JP2003087995A - 補助電源装置 - Google Patents

補助電源装置

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JP2003087995A
JP2003087995A JP2001281265A JP2001281265A JP2003087995A JP 2003087995 A JP2003087995 A JP 2003087995A JP 2001281265 A JP2001281265 A JP 2001281265A JP 2001281265 A JP2001281265 A JP 2001281265A JP 2003087995 A JP2003087995 A JP 2003087995A
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power supply
auxiliary power
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power
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JP2001281265A
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Koutatsu Doi
功達 土井
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Disco Abrasive Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の補助電源を備え、商用電源が停電等
で突然電力の供給が遮断された際に、複数個の補助電源
によって駆動される各電気負荷を同期して作動すること
ができる補助電源装置を提供する。 【解決手段】 商用電源の電力によって駆動される複数
個の電気負荷を備えた加工装置に、商用電源が遮断され
た際に電力を供給するための補助電源装置であって、商
用電源にそれぞれ並列に接続された複数個の補助電源ユ
ニットを具備している。複数個の補助電源ユニットは、
それぞれバッテリーと、入力プラグと、出力プラグと、
商用電源からの電力の遮断を検出する停電検出手段と、
バッテリーの電力を該出力プラグに放出するスイッチ手
段とを具備しており、各停電検出手段のうち特定の停電
検出手段が設定され、他の停電検出手段は特定の停電検
出手段に商用電源の遮断を検出した信号を出力し、特定
の停電検出手段は自身による商用電源の遮断検出または
他の停電検出手段からの検出信号を入力した時点で各ス
イッチ手段に作動信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば研削装置等
の加工装置に装備される電気負荷を駆動するための電源
となる商用電源をバックアップする補助電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体ウエーハの裏面を研削し
て半導体ウエーハを所定の厚さに加工する研削装置は、
被加工物である半導体ウエーハを保持するチャックテー
ブルと、該チャックテーブルに保持された半導体ウエー
ハを研削するための研削ユニットと、該研削ユニットを
チャックテーブル上の半導体ウエーハに対して垂直な方
向に移動せしめる研削ユニット送り機構とを具備してい
る。また、研削装置は、研削前の半導体ウエーハを複数
個収容した第1のカセットから1個の半導体ウエーハを
搬出する搬出手段と、該搬出手段によって搬出された半
導体ウエーハの中心を合わせを行う中心合わせ手段と、
該中心合わせ手段によって中心を合わせされた半導体ウ
エーハを上記チャックテーブル上に搬送する第1の搬送
手段と、チャックテーブル上において上記研削ユニット
により研削された半導体ウエーハを搬送する第2の搬送
手段と、該第2の搬送手段によって搬送された研削済の
半導体ウエーハを洗浄する洗浄手段と、該洗浄手段によ
って洗浄された半導体ウエーハを第2のカセット内に搬
入する搬送手段とを具備している。なお、洗浄手段によ
って洗浄された半導体ウエーハを第2のカセット内に搬
入する搬送手段は、一般に上記搬出手段がその機能を具
備している。このような研削装置を構成する上記各手段
は、それぞれ電動モータ等の駆動源を有している。この
電動モータ等の駆動源は、商用電源の電力によって駆動
され、それぞれが正確に同期して駆動されるようになっ
ている。
【0003】ところで、研削装置の稼働中に商用電源が
