JP2003087686A - 把手装置及びその製造方法 - Google Patents
把手装置及びその製造方法Info
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- JP2003087686A JP2003087686A JP2001280766A JP2001280766A JP2003087686A JP 2003087686 A JP2003087686 A JP 2003087686A JP 2001280766 A JP2001280766 A JP 2001280766A JP 2001280766 A JP2001280766 A JP 2001280766A JP 2003087686 A JP2003087686 A JP 2003087686A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 把手装置を組み立てる上での労力を軽減可能
な構成を備えた把手装置を提供する。 【解決手段】 把手蓋(3)は把手本体(7)に回転自
在に支持されてなり、把手蓋と把手本体との間に把手蓋
を把手本体内の空洞の開放端に向けて付勢するトーショ
ンバー(24)を備え、把手蓋、把手本体、及びトーシ
ョンバーが樹脂を用いた射出成形法によって一体的に成
形され、成形後に把手蓋を把手本体に組み付けることが
できる形態に形成されてなる。前記把手蓋は、前記トー
ションバーの捻れ弾性力に抗して、把手本体に回転可能
に支持される。
な構成を備えた把手装置を提供する。 【解決手段】 把手蓋(3)は把手本体(7)に回転自
在に支持されてなり、把手蓋と把手本体との間に把手蓋
を把手本体内の空洞の開放端に向けて付勢するトーショ
ンバー(24)を備え、把手蓋、把手本体、及びトーシ
ョンバーが樹脂を用いた射出成形法によって一体的に成
形され、成形後に把手蓋を把手本体に組み付けることが
できる形態に形成されてなる。前記把手蓋は、前記トー
ションバーの捻れ弾性力に抗して、把手本体に回転可能
に支持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家電製品、電化製品、
家具、業務用電気機器等の構造体の把手孔に装着される
把手装置に関するものである。
家具、業務用電気機器等の構造体の把手孔に装着される
把手装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン受像機を持ち運ぶ場
合に使用する把手孔をデザイン的に目立たなくするた
め、図2に示すように、開閉可能な把手蓋を有するテレ
ビジョン受像機用把手装置3をテレビジョン受像機1の
把手孔に装着している。
合に使用する把手孔をデザイン的に目立たなくするた
め、図2に示すように、開閉可能な把手蓋を有するテレ
ビジョン受像機用把手装置3をテレビジョン受像機1の
把手孔に装着している。
【0003】従来この種のテレビジョン受像機用把手装
置には、例えば開閉可能な把手蓋と把手本体を別々に形
成し、組み合わせた構造のものがある。すなわち、図3
に示すように、テレビジョン受像機を持ち運ぶ場合に、
人の手指2を把手本体7の内部に向けて挿入することに
より、開閉可能な蓋3が把手本体の正面の開放端を開き
把手としての役割が達成される。
置には、例えば開閉可能な把手蓋と把手本体を別々に形
成し、組み合わせた構造のものがある。すなわち、図3
に示すように、テレビジョン受像機を持ち運ぶ場合に、
人の手指2を把手本体7の内部に向けて挿入することに
より、開閉可能な蓋3が把手本体の正面の開放端を開き
把手としての役割が達成される。
【0004】把手装置が使用されていない図4の状態で
は開閉可能な把手蓋3が把手本体7の開放端を閉じテレ
ビジョン受像機のキャビネット4の外観面と同一面にな
るように、蓋3を把手本体7に対して付勢する。このた
めに、把手本体7に対して開閉可能な蓋3の回転軸部5
にコイル状のばね6を組み込んでいた。
は開閉可能な把手蓋3が把手本体7の開放端を閉じテレ
ビジョン受像機のキャビネット4の外観面と同一面にな
るように、蓋3を把手本体7に対して付勢する。このた
めに、把手本体7に対して開閉可能な蓋3の回転軸部5
にコイル状のばね6を組み込んでいた。
【0005】しかしながら、回転軸部にコイル状のばね
を組み込むための作業にはは労力を要し、かつコストも
掛かるという欠点がある。そこで、図5,6に示すよう
にコイル状のばね6を組み込まず構成される家電製品用
の把手装置もある。この把手装置では、把手本体7に一
体形成されたヒンジ部8の弾力により、前記従来例と同
様に開閉可能な蓋3を本体7に対して本体の開放端を常
時閉じる方向に付勢している。
を組み込むための作業にはは労力を要し、かつコストも
掛かるという欠点がある。そこで、図5,6に示すよう
にコイル状のばね6を組み込まず構成される家電製品用
の把手装置もある。この把手装置では、把手本体7に一
体形成されたヒンジ部8の弾力により、前記従来例と同
様に開閉可能な蓋3を本体7に対して本体の開放端を常
