JPH058092A - プレス機械 - Google Patents

プレス機械

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JPH058092A
JPH058092A JP3325414A JP32541491A JPH058092A JP H058092 A JPH058092 A JP H058092A JP 3325414 A JP3325414 A JP 3325414A JP 32541491 A JP32541491 A JP 32541491A JP H058092 A JPH058092 A JP H058092A
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slide
press machine
pressure oil
slides
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Tadayoshi Uehara
只好 上原
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Aida Engineering Ltd
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Aida Engineering Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/041Guides

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス品の成形精度の高精度化、型寿命の低
下防止、成形荷重の減少、材料加工時の振動、騒音の低
減を図る。 【構成】 クランク軸8に角度位相差を有する複数の偏
心部9を設け、偏心部9にコンロッド10を介して互い
に分離されたスライド12を連結する。スライド12の
水平方向位置を圧油が供給されるパッド等からなるスラ
イド水平方向位置調整装置42で調整し、スライド12
をコンロッド10に対して油圧シリンダ、受圧部材等か
らなるスライド昇降装置11で昇降動自在とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク軸の回転でス
ライドを上下動させて材料を加工するプレス機械に関す
る。
【0002】
【背景技術】クランク軸にコンロッドを介して連結され
たスライドをクランク軸の回転により上下動させ、これ
によりスライドに取り付けられた上型とボルスタに取り
付けられた下型とで材料を加工するプレス機械では、ベ
ッドとクラウンとを結合するコラムに設けたギブとスラ
イドに設けたギブとで構成されるスライドガイドにより
スライドの上下動を案内させ、また、上型と下型からな
る金型装置にガイドポストを設け、このガイドポストで
上型を下型に対して案内させて上下動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレス加工される材料
には厚さのばらつきや硬さのばらつきがあり、このた
め、スライドの下降により材料を加工するときにおける
材料からの反力として、上型、スライドには水平方向の
スラスト荷重が作用する。このスラスト荷重は、従来、
前述のスライドガイドやガイドポストで受けられ、これ
により、上型、スライドの水平方向移動を阻止してプレ
ス品の成形精度を得ようとしていた。しかし、この従来
技術は、スラスト荷重による上型、スライドの水平方向
移動を弾性変形するスライドガイド、ガイドポストで阻
止しようとする消極的な問題解決手段であり、プレス品
を一定精度以上に高精度成形することは困難であった。
【0004】また、材料を間欠送りしてこの材料を複数
の加工ステージで順番に加工する従来のプログレッシブ
加工用プレス機械では、1個のスライドに各加工ステー
ジと対応して複数の上型が取り付けられているため、こ
のスライドの下降によりこれらの上型がボルスタに取り
付けられた複数の下型と共に材料を加工する際、一つの
加工ステージにおける上型に前記スラスト荷重が作用す
ると、このスラスト荷重はスライドを介して他の上型に
伝達されてしまい、このため、上型同士は互いに悪影響
を及ぼし合い、この結果、プレス品の高精度成形を実現
することは難しかった。また、上型は下型に対して芯ず
れした状態で材料を加工することになるため、上型と下
型は大きな摩擦力を受けることになり、この結果、金型
の寿命が低下するという問題もあった。
【0005】また、従来の前記プログレッシブ加工用プ
レス機械では、スライドが下死点に達したとき各加工ス
テージにおける上型と下型とで材料は同時に加工される
ため、プレス機械の成形荷重は大きくなり、このため、
