JP2003085127A - デュアルバスを有する半導体装置、デュアルバスシステム及びメモリ共有デュアルバスシステム並びにそれを用いた電子機器 - Google Patents

デュアルバスを有する半導体装置、デュアルバスシステム及びメモリ共有デュアルバスシステム並びにそれを用いた電子機器

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JP2003085127A
JP2003085127A JP2001274707A JP2001274707A JP2003085127A JP 2003085127 A JP2003085127 A JP 2003085127A JP 2001274707 A JP2001274707 A JP 2001274707A JP 2001274707 A JP2001274707 A JP 2001274707A JP 2003085127 A JP2003085127 A JP 2003085127A
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memory
bus
semiconductor device
speed bus
low
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Hidehiro Muneno
秀弘 宗野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低速バスクロックに律速されず、しかも複数
のバスマスタが同時にバスを専有できるデュアルバスシ
ステムを提供すること。 【解決手段】 システムLSI30には、低速バス40
に外部バスコントローラ70を介して接続されたバスス
レーブである第1の外部メモリ32と、高速バス42に
外部メモリコントローラ70を介して接続された他のバ
ススレーブである第2の外部メモリ34とが接続され
る。システムLSI30内には、低速バス40,外部バ
スコントローラ70を介して第1の外部メモリ32にア
クセスする第1のバススレーブ50,52と、高速バス
42,外部メモリコントローラ72を介して第2の外部
メモリ34にアクセスする第2のバスマスタ60,6
2,64とが設けられている。第1のバスマスタ50,
52は低速バス40,外部メモリコントローラ72を介
して第2の外部メモリ34にもアクセス可能とすること
ができ、こうして第2の外部メモリ34は第1,第2の
バスマスタに共有される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デュアルバスを有
する半導体装置、デュアルバスシステム及びメモリ共有
デュアルバスシステム並びにそれを用いた電子機器に関
する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】システム
LSIと称される半導体装置には、CPUの他に各種周
辺回路が1チップに搭載されている。この種のシステム
LSIにはバスラインが設けられ、そのバススレーブと
して外部メモリがシステムLSIに外部接続されると共
に、その外部メモリを共有する複数のバスマスタがシス
テムLSI内に配置される。バスマスタの一つはCPU
であり、他のバスマスタはDMAC(ダイレクト メモ
リ アクセス コントローラ)等である。
【0003】この場合、バスラインが1本であると、複
数のバスマスタの一つの動作速度が遅い場合には、その
遅いバスマスタの速度に合わせたバスクロックを使用せ
ざるを得なかった。
【0004】また、複数のバスマスタの一つにより1本
のバスラインが専有されている間は、他のバスマスタは
同時動作不可能となり、動作速度の遅いバスマスタに律
速されて、システムLSIのパフォーマンスが向上しな
いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、複数のバスマスタの同時
動作を、複数のバスマスタの動作速度に合わせて実施可
能とするデュアルバスを有する半導体装置、デュアルバ
スシステム及びそれを用いた電子機器を提供することに
ある。
【0006】本発明の他の目的は、外部メモリの少なく
とも一つを複数のバスマスタにて共有でき、その外部メ
モリにバスマスタの一つがアクセスしている間にて同時
に、他の外部メモリにバスマスタの他の一つがアクセス
することができる半導体装置、メモリ共有型デュアルバ
スシステム及びそれを用いた電子機器を提供することに
ある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、共有される外
部メモリに複数のメモリアクセス要求が競合した場合
に、優先処理基準に従って実行することができる半導体
装置、メモリ共有型デュアルバスシステム及びそれを用
いた電子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様に係る半
導体装置は、バススレーブである第1のメモリへのアク