時閉じる方向に付勢している。
【0006】しかしながら、この従来例では、所定の付
勢力を得るためにヒンジ部8を把手本体7と蓋3との間
で大きく湾曲させる必要があり、ヒンジ8の占めるスペ
ースが大きくなって把手装置が厚さ方向に拡大・大型化
する欠点があった。
勢力を得るためにヒンジ部8を把手本体7と蓋3との間
で大きく湾曲させる必要があり、ヒンジ8の占めるスペ
ースが大きくなって把手装置が厚さ方向に拡大・大型化
する欠点があった。
【0007】そこで、特許第3017374号に記載の
把手装置が提供されている。この把手装置は、図7に示
すように、従来の把手装置と同様に、内部に空洞が形成
された把手装置本体7と、この本体7に軸支され、空洞
内を自在に回動する把手蓋3とから構成されている。
把手装置が提供されている。この把手装置は、図7に示
すように、従来の把手装置と同様に、内部に空洞が形成
された把手装置本体7と、この本体7に軸支され、空洞
内を自在に回動する把手蓋3とから構成されている。
【0008】把手蓋の両側面から回転軸22が突出して
形成されており、この回転軸が把手本体の軸受23に嵌
合される。一方の回転軸に一体に連設され、かつ、把手
蓋3の長手方向にトーションバー24が他側の回転軸2
2に向かって設けられている。
形成されており、この回転軸が把手本体の軸受23に嵌
合される。一方の回転軸に一体に連設され、かつ、把手
蓋3の長手方向にトーションバー24が他側の回転軸2
2に向かって設けられている。
【0009】今、把手蓋3を把手本体7に組み付ける
際、前記回転軸を軸受に嵌合するとともに、トーション
バー24の固定腕26を把手本体の傾斜状に形成された
床46に固定する。把手蓋から手の指を把手本体内に差
し込むと、トーションバー24が捩じれるがトーション
バーは把手蓋と把手本体に固定されているために、トー
ションバーの捩じれがそのまま残り、この捩じれ力が把
手蓋を回転させる上での適度な抵抗となって把手蓋を把
手本体の空洞を閉じる方向への付勢力となる。把手蓋を
この付勢力に抗してさらに押し込むと、把手本体の入口
が開放され、この開放された入口からさらに指を差し入
れると、指が把手本体の奥にまで到達し、指を把手本体
の上面に掛けて家電製品を持ち上げることができる。指
を把手本体から引き抜くと、既述の付勢力によって把手
蓋が把手本体の入り口、即ち開放端を閉じる方向に逆回
転する。
際、前記回転軸を軸受に嵌合するとともに、トーション
バー24の固定腕26を把手本体の傾斜状に形成された
床46に固定する。把手蓋から手の指を把手本体内に差
し込むと、トーションバー24が捩じれるがトーション
バーは把手蓋と把手本体に固定されているために、トー
ションバーの捩じれがそのまま残り、この捩じれ力が把
手蓋を回転させる上での適度な抵抗となって把手蓋を把
手本体の空洞を閉じる方向への付勢力となる。把手蓋を
この付勢力に抗してさらに押し込むと、把手本体の入口
が開放され、この開放された入口からさらに指を差し入
れると、指が把手本体の奥にまで到達し、指を把手本体
の上面に掛けて家電製品を持ち上げることができる。指
を把手本体から引き抜くと、既述の付勢力によって把手
蓋が把手本体の入り口、即ち開放端を閉じる方向に逆回
転する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来例では、把手装置の蓋と把手本体とが別部品で構成さ
れているために、蓋に設けられたトーションバーを把手
装置内に挿入して固定し、さらに把手蓋の回転軸を把手
本体の軸受に嵌合しなければならない多くの労力が把手
装置を組み立てる上で必要になっていた。
来例では、把手装置の蓋と把手本体とが別部品で構成さ
れているために、蓋に設けられたトーションバーを把手
装置内に挿入して固定し、さらに把手蓋の回転軸を把手
本体の軸受に嵌合しなければならない多くの労力が把手
装置を組み立てる上で必要になっていた。
【0011】そこで、この課題を解決するために、本発
明は、この労力を軽減可能な構成を備えた把手装置を提
供することを目的とする。本発明の他の目的は、蓋と把
手本体とが予め連結された把手装置を提供することにあ
る。本発明の更に他の目的は、金型を用いて一体成形可
能な把手装置を提供することある。本発明の更に他の目
的は、この把手装置を備えた家電製品を提供することに
ある。本発明の更に他の目的は、この把手装置を備え
た、家電製品に対する可搬機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、この把手装置を製造するため
の金型を提供することにある。本発明の更に他の目的
は、この把手装置を製造する方法を提供することにあ
る。
明は、この労力を軽減可能な構成を備えた把手装置を提
供することを目的とする。本発明の他の目的は、蓋と把
手本体とが予め連結された把手装置を提供することにあ
る。本発明の更に他の目的は、金型を用いて一体成形可
能な把手装置を提供することある。本発明の更に他の目
的は、この把手装置を備えた家電製品を提供することに