停電等で突然電力の供給が遮断されると、上記各手段は
途中の作動位置で停止するため、電源を復帰する際には
各手段に位置付けられている半導体ウエーハを取り除き
半導体ウエーハが存在しない状態にして再稼働してお
り、生産性が著しく低い。そこで、従来の研削装置は、
商用電源が停電等で突然電力の供給が遮断された際に、
例えば上記研削ユニットや研削ユニット送り機構等の重
要な手段が不都合な状態で停止しないように小型の補助
電源を装備している。しかしながら、他の手段は商用電
源が停電等で突然電力の供給が遮断されたと同時に停止
されてしまい、上記不具合を完全に解消することはでき
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記問題を解決するた
めには、全ての手段に電力を供給可能な容量の大きい補
助電源を装備すればよいが、補助電源が大型となり研削
装置内に配置することが困難となるとともに、高価とな
り研削装置のコストが増大する要因となる。このような
不具合を解消するために、小型の補助電源を複数個装備
し上記各手段を数グループに分けて駆動することも考え
られるが、各補助電源に配設されている停電検出手段に
は停電検出に誤差が生ずるため、各補助電源の電力によ
って駆動される上記各手段を同期して作動することが困
難となる。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術課題は、複数個の補助電源を備
え、商用電源が停電等で突然電力の供給が遮断された際
に、複数個の補助電源によって駆動される各電気負荷を
同期して作動することができる補助電源装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記主たる技術課題を解
決するため、本発明によれば、商用電源の電力によって
駆動される複数個の電気負荷を備えた加工装置に、商用
電源が遮断された際に電力を供給するための補助電源装
置であって、商用電源にそれぞれ並列に接続された複数
個の補助電源ユニットを具備し、該複数個の補助電源ユ
ニットは、それぞれ電力を蓄えるバッテリーと、該バッ
テリーに商用電源からの電力を供給する入力プラグと、
該バッテリーの電力を所定の電気負荷に出力する出力プ
ラグと、該入力プラグに接続され商用電源からの電力の
遮断を検出する停電検出手段と、該停電検出手段からの
作動信号に基づいて該バッテリーの電力を該出力プラグ
に放出するスイッチ手段と、を具備しており、該各停電
検出手段のうち特定の停電検出手段が設定され、他の停
電検出手段は該特定の停電検出手段に商用電源の遮断を
検出した信号を出力し、該特定の停電検出手段は自身に
よる商用電源の遮断検出または他の停電検出手段からの
検出信号を入力した時点で該各スイッチ手段に作動信号
を出力する、ことを特徴とする補助電源装置が提供され
る。
【0007】また、本発明によれば、商用電源の電力に
よって駆動される複数個の電気負荷を備えた加工装置
に、商用電源が遮断された際に電力を供給するための補
助電源装置であって、商用電源にそれぞれ並列に接続さ
れた複数個の補助電源ユニットを具備し、該複数個の補
助電源ユニットは、それぞれ電力を蓄えるバッテリー
と、該バッテリーに商用電源からの電力を供給する入力
プラグと、該バッテリーの電力を所定の電気負荷に出力
する出力プラグと、該入力プラグに接続され商用電源か
らの電力の遮断を検出する停電検出手段と、該停電検出
手段からの作動信号に基づいて該バッテリーの電力を該
出力プラグに放出するスイッチ手段と、を具備してお
り、該各停電検出手段はそれぞれ商用電源の遮断を検出
したら該各スイッチ手段に作動信号を出力する、ことを
特徴とする補助電源装置が提供される。
【0008】更に、本発明によれば、商用電源の電力に
よって駆動される複数個の電気負荷を備えた加工装置
に、商用電源が遮断された際に電力を供給するための補
助電源装置であって、商用電源にそれぞれ並列に接続さ
れた複数個の補助電源ユニットを具備し、該複数個の補
助電源ユニットは、それぞれ電力を蓄えるバッテリー
と、該バッテリーに商用電源からの電力を供給する入力
プラグと、該バッテリーの電力を所定の電気負荷に出力
する出力プラグと、該バッテリーの電力を該出力プラグ
に放出するスイッチ手段とを具備しているとともに、該
複数個の補助電源ユニットのうち特定の補助電源ユニッ
トには該入力プラグに接続され商用電源からの電力の遮
断を検出する停電検出手段が配設されており、該停電検
出手段は商用電源の遮断を検出したら該各スイッチ手段
