JP2003085961A - 電子機器及びディスク記録及び/又は再生装置 - Google Patents

電子機器及びディスク記録及び/又は再生装置

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JP2003085961A
JP2003085961A JP2001214554A JP2001214554A JP2003085961A JP 2003085961 A JP2003085961 A JP 2003085961A JP 2001214554 A JP2001214554 A JP 2001214554A JP 2001214554 A JP2001214554 A JP 2001214554A JP 2003085961 A JP2003085961 A JP 2003085961A
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Masahide Nakazawa
正秀 中沢
Shinpei Hirano
心平 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の電池を2組に分けて装置の両側に配
置すると共に、各電池が収納される一対の収納部をヒン
ジ機構で開閉自在に連結することにより、電力を大きく
しつつ装置の小型化、軽量化を図ることができる電子機
器を提供する。 【解決手段】 電池40を収納する一対の電池ケース3
4,35をヒンジ機構で開閉自在に構成した電池収納体
3と、光学ディスクが着脱自在に装着されるディスク装
着部7を開閉自在に覆う開閉蓋8と、を備え、開閉蓋8
に電池収納体3が装着されることにより開閉蓋8及び電
池収納体3を一体に開閉自在に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池収納体と開閉
蓋とを備え、開閉蓋に電池収納体が装着されることによ
り開閉蓋と電池収納体とが一体に開閉可能とされた電子
機器及びディスク記録及び/又は再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、情報記録媒体に新たな情
報信号を記録したり、情報記録媒体に予め記録されてい
る情報信号を再生して出力したりする情報記録再生装置
と、この情報記録再生装置からの出力信号に基づいて情
報を表示部の画面に表示するコントロール装置と、これ
ら情報記録再生装置及びコントロール装置間を電気的に
接続するコードとからなる電子機器が提供されている。
【0003】このような電子機器としては、例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下「パソコン」という。)等
を挙げることができる。このパソコン等の電子機器にお
いては、装置の小型化及び軽量化が進められており、持
ち運びも便利になっている。そして、機能の大幅な増加
や表示部のカラー化等が図られている一方、長時間の連
続使用が要望されている。そのため、携帯用パソコン等
においては、携帯用電源装置の大容量化、使用時間の長
期化等が必要となっている。
【0004】このようなパソコン95及びその携帯用電
源96としては、例えば、図27に示すようなものが知
られている。図27において、符号97は、パソコン9
5の装置本体であり、この装置本体97の上面には液晶
ディスプレイ98がヒンジ機構99によって回動自在に
取り付けられている。また、装置本体97の側面には、
携帯用電源96が着脱自在に装着される電源収納部97
aが設けられている。
【0005】この電源収納部97aには、携帯用電源の
一例を示す電池96が着脱可能に装着され、この電池9
6の電力によってパソコン95が駆動される。このパソ
コン95の駆動力は電池96の電力によって決定される
ため、例えば、大きな電力を必要とする場合や長時間使
用したいような場合等においては、電池96を多数個使
用する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子機器においては、電池96には所定の大きさが
あるため、電池96の使用個数を単純に増加しただけで
は装置全体が必要以上に大型化されることになり、近年
の小型化、軽量化の傾向に反することになるという課題
があった。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、複数個の電池を2組に分けて装置
の両側に配置すると共に、各電池が収納される一対の収
納部をヒンジ機構で開閉自在に連結することにより、電
力を大きくしつつ装置の小型化、軽量化を図ることがで
きる電子機器及びディスク記録及び/又は再生装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述したような課題等を
解決し、上記目的を達成するために、本出願の電子機器
は、電池を少なくとも一方に収納する一対の収納部をヒ
ンジ機構で開閉自在に構成した電池収納体と、情報記録
媒体が着脱自在に装着される記録媒体装着部を開閉自在
に覆う開閉蓋と、を備え、開閉蓋に電池収納体が装着さ
れることにより開閉蓋及び電池収納体を一体に開閉自在
に構成したことを特徴としている。
【0009】また、本出願のディスク記録及び/又は再
生装置は、電池を少なくとも一方に収納する一対の収納
部をヒンジ機構で開閉自在に構成した電池収納体と、デ
ィスク状記録媒体が着脱自在に装着されるディスク装着
部を有するプレーヤ本体と、ディスク装着部を開閉自在
に覆うようプレーヤ本体にヒンジ機構で取り付けられた
開閉蓋と、ディスク装着部に装着されたディスク状記録
媒体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うピッ
クアップ装置と、を備え、開閉蓋に電池収納体が装着さ
れることにより開閉蓋及び電池収納体を一体に開閉可能
に構成したことを特徴としている。
【0010】上述のように構成したことにより、本出願
の電子機器及びディスク記録及び/又は再生装置では、
電池を多く収納しつつ装置全体の小型化、軽量化を図る
ことができると共に、開閉蓋と一体的に電池収納体を開
閉することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1乃至図26は本発明の電
子装置の一実施例を示すもので、携帯用DVDプレーヤ
とそのコントロール装置等から構成したものである。即
ち、図1は本発明の電子装置のシステム構成を示す斜視
図、図2は本発明の電子装置に係るディスク記録及び/
又は再生装置の一具体例を示す情報記録再生装置である
DVDプレーヤに電池収納体を装着した状態の外観斜視
図、図3は同じく平面図、図4は同じく電池収納体の半
分を取り除いた状態の底面図、図5はDVDプレーヤの
平面図、図6は電池収納体の半分を取り除いた状態の正
面図、図7はDVDプレーヤの背面図、図8は電池収納
体を装着した状態の側面図、図9はDVDプレーヤの側
面図である。
【0012】図10はDVDプレーヤの蓋体を開いた状
態の斜視図、図11は蓋体を斜め下方から見た斜視図、
図12は蓋体のアーム片を拡大して示す説明図、図13
は第1のフリクション機構を示す一部を断面した説明
図、図14は電池収納体の一対の収納部を開いた状態の
斜視図、図15は第2のフリクション機構を示す断面
図、図16はDVDプレーヤに装着された電池収納体に
電力を充電する状態を示す説明図である。
【0013】また、図17はコントロール装置の第1の
実施例を示すもので、同図Aは平面図、同図Bは側面
図、同図Cはスプリングピンの拡大斜視図、図18は蓋
体を開いた状態の平面図、図19は図18の中央部を断
面して示す説明図、図20は図17のコントロール装置
を示すもので、同図Aは蓋体を90度より僅か少ない角
