JP2001086380A - 電子機器、ビデオカメラ及び手動充電用のバッテリーパック - Google Patents

電子機器、ビデオカメラ及び手動充電用のバッテリーパック

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JP2001086380A
JP2001086380A JP26090199A JP26090199A JP2001086380A JP 2001086380 A JP2001086380 A JP 2001086380A JP 26090199 A JP26090199 A JP 26090199A JP 26090199 A JP26090199 A JP 26090199A JP 2001086380 A JP2001086380 A JP 2001086380A
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battery pack
battery
manual
charging
video camera
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Shinichi Kano
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Sony Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがその都度希望するビデオカメラレ
コーダの使用希望時間に見合う充電量を手動充電用のバ
ッテリーパックに容易に手動充電することができるよう
にすること。 【解決手段】 ビデオカメラレコーダ1に交換可能に装
着した手動充電用のバッテリーパック12の回転ハンド
ル27で手動発電機26を手動回転してバッテリーセル
25を手動充電するようにし、そのバッテリーセル25
の充電量に基づくビデオカメラレコーダ1の使用可能時
間41をインフォメーション回路39によって液晶モニ
ター部9の液晶画面9a等に表示することにより、ユー
ザーが手動充電した後のビデオメラレコーダ1の使用可
能時間41を正確に認識することができるようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯ラジオ
等の電子機器やビデオカメラレコーダ等のビデオカメラ
に適用するのに最適なものであって、特に、手動で充電
可能な手動充電用のバッテリーパックの技術分野に属す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、非常用ラジオ等には、手動発
電機を組み込み、その手動発電機の回転ハンドルを手動
で回転することによって充電池を充電することができる
ようにしたものが既に開発されており、災害時等の非常
時に乾電池が無くてもラジオを聞くことができる便利な
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、回転ハンドル
を手動で回転(所謂、手回しすること)することによっ
て充電する手動発電機による充電池の充電量は非常に微
量であり、その微量な充電量で非常用ラジオ等を長時
間、連続して使用し続けることができない。また、人力
による充電であるために、疲れ易く、長時間の使用に見
合うだけの充分な充電量を得ることは困難である。しか
も、従来は、手動による1回の充電操作で、非常用ラジ
オ等を何時間使用できるかが判別できなかったために、
ユーザーにとっては使用上の不安があり、計画的に使用
することができなかった。従って、ユーザーが希望する
使用希望時間に比べて充電量が短か過ぎてしまい、非常
用ラジオ等が使用途中で不意に電源が切れてしまった
り、ユーザーが希望する使用希望時間以上の過大の充電
量まで苦労して無駄に充電してしまい、徒労に終る等の
不都合が往々にして発生していた。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、ユーザーがその都度希望する電子
機器使用希望時間に見合う充電量を手動充電用のバッテ
リーパックに容易に充電することができるものを提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電子機器は、回転ハンドルの手動回転によ
って充電池を充電することができる手動充電用のバッテ
リーパックを電子機器本体のバッテリー装着部に交換可
能に装着し、そのバッテリーパック内の充電池の充電容
量に基づく電子機器使用可能時間をインフォメーション
回路によって表示部に表示させるようにしたものであ
る。
【0006】上記のように構成された本発明の電子機器
は、回転ハンドルの手動回転によって充電池を充電する
ことができる手動充電用のバッテリーパックを電子機器
本体のバッテリー装着部に交換可能に装着するものであ
り、バッテリーチャージャー等によって直流電圧を印加
して充電池を充電する通常のバッテリーパックと、この
手動充電用のバッテリーとを自由に交換して使い分ける
ことができる。従って、通常のバッテリーパックの充電
量が無くなった時には、この手動充電用のバッテリーパ
ックに交換して電子機器を継続して使用することができ
る。その上、この手動充電用のバッテリーパックの充電
量に基づく電子機器使用可能時間をインフォメーション
回路によって表示部に表示することができるので、ユー
ザーがその都度希望する電子機器使用希望時間に見合う
充電量をこの手動充電用のバッテリーパックに容易に充
電することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したビデオカ
メラレコーダの実施の形態を図を参照して説明する。
【0008】まず、図1〜図6に示すように、電子機器
及びビデオカメラの一例であるこのビデオカメラレコー
ダ1は電子機器本体である縦形で、薄型のカメラ本体2
を有していて、そのカメラ本体2内の上部にはレンズ3
及び固体撮像素子(CCD)を有する撮影部4と表示部
であるビューファインダー部5とが前後に並べられてほ
ぼ同一の光軸P1上に水平に配置されている。なお、撮
影部4はレンズ3及び固体撮像素子によって撮影対象と
なる被写体を撮影して画像信号を生成するものであり、
ビューファインダー部5は撮影部4で撮影された画像や
このビデオカメラレコーダ1の動作モード等を液晶画面
5aに表示する液晶表示部に構成されている。
【0009】そして、そのカメラ本体2内で撮影部4と
ビューファインダー部5の下部にメカデッキ部6が光軸
P1と平行で垂直状に配置されていて、このメカデッキ
部6には記録媒体を構成しているテープ状記録媒体であ
るビデオカセット7内のビデオテープに画像データ等を
記録、再生する記録再生部が備えられている。そして、
そのビデオカセット7を脱着するためのカセットカバー
8がカメラ本体2の右側面2a(但し、ビデオカメラレ
コーダ1を後方から見た状態での右側面である)に右横
方向に開閉自在に取り付けられている。そのカセットカ
バー8は平面形状がほぼL型に形成されていて、そのカ
セットカバー8の右側面8a及び後側面8cがカメラ本
体2の右側面2a及び後面2cの一部に兼用されてい
る。そして、カメラ本体2の左側面2b(同様に、ビデ
オカメラレコーダ1を後方から見た状態での左側面であ
る)の外側に表示部である液晶モニター部9が光軸P1
と平行で垂直状に配置されていて、その液晶モニター部
9は左横方向に開閉自在に取り付けられている。なお、
液晶モニター部9はビューファインダー部5と同様に撮
影部4によって撮影される画像やこのビデオカメラレコ
ーダ1の動作モード等を液晶画面9aに表示すると共
に、ビデオテープの再生画像等をモニター画面である液
晶画面9aに表示することができる液晶表示部に構成さ
れている。
【0010】そして、カメラ本体2の左側面2bの外側
における後面2c側に偏位された位置で液晶モニター部
9の下部にバッテリー装着部11が光軸P1と平行で垂
直状に配置されていて、そのバッテリー装着部11は左
横方向と後方との2方向に開放された凹所に構成されて
いる。そして、そのバッテリー装着部11に手動によっ
て充電池を充電することができる手動充電用のバッテリ
ーパック12が通常のバッテリーパック(バッテリーチ
ャージャー等によって直流電圧を印加して充電池を充電
するもの)と交換可能に装着されている。そして、図2
に示すように、カメラ本体2のバッテリー装着部11内
の前端部11aで、その底面部11b側の近傍位置には
3本の端子ピンで構成された電源用端子である+端子1
3、−端子14及び通信用端子であるC端子15が後向
きで、かつ、平行状に突設されている。そして、このバ
ッテリー装着部11の底面部11bの上下両側部には各
一対、合計4つのほぼL型のバッテリーパック係止爪1
6が後向きで、かつ、平行状に突設されていて、その底
面部11bのほぼ中央部にはバッテリーパックロック爪
17が突設され、そのバッテリーパックロック爪17を
ロック解除するバッテリーパック取外しボタン18がカ
メラ本体2の後面2cに配置されている。一方、手動充
電用のバッテリーパック12のほぼ直方体形状のケース
21の前面21aで、その底面21b側の近傍位置に
は、3本の端子13、14、15に挿入される3つの端
子接続穴22が平行状に形成されていて、そのバッテリ
ーパック12のケース21の底面21bの左右両側部に
は各一対、合計4つのほぼL型の係止溝23が形成さ
れ、その底面21bのほぼ中央部にはロック穴24が形
成されている。
【0011】そして、図2に示すように、この手動充電
用のバッテリーパック12をバッテリー装着部11内に
脱着可能に装着する時には、そのバッテリーパック12
をその底面12b側からバッテリー装着部11内のやや
後方側へ偏位させた位置に矢印a方向から挿入した後
に、そのバッテリーパック12を底面部11bに沿って
前方側である矢印b方向にスライドさせることによっ
て、3つの端子接続穴22を+端子13、−端子14及
びC端子15の3本の端子ピンに接続すると共に、合計
4つの係止溝23を合計4つのバッテリーパック係止爪
16に係合させ、かつ、バッテリーパックロック爪17
をロック穴24内に係合させるようにして、そのバッテ
リーパック12をバッテリー装着部11内に固定するこ
とができるように構成されている。なお、この手動充電
用のバッテリーパック12をバッテリー装着部11から
取り外す時には、バッテリーパック取外しボタン18を
押してバッテリーパックロック爪17をロック穴24外
へロック解除した状態で、そのバッテリーパック12を
バッテリー装着部11内で後方側である矢印c方向にス
ライドして、3つの端子接続穴22を+端子13、−端
子14及びC端子15の3本の端子ピン8から抜き取る
と共に、合計4つの係止溝23を合計4つのバッテリー
パック係止爪16から離脱した後、その手動充電用のバ
ッテリーパック12をバッテリー装着部11内から一側
方である矢印d方向に自由に抜き取ることができる。
