JP2002342266A - データプロセッサ - Google Patents

データプロセッサ

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JP2002342266A
JP2002342266A JP2001142498A JP2001142498A JP2002342266A JP 2002342266 A JP2002342266 A JP 2002342266A JP 2001142498 A JP2001142498 A JP 2001142498A JP 2001142498 A JP2001142498 A JP 2001142498A JP 2002342266 A JP2002342266 A JP 2002342266A
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fifo
input
memory
clock signal
data processor
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JP2001142498A
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Michihiro Horiuchi
通博 堀内
Katsumi Iwata
克美 岩田
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
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Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
    • G06F5/10Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor having a sequence of storage locations each being individually accessible for both enqueue and dequeue operations, e.g. using random access memory
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F15/00Digital computers in general; Data processing equipment in general
    • G06F15/76Architectures of general purpose stored program computers
    • G06F15/78Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit
    • G06F15/7839Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with memory
    • G06F15/7842Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with memory on one IC chip (single chip microcontrollers)
    • G06F15/786Architectures of general purpose stored program computers comprising a single central processing unit with memory on one IC chip (single chip microcontrollers) using a single memory module

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入出力回路のためのFIFOバッファによる
チップ面積増大を抑える。 【解決手段】 データプロセッサ(1)は、中央処理装
置(2)と、中央処理装置によりアクセス可能なメモリ
(5)と、複数の入出力回路(12,13)と、メモリ
を複数の入出力回路のFIFOバッファとして動作させ
るFIFO制御回路(6)とを有する。FIFO制御回
路は、FIFOバッファとして利用する複数のメモリ領
域をエリア指定手段で規定し、規定されるメモリ領域毎
にリードアクセス及びライトアクセスのためのアドレス
情報をアドレスポインタ手段で保持し、入出力回路から
の要求に応答して、所定のメモリ領域を、前記アドレス
ポインタ手段を用いて、FIFO動作させる制御手段
と、を含む。メオンチップメモリとFIFO制御回路で
実現されるバッファにより入出力回路専用のFIFOバ
ッファが不要になり、チップ面積を縮小でき、コスト低
減が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータもしくはマイクロプロセッサなどと称されるデータ
プロセッサのオンチップ周辺回路若しくは入出力回路の
ためのFIFO(First-In First-Out)バッファ機能に
関し、例えば高速データ通信もしくは高速データ入出力
制御用の入出力回路若しくは周辺回路を搭載したシング
ルチップマイクロコンピュータに適用して有効な技術に
関数する。
【0002】
【従来の技術】機器制御用途のデータプロセッサ等で
は、USB(Universal Serial Bus)、MMC(Multim
edia Card)、IrDA(Infrared Data Associatio
n)、UART(Universal Asynchronous Receive-Tran
sceiver)に代表されるSCI(Serial Communication
Interface)、IIC(Inter IC Bus)等のインタフェ
ースコントローラのオンチップ化が進んでいる。これら
のインタフェースコントローラが高速、大容量データ転
送に対応するにはFIFOバッファを搭載する必要があ
る。例えばインタフェースコントローラは所定の転送レ
ートで外部からのデータを順次入力し、順次入力したデ
ータの取りこぼしが無いように、入力データのデータバ
ッファとしてFIFOバッファを用いる。FIFOバッ
