JP2003088916A - 鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブおよびそれを用いたコイル巻戻し・巻取り方法並びにその設備 - Google Patents

鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブおよびそれを用いたコイル巻戻し・巻取り方法並びにその設備

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JP2003088916A
JP2003088916A JP2001278982A JP2001278982A JP2003088916A JP 2003088916 A JP2003088916 A JP 2003088916A JP 2001278982 A JP2001278982 A JP 2001278982A JP 2001278982 A JP2001278982 A JP 2001278982A JP 2003088916 A JP2003088916 A JP 2003088916A
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Japan
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rubber sleeve
diameter
reel
steel strip
small
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Application number
JP2001278982A
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English (en)
Inventor
Koichi Oda
晃一 小田
Ryunosuke Fuchigami
龍之介 淵上
Yoshio Sawahata
良夫 澤畠
Kazuhisa Takahashi
和久 高橋
Kazumasa Oshima
一正 大島
Toshiyuki Furuichi
敏幸 古市
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JFE Engineering Corp
Asahi Rubber Inc
Original Assignee
Asahi Rubber Inc
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゴムスリーブの寿命を長くし、切替作業の時
間を短縮して設備の稼働率を高めることのできる鋼帯コ
イルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブおよびそれを用い
たコイル巻戻し・巻取り方法並びにその設備を提供す
る。 【解決手段】 鋼帯コイルの巻戻し・巻取り内径を変更
する際に巻戻しリールおよび巻取りリールにそれぞれ装
着されて用いられるゴムスリーブにおいて、巻戻しリー
ルおよび巻取りリールのドラム12に装着された小径ゴ
ムスリーブ20と、小径ゴムスリーブ20に着脱自在に
装着される大径ゴムスリーブ21とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼帯コイルの巻戻
し・巻取り設備に設けられたコイル巻戻しリールおよび
コイル巻取りリールに装着され、鋼帯コイルの内径を変
更するゴムスリーブの改良と、そのゴムスリーブを用い
たコイル巻戻し・巻取り方法およびその設備とに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯コイルの巻戻しリール(ペイオフリ
ールともいう)および巻取りリール(テンションリール
ともいう)を備えた設備の一例として、冷延リコイルラ
インがあり、図5にそれを示す。図において、1は鋼帯
コイルAが装着され鋼帯を巻き戻すための巻戻しリー
ル、2は例えば巻き戻された鋼帯の後端を精整するため
の剪断機、3は巻き戻された先行鋼帯と後続鋼帯とを溶
接接合するための溶接機、4は例えば巻き戻された鋼帯
の両端をトリミングするトリマーである。5は鋼帯にテ
ンションをかけて巻戻しリールから後述する巻取りリー
ルに送られる鋼帯のよれ等を防ぐ圧延機、6は巻取りリ
ールに送られる鋼帯の裏面のキズ等の有無を検査する裏
面検査機、7は巻取りリールに送られる鋼帯の表面のキ
ズ等の有無を検査する表面検査機、8は両検査機6,7
によってキズ等が発見された場合に鋼帯のキズの部分を
切り落とすための剪断機、9は巻戻しリール1から巻き
戻された鋼帯を巻き取るための巻取りリールである。
【0003】10は巻戻しリール1および巻取りリール
9にそれぞれ着脱自在に装着される円筒状のゴムスリー