【0012】そして、このように構成された手動充電用
のバッテリーパック12のバッテリー装着部11に対す
る脱着構造は、前述した通常のバッテリーパックと同一
に構成されていて、バッテリー装着部11にはこの手動
充電用のバッテリーパック12と通常のバッテリーパッ
クとを交換可能に装着することができるように構成され
ている。従って、屋外等での通常のビデオ撮影時には、
カメラ本体2のバッテリー装着部11に通常のバッテリ
ーパックを装着して長時間連続してビデオ撮影を行うこ
とができる。そして、このビデオ撮影時に手動充電用の
バッテリーパック12を予備携帯しておけば、通常のバ
ッテリーパックの充電量が不意に無くなった時等におい
て、その手動充電用のバッテリーパック12をその通常
のバッテリーパックと交換するようにカメラ本体2のバ
ッテリー装着部11に装着し、その手動充電用のバッテ
リーパック12内の充電池であるバッテリーセル25を
手動充電することによって、ビデオ撮影を継続して行う
ことができるようにしたものである。しかも、その際、
後述するように、この手動充電用のバッテリーパック1
2は、手動充電したバッテリーセル25の充電量に基づ
くビデオカメラレコーダ1のビデオ撮影等を行うために
使用可能時間41をビューファインター部5や液晶モニ
ター部9等の液晶表示部5aや9aに表示するようにし
て、ユーザーがこの手動充電用のバッテリーパック12
を計画的に使用することができるように構成されてい
る。
【0013】即ち、図1に示すように、この手動充電用
のバッテリーパック12内には、まず、充電池であっ
て、直列状に接続されている2個のバッテリーセル25
と、そのバッテリーセル25を手動で充電することがで
きる手動発電機26が内蔵されている。そして、手動発
電機26には回転ハンドル27によって手動回転される
増速部28と、その増速部28によって増速回転駆動さ
れる交流充電部29と、その交流発電部29で発電され
た交流出力電流から直流電流を得る整流平滑部30と、
その整流平滑部30で得た直流電流を直流電圧に変換し
てバッテリーセル25に印加することによって、このバ
ッテリーセル25を充電する直流電圧変換部31とが内
蔵されている。
【0014】そして、この手動充電用のバッテリーパッ
ク12内には、手動発電機26によって充電されたバッ
テリーセル25から電源が供給されるマイクロコンピュ
ータ33が内蔵されていて、ビデオカメラレコーダ1の
カメラ本体2内には、バッテリーセル25から+端子1
3及び−端子14を介して電源が供給されるマイクロコ
ンピュータ37が内蔵されている。そして、手動充電用
のバッテリーパック12内のバッテリーセル25の残容
量である充電量に基づくビデオカメラレコーダ1の使用
可能時間(撮影部4で撮影した撮影画像をビデオテープ
等で記録可能な残時間やそのビデオテープ等に記録した
撮影画像を液晶モニター部9で再生可能な残時間等であ
る)41を表示であるビューファインダー部5や液晶モ
ニター部9の液晶画面5aや9aに表示するためのイン
フォメーション回路39がこれらのマイクロコンピュー
タ33、37に組み込まれている。
【0015】即ち、手動充電用のバッテリーパック12
内には、バッテリーセル25の端子間の電圧を検出する
電圧検出回路34が内蔵されていて、そのバッテリーパ
ック12側のマイクロコンピュータ33内には、電圧検
出回路34からの出力に基づいてバッテリーセル25の
残容量である充電情報を生成する充電情報生成回路25
等が組み込まれている。そして、ビデオカメラレコーダ
1側のマイクロコンピュータ37内には、充電情報生成
回路35等から出力された充電情報を通信用端子である
C端子15を介して受信して、その充電情報に基づいて
ビデオカメラレコーダ1の使用可能時間41を演算し、
その使用可能時間41をビューファインダー部5及び液
晶モニター部9の液晶画面5aや9aに表示する表示制
御回路38等が組み込まれていて、これら電圧検出回路
34、充電情報生成回路35及び表示制御回路38等に
よってインフォメーション回路39が構成されている。
【0016】そして、ビューファインダー部5及び液晶
モニター部9の液晶画面5aや9aに表示される使用可
能時間41は、数字により分単位で表示する時間表示4
2(図1では例えば10分と表示している)と、バッテ
リーセル25の満充電状態での使用可能時間のレベルを
100%とした場合の残りの使用可能時間のレベルを棒
グラフ状に表示したレベル表示43との2種類の表示を
並記表示するように構成されている。
【0017】このように、バッテリーセル25の充電量
に基づくビデオカメラレコーダ1の使用可能時間41で
ある時間表示42やレベル表示43をインフォメーショ
ン回路39によって液晶画面5aや9aに表示しておけ
ば、そのビデオカメラレコーダ1の使用可能時間41
が、果たして、ユーザーが希望するビデオカメラレコー
ダ1の使用希望時間に相当するか否かを一目瞭然に判別
することができる。従って、ユーザーは、液晶画面5a
や9aに表示される使用可能時間41によって手動充電
した後のビデオカメラレコーダ1の使用可能時間を正確
に認識することができ、ユーザーがその都度希望するビ
デオカメラレコーダ1の使用希望時間に見合う充電量を
手動発電機26によってバッテリーセル25に容易に、
かつ、正確に充電することができる。これにより、ユー
ザーが希望する使用希望時間に比べてバッテリーセル2
5の充電量が短か過ぎてしまい、ビデオカメラレコーダ