ファの記憶容量は有限であり比較的小さいから、CPU
のデータ処理能力とデータ入力レートとの間に比較的大
きなギャップがある場合には、FIFOバッファのよう
なデータバッファだけではそのギャップを埋めることは
できない。そこで、FIFOバッファに取り込んだデー
タを更にRAMに転送し、RAMに蓄えたデータをCP
Uが処理せざるを得ない場合がある。特に近年は、他の
システムデバイスとのデータ送受信速度の高速化、並び
に転送データの大容量化が進んでおり、CPUによるデ
ータ処理が間に合わなくなることを防止するためには大
容量のFIFOが必要となってきている。
【0003】尚、FIFOバッファを採用した周辺回路
について記載された文献の例として特開平2−1683
18号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、データ
プロセッサにオンチップされる入出力インタフェース回
路の数が増えると、入出力インタフェース回路毎に専用
のFIFOバッファを搭載する必要があるため、チップ
面積の増大を招いてしまう。
【0005】また、第1の入出力インタフェースモジュ
ールからデータを入力し、入力データを処理して第2の
入出力インタフェースモジュールから外部に供給する場
合、第1の入出力インタフェースモジュールで受信した
データを逐次FIFOバッファからRAMに転送し、C
PUは転送されたRAMのデータをリードして演算処理
を行い、演算結果をRAMにライトする。RAMにライ
トされたデータは第2のインタフェースモジュールのF
IFOバッファに転送されて、その他のデバイスへデー
タ送信される。このとき、FIFOバッファとRAMと
の間のデータ転送はCPU或はDMACなどを用いて行
わなければならない。この転送処理は、CPUが受信デ
ータを処理するためのRAMアクセスとは別のメモリア
クセス動作になる。CPUやDMACがバスを用いてそ
のようなデータ転送処理も行うことになれば、そのよう
なデータ転送のためにCPU又はDMACが占有される
時間が長くなり、全体としてシステムのデータ処理速度
が低下してしまう。
【0006】本発明の目的は、入出力回路もしくは周辺
回路のためのFIFOバッファによるチップ面積増大を
抑えることができるデータプロセッサを提供することに
ある。
【0007】本発明の別の目的は、入出力回路のFIF
OバッファとRAMのようなオンチップメモリとの間の
データ転送処理によりデータ処理能力の低下するのを抑
制することができるデータプロセッサを提供することに
ある。
【0008】本発明の更に別の目的は、入出力回路のF
IFOバッファとRAMのようなオンチップメモリとの
間のデータ転送処理を不要にすることができるデータプ
ロセッサを提供することにある。
【0009】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0011】〔1〕《RFU・エリア指定》本発明に係
るデータプロセッサは、中央処理装置と、前記中央処理
装置によりアクセス可能なメモリ(5)と、複数の入出
力回路(12、22、13、17)と、前記メモリを前
記複数の入出力回路のFIFOバッファとして動作させ
るFIFO制御回路(6)とを1個の半導体チップに含
む。
【0012】前記FIFO制御回路は、前記FIFOバ
ッファとして利用する複数のメモリ領域を規定するエリ
ア指定手段(BAR、DTCRのFIFIサイズ指定フ
ィールド)と、前記エリア指定手段で規定されるメモリ
領域毎にリードアクセス及びライトアクセスのためのア
ドレス情報を保持するアドレス手段例えばアドレスポイ
ンタ手段(RAR、WAR)と、前記複数の入出力回路
の1つからの要求に応答して、所定のメモリ領域を、前
記アドレスポインタ手段を用いて、FIFO動作させる
制御手段と、を含んで構成される。
【0013】前記入出力回路として、例えば、シリアル
コミュニケーションインタフェースコントローラ、ユニ
バーサルシリアルバスコントローラ、パルスワイズモジ
ュレーション回路、タイマ回路、アナログディジタルコ
ンバータ、ディジタルアナログコンバータの中から選ば
れた複数個の回路を備える。
【0014】上記より、オンチップメモリとFIFO制
御回路で実現されるRAMバッファにより入出力回路専
用のFIFOバッファが不要になる。専用FIFOが不
要となることによるチップ面積を縮小でき、コスト低減
が可能になる。このRAMバッファはエリア指定手段で
規定されるメモリ領域に対してFIFO動作されるか
ら、入出力回路とメモリ領域との間のデータ転送にCP
Uのアクセス動作又はDMACによるデータ転送制御動
作を要しない。
【0015】〔2〕《プログラマブル指定》前記エリア
指定手段による指定は固定であっても可変であってもよ
い。例えば、前記エリア指定手段は、前記複数のメモリ
領域をプログラマブルに指定可能な記憶手段である。指
定内容が可変可能であれば、転送データ構造に応じたF
IFO容量をメモリ容量の制約の範囲で所望に設定可能
になる。或いは、CPUによるメモリの使用状況に応じ
てRAMバッファのメモリ領域を最適に割り当てること
が容易になる。
【0016】前記FIFO制御回路は、前記エリア指定
手段で規定された前記複数のメモリ領域のそれぞれに対
する利用を前記複数の入出力回路に対してそれぞれ指定
する入出力回路指定手段を更に備えてよい。入出力回路
指定手段による指定は固定であっても可変であってもよ
い。可変であれば、前記エリア指定手段で規定されるF
IFOバッファとして利用可能な少数のメモリ領域を多
くの入出力回路で共用することができる。例えば、前記
入出力回路指定手段は、前記入出力回路をプログラマブ
ルに指定可能な記憶手段である。
【0017】特に、RAMバッファのメモリ領域に対す
るリードアクセスとライトアクセスの夫々に対してプロ
グラマブルに入出力回路を指定可能にしてよい。例え
ば、前記入出力回路指定手段は、夫々のメモリ領域に対
しリード動作で利用する入出力回路の指定情報とライト
動作で利用する入出力回路の指定情報とを別々に且つプ
ログラマブルに設定可能な記憶手段である。これによ
り、前記エリア指定手段で規定される一つのメモリ領域
に対し、一の入出力回路のデータをライトし、ライトデ
ータを中央処理装置がリードして演算処理し、演算処理
