JP2003087476A - 情報処理システム、方法及び装置、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

情報処理システム、方法及び装置、プログラム並びに記憶媒体

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JP2003087476A
JP2003087476A JP2001270219A JP2001270219A JP2003087476A JP 2003087476 A JP2003087476 A JP 2003087476A JP 2001270219 A JP2001270219 A JP 2001270219A JP 2001270219 A JP2001270219 A JP 2001270219A JP 2003087476 A JP2003087476 A JP 2003087476A
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Hidehiko Yokoyama
英彦 横山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの送信や変換等の重複した処理を回避
して効率的な処理を行うことができる情報処理システム
等を提供する。 【解決手段】 情報処理装置100がMFP114にフ
ァクシミリ送信を行わせる場合、情報処理装置100
は、その宛先数が1つのジョブについて設定可能な最大
宛先数MAXN以上である場合は、制御データ601中
のシーケンス番号602が共通の複数のジョブを生成
し、且つ1つ目のジョブにのみ描画データを含ませるよ
うに生成してMFP114に転送する。MFP114
は、ジョブ中の制御データ601に基づいて、1つ目の
ジョブに含まれた描画データをイメージデータに変換
し、シーケンス番号602に対応付けて描画バッファ2
04に保存し、2つ目以降のジョブ中のシーケンス番号
602に対応するデータを、描画バッファ204から読
み出して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、文字、図形、画
像等の情報を送信するためのジョブを情報処理装置等の
ジョブ生成装置で生成し、そのジョブを画像処理装置等
の情報送信装置に送信して、情報送信装置から所望の宛
先に上記情報を電子情報としてファクシミリや電子メイ
ル等で配送させるようにした情報処理システム、方法及
び装置、プログラム並びに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジョブ生成装置において文字、図
形、画像等を含む複合文書等の情報を読み込み等で得
て、当該情報を情報送信装置を介して印刷するほか、上
記情報送信装置の送信機能を用いて、ファクシミリある
いは電子メイル等により所望の宛先に電子情報として配
送するようにした情報処理システムが知られている。
【0003】このシステムでは、情報送信装置にファク
シミリデータ等の電子情報の配送を行わせる際、例え
ば、ジョブ生成装置では、送信したい電子情報としての
描画データあるいはイメージデータに、制御データを含
ませたジョブを生成する。そして、制御データ内に宛先
を設定し、生成したジョブを情報送信装置に転送する。
【0004】情報送信装置では、受信したジョブ中の送
信用データが描画データである場合は、それを送信に適
したイメージデータに変換後、制御データに設定されて
いる宛先に対してイメージデータをファクシミリや電子
メイルで配送するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、情報処理装置からジョブ中の制御デ
ータ内に設定可能な最大宛先数は有限であるため、それ
を超える数の宛先に対するデータの送信要求を行う場合
は、例えば、ジョブを最大宛先数毎に分割し、各ジョブ
のそれぞれに別個の制御データを含ませ、各制御データ
には最大宛先数の範囲内で宛先を設定する必要がある。
すなわち、ジョブに描画データを含ませる場合は、ジョ
ブ生成装置は、各ジョブの制御データに全く同じ描画デ
ータを付随させて情報送信装置に転送すると同時に、情
報送信装置では同じ描画データからイメージデータヘの
変換処理を繰り返し行うという重複した処理による無駄
があった。そのため、ジョブ生成装置から情報送信装置
への総転送データ量が増大すると同時に、情報送信装置
内では同じ描画データに対する変換処理が繰り返し行わ
れていたため、全体として処理に時間がかかるという問
題があった。
【0006】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、データの送信や
変換等の重複した処理を回避して効率的な処理を行うこ
とができる情報処理システム、方法及び装置、プログラ
ム並びに記憶媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の情報処理システムは、所定データ
及び該所定データの宛先を含んだジョブを生成し、該生
成したジョブを送出するジョブ生成装置と、前記ジョブ
生成装置から送出されたジョブを受け取り、該ジョブに
含まれた前記所定データを該ジョブに含まれた宛先に対
して送信する情報送信装置とが通信可能に接続されて構
成される情報処理システムであって、前記ジョブ生成装
置は、前記所定データの宛先数が1つのジョブについて
設定可能な最大宛先数以上である場合は、前記所定デー
タに関して複数のジョブを生成するジョブ生成手段と、
前記ジョブ生成手段により生成された複数のジョブを1
つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョ
ブ送出手段とを備え、前記ジョブ生成手段は、生成する
複数の各ジョブに、前記各ジョブを互いに関連付けるた
めの関連情報と前記最大宛先数以内の数の宛先とを含ま
せると共に、1つ目のジョブにのみ前記所定データを含
ませるように生成し、前記情報送信装置は、前記ジョブ
送出手段により送出されたジョブを受信するジョブ受信
手段と、前記ジョブ受信手段により1つ目に受信された
ジョブに含まれた所定データを該ジョブに含まれた関連
情報に対応付けてメモリに記憶させるデータ記憶手段
と、前記ジョブ受信手段により2つ目以降に受信された
ジョブに含まれた関連情報に対応する所定データを、前
記メモリから読み出す読み出し手段と、前記読み出し手
段により読み出された所定データを、前記2つ目以降に
受信された各ジョブに含まれた宛先に対して送信するデ
ータ送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の情報処理システムは、上
記請求項1記載の構成において、前記ジョブ生成手段
は、前記データ送信手段による送信の態様を指定する送
信方法指定情報を、前記生成するジョブに含ませると共
に、前記データ送信手段は、前記ジョブに含まれた送信
方法指定情報に従った態様で送信を行うことを特徴とす
る。
【0009】また、請求項3の情報処理システムは、上
記請求項1または2記載の構成において、前記データ送
信手段は、ファクシミリ及び電子メイルの少なくとも一
方により前記所定データを送信することを特徴とする。
【0010】また、請求項4の情報処理システムは、上
記請求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定データには、描画データまたはイメージデータ
のいずれか一方が含まれることを特徴とする。
【0011】また、請求項5の情報処理システムは、上
記請求項4記載の構成において、前記情報送信装置は、
前記所定データに描画データが含まれている場合は、前
記データ送信手段による送信の前に前記描画データをイ
メージデータに変換する変換手段を備えたことを特徴と
する。
【0012】また、請求項6の情報処理システムは、上
記請求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、
前記ジョブ生成手段は、前記所定データに関して複数の
ジョブを生成する場合は、最後のジョブに最終ジョブで
あることを示す最終情報を含ませるように生成し、前記
情報送信装置は、前記ジョブ受信手段により受信された
ジョブに前記最終情報が含まれている場合は、前記メモ
リに記憶されている対応する所定データを削除するデー
タ削除手段を備えたことを特徴とする。
【0013】また、請求項7の情報処理システムは、上
記請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成において、