1の使用途中で不意に電源が切れてしまって、大切なシ
ーン等のビデオ撮影を撮り逃がしてしまったり、ユーザ
ーが希望する使用希望時間以上の過大の充電量まで苦労
して無駄に充電してしまい、徒労に終る等の不都合が発
生せず、ユーザーはその都度、計画的に充電して、ビデ
オカメラレコーダ1を計画的に、かつ、安心して使用す
ることができる。
【0018】ここで、図2〜図15によって、手動充電
用のバッテリーパック12の構造の詳細を説明すると、
まず、このバッテリーパック12のケース45は合成樹
脂等によってほぼ直方体形状に構成されていて、そのケ
ース21内の底面21b側にビデオカメラレコーダ1の
バッテリー装着部11に対する脱着構造部である3つの
端子接続穴22、係止溝23及びロック穴24等が配置
されていて、そのケース21内の底面21b側(下側位
置)に2本のバッテリーセル25が平行状に配置されて
いる。そして、そのケース21内の上面21c側(上側
位置)に手動充電機26が配置されていて、そのケース
21の上面21bの外側に回転ハンドル27が配置され
ている。
【0019】そして、ケース21内の上部側へ偏位され
た位置に板金等で構成されたシャーシ45が水平状に配
置されていて、そのシャーシ45上に手動発電機26を
構成している増速部28及び交流発電部29が水平状に
搭載されている。そして、合成樹脂等にて成形されたス
ペーサ46がシャーシ45の下部に組み込まれて、この
スペーサ45によって2本のバッテリーセル25が上方
から押え込まれている。そして、このスペーサ46の上
下中間位置に水平状に架設されたプリント基板47に充
電情報生成回路35等が組み込まれているマイクロコン
ピュータ33が実装されていて、バッテリーセル25の
一端側に垂直状に組み込まれたプリント基板48に電圧
検出回路34等が実装されている。そして、増速部28
は回転ハンドル27が取り付けられた垂直状の入力側回
転軸51と交流発電部(所謂、モータ)の回転軸である
垂直状の出力側回転軸52との間を複数の増速用ギアで
連結したギアトレイン53によって構成されている。
【0020】そして、合成樹脂等によって段付の円柱状
に形成されているハンドル取付台54がケース21の上
面21cで後面21d側の一方のコーナ部分に形成され
た円形穴55内に上方から挿入されて、そのハンドル取
付台54の下端の一対の係合用突起56が合成樹脂等に
て成形されている垂直状の入力側回転軸51の上端に形
成された一対の係合用凹部57内に上方から嵌合された
状態で、このハンドル取付台55が2本の止ネジ58に
よってその入力側回転軸51上に垂直状の同一中心P2
上に固着されている。
【0021】そして、回転ハンドル27が合成樹脂等に
よって成形されたベースアーム60とそのベースアーム
60の上部にスライド自在で平行状に係合されたスライ
ドアーム61との2部品によって伸縮自在に構成されて
いて、そのベースアーム60の一端60aがハンドル取
付台54の上部の両側に一体成形されている一対のハン
ドル支持用凸部54a間に水平な支点ピン62を介して
上下方向である矢印e、f方向に折り畳み及び引き起し
可能に取り付けられていて、スライドアーム61の支点
ピン62とは反対側の端部61aの上部に一体成形され
たつまみ取付軸63の外周に回転つまみ64が回転自在
に取り付けられている。
【0022】そして、図7及び図8に示すように、ハン
ドル取付台54が配置されているケース21の上面21
cで後面21d側の一方のコーナ部分に対する対角位置
であるケース21の前面21a側の一方のコーナ部分に
は回転つまみ64の収納用凹所65が形成されている。
そこで、図7及び図8に実線で示すと共に、図11に1
点鎖線で示すように、回転ハンドル27の長さを短い長
さL1に縮小した状態で、この回転ハンドル27を支点
ピン62を中心に矢印e方向に回転することによって、
この回転ハンドル27をケース21の上面21a上に平
行状に当接すると共に、回転つまみ64を下向きに折り
畳んで凹所65内に収納させた折り畳み位置P11へ収
納させることができるように構成されている。また、図
7及び図8に1点鎖線で示すと共に、図9及び図11に
実線で示すように、回転ハンドル27を支点ピン62を
中心に矢印f方向に回転することによって、この回転ハ
ンドル27を折り畳み位置P11からケース21の上面
21aの上方の引き起し位置P12へ引き起すことがで
きるように構成されている。なお、回転ハンドル27を
その引き起し位置P12まで矢印f方向に引き起した時
に、回転つまみ64が上向きとなり、かつ、その回転つ
まみ64の中心P3が垂直状となる一方、回転ハンドル
27は支点ピン62から水平基準P4に対して約20°
前後等の所定の角度θ1で上向きに傾斜される。そこ
で、回転つまみ64が外周に取り付けられているつまみ
取付軸63をスライドアーム61に対して約110°前
後の所定の角度θ2に予め傾斜させている。
【0023】更に、この回転ハンドル27は、図7及び
図8に点線で示すと共に、図13に1点鎖線で示すよう
に、引き起し位置P12へ引き起した状態で、長さを短
い長さL1から長さXだけ引き伸ばした長い長さL2に
引き伸ばすことができるように、スライドアーム61が
ベースアーム60上で矢印g、h方向に伸縮自在に構成
されている。
【0024】そこで、まず、図11及び図12に示すよ
うに、回転ハンドル27のベースアーム60の支点ピン
62側の近傍位置に線状バネ等で構成された係止用バネ
67が平行状に組み込まれていて、この係止用バネ67