セスを可能とする低速バスと、他のバススレーブである
第2のメモリへのアクセスを可能とする高速バスと、前
記低速バスを介して、前記第1のメモリにアクセスする
第1のバスマスタと、前記高速バスを介して、前記第2
のメモリにアクセスする少なくとも一つの第2のバスマ
スタと、を有することを特徴とする。
【0009】本発明の一態様によれば、第1,第2のバ
スマスタは、その動作速度に応じて低速バス、高速バス
と接続される。第1のバスマスタは低速バスを介して第
1のメモリにアクセスでき、これと非同期で第2のバス
マスタは高速バスを介して第2のメモリにアクセスでき
る。従って、第1,第2のバスマスタが同時にバスを専
有することができ、しかも高速対応の第2のバスマスタ
は低速バスクロックに律速されない高速バスクロックに
てデータ伝送が可能となる。
【0010】本発明の一態様では、低速バスクロック及
び高速バスクロックをそれぞれ生成する発振器をさらに
有することができる。
【0011】本発明の一態様に係る半導体装置では、前
記低速及び高速バスの双方と接続され、かつ前記第2の
メモリに接続されて、メモリアクセスクロックに従って
前記第2のメモリへのアクセス制御を実施するメモリコ
ントローラをさらに有することができる。このメモリコ
ントローラにより、前記第2のメモリに対して前記第1
及び第2のバスマスタの双方をアクセス可能とした。換
言すれば、第2のメモリは第1,第2のバスマスタに共
有される。
【0012】メモリコントローラにて用いられるメモリ
アクセスクロックは、低速バスクロック及び高速バスク
ロックをそれぞれ生成する発振器にて生成することがで
きる。
【0013】本発明の一態様では、前記メモリコントロ
ーラは、前記低速バス及び高速バスを介して入力される
メモリアクセス要求が競合した場合、前記高速バス経由
のメモリアクセス要求を優先処理することができる。
【0014】さらには、前記メモリコントローラは、前
記低速バス経由のメモリアクセス要求を処理する前に、
前記高速バス経由の複数のメモリアクセス要求を優先処
理することができる。
【0015】このように、前記メモリコントローラが複
数のメモリアクセス要求いずれかを優先処理する優先処
理基準を予め設定しておくことができる。さらには、そ
の優先処理基準を更新する更新手段をさらに設けても良
い。
【0016】更新手段をソフトウェアにて実現するに
は、前記第1のバスマスタが有する複数のメモリマップ
を利用することができる。このとき更新手段は、前記第
1のバスマスタが使用する前記複数のメモリマップの一
つにより想定されるメモリアクセス頻度に基づいて前記
優先処理基準を定義し、使用されるメモリマップが変更
される度に、前記優先処理基準を再定義すればよい。
【0017】更新手段をハードウェアにて構成するため
には、前記メモリコントローラは前記優先処理基準を格
納するレジスタを有すればよい。このとき更新手段は、
前記メモリアクセス要求の実績に基づいて、前記レジス
タ内の前記優先処理基準を更新する。
【0018】このような更新手段の具体例として、基準
時間内に入力された前記高速バス経由のメモリアクセス
要求と前記低速バス経由のメモリアクセス要求とをそれ
ぞれカウントするカウンタと、前記カウンタからの出力
に基づいて前記優先処理基準を変更する基準変更部とを
挙げることができる。
【0019】前記カウンタは、前記高速バス及び低速バ
ス経由のメモリアクセス要求の一方をカウントアップ
し、その他方をカウントダウンし、かつ前記基準時間毎
にリセットされるように構成できる。このとき基準更新
部は、前記カウンタが所定値をカウントアップまたはカ
ウントダウンした時に、前記優先処理基準を変更する。
【0020】優先処理基準の指標として、前記低速及び
高速バスを伝送されるデータに、該データの属性を示す
パラメータが付加することができる。このときメモリコ
ントローラは、前記優先処理基準の他、前記パラメータ
に基づいて、前記データの処理順位を決定することがで
きる。
【0021】前記パラメータの一例として前記データの
サイズを挙げることができる。この場合メモリコントロ
ーラは、例えば前記データのサイズが小さいものを優先
処理することができる。
【0022】前記パラメータの他の例として、前記デー
タのリアルタイム処理度を挙げることができる。この場
合メモリコントローラは、前記リアルタイム処理度が高
いものを優先処理することができる。
【0023】本発明の一態様に係る半導体装置では、前
記第1および第2のメモリのいずれか一方または双方
を、半導体装置に内蔵させても良いし、あるいは外部接
続しても良い。
【0024】本発明の一態様に係る半導体装置であっ
て、前記第2のメモリを前記半導体装置の外部に設けた
場合は次のように構成しても良い。すなわち、前記第1
のバスマスタが同時処理するビット数をNとしたとき、
前記メモリコントローラはN/2nビット(nは自然数
で、N/2nは4の倍数)ずつ、N/2n個の端子を介し
て、前記第2のメモリとの間でデータを入出力すること
ができる。こうして、外部に設けた第2のメモリとの接