度で開いた状態の側面図、同図Bは略90度開いた状態
の側面図、図21は同じくコントロール装置を示すもの
で、同図Aは蓋体を270度以上開いてスタンドとした
状態の側面図、同図Bは略360度開いた状態の側面図
である。
【0014】更に、図22はコントロール装置の第2の
実施例を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは略90
度開いた状態の側面図、同図Cは略270度開いてスタ
ンドとした状態の側面図、図23はコントロール装置の
第3の実施例を示す側面図、図24はコントロール装置
の第4の実施例を示すもので、同図Aは平面図、同図B
はクリック円板の拡大分解斜視図、図25はコントロー
ル装置の第5の実施例を示すもので、同図Aは平面図、
同図Bは蓋体を開いた側面図、同図Cは蓋体を底面に付
けた状態の側面図、図26はコントロール装置の第6の
実施例を示すもので、同図Aは平面図、同図Bは側面図
である。
【0015】図1に示すように、この電子機器は、情報
記録再生装置の一具体例を示すDVD(デジタルバーチ
ャルディスク:Digital Virtual Disk) プレーヤ1と、
このDVDプレーヤ1の操作をリモートコントロール制
御するコントロール装置2と、このコントロール装置2
及びDVDプレーヤ1に電力を供給する電池収納体3
と、DVDプレーヤ1及びコントロール装置2間を電気
的に接続する信号伝達手段の一具体例を示す第1の接続
コード4と、DVDプレーヤ1と他の電子機器(例え
ば、テレビジョン等)との間を接続するための第2の接
続コード5等を備えて構成されている。
【0016】図1〜図10に示すように、DVDプレー
ヤ1は、円盤体の周方向の一部にテラス状の突出部6a
が設けられたシェル形状をなす装置本体であるプレーヤ
本体6と、このプレーヤ本体6の上面に設けられた円形
の凹陥部からなるディスク装着部7を開閉自在に覆う同
じくシェル形状をなす蓋体である開閉蓋8と、この開閉
蓋8を閉じた状態でロックするバックル体9等から構成
されている。図10に示すように、プレーヤ本体6のデ
ィスク装着部7には、プレーヤ本体6に弾性支持された
ディスクドライブ装置10が配設されている。
【0017】ディスクドライブ装置10は、ディスク装
着部7の中央部に配置されたターンテーブル11と、こ
のターンテーブル11に装着された情報記録媒体である
ディスク状記録媒体の一具体例を示すDVDやCD(コ
ンパクトディスク)等の光学ディスクの情報記録面に対
する情報信号の再生(読み出し)及び記録(書き込み)
の一方又は両方を行う光学ピックアップ装置12等を備
えている。
【0018】図示しないが、ターンテーブル11は、シ
ャーシに固定部が固定されたスピンドルモータの回転部
に取り付けられており、また、光学ピックアップ装置1
2は、シャーシに固定された一対のガイド軸にスライド
可能に支持されている。一対のガイド軸は、所定の間隔
をあけて互いに平行とされており、その前端部はスピン
ドルモータを挟むように配置されていると共に、その後
端部は後方に延在されている。
【0019】このディスクドライブ装置10の上面はカ
バープレート13によって覆われている。このカバープ
レート13には、円形の中央穴14aと、この中央穴1
4aに連続して後方に延在された長穴状の開口部14b
とが設けられている。そして、中央穴14aからターン
テーブル11が上方へ突出され、開口部14bには光学
ピックアップ装置12の光学ヘッド12aが挿入されて
いる。この光学ヘッド12aの対物レンズ15が、ター
ンテーブル11に装着された光学ディスクの情報記録面
に対向される。
【0020】ターンテーブル11は、光学ディスクのセ
ンタ穴に嵌合される嵌合部11aと、この嵌合部11a
と一体に形成されると共に光学ディスクのセンタ穴の周
縁部が載置される載置部11bとを有している。ターン
テーブル11の嵌合部11aには、周方向へ略等間隔を
あけて複数の係合爪が設けられている。各係合爪は、載
置部11bの半径方向へ移動可能とされていて、常時は
スプリングによって半径方向外側へ付勢されている。こ
のスプリングのバネ力に抗して係合爪を後退させること
により嵌合部11aを光学ディスクのセンタ穴に嵌合さ
せることができる。この嵌合状態では、各係合爪がスプ
リングのバネ力でセンタ穴の周縁部に係合固定される。
これにより、光学ディスクがターンテーブル11にチャ
ッキングされ、ターンテーブル11と一体的に光学ディ
スクが回転駆動される。
【0021】図10に示すように、プレーヤ本体6の上
面に重ね合わされる開閉蓋8の外周縁には、周方向に連
続して下面側に突出する側面部8bが設けられている。
そして、プレーヤ本体6の突出部6aに対応する突出部
8aが開閉蓋8に設けられている。開閉蓋8の突出部8
aには、図11及び図12に示すように、下面側に突出
する一対のL字状をなすアーム片17,17が設けられ
ている。各アーム片17の先端部にはプレーヤ本体6に
対する開閉蓋8の回動中心となる軸受穴17aが設けら
れ、また折曲部には貫通穴17bが設けられている。そ
して、一方のアーム片17の貫通穴17bには、摺動体
の一具体例を示す鋼製の球体100がカシメや圧入等の
固着手段によって嵌合固定されている。この球体100
の直径はアーム片17の厚みよりも少々大きく形成し、
アーム片17の両面から側方に突出するように構成す
る。
【0022】一対のアーム片17,17は、架橋板10
1により連結されて一体に構成され、開閉蓋8の突出部
8aの下面に固定されている。この一対のアーム片1
7,17は、プレーヤ本体6の突出部6aに設けたスリ
ット状の開口部102,102を貫通してプレーヤ本体
6内に挿入されている。この一対のアーム片17,17
の軸受穴17aには、図13に示すように、支持軸18
の先端に設けた小径軸部18aが圧入等の固着手段によ
り嵌合されてそれぞれ一体的に固定されている。各支持
軸18は、軸受ブラケット103によって回動自在に支
持されている。そして、軸受ブラケット103は、固定
ネジ104等の固着手段によってプレーヤ本体6に固定
されている。
【0023】一対の支持軸18,18は、互いに対向す
るよう側方からプレーヤ本体6内に挿通されており、各
先端の小径軸部18aが、側方からアーム片17に嵌合
されている。この一対の支持軸18,18を中心として
開閉蓋8が上下方向へ回動され、この開閉蓋8によって
ディスク装着部7が開閉される。
【0024】また、軸受ブラケット103には、固定ネ
ジ105によって板バネ106が固定されている。板バ
ネ106はコ字状をなしており、その一方の固定片10
6aに固定ネジ105が挿通されている。この板バネ1
06の他方のバネ片106bは球体100の反対側に突
出されており、このバネ片106bが球体100の外周
面に弾性的に付勢されている。この球体100と軸受ブ
ラケット103と板バネ106とによって第1のフリク
ション機構が構成されている。
【0025】この第1のフリクション機構は、プレーヤ
本体6と開閉蓋8との間に一定の大きさのフリクション
を与え、開閉蓋8が一定の強さで開閉できるようにする
ものである。即ち、板バネ106のバネ力によって球体
100及び軸受ブラケット103間並びに球体100及
び板バネ106のバネ片106bに適当な大きさの摩擦
力を発生させ、この摩擦力によって開閉蓋8を常に所定
の力で移動できるようにしている。この第1のフリクシ
ョン機構を設けたことにより、支持軸18を回動中心と
して開閉蓋8を俯仰角度の大小に係わらず一定の力で回
動させることができると共に、開閉蓋8の開閉角度を任
意の位置で停止させることができる。
【0026】この開閉蓋8を押し倒してプレーヤ本体6
に重ね合わせることにより、ディスク装着部7が開閉蓋
8によって完全に閉じられる。この際、開閉蓋8に設け
た開閉検出片19によって蓋開閉スイッチが操作され、