は全体としてほぼU字状に形成され、両端部には外側に
向って対称状に突出された一対の係止用凸部67aが一
体に形成されている。そして、これら一対の係止用凸部
67aがベースアーム60の両側に形成された一対のス
リット68から左右両側方に突出されている。そして、
図11及び図12に1点鎖線で示すように、回転ハンド
ル27を折り畳み位置P11まで矢印e方向に折り畳ん
だ時には、回転アーム27の下側へ反転されたスライド
アーム61がハンドル取付台54の支点ピン62の一側
部の下部に形成されている収納位置規制部54b上に矢
印e方向から当接されると共に、係止用バネ67の一対
の係止用凸部67aがハンドル取付台54の一対のハン
ドル支持用凸部54aの内側対向面の一側部に形成され
ている一対の係止溝69内にクリック的に係合されて、
その回転ハンドル27を折り畳み位置P11にクリック
的に位置決めすることができるように構成されている。
【0025】また、図11及び図12に実線で示すよう
に、回転ハンドル27を折り畳み位置P11から引き起
し位置P12まで矢印f方向に引き起した時には、回転
アーム27の下側へ反転されたベースアーム60がハン
ドル取付台54の支点ピン62の他側部の下部に形成さ
れている引き起し位置規制部54cに矢印f方向から当
接されると共に、係止用バネ67の一対の係止用凸部6
7aがハンドル取付台54の一対のハンドル支持用凸部
54aの内側対向面の他側部に形成されている一対の係
止溝70にクリック的に係合されて、その回転ハンドル
27を引き起し位置P12にクリック的に位置決めする
ことができるように構成されている。
【0026】次に、図13〜図15に示すように、回転
ハンドル27のスライドアーム61の下面の一部に内側
に向けて直角状に屈曲された形状に一体成形された一対
のスライド突起71がベースアーム60の両側部に形成
された一対のスライドガイド溝72内に矢印g、h方向
にスライド自在に係合されていて、これら一対のスライ
ド突起71とスライドガイド溝72によるスライド構造
によって、スライドアーム61がベースアーム60上で
矢印g、h方向に伸縮自在に組み立てられている。そし
て、ベースアーム60のほぼ中央部に沿って形成された
溝部73内で、支点ピン62側に偏位された位置に合成
樹脂等によって成形されたロック爪74及び板バネ75
が組み込まれている。そして、ロック爪74はその端部
に一体成形された支点ピン74aを中心にしてベースア
ーム60に対して上下方向である矢印i、j方向に回転
自在に構成されて、そのロック爪74の下部に配置され
た板バネ75によってロック爪74がベースアーム60
の上方へ矢印i方向に突出付勢されている。なお、ベー
スアーム60の溝部73の下面側を閉塞する蓋板76が
一対の止ネジ77によってそのベースアーム60の下面
側に平行状に取り付けられていて、この蓋板76によっ
て係止用バネ67及び板バネ75が下方から支持されて
いる。そして、スライドアーム61の下面のほぼ中央部
にほぼV字状の板バネ78が止ネジ79及びナット板8
0によって取り付けられている。なお、図13のC−C
断面に1点鎖線で示すように、スライドアーム61の下
面にネジ止めされたナット板80はベースアーム60の
溝部73の一対の段差部73aの下部に配置されてスラ
イドアーム61と一体に矢印g、h方向にスライドされ
るように構成されていて、このナット板80がベースア
ーム60に対するスライドアーム61の上方への抜け止
め用部材に構成されている。
【0027】そして、図13に実線で示すと共に、図1
4にも示すように、スライドアーム61をベースアーム
60上で矢印g方向にスライドして、回転ハンドル27
の長さを短い長さL1に縮小した時には、ロック爪74
が板バネ75によってベースアーム60の上方へ矢印i
方向に回転されて、そのロック爪74がスライドアーム
61の下面に形成されているロック穴81内に係合され
て、そのロック爪74によってスライドアーム61がベ
ースアーム60上に弱いロック力でロックされるように
構成されている。
【0028】そして。図14に示す回転ハンドル27の
長さの縮小状態で、スライドアーム61をベースアーム
60上で矢印h方向にスライド操作すると、ロック爪7
4が板バネ75に抗して矢印j方向に回転して逃げるの
で、そのロック爪74によるスライドアーム61のロッ
クが解除され、図13に1点鎖線で示すと共に、図15
にも示すようにスライドアーム61をベースアーム61
上でスライド限界位置まで矢印h方向にスライドして、
回転ハンドル27の長さを長い長さL2に引き伸ばすこ
とができる。そして、ベースアーム60上でスライドア
ーム61がスライド限界位置まで矢印h方向にスライド
完了された瞬間に、図15に示すように、ロック爪74
が板バネ75によって矢印i方向に回転されて、そのロ
ック爪74がスライドアーム61の回転つまみ64側と
は反対側の端部61bに係止されると共に、スライドア
ーム61の下面に取り付けられている板バネ78がベー
スアーム60の溝部73の支点ピン62側とは反対側の
端部に形成されているストッパー部82に弾性に抗して
押圧されて、これらロック爪74と板バネ78によって
スライドアーム61がベースアーム60上にガツつきの
ないように比較的強くロックされる。従って、後述する
ように、回転つまみ64によって回転ハンドル27を回
転操作してバッテリーセル25の手動充電を行う際に、
ベースアーム60に対するスライドアーム61のロック