プレス機械に発生する振動、騒音が大きくなるという問
題があった。
【0006】また、プレス機械には、金型交換で上型、
下型の高さ寸法が変わった場合におけるスライドアジャ
スト作業やプレス加工熱でスライド等が熱膨張変形して
スライドの下死点が変化した場合における下死点補正作
業を行うためのスライド調整装置が必要であるととも
に、上型が材料を打ち抜いたときにプレス機械に生じる
振動、騒音を低減するためのブレークスルー対策装置も
必要である。従来、これらは個別の装置としてプレス機
械に設けられており、それだけプレス機械の構造が複雑
になっていた。
【0007】本発明の目的は、材料の加工時におけるス
ラスト荷重によって上型、スライドが水平方向に移動す
るのを積極的に阻止でき、上型と下型の芯合せ状態を確
保しながら材料をプレス加工できて高精度加工を達成で
きるプレス機械を提供するところにある。
【0008】また、本発明の目的は、上型が各加工ステ
ージと対応して複数設けられている場合、一つの加工ス
テージにおける上型にスラスト荷重が作用しても、この
スラスト荷重が他の上型に伝達されず、上型同士が互い
に悪影響を及ぼすことがなく、これによりプレス品の成
形精度を高精度にできるプレス機械を提供するところに
ある。
【0009】さらに、本発明の目的は、成形荷重を小さ
くでき、このため、振動、騒音を少なくできるプレス機
械を提供するところにある。
【0010】また、本発明の目的は、スライド調整装置
とブレークスルー対策装置とを個別の装置として設ける
必要がなく、このため、構造の簡単化を達成できるプレ
ス機械を提供するところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプレス機械
は、クランク軸にコンロッドを介してスライドが連結さ
れ、このスライドに取り付けられた上型とボルスタに取
り付けられた下型とで材料を加工するプレス機械におい
て、クランク軸に複数の偏心部を角度位相差をもたせて
形成し、これらの偏心部にコンロッドを介して互いに分
離、独立状態となった複数のスライドを連結し、プレス
機械フレームにこれらのスライドと水平方向に対向配置
されてスライドの水平方向の位置を調整するスライド水
平方向位置調整装置を設け、スライドとコンロッドとの
間にコンロッドに対してスライドを昇降可能とするスラ
イド昇降装置を設けたことを特徴とするものである。
【0012】以上において、前記スライド水平方向位置
調整装置は、一例として、2つの直交水平方向における
スライドの位置を検出するセンサと、前記2つの直交水
平方向に向いたスライドの4つの垂直面と僅少の隙間を
開けてプレス機械フレームに取り付けられ、供給される
圧油の圧力をこれらの垂直面に作用させる複数のパッド
と、これらのパッドに圧油を供給する油圧回路中に設け
られ、前記センサにより検出されたスライドの水平方向
位置に応じて前記パッドへの圧油の供給を規定してスラ
イドの位置を適正な水平方向位置とする制御バルブとを
含んで構成されている。
【0013】また、前記スライド昇降装置は、一例とし
て、スライドの上端に固設された油圧シリンダと、この
油圧シリンダの内部室を上室、下室に区画するピストン
部を有し、油圧シリンダから突出した上部にコンロッド
の下部が連結された上下動自在な受圧部材と、上室と下
室とを接続する油圧回路中に設けられ、下室中の圧油を
上室に流入させる切換バルブとを含んで構成されてい
る。
【0014】また本発明に係るプレス機械は、スライド
を1個とし、かつ、前記スライド水平方向位置調整装置
だけまたは前記スライド昇降装置だけを設けたものであ
る。
【0015】
【作用】スライドが複数設けられたプレス機械では、そ
れぞれのスライドは角度位相差を有するクランク軸の偏
心部にコンロッドを介して連結されているため、これら
のスライドは角度位相差分だけずれたタイミングで上下
動し、上型と下型とによる材料の加工時期にずれが生
じ、スライドの下降による材料の加工は同時に行われな
いため、プレス機械の成形荷重は小さくなる。また、そ
れぞれのスライドは分離された独立状態となっているた
め、一つの加工ステージにおける上型にスラスト荷重が
作用しても、これらのスライドに取り付けられた上型同
士は互いに悪影響を及ぼし合うことはなく、また、それ
ぞれのスライドはスライド水平方向位置調整装置により
水平方向の位置が調整されるため、上型と下型は芯ずれ
が解消されて材料の加工を行い、材料の加工時にスライ
ド水平方向位置調整装置により上型と下型とが自動調芯
されることによってプレス品は高精度に成形され、また
型寿命も長期化する。さらに、スライド昇降装置により
スライドをコンロッドに対して昇降させることにより、