ある。本発明の更に他の目的は、この把手装置を備え
た、家電製品に対する可搬機構を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、この把手装置を製造するため
の金型を提供することにある。本発明の更に他の目的
は、この把手装置を製造する方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、家電製品等の構造体の把手孔に固定され
る把手装置において、内部に空洞が形成された把手本体
と、この把手本体の前記空洞の開放端を閉じる把手蓋
と、当該把手蓋と前記把手本体間とを連結する捻れ弾性
手段とを有し、前記把手蓋は前記捻れ弾性手段の捻れ弾
性力に抗して、前記空間内を回転可能に前記本体に支持
されるともに、当該捻れ弾性力によって前記開放体を閉
じる位置に復帰するように付勢されてなり、かつ、前記
把手本体と前記把手蓋と前記捻れ弾性手段とが一体成形
されてなることを特徴とする。
に、本発明は、家電製品等の構造体の把手孔に固定され
る把手装置において、内部に空洞が形成された把手本体
と、この把手本体の前記空洞の開放端を閉じる把手蓋
と、当該把手蓋と前記把手本体間とを連結する捻れ弾性
手段とを有し、前記把手蓋は前記捻れ弾性手段の捻れ弾
性力に抗して、前記空間内を回転可能に前記本体に支持
されるともに、当該捻れ弾性力によって前記開放体を閉
じる位置に復帰するように付勢されてなり、かつ、前記
把手本体と前記把手蓋と前記捻れ弾性手段とが一体成形
されてなることを特徴とする。
【0013】さらに本発明は、家電製品等の構造体の把
手孔に固定される把手装置において、内部に空間が形成
された把手本体と、この開放端を閉じる把手蓋と、当該
把手蓋と前記把手本体とを連結するトーションバーとを
有し、前記把手蓋は前記空間内を前記トーションバーの
捻れ弾性力に抗して回転可能に前記把手本体に支持され
てなるとともに、この捻れ弾性力によって前記開放体を
閉じる位置に復帰するように付勢されてなり、かつ、前
記把手本体と前記把手蓋と前記トーションバーとが一体
成形されてなることを特徴とする。
手孔に固定される把手装置において、内部に空間が形成
された把手本体と、この開放端を閉じる把手蓋と、当該
把手蓋と前記把手本体とを連結するトーションバーとを
有し、前記把手蓋は前記空間内を前記トーションバーの
捻れ弾性力に抗して回転可能に前記把手本体に支持され
てなるとともに、この捻れ弾性力によって前記開放体を
閉じる位置に復帰するように付勢されてなり、かつ、前
記把手本体と前記把手蓋と前記トーションバーとが一体
成形されてなることを特徴とする。
【0014】さらに本発明は、前記トーションバーの一
端が前記把手蓋に一体化されてなり、当該トーションバ
ーの他端が前記把手本体に一体化されてなることを特徴
とする。さらに本発明は、前記把手蓋と前記把手本体と
が互いに干渉することなく一体成形加工が可能な形態に
なっており、一体成形加工後前記把手蓋を前記把手本体
に組み付けるように構成されたことを特徴とする。さら
に、本発明は前記把手蓋及び前記把手本体の一方に当該
把手蓋を当該把手本体に対して回転自在に支持する回転
軸が設けられ、他方にこの回転軸を受ける軸受が設けら
れてなるとともに、前記把手蓋、前記把手本体及び前記
トーションバーを樹脂金型を用いて一体成形する際に、
前記回転軸と前記軸受とがずれた状態で成形加工が可能
であり、成形加工後に前記回転軸を前記軸受に嵌合する
ことによって前記把手蓋を前記把手本体に対して回転可
能に組み付けるように構成されたことを特徴とする。
端が前記把手蓋に一体化されてなり、当該トーションバ
ーの他端が前記把手本体に一体化されてなることを特徴
とする。さらに本発明は、前記把手蓋と前記把手本体と
が互いに干渉することなく一体成形加工が可能な形態に
なっており、一体成形加工後前記把手蓋を前記把手本体
に組み付けるように構成されたことを特徴とする。さら
に、本発明は前記把手蓋及び前記把手本体の一方に当該
把手蓋を当該把手本体に対して回転自在に支持する回転
軸が設けられ、他方にこの回転軸を受ける軸受が設けら
れてなるとともに、前記把手蓋、前記把手本体及び前記
トーションバーを樹脂金型を用いて一体成形する際に、
前記回転軸と前記軸受とがずれた状態で成形加工が可能
であり、成形加工後に前記回転軸を前記軸受に嵌合する
ことによって前記把手蓋を前記把手本体に対して回転可
能に組み付けるように構成されたことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明は、前記把手装置を金型を
用いた成形樹脂加工によって、前記把手蓋と、前記把手
本体と、前記捻れ弾性手段又はトーションバーとを一体
成形する製造方法において、前記把手蓋と前記把手本体
とが互いに干渉しない形態に一体成形加工し、成形後前
記把手蓋を前記把手本体に組み付けるようにしたことを
特徴とする。さらに、本発明は、前記把手装置を家電製
品のキャビネットの把手孔に適用してなる家電製品であ