結果をそのメモリ領域にライトし、ライトされた演算処
理結果を他の入出力回路がリードするという利用が可能
になる。要するに、一つのメモリ領域をリードとライト
で別々の入出力回路で利用することができる。一つのメ
モリ領域をリード・ライト別々に複数の入出力回路のF
IFOバッファとして使用することが可能でるから、一
つのメモリ領域のFIFOデータを複数の入出力回路で
共有することが可能となる。これにより、入出力回路間
で中央処理装置による処理を行うことなくデータを転送
することが可能となり、入出力回路間でのデータの高速
連続転送が可能となる。
【0018】前記エリア指定手段及び入出力回路指定手
段は中央処理装置によりアクセス可能なレジスタ手段に
よって構成することができる。
【0019】〔3〕上記プログラマブル指定に関する更
に具体的な態様について述べる。前記前記エリア指定手
段には、ベースアドレスとサイズ情報によって前記メモ
リ領域を規定するレジスタ手段(BAR,DTCR)を
採用してよい。
【0020】前記アドレスポインタ手段には、前記ベー
スアドレスに対するリード用オフセットアドレス情報を
保持するリードアドレスポインタ(RAR)と、前記ベ
ースアドレスに対するライト用オフセットアドレス情報
を保持するライトアドレスポインタ(WAR)と採用し
てよい。
【0021】CPUにとって前記RAMバッファのメモ
リ領域はランダム・アクセス可能なメモリ領域である。
CPUがそのメモリ領域をFIFOとして容易に認識で
きるようにすることを考慮する。例えば、前記FIFO
制御回路に、前記ベースアドレスに前記リード用オフセ
ットアドレス情報を加算したメモリアドレスをリード先
頭アドレスとして保持し、前記ベースアドレスにライト
用オフセットアドレス情報を加算したメモリアドレスを
ライト先頭アドレスとして保持するメモリアドレスレジ
スタ手段(NRA,NWA)を設け、前記メモリアドレ
スレジスタ手段を前記中央処理装置によりアクセス可能
にする。CPUは、前記メモリ領域をFIFO形式でア
クセスするとき、そのメモリアドレスレジスタ手段をア
クセスすることにより、FIFOのリード先頭アドレ
ス、ライト先頭アドレスを直接得ることができ、ベース
アドレス、リード用オフセットアドレス情報、ライト用
オフセットアドレス情報をアクセスし、一々演算処理を
行うことを要しない。
【0022】また、前記FIFO制御回路に、リード可
能な有効データ数及びライト可能な空きエリアの数を示
すデータ数レジスタ手段(DATAN,FREEN)を
設け、前記データ数レスレジスタ手段を前記中央処理装
置によりアクセス可能にする。これにより、CPUが前
記メモリ領域をFIFO形式でアクセスするとき、エン
プティ状態に至るまでの読み出し可能なデータ数、フル
状態に至るまでの書き込み可能なデータ数を、いちいち
取得する演算処理を行うことを要しない。
【0023】〔4〕《競合制御》前記メモリはFIFO
専用であってもよいし、メインメモリのように前記中央
処理装置のアドレス空間に配置されていてもよい。後者
の場合、前記中央処理装置、FIFO制御回路及びメモ
リは共通バスに接続する。
【0024】前記制御手段は、複数のFIFO動作の要
求が競合したとき、優先順位にしたがって優先順位の高
い要求を受付けることにより、前記要求の競合を調停す
ることができる。
【0025】前記FIFO制御回路は前記複数の入出力
回路の1つからのFIFO動作の要求に対し、バス制御
手段にバス権の獲得をリクエストし、バス権の獲得後に
FIFO動作を起動することにより、共通バスに関する
バス権の調停を行うことができる。
【0026】〔5〕《CPUクロック制御》前記入出力
回路からの要求に応答して前記FIFO制御回路がFI
FO動作を開始するには、FIFO制御回路はCPUか
らバス権を獲得しなければならず、それまでにCPU
は、途中の演算処理を終了することが必要である。この
バスサイクル待ち時間が長いと、入出力回路からの周期
的な要求に答えてFIFO動作を行うことができない。
例えば、12Mbpsでデータ受信を行う通信系入出力
回路を想定したとき、1バイト当たり667nsでデー
タ受信を行い、これは、20MHzで動作するデータプ
ロセッサにおいて13サイクル毎に1バイトデータを処
理するのと等価である。低消費電力モードのような動作
モードにおいてCPUの動作クロック周波数が低くされ
ているとき、前記バスサイクル待ち時間として許容され
るCPUの動作サイクル数は上記13サイクルよりも少
なくなり、CPUの動作速度をそのままの状態にしてい
ては、受信データの取りこぼしを生ずる虞がある。そこ
で、前記中央処理装置の動作クロック信号を制御するク
ロック制御回路として、前記FIFO制御回路が入出力
回路からの要求に応答してFIFO動作を制御すると
き、中央処理装置の動作クロック信号を選択可能な範囲
で高速動作クロック信号に変更可能な構成を採用する。
これにより、前記FIFO制御回路が入出力回路からの
要求に応答してFIFO動作を行うとき、CPUは高速
動作するから、バス権獲得までにCPUが処理できる演
算処理量が増し、バスサイクル待ち時間を短縮できる。
これにより、受信データの取りこぼしに代表されるよう
な、FIFO動作の追従遅れを防止することができる。
【0027】具体的な態様として、第1周波数の第1ク
ロック信号と第1周波数よりも周波数の低い第2周波数
の第2クロック信号とを出力可能な前記クロック発生回
路を有し、前記クロック制御回路は、前記中央処理装置
に供給する動作クロック信号として第1クロック信号又
は第2クロック信号を選択可能であり、第2クロック信
号を選択している状態において、前記FIFO制御回路
が入出力回路からの要求に応答してFIFO動作を行う
とき、第2クロック信号を第1クロック信号に変更す
る。
【0028】前記FIFO制御回路は、第1クロック信
号又はその第1クロック信号の第1周波数よりも高い第
3周波数の第3クロック信号に同期動作されるのが最良
である。
【0029】〔6〕上記CPUのクロック制御はFIF
O制御回路をバスマスタとするときだけでなく、その他
のバスマスタ手段によるバス権獲得に際しても適用する
ことが可能である。即ち、データプロセッサは、中央処
理装置と、前記中央処理装置の動作クロック信号を制御
