JP2003087716A - 画像再生装置及び画像再生方法 - Google Patents

画像再生装置及び画像再生方法

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JP2003087716A
JP2003087716A JP2001270664A JP2001270664A JP2003087716A JP 2003087716 A JP2003087716 A JP 2003087716A JP 2001270664 A JP2001270664 A JP 2001270664A JP 2001270664 A JP2001270664 A JP 2001270664A JP 2003087716 A JP2003087716 A JP 2003087716A
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JP2001270664A
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Keiji Kunishige
恵二 国重
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の読み出し再生処理時間を短縮すること
ができ、また拡大再生で画質の低下を生ずることのない
画像再生装置及び画像再生方法を提供する。 【解決手段】 高速画像信号を読み出して画像再生装置
に出力する高速画像再生手段(17)と、主画像信号を
読み出して画像の画素数を変更した第1の画像信号を作
成する拡大再生用元画像信号作成手段と、第1の画像信
号を記憶する高速にデータ読み出し可能な記憶装置であ
る第1の記憶手段(20)と、拡大再生操作において指
定入力された拡大倍率に基づいて第1の記憶手段から読
み出した第1の画像信号の一部を抽出しこの一部の画像
の画素数を変更した第2の画像信号を生成して画像再生
装置に出力する拡大画像再生手段(18)とを備えた画
像再生装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号を記録再生す
る装置に関し、特にデジタル画像信号を記録再生する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカメラなどの撮像装置に
使用されている撮像素子の画素数は飛躍的に増大し、そ
の結果、取り扱われる画像データ量も非常に大きなもの
となってきている。
【0003】この結果、画像データをメモリカードなど
の記憶装置から読出して画像を再生するような読出し動
作を伴う処理には多くの時間が必要となるため、その解
決を図ることのできる仕組みが求められている。
【0004】以下に、記憶された画像を読み出して液晶
パネルなどのモニタに表示する画像再生動作についての
従来技術を説明する。
【0005】図9は、撮像装置の外観構成を示す図であ
る。
【0006】撮像装置50には画像再生動作に係る部品
として、再生される画像を表示するための画像表示部5
1、画像再生できる状態に切り替えるためのモードダイ
ヤル52、表示される画像を別の画像に切り替えるため
の十字キー53及び表示される画像を拡大もしくは縮小
するためのズームレバー54が備えられている。
【0007】ここで、十字キー53には上下左右の方向
を示す矢印が設けられており、この左右の矢印を押すこ
とで再生する画像を1つ進めるあるいは戻す操作を行
う。また、ズームレバー54には、拡大あるいは縮小す
るための複数の倍率値が設けられており、レバーを回転
操作することで指定される倍率による画像の拡大あるい
は縮小操作を行うように構成されている。
【0008】図10は、撮像装置の概略の再生動作を説
明するフロー図である。
【0009】撮影者がモードダイヤル52を操作して、
「play」モードが選択されたとき、本図の処理が開
始される。
【0010】撮像装置50は、直近に撮影された画像
を、図示していない記憶装置から読み出し(S1)、画
像表示部51に表示できるサイズ(画素数)に縮小(リ
サイズ)して画像表示部51に表示する(S2)。尚、
このように、画像表示部51に1つの画像データを表示
する動作を一駒表示と呼ぶ。
【0011】この状態において、撮影者が十字キー53
を操作して次のあるいは前の画像の一駒表示(一駒送
り)を指示したとき(S3)は、撮像装置50は現在表
示している画像データの次の画像あるいは前の画像を記
憶装置から読み出す(S4)。そして、画像表示部51
に表示できるサイズに縮小(リサイズ)して画像表示部
51に一駒表示する(S5)。
【0012】次に、撮影者がズームレバー54を操作し
て拡大表示を指示したとき(S6)は、撮像装置50は