前記ジョブ生成手段は、前記所定データに関して複数の
ジョブを生成する場合は、最後のジョブに最終ジョブで
あることを示す最終情報を含ませるように生成し、前記
データ記憶手段は、前記ジョブ受信手段により受信され
た前記1つ目のジョブに前記最終情報が含まれていない
場合にのみ、後続のジョブがあると判別して前記所定デ
ータの記憶を行うことを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために本発明の請求項
8の情報処理方法は、所定データ及び該所定データの宛
先を含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出す
るジョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出され
たジョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定デー
タを該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信
装置とが通信可能に接続されて構成される情報処理シス
テムにおける情報処理方法であって、前記ジョブ生成装
置において、前記所定データの宛先数が1つのジョブに
ついて設定可能な最大宛先数以上である場合は、前記所
定データに関して複数のジョブを生成するジョブ生成工
程と、前記ジョブ生成工程により生成された複数のジョ
ブを1つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出す
るジョブ送出工程とを有し、前記ジョブ生成工程は、生
成する複数の各ジョブに、前記各ジョブを互いに関連付
けるための関連情報と前記最大宛先数以内の数の宛先と
を含ませると共に、1つ目のジョブにのみ前記所定デー
タを含ませるように生成し、前記情報送信装置におい
て、前記ジョブ送出工程により送出されたジョブを受信
するジョブ受信工程と、前記ジョブ受信工程により1つ
目に受信されたジョブに含まれた所定データを該ジョブ
に含まれた関連情報に対応付けてメモリに記憶させるデ
ータ記憶工程と、前記ジョブ受信工程により2つ目以降
に受信されたジョブに含まれた関連情報に対応する所定
データを、前記メモリから読み出す読み出し工程と、前
記読み出し工程により読み出された所定データを、前記
2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対し
て送信するデータ送信工程とを有することを特徴とす
る。
【0015】また、請求項9の情報処理方法は、上記請
求項8記載の構成において、前記ジョブ生成工程は、前
記データ送信工程による送信の態様を指定する送信方法
指定情報を、前記生成するジョブに含ませると共に、前
記データ送信工程は、前記ジョブに含まれた送信方法指
定情報に従った態様で送信を行うことを特徴とする。
【0016】また、請求項10の情報処理方法は、上記
請求項8または9記載の構成において、前記データ送信
工程は、ファクシミリ及び電子メイルの少なくとも一方
により前記所定データを送信することを特徴とする。
【0017】また、請求項11の情報処理方法は、上記
請求項8〜10のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定データには、描画データまたはイメージデータ
のいずれか一方が含まれることを特徴とする。
【0018】また、請求項12の情報処理方法は、上記
請求項11記載の構成において、前記情報送信装置にお
いて、前記所定データに描画データが含まれている場合
は、前記データ送信工程による送信の前に前記描画デー
タをイメージデータに変換する変換工程を有することを
特徴とする。
【0019】また、請求項13の情報処理方法は、上記
請求項8〜12のいずれか1項に記載の構成において、
前記ジョブ生成装置において、前記ジョブ生成工程は、
前記所定データに関して複数のジョブを生成する場合
は、最後のジョブに最終ジョブであることを示す最終情
報を含ませるように生成し、前記情報送信装置におい
て、前記ジョブ受信工程により受信されたジョブに前記
最終情報が含まれている場合は、前記メモリに記憶され
ている対応する所定データを削除するデータ削除工程を
有することを特徴とする。
【0020】また、請求項14の情報処理方法は、上記
請求項8〜13のいずれか1項に記載の構成において、
前記ジョブ生成工程は、前記所定データに関して複数の
ジョブを生成する場合は、最後のジョブに最終ジョブで
あることを示す最終情報を含ませるように生成し、前記
データ記憶工程は、前記ジョブ受信工程により受信され
た前記1つ目のジョブに前記最終情報が含まれていない
場合にのみ、後続のジョブがあると判別して前記所定デ
ータの記憶を行うことを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために本発明の請求項
15の情報処理装置は、請求項1〜7のいずれか1項に
記載の情報処理システムにおけるジョブ生成装置に適用
可能であることを特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために本発明の請求項
16の情報処理装置は、請求項1〜7のいずれか1項に
記載の情報処理システムにおける情報送信装置に適用可
能であることを特徴とする。
【0023】上記目的を達成するために本発明の請求項
17のプログラムは、所定データ及び該所定データの宛
先を含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出す
るジョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出され
たジョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定デー
タを該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信
装置とが通信可能に接続されて構成される情報処理シス
テムにおける情報処理方法をコンピュータに実現させる
ためのプログラムであって、前記ジョブ生成装置におい
て、前記所定データの宛先数が1つのジョブについて設
定可能な最大宛先数以上である場合は、前記所定データ
に関して複数のジョブを生成するジョブ生成手順と、前
記ジョブ生成手順により生成された複数のジョブを1つ
目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョブ
送出手順とを実行させるためのプログラムであり、前記
ジョブ生成手順は、生成する複数の各ジョブに、前記各
ジョブを互いに関連付けるための関連情報と前記最大宛
先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目のジョ
ブにのみ前記所定データを含ませるように生成し、前記
情報送信装置は、前記ジョブ送出手順により送出された
ジョブを受信するジョブ受信手段と、前記ジョブ受信手
段により1つ目に受信されたジョブに含まれた所定デー
タを該ジョブに含まれた関連情報に対応付けてメモリに
記憶させるデータ記憶手段と、前記ジョブ受信手段によ
り2つ目以降に受信されたジョブに含まれた関連情報に
対応する所定データを、前記メモリから読み出す読み出
し手段と、前記読み出し手段により読み出された所定デ
ータを、前記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれ
た宛先に対して送信するデータ送信手段とを備えたもの
であることを特徴とするプログラムであることを特徴と
する。
【0024】上記目的を達成するために本発明の請求項
18のプログラムは、所定データ及び該所定データの宛
先を含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出す
るジョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出され
たジョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定デー
タを該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信
装置とが通信可能に接続されて構成される情報処理シス
テムにおける情報処理方法をコンピュータに実現させる
ためのプログラムであって、前記ジョブ生成装置は、前
