JP2003088997A - プレス機械のボルスタ昇降装置 - Google Patents

プレス機械のボルスタ昇降装置

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JP2003088997A
JP2003088997A JP2001283307A JP2001283307A JP2003088997A JP 2003088997 A JP2003088997 A JP 2003088997A JP 2001283307 A JP2001283307 A JP 2001283307A JP 2001283307 A JP2001283307 A JP 2001283307A JP 2003088997 A JP2003088997 A JP 2003088997A
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press machine
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Akira Yamauchi
明 山内
Noriyuki Shimizu
則之 清水
Naonori Taniguchi
直則 谷口
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Aida Engineering Ltd
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    • B30B15/028Loading or unloading of dies, platens or press rams
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
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    • B30B15/04Frames; Guides
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    • B30BPRESSES IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スライド側に構成要素を具備する必要のないク
イックダイオープン機能を提供する。 【解決手段】スライド1の昇降動作を案内するガイドポ
スト10は、ボルスタ4の昇降動作を案内するガイド手
段でもある。一方、ボルスタ昇降駆動手段5は油圧シリ
ンダ装置20により構成される。油圧シリンダ20の上
面はボルスタ4の下面と接合される。図1は通常状態を
示し、金型を保守・点検する際はボルスタ4が下降す
る。すると、上下型間は開いた状態となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にスライドが高
速で駆動され、スライドストロークが数ミリ〜十数ミリ
程度のプレス機械において、金型の保守・点検を容易に
する、いわゆるクイックダイオープンに関する。
【0002】
【従来の技術】プレス機械のうち、ICのリードフレー
ムやコネクタ等のプレス加工に用いられる高速自動プレ
ス(例えばスライドストローク数が1000spm以上
のもの)は、スライドストローク長さが数ミリ〜十数ミ
リ程度であるため、スライドを上死点にし、かつ、ダイ
ハイト調節機構でスライドを上限にしても、上下の金型
間距離は100ミリにも満たない。そのうえ、ダイハイ
ト調節機構でスライドを上限まで移動させるには時間も
掛かかる。また点検後、スライドの位置を元に戻すこと
になるが、点検前のスライド位置は時間を掛けて微細に
調節して決定された位置であるため、スライド位置を元
通りにするには困難を要する。このため、保守・点検等
の金型のメンテナンスは困難を要する。このような問題
を解決するため、金型がプレス機械に取り付けられた状
態のまま金型のメンテナンスが十分可能な程度に金型間
を一時的に開く、いわゆるクイックダイオープンと呼ば
れる機能を提供する機構が種々提案されている。
【0003】例えば、特開平8−112699号公報で
は、クランク軸に連結されたコンロッドの小端部とスラ
イドとの間に油圧シリンダ機構を介挿させ、この油圧シ
リンダ機構において、コンロッドはピストンを構成し、
また、この油圧シリンダ機構のシリンダの外周にねじ部
を形成させ、このねじ部とウォーム機構とによりダイハ
イト調節機構を形成するスライド装置が開示されてい
る。この装置は、油圧シリンダのストロークにより、ス