現在表示している画像を記憶装置から読出し(S7)、
拡大すべき範囲のデータを取り出して画像表示部51に
表示できるサイズにリサイズして表示する(S8)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手順による画像の拡大表示では、一駒表示と拡大表
示が指示入力される毎に記憶装置の画像データが読み込
まれるため、読み込み時間が多くかかるという問題があ
る。
【0014】図11は、画質モードと読み出し時間の対
応を示す図である。
【0015】この図では、ピクセルサイズがFULLサ
イズである画像データを、読み出し速度が約670Kb
yte/secであるメモリカードから読み出す場合に
必要となる時間を示している。本図に示すように、デー
タ読出しには相当の時間を要するため、従来技術に示す
ように画像の読み出し動作を多用する場合には表示にか
なりの時間を要することになる。
【0016】この画像の拡大・再生は通常良く使用され
る機能であるため、その処理時間を短縮することは、早
急に解決を図るべき基本的な課題となっている。
【0017】この課題を解決する方法として、画像表示
部51の表示に用いられているリサイズされた画像デー
タを拡大表示に利用することが考えられる。しかしなが
ら、一般に画像データを拡大することは表示される画質
の低下を生じることとなるため、指示される拡大倍率が
高い場合には、その拡大再生画像の画質の劣化は著しい
ものとなり、提供できるような画質でなくなってしまう
ことも考えられる。
【0018】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、画像を読み出して再生する場合において、
その処理時間を短縮することができ、また拡大再生にお
いても画質の低下を生ずることなく画像を再生すること
のできる、画像再生装置及び画像再生方法を提供するこ
とにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、高速画像信号を読み出して画像再生装置に
出力する高速画像再生手段と、主画像信号を読み出して
画像の画素数を変更した第1の画像信号を作成する拡大
再生用元画像信号作成手段と、第1の画像信号を記憶す
る、記憶装置よりも高速にデータ読み出し可能な記憶装
置である第1の記憶手段と、拡大再生操作において指定
入力された拡大倍率に基づいて第1の記憶手段から読み
出した第1の画像信号の一部を抽出しこの一部の画像の
画素数を変更した第2の画像信号を生成して画像再生装
置に出力する拡大画像再生手段とを備えた画像再生装置
である。
【0020】また本発明は、上記記載の発明である画像
再生装置において、高速画像信号の読み出し動作、前記
主画像信号の読み出し動作、前記第1の画像信号の作成
動作の内いずれか1の動作中に、新たな高速画像信号の
読み出し動作が要求されたときは、動作を中止して新た
な高速画像信号の読み出し動作を開始する制御手段を備
えた画像再生装置である。
【0021】また本発明は、上記記載の発明である画像
再生装置において、第1の画像信号の画素数は、第2の画
像信号の画素数よりも大きい画像再生装置である。
【0022】また本発明は、上記記載の発明である画像
再生装置において、第1の画像信号の画素数は、第2の画
像信号の画素数の整数倍である画像再生装置である。
【0023】また本発明は、上記記載の発明である画像
再生装置において、第1の画像信号の画素数は、主画像
信号の画素数以上である画像再生装置である。
【0024】また本発明は、高速画像信号を読み出して
画像再生装置に出力する高速画像再生ステップと、主画
像信号を読み出して画像の画素数を変更した第1の画像
信号を作成する拡大再生用元画像信号作成ステップと、
記憶装置よりも高速にデータ読み出し可能な第1の記憶
装置に、第1の画像信号を記憶する第1の記憶ステップ
と、拡大再生操作において指定入力された拡大倍率に基
づいて第1の記憶装置から読み出した第1の画像信号の
一部を抽出しこの一部の画像の画素数を変更した第2の
画像信号を生成して画像再生装置に出力する拡大画像再
生ステップとを備えた画像再生方法である。
【0025】また本発明は、上記記載の発明である画像
再生方法において、高速画像信号の読み出し動作、前記
主画像信号の読み出し動作、前記第1の画像信号の作成
動作の内いずれか1の動作中に、新たな高速画像信号の
読み出し動作が要求されたときは、動作を中止して新た
な高速画像信号の読み出し動作を開始する制御ステップ
を備えた画像再生方法である。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像再生方
法を適用した撮像装置の構成を示すブロック図である。