続用端子数を削減することができる。
【0025】本発明の他の態様に係るデュアルバスシス
テムは、デュアルバスを有する半導体装置に第1の外部
メモリと第2の外部メモリとを接続することで構成でき
る。
【0026】本発明のさらに他の態様に係る電子機器
は、そのデュアルバスシステムを含んで構成することが
できる。
【0027】本発明の他の態様に係るメモリ共有型ュア
ルバスシステムは、メモリ共有型デュアルバスを有する
半導体装置に第1の外部メモリと第2の外部メモリとを
接続することで構成できる。
【0028】本発明のさらに他の態様に係る電子機器
は、そのメモリ共有型デュアルバスシステムを含んで構
成することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して具体的に説明する。
【0030】(電子機器の説明)本発明が適用される電
子機器としては、その詳細を後述するデュアルバスシテ
ム、あるいはメモリ共有型デュアルバスシステムが搭載
されたものであれば、その適用分野は問わない。
【0031】この種の電子機器の一例として、図1に示
すEメールホン10を挙げることができる。図1におい
て、このEメールホン10は、電話機本体12に、操作
部14、液晶表示装置(LCD)16、アンテナ18及
びハンドセット20を備えている。Eメールホン10で
の操作入力は、操作部14上の各種操作キーから入力す
るものの他、LCD16上のタッチパネルを利用するこ
ともできる。
【0032】(システムLSIの説明)図1に示す電子
機器10には、半導体装置であるシステムLSI30が
搭載され、そのブロック図が図2に示されている。この
システムLSIは、システムオンチップとも称され、C
PUとその周辺回路とを1チップ化したものである。
【0033】図2において、システムLSI30には例
えば2つの外部メモリとして、低速用の第1の外部メモ
リ32と、高速用の第2の外部メモリ34とが接続され
ている。第1の外部メモリ32は例えばSRAM、RO
Mなどが用いられ、第2の外部メモリ34として本実施
の形態では例えばSDRAM(シンクロナス ダイナミ
ック ランダム アクセス メモリ)が用いられてい
る。システムLSI30にはさらに、低速用バススレー
ブである第1の外部メモリ32へのアクセスを可能とす
る低速バス40と、高速用バススレーブである第2の外
部メモリ34へのアクセスを可能とする高速バス42と
を備えている。低速バス40のためのバスクロックの周
波数は例えば33〜66MHzであり、高速バス42の
ためのバスクロックの周波数は低速バス40よりも速い
例えば66〜133MHzである。
【0034】低速バス40のバスマスタ(第1のバスマ
スタ)として、CPU50、DMAC(ダイレクト メ
モリ アクセス コントローラ)52が設けられてい
る。この第1のバスマスタ(CPU50及びDMA5
2)は、低速バス40及び外部バスコントローラ70を
介して、低速バススレーブである第1の外部メモリ32
にアクセス可能である。
【0035】なお、低速バス40にはさらに、周辺バス
ブリッジ54及びDSP(デジタルシグナル プロセッ
サ)56等が接続されている。
【0036】高速バス42のバスマスタ(第2のバスマ
スタ)として、無線用MAC(メディア アクセス コ
ントローラ)60、インサーネット用MAC62、LC
Dコントローラ64が設けられている。この第2のバス
マスタ(無線用MAC60、インサーネット用MAC6
2及びLCDコントローラ64)は、高速バス42及び
外部メモリコントローラ72を介して、高速バススレー
ブである第2の外部メモリ34にアクセス可能である。
【0037】なお、これら第2のバスマスタ60,6
2,64も低速バス40に接続され、第2のバスマスタ
60,62,64とCPU50との間で、データ、アド
レス及びコマンド伝送が可能となっている。
【0038】このようなデュアルバスシステムにより、
第1のバスマスタの一つである例えばCPU50が低速
バス40及び外部バスコントローラ70を介して第1の
外部メモリ32にアクセスしている間も、第2のバスマ
スタ60,62,64の一つが高速バス42及び外部メ
モリコントローラ72を介して第2の外部メモリ34に
アクセスすることができる。しかも、第2のバスマスタ
60,62,64は、低速バス40の低速バスクロック
に律速されない高速バスクロックにてデータ伝送を実施
することができ、システムLSI30のパフォーマンス
が向上する。
【0039】ここで、第2のバスマスタ60,62,6
4は、第2の外部メモリ34にのみアクセス可能である
のに対して、第1のバスマスタ50,52(CPU50
のみでも可)は、第1及び第2の外部メモリ32,34
にアクセス可能である。
【0040】この場合、第1,第2のバスマスタが第2
の外部メモリ34を共有するメモリ共有型デュアルバス
システムが構築される。
【0041】周辺バスブリッジ54には周辺バス44が
接続されている。この周辺バス44には、割り込みコン
トローラ(INT)80、タイマーコトンローラ(TI