が不用意に解除されて、回転ハンドル27の長さが不用
意に縮小されてしまうような不都合が殆んど発生せず、
回転ドル27の手動回転操作を安定良く行うことができ
る。
【0029】なお、回転ハンドル27の長さを長い長さ
L2から再び短い長さL1に縮小する場合には、図15
に示すロック爪74を指の爪等で板バネ75に抗して矢
印j方向に押し下げた後、スライドアーム61をベース
アーム60上で図14に示す縮小位置まで矢印g方向に
スライド操作すれば良い。
【0030】以上のように構成されたこの手動充電用の
バッテリーパック12によれば、図2〜図5に示すよう
に、このバッテリーパック12をビデオカメラレコーダ
1のバッテリー装着部11に装着した状態で、ビデオカ
メラレコーダ1を携帯する際やビデオ撮影等を行う際、
即ち、手動充電時以外の時には、図2〜図8に実線で示
すように、回転ハンドル27の長さを短い長さL1に縮
小した状態で、折り畳み位置P11へ折り畳み、回転つ
まみ64を凹所65内に収縮してしまうことができるの
で、このバッテリーパック12全体が非常にコンパクト
になり、ビデオカメラレコーダ1の携帯やビデオ撮影等
を行う上で非常に有利である。
【0031】そして、このバッテリーパック12内のバ
ッテリーセル25を手動充電する際には、図7及び図8
に1点鎖線で示す引き起し位置P12まで回転ハンドル
27を一度矢印f方向に引き起した後に、図13に1点
鎖線で示すと共に、図15に示すように、回転ハンドル
27のスライドアーム61をベースアーム60に対して
矢印h方向にスライドして、この回転ハンドル27の長
さを長い長さL2に引き伸ばして、回転つまみ64の回
転半径を拡大する。そして、その回転つまみ64を手で
つまんで、回転ハンドル27を時計回り方向に回転操作
することにより、図9及び図10に示した増速部28の
入力側回転軸51をハンドル取付台54と一体に回転操
作して、ギアトレイン53を介して交流発電部29の出
力側回転軸52を増速回転駆動して、その交流発電部2
9で交流電流を発電して前述したようにバッテリーセル
25を手動充電することができる。この際、回転ハンド
ル27の回転つまみ64の回転半径を拡大した状態で、
回転操作することができるので、重い増速部28を高ト
ルクで容易に回転駆動することができる。その上、図9
及び図11に実線で示すように、回転ハンドル27をケ
ース21の上面21cの上方に所定の角度θ1に傾斜さ
せた状態に引き起しておくことができ、更に、その回転
ハンドル27の傾斜にも拘らず、回転つまみ64を回転
ハンドル27に対して所定の角度θ2に傾斜させて、そ
の回転つまみ64の中心P3を垂直状に保つように構成
しているので、回転つまみ64を手でつまんで、回転ハ
ンドル27を回転操作する際の操作性が頗る良好とな
る。従って、バッテリーセル25の手動充電を比較的軽
く、かつ、迅速に行える。更にまた、このバッテリーパ
ック12はそのケース21の底面21bに設けられてい
る端子接続穴22、係止溝23やロック穴24等の脱着
構造部によってビデオカメラレコーダ1のバッテリー装
着部11に装着されていて、そのケース21の上面21
c側に回転ハンドル27が取り付けられているので、図
2に示すようにビデオカメラレコーダ1を水平状に寝か
せた状態に左手等で押え、そのケース21の上面21c
上の回転ハンドル27の回転つまみ64を右手等でつま
んで容易に、かつ、安定良く回転操作することができる
ので、バッテリーセル25の手動充電をより一層容易
に、かつ、安定良く行うことができる。
【0032】なお、図2〜図6に示すように、このビデ
オカメラレコーダ1のカセットカバー8はその右側面8
aの前端部側に配置されたヒンジ機構91によってカメ
ラ本体2の右側面2aの前端部側に右横方向である矢印
m、n方向に開閉自在に取り付けられていて、カメラ本
体2内のメカデッキ部6の右側面側にはビデオカセット
7のビデオテープに撮影画像である動画等を記録、再生
するための記録再生部(ビデオテープの走行駆動系やビ
デオテープにヘリカルスキャン方式でデータを記録、再
生する磁気ヘッドドラム等を含んでいる)92が搭載さ
れている。そして、カセットカバー8の内側にはビデオ
カセット7を記録再生部92に矢印o、p方向から脱着
するためのカセット脱着機構93が組み込まれている。
そして、ビデオカセット7を記録再生部92に装着する
時には、カセットカバー8の後面8cに取り付けられて
いるカセット取出しつまみ94をスライド操作してカセ
ットカバー8のロックを解除し、カセットカバー8をヒ
ンジ機構91によって矢印m方向に開くと共に、カセッ
ト脱着機構93を矢印o方向に引き出す。そして、ビデ
オカセット7をカセット脱着機構93内に矢印r方向か
ら挿入して、そのカセット脱着機構93によってビデオ
カセット7を記録再生部92に矢印p方向から装着し、
最後に、カセットカバー8を矢印n方向に閉じて、カセ
ット取出しつまみ94でカメラ本体2に再びロックす
る。なお、ビデオカセット7を記録再生部92から取り
出す時には、その逆に、カセットカバー8を矢印m方向
に開いて、カセット脱着機構93によってビデオカセッ
ト7を記録再生部92から矢印o方向に引き出した後
に、そのカセット脱着機構93内からビデオカセット7
を矢印s方向に抜き取る。
【0033】また、図2〜図6に示すように、液晶モニ
ター部10はその前端部側に配置された2軸ヒンジ機構
(直交する2軸を中心に2方向に回転可能なヒンジ機
構)95によってカメラ本体2の左側面2bの前端部側