ることを特徴とする。
用いた成形樹脂加工によって、前記把手蓋と、前記把手
本体と、前記捻れ弾性手段又はトーションバーとを一体
成形する製造方法において、前記把手蓋と前記把手本体
とが互いに干渉しない形態に一体成形加工し、成形後前
記把手蓋を前記把手本体に組み付けるようにしたことを
特徴とする。さらに、本発明は、前記把手装置を家電製
品のキャビネットの把手孔に適用してなる家電製品であ
ることを特徴とする。
【0016】本発明によれば、把手蓋を把手本体に回転
自在に支持されてなり、把手蓋と把手本体との間に把手
蓋を把手本体内の空洞の開放端に向けて付勢するトーシ
ョンバを備え、把手蓋、把手本体、及びトーションバー
が樹脂を用いた射出成形法によって一体的に成形し、成
形後把手蓋を把手本体に組み付けることができるような
弾性変形可能な範囲の形態・形状に形成されてなるため
に、把手蓋を把手本体に組み付ける労力が軽減される。
自在に支持されてなり、把手蓋と把手本体との間に把手
蓋を把手本体内の空洞の開放端に向けて付勢するトーシ
ョンバを備え、把手蓋、把手本体、及びトーションバー
が樹脂を用いた射出成形法によって一体的に成形し、成
形後把手蓋を把手本体に組み付けることができるような
弾性変形可能な範囲の形態・形状に形成されてなるため
に、把手蓋を把手本体に組み付ける労力が軽減される。
【0017】
【発明を実施するための形態】次に本発明の実施の形態
について説明する。図1は本発明に係わる把手装置の第
1の実施形態を示す斜視図である。この把手装置は、内
部に空洞が形成された把手本体7と、この空洞内に回転
自在に把手本体に軸支されたカバー(把手蓋)3とから
構成されている。この把手本体7と把手蓋3とは捻れ弾
性手段であるトーションバー24を介して連結されてお
り、把手蓋3が把手本体7の内部の空洞内に回転する
と、トーションバー26が捻れることにより弾性力が発
生する。この弾性力によって把手蓋3は前記空洞の入り
口に相当する開放端を常時塞ぐ方向に付勢されている。
後述するように、この把手本体7、把手蓋3及びトーシ
ョンバー24は、金型を用いて樹脂により一体成形可能
に構成されている。
について説明する。図1は本発明に係わる把手装置の第
1の実施形態を示す斜視図である。この把手装置は、内
部に空洞が形成された把手本体7と、この空洞内に回転
自在に把手本体に軸支されたカバー(把手蓋)3とから
構成されている。この把手本体7と把手蓋3とは捻れ弾
性手段であるトーションバー24を介して連結されてお
り、把手蓋3が把手本体7の内部の空洞内に回転する
と、トーションバー26が捻れることにより弾性力が発
生する。この弾性力によって把手蓋3は前記空洞の入り
口に相当する開放端を常時塞ぐ方向に付勢されている。
後述するように、この把手本体7、把手蓋3及びトーシ
ョンバー24は、金型を用いて樹脂により一体成形可能
に構成されている。
【0018】図1及びこの正面図である図8に示すよう
に、把手蓋3の両側面にはそれぞれ把手蓋を把手本体に
回転させるための回転軸22が突出して設けられてい
る。把手本体7の正面の枠の裏側には把手蓋の回転軸2
2を回転自在に軸支する軸受23が形成されている。図
1及び図8は把手蓋の回転軸22がこの軸受23に嵌合
されている状態を示している。
に、把手蓋3の両側面にはそれぞれ把手蓋を把手本体に
回転させるための回転軸22が突出して設けられてい
る。把手本体7の正面の枠の裏側には把手蓋の回転軸2
2を回転自在に軸支する軸受23が形成されている。図
1及び図8は把手蓋の回転軸22がこの軸受23に嵌合
されている状態を示している。
【0019】把手蓋の上下方向に対する幅は把手本体の
開放端の幅より小さく、把手蓋と把手本体との間の空間
42には把手蓋と把手本体とを連結するトーションバー
24が存在する。このトーションバーは、略かぎ型の形
態を持っており、長い辺を持つ長辺部24Aは把手蓋3
と略平行に構成されている。この長辺部の両側端からは
直角に短い辺を持つ短辺24Bが存在する。一つの短辺
の終端は把手蓋3の下端に接続しており、、他方の短辺
は把手本体7の下端に連結されている。このトーション
バー24は樹脂によって把手本体7と把手蓋3と一体に
形成される。
開放端の幅より小さく、把手蓋と把手本体との間の空間
42には把手蓋と把手本体とを連結するトーションバー
24が存在する。このトーションバーは、略かぎ型の形
態を持っており、長い辺を持つ長辺部24Aは把手蓋3
と略平行に構成されている。この長辺部の両側端からは
直角に短い辺を持つ短辺24Bが存在する。一つの短辺
の終端は把手蓋3の下端に接続しており、、他方の短辺
は把手本体7の下端に連結されている。このトーション
バー24は樹脂によって把手本体7と把手蓋3と一体に
形成される。
【0020】把手蓋3の上端からは把手本体7に向けて
突出する一対の当てリブ13が形成されている。把手蓋
3の回転軸22が把手本体7の軸受23に係合された状
態では、この当てリブは把手本体の上端の背面に当たり
把手蓋3が把手本体の背面を越えて把手本体外に迄回転