ブで、鋼帯コイルAの内周面のキズ防止およびキズ低減
と、例えばユーザーの指定等に基づいて鋼帯コイルAの
内径に20インチと24インチの2種類がある場合に、
それらの鋼帯コイルAの内径を容易に変更するために用
いられる。そして、図6に示すように、内径20インチ
の鋼帯コイルAに対応する肉薄の20インチ用ゴムスリ
ーブ10aと、内径24インチの鋼帯コイルAに対応す
る肉厚の24インチ用ゴムスリーブ10bとの2種類が
用意されていて、鋼帯コイルAの内径に対応して各ゴム
スリーブ10a,10bの装着を切り替える。
【0004】そして、このように構成された冷延リコイ
ルラインにおいて、内径20インチの鋼帯コイルAを内
径が20インチになるように巻き取る場合、まず、巻戻
しリール1に20インチ用ゴムスリーブ10aを装着
し、巻取りリール9にも20インチ用ゴムスリーブ10
aを装着する。ついで、内径20インチの鋼帯コイルA
を20インチ用ゴムスリーブ10aを介して巻戻しリー
ル1に装着し、両ゴムスリーブ10a,10bの外径を
20インチにして、冷延リコイルラインを駆動させる
と、鋼帯コイルAの鋼帯が圧延機5によって圧延されな
がら巻取りリール9に送られ、巻取りリール9に20イ
ンチ用ゴムスリーブ10aを介して巻き取られる。そし
て、巻き取られた内径20インチの鋼帯コイルAを巻取
りリール9から抜き取る。
【0005】また、内径20インチの鋼帯コイルAを内
径が24インチになるように巻き取る場合は、まず、巻
戻しリール1に装着された20インチ用ゴムスリーブ1
0aはそのままとし、巻取りリール9に装着されている
20インチ用ゴムスリーブ10aを抜いて24インチ用
ゴムスリーブ10bを装着する。ついで、内径20イン
チの鋼帯コイルAを20インチ用ゴムスリーブ10aを
介して巻戻しリール1に装着し、20インチ用ゴムスリ
ーブ10aの外径を20インチするとともに、24イン
チ用ゴムスリーブ10bの外径を24インチにする。そ
して、冷延リコイルラインを駆動させると、鋼帯コイル
Aの鋼帯が圧延機5によって圧延されながら巻取りリー
ル9に送られ、巻取りリール9に24インチ用ゴムスリ
ーブ10bを介して巻き取られる。巻取りが終了する
と、巻き取られた内径24インチの鋼帯コイルAを巻取
りリール9から抜き取る。
【0006】さらに、内径24インチの鋼帯コイルAを
内径が20インチになるように巻き取る場合は、まず、
巻戻しリール1に20インチ用ゴムスリーブ10aを抜
いて24インチ用ゴムスリーブ10bを装着し、巻取り
リール9に24インチ用ゴムスリーブ10bを抜いて2
0インチ用ゴムスリーブ10aを装着する。ついで、内
径24インチの鋼帯コイルAを24インチ用ゴムスリー
ブ10bを介して巻戻しリール1に装着し、24インチ
用ゴムスリーブ10bの外径を24インチするととも
に、20インチ用ゴムスリーブ10aの外径を20イン
チにする。そして、冷延リコイルラインを駆動させる
と、鋼帯コイルAの鋼帯が圧延機5によって圧延されな
がら巻取りリール9に送られ、巻取りリール9に20イ
ンチ用ゴムスリーブ10aを介して巻き取られる。巻取
りが終了すると、巻き取られた内径20インチの鋼帯コ
イルAを巻取りリール9から抜き取る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
イル巻戻し・巻取り設備(冷延リコイルライン)は、そ
の巻戻しリール1および巻取りリール9において、装着
される鋼帯コイルAあるいは巻き取られる鋼帯コイルA
の内径に対応してゴムスリーブ10を、20インチ用ゴ
ムスリーブ10aあるいは24インチ用ゴムスリーブ1
0bに切り替えていた。このため、その切り替えのたび
にゴムスリーブ10を着脱し交換しなければならず、設
備によっては1回に30分もの時間がかかってしまうな
ど、ゴムスリーブ10の切替作業に長い時間を要し、設
備の稼働率を低下させてしまうという問題があった。
【0008】また、特に20インチ用ゴムスリーブ10
aはその厚さが肉薄に形成されているため、両リール
1,9への着脱が難しく、切替作業により長い時間がか
かってしまうとともに、着脱が頻繁に行われるとその着
脱によって損耗してしまい、寿命を短くしてしまうとい
う問題もあった。
【0009】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、ゴムスリーブの寿命を長くし、切
替作業の時間を短縮して設備の稼働率を高めることので
きる鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブおよび
それを用いたコイル巻戻し・巻取り方法並びにその設備
を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る鋼帯コイル
の巻戻し・巻取り用ゴムスリーブは、鋼帯コイルの巻戻