に左横方向である矢印t、u方向にほぼ90°開閉自在
であると共に、上下方向である矢印v、w方向にほぼ1
80°回転自在に取り付けられている。そして、その液
晶モニター部10の後端部に取り付けられているオープ
ンボタン96を押してロックを解除することによって、
その液晶モニター部10を矢印t方向に開き、かつ、矢
印v、w方向に回転することができるように構成されて
いる。
【0034】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、ビデオカメラ
の一例としてビデオカメラレコーダ1を示したが、例え
ばデジタルスチルビデオカメラ等のビデオカメラであっ
ても良く、本発明はビデオカメラ以外の各種の電子機器
にも適用可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の電子機
器、ビデオカメラ及び手動充電用のバッテリーパック
は、次のような効果を奏することができる。
【0036】請求項1の電子機器は、回転ハンドルの手
動回転によって充電池を充電することができる手動充電
用のバッテリーパックを電子機器本体のバッテリー装着
部に交換可能に装着するようにして、バッテリーチャー
ジャー等によって直流電圧を印加して充電池を充電する
通常のバッテリーパックとこの手動充電用のバッテリー
とを自由に交換して使用することができるようにしたの
で、通常のバッテリーパックの充電量が無くなった時に
は、この手動充電用のバッテリーパックを装着して手動
で充電を行い、電子機器を継続して使用することができ
る。その上、この手動充電用のバッテリーパックの充電
量に基づく電子機器使用可能時間をインフォメーション
回路によって表示部に表示することができるようにした
ので、この手動充電用のバッテリーパックにユーザーが
手動充電した後の電子機器の使用可能時間を正確に認識
することができる。従って、ユーザーがその都度希望す
る電子機器使用希望時間に見合う充電量をこの手動充電
用のバッテリーパックに容易に充電することができて、
ユーザーが希望する使用希望時間に比べて充電量が短か
過ぎたために、電子機器の使用途中で不意に電源が切れ
てしまったり、ユーザーが希望する使用希望時間以上の
過大の充電量まで苦労して無駄に充電してしまい、徒労
に終る等の不都合が発生せず、ユーザーはその都度、計
画的に充電して、電子機器を安心して使用することがで
きる。
【0037】請求項2のビデオカメラは、回転ハンドル
の手動回転によって充電池を充電することができる手動
充電用のバッテリーパックをカメラ本体のバッテリー装
着部に交換可能に装着するようにして、バッテリーチャ
ージャー等によって直流電圧を印加して充電池を充電す
る通常のバッテリーパックとこの手動充電用のバッテリ
ーとを自由に交換して使用することができるようにした
ので、通常のバッテリーパックの充電量が無くなった時
には、この手動充電用のバッテリーパックを装着して手
動で充電を行い、ビデオカメラを継続して使用すること
ができる。その上、この手動充電用のバッテリーパック
の充電量に基づくビデオカメラ使用可能時間をインフォ
メーション回路によって表示部に表示することができる
ようにしたので、この手動充電用のバッテリーパックに
ユーザーが手動充電した後のビデオカメラの使用可能時
間を正確に認識することができる。従って、ユーザーが
その都度希望するビデオカメラの使用希望時間に見合う
充電量をこの手動充電用のバッテリーパックに容易に充
電することができて、ユーザーが希望する使用希望時間
に比べて充電量が短か過ぎたために、ビデオ撮影等のビ
デオカメラ使用途中で不意に電源が切れてしまって、大
切なシーン等のビデオ撮影を撮り逃がしてしまったり、
ユーザーが希望する使用希望時間以上の過大の充電量ま
で苦労して無駄に充電してしまい、徒労に終る等の不都
合が発生せず、ユーザーはその都度、計画的に充電し
て、ビデオカメラを安心して使用することができる。
【0038】請求項3の手動充電用のバッテリーパック
は、ケースの底面側に電子機器に対する脱着構造部を配
置し、そのケース内の底面側に充電池を配置し、そのケ
ース内の上面側に手動発電機を配置して、そのケースの
上面の外側に手動発電機の回転ハンドルを配置したの
で、この手動充電用のバッテリーパックを電子機器に装
着したまま、例えば、電子機器を水平状に寝かせた状態
に左手で押え、ケース上面の回転ハンドルを右手で容易
に、かつ、安定良く手動回転することができるので、充
電池の手動充電を容易に、かつ、安定良く行える。
【0039】請求項4の手動充電用のバッテリーパック
は、回転ハンドルをケースの上面の上方へ引き起した引
き起し位置とケースの上面側へ折り畳んだ折り畳み位置
との間で引き起し及び折り畳み自在に構成したので、手
動充電時以外の時には、回転ハンドルをケース上面側の
折り畳み位置へ折り畳んで、そのバッテリーパック全体
をコンパクトにして携帯等を便利に行え、手動充電時に
は、回転ハンドルをケース上方の引き起し位置へ引き起
して容易に手動操作することができるので、非常に便利
である。
【0040】請求項5の手動充電用のバッテリーパック
は、回転ハンドルを伸縮自在に構成したので、非使用時
には回転ハンドルが邪魔にならないように短く縮小して
おき、使用時には回転ハンドルを長く引き伸ばして高ト
ルクで手動発電機を軽く回転駆動することができるの
で、充電池の手動充電を軽く行えて、非常に便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオカメラレコーダの実施