することを防いでいる。したがって、把手蓋3が把手本
体7の開放端入り口にほぼ一致するように、把手蓋3が
把手本体7内の空洞を塞いでいる。
突出する一対の当てリブ13が形成されている。把手蓋
3の回転軸22が把手本体7の軸受23に係合された状
態では、この当てリブは把手本体の上端の背面に当たり
把手蓋3が把手本体の背面を越えて把手本体外に迄回転
することを防いでいる。したがって、把手蓋3が把手本
体7の開放端入り口にほぼ一致するように、把手蓋3が
把手本体7内の空洞を塞いでいる。
【0021】図9は、把手蓋3の回転軸22が把手本体
7の軸受23に嵌合されていない状態を示した正面図で
ある。把手本体の両側枠の側面のそれぞれに矩形であ
り、かつ把手蓋3の回転軸22を収容できる面積を持っ
た切り欠き30が設けられている。把手蓋の回転軸22
が把手本体7の軸受23に嵌合されていない状態では、
回転軸22が切り欠き30に丁度収容される形態になる
ように、把手蓋3、把手本体7、トーションバー24と
が、金型を用いた射出樹脂成形法によって一体成形され
ている。この形態では、当てリブ13は把手本体に干渉
しない位置、すなわち、当てリブ13の上端が把手本体
の上枠の下端より下方に位置している。
7の軸受23に嵌合されていない状態を示した正面図で
ある。把手本体の両側枠の側面のそれぞれに矩形であ
り、かつ把手蓋3の回転軸22を収容できる面積を持っ
た切り欠き30が設けられている。把手蓋の回転軸22
が把手本体7の軸受23に嵌合されていない状態では、
回転軸22が切り欠き30に丁度収容される形態になる
ように、把手蓋3、把手本体7、トーションバー24と
が、金型を用いた射出樹脂成形法によって一体成形され
ている。この形態では、当てリブ13は把手本体に干渉
しない位置、すなわち、当てリブ13の上端が把手本体
の上枠の下端より下方に位置している。
【0022】把手蓋3の回転軸22が把手本体の軸受2
3に嵌合されていない状態では、把手蓋3に形成された
リブ13、回転軸22等、一種の突出部材は把手本体に
重ならないように、把手蓋、把手本体、トーションバー
とが弾性変形可能である。そのために、型抜きが可能と
なり、把手蓋、把手本体、トーションバー及び既述の突
出部材が樹脂によって一体に成形できる。すなわち、把
手蓋、把手本体、トーションバーとが互いに干渉しなよ
うにこれらを一体成形することができる。
3に嵌合されていない状態では、把手蓋3に形成された
リブ13、回転軸22等、一種の突出部材は把手本体に
重ならないように、把手蓋、把手本体、トーションバー
とが弾性変形可能である。そのために、型抜きが可能と
なり、把手蓋、把手本体、トーションバー及び既述の突
出部材が樹脂によって一体に成形できる。すなわち、把
手蓋、把手本体、トーションバーとが互いに干渉しなよ
うにこれらを一体成形することができる。
【0023】把手蓋3等は樹脂で弾性変形可能に形成さ
れているから、射出一体成形後、把手蓋の回転軸22を
把手本体の軸受23に挿入し、かつ把手蓋の上端のリブ
13が把手本体の上枠の背面に位置するように把手蓋と
把手本体とを組み付けることができるすなわち、図9に
示すように、把手蓋を把手本体の上枠に向けて図示Aの
距離だけ弾性変形させることによって、把手蓋の回転軸
22を把手本体の側枠の裏面にある軸受23に嵌合さ
せ、かつ当てリブ13を把手本体の上枠の背面に臨ませ
ることができる。
れているから、射出一体成形後、把手蓋の回転軸22を
把手本体の軸受23に挿入し、かつ把手蓋の上端のリブ
13が把手本体の上枠の背面に位置するように把手蓋と
把手本体とを組み付けることができるすなわち、図9に
示すように、把手蓋を把手本体の上枠に向けて図示Aの
距離だけ弾性変形させることによって、把手蓋の回転軸
22を把手本体の側枠の裏面にある軸受23に嵌合さ
せ、かつ当てリブ13を把手本体の上枠の背面に臨ませ
ることができる。
【0024】次に把手装置の動作について説明する。図
10は、把手本体7の内部の空洞7Aに手の指2を挿入
した状態の側面図である。把手蓋3が把手本体7側に押
されて回転軸22回りに回転すると、把手本体7の開放
端7Bが開放され指22を開放端7Bより内部の空洞7
A内に挿入することができる。
10は、把手本体7の内部の空洞7Aに手の指2を挿入
した状態の側面図である。把手蓋3が把手本体7側に押
されて回転軸22回りに回転すると、把手本体7の開放
端7Bが開放され指22を開放端7Bより内部の空洞7
A内に挿入することができる。
【0025】このときトーションバー24の両端はそれ
ぞれ固定されているために、把手蓋3の回転に伴いトー
ションバー24が捻れる。トーションバーの捻れ弾性に
伴って把手蓋3は開放端7Bを塞ぐ方向に付勢されてい
る。図11に示すように、指を把手本体7から引き抜く
と、把手蓋3はこの方向に逆回転して把手本体7の開放
端7Bを塞ぐ位置に復帰する。以上のように、人は腕の
指を把手装置に挿入することによって、人の両腕によっ
てテレビ受像器を持ち運ぶことができる。なお、図10
及び図11の符合11及び12は、テレビジョン受像機