スライドアジャスト作業、スライド下死点補正作業を行
え、また、材料の打ち抜き時にスライド昇降装置を作動
させることによってブレークスルーにおける振動、騒音
を減少できる。
【0016】スライドが1個で、スライド水平方向位置
調整装置だけが設けられたプレス機械では、スライド水
平方向位置調整装置による前述の上型と下型の芯ずれの
解消を行え、またはスライド昇降装置だけが設けられた
プレス機械では、スライド昇降装置による前述のスライ
ドアジャスト作業、スライド下死点補正作業をおよびブ
レークスルーにおける振動、騒音の減少を達成できる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は本実施例に係るプログレッシブ加工
用プレス機械1を示す。プレス機械1のクラウン2上に
はモータ3が配置され、モータ3の駆動力はベルト4、
フライホイール5、クラッチ6を介してブレーキ7付き
のクランク軸8に伝達される。クラウン2の内部で回転
自在に軸承されたクランク軸8には合計3個9A,9
B,9Cの偏心部9が設けられ、これらの偏心部9にコ
ンロッド10の上部が回転自在に嵌合され、コンロッド
10の下部にはスライド昇降装置11を介してスライド
12が連結されている。スライド12は偏心部9と同じ
く3個12A,12B,12Cあり、これらのスライド
12は互いに分離した独立状態となっている。
【0018】偏心部9Aと9Cはクランク軸8の円周方
向に同じ角度位相で形成されているが、偏心部9Bはこ
れらの偏心部9A,9Cに対しクランク軸8の回転方向
に進んだ角度位相で形成されており、このため偏心部9
A,9Cと9Bとの間には角度位相差があり、クランク
軸8が回転したとき、スライド12Bが最も早く下死点
に達し、次いでスライド12A,12Cが下死点が達す
るようになっている。
【0019】それぞれのスライド12の下面には上型1
3が取り付けられ、また、ボルスタ14の上面には上型
13と対応する下型15が取り付けられ、これらの上型
13、下型15により材料16をプログレッシブ加工す
るための加工ステージA,B,Cが形成されている。コ
イル材からなる材料16はフィードローラ装置17によ
りスライド12が上下動する毎に間欠送りされ、各加工
ステージA,B,Cの上型13、下型15で順番に加工
される。本実施例に係る上型13、下型15は材料16
を打ち抜き加工するためのパンチ、ダイスとなってい
る。
【0020】図2はスライド12の形状を示す一部破断
の正面図で、図3は図2のIII −III 線断面図、図4は
スライド12の全体形状を示す斜視図である。図4にお
いて、スライド12は、下部の箱型ケース18内に収納
された円形のプラテン19と、プラテン19に垂直に立
設されたガイド部材20とを含んで構成され、ガイド部
材20は前後方向、左右方向に延びる前方延出部20
A、後方延出部20B、左方延出部20C、右方延出部
20Dを有する平面十字形となっている。これらの延出
部20A,20B,20C,20Dは、図3の通り、互
いに反対側に向いた2つの面21と22、23と24、
25と26、27と28を有しており、面25と28、
面26と27、面21と24、面22と23により、ス
ライド12には2つの直交水平方向である前後方向、左
右方向に向いた4つの垂直面D,E,F,Gが設けられ
ている。
【0021】プレス機械1のフレーム29には面21〜
28と僅少の隙間を開けて対向するパッド30が取り付
けられ、これらのパッド30には油圧源31からの高圧
の圧油が油圧回路32を介して供給されるようになって
おり、それぞれのパッド30に供給された圧油の圧力が
面21〜28に作用するようになっている。前記4つの
垂直面D〜Gのうちの1つの垂直面を形成している面2
1〜28中の2つの面と対向している図3の2つのパッ
ド30には、油圧回路32の分岐回路から圧油が共通し
て供給されるようになっている。具体的に説明すると、
前後方向の前側に向いた垂直面Dを形成している面25
と28に対向している2つのパッド30には油圧回路3
2の分岐回路32Aから圧油が供給され、前後方向の後
側に向いた垂直面Eを形成している面26と27に対向
している2つのパッド30には油圧回路32の分岐回路
32Bから圧油が供給され、同様にして、左右方向の左
側、右側に向いた垂直面F,Gを形成している面21と
24、22と23と対向しているそれぞれの2つのパッ
ド30には分岐回路32C,32Dから圧油が供給され
るようになっている。なお、本実施例では、図4の通
り、パッド30は上下二段に設けられており、このた
め、実際には1つの分岐回路から4つのパッド30に圧
油が共通して供給されるようになっている。
【0022】図3の通り、以上の分岐回路32A〜32