記所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可能
な最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関し
て複数のジョブを生成するジョブ生成手段と、前記ジョ
ブ生成手段により生成された複数のジョブを1つ目のジ
ョブから順に前記情報送信装置に送出するジョブ送出手
段とを備え、前記ジョブ生成手段は、生成する複数の各
ジョブに、前記各ジョブを互いに関連付けるための関連
情報と前記最大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共
に、1つ目のジョブにのみ前記所定データを含ませるよ
うに生成するものであり、前記情報送信装置において、
前記ジョブ送出手段により送出されたジョブを受信する
ジョブ受信手順と、前記ジョブ受信手順により1つ目に
受信されたジョブに含まれた所定データを該ジョブに含
まれた関連情報に対応付けてメモリに記憶させるデータ
記憶手順と、前記ジョブ受信手順により2つ目以降に受
信されたジョブに含まれた関連情報に対応する所定デー
タを、前記メモリから読み出す読み出し手順と、前記読
み出し手順により読み出された所定データを、前記2つ
目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対して送
信するデータ送信手順とを実行させるためのプログラム
であることを特徴とする。
【0025】上記目的を達成するために本発明の請求項
19の記憶媒体は、所定データ及び該所定データの宛先
を含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出する
ジョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出された
ジョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データ
を該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装
置とが通信可能に接続されて構成される情報処理システ
ムにおける情報処理方法をコンピュータに実現させるた
めのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体であって、前記ジョブ生成装置において、前記
所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可能な
最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関して
複数のジョブを生成するジョブ生成手順と、前記ジョブ
生成手順により生成された複数のジョブを1つ目のジョ
ブから順に前記情報送信装置に送出するジョブ送出手順
とを実行させるためのプログラムを記憶し、前記ジョブ
生成手順は、生成する複数の各ジョブに、前記各ジョブ
を互いに関連付けるための関連情報と前記最大宛先数以
内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目のジョブにの
み前記所定データを含ませるように生成し、前記情報送
信装置は、前記ジョブ送出手順により送出されたジョブ
を受信するジョブ受信手段と、前記ジョブ受信手段によ
り1つ目に受信されたジョブに含まれた所定データを該
ジョブに含まれた関連情報に対応付けてメモリに記憶さ
せるデータ記憶手段と、前記ジョブ受信手段により2つ
目以降に受信されたジョブに含まれた関連情報に対応す
る所定データを、前記メモリから読み出す読み出し手段
と、前記読み出し手段により読み出された所定データ
を、前記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛
先に対して送信するデータ送信手段とを備えたものであ
ることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するために本発明の請求項
20の記憶媒体は、所定データ及び該所定データの宛先
を含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出する
ジョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出された
ジョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データ
を該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装
置とが通信可能に接続されて構成される情報処理システ
ムにおける情報処理方法をコンピュータに実現させるた
めのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体であって、前記ジョブ生成装置は、前記所定デ
ータの宛先数が1つのジョブについて設定可能な最大宛
先数以上である場合は、前記所定データに関して複数の
ジョブを生成するジョブ生成手段と、前記ジョブ生成手
段により生成された複数のジョブを1つ目のジョブから
順に前記情報送信装置に送出するジョブ送出手段とを備
え、前記ジョブ生成手段は、生成する複数の各ジョブ
に、前記各ジョブを互いに関連付けるための関連情報と
前記最大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1
つ目のジョブにのみ前記所定データを含ませるように生
成するものであり、前記情報送信装置において、前記ジ
ョブ送出手段により送出されたジョブを受信するジョブ
受信手順と、前記ジョブ受信手順により1つ目に受信さ
れたジョブに含まれた所定データを該ジョブに含まれた
関連情報に対応付けてメモリに記憶させるデータ記憶手
順と、前記ジョブ受信手順により2つ目以降に受信され
たジョブに含まれた関連情報に対応する所定データを、
前記メモリから読み出す読み出し手順と、前記読み出し
手順により読み出された所定データを、前記2つ目以降
に受信された各ジョブに含まれた宛先に対して送信する
データ送信手順とを実行させるためのプログラムを記憶
したことを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の一
実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブ
ロック図である。本システムは、情報処理装置100
(ジョブ生成装置)にMFP(Multi Function Periphe
ral)と呼ばれる画像処理装置(以下、「MFP11
4」と称する)(情報送信装置)等が接続されて構成さ
れる。
【0029】情報処理装置100は、CPU101(ジ
ョブ生成手段)に、I/Oバス115を介して、RAM
102、ビデオコントローラ103、入力装置コントロ
ーラ105、ネットワークコントローラ107、フロッ
ピー(登録商標)デイスクコントローラ109、ハード
ディスクコントローラ111及びポートコントローラ1
13(ジョブ送出手段)が接続されて構成される。
【0030】ビデオコントローラ103にはモニタ10
4が接続され、入力装置コントローラ105には入力装
置106が接続されている。ネットワークコントローラ
107にはネットワーク接続装置108が接続されてい
る。フロッピー(登録商標)デイスクコントローラ10
9にはフロッピー(登録商標)ディスクドライブ110
が接続され、ハードディスクコントローラ111にはハ
ードディスク(HD)112が接続されている。MFP
114は、ポートコントローラ113に接続されてい
る。
【0031】図2は、情報処理装置100及びフロッピ
ー(登録商標)デイスクの外観を示す図である。
【0032】図1に示すCPU101は、情報処理装置
100全体の制御を司り、RAM102等に記憶された
プログラムを実行したり、フロッピー(登録商標)ディ
スクドライブ110に挿入されたフロッピー(登録商
標)デイスク(FD)116(図2参照)やハードディ
スク(HD)112に保存されているプログラムやデー
タをRAM102にロードしたりするほか、逆にRAM
102の内容をFD116やHD112に保存させる。
【0033】ビデオコントローラ103は、モニタ10
4に処理情報等を表示させる。入力装置106はキーボ
ード及びマウス等で構成され、これらの装置からの入力
はコントローラ105を経由してCPU101で動作し
ているプログラムによって処理される。
【0034】ネットワーク接続装置108はHUB等で