M)82、アナログ/デジタルコンバータ(ADC)8
4、PCカードインターフェース86、メモリカードイ
ンターフェース88、ウォッチ・ドック・タイマー(W
DT)90及びリアルタイムクロック(RTC)92が
接続されている。
【0042】このように、周辺バスブリッジ54を介し
て周辺バス44を設けることで、CPU50の周辺回路
の増設を1チップ内にて可能としている。
【0043】システムLSI30には、種々の周波数ク
ロックを生成する発振器としてフェース ロックド ル
ープ(PLL)94が設けられている。このPLL94
は、低速及び高速バス40,42のための低速、高速バ
スクロックを生成するものである。さらにPLL94
は、外部メモリコントローラ72にて用いられるメモリ
アクセスクロックを生成しているが、この点については
後述する。
【0044】(外部メモリコントローラの説明)図3
は、外部メモリコントローラ72のブロック図である。
図3において、この外部メモリコントローラ72は、メ
モリアクセス制御部100、レジスタ102及びレジス
タ内容更新回路104を有する。なお、レジスタ内容更
新回路104については後述する。メモリアクセス制御
部100は、PLL94からのメモリアクセスクロック
に従って、低速バス40または高速バス42を介して入
力されたメモリアクセス要求に基づいて、第2の外部メ
モリ34に対するデータリードまたはデータライトを制
御する。また、メモリアクセス制御部100は、複数の
メモリアクセス要求が競合する場合には、レジスタ10
2に予め記憶された優先処理基準に従って、複数のメモ
リアクセス要求に順番に応答する。なお、レジスタ10
2に記憶された優先処理基準は、過去のメモリアクセス
要求の実績などに基づいて、レジスタ内容更新回路10
4によって更新可能である。
【0045】(外部メモリコントローラの動作説明)図
4は、図2及び図3に示す外部メモリコントローラ72
にて実施される動作を説明するためのフローチャートで
あり、複数のメモリアクセス要求が競合した場合でも優
先処理基準に従って応答する動作例を示している。
【0046】図4に示すフローチャートでは、図3に示
すレジスタ102に格納された優先処理基準の初期値と
して、低速バス40経由の一つのメモリアクセス要求の
前に、高速バス42経由の複数のメモリアクセス要求を
優先処理する基準(HS−Bus:LS−Bus=2:
1)が格納された例を示している。なお、初期値の2:
1の比率は、例えば高速バスクロック周波数と低速バス
クロック周波数との比率などに基づいて初期設定でき
る。
【0047】図4のステップ1では、外部メモリコント
ローラ72に対してメモリアクセス要求があったか否か
が判断され、さらにその要求が一つであるか複数である
かが判断される。メモリアクセス要求が一つであれば、
メモリアクセス要求の競合がないので、そのメモリアク
セス要求をステップ2にて実行すればよい。
【0048】図4のステップ1にて複数のメモリアクセ
ス要求があった場合には、図4のステップ3にて、その
複数のメモリアクセス要求の種類が判別される。まず、
複数のメモリアクセス要求の全てが低速バス40経由で
あれば、図4のステップ4にて低速バス40経由の複数
のメモリアクセス要求の一つを実行する。この後、次の
ステップ5では「残りの要求有り?」の判断が必ずYE
Sとなるので、ステップ4に戻って残りのメモリアクセ
ス要求を実行する。以降は、ステップ5にて「残りの要
求有り?」の判断がNOとなるまでステップ4,5が繰
り返し実行される。
【0049】ここで、低速バス40経由の複数のメモリ
アクセス要求のうち、いずれのメモリアクセス要求を優
先するかの基準については、例えば以下のものを挙げる
ことができる。その一つはデータのサイズであり、他の
一つはデータのリアルタイム処理度である。
【0050】データサイズが、例えば8ビット、16ビ
ット、32ビット、64ビット、128ビット、256
ビットの6種類とした場合、そのデータサイズを3ビッ
トで符号化してメモリアクセス要求の先頭ビット側に設
けておくことができる。また、データのリアルタイム処
理度を例えば4段階に設定し、それを2ビットで符号化
して、データサイズと同様にメモリアクセス要求の先頭
ビット側に設けておくことができる。例えば、音声と画
像の各データが競合した場合、音声データを優先処理し
た方が好ましいので、音声データには画像データよりも
リアルタイム処理度を高く設定しておくことが好まし
い。
【0051】外部メモリアクセスコントローラ72は、
メモリアクセス要求が上記の通り競合した場合、そのデ
ータサイズ及びリアルタイム処理度を符号化したビット
情報に基づいて、その優先処理の順位を決定することが
できる。
【0052】この優先処理順位としては、例えば、デー
タサイズが小さいものほど優先し、リアルタイム処理度
の高いものほど優先して処理することができる。この優
先処理基準についても、図3に示すレジスタ102に格
納しておくことができる。
【0053】図4のステップ3にて、複数のメモリアク