Dには制御バルブ33〜36が設けられている。これら
の制御バルブ33〜36は図示しない制御装置からの電
気信号によりオン、オフ作動し、オン作動したときには
圧油をパッド30に供給し、オフ作動したときには油圧
回路32からの圧油をタンク37に逃がすようになって
いる。また、制御バルブ33〜36はオン、オフ切換速
度が極めて早い高応答性バルブであり、短時間内にオフ
作動を多数回行えるものとなっている。
【0023】制御バルブ33〜36は通常時オン作動し
ており、このため、全てのパッド30には同圧の圧油が
供給され、スライド12は圧油の圧力のバランスによっ
て前後、左右の一定位置にあり、また垂直な軸を中心と
して回転することもない。制御バルブ33〜36のうち
の1つの制御バルブがオフ作動すると、このオフ作動さ
れている間だけその制御バルブに接続されているパッド
30には圧油が供給されないため、圧油の圧力のバラン
スがくずれ、スライド12には圧油が供給されないパッ
ド30側への水平方向押圧力が生ずるようになってい
る。制御バルブが短時間にオフ作動を多数回繰り返せ
ば、スライド12は大きく水平方向に移動し、スライド
12の移動量は制御バルブのオフ作動回数によって設定
できる。
【0024】このように、制御バルブ33〜36はパッ
ド30への圧油の供給を規定するためのバルブとなって
おり、これらの制御バルブ33〜36のオン、オフ切換
作動によりスライド12の位置を適正な水平方向位置に
修正できるものとなっている。
【0025】それぞれのパッド30に供給された圧油は
図5に示されているパッド30とスライド12の前記面
21〜28との間の僅少の隙間38から流出し、流出し
た油は前記プラテン19の上面に落下する。図4の通
り、プラテン19の外周縁には側壁19Aが形成されて
いて、プラテン19の上部は油受け部39となっている
ため、油はこの油受け部39に溜まり、そして、プラテ
ン19に接続されている油吸引回収回路によりタンクに
戻されるようになっている。
【0026】図3の通り、プレス機械1の前記フレーム
29にはスライド12の前記後方延出部20B、左方延
出部20Cと隙間を開けて水平方向に対向する前後位置
検出センサ40、左右位置検出センサ41が取り付けら
れ、これらのセンサ40,41によりスライド12の前
後方向位置、左右方向位置が検出されるようになってい
る。検出されたスライド12の前後方向位置、左右方向
位置に関する電気信号はセンサ40,41から前記制御
装置に送られ、この電気信号に基づき制御装置は制御バ
ルブ33〜36をオン、オフ切換作動させる電気信号を
発信するようになっている。
【0027】以上のようにスライド12と水平方向に対
向してプレス機械1のフレーム29に設けられたパッド
30と、前後位置検出センサ40と、左右位置検出セン
サ41とは、スライド12の2つの直交水平方向の位置
を調整するためのスライド水平方向位置調整装置42を
構成するものとなっており、このスライド水平方向位置
調整装置42は制御バルブ33〜36と、前記制御装置
とを含んで構成されている。
【0028】図2の通り、プレス機械1のフレーム29
にはスライド12の高さ位置を検出するための高さ位置
検出センサ43も取り付けられ、このセンサ43は本実
施例ではスライド12の前記ガイド部材20の右方延出
部20Dと隙間を開けてフレーム29に取り付けられて
いる。センサ43から発信されるスライド12の高さ位
置に関する電気信号は前記制御装置に入力される。
【0029】図6は図1、図2で示した前記コンロッド
10とスライド12との間に設けられている前記スライ
ド昇降装置11を示す。このスライド昇降装置11は、
スライド12の上端に固設された油圧シリンダ44と、
油圧シリンダ44内の油圧を受ける上下動自在な受圧部
材45とを含んで構成されている。受圧部材45の下部
にはピストン部46が設けられ、このピストン部46で
油圧シリンダ44の内部室は上室47と下室48とに区
画されている。ピストン部46は上側の大径部46Aと
下側の小径部46Bとからなる段付き状であり、大径部
46Aが上下動する上室47は大面積を有し、小径部4
6Bが上下動する下室48は小面積を有する。受圧部材
45の上部45Aは油圧シリンダ44から上方へ突出
し、この上部45Aに前記コンロッド10の下部がリス
トピン49で回動自在に連結されている。
【0030】上室47、下室48には油圧源31から延
びる油圧回路50,51が接続され、油圧回路50には
上流側から第1切換バルブ52、第1可変絞り弁53が
設けられ、油圧回路51には上流側から減圧弁54、第
2可変絞り弁55が設けられている。油圧回路50,5
1の間には上室47と下室48とを接続するための接続
回路56が設けられ、この接続回路56に第2切換バル