構成される。なお、MFP114は、ポートコントロー
ラ113に接続される代わりに、ネットワーク接続装置
108によりネットワーク接続されるようにしてもよ
い。
【0035】本実施の形態において後述する「ジョブ生
成処理」を実行するためのプログラムは、フロッピー
(登録商標)ディスク(FD)116に格納されてい
る。図3に、FD116内の記録内容を示す。FD11
6には例えば、ボリューム情報801、制御プログラム
実行ファイル802、制御プログラムデータファイル8
03、ファイル位置情報804等が記憶されている。
【0036】FD116に記録されたプログラム及び関
連データは、図2に示すようにフロッピー(登録商標)
ディスクドライブ110を通じて情報処理装置100の
RAM102にロードすることができる。
【0037】図4は、「ジョブ生成処理」の制御プログ
ラムがRAM102にロードされ実行可能となった場合
におけるRAM102内のメモリーマップを示す概念図
である。RAM102のメモリマップは、オペレーテイ
ング・システム(OS)701、各種ドライバ702、
ワーク領域703及びデータ領域704等で構成され
る。
【0038】すなわち、FD116をFDD110に挿
入し、図4に示すオペレーテイング・システム(OS)
701及び各種ドライバ702の制御により、制御プロ
グラム及び関連データをRAM102に読み込むことで
動作させることが可能である。
【0039】なお、制御プログラム及び関連データを、
FD116から読み出して一旦ハードディスク(HD)
112に格納しておき、制御プログラムを実行する際に
HD112からRAM102にロードするようにしても
よい。また、制御プログラム及び関連データを記録して
おく媒体は、上記FD116以外にCD−ROMやメモ
リカード等、他の記憶媒体でもよい。
【0040】図5は、MFP114の機能ブロック及び
データ処理の流れを示す図である。図6は、情報処理装
置100からMFP114に送られるジョブのデータ構
成を示す図である。図6に示すように、ジョブは、制御
データ601及び付随データ606(所定データ)で構
成され、付随データ606は描画データまたはイメージ
データである。また、制御データ601には、シーケン
ス番号602(関連情報)、出力モード603(送信方
法指定情報)、データ形式604、及び付随データ60
6を送るべき宛先605(1〜n)の各情報が含まれ
る。
【0041】なお、MFP114は不図示のCPUのほ
か、RAM、ROM等の記憶装置を備え、同図のデータ
処理乃至後述する図9のジョブ処理等の各種制御処理や
機能は、例えば、ROMに格納されたプログラムをCP
Uが実行することで実現される。
【0042】図5に示すように、入力制御部201(ジ
ョブ受信手段)で受け取ったデータ(ジョブ)は、一旦
受信バッファ202に蓄積された後、制御データ解析部
203(データ記憶手段、データ削除手段)に送られ
る。制御データ解析部203では、ジョブ中の図6に示
す制御データ601の記述に基づき、ジョブ中の付随デ
ータ606を描画データ解析部205(変換手段)に送
るか、そのまま描画バッファ204(メモリ)に保存す
る。描画データ解析部205では付随データ606をイ
メージデータに変換して描画メモリ206(読み出し手
段)に展開する。一頁分のイメージデータが描画メモリ
206に展開されると、印刷制御部207により印刷媒
体に対して印刷を行うか、ファクス制御部208(デー
タ送信手段)あるいは電子メイル制御部209(データ
送信手段)によりイメージデータを指定宛先に対してフ
ァクスあるいは電子メイル形式で送信する。
【0043】図7は、情報処理装置100で実行される
ジョブ生成処理のフローチャートを示す図である。本実
施の形態では、ファクシミリ送信用のジョブ(ファクス
送信ジョブ)を生成する場合を例示するが、電子メイル
送信用のジョブについても同様である。
【0044】OS102から画像のファクス送信要求が
あると、まず、シーケンス番号602を生成し(ステッ
プS701)、シーケンス番号602を含んだ制御デー
タ601を生成する(ステップS702)。ここでは、
制御データ601中の出力モード603を「FAX」
に、データ形式604を「PDL」にそれぞれ設定す
る。なお、出力モード603にはこのほか印刷出力を示
す「PRINT」等が設定可能である。また、データ形
式604で、「PDL」は付随データ606が描画デー
タであることを示し、一方、付随データ606がイメー
ジデータである場合は、「IMAGE」に設定される。
【0045】次に、ファクス送信要求に応じてこれから
ファクシミリ送信をすべき送信先の数、すなわち宛先数
ANが、制御データ601に設定可能な最大宛先数MA
XN以上であるか否かを判別する(ステップS70
3)。その判別の結果、AN≧MAXNである場合は、
制御データ601の宛先605において、宛先1〜宛先
n(ここではn=最大宛先数MAXN)にファクス番号
を設定し(ステップS704)、ステップS707に進
む。一方、AN<MAXNである場合は、宛先1から宛
先数ANまでファクス番号を設定し(ステップS70
5)、最終宛先(ここでは宛先数AN+1)にEND
(最終情報)を設定して(ステップS706)、前記ス
テップS707に進む。
【0046】ステップS707では、今回が本処理(ス
テップS702〜S714)の一回目のループであるか
否かを判別する。その判別の結果、今回が一回目のルー
プである場合は、描画データ等の付随データ606を生
成し(ステップS708)、ステップS710に進む一
方、今回が一回目のループでない場合は、制御データ6
01中のデータ形式604に「NONE」を設定して
(ステップS709)、前記ステップS710に進む。
【0047】ステップS710では、上記の処理で生成
されたジョブ(付随データ606が生成された場合はそ
の付随データ606が付随したジョブ)を、指定された
MFP114に送出する。次に、宛先数ANが最大宛先
数MAXNと等しいか否かを判別する(ステップS71
1)。その判別の結果、AN=MAXNである場合は、
前記ステップS701で生成したシーケンス番号602
と同じ番号が設定され、且つ出力モードを「NULL」
に設定した制御データ601を新たに生成し(ステップ
S712)、この制御データ601のみで構成されるジ
ョブ(付随データ606がないジョブ)をMFP114
に送出して(ステップS713)、本処理を終了する。
【0048】一方、前記ステップS711の判別の結
果、AN=MAXNでない場合は、前記ステップS71
0で送出したジョブの最終宛先がENDであったか否か
を判別する(ステップS714)。その判別の結果、送
出したジョブの最終宛先がENDであった場合は、本処
理を終了する一方、送出したジョブの最終宛先がEND
でなかった場合は、未だ送信すべき宛先が残っているの
で、前記ステップS711に進む。
【0049】ステップS711では、宛先数ANから最
大宛先数MAXNを減じた値を新たな宛先数ANに設定
し、前記ステップS702に戻る。従って、2回目以降
のループでは、既に送信したジョブに含められなかった
宛先の残数が宛先数ANとされて、全宛先についてジョ
ブ生成が完了するまで同様の処理が繰り返される。
【0050】図8は、図7のジョブ生成処理の結果、情
報処理装置100で生成されるジョブの制御データのデ
ータ構成の例を示す図である。データ構成は図6に対応
している。図8(a)〜(c)は、ファクス送信要求に
基づく宛先数が25である場合を示し、同図(d)〜
(f)は、宛先数が20である場合を示す。また、最大
宛先数MAXN=10であるとする。
【0051】図8(a)〜(c)をみると、データ形式
604は、1つ目のジョブ(同図(a))では「PD
L」等に設定されるが、2つ目以降のジョブ(同図
(b)、(c))では「NONE」に設定される(図7
のステップS709参照)。宛先605は、1つ目のジ
ョブでは宛先1〜nに第1〜10宛先、2つ目のジョブ
では第11〜20宛先が設定される(いずれも図7のス
テップS704参照)。3つ目のジョブでは第21〜2
5宛先が設定され、最終宛先として「END」が設定さ
れている(図7のステップS705、S706参照)。
なお、1つ目のジョブには付随データ606が付随する
が、2つ目以降のジョブには付随データ606が付随し
ない。また、シーケンス番号602は「1」で3つのジ
ョブに共通である。
【0052】図8(d)〜(f)をみると、データ形式
604は、1つ目のジョブ(同図(d))では「PD
L」等に設定されるが、2つ目以降のジョブ(同図
(e)、(f))では「NONE」に設定される。宛先