し・巻取り内径を変更する際に巻戻しリールおよび巻取
りリールにそれぞれ装着されて用いられるゴムスリーブ
において、巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに
装着された小径ゴムスリーブと、小径ゴムスリーブに着
脱自在に装着される大径ゴムスリーブとを備えたもので
ある。
【0011】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブの小径ゴムスリー
ブへの着脱時に、小径ゴムスリーブの外径を大径ゴムス
リーブの内径より縮径するものである。
【0012】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブを、その内周面側
が小径ゴムスリーブの外周面側より軟らかく形成したも
のである。
【0013】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブを、外周部が肉厚
で硬く、内周部が肉薄で外周部より軟らかい二層構造に
形成したものである。
【0014】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り方法
は、巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに装着さ
れた小径ゴムスリーブと、小径ゴムスリーブに着脱自在
に装着される大径ゴムスリーブとを備え、大径ゴムスリ
ーブの着脱により、巻戻し・巻取りされる鋼帯コイルの
内径を変更可能にした方法である。
【0015】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り方法
は、上記小径ゴムスリーブおよび大径ゴムスリーブを備
えた方法である。
【0016】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り設備
は、上記小径ゴムスリーブおよび大径ゴムスリーブを用
いたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の説明
図、図2は本発明の実施の形態の要部の平面図である。
図において、11は図5に示した冷延リコイルラインに
設置された巻戻しリール1に代えて設置された巻戻しリ
ールで、先端部が先端に向かうにしたがって縮径された
テーパ状に形成されたほぼ円筒状のドラム12と、先端
部外周にドラム12が嵌装され、ドラム12の外径を複
数段階(ここでは縮径、中拡径、中中拡径、拡大径の4
段階:表1参照)に拡縮する油圧シリンダ13とからな
り、油圧タンク15内からの油が油圧ポンプ16によっ
て油圧シリンダ13の中心軸14に送油されると、中心
軸14が図1の矢印X方向(図1では左右方向)に摺動
し、ドラム12の外径を4段階うちのいずれかに変更さ
せる。また、油圧シリンダ13の中心軸14の後端部側
には、ドラム12の外径を中拡径にするための中心軸1
4の位置を検出する例えば近接スイッチの如き定位置検
出センサ17が設けられ、油圧シリンダ13の中心軸1
4の後端部には、ドラム12の外径を中中拡径にするた
めの中心軸14の位置を検出する例えばパルスジェネレ
ーターの如き連続位置検出センサ18が設けられてお
り、両センサ17,18の検出値が各径に対応する目標
値に達したときに、リール拡縮制御装置19により油圧
シリンダ13の伸縮動作を停止させる。なお、図示して
いないが冷延リコイルラインには従来の巻取りリール9
に代えて巻戻しリール11と同様の構成を有する巻取り
リールが設置されている。
【0018】
【表1】
【0019】20は巻戻しリール11(および巻取りリ
ール)のドラム12に装着された円筒状の小径ゴムスリ
ーブで、内径20インチの鋼帯コイルAが巻戻しリール
11(および巻取りリール)に装着される場合に用いら
れる。そして、小径ゴムスリーブ20は、アクリロニト
リルブタジエンゴム(以下、NBRと記す)によって構
成され、例えば27mmの肉薄で、例えばHs(ショア
硬度)75±5゜の硬い外周面20aを有している。2
1は小径ゴムスリーブ20の外周部側に着脱自在に装着
される円筒状で小径ゴムスリーブ20と同じ長さの大径
ゴムスリーブで、内径24インチの鋼帯コイルAが巻戻
しリール11(および巻取りリール)に装着される場合
に、図2に示すように小径ゴムスリーブ20に重ねて用
いられる。そして、大径ゴムスリーブ21は、NBRに
よって構成され、図3に示すように、内周部21aが例
えば6mmの肉薄で例えばHs50±5゜の軟らかい内
周面21bを有し、外周部21cが例えば47mmの肉
厚で例えばHs75±5゜の硬い外周面21dを有する
二層構造となっていて、大径ゴムスリーブ21を小径ゴ
ムスリーブ20に重ねたときに、大径ゴムスリーブ21
の内周面21bと小径ゴムスリーブ20の外周面20a