本図において、図9と同一の部分には同一番号を付して
その詳細の説明を省略する。
【0027】レンズ1を通過した被写体の光学像は、撮
像素子2で電気信号に変換された後、システムコントロ
ーラ3の制御下、デジタルプロセス部4においてガンマ
補正等の階調補正、収差補正等の処理が施されたデジタ
ル画像データに変換されてフレームメモリ5に格納され
る。
【0028】この画像データは、システムコントローラ
3の記憶指令によって、圧縮伸張部7において、例えば
JPEGフォーマットに圧縮処理され、カードI/F部
8を介してメモリカード9に記憶される。
【0029】また、記憶された画像データは、システム
コントローラ3の再生指令によって、メモリカード9か
らカードI/F部8を介して読み出され、圧縮伸張部7
において、例えばJPEGフォーマットから元の画像デ
ータに変換する伸張処理が施された後、フレームメモリ
5を介して例えば液晶モニタなどの画像表示部6に表示
される。
【0030】そして、このような画像データの記憶動作
は、記憶処理部10を構成する、主画像生成部11、高
速画像生成部12及び画像記憶処理部13によって実施
され、また画像データの再生動作は、再生処理部15を
構成する、再生制御部16、一駒画像再生部17及び拡
大画像再生部18によって実施される。
【0031】そして、これらの動作を行うために必要と
なる一時的なメモリ機能として、ワークメモリ20が設
けられている。
【0032】次に、本発明に係る画像データの記憶動作
について説明する。
【0033】図2は、記憶処理部10の概略の動作手順
をしめすフロー図である。
【0034】システムコントローラ3が記憶指令を発し
たときは、先ず主画像生成部11が起動して、フレーム
メモリ5に蓄えられている画像データを取り出し、主画
像生成のためのリサイズ処理を行う(S10)。このリ
サイズ処理は、撮像装置に設定されている画質モード、
ピクセルサイズ及び圧縮率に対応して行われる。
【0035】リサイズ後の画像は圧縮伸張部7において
圧縮処理され(S11)、撮影条件等を記載したヘッダ
部を付して主画像データファイルを生成する(S1
2)。
【0036】続いて、高速画像生成部12が起動して、
フレームメモリ5に蓄えられている画像データを取り出
し、高速画像生成のためのリサイズ処理を行う(S1
3)。このリサイズ処理は、画像表示部6に表示するの
に十分な画質と大きさを与えるものであれば良いため、
一般には主画像よりも小さなサイズに変換される。本実
施の形態では、ピクセルサイズ640×840(VG
A)、圧縮率1/8を採用している。
【0037】次に、リサイズした画像を際立たせるため
に、画像表示部6の大きさに合わせた枠取り処理(黒枠
処理)を行う(S14)。そして、黒枠処理後の画像を
圧縮伸張部7において前述の圧縮率で圧縮処理し(S1
5)、ヘッダ部を付して高速画像データファイルを生成
する(S16)。
【0038】これらの処理の後、画像記録処理部13が
起動し、主画像データファイルと高速画像データファイ
ルをメモリカード9に格納する(S17)。
【0039】次に本発明に係る画像データの再生動作に
ついて説明する。
【0040】図3は、本発明の第1の実施形態である、
再生処理部15の概略の動作手順を示すフロー図であ
る。
【0041】撮影者がモードダイヤル52を操作して、
「play」モードが選択されたとき、再生制御部16
が起動して起動要因を調べ、一駒画像再生部17を起動
して処理を開始する。
【0042】一駒画像再生部17は、直近に撮影された
画像を記憶装置に格納されている高速画像データファイ
ルから読み出し(S21)、同じく記憶されているヘッ
ダ部のデータとともに画像表示部51に表示する(S2
2)。
【0043】高速画像は前述のようにデータ容量が小さ
いため読出し時間が短く、また既に画像表示部51に表
示するための事前処理がなされているため、その処理時
間を必要としない。この結果、「play」モードを選
択してから画像が再生表示されるまでの時間は大幅に短
縮される。
【0044】この状態において、撮影者が十字キー53
を操作して次の画像あるいは前の画像の一駒送りを指示
したとき(S23)は、再生制御部16が起動して起動
要因を調べ、一駒画像再生部17を起動する。一駒画像
再生部17は現在表示している画像データの次の高速画
像あるいは前の高速画像を記憶装置から読み出し(S2
4)、同じく記憶されているヘッダ部のデータとともに
画像表示部51に表示する(S25)。この一駒送り指
示が入力されてから画像が再生表示されるまでの時間も
同様に高速画像を用いて処理しているため、再生画像は
短時間で表示される。
【0045】次に、撮影者がズームレバー54を操作し