開閉蓋8を閉じた状態が検出される。開閉検出片19
は、開閉蓋8の側面部8bの自由端側(アーム片17と
反対側)に配置されている。この開閉検出片19に対応
してプレーヤ本体6のディスク装着部7には開閉蓋用の
検出穴20が設けられており、この検出穴20の内側に
蓋開閉スイッチが配置されている。
【0027】また、プレーヤ本体6の突出部6aと反対
側の前面部には、バックル体9が回動自在に取り付けら
れている。バックル体9は、プレーヤ本体6の側面部に
装着できるようにその側面形状に見合う形状とされてい
て、周方向と直交する幅方向の一側においてプレーヤ本
体6にヒンジ結合されている。即ち、バックル体9の幅
方向の一側には軸受部9aが設けられ、この軸受部9a
がプレーヤ本体6の一対の軸受凸部6b,6b間に挿入
されている。この一対の軸受凸部6b,6b及び軸受部
9aに回動軸を貫通させることによってヒンジ部21が
構成されている。そして、プレーヤ本体6のヒンジ部2
1と反対側の面には、バックル体9の幅方向の他側が着
脱自在に装着される切欠き部22が設けられている。
【0028】プレーヤ本体6の切欠き部22の略中央部
には、後述するリモートコントロール装置の受光部23
が設けられている。この受光部23は、プレーヤ本体6
の正面及び上面の2面に受光面を有するように形成され
ている。この受光部23の正面側の受光面を露出させる
ため、図1に示すように、バックル体9の略中央部には
開口窓24が設けられている。
【0029】更に、バックル体9の幅方向の他側には、
開閉蓋8を係合保持するための係合部9bが進退動作機
構によって進退動作可能に設けられている。この進退動
作機構は、係合部9bを常時外側に付勢するスプリング
と、このスプリングのバネ力に抗して係合部9bを進退
動作させる操作片等を有している。このバックル体9の
係合部9bに対応させて開閉蓋8の自由端側の略中央部
には、係合部9bが着脱自在に係合される係合受部26
が設けられている。
【0030】この開閉蓋8の係合受部26は、ディスク
装着部7を閉じた状態では切欠き部22の略中央部に配
置される。この係合受部26とバックル体9の係合部9
bとはプレーヤ本体6に開閉蓋8を重ね合わせた状態で
は互いの先端同士が当接するが、バックル体9をそのま
ま押圧することにより、スプリングのバネ力に抗して係
合部9bが後退し、その係合部9bが係合受部26の先
端部を乗り越えるようになされている。そして、係合部
9bを係合受部26に係合することにより、バックル体
9によって開閉蓋8が強固に締め付けられてロックされ
る。
【0031】このバックル体9による開閉蓋8のロック
状態は、次の2つの態様によって簡単に解除することが
できる。第1のロック解除操作は、操作片を周方向へス
ライドさせて行う場合である。このとき、操作片を周方
向へスライド操作すると、スプリングのバネ力に抗して
係合部9bが後退し、これにより、係合部9bによる係
合受部26の係合が解除される。その結果、バックル体
9の引き起し操作が可能となり、この引き起し操作によ
って係合部9bが係合受部26から大きく引き離され、
開閉蓋8の引き起し操作が可能となる。この場合には、
バックル体9の引き起し操作を、小さな力で簡単且つス
ムースに行うことができる。
【0032】開閉蓋8のロック状態の第2のロック解除
操作は、操作片のスライド操作を省略して、直接バック
ル体9を引き起して行うものである。この場合、バック
ル体9を引き起すと、スプリングのバネ力及び操作片の
動きが抵抗力となるため第1のロック解除操作の場合よ
りも大きな引き起し力が必要となるが、スプリングのバ
ネ力を適宜な強さに設定することにより、このバックル
体9の引き起し操作を可能とすることができる。
【0033】このバックル体9の開閉動作を検出するた
め、バックル体9の内面には開閉突起が設けられてい
る。この開閉突起に対応させてプレーヤ本体6の切欠き
部22の側面には、バックル用の検出穴27が設けられ
ている。この検出穴27の内側に、バックル体9の開閉
動作を検出するためのバックル開閉スイッチが配置され
ている。この際、バックル体9を完全に装着して開閉蓋
8をロックすることにより、開閉突起が検出穴27内に
挿入される。その結果、開閉突起によってバックル開閉
スイッチが操作され、バックル体9をロックした状態が
検出される。
【0034】また、プレーヤ本体6の側面部には、第1
のソケット部28及び第2のソケット部29並びにイヤ
ホンジャック30と、充電ランプ31aや電源ランプ3
1b等の表示ランプと、再生ボタンやボリュームスイッ
チその他の操作手段32とが設けられている。第1及び
第2のソケット部28,29並びにイヤホンジャック3
0はプレーヤ本体6の左側面部に配設され、表示ランプ
及び操作手段32はプレーヤ本体6の右側面部に配設さ
れている。
【0035】このような構成を有するDVDプレーヤ1
には、電池収納体3が着脱自在に装着される。電池収納
体3は、図1及び図14に示すように、第1の電池ケー
ス34と第2の電池ケース35とを有し、両電池ケース
34,35は互いに回動自在に連結されている。各電池
ケース34,35は、それぞれ長方形をなす平板状の容
器体からなり、その平面形状は略同一形状とされている
が、その長手方向には第1の電池ケースである上電池ケ
ース34よりも第2の電池ケースである下電池ケース3
5の方が長く形成されている。そして、両電池ケース3
4,35の幅は、プレーヤ本体6の突出部6a及び開閉
蓋8の突出部8aの幅よりも少々広く設定されている。
【0036】各電池ケース34,35の長手方向の一端
部には、それぞれ幅方向の両側に突出する連結部34
a,35aが設けられている。上下の電池ケース34,
35は、互いの連結部34a,35aを連結することに
よって回動自在とされて一体に構成されている。この電
池収納体3には、第2のフリクション機構が設けられて
いる。
【0037】第2のフリクション機構は、図15に示す
ように、上下の電池ケース34,35の連結部34a,
35a間に介在された摩擦板の一具体例を示すリング状
をなす摩擦リング110と、上電池ケース34の上連結
部34aに当接される金属ワッシャ111と、下電池ケ
ース35の下連結部35aを摩擦リング110に押圧す
るスプリング112等から構成されている。下連結部3
5aには、上連結部34a側に突出する軸部113が設
けられており、この軸部113に合成樹脂製の摩擦リン
グ110が緩く嵌合されている。そして、軸部113
は、上連結部34aに設けた貫通穴114に緩く挿通さ
れている。
【0038】更に、軸部113の先端面にはネジ穴が設
けられており、このネジ穴を介して座金115が固定ネ
ジ116によって固定されている。また、摩擦リング1
10との間で上連結部34aを挟むように金属ワッシャ
111が軸部113に緩く嵌合されており、この金属ワ
ッシャ111にスプリング112の一端が着座されてい
る。そして、スプリング112の他端は、圧縮された状
態で座金115に着座されている。
【0039】このような構成を有する第2のフリクショ
ン機構によれば、スプリング112のバネ力によって摩
擦リング110の両側に上連結部34aと下連結部35
aとが圧接される。その結果、各連結部34a,35a
と摩擦リング110との間に生ずる摩擦力によってフリ
クションが発生する。このフリクションの大きさを適宜
に設定することにより、電池収納体3を開閉するための
力の度合いを好適な大きさに設定できると共に、重い電
池が収納された上電池ケース34を任意の開閉角度にお
いて停止させることができる。
【0040】即ち、電池収納体3は、上下の電池ケース
34,35を上下方向へ所定の隙間を開けて略平行とさ
れる閉じた状態と、下電池ケース35に対して上電池ケ
ース34を任意角度(例えば、45度や60度等)傾斜
させた開いた状態とを取ることができる。上下の電池ケ