とがスリップせず、両面21b,20aの密着性が得ら
れるように構成されている。
【0020】また、小径ゴムスリーブ20の外周面20
aはクレープ加工され、大径ゴムスリーブ21の内周面
21bはブラスト仕上げされており、これも両面20
a,21bのスリップ防止と密着性を確保するためにな
されている。なお、両ゴムスリーブ20,21の肉厚と
硬度は、巻戻しリール11(および巻取りリール)の拡
縮に伴う両ゴムスリーブ20,21の拡縮時の強度を確
保し、真円度を向上させるようなものが望ましい。
【0021】次に、このように構成された実施の形態の
作用について、図4および表1を用いて説明する。内径
20インチの鋼帯コイルAを内径が20インチになるよ
うに巻き取る場合、まず、巻戻しリール11および巻取
りリールに小径ゴムスリーブ20のみが装着されている
かを確認し、巻戻しリール11のドラム12の外径を油
圧シリンダ13、その中心軸14および定位置検出セン
サ17等により中拡径(427mm:表1参照)とし、
小径ゴムスリーブ20の外径も中拡径(479mm)と
内径20インチの鋼帯コイルAの内径より小径に縮径す
る。
【0022】ついで、巻戻しリール11に鋼帯コイルA
を小径ゴムスリーブ20を介して装着して、巻戻しリー
ル11のドラム12の外径を油圧シリンダ13等により
中拡径(427mm)から拡大径(458mm)とし、
小径ゴムスリーブ20の外径も中拡径(479mm)か
ら拡大径(508mm)に拡径して、小径ゴムスリーブ
20の外周面20aを鋼帯コイルAの内周面に密着させ
る。同時に巻取りリールのドラム12およびその小径ゴ
ムスリーブ20の外径を拡大径に拡径する。
【0023】そして、冷延リコイルラインを駆動させる
と、巻戻しリール11の鋼帯が圧延機によって圧延され
ながら巻取りリールに送られ、巻取りリールでは小径ゴ
ムスリーブ20を介して鋼帯が巻き取られる。
【0024】巻取りリールによる鋼帯の巻取りが終了す
ると、図4(a),(b)に示すように、巻取りリール
のドラム12の外径を油圧シリンダ13等により拡大径
(458mm)から中拡径(427mm)とし、小径ゴ
ムスリーブ20の外径も拡大径(508mm)から中拡
径(479mm)に縮径して、巻取りリールから鋼帯コ
イルAを抜き取る。そして、巻取りリールのドラム12
および小径ゴムスリーブ20の外径を油圧シリンダ13
等により中拡径から拡大径に拡径し、冷延リコイルライ
ンの駆動を停止する。
【0025】また、内径24インチの鋼帯コイルAを内
径が24インチになるように巻き取る場合は、まず、小
径ゴムスリーブ20がそれぞれ装着されている巻戻しリ
ール11および巻取りリールのドラム12および小径ゴ
ムスリーブ20の外径を、油圧シリンダ13等により拡
大径から中拡径に縮径し、小径ゴムスリーブ20の外径
(479mm)を大径ゴムスリーブ21の内径(485
mm)より小径に縮径する。ついで、図4(c)に示す
ように、巻戻しリール11および巻取りリールの各小径
ゴムスリーブ20に大径ゴムスリーブ21をそれぞれ装
着し、巻戻しリール11のドラム12の外径を油圧シリ
ンダ13、その中心軸14および連続位置検出センサ1
8等により中拡径(427mm)から中中拡径(436
mm)とし、小径ゴムスリーブ20の外径も中拡径(4
79mm,)から中中拡径(494mm)に拡径して小
径ゴムスリーブ20の外周面20aと大径ゴムスリーブ
21の内周面21bとを密着させるとともに、大径ゴム
スリーブ21の外径を縮径(589mm)から中中拡径
(559mm)とし、内径24インチの鋼帯コイルAの
内径より小径に拡径する。このとき、大径ゴムスリーブ
21の内周部21aは硬度が小さい、つまり小径ゴムス
リーブ20の外周面20aより軟らかく形成されている
ため、大径ゴムスリーブ21の内周面21bと小径ゴム
スリーブ20の外周面20aとがスリップせず、両面2
1b,20aの密着性が得られる。
【0026】そして、巻戻しリール11に鋼帯コイルA
を大径ゴムスリーブ21を介して装着して、巻戻しリー
ル11のドラム12の外径を油圧シリンダ13等により
中中拡径(436mm)から拡大径(458mm)と
し、小径ゴムスリーブ20および大径ゴムスリーブ21
の外径も中中拡径(494mm,559mm)から拡大
径(508mm,610mm)に拡径して、大径ゴムス
リーブ21の外周面21dを鋼帯コイルAの内周面に密
着させる。同時に巻取りリールのドラム12も拡大径と
し、大径ゴムスリーブ21の外径を拡大径に拡径する。
【0027】次に、冷延リコイルラインを駆動させる
と、巻戻しリール11の鋼帯が圧延機によって圧延され
ながら巻取りリールに送られ、巻取りリールでは大径ゴ
ムスリーブ21を介して鋼帯が巻き取られる。
【0028】巻取りリールによる鋼帯の巻取りが終了す
ると、図4(d),(e)に示すように、巻取りリール