て拡大表示を指示したとき(S26)は、再生制御部1
6が起動して起動要因を調べ、拡大画像再生部18を起
動する。拡大画像再生部18は、主画像データファイル
から現在表示している画像の主画像を読出し(S2
8)、この主画像をリサイズして拡大再生用元画像を作
成する(S29)。
【0046】次に、主画像から拡大再生用元画像へのリ
サイズ方法を説明するが、以下の説明では拡大再生用元
画像のピクセルサイズは、画像表示部6に表示するため
の表示画像のピクセルサイズの整数倍であるとしてい
る。
【0047】図5は、主画像から拡大再生用元画像への
リサイズ方法を説明する図である。
【0048】表示画像25のピクセルサイズがn×mで
ある場合の、2倍拡大画像26のピクセルサイズは2n
×2m、3倍拡大画像27のピクセルサイズは3n×3
m、4倍拡大画像28のピクセルサイズは4n×4mと
なる。
【0049】ここで、拡大再生用元画像は、この撮像装
置50で拡大再生可能な最大の倍率となるように作成す
る。したがって、拡大再生用元画像のピクセルサイズ
は、この撮像装置50で拡大再生可能な最大の倍率であ
る、4倍拡大画像28のピクセルサイズである4n×4
mとなる。
【0050】そこで、ピクセルサイズN×Mの主画像3
0を、ピクセルサイズ4n×4mにリサイズして拡大再
生用元画像を作成し、ワークメモリ20にその画像デー
タを格納する(S30)。
【0051】撮影者がズームレバー54を操作して拡大
表示を指示したとき(S26)に、その画像の主画像デ
ータがすでにワークメモリ20に読み込まれているとき
は(S27)、拡大画像再生部18は現在表示している
画像の主画像をワークメモリ20から読出す(S3
1)。
【0052】従って、一度主画像を読み込んで拡大再生
用元画像を作成した後は、ワークメモリ20から読み出
せば良いため、読み出し時間を短縮することができる。
【0053】続いて、ズームレバー54によって指定さ
れた拡大倍率を取り込む(S32)。そして、この拡大
倍率に応じた画像を、拡大再生用元画像から切り出して
作成する。
【0054】図6は、画像を拡大する方法を説明する図
である。
【0055】図6の(1)は、拡大再生用元画像として
ピクセルサイズが4n×4mの4倍拡大画像28を示し
ている。従って、図6の(3)に示す表示画像25に対
してすでに4倍に拡大された画像となっている。
【0056】そこで、2倍の拡大倍率が指定されたとき
は、拡大再生用元画像の1/2の大きさである、ピクセ
ルサイズ2n×2mの2倍画像31を切り取る。図6の
(2)では、切り取られる部分に対応した領域を斜線で
示している。
【0057】そして、この2倍画像31を画像表示部6
に表示するため表示画像25の大きさにリサイズする。
【0058】同様に、3倍の拡大倍率が指定されたとき
は、拡大再生用元画像の1/3の大きさである、ピクセ
ルサイズ4/3n×4/3mの3倍画像32を切り取っ
てリサイズする。
【0059】同様に、4倍の拡大倍率が指定されたとき
は、拡大再生用元画像の1/4の大きさである、ピクセ
ルサイズn×mの4倍画像33を切り取って表示画像2
5とする。
【0060】このようにして拡大画像を作成すれば、リ
サイズは縮小操作となるため、画質の劣化が少ない拡大
画像を得ることができる。
【0061】今、ズームレバー54によって指定された
拡大倍率がk倍であったとすると、拡大画像再生部18
は拡大再生元画像の1/k倍の領域を切り取り(S3
3)、切り取った画像を表示用にリサイズして(S3
4)、画像表示部6に表示させる(S35)。
【0062】以上のように、高速画像データファイルを
設けてその画像データを画像表示部6に表示するように
構成することにより、本実施例では、メモリカード9か
らの画像読出しに要する時間が約0.1秒と高速化が図
られ、また圧縮伸張部7による伸張処理時間も大幅に短
縮され、更に画像表示部6に表示するための事前処理時
間が不必要となるなど、従来と比較して大幅な時間短縮
を実現することができる。
【0063】また、画像拡大操作では一度主画像を読み
込んで拡大再生用元画像を作成した後は、ワークメモリ
20から読み出せば良いため、画像拡大操作を繰り返す
場合の読み出し時間を短縮することができる。
【0064】更に、主画像から拡大再生用元画像を作成
し、その拡大再生用元画像を縮尺して拡大画像を作成し
ているため、画質劣化の少ない画像を得ることができ
る。
【0065】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0066】図7は、本発明の第2の実施形態である、
再生処理部15の概略の動作手順を示すフロー図であ
る。
【0067】撮影者がモードダイヤル52を操作して、