ース34,35が略平行とされた閉じた状態における電
池ケース34,35間の隙間はDVDプレーヤ1の厚み
である。この上下の電池ケース34,35間にDVDプ
レーヤ1が挿入される。
【0041】このように挿入されたDVDプレーヤ1の
位置決めをなすために、上電池ケース34の先端部には
係合凹凸部36が設けられている。この係合凹凸部36
に対応して開閉蓋8には、断面L字状をなすフック部3
7が設けられている。このフック部37は開閉蓋8の係
合受部26の近傍に設置されており、このフック部37
に係合凹凸部36を係合することにより、開閉蓋8に対
する上電池ケース34の位置決めと、開閉蓋8及び上電
池ケース34間の結合とを同時に行うことができる。
【0042】更に、下電池ケース35には固定ネジ38
が回動自在に取り付けられている。この固定ネジ38
は、下電池ケース35のプレーヤ本体6の突出部6aと
対応する位置に配置されている。この固定ネジ38に対
応してプレーヤ本体6の裏面にはネジ穴が設けられてお
り、そのネジ穴に固定ネジ38を螺合することによって
下電池ケース35がDVDプレーヤ1に固定される。こ
の下電池ケース35の固定状態において、上電池ケース
34は開閉蓋8と一体的に回動される。即ち、開閉蓋8
は、上電池ケース34を取り付けた状態でディスク装着
部7を自在に開閉することができる。
【0043】この上電池ケース34には、充電作業の可
能な適当な数の電池40が収納されている。また、下電
池ケース35には、同じく充電作業の可能な適当な数の
電池40と、出力回路41とが収納されている。出力回
路41は、電池収納体3から定格以上の大電流が流れた
り、電圧が設定値以下に低下している等の電力に対する
異常を検出することができる。この場合、出力回路41
が大電流を検出したり、電圧の異常を検出した場合に
は、いずれか電池ケース34又は35に収納されている
電池40に異常があるものと判断し、警告信号を出力し
て警告表示や電流のカットその他の必要な対策を取るよ
うにする。尚、各電池40には温度ヒューズを取り付け
て、各電池40毎に温度管理等を行うことが好ましい。
【0044】出力回路41には上電池ケース34の各電
池40と下電池ケース35の各電池40とがそれぞれ接
続されている。この出力回路41が、図4及び図14に
示すコネクタ42に接続されている。このコネクタ42
は下電池ケース35の背面部に一体に設けられている。
そして、このコネクタ42に接続されるプラグ43が、
図7に示すように、プレーヤ本体6の背面部に一体に設
けられている。従って、電池収納体3をDVDプレーヤ
1に装着することにより、コネクタ42とプラグ43と
が自動的に接続され、電池収納体3からDVDプレーヤ
1に電力が自動的に供給される。
【0045】このような構成を有するDVDプレーヤ1
のプレーヤ本体6、開閉蓋8、バックル体9及び電池ケ
ース34,35の材質としては、例えば、ABS(アク
リロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)、POM
(ポリアセタール)その他のエンジニアリングプラスチ
ックを適用することができるが、アルミニウム合金その
他の金属を用いることもできる。
【0046】また、コントロール装置2は、図1及び図
17A〜C等に示すような構成を有している。即ち、表
示装置本体としてのキャビネット50と、表示部として
の一具体例を示す液晶ディスプレイ51と、この液晶デ
ィスプレイ51を開閉する蓋体である開閉蓋52と、各
種形式のスイッチ手段や調節手段等からなる操作部53
等を備えて構成されている。
【0047】筐体の一実施例を示すキャビネット50
は、略四角形をなす中空の筐体からなり、横方向とされ
た長手方向の一方に若干偏倚させて開口窓54が設けら
れ、また長手方向の他方には幅方向に適当な間隔をあけ
て複数(本実施例では3個)の開口穴55a,55b及
び55cが設けられている。そして、開口窓54には液
晶ディスプレイ51が嵌め込まれており、また、複数の
開口穴55a〜55cには操作部53の各種の操作ボタ
ンがそれぞれ挿入されている。
【0048】上側である第1の開口穴55aには、再
生、早送り及び巻戻しの基本操作を選択的に行うことが
できる基本操作スイッチの操作ボタン56aが装着され
ている。この操作ボタン56aは、例えば、中央部を押
圧することによって再生のオン・オフ操作を得ることが
でき、また、各側部を押圧することによって早送り及び
巻戻し操作を選択的に得ることができるようになされて
いる。
【0049】また、中央である第2の開口穴55bに
は、モードの選択及び決定を行うことができるモード選
択スイッチの選択ボタン56bが装着されている。この
選択ボタン56bは、例えば、上下左右の四方を押圧す
ることによって各種のモードを選択することができ、ま
た、中央部を押圧することによって選択されたモードを
決定することができるようになされている。更に、下側
である第3の開口穴55cには、電源スイッチの電源ボ
タン56cが装着されている。この電源ボタン56cを
横方向へスライドさせることによって電源のオン・オフ
が行われる。
【0050】更に、キャビネット50の開口穴55a〜
55c側の側面には、幅方向に延在された長穴55dが
設けられている。この長穴55dには、音量を調節する
ためのボリュームスイッチの2つの調節ボタン56d,
56eが装着されている。一方の調節ボタン56dは音
量を高くするもので、他方の調節ボタン56dは音量を
低くするものである。
【0051】図1及び図18等に示すように、キャビネ
ット50の上面には、開閉蓋52の取付部58が設けら
れている。この取付部58は、キャビネット50の上面
に設けられた2個の突条部59a,59bと、開閉蓋5
2の上部に設けられた突条部60a,60bと、これら
突条部59a,60a及び59b,60b間に介在され
た連結ブロック61と、抵抗手段の一具体例を示す2個
のスプリングピン62,62等によって構成されてい
る。
【0052】2組の突条部59a,60a及び59b,
60bは、略同一の形状及び構造を有しており、互いに
所定の隙間をあけて同一軸心線上に設定されている。そ
して、一方の突条部59a,60aの内面には、それぞ
れスプリングピン62の軸方向の一側が圧入されて固定
されている。スプリングピン62は、図17Cに拡大し
て示すように、金属製円筒管にスリット62aを設ける
ことによって形成されている。スプリングピン62のス
リット62aは、円筒管の一端から他端まで連通するよ
うに設けられており、このスリット62aの幅の分だけ
弾性的に直径を縮小できるようにして弾性を付与してい
る。尚、スリット62aの形状は、図示実施例では波形
に形成したが、直線状、曲線状、鋸歯状或いは角歯状そ
の他の形状に形成できるものである。
【0053】また、他方の突条部59b,60bの内面
には、それぞれスプリングピン62側に突出する軸凸部
63,63が設けられている。各軸凸部63の直径はス
プリングピン62の外径と略同程度の大きさに設定され
ており、これら2個の軸凸部63,63及び2個のスプ
リングピン62の突出部を連結ブロック61が同時に挟
持している。連結ブロック61は、樋状に形成された2
個のブロック片61a,61bと、両ブロック片61
a,61bを締付固定するための固定ボルト64との組
み合わせによって構成されている。一方のブロック片6
1aの略中央部には貫通孔65が設けられている。ま
た、他方のブロック片61bの内面の略中央部にはボス
部66が設けられ、このボス部66には固定ボルト64
のネジ部が螺合されるネジ孔66aが設けられている。
【0054】かくして、図19に示すように、2個の軸
凸部63,63及び2個のスプリングピン62の下側に
下ブロック片61bをあてがい、上側から上ブロック片