に作動信号を出力する、ことを特徴とする補助電源装置
が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
補助電源装置の好適な実施形態について、添付図面を参
照して詳細に説明する。
【0010】図1には本発明による補助電源装置を適用
した研削装置の斜視図が示されている。研削装置は、全
体を番号2で示す装置ハウジングを具備している。装置
ハウジング2は、細長く延在する直方体形状の主部21
と、該主部21の後端部(図1において右上端)に設け
られ実質上鉛直に上方に延びる直立壁22とを有してい
る。直立壁22の前面には、上下方向に延びる一対の案
内レール221、221が設けられている。この一対の
案内レール221、221に研削ユニット3が上下方向
に移動可能に装着されている。
【0011】研削ユニット3は、移動基台31と該移動
基台31に装着されたスピンドルユニット32を具備し
ている。移動基台31は、後面両側に上下方向に延びる
一対の脚部311、311が設けられており、この一対
の脚部311、311に上記一対の案内レール221、
221と摺動可能に係合する被案内溝312、312が
形成されている。このように直立壁22に設けられた一
対の案内レール221、221に摺動可能に装着された
移動基台31の前面には前方に突出した支持部313が
設けられている。この支持部313にスピンドルユニッ
ト32が取り付けられる。
【0012】スピンドルユニット32は、支持部313
に装着されたスピンドルハウジング321と、該スピン
ドルハウジング321に回転自在に配設された回転スピ
ンドル322と、該回転スピンドル322を回転駆動す
るための駆動源としてのサーボモータ323(M1)と
を具備しており、サーボモータ323(M1)の出力軸
が図示しない減速機構を介して回転スピンドル322と
伝動連結されている。回転スピンドル322の下端部は
スピンドルハウジング321の下端を越えて下方に突出
せしめられており、回転スピンドル322の下端には研
削工具324が装着されている。
【0013】図示の実施形態における研削装置は、上記
研削ユニット3を上記一対の案内レール221、221
に沿って上下方向に移動せしめる研削ユニット送り機構
4を備えている。この研削ユニット送り機構4は、直立
壁22の前側に配設され実質上鉛直に延びる雄ねじロッ
ド41を具備している。この雄ねじロッド41は、その
上端部および下端部が直立壁22に取り付けられた軸受
部材42および43によって回転自在に支持されてい
る。上側の軸受部材42には雄ねじロッド41を回転駆
動するための駆動源としてのパルスモータ44(M2)
が配設されており、このパルスモータ44(M2)の出
力軸が雄ねじロッド41に伝動連結されている。移動基
台31の後面にはその幅方向中央部から後方に突出する
連結部(図示していない)も形成されており、この連結
部には鉛直方向に延びる貫通雌ねじ穴が形成されてお
り、この雌ねじ穴に上記雄ねじロッド41が螺合せしめ
られている。従って、パルスモータ44(M2)が正転
すると移動基台31即ち研削ユニット3が下降せしめら
れ、パルスモータ44(M2)が逆転すると移動基台3
1即ち研削ユニット3が上昇せしめられる。
【0014】上記ハウジング2の主部21の後半部上に
は略矩形状の没入部211が形成されており、この没入
部211にはチャックテーブル機構6が配設されてい
る。チャックテーブル機構6は、支持基台61とこの支
持基台61に回転自在に配設されたチャックテーブル6
2とを含んでいる。支持基台61は、上記没入部211
上に前後方向である矢印23aおよび23bで示す方向
に延在する図示しない案内レールに摺動自在に装着され
ている。チャックテーブル62は、多孔質セラミッック
スの如き適宜の多孔性材料から構成されており、図示し
ない吸引手段に接続されている。従って、チャックテー
ブル62を図示しない吸引手段に選択的に連通すること
により、チャックテーブル62上に載置された被加工物
を吸引保持する。上記支持基台61の移動方向両側に
は、横断面形状が逆チャンネル形状の蛇腹手段71およ
び72が付設されている。蛇腹手段71および72はキ
ャンパス布の如き適宜の材料から形成することができ
る。蛇腹手段71の前端は没入部211の前面壁に固定
され、後端は支持基台61の前端面に固定されている。
蛇腹手段72の前端は支持基台61の後端面に固定さ
れ、後端は装置ハウジング2の直立壁22の前面に固定
されている。
【0015】上記装置ハウジング2の主部21における