ブ57が設けられている。第1、第2切換バルブ52,
57はオン作動、オフ作動することにより回路50,5
6を開閉するものであり、これらのバルブ52,57の
オン作動、オフ作動は前記制御装置による自動作業ある
いは手動作業により行われ、特に、第2切換バルブ57
の作動は前記制御装置に送られる前記高さ位置検出セン
サ43からのスライド12の高さ位置に関する電気信号
に基づいても行われるようになっている。
【0031】油圧シリンダ44内に油圧源31からの油
圧を供給するためには、以下の通り行う。第1、第2切
換バルブ52,57をオフ作動させて油圧回路50と接
続回路56を閉じた後、油圧源31から高圧の圧油を送
ると、この圧油は減圧弁54で所定圧力まで減圧されて
から油圧回路51を介して上室47に供給され、受圧部
材45は油圧によって下降限まで下降する。次いで、第
1切換バルブ52をオン作動させて油圧回路50を開く
と、油圧源31からの高圧の圧油は油圧回路50を介し
て下室48に送られる。この下室48に供給された圧油
の圧力は減圧弁54で減圧されていないため、上室47
よりも下室48の面積が小さくても、受圧部材45は下
室48内の油圧によって上昇する。上室47から押し出
された圧油は減圧弁54からタンク37に戻る。受圧部
材45が所定量上昇した後、第1切換バルブ52をオフ
作動させて油圧回路50を閉じる。これにより上室47
には低圧の圧油が充填され、下室48には高圧の圧油が
充填されたことになる。
【0032】この後、第2切換バルブ57をオン作動さ
せて接続回路56を開くと、下室48の圧油が接続回路
56を通って上室47に流入し、受圧部材45は下降す
る。高応答性の制御バルブである第2切換バルブ57を
多数回オン、オフ作動させると、上室47に多量の圧油
が流入するため、受圧部材45は大きなストローク分下
降することになり、第2切換バルブ57のオン、オフ回
数によって受圧部材45の下降量を決定できる。
【0033】これにより、スライド12はコンロッド1
0に対してスライド昇降装置11で昇降動することにな
り、このため、前記上型13、下型15の高さ寸法に応
じてスライド12の高さ位置を定めるためのスライドア
ジャスト作業や、プレス加工熱でスライド12等が熱膨
張変形してスライド12の下死点が変化した場合の下死
点補正作業を行えることになる。従って、スライド昇降
装置11はこれらの作業を行えるスライド調整装置とし
ての機能を有する。
【0034】以上のようにコンロッド10に対するスラ
イド12の昇降動は下室48の圧油を第2切換バルブ5
7が設けられた接続回路56を通して上室47に流入さ
せることにより行われるため、スライド昇降装置11は
接続回路56および第2切換バルブ57を含んで構成さ
れている。
【0035】次に本実施例に係るプレス機械1の作用に
ついて説明する。
【0036】初めに、互いに分離されて独立状態となっ
た3個の前記スライド12A,12B,12Cをクラン
ク軸8の角度位相差が設けられた偏心部9A,9B,9
Cにより上下動させることによる作用について説明す
る。
【0037】図1で示したモータ3からの駆動力でクラ
ンク軸8が回転すると、偏心部9A,9B,9Cにより
コンロッド10を介してスライド12A,12B,12
Cが上下動し、偏心部9Bは偏心部9A,9Cに対して
クランク軸8の回転方向に進んだ角度位相差を有してい
るため、スライド12Bが最も早く下死点に達して材料
16を打ち抜き加工し、次いでスライド12A,12C
が下死点に達して材料16を打ち抜き加工する。このた
め、各加工ステージA,B,Cにおける材料16の加工
タイミングはずれることになる。
【0038】このように各加工ステージA,B,Cにお
ける材料16の加工は同時に行われないため、プレス機
械1の成形荷重はこれらの加工ステージA,B,Cにお
ける加工荷重を合計したものにはならず、本実施例では
成形荷重は2つの加工ステージA,Cにおける加工荷重
を合計したものとなり、成形荷重は減少する。このた
め、本実施例によれば、材料16を加工するときに生ず
るプレス機械1の振動、騒音は減少することになる。
【0039】次に前記スライド水平方向位置調整装置4
2による作用について説明する。それぞれのスライド1
2の上下動は、スライド12の平面十字形ガイド部材2
0の前記面21〜28に各パッド30からの圧油の圧力
が作用しながら行われ、通常時、全ての制御バルブ33
〜36はオン作動しているため、スライド12は各パッ
ド30からの圧油の圧力のバランスで前後方向、左右方
向の一定位置にあり、この状態でスライド12は上下動
する。図5の通り、上型13が下型15と共に材料16
を打ち抜くとき、材料16に厚さのばらつきや硬さのば