61aをあてがった後、上下のブロック片61a,61
bを固定ボルト64で締付固定する。これにより、連結
ブロック61を介してキャビネット50及び開閉蓋52
間が、2箇所にヒンジ構造を有する取付部58によって
回動自在に連結される。この際、固定ボルト64の締付
力を調節してスプリングピン62の弾性力を調節するこ
とにより、そのスプリングピン62と連結ブロック61
との間の摩擦力を変化させて開閉蓋52を開閉する際の
操作力を調節することができる。
【0055】開閉蓋52は、図17A,B等に示すよう
に、キャビネット50の液晶ディスプレイ51を含む表
示面の略全体を覆うことができる大きさの板体からな
り、その上端縁に上述した突条部60a,60bが一体
に形成されている。この開閉蓋52は、2箇所にヒンジ
構造を有する取付部58によってキャビネット50と回
動自在に連結されているため、表示面に対して最大で略
360回動させることができる。そして、略360度回
動させて開閉蓋52を背面側に移動させることにより、
この開閉蓋52をキャビネット50のスタンドとして用
いることができる。
【0056】このような構成を有するコントロール装置
2のキャビネット50、開閉蓋52及び連結ブロック6
1の材質としては、例えば、ABS、POMその他のエ
ンジニアリングプラスチックを適用することができる
が、アルミニウム合金その他の金属を用いることもでき
る。
【0057】また、キャビネット50の操作部53側の
下部には、コントロール装置2をDVDプレーヤ1と接
続するための信号伝達手段の一具体例を示す第1の接続
コード4の一端が固定的に接続されている。この第1の
接続コード4の他端には、DVDプレーヤ1と接続する
ための第1のプラグ70が一体的に取り付けられてい
る。
【0058】第1のプラグ70は、断面四角形の中空体
からなるプラグ本体71と、このプラグ本体71の背面
側に結合された半円形をなすキャップ体72と、プラグ
本体71の先端側から突出された端子カバー73等を有
している。キャップ体72の先端側は幅細に形成されて
いると共に、その幅細部の一面に、プレーヤ本体6の第
1のソケット部28に差し込む際の差込み方向を規制す
るガイド突条74が2箇所に設けられている。この一対
のガイド突条74に対応させて第1のソケット部28に
は、摺動可能に嵌まり合う一対のガイド溝28aが設け
られている。
【0059】更に、図1に示すように、プラグ本体71
の幅広側の一面の先端部には、前方に円弧状に突出する
誤挿入防止凸部75aが設けられている。これと対称を
なすようにプラグ本体71の幅広側の他面の先端部に
は、先端縁に開口する円弧状の切欠きからなる誤挿入防
止凹部が設けられている。このように、プラグ本体71
の差込み側の先端部の上下に誤挿入を防止するための凸
部と凹部を設けることにより、第1のプラグ70の誤挿
入によって端子カバー73の内側に配設される多数の端
子が破損されるおそれをなくすことができる。更に、プ
ラグ本体71に一対のガイド突条74を設けることによ
り、第1のプラグ70を捩じるようにして抜き取る方向
に引っ張る外力に対して、端子カバー73内の端子が破
損されるのを防止することができる。
【0060】第1のプラグ70の端子カバー73は、断
面四角形の細長い枠体からなり、その内側に長手方向に
沿って多数の端子が一列(複数例でも良い。)に配置さ
れている。また、キャップ体72の後部には、接続コー
ド4の線材が斜め後方から挿入されている。このように
接続コード4の線材の取り出し方向を斜め側方に設定す
ることにより、接続コード4の導出方向を電池収納体3
の長手方向と略同様の方向に規制することができる。こ
れにより、接続コード4の第1のプラグ70の接続部に
掛かる負荷を少なくして、短絡や断線等の不具合の発生
を抑制することができる。尚、第1のプラグ70のプラ
グ本体71は、ガイド突条74の根元部分まで挿入され
る。
【0061】プレーヤ本体6の第2のソケット部29に
は、DVDプレーヤ1を他の電子装置と接続するための
第2の接続コード5の一端に設けられた第2のプラグ7
7が着脱自在に装着される。第2のプラグ77は、差込
み側である先端部から突出された端子カバー78を有し
ている。この端子カバー78は、断面四角形の細長い枠
体からなり、その内側に長手方向に沿って多数の端子が
一列(複数例でも良い。)に配置されている。
【0062】第2の接続コード5の他端には、他の電子
機器の一具体例を示すテレビジョン等に接続するための
接続器80が固定されて一体的に設けられている。接続
器80は、偏平とされた中空の筐体からなり、一方の端
面側から接続コード4の線材が挿入されている。接続器
80の他方の端面には、複数の端子81が横並びに配置
されている。このような端子81としては、例えば、映
像端子、S1映像端子、左右の音声端子等を挙げること
ができる。
【0063】このような構成を有する電子機器は、例え
ば、次のようにして使用することができる。電池収納体
3は、予めDVDプレーヤ1に装着して一体的に組付け
ておくようにする。即ち、電池収納体3の上電池ケース
34と下電池ケース35との間に、プレーヤ本体6の突
出部6a側からDVDプレーヤ1を差し込み、上電池ケ
ース34の係合凹部36を開閉蓋8の突起部37に係合
させる。このとき、DVDプレーヤ1を所定位置まで差
し込むことにより、プレーヤ本体6に設けられたプラグ
が下電池ケース35に設けられたソケットに嵌合され
る。その結果、DVDプレーヤ1及び電池収納体3間が
電気的に接続される。
【0064】次に、下電池ケース35の固定ネジ38を
プレーヤ本体6のネジ孔に螺合させて締め付ける。これ
により、DVDプレーヤ1に対して電池収納体3が一体
的に組み立てられる。その後、DVDプレーヤ1及びコ
ントロール装置2間を第1の接続コード4によって接続
する。即ち、第1の接続コード4の第1のプラグ70を
プレーヤ本体6の第1のソケット部28に差し込むこと
により、第1の接続コード4を介してDVDプレーヤ1
及びコントロール装置2間が電気的に接続される。この
ように、第1のプラグ70を第1のソケット部28に差
し込むだけで、DVDプレーヤ1とコントロール装置2
との間の電気的接続を実現することができる。
【0065】DVDプレーヤ1に光学ディスクを装着す
る作業は、例えば、次のようにして行うことができる。
まず、バックル体9を引き起し、このバックル体9によ
る開閉蓋8のロックを解除する。これは、バックル体9
の係合部9b側に指を引っ掛けて起こすことによって簡
単に行うことができる。しかしながら、この場合にはバ
ックル体9を引き起こすために大きな力が必要となる。
このバックル体9を解除するための力を小さくするに
は、解除片25をスライド操作して係合部9bを後退さ
せ、係合部9bによる係合受部26との係合状態を解除
する。これにより、バックル体9は、極めて小さな力で
簡単に引き起こすことができる。
【0066】ここで、バックル体9を引き起こしてロッ
クを解除すると、バックル体9の内面に設けた検出突起
がプレーヤ本体6のバックル用検出穴から抜け出す。こ
れにより、バックル体9のロックを検出する検出スイッ
チがオフとなり、その検出信号がコントロール装置2に
送出される。
【0067】次に、バックル体9の引き起こしによって
露出された係合受部26を指先で保持し、開閉蓋8の前
側を任意の高さまで引き上げる。これにより、プレーヤ
本体6の上面に設けたディスク装着部7が開放され、デ
ィスクドライブ装置10が露出される。
【0068】このとき、開閉蓋8の蓋開閉検出片19が
プレーヤ本体6の蓋用検出穴20から抜け出す。これに
より、開閉蓋8の開閉状態を検出する検出スイッチがオ
フとなり、その検出信号がコントロール装置2に送出さ
れる。この開閉蓋8の開放信号及び上述したバックル体
9の解除信号の少なくとも一方がコントロール装置2に