の形態におけるカメラ本体と手動充電用のバッテリーパ
ックの回路の概要を説明するブロック図である。
【図2】同上のビデオカメラレコーダのバッテリーパッ
クの脱着構造を説明する分解斜視図である。
【図3】同上のビデオカメラレコーダの液晶モニター部
を開いた状態で、左斜め後方から見た斜視図である。
【図4】同上のビデオカメラレコーダを右斜め後方から
見た状態の斜視図である。
【図5】同上のビデオカメラレコーダの左斜め前方から
見た斜視図である。
【図6】同上のビデオカメラレコーダのビデオカセット
の脱着機構を説明する斜視図である。
【図7】同上の手動充電用のバッテリーパックを説明す
る側面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】同上の手動充電用のバッテリーパックのケース
を図8のA−A矢視状態で断面にし、かつ、回転ハンド
ルを引き起した状態の断面側面図である。
【図10】図9のB−B矢視状態での断面平面図であ
る。
【図11】同上の回転ハンドルの折り畳み位置と引き起
し位置を拡大して示した一部切欠き側面図である。
【図12】図11の平面図である。
【図13】図12の回転ハンドルを拡大して示した一部
切欠き側面図及びC−C矢視状態での断面側面図であ
る。
【図14】同上の回転ハンドルの長さを縮小した状態を
拡大して示した図12のD−D矢視状態での断面側面図
である。
【図15】同上の回転ハンドルの長さを引き伸ばした状
態を拡大して示した図12のD−D矢視状態での断面側
面図である。
【符号の説明】
1は電子機器の一例であるビデオカメラレコーダ、2は
電子機器本体の一例であるカメラ本体、4は撮影部、5
及び9は表示部であるビューファインダー部及び液晶モ
ニター部、11はバッテリー装着部、12は手動充電用
のバッテリーパック、15は通信用の端子であるC端
子、21はケース、21aはケースの前面、21bはケ
ースの底面、21cはケースの上面、22、23及び2
4は脱着構造部を構成している端子接続穴、係止溝及び
ロック穴、25は充電池であるバッテリーセル、26は
手動発電機、27は回転ハンドル、28は増速部、29
は交流発電部、33、37はマイクロコンピュータ、3
9はインフォメーション回路、41は液晶モニター部等
の液晶画面に表示される使用可能な間、51は増速部の
入力側回転軸、54はハンドル取付台、60、61は回
転ハンドルを構成している伸縮自在のベースアームとス
ライドアーム、62は支点ピンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AC16 AC73 AC78 AC79 5C026 EA00 EA04 EA10 5G003 AA07 BA01 CA11 CC02 DA06 DA12 EA01 EA05 FA01 FA08 GC05 5H030 AA03 AA06 AS06 AS11 BB10 BB12 DD20 DD27 FF41 FF52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器本体のバッテリー装着部に交換可
    能に装着され、回転ハンドルの手動回転によって充電池
    を充電することができる手動充電用のバッテリーパック
    と、 上記バッテリーパック内の充電池の充電量に基づく電子
    機器使用可能時間を上記機器本体の表示部に表示するイ
    ンフォメーション回路とを備えたことを特徴とする電子
    機器。
  2. 【請求項2】撮影部、モニター部及び/又はビューファ
    インダー部等の表示部が設けられたカメラ本体と、 上記カメラ本体に設けられたバッテリー装着部に交換可
    能に装着され、回転ハンドルによって手動で充電池を充
    電することができる手動充電用のバッテリーパックと、 上記バッテリーパック内の充電池の充電量に基づくビデ
    オカメラ使用可能時間を上記カメラ本体の表示部に表示
    するインフォメーション回路とを備えたことを特徴とす
    るビデオカメラ。
  3. 【請求項3】電子機器に対する脱着構造部がケースの底
    面側に配置され、 上記ケース内の底面側に充電池が配置され、 上記ケース内の上面側に上記充電池を充電する手動発電
    機が配置され、 上記ケースの上面の外側に上記手動発電機を手動で回転
    する回転ハンドルが配置されたことを特徴とする手動充
    電用のバッテリーパック。
  4. 【請求項4】上記回転ハンドルを上記ケースの上面の上
    方へ引き起した引き起し位置と、上記ケースの上面側へ
    折り畳んだ折り畳み位置との間で引き起し及び折り畳み
    自在に構成したことを特徴とする請求項3に記載の手動
    充電用のバッテリーパック。
  5. 【請求項5】上記回転ハンドルを伸縮自在に構成したこ
    とを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の手動充電
    用のバッテリーパック。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019026309A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 シャープ株式会社 電気掃除機
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