「play」モードが選択されたとき、再生制御部16
が起動して起動要因を調べ、一駒画像再生部17を起動
して処理を開始する。
【0068】一駒画像再生部17は、記憶装置に格納さ
れている高速画像データファイルから直近に撮影された
画像を読み出す(S41)が、読み出し中に新たな一駒
送り指示がなされたとき(S42)は、読み出し動作を
中止して次の画像を読み出すための準備を整え(S4
3)、ステップS41から実行する。
【0069】高速画像データファイルの読み出しが完了
したとき(S44)は、その画像を表示させるために、
フレームメモリ5に格納する(S45)。そして、続い
て主画像データを記憶装置から読み出しを開始する(S
46)。
【0070】フレームメモリ5に格納された高速画像デ
ータを表示する動作は、システムコントローラ3とは別
のハードウエアによって処理されるため、画像表示部6
の表示動作と並行して主画像データの読み出し処理を動
作させることができる。
【0071】ここで、主画像データの読み出し中に新た
な一駒送り指示がなされたとき(S47)は、読み出し
動作を中止して次の画像を読み出すための準備を整え
(S43)、ステップS41から実行する。
【0072】主画像データの読み出しが完了したとき
(S48)は、主画像をリサイズして拡大再生用元画像
の作成を開始する(S49)。
【0073】ここで、主画像データのリサイズ中に新た
な一駒送り指示がなされたとき(S50)は、読み出し
動作を中止して次の画像を読み出すための準備を整え
(S43)、ステップS41から実行する。
【0074】拡大再生用元画像の作成が完了したとき
は、ワークメモリ20にその画像データを記憶する(S
51)。
【0075】次に、撮影者がズームレバー54を操作し
て拡大表示を指示したとき(S52)は、再生制御部1
6が起動して起動要因を調べ、拡大画像再生部18を起
動する。拡大画像再生部18は、現在表示している画像
の主画像をワークメモリ20から読出す(S53)。従
って、拡大再生時にはワークメモリ20から拡大再生用
元画像を読み出せば良いため、読み出し時間を短縮する
ことができる。
【0076】続いて、ズームレバー54によって指定さ
れた拡大倍率を取り込む(S54)。そして、この拡大
倍率に応じた画像を、前述の方法で拡大再生用元画像か
ら切り出して作成する。
【0077】今、ズームレバー54によって指定された
拡大倍率がk倍であったとすると、拡大画像再生部18
は拡大再生元画像の1/k倍の領域を切り取り(S5
5)、切り取った画像を表示用にリサイズして(S5
6)、画像表示部6に表示させる(S57)。
【0078】以上のように、一駒再生時において高速画
像データの読み込みに続いて主画像データの読み込みを
行い拡大再生用元画像を作成してワークメモリ20に格
納するように構成することにより、拡大再生時の処理時
間を更に短縮することができる。
【0079】本実施の形態では、画像表示部6への表示
動作と並行して主画像の読み込みが行われ、また主画像
の読み込み等が動作中であっても新しい一駒送り指令が
入力されたときは、これまでの動作を中止して新しい画
像についての一駒表示を行う動作を開始するため、操作
性を阻害することはない。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像再生
装置及び画像再生方法によれば、画像を読み出して再生
するための処理時間を短縮することができ、また拡大再
生においても画質の低下を生ずることなく画像を再生す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像再生方法を適用した撮像装置
の構成を示すブロック図。
【図2】記憶処理部の概略の動作手順をしめすフロー
図。
【図3】本発明の第1の実施形態である、再生処理部の
概略の動作手順を示すフロー図。
【図4】本発明の第1の実施形態である、再生処理部の
概略の動作手順を示すフロー図。
【図5】主画像から拡大再生用元画像へのリサイズ方法
を説明する図。
【図6】画像を拡大する方法を説明する図。
【図7】本発明の他の実施形態である、再生処理部の概
略の動作手順を示すフロー図。
【図8】本発明の他の実施形態である、再生処理部の概
略の動作手順を示すフロー図。
【図9】撮像装置の外観構成を示す図。
【図10】撮像装置の概略の再生動作を説明するフロー
図。
【図11】画質モードと読み出し時間の対応を示す図。
【符号の説明】