供給される場合には、ディスクドライブ装置10は駆動
されることがない。
【0069】また、電池収納体3の上電池ケース34は
開閉蓋8と一体に回動され、開閉蓋8と一緒に上方へ跳
上げられる。このとき、開閉蓋8には第1のフリクショ
ン機構が設けられ、また電池収納体3には第2のフリク
ション機構が設けられているため、両フリクション機構
の働きにより、上電池ケース34と一体をなす開閉蓋8
を比較的小さな力で、しかもスムースに開放動作させる
ことができる。
【0070】この場合、上電池ケース34には比較的重
量のある複数の電池が収納されているため開閉蓋8の重
量が大きくなっているが、それら重量の多くは第1及び
第2のフリクション機構によって負担され、開閉蓋8を
動かすための力としては小さな力で足りる。従って、上
電池ケース34と一体となって重くなった開閉蓋8であ
っても、これを簡単且つスムースに動かすことができ
る。しかも、開放動作中の任意の位置において開閉蓋8
を離すことにより、その位置に開閉蓋8を止めることが
できる。
【0071】この状態でディスクドライブ装置10のタ
ーンテーブル11に、所望の光学ディスクを装着し、デ
ィスク状情報記録媒体のチャッキングを行う。
【0072】次に、上電池ケース34と一緒に開閉蓋8
を閉じる。この開閉蓋8の閉じ動作においても、上述し
た開放動作と同様の効果を得ることができる。即ち、上
電池ケース34と一体をなす開閉蓋8を、小さな力で簡
単且つスムースに動作させることができる。そして、開
閉蓋8を任意の傾斜角度において停止させ、その停止位
置を保持することができる。
【0073】開閉蓋8を完全に閉じると、開閉検出片1
9が蓋用検出穴20に挿入される。これにより、開閉蓋
8の閉じ状態を検出する検出スイッチがオンとなり、そ
の検出信号がコントロール装置2に供給される。この検
出信号のみでは、ディスクドライブ装置10が駆動され
ることはない。
【0074】次に、バックル体9を押し上げて係合部9
bを係合受部26に係合させる。これにより、バックル
体9を介して開閉蓋8がプレーヤ本体6に強固にロック
される。このとき、バックル体9を完全に閉じると、検
出突起がバックル用検出穴に挿入される。これにより、
バックル体9のロック状態を検出する検出スイッチがオ
ンとなり、その検出信号がコントロール装置2に供給さ
れる。この検出信号と上述した蓋体用の検出信号とが共
にコントロール装置2に供給されることにより、ディス
クドライブ装置10の駆動が可能となる。
【0075】このようにして使用準備が完了するDVD
プレーヤ1は、インドアにおいても使用可能であるが、
アウトドアにおいて使用するのに好適である。そのた
め、DVDプレーヤ1は、例えば、図示しないストラッ
プを使用して吊り下げ可能に構成し、首等に吊り下げて
持ち運び可能に構成することが好ましい。この場合に
は、コントロール装置2のみを手に持って操作すること
により、アウトドアにおいて光学ディスクに記録されて
いる情報の映像を、コントロール装置2の液晶ディスプ
レイ51によって気軽に楽しむことができる。
【0076】次に、コントロール装置2の操作の実施例
を説明する。図20Aは、使用者がコントロール装置2
を手で持ち、開閉蓋8をキャビネット50の表示面に対
して90度より若干少ない角度を以て開いている状態を
示す。これにより、液晶ディスプレイ51の表示内容が
操作者には見えるが、他人には覗かれ難くなる。また、
図20Bは、使用者がコントロール装置2を手で持ち、
開閉蓋8をキャビネット50の表示面に対して90度開
いている状態を示す。この場合には、開閉蓋8を日除け
として用いることができる。
【0077】図21Aは、開閉蓋8をキャビネット50
の表示面に対して270度以上の任意の角度だけ回動
し、キャビネット50及び開閉蓋8の各自由端側を机等
の平面P上に載置した状態を示す。これにより、開閉蓋
8を、キャビネット50のスタンドとして用いることが
できる。この場合には、使用者がキャビネット50及び
開閉蓋8間の角度を変えることにより、液晶ディスプレ
イ51の表示面を見易い状態に自由に設定することがで
きる。また、図21Bは、開閉蓋8をキャビネット50
の表示面に対して略360度の角度だけ回動して、その
開閉蓋8をキャビネット50の裏面に重ね合わせるよう
にした状態を示す。これにより、使用者がコントロール
装置2を手で持って画面を見るときに、開閉蓋8が邪魔
にならないようにすることができる。
【0078】図22Aは、上述したコントロール装置2
に使用される2個のスプリングピン62のうち、いずれ
か一方の代わりに、回転軸67を設け、この回転軸67
によって開閉蓋8及び連結ブロック61間を回動自在に
連結した例を示すものである。この場合、キャビネット
50の突条部59a及び連結ブロック61間は、上述し
た実施例と同様に、スプリングピン62によって弾性摩
擦を伴って回動自在に連結される。尚、開閉蓋8及びキ
ャビネット50の各自由端には、それぞれ滑り止め部材
としての滑り止めゴム68a,68bが貼着されてい
る。
【0079】図22Bは、図22Aに示すコントロール
装置2の動作を説明するものである。使用者がコントロ
ール装置2を手で持ち、開閉蓋8をキャビネット50の
表示面に対して約90度開いている状態を示す。これに
より、開閉蓋8が日除けとなる。この場合、回転軸67
をスプリングピン62の斜め後ろまで移動させることに
より、回転軸67が開閉蓋8及び連結ブロック61間を
弾性摩擦を伴わないで回動自在に連結するにも係わら
ず、スプリングピン62及び連結ブロック61間の弾性
摩擦によって開閉蓋8をキャビネット50の表示面に対
して略90度に保つことができる。
【0080】図22Cは、開閉蓋8をキャビネット50
の表示面に対して270度以上の任意の角度だけ回動
し、このキャビネット50及び開閉蓋8の各自由端を机
等の平面P上に載置することによって開閉蓋8を、キャ
ビネット50のスタンドとして使用する状態を示す。こ
のとき、キャビネット50及び開閉蓋8間の角度を変え
て、使用者がキャビネット50の表示面を見易い状態に
することができる。また、滑り止め用ゴム68a,68
bによって開閉蓋8及びキャビネット50が机等の平面
P上を滑らないので、回転軸67によって開閉蓋8及び
連結ブロック61間に弾性摩擦を伴うことがなく、回動
自在に連結されていても開閉蓋8をスタンドとして使用
可能である。
【0081】図23は、2個のスプリングピン62の弾
性を異ならしめた例を示すものである。例えば、一対の
スプリングピン62a,62bのうち、いずれか一方の
径を大にし、他方の径を小にすることによって、互いの
弾性を異ならせるようにしたものである。この場合に
は、開閉蓋8をキャビネット50の表示面に対して開く
とき及び閉じるときにおいて、開閉蓋8及び連結ブロッ
ク61間並びに連結ブロック61及びキャビネット50
間のうち、弾性の弱い方のスプリングピンが介在されて
いる方を優先的に回動させることができ、これによりキ
ャビネット50に対する開閉蓋8の回動を円滑に行わせ
ることができる。
【0082】また、図24Aは、2個のスプリングピン
62の一方、例えば、スプリングピン62aの代わり
に、クリック円板69を設けた例を示すものである。こ
の実施例に示すコントロール装置2では、開閉蓋8のキ
ャビネット50の表示面に対する角度を、所定角度置き
に多段階に切り換えることができる。図24Bには、ク
リック円板69を分解して拡大して示す。それぞれ開閉
蓋8及び連結ブロック61に取り付けられた基部a、e
間に、クリック凸円板b、クリック凹円板c及び板ばね
dが積層された構造を有している。
【0083】図25Aは、上述したクリック円板69の
クリック位置を2箇所に設定した例を示すものである。
図25Bに示すように、開閉蓋8を開くとき、開閉蓋8
のキャビネット50の表示面に対する角度が180度強