キャビネット4に把手本体7を固定するための嵌合リブ
である。
ぞれ固定されているために、把手蓋3の回転に伴いトー
ションバー24が捻れる。トーションバーの捻れ弾性に
伴って把手蓋3は開放端7Bを塞ぐ方向に付勢されてい
る。図11に示すように、指を把手本体7から引き抜く
と、把手蓋3はこの方向に逆回転して把手本体7の開放
端7Bを塞ぐ位置に復帰する。以上のように、人は腕の
指を把手装置に挿入することによって、人の両腕によっ
てテレビ受像器を持ち運ぶことができる。なお、図10
及び図11の符合11及び12は、テレビジョン受像機
キャビネット4に把手本体7を固定するための嵌合リブ
である。
【0026】次に、把手装置の他の実施形態について説
明する。この実施形態が既述の実施形態と異なる点は次
のとおりである。図12及び13はこの把手装置の正面
図である。この把手装置は、把手蓋の回転軸の構成の点
において既述の把手装置と異なる。把手蓋の下端から略
L型で把手本体の空洞方向に突出したリブ50とこのリ
ブの先端からトーションバーとほぼ方向に一つの回転軸
22が突出されている。図13は、このリブと回転軸2
2との拡大図である。
明する。この実施形態が既述の実施形態と異なる点は次
のとおりである。図12及び13はこの把手装置の正面
図である。この把手装置は、把手蓋の回転軸の構成の点
において既述の把手装置と異なる。把手蓋の下端から略
L型で把手本体の空洞方向に突出したリブ50とこのリ
ブの先端からトーションバーとほぼ方向に一つの回転軸
22が突出されている。図13は、このリブと回転軸2
2との拡大図である。
【0027】この回転軸22が嵌合される軸受23は、
把手本体7の正面から回転軸22が嵌合できるように、
把手本体の側枠の正面から把手蓋の方に向かってほぼ直
角に突出形成されている。
把手本体7の正面から回転軸22が嵌合できるように、
把手本体の側枠の正面から把手蓋の方に向かってほぼ直
角に突出形成されている。
【0028】一方、一対形成される他方の回転軸22A
はトーションバー24と一体に形成されている。他方の
リブ50Aはリブ50と同じ形態で形成され、回転軸2
2Aとトーションバー24の先端部との接続部を支持し
ている。
はトーションバー24と一体に形成されている。他方の
リブ50Aはリブ50と同じ形態で形成され、回転軸2
2Aとトーションバー24の先端部との接続部を支持し
ている。
【0029】把手蓋3の下端から把手本体の下端に向け
て突出するリブ50Aと把手本体の下端から把手蓋に向
けて突出するリブ50Bとの間にトーションバー24が
設けられている。これらリブとトーションバーとは樹脂
によって一体に形成されている。図14に示すように、
これら二つの回転軸22,22Aを把手本体7の正面か
ら既述の軸受23に挿入することによって、把手扉3が
把手本体7に対して回転可能に支持される。
て突出するリブ50Aと把手本体の下端から把手蓋に向
けて突出するリブ50Bとの間にトーションバー24が
設けられている。これらリブとトーションバーとは樹脂
によって一体に形成されている。図14に示すように、
これら二つの回転軸22,22Aを把手本体7の正面か
ら既述の軸受23に挿入することによって、把手扉3が
把手本体7に対して回転可能に支持される。
【0030】なお、把手蓋3が把手本体7の開放端を越
えないように係止するリブ13は、この実施形態におい
ては、把手蓋3の側面から把手本体7に突出して形成さ
れている。把手本体7の側枠のやや中間60から下は幅
が狭くなるように切り欠かれており、回転軸22,22
Aを軸受23に嵌合していない図12の状態では当該リ
ブ13がこの切り欠き部分において把手本体の側枠と干
渉することが無い形態が実現されている。回転軸を軸受
に嵌合した図14の状態では、当該リブ13が把手本体
の側枠の背面と干渉する形態を採る。
えないように係止するリブ13は、この実施形態におい
ては、把手蓋3の側面から把手本体7に突出して形成さ
れている。把手本体7の側枠のやや中間60から下は幅
が狭くなるように切り欠かれており、回転軸22,22
Aを軸受23に嵌合していない図12の状態では当該リ
ブ13がこの切り欠き部分において把手本体の側枠と干
渉することが無い形態が実現されている。回転軸を軸受
に嵌合した図14の状態では、当該リブ13が把手本体
の側枠の背面と干渉する形態を採る。
【0031】この実施形態においても既述の実施形態と
同様に、把手蓋3が把手本体7に組み付けられていない
状態では、回転軸22,22Aと軸受23が干渉せず、
かつ前記リブ13が切り欠きに収容された形態が実現さ
れているために、把手蓋、把手本体、トーションバー、
そして各種の干渉部材を一体成形可能である。
同様に、把手蓋3が把手本体7に組み付けられていない
状態では、回転軸22,22Aと軸受23が干渉せず、
かつ前記リブ13が切り欠きに収容された形態が実現さ
れているために、把手蓋、把手本体、トーションバー、
そして各種の干渉部材を一体成形可能である。
【0032】一体成形後、把手蓋3を把手本体7に組み