するクロック制御回路と、中央処理装置に代えてバス権
を獲得するバスマスタ手段とを1個の半導体チップに含
み、前記クロック制御回路は、前記バスマスタ手段によ
るバス権獲得の可能性に応答して、中央処理装置の動作
クロック信号を、選択可能な範囲で高速動作クロック信
号に変更する制御を行う。
【0030】この構成のデータプロセッサが、前記中央
処理装置によってアクセス可能なメモリと、前記中央処
理装置の複数の周辺回路とを更に備えるとき、前記バス
マスタ手段として、前記メモリと前記周辺回路に接続さ
れ、前記メモリを前記周辺回路のFIFOバッファとし
て動作させるFIFO制御回路を採用可能である。前記
FIFO制御回路は、前記FIFOバッファとして利用
する複数のメモリ領域を規定するエリア指定手段と、前
記エリア指定手段で規定されるメモリ領域毎にリードア
クセス及びライトアクセスのためのアドレス情報を保持
するアドレスポインタ手段と、前記周辺回路からの要求
に応答して、所定のメモリ領域を、前記アドレスポイン
タ手段を用いて、FIFO動作させる制御手段と、を含
んでよい。
【0031】前記FIFO制御回路には、前記エリア指
定手段で規定された前記複数のメモリ領域を利用する周
辺回路を指定する入出力回路指定手段を含め、前記制御
手段には、前記入出力回路指定手段で指定された入出力
回路からの要求に応答して、その入出力回路が利用する
メモリ領域を、前記アドレスポインタ手段を用いて、F
IFO動作させる機能を実現してよい。
【0032】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係るデータプロ
セッサ1の一例が示される。同図に示されるデータプロ
セッサ1は、例えばCMOS集積回路製造技術により単
結晶シリコンのような1個の半導体基板(半導体チッ
プ)に形成される。
【0033】データプロセッサ1は、中央処理装置(C
PU)2、DMAコントローラ(DMAC)3、CPU
2の処理プログラムなどを格納するプログラムメモリで
あるリードオンリメモリ(ROM)4、CPU2の作業
領域並びにデータの一時記憶に利用されるランダムアク
セスメモリ(RAM)5、FIFO制御回路(RFU)
6、バスコントローラ7、クロック発生回路(CPG)
8、クロック制御回路(CCNT)9、割込みコントロ
ーラ10、タイマカウンタ(TMR)11、シリアルコ
ミュニケーションインタフェースコントローラ(SC
I)12、ユニバーサルシリアルバスコントローラ(U
SB)13、CRC演算器14、ディジタルアナログ変
換器(D/A)15、アナログディジタル変換器(A/
D)16、メモリカードインタフェースコントローラ
(MCIFC)17、パルスワイズモジュレータ(PW
M)18、キーボードバッファコントローラ19、ウォ
ッチドッグタイマ(WDT)20、フリーランニングタ
イマ(FRT)21、暗号演算器(DES)22及び入
出力ポート23〜25を有する。前記CPU2、DMA
C3、ROM4、RAM5、RFU6及びバスコントロ
ーラ7はCPUバス28に接続される。このCPUバス
28はバスコントローラ7を介して周辺バス29にイン
タフェースされ、周辺バス29には、周辺回路として、
前記割込みコントローラ10、TMR11、SCI1
2、USB13、CRC演算器14、D/A15、A/
D16、MCIFC17、PWM18、キーボードバッ
ファコントローラ19、WDT20、FRT21、及び
暗号演算器22が接続される。前記CPUバス28及び
周辺バス29は夫々、データバス、アドレスバス及び制
御信号バスを含んでいる。前記周辺バス29は入出力ポ
ート23を介して外部バス(図示せず)とインタフェー
スされ、CPUバス28はバスコントローラ7を介して
周辺バス29更には入出力ポート23を介して外部バス
とインタフェースされる。入出力ポート24,25は周
辺回路のための外部インタフェースバッファとして機能
される。例えば、SCI12の所定の通信チャネルにお
けるデータ受信端子とデータ送信端子は入出力ポート2
5の所定のポートに割り当てられる。
【0034】データプロセッサ1においてバスマスタモ
ジュールは、前記CPU2、DMAC3,及びRFU6
である。前記CPU2は、例えばROM4から命令をフ
ェッチし、取り込んだ命令を解読する命令制御部と、命
令制御部による命令解読結果に従って汎用レジスタや算
術論理演算器などを用いて演算処理を行なう実行部とを
有する。DMAC3はCPU2によりデータ転送条件が
初期設定され、周辺回路などからのデータ転送要求に応
答して、データ転送制御を行う。
【0035】前記RFU6は、CPU2による初期設定
に従い、前記RAM5を、周辺回路、例えばSCI1
2、USB13、MCIFC17、及びDES22のF
IFOバッファとして動作させることが可能な制御回路
である。前記周辺回路SCI12、USB13、MCI
FC17、及びDES22からRFU6へRAM5をF
IFOバッファとして動作させる起動信号(リクエスト
信号)及びそれに対する承認信号(アクノレッジ信号)
は信号群30で総称される。RFU6はFIFOバッフ
ァ動作の要求があると、バスコントローラ7に対してバ
スリクエスト信号31でバス権を要求し、それに対して
バスアクノレッジ信号32で承認を得てから、起動要求
元の周辺回路のために、RAM5をFIFOバッファと
して動作させるためのポインタ制御とダイレクトメモリ
アクセス制御を行う。要するにRFU6は、DMA転送
制御機能とFIFOポインタ制御機能が融合された機能
ブロックとして動作する。その詳細については後述す
る。
【0036】前記周辺回路であるSCI12、USB1
3、MCIFC17及びDES22の動作速度は、何れ
も、外部との情報インタフェース速度が直接的或いは間
接的に影響を与える。例えば、SCI12、USB1
3、MCIFC17の場合、データ受信のボーレートに
対してデータの取りこぼしを生じないように受信データ
を蓄積していかなければならない。DES22の場合、
送信データに対し送信速度に間に合うように暗号化演算
等を行っていかなければならない。
【0037】バスコントローラ7は、バスマスタモジュ
ールであるCPU2、RFU6、DMAC7、及び外部
バスマスタとの間のバス権要求の競合に対する調停を行
う。調停論理は例えば優先順位に基づく調停制御であ