前半部上には、第1のカセット11と、第2のカセット
12と、中心合わせ手段13と、洗浄手段14と、被加
工物搬送手段15と、被加工物搬入手段16および被加
工物搬出手段17が配設されている。中心合わせ手段1
3は駆動源としてのパルスモータM3を備え、研削加工
前の被加工物を仮載置し被加工物の中心を合わせを行
う。洗浄手段14は駆動源としてのパルスモータM4を
備え、研削加工後の被加工物を洗浄する。被加工物搬送
手段15は駆動源としてのパルスモータM5を備え、第
1のカセット11内に収納された被加工物を中心合わせ
手段13に搬出するとともに洗浄手段14で洗浄された
被加工物を第2のカセット12に搬送する。被加工物搬
入手段16は駆動源としてのパルスモータM6を備え、
中心合わせ手段13上に載置された研削加工前の被加工
物を被加工物搬入・搬出域24に位置付けられたチャッ
クテーブル機構6のチャックテーブル62上に搬送す
る。被加工物搬出手段17は駆動源としてのパルスモー
タM7を備え、被加工物搬入・搬出域24に位置付けら
れたチャックテーブル62上に載置されている研削加工
後の被加工物を洗浄手段14に搬送する。
【0016】上記各モータM1乃至M7は、図2乃至図
4に示すように三相交流200Vの商用電源5に接続さ
れる電源回路50を介して供給される電力によって駆動
されるようになっている。また、図示の実施形態におけ
る研削装置は、商用電源5が停電等で突然電力の供給が
遮断された際に、上記各モータM1乃至M7を駆動する
ための補助電源装置10を具備している。補助電源装置
10は、図示に実施形態においては図2乃至図4に示す
ように3個の補助電源ユニット10a、10b、10c
を備えており、図1に示すように装置ハウジング2内に
配置されている。この補助電源ユニット10a、10
b、10cからなる補助電源装置10の各実施形態につ
いて、図2乃至図4を参照して説明する。
【0017】図2には、本発明によって構成された補助
電源装置10の第1の実施形態が示されている。補助電
源装置10を構成する3個の補助電源ユニット10a、
10b、10cは、商用電源5にそれぞれ並列に接続さ
れている。この3個の補助電源ユニット10a、10
b、10cは、それぞれ電力を蓄えるバッテリー101
a、101b、101cと、該バッテリー101a、1
01b、101cに商用電源5からの電力を供給する入
力プラグ102a、102b、102cと、バッテリー
101a、101b、101cの電力を上記各モータM
1乃至M7に出力する出力プラグ103a、103b、
103cと、入力プラグ102a、102b、102c
に接続され商用電源5からの電力の遮断を検出する停電
検出手段104a、104b、104cと、該停電検出
手段104a、104b、104cからの作動信号に基
づいてバッテリー101a、101b、101cの電力
を出力プラグ103a、103b、103cに放出する
スイッチ手段105a、105b、105cを具備して
いる。このように構成された補助電源ユニット10a、
10b、10cに装備された各バッテリー101a、1
01b、101cは、商用電源5の電力によって常に充
電されている。なお、図示の実施形態においては補助電
源ユニット10aの出力プラグ103aは上記モータM
1およびM2に接続され、補助電源ユニット10bの出
力プラグ103bは上記モータM3とM4およびM5に
接続され、補助電源ユニット10cの出力プラグ103
cは上記モータM6およびM7に接続されている。従っ
て、補助電源ユニット10aは上記モータM1およびM
2の補助電源として機能し、補助電源ユニット10bは
上記モータM3とM4およびM5の補助電源として機能
し、補助電源ユニット10cは上記モータM6およびM
7の補助電源として機能する。
【0018】図2に示す実施形態においては、上記各補
助電源ユニット10a、10b、10cにそれぞれ設け
られた停電検出手段104a、104b、104cのう
ち補助電源ユニット10bの停電検出手段104bが特
定の停電検出手段として設定されている。そして、補助
電源ユニット10aの停電検出手段104aおよび補助
電源ユニット10cの停電検出手段104cは、特定の
停電検出手段104bに商用電源の遮断を検出した検出
信号を出力する。一方、特定の停電検出手段104b
は、自身による商用電源の遮断検出か上記停電検出手段
104aまたは104cからの検出信号が到達された時
点で、各補助電源ユニット10a、10b、10cにそ
れぞれ設けられたスイッチ手段105a、105b、1