605は、1つ目のジョブでは宛先1〜nに第1〜10
宛先、2つ目のジョブでは第11〜20宛先が設定され
る。しかし、3つ目のジョブでは宛先が設定されない
(図7のステップS712参照)。なお、1つ目のジョ
ブには付随データ606が付随するが、2つ目以降のジ
ョブには付随データ606が付随しない。また、シーケ
ンス番号602は「1」で3つのジョブに共通である。
なお、3つ目のジョブでは、出力モード603が「NU
LL」となっている(図7のステップS712参照)。
【0053】図9は、MFP114で実行されるジョブ
処理のフローチャートを示す図である。
【0054】まず、受け取ったジョブの制御データ60
1に含まれるデータ形式604が「NONE」であるか
否かを判別し(ステップS901)、その判別の結果、
制御データ601に含まれるデータ形式604が「NO
NE」でない場合は、同データ形式604が「IMAG
E」であるか否かを判別する(ステップS902)。そ
の判別の結果、データ形式604が「IMAGE」でな
い場合は、付随データ606が描画データであるので、
その描画データをイメージデータに変換し(ステップS
903)、ステップS904に進む一方、データ形式6
04が「IMAGE」である場合は、付随データ606
がイメージデータであるので、変換を行うことなく前記
ステップS904に進む。
【0055】ステップS904では、上記変換したイメ
ージデータ、または付随データ606のままのイメージ
データを描画メモリ206にコピーする。次に、ステッ
プS907では、制御データ601中の出力モード60
3が「PRINT」であるか否かを判別する。その判別
の結果、出力モード603が「PRINT」である場合
は、描画メモリ206に記憶されているイメージデータ
を印刷して(ステップS911)、本処理を終了する一
方、出力モード603が「PRINT」でない場合は、
制御データ601中の出力モード603が「FAX」で
あるか否かを判別する(ステップS908)。
【0056】その判別の結果、出力モード603が「F
AX」である場合は、描画メモリ206に記憶されてい
るイメージデータを、宛先1〜宛先nのすべてに対して
FAX形式で送信し(ステップS909)、ステップS
912に進む。一方、前記ステップS908の判別の結
果、出力モード603が「FAX」でない場合は、描画
メモリ206に記憶されているイメージデータを、宛先
1〜宛先nのすべてに対して電子メイル形式で送信して
(ステップS910)、前記ステップS912に進む。
【0057】ステップS912では、最終宛先(宛先n
+1)が「END」であるか否かを判別する。その判別
の結果、最終宛先(宛先n+1)が「END」でない場
合は、上記FAX送信または電子メイル送信したイメー
ジデータ(描画メモリ206に記憶されている)を、後
続のジョブ処理で利用可能にするために、シーケンス番
号602に関連付けて描画バッファ204に保存し(ス
テップS913)、本処理を終了する。
【0058】一方、前記ステップS912の判別の結
果、最終宛先(宛先n+1)が「END」である場合
は、後続のジョブがないと判断されるので、今回のジョ
ブにおけるシーケンス番号602に対応するイメージデ
ータを描画バッファ204から削除し(ステップS91
4)、本処理を終了する。
【0059】前記ステップS901の判別の結果、制御
データ601に含まれるデータ形式604が「NON
E」である場合は、同制御データ601に含まれる出力
モード603が「NULL」であるか否かを判別する
(ステップS905)。その判別の結果、制御データ6
01に含まれる出力モード603が「NULL」である
場合は、前記ステップS914に進む。
【0060】一方、前記ステップS905の判別の結
果、出力モード603が「NULL」でない場合は、ジ
ョブ中のシーケンス番号602に対応するイメージデー
タを描画バッファ204から描画メモリ206にコピー
する(ステップS906)。これにより、1つ目のジョ
ブ処理で記憶されたイメージデータが2つ目以降のジョ
ブ処理で利用される。次に、前記ステップS907に進
む。
【0061】図9のジョブ処理を、図8のデータ構成を
例にとって説明する。
【0062】まず、ファクス送信要求に基づく宛先数が
25である場合(図8(a)〜(c))は、1つ目のジ
ョブ(図8(a))は、図9のステップS901、S9
02、S903、S904へと進んで、付随データ60
6(イメージデータ)が描画メモリ206にコピーされ
る。次に、ステップS907、S908、S909へと
進んで宛先1〜n(第1〜10宛先)に対してFAX送
信される。次に、ステップS912、S913へと進ん
で、イメージデータがシーケンス番号602に関連付け
られて描画バッファ204に保存される。
【0063】2つ目のジョブ(図8(b))は、図9の
ステップS901、S905、S906へと進んで、前
記ステップS913で描画バッファ204に保存された
イメージデータのうち、ジョブ中のシーケンス番号60
2に対応するイメージデータが描画メモリ206にコピ
ーされる。次に、ステップS907、S908、S90
9へと進んで宛先1〜n(第11〜20宛先)に対して
FAX送信される。次に、ステップS912、S913
へと進む。
【0064】3つ目のジョブ(図8(c))は、図9の
ステップS912までは2つ目のジョブと同様に処理さ
れるが、ステップS909では、宛先1〜n(第21〜
25宛先)に対してFAX送信される。そして、ステッ
プS912からステップS914に進んで、3つ目のジ
ョブにおけるシーケンス番号602に対応するイメージ
データが描画バッファ204から削除される。
【0065】次に、ファクス送信要求に基づく宛先数が
20である場合(図8(d)〜(f))は、1つ目のジ
ョブ(図8(d))、及び2つ目のジョブは、宛先数2
5の場合と同様に処理される。3つ目のジョブ(図8
(f))は、図9のステップS901、S905、S9
14へと進んで、3つ目のジョブにおけるシーケンス番
号602に対応するイメージデータが描画バッファ20
4から削除される。
【0066】このように、情報処理装置100では、多
数の宛先へのFAX送信要求をMFP114に転送する
場合、複数のジョブに分割するが、これら複数のジョブ
を同じシーケンス番号602にて関連付け、付随データ
606は最初のジョブにのみ付随させる。そして、MF
P114では、最終宛先が「END」でない場合は、後
続のジョブがあると判断して、描画データを展開したイ
メージデータをシーケンス番号602に対応付けて描画
バッファ204に保存し、後続のジョブについては描画
バッファ204からイメージデータを取得する。これに
より、情報処理装置100及びMFP114間の転送デ
ータ量が削減されると共に、キャッシュしたデータの利
用により展開処理回数が減少し、スループットが向上す
る。
【0067】本実施の形態によれば、情報処理装置10
0がMFP114にファクシミリ送信や電子メイル送信
等を行わせる場合、情報処理装置100は、その宛先数
が1つのジョブについて設定可能な最大宛先数以上であ
る場合は、シーケンス番号共通の複数のジョブを生成
し、且つ1つ目のジョブにのみ描画データ等の送信用デ
ータを含ませるように生成し、一方、MFP114は、
ジョブ中の制御データ601に基づいて、1つ目のジョ
ブに含まれた送信用データをシーケンス番号に対応付け
て描画バッファ204に保存し、2つ目以降のジョブ中
のシーケンス番号に対応するデータを、描画バッファ2
04から読み出して送信するようにした。
【0068】これにより、従来のようにジョブを最大宛
先数毎に分割し、各ジョブのそれぞれに同じ送信用デー
タと制御データとを含ませて情報処理装置100からM
FP114に転送する場合に比し、総転送データ量の増
大が抑えられる。また、送信用データが描画データであ
る場合は、MFP114側でイメージデータへの変換が
行われるが、この変換も1つ目のジョブ中の描画データ
についてだけ行えばよいから、同様の変換処理を繰り返
し行うという重複した処理が回避される。従って、全体
として、処理時間の短縮が図られる。よって、データの
送信や変換等の重複した処理を回避して効率的な処理を
行うことができる。
【0069】なお、本実施の形態では、データは印刷、
ファクシミリ送信、電子メイル送信のいずれかによって
出力されることとしたが、これに限るものでなく、例え
ば、指定された宛先の電子ファイルに保存するようにし
てもよい。その場合は、例えば、制御データ601中の
出力モード603の設定内容に「FILE」を設け、