る。調停の結果、バス権が与えられたバスマスタモジュ
ールは、バスコマンドを出力し、バスコントローラ7
は、このバスコマンドに基づいてバスの制御を行なう。
バスコントローラ7は、バスマスタモジュールの出力す
るアドレス信号がデータプロセッサ1の外部アドレス空
間を意味する場合には、入出力ポート23を介して外部
にアドレス信号及びアクセスストローブ信号を出力す
る。
【0038】割り込みコントローラ10は、周辺バス2
9に接続されるSCI12等の回路モジュールから出力
される割込み要求信号(図示せず)を入力し、入力され
た割込み要求信号に対して優先制御及びマスク制御を行
って、割り込み要求を受け付ける。割込みコントローラ
10は、割込みを受付けると、CPU2に割込要求信号
(図示せず)を出力する。CPU2に割込要求信号が与
えられると、CPU2は実行中の処理を中断して、割込
み要因に応じた所定の処理ルーチンに分岐する。分岐先
の処理ルーチンの最後では、復帰命令が実行され、この
命令を実行することによって前記中断した処理が再開可
能にされる。
【0039】その他にデータプロセッサ1は電源端子と
して、グランドレベル(Vss)及び電源電圧レベル
(Vcc)などの外部端子を有し、その他に専用制御端
子として、リセット入力(RES)、スタンバイ(入力
STBY)、モード制御入力(MD0、MD1)、クロ
ック入力(EXTAL、XTAL)の各端子を有する。
【0040】前記CPG8は、特に制限されないが、端
子EXTAL、XTALに接続される水晶発振子または
EXTAL端子に入力される外部クロック信号に基づい
てクロック信号φ1(第1クロック信号)とその分周信
号φ2(第2クロック信号)を生成する。クロック制御
回路9はデータプロセッサ1の動作モードそして内部の
動作状態に応じてクロック信号φ1又はφ2を選択して
基準クロック(システムクロック)φとし、これを例え
ばCPU2の動作クロック信号として与える。特に制限
されないが、信号群30を介してRFU6に接続される
SCI12、USB13、MCIFC17、DES22
は高速インタフェース動作を行うことが予定され、その
同期動作クロック信号として前記クロック信号φ1が供
給され、これに応じてRFU6には動作クロック信号と
して前記クロック信号φ1が供給される。キーボードバ
ッファコントローラ19、D/A15、A/D16には
低速のクロック信号φ2が同期クロック信号として供給
される。
【0041】データプロセッサ1にリセット信号RES
が与えられると、CPU2等のオンチップ回路モジュー
ルはリセット状態とされる。このリセット信号RESに
よるリセット状態が解除されると、CPU2は所定のス
タートアドレスから命令をリードし、プログラムの実行
を開始し、それに従って、例えば、RAM5からデータ
をフェッチし、フェッチしたデータの演算処理を行い、
処理結果に基づいて、USB13やSCI12などを使
用して、外部と信号入出力を行って、各種の機器制御を
行う。
【0042】図2には前記RFU6の一例が示される。
RFU6は、特に制限されないが、CH0〜CH7の8
個のFIFOチャネルを有する。各FIFOチャネル
は、ベースアドレスレジスタBAR、リードアドレスポ
インタRAR、ライトアドレスポインタWAR、テンポ
ラリポインタTMR、有効データバイト数レジスタDA
TAN、リード先頭アドレスレジスタNRA、ライト先
頭アドレスレジスタNWA、データ転送コントロールレ
ジスタDTCR、データ転送ステータスレジスタDTS
TRC、データ転送IDレジスタDTIDRを有する。
【0043】BAR、RAR、WAR、TMOの4つの
レジスタ/ポインタの値が、RFUバスサイクル時にR
AMアドレスに変換される。これらのレジスタ/ポイン
タはCPU命令でリード/ライトが可能である。また、
それらレジスタ/ポインタBAR,RAR,WARの内
容に基づく演算結果が、DATAN、FREEN、NR
A、NWAの4つのレジスタの値に反映され、それらは
CPU命令でリードすることが可能である。
【0044】RFU6は、全体を制御すための制御回路
40を有し、全体的な制御のための制御情報が設定され
るレジスタとして、データ転送IDのリード/ライト選
択レジスタDTIDSR、データ転送ステータスレジス
タDTSTR、データ転送レジスタ選択レジスタDTR
SR、及びその他のレジスタDTIER,DTCRDを
備える。
【0045】前記レジスタBARはFIFOバッファと
して操作可能なRAM5のメモリ領域におけるベースア
ドレスが設定される。
【0046】前記ポインタRARはRAMリードサイク
ルで、リードするRAMアドレスを指定するためのポイ
ンタである。RAM5をFIFOバッファとして操作す
るときのRAMアドレスは、BAR+RARで計算され
る。この値はSCI12などの周辺回路がRAM5をF
IFOバッファとしてリードするときのFIFOリード
アドレスとして用いられる。また、その値はレジスタN
ARにも保持され、CPU2がRAM5をFIFOバッ
ファとしてアクセスするときにリードして利用する。ポ
インタRARの値は、RAMリードサイクル毎に制御回
路40がその値をリードバイト数だけインクリメントす
る。ただし、選択されたFIFOバッファのサイズを超
えてはインクリメントされず、FIFOバッファサイズ
までインクリメントされると0にクリアされる。
【0047】前記ポインタWARはRFU6のRAMラ
イトサイクルで、ライトされるRAMアドレスを指定す
るためのポインタである。RAM5をFIFOバッファ
として操作するときのRAMアドレスは、BAR+WA
Rで計算される。この値はSCI12などの周辺回路が
RAM5をFIFOバッファとしてライトするときのF
IFOライトアドレスとして用いられる。また、その値
はレジスタNWAにも保持され、CPU2がRAM5を
FIFOバッファとしてアクセスするときにリート゛して利
用される。ポインタWARの値は、RAMライトサイク
ル毎にライトバイト数だけインクリメントされるが、選
択されたFIFIOバッファサイズを超えてはインクリ
メントされず、その時は値が0にクリアされる。
【0048】ポインタTMPはUSB13をソース又は
ディスティネーションとする時に利用可能なテンポラリ
アドレスポインタである。