05cに作動信号を出力する。従って、上記停電検出手
段104a、104b、104cのうち最も早い検出信
号に基づいてスイッチ手段105a、105b、105
cは同時に作動されるため、補助電源ユニット10aに
よって駆動される上記モータM1およびM2と、補助電
源ユニット10bによって駆動される上記モータM3と
M4およびM5と、補助電源ユニット10cによって駆
動される上記モータM6およびM7は、同時に同期して
駆動されることになる。このようにして上記各手段の駆
動源に暫くの間電力を供給することにより、上記各手段
を不都合のない所定の位置に作動することができる。
【0019】次に、本発明によって構成された補助電源
装置10の第2の実施形態について、図3を参照して説
明する。なお、図3に示す第2の実施形態においては、
上記図2に示す第1の実施形態における補助電源装置1
0を構成する各部品と同一部材には同一符号を付して、
その説明は省略する。図3に示す第2の実施形態におい
ては、各補助電源ユニット10a、10b、10cにそ
れぞれ設けられた停電検出手段104a、104b、1
04cは、それぞれ各補助電源ユニット10a、10
b、10cにそれぞれ設けられたスイッチ手段105
a、105b、105cに作動信号を出力するように構
成されている。従って、停電検出手段104a、104
b、104cのうち商用電源の遮断を最も早く検出した
停電検出手段からの作動信号に基づいて各補助電源ユニ
ット10a、10b、10cにそれぞれ設けられたスイ
ッチ手段105a、105b、105cが同時に作動さ
れるため、補助電源ユニット10aによって駆動される
上記モータM1およびM2と、補助電源ユニット10b
によって駆動される上記モータM3とM4およびM5
と、補助電源ユニット10cによって駆動される上記モ
ータM6およびM7は、同期して駆動されることにな
る。
【0020】次に、本発明によって構成された補助電源
装置10の第3の実施形態について、図4を参照して説
明する。なお、図4に示す第2の実施形態においては、
上記図2および図3に示す第1および第2の実施形態に
おける補助電源装置10を構成する各部品と同一部材に
は同一符号を付して、その説明は省略する。図4に示す
第3の実施形態においては、各補助電源ユニット10
a、10b、10cのうち特定の補助電源ユニットが設
定され、特定の補助電源ユニットだけに停電検出手段が
配設される。図4に示す第3の実施形態においては、特
定の補助電源ユニットは10aに設定され、この特定の
補助電源ユニット10aに停電検出手段104aが設け
られている。そして、停電検出手段104aは、商用電
源の遮断を検出したら補助電源ユニット10aに設けら
れたスイッチ手段105aと他の補助電源ユニット10
b、10cにそれぞれ設けられたスイッチ手段105
b、105cに同時に作動信号を出力するように構成さ
れている。従って、商用電源が遮断した際には、補助電
源ユニット10aによって駆動される上記モータM1お
よびM2と、補助電源ユニット10bによって駆動され
る上記モータM3とM4およびM5と、補助電源ユニッ
ト10cによって駆動される上記モータM6およびM7
は、同期して駆動されることになる。
【0021】以上、本発明を図示の実施形態に基づいて
説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるもので
はない。例えば、実施形態においては研削装置に本発明
を適用した例を示したが、本発明は切削装置等他の加工
装置に広く適用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明による補助電源装置においては、
商用電源が遮断した際には、複数個の補助電源ユニット
を同時に作動して加工装置に装備された複数個の電気負
荷を同期して駆動することができ、従って、複数個の電
気負荷によって作動される稼働部の動きが同期しないこ
とによる不具合を解消することができる。また、本発明
による補助電源装置においては、複数個の補助電源ユニ
ットを備えているので、容量の大きい補助電源に比して
安価であるとともに、加工装置内の適宜のスペースに容
易に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による補助電源装置を適用した加工装置
としての研削装置の斜視図。
【図2】本発明に従って構成された補助電源装置の第1
の実施形態を示すブロック構成図。
【図3】本発明に従って構成された補助電源装置の第2