4…デジタルプロセス部 6…画像表示部 7…圧縮伸張部 9…メモリカード 10…記憶処理部 11…主画像生成部 12…高速画像生成部 13…画像記憶処理部 15…再生処理部 16…再生制御部 17…一駒画像再生部 18…拡大画像再生部 20…ワークメモリ 25…表示画像 28…4倍拡大画像 30…主画像 52…モードダイヤル 53…十字キー 54…ズームレバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を画像信号に変換して主画像信号を
    作成する主画像変換装置と、この画像を縮小した画像信
    号である高速画像信号を作成する高速画像変換装置と、
    これらの画像信号を記憶する記憶装置と、画像信号から
    画像を再生する再生装置とを有する画像再生装置におい
    て、 前記高速画像信号を読み出して前記画像再生装置に出力
    する高速画像再生手段と、 前記主画像信号を読み出して画像の画素数を変更した第
    1の画像信号を作成する拡大再生用元画像信号作成手段
    と、 前記第1の画像信号を記憶する、前記記憶装置よりも高
    速にデータ読み出し可能な記憶装置である第1の記憶手
    段と、 拡大再生操作において指定入力された拡大倍率に基づい
    て、前記第1の記憶手段から読み出した前記第1の画像
    信号の一部を抽出し、この一部の画像の画素数を変更し
    た第2の画像信号を生成して前記画像再生装置に出力す
    る拡大画像再生手段とを備えたことを特徴とする画像再
    生装置。
  2. 【請求項2】 前記高速画像信号の読み出し動作、前記
    主画像信号の読み出し動作、前記第1の画像信号の作成
    動作の内いずれか1の動作中に、新たな高速画像信号の
    読み出し動作が要求されたときは、前記動作を中止して
    新たな高速画像信号の読み出し動作を開始する制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像信号の画素数は、前記第2
    の画像信号の画素数よりも大きいことを特徴とする請求
    項1または2に記載の画像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像信号の画素数は、前記第2
    の画像信号の画素数の整数倍であることを特徴とする請
    求項1または2に記載の画像再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の画像信号の画素数は、前記主
    画像信号の画素数以上であることを特徴とする請求項1
    または2に記載の画像再生装置。
  6. 【請求項6】 画像を画像信号に変換して主画像信号を
    作成する主画像変換装置と、この画像を縮小した画像信
    号である高速画像信号を作成する高速画像変換装置と、
    これらの画像信号を記憶する記憶装置と、画像信号から
    画像を再生する再生装置とを有する画像再生装置の画像
    再生方法において、 前記高速画像信号を読み出して前記画像再生装置に出力
    する高速画像再生ステップと、 前記主画像信号を読み出して画像の画素数を変更した第
    1の画像信号を作成する拡大再生用元画像信号作成ステ
    ップと、 前記記憶装置よりも高速にデータ読み出し可能な第1の
    記憶装置に、前記第1の画像信号を記憶する第1の記憶
    ステップと、 拡大再生操作において指定入力された拡大倍率に基づい
    て、前記第1の記憶装置から読み出した前記第1の画像
    信号の一部を抽出し、この一部の画像の画素数を変更し
    た第2の画像信号を生成して前記画像再生装置に出力す
    る拡大画像再生ステップとを備えたことを特徴とする画
    像再生方法。
  7. 【請求項7】 前記高速画像信号の読み出し動作、前記
    主画像信号の読み出し動作、前記第1の画像信号の作成
    動作の内いずれか1の動作中に、新たな高速画像信号の
    読み出し動作が要求されたときは、前記動作を中止して
    新たな高速画像信号の読み出し動作を開始する制御ステ
    ップを備えたことを特徴とする請求項6記載の画像再生
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7505074B2 (en) 2004-02-06 2009-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus and its control method
US8654154B2 (en) 2007-02-16 2014-02-18 Mobile Imaging In Sweden Ab Method for processing a digital image

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