のドラム12の外径を油圧シリンダ13等により拡大径
(458mm)から中中拡径(436mm)とし、小径
ゴムスリーブ20および大径ゴムスリーブ21の外径も
拡大径(508mm,610mm)から中中拡径(49
4mm,599mm)に縮径して、巻取りリールから鋼
帯コイルAを抜き取る。そして、巻取りリールのドラム
12、小径ゴムスリーブ20および大径ゴムスリーブ2
1の外径を油圧シリンダ13等により中中拡径から拡大
径に拡径し、小径ゴムスリーブ20を大径ゴムスリーブ
21に密着させた状態で冷延リコイルラインの駆動を停
止する。
【0029】さらに、内径24インチの鋼帯コイルAを
内径が24インチになるように巻き取った後に、内径2
0インチの鋼帯コイルAを内径が20インチになるよう
に巻き取る場合は、まず、大径ゴムスリーブ21がそれ
ぞれ装着されている巻戻しリール11および巻取りリー
ルのドラム12および小径ゴムスリーブ20の外径を、
油圧シリンダ13および定位置検知センサ17等により
拡大径から中拡径に縮径するとともに、大径ゴムスリー
ブ21の外径を油圧シリンダ13等により拡大径から縮
径にし、小径ゴムスリーブ20の外径を大径ゴムスリー
ブ21の内径より小径にする。ついで、巻戻しリール1
1および巻取りリールの各大径ゴムスリーブ21を小径
ゴムスリーブ20からそれぞれ抜き取り、巻戻しリール
11に鋼帯コイルAを小径ゴムスリーブ20を介して装
着する。そして、上述したように巻戻しリール11およ
び小径ゴムスリーブ20の外径を中拡径から拡大径に拡
径して、小径ゴムスリーブ20の外周面20aを鋼帯コ
イルAの内周面に密着させ、同時に巻取りリールのドラ
ム12およびその小径ゴムスリーブ20の外径を拡大径
に拡径する。
【0030】次に、冷延リコイルラインを駆動させる
と、巻戻しリール11の鋼帯が圧延機によって圧延され
ながら巻取りリールに送られ、巻取りリールでは小径ゴ
ムスリーブ20を介して鋼帯が巻き取られる。巻取りリ
ールによる鋼帯の巻取りが終了すると、巻取りリールの
ドラム12および小径ゴムスリーブ20の外径を拡大径
から中拡径に縮径して、巻取りリールから鋼帯コイルA
を抜き取る。そして、巻取りリールのドラム12および
小径ゴムスリーブ20の外径を中拡径から拡大径に拡径
し、冷延リコイルラインの駆動を停止する。
【0031】このように、巻戻しリール11および巻取
りリールに装着されている小径ゴムスリーブ20と、小
径ゴムスリーブ20に着脱自在に装着される大径ゴムス
リーブ21とを備え、大径ゴムスリーブ21だけを着脱
することで鋼帯コイルAの各内径(ここでは20インチ
と24インチ)に対応して変更できるようにしたので、
巻戻しリール11および巻取りリールに装着されるゴム
スリーブの切替作業の時間を短縮することができ、設備
の稼働率を高めることができる。これにより、生産性を
アップさせることができるゴムスリーブおよびそれを用
いたコイル巻戻し・巻取り方法並びにその設備を得るこ
とができる。
【0032】また、小径ゴムスリーブ20が装着されて
いる巻戻しリール11および巻取りリールに大径ゴムス
リーブ21を着脱する場合に、巻戻しリール11および
巻取りリールのドラム12の外径および小径ゴムスリー
ブ20の外径を中拡径にして大径ゴムスリーブ21の内
径より小径になるようにし、内径24インチの鋼帯コイ
ルAを大径ゴムスリーブ21を着脱する場合に、巻戻し
リール11および巻取りリールのドラム12の外径およ
び小径ゴムスリーブ20の外径を中中拡径にして、小径
ゴムスリーブ20の外周面20aが大径ゴムスリーブ2
1の内周面21bに確実に密着した状態で鋼帯コイルA
の巻戻し・巻取りを行えるように、巻戻しリール11お
よび巻取りリールの外径を変更するようにしたので、大
径ゴムスリーブ21および内径24インチの鋼帯コイル
Aの着脱が容易に行えるとともに、両スリーブ20,2
1同士および大径ゴムスリーブ21と内径24インチの
鋼帯コイルA同士の密着性を安定化させることができ、
鋼帯の巻戻しおよび巻取りを確実に行えるゴムスリーブ
およびそれを用いたコイル巻戻し・巻取り方法並びにそ
の設備を得ることができる。
【0033】さらに、大径ゴムスリーブ21を、その内
周部21aが肉薄で軟らかく、外周部21bが肉厚で硬
い二層構造に形成するとともに、小径ゴムスリーブ21
を硬く形成したので、大径ゴムスリーブ21を小径ゴム
スリーブ21に装着した場合、大径ゴムスリーブ21の
内周面21bと小径ゴムスリーブ20の外周面20aと
がスリップせず、両面21b,20aの密着性が得られ
るとともに、両スリーブ20,21の鋼帯に対する強度
を確保することができる。そして、小径ゴムスリーブ2
0は巻戻しリール11および巻取りリールから外さない
ため、着脱による損耗を少なくすることができ、特に肉
薄の小径ゴムスリーブ20の寿命を長く保持することが
できる。