【0049】前記レジスタDATANは各FIFOチャ
ンネルのポインタセットにおいて、FIFOバッファに
おけるリード可能な有効データのバイト数を示す。前記
レジスタFREENは各FIFOチャンネルのポインタ
セットにおいて、FIFOバッファにライト可能な空き
エリアのバイト数を示す。前記レジスタNRAはBAR
+RARの値を保有する。その演算は制御回路40が行
う。前記レジスタNWAはBAR+WARの値を保有す
る。その演算は制御回路40が行う。これら4個のレジ
スタDATAN,FREEN,NRA,NWAは、CP
U2がRAM5をFIFOバッファとしてアクセスする
ときリードして利用する。
【0050】前記レジスタDTCRは、FIFOバッフ
ァとしてのメモリ領域のサイズ(FIFOバッファサイ
ズ)、CSI12などの周辺回路によって起動されるバ
スサイクルのデータサイズ、テンポラリポインタ使用の
有無、FIFOフル(ライトバスサイクルによるWAR
=RARの状態の発生)の検出をレジスタDTSTRの
フルフラグに反映するか否かの選択、FIFOエンプテ
ィ(リードバスサイクルによるRAR=WARの状態の
発生)の検出をレジスタDTSTCのエンプティフラグ
に反映するか否かの選択等の指定に利用される。
【0051】レジスタDTSTRCは、FIFOフル
(ライトバスサイクルによるWAR=RARの状態の発
生)の検出を示すフラグ、FIFOエンプティ(リード
バスサイクルによるRAR=WARの状態の発生)の検
出を示すフラグ等が設定される。FIFOフル及びFI
FOエンプティの検出は制御回路40が行う。
【0052】レジスタDTIDRはFIFOチャンネル
の起動を要求可能な周辺機能を選択するレジスタであ
る。周辺機能には、予め4ビットでID番号が割り振ら
れておいる。例えばUSB13に関しては通信チャネル
毎に、且つRAM5からUSB13への転送方向とUS
B13からRAM5への転送方向毎に、夫々別々に固有
のID番号が割当てられる。同様にSCI12にも通信
チャネル毎に、且つRAM5からSCI12への転送方
向とSCI12からRAM5への転送方向毎に、夫々固
有のID番号が割当てられる。MCIFC17にはRA
M5からMCIFC17への転送方向とMCIFC17
からRAM5への転送方向毎に、夫々固有のID番号が
割当てられる。DES22にはRAM5からDES22
への転送方向とDES22からRAM5への転送方向毎
に、夫々固有のID番号が割当てられる。各FIFOチ
ャネルの前記DTIDRには2つのID番号が設定され
る。一つのレジスタDTIDRにID番号を設定する場
合は、データの転送方向がリード(RAMから周辺回路
へのデータ転送方向)とライト(周辺回路からRAMへ
のデータ転送方向)になるように組み合わせる。このと
き、周辺回路の種類は同一でなくてもよい。例えば、一
つのFIFOチャネルにおいて、USB13のライト方
向ID番号と、MCIFC17のリード方向ID番号と
を設定することにより、一つのFIFOバッファを用い
て、USB13の受信データをMCIFC17に転送す
るような処理も可能になる。
【0053】前記レジスタDTIDSRはID番号によ
って指示される転送方向を設定する。但し、ID番号は
予め周辺器機能に割り振られているため、転送方向は固
定とされる。
【0054】レジスタDTSTRは、フルフラグやエン
プティーフラグなどがセットされたとき割込み信号を出
力するか否かを選択する割込みイネーブル情報がセット
される。
【0055】前記レジスタDTRSRはCPU2に前記
レジスタ/ポインタBAR,RAR,WAR,TMP,
DATAN,FREEN,NRA,NWAの中からCP
U2によるアクセスを可能にするものを指定するレジス
タである。これによって指定されたレジスタが、内部モ
ジュールデータバス41及び内部データバスインタフェ
ース42を介してCPU2により直接アクセス可能にさ
れる。全てのレジスタを常時CPU2のアドレス空間に
配置することを要しない。尚、28Dはバス28を構成
するデータバスである。
【0056】制御回路40は、各FIFOチャンネルの
ポインタセットに対するアドレスポインタ制御、バスコ
ントローラ7との間のバスインタフェース制御、周辺回
路DES22,SCI12,USB13,MCIFC1
7からの起動要求に応答する起動制御等を行う。
【0057】RFU6の各FIFOチャネルの動作を起
動することができる起動要因は、前記ID番号毎に予め
決定されている。例えば、ID番号7番がUSB13の
所定の通信チャネルに対するUSB13からRAM5へ
の転送方向を指示するなら、当該通信チャネルに対する
受信動作の要求に対して当該USB13が出力するFI
FO動作の起動要求信号の活性化が、当該USB13の
通信チャネルに対応するFIFOチャネルの起動要因に
なる。制御回路40は、各ID番号毎の起動要因に対す
る競合排除を行うために、特に制限されないが、起動要
因に対する優先順位付けを行い、競合に対しては優先順
位の高い起動要因を受付ける。制御回路40は受付けた
起動要因に対応するFIFO動作を行うために、バスコ
ントローラ7に信号31でバス権を要求し、応答信号3
2によりバス権が承認された後に、RAM5を用いたF
IFO動作を開始することができる。制御回路40はバ
ス承認を得た後に、FIFOI動作可能状態をアクノレ
ッジ信号によりFIFO動作の要求元に返す。図2に
は、SCI12からのFIFO起動要求信号12req
とSCI12へのFIFO承認信号12ack、そし
て、MCIFC17からのFIFO起動要求信号17r
eqとMCIFC17へのFIFO承認信号17ack
が代表的に図示されている。
【0058】制御回路40は、アドレスポインタ制御で
順次生成するRAMアドレスをバス28に含まれるアド
レスバス28Aに出力する。また、制御回路40のアド
レスポインタ制御の一環として、動作中のFIFOチャ
ネルにおいて前記フル状態及びエンプティ状態の検出を
行い、対応する周辺回路にフル検出信号及びエンプティ
検出信号を供給可能になっている。図2ではSCI12
に対するフル検出信号12ful及びエンプティ検出信
号12ept、そしてMCIFC17に対するフル検出
信号17ful及びエンプティ検出信号17eptが代
表的に例示される。
【0059】一般的に、フル状態では周辺回路による受