ライドを昇降させることで上下の金型間を開けるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開平8−11
2699号公報に開示される機構においては、スライド
側に油圧シリンダ機構を具備しているので、スライド重
量が重くなり、スライドの昇降運動による慣性力が大き
くなってしまう。ここで、スライドストローク数が10
00spmを超えるような高速自動プレスにおいては、
高速で昇降動作するスライドの慣性力を低減させるた
め、スライド重量を軽くすることが必要である。よっ
て、前述の特開平8−112699号公報に開示される
機構を具備することはプレス機械の高速化という観点か
ら見ると不利である。また、特開平8−112699号
公報に開示される機構においては、コンロッド小端部を
シリンダ内を摺動可能なピストン形状に加工したり、ダ
イハイト調整機構のねじ部材内部をシリンダ形状に加工
する等、製作が難しい部材があり、製造に掛かるコスト
が大きい。
【0005】本発明の目的は、高速自動プレスに適合
し、クイックダイオープン可能なプレス機械のボルスタ
昇降装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上型
と下型で構成される金型の前記上型をスライド下面に固
設し、前記下型をボルスタ上面に固設して、前記スライ
ドを昇降させてプレス加工を行うプレス機械において、
前記ボルスタは昇降自在に形成されるとともに、前記ス
ライドを昇降自在に案内するガイド手段は、前記ボルス
タを昇降自在に案内するガイド手段と共通であり、前記
ボルスタの昇降運動を駆動するボルスタ昇降駆動手段が
前記ボルスタ下部に設けられるとともに、前記ボルスタ
昇降駆動手段のストローク量は、前記金型の保守・点検
が可能な程度に前記上型と前記下型を離隔可能な量であ
ることを特徴とするプレス機械のボルスタ昇降装置であ
る。
【0007】請求項1の発明では、ボルスタの昇降動作
の案内は、スライドの昇降動作を案内するガイド手段を
使用する。すなわち、ボルスタ及びスライドのガイド手
段は共通とする。そして、プレス機械のボルスタ下部に
ボルスタを昇降駆動するボルスタ昇降駆動手段を設け
る。ボルスタのストローク量(昇降量)は、金型が保守
・点検可能な程度に上下型間の距離が確保し得る量であ
る。
【0008】このような構成のボルスタ昇降装置によれ
ば、金型の保守・点検可能な程度に上下型間を開くクイ
ックダイオープン機能を提供する機構をスライド側に設
ける必要がない。すなわち、従来は通常の駆動機構(ク
ランク軸等を含む駆動機構)とは別に設けた機構(油圧
シリンダ等)によりスライドを上昇させ、上下型間距離
を確保し、このための油圧シリンダ等の機構はスライド
側に設けられていた。よってスライド重量が増し、スラ
イドの昇降運動による慣性力が増大するので、プレス機
械の高速化の弊害となっていた。本発明によれば、クイ
ックダイオープン機能を提供する機構をスライド側に設
ける必要がないので、プレス機械の高速化に有利とな
る。
【0009】さらに、ボルスタ及びスライドのガイド手
段が共通とされているので、上下型間を広げて金型の保
守・点検を行った場合においても、スライドとボルスタ
の水平方向の位置関係が保たれる。すなわち、金型の保
守・点検を行う前後におけるスライドとボルスタのセン
ターがずれることがないので、金型の保守・点検終了後
に再度上下型のかみ合わせ等の位置調整をする必要がな
い。
【0010】請求項2の発明は、前記ガイド手段は、前
記スライド下面から下方に向かって垂設されるピン部材
と、前記ボルスタ上面に設けられ、前記ピン部材に対応
して設けられるガイド部材と、を有することを特徴とす
る請求項1記載のプレス機械のボルスタ昇降装置であ
る。
【0011】請求項2記載の発明では、スライド下面か
ら下方に向かって垂設されるピン部材とボルスタ上面に
設けられるガイド部材の嵌合により、ガイド手段が構成
される。いわゆるガイドポストが用いられている。よっ
て、請求項1の発明による効果に加えて、特別なガイド
手段を用いることなく構造簡単にして、金型の保守・点
検後の上下型のセンター位置ずれを防止できる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記ボルスタ昇降
駆動手段は、単数又は複数の油圧シリンダ装置で構成さ
れることを特徴とする請求項1又は2記載のプレス機械
のボルスタ昇降装置である。
【0013】請求項3記載の発明によると、ボルスタ昇