セス要求の全てが高速バス42経由である場合には、図
4のステップ6,7を用いて、上記と同様に複数のメモ
リアクセス要求を一つずつ実行する。そして、この処理
は、ステップ7にて「残りの要求有り?」の判断がNO
となるまで繰り返される。なお、高速バス42経由のメ
モリアクセス要求が競合した場合の優先処理順位につい
ても、上述した通り例えばデータサイズ、リアルタイム
処理度などに基づいて決定することができる。
【0054】高速バス40経由の複数のメモリアクセス
要求が競合した場合の優先処理基準の他の例として、複
数の第2のバスマスタ60,62,64についてそれぞ
れ優先順位を予め設定しておいても良い。
【0055】図4のステップ3にて低速バス40及び高
速バス42経由のメモリアクセス要求が競合した場合に
ついて、図5も参照して説明する。図5は、メモリアク
セス要求A〜E(ここで、A〜Eはバスマスタの種別を
示す)がほぼ同時になされ、メモリアクセス要求Aに続
いて同一のバスマスタから次のメモリアクセス要求A2
が到達した競合状態を示している。図5において、メモ
リアクセス要求A〜Cは、高速バス42経由であり、そ
の優先処理順位はデータサイズ等に基づきA,B,Cの
順とする。メモリアクセス要求D,Eは低速バス40経
由であり、その優先処理順位はデータサイズ等に基づき
D,Eの順とする。図3のレジスタ102に格納された
優先処理基準に従って、図4のステップ8にて先ず高速
バス40経由のメモリアクセス要求が選択され、しかも
上述の通り第1優先順位のメモリアクセス要求Aが優先
処理される。
【0056】次に、図4のステップ9では、低速バス4
0経由及び高速バス42経由のメモリアクセス要求B〜
E,A2が残っているので、「両方」と判断される。
【0057】次に、図4のステップ10では、「高速バ
ス40経由のメモリアクセス要求を2回続けて実行済み
?」の判断がNOとなるため、ステップ8に戻って高速
バス40経由のメモリアクセス要求Bが、第2優先順位
にて実行される。
【0058】その後のステップ9でも、低速バス40経
由及び高速バス42経由のメモリアクセス要求C〜E,
A2が残っているので、「両方」と判断される。
【0059】次に、図4のステップ10では、「高速バ
ス40経由のメモリアクセス要求を2回続けて実行済み
?」の判断がYESとなるため、ステップ11にて低速
バス40経由のメモリアクセス要求Dが第3優先順位に
て実行される。
【0060】その後のステップ9でも、低速バス40経
由及び高速バス42経由のメモリアクセス要求C,E,
A2が残っているので、「両方」と判断される。
【0061】次に、図4のステップ10では、「高速バ
ス40経由のメモリアクセス要求を2回続けて実行済み
?」の判断がNOとなるため、ステップ8に戻って高速
バス40経由のメモリアクセス要求Cが、第4優先順位
にて実行される。
【0062】その後に、図4のステップ9でも、低速バ
ス40経由及び高速バス42経由のメモリアクセス要求
E,A2が残っているので、「両方」と判断される。
【0063】次に、図4のステップ10では、「高速バ
ス40経由のメモリアクセス要求を2回続けて実行済み
?」の判断がNOとなるため、ステップ8に戻って高速
バス40経由のメモリアクセス要求A2が、第5優先順
位にて実行される。その後のステップ9では、低速バス
40経由のメモリアクセス要求Eしか残っていないの
で、ステップ12にてメモリアクセス要求Eが第6優先
順位にて実行される。次のステップ13では、残りのメ
モリアクセス要求がなしと判断されるので、ステップ1
に戻って次のメモリアクセス要求を待機することにな
る。このようにして、図5に示す実行手順A,B,D,
C,A2,Eが定められている。 (優先処理基準の更新)図5のフローチャートは、図3
のレジスタ102に格納された初期値の優先処理基準に
基づいて、競合した複数のメモリアクセス要求を実行す
るものであった。
【0064】この優先処理基準は、例えばメモリアクセ
ス要求の実績に基づいて更新可能であり、そのための一
例が図3に示されている。
【0065】図3に示すレジスト内容更新回路104
は、カウンタ106及び基準変更部108を有する。カ
ウンタ106は、基準時間T内に入力され高速バス42
経由のメモリアクセス要求と前記低速バス40経由のメ
モリアクセス要求とをそれぞれカウントするものであ
る。このカウンタ106は、高速バス及び低速バス経由
のアクセス要求の一方をカウントアップし、その他方を
カウントダウンするように構成でき、かつ基準時間T毎
にリセットされる。
【0066】本実施の形態では例えば、基準時間T内の
高速バス42経由のメモリアクセス要求の度にカウント
アップ(+1)し、低速バス40経由のメモリアクセス
要求の度にカウントダウン(−1)するものとする。
【0067】この場合、基準更新部108は、カウンタ
106が基準時間T内に所定値(例えば+5)までカウ
ントアップしてオーバーフローを生じたときには、レジ
スト102内の高速、低速バス経由のメモリアクセス要
求の実行比率を、初期値の2:1から3:1に変更す