らつきがあると、材料16からの反力として上型13に
は例えば左方へのスラスト荷重W1 が作用する。このス
ラスト荷重W1 により上型13、スライド12は左方へ
移動して偏心量eを生じさせようとするが、スライド1
2のこの移動は図3で示した左右位置検出センサ41で
検出され、このセンサ41からの電気信号に基づき前記
制御装置は制御バルブ36を短時間の間オフ作動させ、
これによりスライド12に作用しているパッド30から
の圧油の圧力の左右方向バランスをくずし、スライド1
2に図5で示した右方への押圧荷重W2 を作用させ、こ
の押圧荷重W2 でスライド12をスラスト荷重W1 に抗
して右方へ押し戻すことにより、上型13と下型15が
偏心量eが解消された芯合せの状態で材料16を打ち抜
く。スラスト荷重W1が大きいときには、制御バルブ3
6は多数回オン、オフ作動を繰り返し、これにより上型
13と下型15の芯合せ状態を確保する。
【0040】このため、上型13と下型15は芯ずれの
ない状態で材料16を打ち抜き加工し、材料16から成
形されるプレス品の成形精度は高精度のものとなる。ま
た、上型13は下型15にこのように自動調芯されて嵌
合するため、これらの型13,15が摩擦接触すること
はなく、このため、型13,15の寿命の低下を防止で
きる。
【0041】さらに、3個のスライド12A,12B,
12Cは互いに分離した独立状態となっているため、あ
る加工ステージにおける上型13にスラスト荷重W1
作用しても、このスラスト荷重W1 は他の加工ステージ
における上型13に伝達されることはなく、従って各加
工ステージA,B,Cにおける上型13同士は互いに悪
影響を及ぼすことがなく、各加工ステージA,B,Cに
おける上型13と下型15はそれぞれのスライド12
A,12B,12Cに設けられたスライド水平方向位置
調整装置42で自動調芯されて材料16を加工するた
め、プレス品の成形精度を高めることができる。
【0042】なお、上型13と下型15を芯合せさせる
ための自動調芯は、前述のように材料16の打ち抜き時
においてスラスト荷重W1 による上型13、スライド1
2の移動を前記センサが検出してから行ってもよく、あ
るいは、上型13と下型15による材料16の打ち抜き
前からスライド12の水平方向位置を前記センサで常時
検出することにより、芯ずれ量eの検出に基づいてこの
自動調芯を行ってもよい。
【0043】次に、スライド昇降装置11の作用を説明
する。スライド昇降装置11は前述のスライドアジャス
ト作業、スライド下死点補正作業の他に以下の作用を行
う。スライド12が下降して上型13が材料16に接触
しても材料16は直ちには打ち抜かれず、材料16から
の加工反力によって前記コンロッド10等には上向きの
圧縮力が作用し、図1で示したプレス機械1のクラウン
2とベッド58とを結合するコラム59は伸び変形し、
このコラム59に弾性エネルギーが蓄積される。クラン
ク軸8の回転が進み、スライド12が材料16を打ち抜
く直前の高さまで達すると、この高さが図2で示した高
さ位置検出センサ43で検出され、センサ43からの電
気信号に基づき前記制御装置は図6の第2切換バルブ5
7をオン作動させて接続回路56を開く信号を発信す
る。このときには下室48の圧油の圧力は受圧部材45
の下向きの押圧力によって高圧となっているため、第2
切換バルブ57がオン作動すると、下室48の圧油は接
続回路56を通って上室47に流入し、このときの圧油
の流量は可変絞り弁53,55で制限される。
【0044】これにより、コラム59に蓄積されていた
弾性エネルギーは受圧部材45で下室48から上室47
に押し出される圧油の流速エネルギーに変換されるとと
もに、可変絞り弁53,55における発熱エネルギーに
変換される。このため、上型13が材料16を打ち抜い
たときに、コラム59に蓄積された弾性エネルギーはス
ライド12、上型13の急速下降によるプレス機械1の
大きな振動、騒音の発生エネルギーとならず、打ち抜き
時におけるプレス機械1のブレークスルーは減少する。
このため、スライド昇降装置11はブレークスルー対策
装置としての機能を有する。
【0045】打ち抜き完了と同時またはこれより若干遅
れて第2切換バルブ57はオフ作動され、また第1切換
バルブ52はオン作動され、これにより油圧源31から
の高圧の油圧が油圧回路50を介して下室48に流入
し、下がっていた受圧部材45を上昇させ、スライド昇
降装置11を旧位の状態に戻す。そして第1切換バルブ
52はオフ作動され、これにより次の加工作業を行える
状態に復帰する。
【0046】以上説明した本実施例では、スライド12
に平面十字形のガイド部材20を設け、このガイド部材
20の面21〜28によって2つの直交水平方向である