付ける前でも両者が連結されているために、把手蓋を把
手本体に組み付けて把手装置を得る作業における労力が
軽減される。把手蓋を把手本体に組み付ける図12から
図14に進む過程で、トーションバー24、リブ50,
50A,50B等把手装置本体の各部分は弾性変形する
ので、把手蓋と把手本体とが一体成形されていても、両
者の組み付けには支障がない。
付ける前でも両者が連結されているために、把手蓋を把
手本体に組み付けて把手装置を得る作業における労力が
軽減される。把手蓋を把手本体に組み付ける図12から
図14に進む過程で、トーションバー24、リブ50,
50A,50B等把手装置本体の各部分は弾性変形する
ので、把手蓋と把手本体とが一体成形されていても、両
者の組み付けには支障がない。
【0033】なお、この把手装置を家電製品に組み付け
ることによって、新規な把手機構を有する家電製品を提
供することができる。また、この把手装置は、家電製品
に対して新規な可搬機構を提供する。また、この把手蓋
及び把手本体を製造するための形状を金型に与えること
によって、新規な金型を提供する。
ることによって、新規な把手機構を有する家電製品を提
供することができる。また、この把手装置は、家電製品
に対して新規な可搬機構を提供する。また、この把手蓋
及び把手本体を製造するための形状を金型に与えること
によって、新規な金型を提供する。
【0034】
【発明の効果】本発明は、把手蓋を把手本体に組み付け
る労力を軽減可能な構成を提供することができるという
効果を達成する。本発明は、把手蓋と把手本体とが予め
連結された把手装置を提供することができる。本発明
は、金型を用いて一体成形可能な把手装置を提供するこ
とができる。
る労力を軽減可能な構成を提供することができるという
効果を達成する。本発明は、把手蓋と把手本体とが予め
連結された把手装置を提供することができる。本発明
は、金型を用いて一体成形可能な把手装置を提供するこ
とができる。
【0035】
【図1】本発明に係わる把手装置の斜視図である。
【図2】把手装置をキャビネットの側面に一対備えたテ
レビジョン受像機の斜視図である。
レビジョン受像機の斜視図である。
【図3】従来の把手装置の断面図で、把手装置の内部に
指を挿入している状態を示す。
指を挿入している状態を示す。
【図4】指を把手装置の内部に挿入していない状態を示
す、図3の把手装置の断面図である。
す、図3の把手装置の断面図である。
【図5】従来の他の把手装置の断面図で、把手装置の内
部に指を挿入している状態を示す。
部に指を挿入している状態を示す。
【図6】指を把手装置の内部に挿入していない状態を示
す、図4の把手装置の断面図である。
す、図4の把手装置の断面図である。
【図7】従来のさらに他の把手装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】把手蓋を把手本体に組み付けた後の図1の把手
装置本体の正面図である。
装置本体の正面図である。
【図9】把手蓋を把手本体に組み付け前の図1の把手装
置本体の正面図である。
置本体の正面図である。
【図10】図8及び9の把手装置の断面図で、把手装置
の内部に指を挿入している状態を示す。
の内部に指を挿入している状態を示す。
【図11】指を把手装置の内部に挿入していない状態を
示す、図10の把手装置の断面図である。
示す、図10の把手装置の断面図である。
【図12】本発明の他の実施形態に係わる把手装置の正
面図で、把手蓋を把手本体に組み付け前を示す。
面図で、把手蓋を把手本体に組み付け前を示す。
【図13】その把手装置の回転軸とこの回転軸を固定す
るリブとの結合箇所を拡大して示す斜視図である。
るリブとの結合箇所を拡大して示す斜視図である。
【図14】把手蓋を把手本体に組み込んだ図12の把手
装置の正面図である。
装置の正面図である。
3 把手蓋
7 把手本体
22 回転軸
23 軸受
24 トーションバー
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 北村 亘
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器
産業株式会社内
(72)発明者 射水 郁郎
大阪府大阪市淀川区西中島四丁目5番1号
新栄ビル 株式会社ニックス大阪支店内
(72)発明者 鎌田 裕貴
神奈川県相模原市西橋本二丁目23番3号
株式会社ニックスR&Dセンター内
Claims (7)
- 【請求項1】 家電製品等の構造体の把手孔に装着され
る把手装置において、 内部に空洞が形成された把手本体と、 この把手本体の前記空洞の開放端を閉じる把手蓋と、 当該把手蓋と前記把手本体間とを連結する捻れ弾性手段
とを有し、 前記把手蓋は前記捻れ弾性手段の捻れ弾性力に抗して、
前記空間内を回転可能に前記本体に支持されるともに、
当該捻れ弾性力によって前記開放体を閉じる位置に復帰
するように付勢されてなり、かつ、 前記把手本体と前記把手蓋と前記捻れ弾性手段とが一体
成形されてなる把手装置。 - 【請求項2】 家電製品等の構造体の把手孔に装着され