る。また基準更新部108は、カウンタ106が基準時
間T内に所定値(例えば−5)までカウントダウンして
アンダーフローを生じた時には、その実行比率を初期値
の2:1から1:1に変更する。
【0068】このように、基準時間T内での低速バス4
0または高速バス42経由のメモリアクセス要求の回数
に応じて、優先処理基準を変更することができる。
【0069】このような優先処理基準の更新は、上述し
たハードウェアによる手法に限らず、ソフトウェアの手
法を採用しても良い。ソフトウェアの手法では、外部メ
モリコントローラ72に設定される優先処理基準が、C
PU50からのプログラムによって定義される。この一
例として、CPU50のメモリマップを用いることがで
きる。CPU50は実行するアプリケーションソフト毎
に用意された複数のメモリマップを予め有している。各
メモリマップにはそのアプリケーションソフトの実行時
に使用するメモリの割り当てが定義されているので、実
行するアプリケーションソフト毎にCPU50が主メモ
リである第2の外部メモリ34にアクセスする頻度を想
定することができる。CPU50がその想定されるメモ
リアクセス頻度に基づいて、優先処理基準を2:1,
3:1,4:1などとプログラム上で再定義すること
で、外部メモリコントローラ72にて用いられる優先処
理基準をプログラム上にて変更することができる。
【0070】このように、例えばLCD16での表示期
間中には定期的にデータを扱うLCDコントローラ64
とは異なり、ネットワークに繋がるインサーネット用M
AC60等は、一度に大量のデータを扱う期間もあれ
ば、全くデータを扱わない期間もある。このように、状
況に応じて優先処理基準を変更することにより、各状況
で最適な処理を実現することができる。
【0071】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形
実施が可能となる。
【0072】例えば、第1のバスマスタ(例えばCPU
50)が同時処理するビット数をNとしたとき、外部メ
モリコントローラ72はN/2nビット(nは自然数
で、N/2nは4の倍数)ずつ、N/2n個の端子を介し
て、第2の外部メモリ34との間でデータを入出力する
ことができるように構成しても良い。具体的には、CP
U50の同時処理ビット数Nを例えば32ビットとす
る。このとき、8(n=2のとき32/4=8)個の端
子(図3に示す端子110)を介して、バースト転送な
どによって8ビットずつ4回繰り返して、計32ビット
データを入出力することができる。あるいは、n=1の
場合には、16(32/2=16)個の端子を介して、
16ビットずつ2回繰り返して計32ビットのデータを
入出力することができる。こうして、例えば32ビット
のデータ幅を8ビット、16ビット等に狭めることで、
システムLSIに設けられるデータ入出力端子数を削減
することができる。
【0073】また、上述した実施形態では第1,第2の
外部メモリを用いる構成を記載したが、これは、メモリ
交換を容易にするために適した構成である。これとは異
なり、これら第1,第2のメモリを共に半導体装置の内
部に配置する構成や、第1,第2のメモリの一方を半導
体装置の内部に、その他方を半導体装置の外部にそれぞ
れ設ける構成を採用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一例であるEメールホンの
概観図である。
【図2】図1の電子機器内に設けられるシステムLSI
のブロック図である。
【図3】図2中の外部メモリコントローラのブロック図
である。
【図4】図2中の外部メモリコントローラの動作を説明
するフローチャートである。
【図5】図2中の外部メモリコントローラにてデータが
競合した場合の優先処理手順の一例を説明する概略説明
図である。
【符号の説明】
10 Eメールホン 12 電話機本体 14 操作部 16 LCD 18 アンテナ 20 ハンドセット 30 システムLSI(半導体装置) 32 第1の外部メモリ(第1のメモリ:バススレー
ブ) 34 第2の外部メモリ(第2のメモリ:バススレー
ブ) 40 低速バス 42 高速バス 44 周辺バス 50 CPU(第1のバスマスタ) 52 ダイレクト メモリ アクセス コントローラ
(DMAC:第1のバスマスタ) 54 周辺バスブリッジ 56 DSP 60 無線用MAC(第2のバスマスタ) 62 インサーネット用MAC(第2のバスマスタ) 64 LCDコントローラ(第2のバスマスタ) 70 外部バスコントローラ 72 SDRAMコントローラ(外部メモリコントロー
ラ) 80 割り込みコントローラ(INT) 82 タイマーコトンローラ(TIM) 84 アナログ/デジタルコンバータ(ADC) 86 PCカードインターフェース 88 メモリカードインターフェース 90 ウォッチ・ドック・タイマー(WDT) 92 リアルタイムクロック(RTC) 94 フェース ロックド ループ(PLL) 100 外部メモリアクセス制御部 102 レジスタ 104 レジスタ内容更新回路 106 カウンタ 108 基準変更部 110 端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月6日(2002.8.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】本発明の他の態様に係るメモリ共有型