の実施形態を示すブロック構成図。
【図4】本発明に従って構成された補助電源装置の第3
の実施形態を示すブロック構成図。
【符号の説明】
2:装置ハウジング 3:研削ユニット 4:研削ユニット送り機構 6:チャックテーブル機構 11:第1のカセット 12:第2のカセット 13:被加工物仮載置手段 14:洗浄手段 15:被加工物搬送手段 16:被加工物搬入手段 17:被加工物搬出手段 5:商用電源 10:補助電源装置 10a、10b、10c:補助電源ユニット 101a、101b、101c:バッテリー 102a、102b、102c:入力プラグ 103a、103b、103c:出力プラグ 104a、104b、104c:停電検出手段 105a、105b、105c:スイッチ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05B 19/18 G05B 19/18 X Fターム(参考) 3C047 FF08 FF15 5G015 GA03 GA06 JA05 JA32 JA47 JA56 5H269 AB01 BB11 JJ04 NN10 5H410 CC05 DD05 EA37 FF03 FF22 LL04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源の電力によって駆動される複数
    個の電気負荷を備えた加工装置に、商用電源が遮断され
    た際に電力を供給するための補助電源装置であって、 商用電源にそれぞれ並列に接続された複数個の補助電源
    ユニットを具備し、 該複数個の補助電源ユニットは、それぞれ電力を蓄える
    バッテリーと、該バッテリーに商用電源からの電力を供
    給する入力プラグと、該バッテリーの電力を所定の電気
    負荷に出力する出力プラグと、該入力プラグに接続され
    商用電源からの電力の遮断を検出する停電検出手段と、
    該停電検出手段からの作動信号に基づいて該バッテリー
    の電力を該出力プラグに放出するスイッチ手段と、を具
    備しており、 該各停電検出手段のうち特定の停電検出手段が設定さ
    れ、他の停電検出手段は該特定の停電検出手段に商用電
    源の遮断を検出した信号を出力し、該特定の停電検出手
    段は自身による商用電源の遮断検出または他の停電検出
    手段からの検出信号を入力した時点で該各スイッチ手段
    に作動信号を出力する、 ことを特徴とする補助電源装置。
  2. 【請求項2】 商用電源の電力によって駆動される複数
    個の電気負荷を備えた加工装置に、商用電源が遮断され
    た際に電力を供給するための補助電源装置であって、 商用電源にそれぞれ並列に接続された複数個の補助電源
    ユニットを具備し、 該複数個の補助電源ユニットは、それぞれ電力を蓄える
    バッテリーと、該バッテリーに商用電源からの電力を供
    給する入力プラグと、該バッテリーの電力を所定の電気
    負荷に出力する出力プラグと、該入力プラグに接続され
    商用電源からの電力の遮断を検出する停電検出手段と、
    該停電検出手段からの作動信号に基づいて該バッテリー
    の電力を該出力プラグに放出するスイッチ手段と、を具
    備しており、 該各停電検出手段はそれぞれ商用電源の遮断を検出した
    ら該各スイッチ手段に作動信号を出力する、ことを特徴
    とする補助電源装置。
  3. 【請求項3】 商用電源の電力によって駆動される複数
    個の電気負荷を備えた加工装置に、商用電源が遮断され
    た際に電力を供給するための補助電源装置であって、 商用電源にそれぞれ並列に接続された複数個の補助電源
    ユニットを具備し、 該複数個の補助電源ユニットは、それぞれ電力を蓄える
    バッテリーと、該バッテリーに商用電源からの電力を供
    給する入力プラグと、該バッテリーの電力を所定の電気
    負荷に出力する出力プラグと、該バッテリーの電力を該
    出力プラグに放出するスイッチ手段とを具備していると
    ともに、該複数個の補助電源ユニットのうち特定の補助
    電源ユニットには該入力プラグに接続され商用電源から
    の電力の遮断を検出する停電検出手段が配設されてお
    り、 該停電検出手段は商用電源の遮断を検出したら該各スイ
    ッチ手段に作動信号を出力する、ことを特徴とする補助
    電源装置。
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