まで開くときは、開閉蓋8及び連結ブロック61間のス
プリングピン62aを介した弾性摩擦を伴った回動が行
われる。その後、図25Cに示すように、連結ブロック
61及びキャビネット50間のクリック円板69を介し
て回動が行われ、開閉蓋8がキャビネット50の底面に
付くようになる。このため、キャビネット50の表示面
に対する開閉蓋8の回動が円滑に行われる。
【0084】図26には、コントロール装置2の更に他
の実施例を示す。図26に示す例は、一対のスプリング
ピン62a,62bの一方、例えば、スプリングピン6
2bの代わりに、2枚のギア84a,84bを有するギ
ア装置83を設けたものである。一方のギア84aには
回転軸85が挿通されており、この回転軸85が連結ブ
ロック61に固定されている。また、他方のギア84b
は、キャビネット50に回転自在に取り付けられてい
る。これらのギア84a,84bは互いに噛合されて、
ギアボックス86内に収納されている。
【0085】尚、一方のギア84aは他方のギア84b
よりも小径に形成されている。これにより、一方のギア
84aで他方のギア84bを回動するときに減速させ、
連結ブロック61及びキャビネット50間を、摩擦を伴
って回動させることができる。
【0086】このような構成を有するコントロール装置
2の使用は、本実施例のDVDプレーヤ1に限定される
ものではなく、例えば、PDA(Personal Digital Assi
stants) 、小型ワードプロセッサ、小型マイクロコンピ
ュータ、電子辞書、ポータブルテレビ受像機、小型電子
時計等に用いて好適であるが、卓上型のこれら電子機
器、その他の電子機器にも適用し得るものである。
【0087】また、図16には、DVDプレーヤ1と図
示しない家庭電源等を接続して電池収納体3に充電する
状態を示す。図16において、符号90は、DVDプレ
ーヤ1を保管保持するための保持スタンド90である。
この保持スタンド90は、上面に保持溝が形成された保
持部90aと、この保持部90aの下部に連続する保持
台90bとからなり、保持台90bは十分に大きな載置
面を確保できるよう展開いされて広く形成されている。
【0088】また、保持部90aの保持溝方向の両側に
は、DVDプレーヤ1の側面を支持するための支持片9
1,92が設けられている。そして、一方の支持片91
の先端部には、プレーヤ本体6の側面に設けた凹部に係
合される爪部91aが設けられている。この爪部91a
を設けたことにより、電池収納体3を装着したことによ
って周方向の重量バランスが不均一とされたDVDプレ
ーヤ1を、図16に示すように、電池収納体3を横向き
にした状態においても回転することなく、確実に保持す
ることができる。
【0089】尚、図16に示す符号93は、家庭用コン
セント等の電源とDVDプレーヤ1との間を接続するた
めの接続コードである。この接続コード93の一端に、
充電用のプラグ94が取り付けられている。この充電用
プラグ94は、プレーヤ本体6の第2のソケット部29
に着脱自在とされている。そして、充電用プラグ94の
中央の半円形部分を押圧することによって端子部が後退
動作して、第2のソケット部29との接続が解除される
ようになされている。
【0090】以上説明したが、本発明は上記実施の例に
限定されるものではなく、例えば、上記実施例において
は、情報記録再生装置としてDVDプレーヤ1を例にと
り、その液晶ディスプレイ付きリモートコントロール装
置をコントロール装置2とした例について説明したが、
例えば、携帯用CDプレーヤ、携帯用ディスクドライブ
装置その他の電子機器及びそのリモートコントロール装
置にも適用することができるものである。更に、ディス
ク記録及び/又は再生装置として情報信号の記録及び再
生の両方が可能な情報記録再生装置に適用した例につい
て説明したが、情報信号の再生を専用とした情報再生装
置や、情報信号の記録を専用とした情報記録装置に適用
できることは勿論である。
【0091】また、上記実施例においては、DVDプレ
ーヤ1及びコントロール装置2間を有線によって接続し
た例について説明したが、信号伝達手段として無線を適
用し、DVDプレーヤ1及びコントロール装置2間を無
線によって接続して信号の遣り取りを行う構成としても
良いことは勿論である。更に、情報記録媒体として光学
ディスクを適用した例について説明したが、テープ状記
録媒体、ドラム状記録媒体、半導体記録メディア等を用
いることもできる。このように、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の電子機器
によれば、電池収納体と開閉蓋とを備える電子機器にお
いて、開閉蓋に電池収納体を装着することによって開閉
蓋及び電池収納体が一体に開閉される構成としたため、
電池を多く収納しつつ装置全体の小型化、軽量化を図る
ことができる。しかも、電池収納体を着脱させることな
く開閉蓋の開閉操作を行うことができ、開閉蓋の開閉操
作を簡単且つスムースに行うことができる電子機器を提
供できるという効果が得られる。
【0093】また、本出願のディスク記録及び/又は再
生装置によれば、電池収納体とプレーヤ本体と開閉蓋と
ピックアップ装置とを備えるディスク記録及び/又は再
生装置において、開閉蓋に電池収納体を装着することに
よって開閉蓋及び電池収納体が一体に開閉される構成と
したため、電池を多く収納しつつ装置全体の小型化、軽
量化を図ることができる。しかも、電池収納体を着脱さ
せることなく開閉蓋の開閉操作を行うことができ、開閉
蓋の開閉操作を簡単且つスムースに行うことができるデ
ィスク記録及び/又は再生装置を提供できるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一実施例のシステム構成を
示す斜視図である。
【図2】本発明の電子機器に係るディスク記録及び/又
は再生装置の一具体例を示すDVDプレーヤに電池収納
体を装着した状態を示す外観斜視図である。
【図3】図2に示す電池収納体付きDVDプレーヤの平
面図である。
【図4】図2に示す電池収納体付きDVDプレーヤの電
池収納体を半分に断面した底面図である。
【図5】図2に示す電池収納体を取り除いたDVDプレ
ーヤの平面図である。
【図6】図2に示す電池収納体付きDVDプレーヤの電
池収納体を半分に断面した正面図である。
【図7】図2に示す電池収納体を取り除いたDVDプレ
ーヤの背面図である。
【図8】図2に示す電池収納体付きDVDプレーヤの側
面図である。
【図9】図2に示す電池収納体を取り除いたDVDプレ
ーヤの側面図である。
【図10】図2に示す電池収納体を取り除いたDVDプ
レーヤの開閉蓋を開いた状態を示す斜視図である。
【図11】図2に示すDVDプレーヤの開閉蓋を斜め下
方から見た状態を示す斜視図である。
【図12】図11に示す開閉蓋のアーム片を拡大して示
す説明図である。
【図13】図2に示すDVDプレーヤの開閉蓋及びプレ
ーヤ本体間に設けた第1のフリクション機構の一部を断
面して示す説明図である。
【図14】図1に示す電池収納体の一対の収納部を開い
た状態を示す斜視図である。
【図15】図14に示す電池収納体の一対の収納部間に
設けた第2のフリクション機構を断面して示す説明図で
ある。
【図16】図2に示す電池収納体付きDVDプレーヤに
電力を充電する状態を示す説明図である。
【図17】図2に示すコントロール装置の第1の実施例
を示すもので、同図Aは平面図、同図Bは側面図、同図
Cはスプリングピンの拡大斜視図である。
【図18】図2に示すコントロール装置の第1の実施例
を示すもので、開閉蓋を開いた状態の平面図である。
【図19】図18に示すコントロール装置の中央部を断
面して示す説明図である。
【図20】図2に示すコントロール装置の第1の実施例
を示すもので、同図Aは開閉蓋を90度より僅か少ない
角度で開いた状態の側面図、同図Bは略90度開いた状
