロケット同士を無端
    回転伝達手段で連結し、前記第1及び第2プーリ間にワ
    イヤを巻き掛けた自重補償機構を用いたことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の多関節アーム機
    構。
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