降駆動手段を油圧シリンダ装置で構成し、油圧によりプ
レス荷重を受けるようにした。ここで、例えばモータと
ラック,ピニオン機構でボルスタ昇降駆動手段を構成し
た場合と比較すると、請求項3記載の発明ではプレス荷
重を油圧で受けることができるが、モータとラック,ピ
ニオン機構のような機械構造物では機械構造物でプレス
荷重を受けなければならない。すると、請求項3記載の
発明に比べてより各部材の大きさを大きくして丈夫にし
なければならない。さらに、機械構造物の構成は一般的
に複雑である。よって、請求項1又は2記載の発明によ
る効果に加えて、他の手段に比べて構造簡単に、かつ、
小型化したボルスタ昇降装置を提供することができる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記油圧シリンダ
装置は、ピストン部に固設されるロッド部の端部に当接
部材を有し、前記当接部材によりピストンの上昇限が規
制されることを特徴とする請求項3記載のプレス機械の
ボルスタ昇降装置である。
【0015】請求項4記載の発明では、ピストン部に固
設するロッド部の端部に当接部材が設けられる。ピスト
ンの上昇限はこの当接部材の当接により規制される。こ
こで、従来のように、ウォーム機構で構成されるダイハ
イト調節装置によって、金型の保守・点検後のスライド
の位置を決めるとすると、ウォームシャフトの回転を手
動又はモータで微量に調節してスライド位置を調節しな
ければならず、時間も掛かり、かつ、作業者の熟練も要
する。一方、請求項4記載の発明によれば、当接部材に
より油圧シリンダ装置のピストンの上限位置、すなわち
ボルスタの上限位置が規制されている。つまり、ボルス
タの位置は当接部材の位置によるので、ボルスタの上限
位置は保守・点検の前後で変化することはい。ゆえに、
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明によ
る効果に加えて、保守・点検前後のスライドとボルスタ
の平行度がさらに高精度に保たれ、かつ、保守・点検後
のボルスタ位置を効率よく設定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図3に
基づいて説明する。図1はプレス機械正面からみた図2
のA−A断面図である。図2はプレス機械上面からみた
図1のB−B断面図である。図3はプレス機械側面から
みた図1のC−C断面図である。尚、図1〜図3は本発
明の実施形態に係るプレス機械の要部であり、図示され
ていない他の構成は、通常のプレス機械と同様である。
すなわち、略説すると、プレス機械上部にはクラウン、
下部にはベッド(2)が設けられ、クラウンとベッド
(2)間には4本のコラム(3)が設けられる。そし
て、クラウン,コラム(3),ベッド(2)はタイロッ
ド(又はボルト)により連結されている。また、クラウ
ン内部に設けられた駆動機構とスライド(1)とはコン
ロッドにより連結されるとともに、スライド(1)は昇
降自在に設けられており、前記駆動機構によりスライド
(1)は昇降運動する。また、駆動機構には、メインモ
ータにより回転駆動されるフライホイールの回転運動エ
ネルギーがクラッチ・ブレーキ装置を介して入力され、
駆動機構(クランク軸等)により昇降運動に変換してコ
ンロッドに伝達する。
【0017】図1〜図3において、1はスライドであ
り、2はベッド、3はコラムである。ベッド2の上面に
はボルスタ4が設けられている。図示しない上型及び下
型により構成される金型は、ボルスタ4の上面に下型が
固設され、スライド1の下面に上型が固設される。尚、
ボルスタ4の中央にはプレス加工の際に発生するスクラ
ップの落とし穴4aが設けられている。
【0018】スライド1は、スライド1(ボルスタ4)
の四隅に設けられるガイドポスト10により昇降自在に
案内されている。ガイドポスト10は、ピン部材11及
びガイド部材12により構成される。ピン部材11は、
スライド1の下面四隅から夫々下方に向けて垂設され
る。一方、ガイド部材12はピン部材11に対応したボ
ルスタ4の上面に設けられる。ガイド部材12にはガイ
ド穴12aが設けられ、ピン部材11はガイド穴12a
に挿入されて案内される。このようにしてスライド1は
ガイドポスト10(ピン部材11,ガイド部材12)に
より昇降自在に案内されている。ここで、ボルスタ4側
からみて上記構成を換言すると、ボルスタ4もガイドポ
スト10(ピン部材11,ガイド部材12)により昇降
自在に案内されているといえる。すなわち、ガイドポス
ト10はスライド1とボルスタ4で共通のガイド手段と