「FILE」が設定されている場合に、制御データ60
1中の宛先605の電子ファイルに保存すればよい。
【0070】なお、MFP114は、ネットワーク等の
通信媒体を通じて、複数の情報処理装置からジョブを受
け取るようにしてもよい。例えば、図10に示すよう
に、イーサネット(登録商標)等の信号伝送路504を
通じて複数の情報処理装置100A、100BにMFP
114を接続して情報処理システムを構成し、信号伝送
路504を通じて情報処理装置100Aまたは情報処理
装置100BからジョブがMFP114に転送されるよ
うにすればよい。この場合、各情報処理装置100A、
100Bでシーケンス番号602を生成する際に、ネッ
トワークコントローラ107のような通信制御装置が持
つ識別番号(MACアドレス)を含ませることにより、
重複したシーケンス番号が生成されないようにするのが
好ましい。
【0071】なお、本第2の実施の形態では、宛先数が
1つのジョブについて設定可能な最大宛先数以上である
場合は、複数に分割した各ジョブに最大宛先数を設定す
るようにしたが、これに限るものでなく、最大宛先数以
内で設定すれば構わない。
【0072】なお、上述した実施の形態の機能を実現す
るソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を情報処理システムに供給し、そのシステムのコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
本発明の目的が達成されることはいうまでもない。
【0073】本実施の形態では、「ジョブ生成処理」を
実行するためのプログラムは、フロッピー(登録商標)
ディスク(FD)116に格納され、またはCD−RO
M、不揮発性のメモリカードに格納されていてもよいこ
とは前述したが、これらに限るものでなく、プログラム
コードを供給するための記憶媒体として、例えば、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、
磁気テープ、ROM等を用いることができる。また、
「ジョブ処理」を実行するためのプログラムについても
同様である。
【0074】これらの場合、記憶媒体から読み出された
プログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、プログラムコー
ドが電送媒体等を介して供給される場合は、プログラム
コード自体が本発明を構成することになる。
【0075】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって
前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる
ことはいうまでもない。
【0076】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現
される場合も含まれることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの送信や変換等の重複した処理を回避して効率的
な処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報処理システム
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】情報処理装置及びフロッピー(登録商標)デイ
スクの外観を示す図である。
【図3】FD内の記録内容を示す。
【図4】「ジョブ生成処理」の制御プログラムがRAM
にロードされ実行可能となった場合におけるRAM内の
メモリーマップを示す概念図である。
【図5】MFPの機能ブロック及びデータ処理の流れを
示す図である。
【図6】情報処理装置からMFPに送られるジョブのデ
ータ構成を示す図である。
【図7】情報処理装置で実行されるジョブ生成処理のフ
ローチャートを示す図である。
【図8】図7のジョブ生成処理の結果、情報処理装置で
生成されるジョブの制御データのデータ構成の例を示す
図である。
【図9】MFPで実行されるジョブ処理のフローチャー
トを示す図である。
【図10】信号伝送路を通じて複数の情報処理装置とM
FPとを接続して構成される情報処理システムの構成図
である。
【符号の説明】
100 情報処理装置(ジョブ生成装置) 101 CPU(ジョブ生成手段) 113 ポートコントローラ(ジョブ送出手段) 114 MFP(情報送信装置) 201 入力制御部(ジョブ受信手段) 202 受信バッファ 203 制御データ解析部(データ記憶手段、データ削
除手段) 204 描画バッファ(メモリ) 205 描画データ解析部(変換手段) 206 描画メモリ(読み出し手段) 207 印刷制御部 208 ファクス制御部(データ送信手段) 209 電子メイル制御部(データ送信手段) 601 制御データ 602 シーケンス番号(関連情報) 603 出力モード(送信方法指定情報) 604 データ形式 605 宛先 606 付随データ(所定データ)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定データ及び該所定データの宛先を含
    んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジョ
    ブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジョ
    ブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを該
    ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置と
    が通信可能に接続されて構成される情報処理システムで
    あって、 前記ジョブ生成装置は、 前記所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可
    能な最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関
    して複数のジョブを生成するジョブ生成手段と、 前記ジョブ生成手段により生成された複数のジョブを1
    つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョ
    ブ送出手段とを備え、 前記ジョブ生成手段は、生成する複数の各ジョブに、前
    記各ジョブを互いに関連付けるための関連情報と前記最
    大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目の
    ジョブにのみ前記所定データを含ませるように生成し、 前記情報送信装置は、 前記ジョブ送出手段により送出されたジョブを受信する
    ジョブ受信手段と、 前記ジョブ受信手段により1つ目に受信されたジョブに
    含まれた所定データを該ジョブに含まれた関連情報に対
    応付けてメモリに記憶させるデータ記憶手段と、 前記ジョブ受信手段により2つ目以降に受信されたジョ
    ブに含まれた関連情報に対応する所定データを、前記メ
    モリから読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段により読み出された所定データを、前
    記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対
    して送信するデータ送信手段とを備えたことを特徴とす
    る情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ジョブ生成手段は、前記データ送信
    手段による送信の態様を指定する送信方法指定情報を、
    前記生成するジョブに含ませると共に、前記データ送信
    手段は、前記ジョブに含まれた送信方法指定情報に従っ
    た態様で送信を行うことを特徴とする請求項1記載の情
    報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記データ送信手段は、ファクシミリ及
    び電子メイルの少なくとも一方により前記所定データを
    送信することを特徴とする請求項1または2記載の情報
    処理システム。
  4. 【請求項4】 前記所定データには、描画データまたは
    イメージデータのいずれか一方が含まれることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記情報送信装置は、前記所定データに