アルバスシステムは、メモリ共有型デュアルバスを有す
る半導体装置に第1の外部メモリと第2の外部メモリと
を接続することで構成できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】高速バス42のバスマスタ(第2のバスマ
スタ)として、インサーネット用MAC(メディア ア
クセス コントローラ)60、無線用MAC62、LC
Dコントローラ64が設けられている。この第2のバス
マスタ(インサーネット用MAC60、無線用MAC6
及びLCDコントローラ64)は、高速バス42及び
外部メモリコントローラ72を介して、高速バススレー
ブである第2の外部メモリ34にアクセス可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10 Eメールホン 12 電話機本体 14 操作部 16 LCD 18 アンテナ 20 ハンドセット 30 システムLSI(半導体装置) 32 第1の外部メモリ(第1のメモリ:バススレー
ブ) 34 第2の外部メモリ(第2のメモリ:バススレー
ブ) 40 低速バス 42 高速バス 44 周辺バス 50 CPU(第1のバスマスタ) 52 ダイレクト メモリ アクセス コントローラ
(DMAC:第1のバスマスタ) 54 周辺バスブリッジ 56 DSP 60 インサーネット用MAC(第2のバスマスタ) 62 無線用MAC(第2のバスマスタ) 64 LCDコントローラ(第2のバスマスタ) 70 外部バスコントローラ 72 SDRAMコントローラ(外部メモリコントロー
ラ) 80 割り込みコントローラ(INT) 82 タイマーコトンローラ(TIM) 84 アナログ/デジタルコンバータ(ADC) 86 PCカードインターフェース 88 メモリカードインターフェース 90 ウォッチ・ドック・タイマー(WDT) 92 リアルタイムクロック(RTC) 94 フェース ロックド ループ(PLL) 100 外部メモリアクセス制御部 102 レジスタ 104 レジスタ内容更新回路 106 カウンタ 108 基準変更部 110 端子
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/78 G06F 15/78 510G

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バススレーブである第1のメモリへのア
    クセスを可能とする低速バスと、他のバススレーブであ
    る第2のメモリへのアクセスを可能とする高速バスと、
    前記低速バスを介して、前記第1のメモリにアクセスす
    る第1のバスマスタと、前記高速バスを介して、前記第
    2のメモリにアクセスする少なくとも一つの第2のバス
    マスタと、 を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 低速バスクロック及び高速バスクロックをそれぞれ生成
    する発振器をさらに有することを特徴とする半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記低速及び高速バスの双方と接続され、かつ前記第2
    のメモリに接続されて、メモリアクセスクロックに従っ
    て前記第2のメモリへのアクセス制御を実施するメモリ
    コントローラをさらに有し、前記メモリコントローラに
    より、前記第2のメモリに対して前記第1及び第2のバ
    スマスタの双方をアクセス可能としたことを特徴とする
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 低速バスクロック、高速バスクロック及び前記メモリア
    クセスクロックをそれぞれ生成する発振器をさらに有す
    ることを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 前記メモリコントローラは、前記低速バス及び高速バス
    を介して入力されるメモリアクセス要求が競合した場
    合、前記高速バス経由のメモリアクセス要求を優先処理
    することを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記メモリコントローラは、前記低速バス経由のメモリ
    アクセス要求を処理する前に、前記高速バス経由の複数
    のメモリアクセス要求を優先処理することを特徴とする
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、 前記メモリコントローラが複数のメモリアクセス要求い