【0034】なお、上述の実施の形態では、内径20イ
ンチと24インチの鋼帯コイルAに対応するように、小
径ゴムスリーブ20と大径ゴムスリーブ21を備え、そ
れに対応して巻戻しリール11および巻取りリールのド
ラム12の外径を4段階に変更して巻戻し・巻取りを行
うように構成した場合を例示して説明したが、内径が他
のサイズの鋼帯コイルAに対して巻戻し・巻取りを行う
ようにしてもよい。この場合、その鋼帯コイルAに合っ
たゴムスリーブを用意するとともに、ドラム12の外径
をそれに対応して複数段階変更できるようにする。
【0035】また、小径ゴムスリーブ20および大径ゴ
ムスリーブ21の2つのゴムスリーブを備えた場合を例
示して説明したが、大径ゴムスリーブ21よりさらに大
径のゴムスリーブを大径ゴムスリーブ21の外周部側に
着脱自在に設けるようにしてもよい。
【0036】さらに、上述の実施の形態では、冷延リコ
イルラインの巻戻しリールおよび巻取りリールに本発明
を実施した場合を示したが、例えばSUS−TLRライ
ンの巻戻しリールおよび巻取りリール、連続亜鉛鍍金ラ
インの巻戻しリールおよび巻取りリール、連続焼鈍ライ
ンの巻戻しリールおよび巻取りリール、あるいは、連続
錫鍍金ラインの巻戻しリールおよび巻取りリールなど、
各設備のリールにも本発明を実施することができる。こ
れらの場合も同様の効果を奏する。
【0037】また、上述の実施の形態では、巻戻しリー
ル11および巻取りリールのドラム12の外径を定位置
検出センサ17および連続位置検出センサ18により所
定の径に位置される場合を示したが、例えば連続位置検
出センサ18のみで複数の所定の径に位置させるように
してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明に係る鋼帯コイルの
巻戻し・巻取り用ゴムスリーブは、鋼帯コイルの巻戻し
・巻取り内径を変更する際に巻戻しリールおよび巻取り
リールにそれぞれ装着されて用いられるゴムスリーブに
おいて、巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに装
着された小径ゴムスリーブと、小径ゴムスリーブに着脱
自在に装着される大径ゴムスリーブとを備えたので、大
径ゴムスリーブを着脱するだけで鋼帯コイルを所望の内
径に容易に変更することができ、巻戻しリールおよび巻
取りリールに装着されるゴムスリーブの切替作業の時間
を短縮することができる。これにより、設備の稼働率を
高めることができ、生産性をアップさせることができ
る。また、小径ゴムスリーブは巻戻しリールおよび巻取
りリールから外さないため、着脱による損耗を少なくす
ることができ、寿命を長く保持することができる。
【0039】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブの小径ゴムスリー
ブへの着脱時に、小径ゴムスリーブの外径を大径ゴムス
リーブの内径より縮径するので、大径ゴムスリーブの小
径ゴムスリーブへの着脱を容易にすることができ、ゴム
スリーブの切替作業の時間をより短縮することができ
る。
【0040】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブを、その内周面側
が小径ゴムスリーブの外周面側より軟らかく形成したの
で、大径ゴムスリーブを小径ゴムスリーブに装着したと
きに、大径ゴムスリーブの内周面と小径ゴムスリーブの
外周面とがスリップせず、両面の高い密着性を得ること
ができる。
【0041】本発明に係る鋼帯コイルの巻戻し・巻取り
用ゴムスリーブは、大径ゴムスリーブを、外周部が肉厚
で硬く、内周部が肉薄で外周部より軟らかい二層構造に
形成したので、小径ゴムスリーブとの密着性が得られる
とともに、鋼帯および拡縮に対する強度を確保すること
ができる。
【0042】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り方法
は、巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに装着さ
れた小径ゴムスリーブと、小径ゴムスリーブに着脱自在
に装着される大径ゴムスリーブとを備え、大径ゴムスリ
ーブの着脱により、巻戻し・巻取りされる鋼帯コイルの
内径を変更可能にした方法であるので、ゴムスリーブの
切替作業の時間を短縮することができ、設備の稼働率を
高めることができる。これにより、生産性をアップさせ
ることができる。
【0043】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り方法
は、上記小径ゴムスリーブおよび大径ゴムスリーブを備
えた方法であるので、上記と同様な効果を得ることがで
きる。
【0044】本発明に係るコイル巻戻し・巻取り設備
は、上記小径ゴムスリーブおよび大径ゴムスリーブを用