信動作などの停止が必要になり、また、エンプティ状態
では周辺回路による受信動作の再開などが必要になり、
そのような動作への遷移にCPU2の割込みを要する場
合も有り、レジスタの設定値にしたがって、フル状態検
出又はエンプティ状態検出に応じて割込み要求信号6i
rqを割込みコントローラ10に出力する機能を備えて
いる。
【0060】図3にはRFU6の初期設定とそれによる
FIFO動作制御の一例が示される。先ずレジスタDT
RSRで設定チャネルを選択し、選択されたチャネルの
レジスタBARにRAMのベースアドレスを設定し(S
1)、レジスタDTCRにデータ転送サイズ、FIFO
サイズ等を設定する(S2)。レジスタDTIDRに起
動するID番号を設定すると共に、レジスタDTIDS
RにはID番号毎に転送実行時に更新されるポインタが
RAR,WARの内のどれであるかを設定する(S
3)。そして、レジスタDTIERに割込みイネーブル
を設定し(S4)、レジスタDTCRに各チャネルに設
定したID番号のイネーブル設定を行い(S5)、レジ
スタDTCRDに各チャネルに対するイネーブル設定を
行う(S6)。これにより、イネーブルにされたFIF
Oチャンネルは転送要求(FIFO動作の起動要求)待
ち状態にされる(S7)。転送要求が有ると、バスコン
トローラ7に対してバス権獲得の処理を行う(S8)。
転送要求がFIFOリードの場合、エンプティ検出を行
い(S9)、エンプティならばエンプティ割込み(又は
エンプティ検出信号による通知)を発生し(S10)、
エンプティでなければ、リード転送を実行し(S1
1)、リードポインタ(RAR)をインクリメントする
(S12)。インクリメント後にもエンプティ検出を行
い(S13)、エンプティならばエンプティ割込み(又
はエンプティ検出信号による通知)を発生する(S1
4)。判定ステップS14においてエンプティでなけれ
ば前記ステップS7に戻る。転送要求がFIFOライト
の場合、フル検出を行い(S15)、フルならばフル割
込み(又はフル検出信号による通知)を発生し(S1
6)、フルでなければ、ライト転送を実行し(S1
7)、ライトポインタ(WAR)をインクリメントする
(S18)。インクリメント後にもフル検出を行い(S
19)、フルならばフル割込み(又はフル検出信号によ
る通知)を発生する(S20)。判定ステップS19に
おいてエンプティでなければ前記ステップS7に戻る。
【0061】図4にはデータプロセッサ1をRFU6を
主体に示してある。同図に基づいてRFU6の機能を全
体的に説明する。例えばSCI12の所定の通信チャン
ネルに入出力ポート25を介して受信要求が入ると、S
CI12は当該通信チャネルに割当てられたFIFOリ
クエスト信号12reqによりRFU6にFIFO動作
を要求する。RFU6はバスリクエスト信号31をアサ
ートしてバスコントローラ7にバス権を要求し、バスア
クノレッジ信号32によりバス権占有が承認されるのを
待て、SCI12にFIFOアクノレッジ信号12ac
kをアサートする。これにより、SCI12は入出力ポ
ート25からデータを受信し、受信データを受信データ
のボーレートに応じた速度で間欠的にデータバス29D
に出力する。データバス29Dに出力されたデータはバ
スコントローラ7を介してデータバス28Dに伝播され
る。RFU6は受信動作に同期して、SCI12の当該
通信チャネルに割当てられたFIFIチャネルを動作さ
せ、FIFOプッシュ動作に対応するRAMアドレスを
アドレスポインタセットを用いて演算し、アドレスバス
28Aに出力する。このときにRAMアクセスストロー
ブ信号はバスコントローラ7が生成する。これにより、
SCI12の所定の通信チャネルで受信されたデータ
が、当該通信チャンネルに割当てられたRAMのFIF
O領域にFIFO形式で順次蓄積される。
【0062】また、図4において、例えばMCIFC1
7に入出力ポート24を介する送信要求が入ると、MC
IFC17はFIFOリクエスト信号17reqにより
RFU6にFIFO動作を要求する。RFU6はバスリ
クエスト信号31をアサートしてバスコントローラ7に
バス権を要求し、バスアクノレッジ信号32によりバス
権占有が承認されるのを待て、SCI12にFIFOア
クノレッジ信号17ackをアサートする。これにより
RFU6は、MCIFC17の送信動作に同期して、M
CIFC17に割当てられたFIFIチャネルを動作さ
せ、FIFOポップ動作のためのRAMアドレスをアド
レスポインタセットを用いて演算し、アドレスバス28
Aに出力する。RAMアクセスストローブ信号はバスコ
ントローラ7が生成する。データバス28DにはそのR
AMアドレスに応答するデータが順次読み出され、バス
コントローラ7を介してデータバス29Dに伝播され
る。これに並行して、MCIFC17はデータバス29
D上のデータを順次取り込み、所定のプロトコルにした
がって入出力ポート24から外部に出力する。
【0063】図5にはRFU6の一つのFIFOチャネ
ルを利用してSCI12からMCIFC17にデータ転
送を行う時の動作例が示される。同図においてバスコン
トローラ7は図示を省略してある。また、バス28と2
9はまとめてあり、そのデータバスを総称してDAT、
アドレスバスを総称してADRと図示する。
【0064】このとき、RFU6の一つのFIFOチャ
ネルには、リードとライトで異なるID番号が設定され
る。例えば、起動要求ID番号として、SCI12から
のFIFOライトを意味するID=8、MCIFC17
に対するFIFOリードを意味するID=0が設定され
る。ID=8によって起動される動作に対してはライト
ポインタWARが割り当てられ、ID=0によって起動
される動作に対してはリードポインタRARが割り当て
られる。
【0065】このID番号に対するポインタの割り当て
状態は図6に例示される通りである。図6において50
は、レジスタBARで指定されるベースアドレス(H’
E800)即ちFIFO開始アドレスを基点にFIFO
バッファサイズで示される一つのメモリ領域を意味し、
FIFO終了アドレスは例えばH’EFFFとされる。
【0066】図7には図5に示される一つのFIFOチ
ャネルを利用したSCI12からMCIFC17へのデ
ータ転送動作のフローチャートが例示される。SCI1