前後方向、左右方向に向いた垂直面D,E,F,Gを設
けたが、これらの垂直面はスライドを平面四角形とする
ことによっても形成でき、本発明はこのようなスライド
形状をも含むものである。
【0047】さらに、前記実施例ではスライド12の個
数は3個12A,12B,12Cであったが、スライド
の個数はこれに限定されず、複数であればよい。また、
前記実施例ではクランク軸8の偏心部9A,9B,9C
のうち2個の偏心部9A,9Cは同じ角度位相となって
いたが、全ての偏心部の角度位相を異ならせてもよい。
【0048】さらに、前記実施例ではコンロッド10と
スライド昇降装置11との連結はリストピン49により
行われていたが、この連結を球面接触のボール部を有す
る連結部材で行ってもよい。また、プレス機械にスライ
ド水平方向位置調整装置42とスライド昇降装置11の
いずれか一方だけを設けてもよく、スライド12を1個
としてもよい。
【0049】すなわち、図7はスライド12が1個のプ
レス機械にスライド水平方向位置調整装置42を設け、
スライド昇降装置11を設けていない場合を示し、図8
はスライド12が1個のプレス機械にスライド昇降装置
11を設け、スライド水平方向位置調整装置42を設け
ていない場合を示す。このようにスライド水平方向位置
調整装置42とスライド昇降装置11のいずれか一方だ
けを設けても、プレス機械はこれらの装置の一方の機能
を備えることになり、従来よりもプレス機械の性能は高
まる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、スライドが複数設けら
れたプレス機械では、それぞれのスライドは互いに分離
して独立状態となっており、かつ、それぞれのスライド
にはスライド水平方向位置調整装置が設けられているた
め、プレス品の成形精度の高精度化、型寿命の低下防止
を達成でき、また、クランク軸の偏心部には角度位相差
が設けられているため、スライドが下死点に達して材料
を加工するタイミングがずれることによってプレス機械
の成形荷重を減少でき、さらに、コンロッドとスライド
との間にスライド昇降装置が設けられているため、材料
の打ち抜き時におけるブレークスルーの減少を図ること
ができ、プレス機械に生ずる振動、騒音を小さくでき
る。
【0051】また、スライド昇降装置は、スライドアジ
ャスト作業、スライド下死点補正作業を行えるスライド
調整装置としての機能と、ブレークスルーにおける振
動、騒音を低減するブレークスルー対策装置としての機
能とを有するため、プレス機械にスライド調整装置とブ
レークスルー対策装置の2つを設ける必要がなくなり、
それだけプレス機械の構造の簡単を達成できる。
【0052】また、本発明によれば、スライド水平方向
位置調整装置だけまたはスライド昇降装置だけを設けた
プレス機械でも、これらの装置の一方の機能を備えるこ
とになり、従来のプレス機械と比べその性能が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るプレス機械の全
体を示す正面図である。
【図2】図2はスライド部分を示す一部断面の正面図で
ある。
【図3】図3は図2のIII −III 線断面図であって、油
圧回路を含めて示した図である。
【図4】図4はスライドの全体形状を示す斜視図であ
る。
【図5】図5はスライド水平方向位置調整装置により上
型と下型の芯ずれをなくす作用を説明する図である。
【図6】図6はスライド昇降装置を油圧回路を含めて示
した一部断面図である。
【図7】図7はスライドが1個で、スライド水平方向位
置調整装置が設けられ、スライド昇降装置が設けられて
いないプレス機械を示す正面図である。
【図8】図8はスライド1個で、スライド昇降装置が設
けられ、スライド水平方向位置調整装置が設けられてい
ないプレス機械を示す正面図である。
【符号の説明】 1 プレス機械 3 モータ 8 クランク軸 9 偏心部 10 コンロッド 11 スライド昇降装置 12 スライド 13 上型 15 下型 16 材料 29 フレーム 30 パッド 33〜36 制御バルブ 40 前後位置検出センサ 41 左右位置検出センサ 42 スライド水平方向位置調整装置 44 油圧シリンダ 45 受圧部材 46 ピストン部 47 上室 48 下室 52,57 切換バルブ 56 接続回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 15/06 C 7728−4E 15/28 C 7819−4E

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランク軸にコンロッドを介してスライ
    ドが連結され、このスライドに取り付けられた上型とボ