なっている。
【0019】一方、ボルスタ4の下部(ベッド2の内
部)には、ボルスタ昇降駆動手段5が設けられている。
ボルスタ昇降駆動手段5は4基の油圧シリンダ機構20
により構成される。油圧シリンダ機構20には、ベッド
2に固設するシリンダ21が設けられている。シリンダ
21にはピストンロッド22が組み合わされている。詳
説すると、ピストンロッド22のピストン部22aの外
周はシリンダ21のシリンダ部21aの内周面を摺動
し、ピストンロッド22のピン部22bの外周面はシリ
ンダ21のフランジ部21bの内周面を摺動する。ここ
で、各摺動面は図示しないパッキン等が設けられ、流入
される油圧は保持される。さらに、ピストンロッド22
のピン部22bの上面は、プレート23を介して、ボル
スタ4とボルト24により接合されている。
【0020】また、ピストンロッド22のロッド部22
cはシリンダの底部21cの穴と摺動している。この摺
動部にも図示しないパッキンが設けられている。さら
に、ロッド部22cの下端はねじ加工が施され、ナット
25が螺合している。さらにまた、シリンダ21には2
つのジョイント26,27が設けられている。ジョイン
ト26,27には図示しない油圧ポンプ,電磁弁等で構
成される油圧回路が接続され、電磁弁の切換えによりジ
ョイント26,27を介して圧油をシリンダ21内に流
入させる。すなわち、ジョイント26を介して圧油を流
入させると、摺動部22aの上面とフランジ部21bの
下面とで形成される油室29に圧油が流入し、ジョイン
ト27を介して圧油を流入させると摺動部22a下面と
底部21c上面とで形成される油室28に圧油が流入す
る。このようにして、ピストンロッド22を昇降動作さ
せることができる。
【0021】次に本装置の作用を説明する。ここで、図
3の中央線左側は通常状態(プレス加工を行う状態)を
示し、右側は金型が開いた状態(金型の保守・点検を行
う状態)を示す。換言すれば、中央線左側はボルスタが
上昇限にある状態で、右側はボルスタが下降限にある状
態を示す。
【0022】図3の中央線左側の通常状態においては、
ジョイント27を介して下側の油室28に圧油が流入
し、図示しないパッキン,油圧回路のチェック弁等によ
り油圧が保持されている。すなわちプレス加工により発
生するプレス荷重は、4基の油圧シリンダ装置20の油
圧力で受けることになる。
【0023】ここで、ピストンロッド22の上昇限、す
なわちボルスタ4の上昇限はナット25がベッド2の一
部に当接することで規制される。よって、このナット2
5の位置を適宜調整することにより、ボルスタ4の昇降
ストロークを調整することができる。実施態様によって
は、ダイハイト調節も可能である。またこれにより、ボ
ルスタ4の昇降を繰り返し行っても、ボルスタ4の位置
及びスライド1との平行度は常に一定とすることができ
る。
【0024】一方、ボルスタ4の平行度の調整は、種々
の厚みのプレート23を用意して、このプレート23を
適宜交換することにより、可能である。より精度良く調
整するためには、ボルスタ4の下面とプレート23上面
との間にシムを入れて調整することも可能である。
【0025】図3の中央線右側の金型が開いた状態にお
いては、油室28の圧油を解除し、ジョイント26を介
して油室29に圧油を流入させる。このときの圧油は、
ボルスタ4を下降させるのみであり、ボルスタ4等の自
重も荷担されるので低圧力の油圧力で十分である。下降
限は、ボルスタ4の下面がシリンダ21のフランジ部2
1bの上面と当接したところで下降停止し、図3右側の
状態となる。この状態はスライド下面〜ボルスタ上面
間、すなわち図示しない金型の上下型間が大きく開いた
状態であり、例えばスライドストローク長さが数ミリ〜
数十ミリ程度のいわゆる高速自動プレスにおいても、金
型の保守・点検を容易に行うことができる。
【0026】さらに、図3の左側から右側(右側から左
側)へ移行する際、ボルスタ4の昇降動作はガイドポス
ト10により案内される(保守・点検時は、スライドは
上死点にて停止させておく)。このように、スライド1
の昇降動作の案内とボルスタ4の昇降動作の案内が共通
にされるので、保守・点検前後において上下型の水平方
向の位置関係がずれることがない。
【0027】尚、本発明の好ましい実施形態は以上に説
明される通りであるが、本発明はプレス機械において慣
例的に実施される事項について限定的に解釈されるもの
ではない。また、本発明は高速自動プレスに適用される
のが好ましいが、他のプレス機械(特にスライドストロ