    描画データが含まれている場合は、前記データ送信手段
    による送信の前に前記描画データをイメージデータに変
    換する変換手段を備えたことを特徴とする請求項4記載
    の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記ジョブ生成手段は、前記所定データ
    に関して複数のジョブを生成する場合は、最後のジョブ
    に最終ジョブであることを示す最終情報を含ませるよう
    に生成し、前記情報送信装置は、前記ジョブ受信手段に
    より受信されたジョブに前記最終情報が含まれている場
    合は、前記メモリに記憶されている対応する所定データ
    を削除するデータ削除手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記ジョブ生成手段は、前記所定データ
    に関して複数のジョブを生成する場合は、最後のジョブ
    に最終ジョブであることを示す最終情報を含ませるよう
    に生成し、前記データ記憶手段は、前記ジョブ受信手段
    により受信された前記1つ目のジョブに前記最終情報が
    含まれていない場合にのみ、後続のジョブがあると判別
    して前記所定データの記憶を行うことを特徴とする請求
    項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 所定データ及び該所定データの宛先を含
    んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジョ
    ブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジョ
    ブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを該
    ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置と
    が通信可能に接続されて構成される情報処理システムに
    おける情報処理方法であって、 前記ジョブ生成装置において、 前記所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可
    能な最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関
    して複数のジョブを生成するジョブ生成工程と、 前記ジョブ生成工程により生成された複数のジョブを1
    つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョ
    ブ送出工程とを有し、 前記ジョブ生成工程は、生成する複数の各ジョブに、前
    記各ジョブを互いに関連付けるための関連情報と前記最
    大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目の
    ジョブにのみ前記所定データを含ませるように生成し、 前記情報送信装置において、 前記ジョブ送出工程により送出されたジョブを受信する
    ジョブ受信工程と、 前記ジョブ受信工程により1つ目に受信されたジョブに
    含まれた所定データを該ジョブに含まれた関連情報に対
    応付けてメモリに記憶させるデータ記憶工程と、 前記ジョブ受信工程により2つ目以降に受信されたジョ
    ブに含まれた関連情報に対応する所定データを、前記メ
    モリから読み出す読み出し工程と、 前記読み出し工程により読み出された所定データを、前
    記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対
    して送信するデータ送信工程とを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  9. 【請求項9】 前記ジョブ生成工程は、前記データ送信
    工程による送信の態様を指定する送信方法指定情報を、
    前記生成するジョブに含ませると共に、前記データ送信
    工程は、前記ジョブに含まれた送信方法指定情報に従っ
    た態様で送信を行うことを特徴とする請求項8記載の情
    報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記データ送信工程は、ファクシミリ
    及び電子メイルの少なくとも一方により前記所定データ
    を送信することを特徴とする請求項8または9記載の情
    報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記所定データには、描画データまた
    はイメージデータのいずれか一方が含まれることを特徴
    とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の情報処理
    方法。
  12. 【請求項12】 前記情報送信装置において、前記所定
    データに描画データが含まれている場合は、前記データ
    送信工程による送信の前に前記描画データをイメージデ
    ータに変換する変換工程を有することを特徴とする請求
    項11記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記ジョブ生成装置において、前記ジ
    ョブ生成工程は、前記所定データに関して複数のジョブ
    を生成する場合は、最後のジョブに最終ジョブであるこ
    とを示す最終情報を含ませるように生成し、前記情報送
    信装置において、前記ジョブ受信工程により受信された
    ジョブに前記最終情報が含まれている場合は、前記メモ
    リに記憶されている対応する所定データを削除するデー
    タ削除工程を有することを特徴とする請求項8〜12の
    いずれか1項に記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記ジョブ生成工程は、前記所定デー
    タに関して複数のジョブを生成する場合は、最後のジョ
    ブに最終ジョブであることを示す最終情報を含ませるよ
    うに生成し、前記データ記憶工程は、前記ジョブ受信工
    程により受信された前記1つ目のジョブに前記最終情報
    が含まれていない場合にのみ、後続のジョブがあると判
    別して前記所定データの記憶を行うことを特徴とする請
    求項8〜13のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    情報処理システムにおけるジョブ生成装置に適用可能で
    あることを特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の
    情報処理システムにおける情報送信装置に適用可能であ
    ることを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 所定データ及び該所定データの宛先を
    含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジ
    ョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジ
    ョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを
    該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置
    とが通信可能に接続されて構成される情報処理システム
    における情報処理方法をコンピュータに実現させるため
    のプログラムであって、 前記ジョブ生成装置において、 前記所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可
    能な最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関
    して複数のジョブを生成するジョブ生成手順と、 前記ジョブ生成手順により生成された複数のジョブを1
    つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョ
    ブ送出手順とを実行させるためのプログラムであり、 前記ジョブ生成手順は、生成する複数の各ジョブに、前
    記各ジョブを互いに関連付けるための関連情報と前記最