る把手装置において、 内部に空間が形成された把手本体と、 この開放端を閉じる把手蓋と、 当該把手蓋と前記把手本体とを連結するトーションバー
とを有し、 前記把手蓋は前記空間内を前記トーションバーの捻れ弾
性力に抗して回転可能に前記把手本体に支持されてなる
とともに、この捻れ弾性力によって前記開放体を閉じる
位置に復帰するように付勢されてなり、かつ、 前記把手本体と前記把手蓋と前記トーションバーとが一
体成形されてなる把手装置。 - 【請求項3】 前記トーションバーの一端が前記把手蓋
に一体化されてなり、当該トーションバーの他端が前記
把手本体に一体化されてなる請求項2記載の把手装置。 - 【請求項4】 前記把手蓋と前記把手本体とが互いに干
渉することなく一体成形加工が可能な形態になってお
り、一体成形加工後前記把手蓋を前記把手本体に組み付
けるように構成された請求項1乃至3の何れか1項記載
の把手装置。 - 【請求項5】 前記把手蓋及び前記把手本体の一方に当
該把手蓋を当該把手本体に対して回転自在に支持する回
転軸が設けられ、他方にこの回転軸を受ける軸受が設け
られてなるとともに、前記把手蓋、前記把手本体及び前
記トーションバーを樹脂金型を用いて一体成形する際
に、前記回転軸と前記軸受とがずれた状態で成形加工が
可能であり、成形加工後に前記回転軸を前記軸受に嵌合
することによって前記把手蓋を前記把手本体に対して回
転可能に組み付けるように構成された請求項4記載の把
手装置。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載の把手装置を金型を
用いた成形樹脂加工によって、前記把手蓋と、前記把手
本体と、前記捻れ弾性手段又はトーションバーとを一体
成形する製造方法において、前記把手蓋と前記把手本体
とが互いに干渉しない形態に一体成形加工し、成形後前
記把手蓋を前記把手本体に組み付けるようにした把手装
置の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至5の何れか1項記載の把手
装置をキャビネットの把手孔に適用してなる家電製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280766A JP2003087686A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 把手装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001280766A JP2003087686A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 把手装置及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003087686A true JP2003087686A (ja) | 2003-03-20 |
Family
ID=19104702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001280766A Pending JP2003087686A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 把手装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003087686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009130538A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Canon Inc | 画像表示装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972364A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 国産金属工業株式会社 | 箱錠ケース |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001280766A patent/JP2003087686A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972364A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 国産金属工業株式会社 | 箱錠ケース |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009130538A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Canon Inc | 画像表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100921 |