態の側面図である。
【図21】図2に示すコントロール装置の第1の実施例
を示すもので、同図Aは開閉蓋を略270度以上開いて
スタンドとした状態の側面図、同図Bは略360度開い
た状態の側面図である。
【図22】図2に示すコントロール装置の第2の実施例
を示すもので、同図Aは側面図、同図Bは開閉蓋を略9
0度開いた状態の側面図、同図Cは開閉蓋を略270度
開いてスタンドとした状態の側面図である。
【図23】図2に示すコントロール装置の第3の実施例
を示す側面図である。
【図24】図2に示すコントロール装置の第4の実施例
を示すもので、同図Aは平面図、同図Bはクリック円板
の拡大分解斜視図である。
【図25】図2に示すコントロール装置の第5の実施例
を示すもので、同図Aは平面図、同図Bは開閉蓋を開い
た側面図、同図Cは開閉蓋を底面に付けた状態の側面図
である。
【図26】図2に示すコントロール装置の第6の実施例
を示すもので、同図Aは平面図、同図Bは側面図であ
る。
【図27】従来の電子機器及び電池を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 DVDプレーヤ(ディスク記録及び/又は再生装
置)、 2 コントロール装置、 3 電池収納体、
4 接続コード(信号伝達手段)、 6 プレーヤ本
体、 7 ディスク装着部、 8 開閉蓋、 9 バッ
クル体、 10 ディスクドライブ装置、 11 ター
ンテーブル、 12 光学ピックアップ装置(ピックア
ップ装置)、 19 検出片、 20 検出穴、 2
8,29 ソケット部、 34,35 電池ケース、
40 電池、 50 キャビネット(筐体)、 51
液晶ディスプレイ(表示部)、 52 開閉蓋、 53
操作部、 61 連結ブロック、 62,62a,6
2b スプリングピン(抵抗手段)、 90 保持スタ
ンド、 100 球体、 103 軸受ブラケット、
106 板バネ、 110 摩擦リング(摩擦板)、
111 金属ワッシャ、112 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AA03 AB03 AB13 AB17 AB20 AB42 AC23 BA08 BB02 BB16 BB22 BC05 EA13 EA18 EC11 ED03 ED17 ED23 ED27 FA08 FA12 GA02 GA46 GB01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を少なくとも一方に収納する一対の
    収納部をヒンジ機構で開閉自在に構成した電池収納体
    と、 情報記録媒体が着脱自在に装着される記録媒体装着部を
    開閉自在に覆う開閉蓋と、を備え、 上記開閉蓋に上記電池収納体が装着されることにより当
    該開閉蓋及び電池収納体を一体に開閉自在に構成したこ
    とを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記電池収納体には上記電池に接続され
    るソケット又はプラグを設けると共に、上記開閉蓋が取
    り付けられる装置本体には上記情報記録媒体を駆動させ
    る駆動手段に接続されるプラグ又はソケットを設け、上
    記開閉蓋に上記電池収納体が装着されることにより上記
    ソケット及びプラグ間が接続されるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記電池収納体の一対の収納部には電池
    をそれぞれ収納すると共に、少なくとも一方の収納部に
    は、上記一対の収納部にそれぞれ収納された一対の電池
    と接続されて所定の電力を出力する出力回路と、上記出
    力回路に接続されるソケット又はプラグを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記開閉蓋には所定の力で開閉させる第
    1のフリクション機構を設け、上記ヒンジ機構には上記
    一対の収納部を所定の力で開閉させる第2のフリクショ
    ン機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  5. 【請求項5】 上記第1のフリクション機構は、上記開
    閉蓋に設けられた摺動体と、上記装置本体に設けられ且
    つ上記摺動体に圧接されることにより摩擦力を生じさせ
    て所定のフリクションを発生させる板バネとからなるこ
    とを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  6. 【請求項6】 上記第2のフリクション機構は、上記一
    対の収納部の両方の部材間に介在された摩擦板と、上記
    摩擦板を介して上記一対の収納部の一方の部材を他方の
    部材側に押圧するバネ材とからなることを特徴とする請
    求項2記載の電子機器。
  7. 【請求項7】 電池を少なくとも一方に収納する一対の
    収納部をヒンジ機構で開閉自在に構成した電池収納体
    と、 ディスク状記録媒体が着脱自在に装着されるディスク装
    着部を有するプレーヤ本体と、 上記ディスク装着部を開閉自在に覆うよう上記プレーヤ
    本体にヒンジ機構で取り付けられた開閉蓋と、 上記ディスク装着部に装着された上記ディスク状記録媒
    体に対して情報信号の記録及び/又は再生を行うピック
    アップ装置と、を備え、 上記開閉蓋に上記電池収納体が装着されることにより当
    該開閉蓋及び電池収納体を一体に開閉可能に構成したこ
    とを特徴とするディスク記録及び/又は再生装置。
  8. 【請求項8】 上記電池収納体には上記電池に接続され
    るソケット又はプラグを設けると共に、上記開閉蓋が取
    り付けられるプレーヤ本体には上記ディスク状記録媒体
    を駆動させるディスクドライブ装置に接続されるプラグ
    又はソケットを設け、上記開閉蓋に上記電池収納体が装
    着されることにより上記ソケット及びプラグ間が接続さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項7記載のディス
    ク記録及び/又は再生装置。
  9. 【請求項9】 上記電池収納体の一対の収納部には電池
    をそれぞれ収納すると共に、少なくとも一方の収納部に
    は、上記一対の収納部にそれぞれ収納された一対の電池
    と接続されて所定の電力を出力する出力回路と、上記出
    力回路に接続されるソケット又はプラグを設けたことを
    特徴とする請求項7記載のディスク記録及び/又は再生
    装置。
  10. 【請求項10】 上記開閉蓋には所定の力で開閉させる
    第1のフリクション機構を設け、上記ヒンジ機構には上
    記一対の収納部を所定の力で開閉させる第2のフリクシ
    ョン機構を設けたことを特徴とする請求項7記載のディ
    スク記録及び/又は再生装置。
  11. 【請求項11】 上記第1のフリクション機構は、上記
    開閉蓋に設けられた摺動体と、上記装置本体に設けられ
    且つ上記摺動体に圧接されることにより摩擦力を生じさ
    せて所定のフリクションを発生させる板バネとからなる
    ことを特徴とする請求項8記載のディスク記録及び/又
    は再生装置。
  12. 【請求項12】 上記第2のフリクション機構は、上記
    一対の収納部の両方の部材間に介在された摩擦板と、上
    記摩擦板を介して上記一対の収納部の一方の部材を他方
    の部材側に押圧するバネ材とからなることを特徴とする
    請求項8記載のディスク記録及び/又は再生装置。
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