    大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目の
    ジョブにのみ前記所定データを含ませるように生成し、 前記情報送信装置は、前記ジョブ送出手順により送出さ
    れたジョブを受信するジョブ受信手段と、前記ジョブ受
    信手段により1つ目に受信されたジョブに含まれた所定
    データを該ジョブに含まれた関連情報に対応付けてメモ
    リに記憶させるデータ記憶手段と、前記ジョブ受信手段
    により2つ目以降に受信されたジョブに含まれた関連情
    報に対応する所定データを、前記メモリから読み出す読
    み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された所
    定データを、前記2つ目以降に受信された各ジョブに含
    まれた宛先に対して送信するデータ送信手段とを備えた
    ものであることを特徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】 所定データ及び該所定データの宛先を
    含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジ
    ョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジ
    ョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを
    該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置
    とが通信可能に接続されて構成される情報処理システム
    における情報処理方法をコンピュータに実現させるため
    のプログラムであって、 前記ジョブ生成装置は、前記所定データの宛先数が1つ
    のジョブについて設定可能な最大宛先数以上である場合
    は、前記所定データに関して複数のジョブを生成するジ
    ョブ生成手段と、前記ジョブ生成手段により生成された
    複数のジョブを1つ目のジョブから順に前記情報送信装
    置に送出するジョブ送出手段とを備え、前記ジョブ生成
    手段は、生成する複数の各ジョブに、前記各ジョブを互
    いに関連付けるための関連情報と前記最大宛先数以内の
    数の宛先とを含ませると共に、1つ目のジョブにのみ前
    記所定データを含ませるように生成するものであり、 前記情報送信装置において、 前記ジョブ送出手段により送出されたジョブを受信する
    ジョブ受信手順と、 前記ジョブ受信手順により1つ目に受信されたジョブに
    含まれた所定データを該ジョブに含まれた関連情報に対
    応付けてメモリに記憶させるデータ記憶手順と、 前記ジョブ受信手順により2つ目以降に受信されたジョ
    ブに含まれた関連情報に対応する所定データを、前記メ
    モリから読み出す読み出し手順と、 前記読み出し手順により読み出された所定データを、前
    記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対
    して送信するデータ送信手順とを実行させるためのプロ
    グラム。
  19. 【請求項19】 所定データ及び該所定データの宛先を
    含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジ
    ョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジ
    ョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを
    該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置
    とが通信可能に接続されて構成される情報処理システム
    における情報処理方法をコンピュータに実現させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体であって、 前記ジョブ生成装置において、 前記所定データの宛先数が1つのジョブについて設定可
    能な最大宛先数以上である場合は、前記所定データに関
    して複数のジョブを生成するジョブ生成手順と、 前記ジョブ生成手順により生成された複数のジョブを1
    つ目のジョブから順に前記情報送信装置に送出するジョ
    ブ送出手順とを実行させるためのプログラムを記憶し、 前記ジョブ生成手順は、生成する複数の各ジョブに、前
    記各ジョブを互いに関連付けるための関連情報と前記最
    大宛先数以内の数の宛先とを含ませると共に、1つ目の
    ジョブにのみ前記所定データを含ませるように生成し、 前記情報送信装置は、前記ジョブ送出手順により送出さ
    れたジョブを受信するジョブ受信手段と、前記ジョブ受
    信手段により1つ目に受信されたジョブに含まれた所定
    データを該ジョブに含まれた関連情報に対応付けてメモ
    リに記憶させるデータ記憶手段と、前記ジョブ受信手段
    により2つ目以降に受信されたジョブに含まれた関連情
    報に対応する所定データを、前記メモリから読み出す読
    み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された所
    定データを、前記2つ目以降に受信された各ジョブに含
    まれた宛先に対して送信するデータ送信手段とを備えた
    ものであることを特徴とする記憶媒体。
  20. 【請求項20】 所定データ及び該所定データの宛先を
    含んだジョブを生成し、該生成したジョブを送出するジ
    ョブ生成装置と、前記ジョブ生成装置から送出されたジ
    ョブを受け取り、該ジョブに含まれた前記所定データを
    該ジョブに含まれた宛先に対して送信する情報送信装置
    とが通信可能に接続されて構成される情報処理システム
    における情報処理方法をコンピュータに実現させるため
    のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記
    憶媒体であって、 前記ジョブ生成装置は、前記所定データの宛先数が1つ
    のジョブについて設定可能な最大宛先数以上である場合
    は、前記所定データに関して複数のジョブを生成するジ
    ョブ生成手段と、前記ジョブ生成手段により生成された
    複数のジョブを1つ目のジョブから順に前記情報送信装
    置に送出するジョブ送出手段とを備え、前記ジョブ生成
    手段は、生成する複数の各ジョブに、前記各ジョブを互
    いに関連付けるための関連情報と前記最大宛先数以内の
    数の宛先とを含ませると共に、1つ目のジョブにのみ前
    記所定データを含ませるように生成するものであり、 前記情報送信装置において、 前記ジョブ送出手段により送出されたジョブを受信する
    ジョブ受信手順と、 前記ジョブ受信手順により1つ目に受信されたジョブに
    含まれた所定データを該ジョブに含まれた関連情報に対
    応付けてメモリに記憶させるデータ記憶手順と、 前記ジョブ受信手順により2つ目以降に受信されたジョ
    ブに含まれた関連情報に対応する所定データを、前記メ
    モリから読み出す読み出し手順と、 前記読み出し手順により読み出された所定データを、前
    記2つ目以降に受信された各ジョブに含まれた宛先に対
    して送信するデータ送信手順とを実行させるためのプロ
    グラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1475951A2 (en) * 2003-05-08 2004-11-10 Ricoh Company, Ltd. A facsimile apparatus, a program, and a storage medium
EP1475952A3 (en) * 2003-05-08 2006-02-22 Ricoh Company, Ltd. A copying apparatus, a program, and a storage medium
KR20130076426A (ko) * 2011-12-28 2013-07-08 삼성전자주식회사 화상형성장치 및 화상형성장치에서 옵션 화면을 표시하는 방법

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