    ルスタに取り付けられた下型とで材料を加工するプレス
    機械において、前記クランク軸に角度位相差を有する複
    数の偏心部が設けられ、これらの偏心部に互いに分離し
    て独立状態となった複数の前記スライドが前記コンロッ
    ドを介して連結され、プレス機械フレームにこれらのス
    ライドと水平方向に対向配置されてスライドの水平方向
    の位置を調整するスライド水平方向位置調整装置が設け
    られているとともに、前記スライドと前記コンロッドと
    の間にこのコンロッドに対してスライドを昇降可能とす
    るスライド昇降装置が設けられていることを特徴とする
    プレス機械。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプレス機械において、
    前記スライド水平方向位置調整装置は、2つの直交水平
    方向における前記スライドの位置を検出するセンサと、
    前記2つの直交水平方向に向いた前記スライドの4つの
    垂直面と僅少の隙間を開けて前記プレス機械フレームに
    取り付けられ、供給される圧油の圧力をこれらの垂直面
    に作用させる複数のパッドと、これらのパッドに圧油を
    供給する油圧回路中に設けられ、前記センサにより検出
    された前記スライドの水平方向位置に応じて前記パッド
    への圧油の供給を規定して前記スライドの位置を適正な
    水平方向位置とする制御バルブとを含んで構成されてい
    ることを特徴とするプレス機械。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のプレス
    機械において、前記スライド昇降装置は、前記スライド
    の上端に固設された油圧シリンダと、この油圧シリンダ
    の内部室を上室、下室に区画するピストン部を有し、前
    記油圧シリンダから突出した上部に前記コンロッドの下
    部が連結された上下動自在な受圧部材と、前記上室と前
    記下室とを接続する接続回路中に設けられ、前記下室中
    の圧油を前記上室に流入させる切換バルブとを含んで構
    成されていることを特徴とするプレス機械。
  4. 【請求項4】 クランク軸にコンロッドを介してスライ
    ドが連結され、このスライドに取り付けられた上型とボ
    ルスタに取り付けられた下型とで材料を加工するプレス
    機械において、2つの直交水平方向における前記スライ
    ドの位置を検出するセンサと、前記2つの直交水平方向
    に向いた前記スライドの4つの垂直面と僅少の隙間を開
    けて前記プレス機械フレームに取り付けられ、供給され
    る圧油の圧力をこれらの垂直面に作用させる複数のパッ
    ドと、これらのパッドに圧油を供給する圧油回路中に設
    けられ、前記センサにより検出された前記スライドの水
    平方向位置に応じて前記パッドへの圧油の供給を規定し
    て前記スライドの位置を適正な水平方向位置とする制御
    バルブとを含んで構成されていることを特徴とするプレ
    ス機械。
  5. 【請求項5】 クランク軸にコンロッドを介してスライ
    ドが連結され、このスライドに取り付けられた上型とボ
    ルスタに取り付けられた下型とで材料を加工するプレス
    機械において、前記スライドの上端に固設された油圧シ
    リンダと、この油圧シリンダの内部室を上室、下室に区
    画するピストン部を有し、前記油圧シリンダから突出し
    た上部に前記コンロッドの下部が連結された上下動自在
    な受圧部材と、前記上室と前記下室とを接続する接続回
    路中に設けられ、前記下室中の圧油を前記上室に流入さ
    せる切換バルブとを含んで構成されていることを特徴と
    するプレス機械。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5761994A (en) * 1995-02-02 1998-06-09 Aida Engineering Ltd. Multi-slide mechanical press with phase difference
US5915296A (en) * 1996-11-11 1999-06-29 Aida Engineering Co., Ltd. Multi-slide machine press
JP2000071026A (ja) * 1998-04-30 2000-03-07 Bruderer Ag パンチプレス、特に高速パンチプレス
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