    ずれかを優先処理する優先処理基準が予め設定され、前
    記優先処理基準を更新する更新手段をさらに有すること
    を特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記第1のバスマスタは複数のメモリマップを有し、 前記更新手段は、前記第1のバスマスタが使用する前記
    複数のメモリマップの一つにより想定されるメモリアク
    セス頻度に基づいて前記優先処理基準を定義し、使用さ
    れるメモリマップが変更される度に、前記優先処理基準
    を再定義することを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 前記メモリコントローラは前記優先処理基準を格納する
    レジスタを有し、 前記更新手段は、前記メモリアクセス要求の実績に基づ
    いて、前記レジスタ内の前記優先処理基準を更新するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記更新手段は、 基準時間内に入力された前記高速バス経由のメモリアク
    セス要求と前記低速バス経由のメモリアクセス要求とを
    それぞれカウントするカウンタと、 前記カウンタからの出力に基づいて前記優先処理基準を
    変更する基準変更部と、 を有することを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記カウンタは、前記高速バス及び低速バス経由のメモ
    リアクセス要求の一方をカウントアップし、その他方を
    カウントダウンし、かつ前記基準時間毎にリセットさ
    れ、 前記基準更新部は、前記カウンタが所定値をカウントア
    ップまたはカウントダウンした時に、前記優先処理基準
    を変更することを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 請求項3乃至11のいずれかにおい
    て、 前記低速及び高速バスを伝送されるデータには、該デー
    タの属性を示すパラメータが付加され、前記メモリコン
    トローラは、前記優先処理基準の他、前記パラメータに
    基づいて、前記データの処理順位を決定することを特徴
    とする半導体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記パラメータは前記データのサイズであり、 前記メモリコントローラは、前記データのサイズが小さ
    いものを優先処理することを特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記パラメータは、前記データのリアルタイム処理度で
    あり、 前記メモリコントローラは、前記リアルタイム処理度が
    高いものを優先処理することを特徴とする半導体装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかにおい
    て、 前記第1および第2のメモリのいずれか一方または双方
    が、前記半導体装置の内部に配置されていることを特徴
    とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 請求項3乃至14のいずれかにおい
    て、 前記第2のメモリが前記半導体装置の外部に設けられ、 前記第1のバスマスタが同時処理するビット数をNとし
    たとき、前記メモリコントローラはN/2nビット(n
    は自然数で、N/2nは4の倍数)ずつ、N/2 n個の端
    子を介して、外部の前記第2のメモリとの間でデータを
    入出力することを特徴とする半導体装置。
  17. 【請求項17】 請求項1または2に記載の前記低速バ
    ス及び前記高速バスを有する半導体装置と、 前記半導体装置の前記低速バスを介してアクセスされる
    第1の外部メモリと、 前記半導体装置の前記高速バスを介してアクセスされる
    第2の外部メモリと、 を有することをデュアルバスシステム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のデュアルバスシス
    テムを有することを特徴とする電子機器。
  19. 【請求項19】 請求項3乃至14のいずれかに記載の
    前記低速バス、前記高速バス及びメモリコントローラを
    有する半導体装置と、 前記半導体装置の前記低速バスを介してアクセスされる
    第1の外部メモリと、 前記半導体装置の前記低速及び高速バスと前記メモリコ
    ントローラを介してアクセスされる第2の外部メモリ
    と、 を有することをメモリ共有デュアルバスシステム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載のメモリ共有デュア
    ルバスシステムを有することを特徴とする電子機器。
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