いたので、ゴムスリーブの切替作業の時間を短縮するこ
とができ、設備の稼働率を高めることができて生産性を
アップさせることができる設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の要部の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る大径ゴムスリーブの
平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の作用説明図である。
【図5】冷延リコイルラインの説明図である。
【図6】従来のゴムスリーブの平面図である。
【符号の説明】
11 巻戻しリール 12 ドラム 20 小径ゴムスリーブ 20a 外周面 21 大径ゴムスリーブ 21a 内周部 21b 内周面 21b 外周部 21d 外周面 A 鋼帯コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 淵上 龍之介 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 澤畠 良夫 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 高橋 和久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 大島 一正 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 古市 敏幸 岡山県倉敷市東塚3丁目20番6号 旭ゴム 株式会社倉敷営業所内 Fターム(参考) 3F058 AA04 AB01 AC08 BB07 CA05 DA04 DB05 JA11 4E026 FA10 FA12 FB10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼帯コイルの巻戻し・巻取り内径を変更
    する際に巻戻しリールおよび巻取りリールにそれぞれ装
    着されて用いられるゴムスリーブにおいて、 前記巻戻しリールおよび巻取りリールのドラムに装着さ
    れた小径ゴムスリーブと、該小径ゴムスリーブに着脱自
    在に装着される大径ゴムスリーブとを備えたことを特徴
    とする鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブ。
  2. 【請求項2】 大径ゴムスリーブの小径ゴムスリーブへ
    の着脱時に、小径ゴムスリーブの外径を大径ゴムスリー
    ブの内径より縮径することを特徴とする請求項1記載の
    鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブ。
  3. 【請求項3】 大径ゴムスリーブを、その内周面側が小
    径ゴムスリーブの外周面側より軟らかく形成したことを
    特徴とする請求項1または2記載の鋼帯コイルの巻戻し
    ・巻取り用ゴムスリーブ。
  4. 【請求項4】 大径ゴムスリーブを、外周部が肉厚で硬
    く、内周部が肉薄で外周部より軟らかい二層構造に形成
    したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の
    鋼帯コイルの巻戻し・巻取り用ゴムスリーブ。
  5. 【請求項5】 巻戻しリールおよび巻取りリールのドラ
    ムに装着された小径ゴムスリーブと、該小径ゴムスリー
    ブに着脱自在に装着される大径ゴムスリーブとを備え、 該大径ゴムスリーブの着脱により、巻戻し・巻取りされ
    る鋼帯コイルの内径を変更可能にしたことを特徴とする
    コイル巻戻し・巻取り方法。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至4のいずれか記載の小径ゴ
    ムスリーブおよび大径ゴムスリーブを備えたことを特徴
    とする請求項5記載のコイル巻戻し・巻取り方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか記載の小径ゴ
    ムスリーブおよび大径ゴムスリーブを用いたことを特徴
    とするコイル巻戻し・巻取り設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008212960A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Nisshin Steel Co Ltd 金属帯板の通板設備
CN107138556A (zh) * 2017-05-02 2017-09-08 内蒙古包钢钢联股份有限公司 增加卷取机橡胶套筒外径的方法

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