ークの短いプレス機械)においても同様の構成で実施す
ることにより同様の効果を発揮する。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、金型の保
守・点検可能なように上下型間を開くクイックダイオー
プン機能を提供する装置をスライド側に設ける必要がな
く、本機能をプレス機械に具備させてもスライド重量を
増加させることはないので、プレス機械の高速化に有利
である。さらに、ボルスタ及びスライドのガイド手段が
共通とされているので、上下型間を広げて金型の保守・
点検を行った場合においても、スライドとボルスタの水
平方向の位置関係が保たれ、金型の保守・点検終了後に
再度上下型のかみ合わせ等の位置調整をする必要がな
い。
【0029】請求項2記載の発明によると、スライド及
びボルスタをガイドするガイド手段にいわゆるガイドポ
ストが用いられているので、請求項1記載の発明による
効果に加えてさらに構造簡単なクイックダイオープン機
能を有するプレス機械のボルスタ昇降装置を提供するこ
とができる。
【0030】請求項3記載の発明によると、ボルスタ昇
降駆動手段を油圧シリンダ装置で構成するので、請求項
1又は2記載の発明による効果に加えて、他の手段と比
べて構造簡単でコストを低減した小型のボルスタ昇降手
段を具備するプレス機械のボルスタ昇降装置を提供する
ことができる。
【0031】請求項4記載の発明によると、ボルスタの
位置は当接部材の位置によるので、ボルスタの上限位置
は保守・点検の前後で変化することはい。ゆえに、請求
項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明による効
果に加えて、保守・点検前後のスライドとボルスタの平
行度がさらに高精度に保たれ、かつ、保守・点検後のボ
ルスタ位置を効率よく設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における、プレス機械の要部
正面図で、図2のA−A断面図
【図2】本発明の実施形態における、プレス機械の要部
上面図で、図1のB−B断面図
【図3】本発明の実施形態における、プレス機械の要部
側面図で、図2のC−C断面図
【符号の説明】
1…スライド,2…ベッド,3…コラム,4…ボルス
タ,4a…落とし穴,5…ボルスタ昇降駆動手段,10
…ガイドポスト,11…ピン部材,12…ガイド部材,
12a…ガイド穴,20…油圧シリンダ装置,21…シ
リンダ,21a…シリンダ部,21b…フランジ部,2
1c…底部,22…ピストンロッド,22a…ピストン
部,22b…ピン部,22c…ロッド部,23…プレー
ト,24…ボルト,25…ナット,26,27…ジョイ
ント

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上型と下型で構成される金型の前記上型を
    スライド下面に固設し、前記下型をボルスタ上面に固設
    して、前記スライドを昇降させてプレス加工を行うプレ
    ス機械において、前記ボルスタは昇降自在に形成される
    とともに、前記スライドを昇降自在に案内するガイド手
    段は、前記ボルスタを昇降自在に案内するガイド手段と
    共通であり、前記ボルスタの昇降運動を駆動するボルス
    タ昇降駆動手段が前記ボルスタ下部に設けられるととも
    に、前記ボルスタ昇降駆動手段のストローク量は、前記
    金型の保守・点検が可能な程度に前記上型と前記下型を
    離隔可能な量であることを特徴とするプレス機械のボル
    スタ昇降装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド手段は、前記スライド下面から
    下方に向かって垂設されるピン部材と、前記ボルスタ上
    面に設けられ、前記ピン部材に対応して設けられるガイ
    ド部材と、を有することを特徴とする請求項1記載のプ
    レス機械のボルスタ昇降装置。
  3. 【請求項3】前記ボルスタ昇降駆動手段は、単数又は複
    数の油圧シリンダ装置で構成されることを特徴とする請
    求項1又は2記載のプレス機械のボルスタ昇降装置。
  4. 【請求項4】前記油圧シリンダ装置は、ピストン部に固
    設されるロッド部端部に当接部材を有し、前記当接部材
    によりピストンの上昇限が規制されることを特徴とする
    請求項3記載のプレス機械のボルスタ昇降装置。
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