12は外部からの入力データ(受信データ)をデータレ
ジスタ12Regに格納した後、RFU6に信号12r
eqでFIFO動作の起動を要求する(S30)。これ
を受けたRFU6は、内部バス権を獲得した後、データ
レジスタ12RegのデータをRAM5の所定エリア
(FIFOバッファ領域)に転送する(S31)。そし
て、受け側のMCIFC17は内蔵データレジスタ17
Regが空になるのを待って、RFU6に信号17Re
qでFIFO動作の開始を要求する(S32)。これに
より、RFU6は内部バスのバス権を獲得してから、R
AM5のFIFOバッファ領域のデータをデータレジス
タ17Regに転送する(S33)。
【0067】図8には図5の比較例に係るデータプロセ
ッサが例示される。図8の構成はSCI,MCIFCが
夫々専用のFIFIバッファを有している。図9には図
8の構成を利用してSCIの受信データをMCIFCか
ら送信するときの動作フローチャートが例示される。S
CIは受信データをFIFOバッファに蓄えていく(S
34)。FIFOバッファに数バイトのデータが格納さ
れたとき、SCIは割込み要求を出す(S35)。その
割込み要求が割込みコントローラで処理され、CPUに
割込み信号が出力され、それに応答してCPUが割込み
処理ルーチンにしたがってSCIのFIFOバッファか
ら受信データを読み込んでRAMに転送する(S3
6)。MCIFCはFIFOバッファに十分な空き容量
が有るとき、割込み要求を出す(S37)。その割込み
要求が割込みコントローラで処理され、CPUに割込み
信号が出力され、それに応答してCPUが割込み処理ル
ーチンにしたがってRAMのデータをMCIFCのFI
FOバッファに書込む(S38)。MCIFCはFIF
Oバッファに格納されたデータを随時送信していく(S
39)。
【0068】図10には図5及び図7で説明したFRU
6を用いる動作を模式的に示してある。図11には図8
及び図9に基づいて説明した周辺回路固有のFIFOバ
ッファを用いた動作が模式的に示される。双方を比較す
れば明らかなよいうに、メオンチップRAM5とRFU
6で実現されるバッファにより周辺回路専用のFIFO
バッファが不要になる。専用FIFOバッファが不要に
なるから、データプロセッサ1のチップ面積を縮小で
き、データプロセッサ1のコスト低減が可能になる。こ
のRFU6はベースアドレスレジスタBARとFIFO
サイズで規定されるメモリ領域に対してFIFO動作さ
せるから、SCI12やMCIFC17などの周辺回路
とRAMのメモリ領域との間のデータ転送にCPU2の
アクセス動作又はDMAC13によるデータ転送制御動
作を要しない。この点において、CPU2によるデータ
処理がFIFOアクセス制御のために費やされる事態を
抑制でき、データプロセッサ1のデータ処理能力を高く
保つことが容易になる。
【0069】ベースアドレスレジスタBARとFIFO
サイズで規定されるメモリ領域は、その設定値に応じて
可変可能であるから、転送データ構造に応じたFIFO
容量をメモリ容量の制約の範囲で所望に設定可能にな
る。或いは、CPU2によるメモリの使用状況に応じて
RFU6によるFIFOのためにRAMメモリ領域を最
適に割り当てることが容易になる。
【0070】前記RFU6は、前記ベースアドレスレジ
スタBARとFIFOサイズで規定されるところのFI
FOバッファとして利用可能な前記複数のメモリ領域に
対し、FIFO動作の要求元になり得る周辺回路をレジ
スタDTIDRで可変可能に指定することができるか
ら、FIFOバッファとして利用可能な少数のメモリ領
域を多くの入出力回路で共用することができる。
【0071】特に、前記レジスタDTIDRによるFI
FO動作起動要求元の指定に関しては、FIFOバッフ
ァとして機能されるメモリ領域に対するリードアクセス
とライトアクセスの夫々に対して周辺回路を可変可能に
指定できるから、一つのメモリ領域に対し、一の周辺回
路のデータをライトし、ライトデータをCPU2がリー
ドして演算処理し、演算処理結果をそのメモリ領域にラ
イトし、ライトされた演算処理結果を他の周辺回路がリ
ードするという利用が可能になる。要するに、一つのメ
モリ領域をリードとライトで別々の周辺回路で利用する
ことができる。一つのメモリ領域をリード・ライト別々
に複数の周辺回路のFIFOバッファとして使用するこ
とが可能でるから、一つのメモリ領域のFIFOデータ
を複数の周辺回路で共有することが可能となる。これに
より、CPU2による直接的なデータ転送処理を行うこ
となく周辺回路間でデータを転送することが可能とな
り、周辺回路間でのデータの高速連続転送が可能とな
る。
【0072】次に、前記RFU6によるFIFO動作の
時間的な余裕を向上させる技術を説明する。図4に基づ
いて説明したように、前記周辺回路からの起動要求に応
答して前記RFU6がFIFO動作を開始するには、R
FU6はCPU2からバス権を獲得しなければならず、
それまでにCPU2は途中の演算処理を終了することが
必要である。このバスサイクル待ち時間が長いと、周辺
回路からの断続的な起動要求に答えてFIFO動作を行
うことができない。例えば、12Mbpsでデータ受信
を行う通信系入出力回路を想定したとき、1バイト当た
り667nsでデータ受信を行い、これは、20MHz
で動作するデータプロセッサにおいて13サイクル毎に
1バイトデータを処理するのと等価である。低消費電力
モードのような動作モードにおいてCPU2の動作クロ
ック周波数が低くされているときは、バスサイクル待ち
時間として許容されるCPU2の動作サイクル数は上記
13サイクルよりも少なくなり、CPU2の動作速度を
そのままの状態にしていれば、受信データの取りこぼし
を生ずる虞がある。そこで、前記CPU2の動作クロッ
ク信号を制御するクロック制御回路9は、前記RFU6
が周辺回路からの起動要求に応答してFIFO動作を行
うとき、CPU2の動作クロック信号を強制的に高速動
作クロック信号φ1に変更する制御を行う。この制御に
はRFU6からバスコントローラ7に与えられるバス権
クエスト信号31を用いる。要するに、バス権クエスト
信号31がイネーブルにされると、バス競合が回避され
る後のタイミングでRFU6は必ずバス権を獲得してF
IFO制御を行う、ということが保証されるからであ
る。このとき、RFU6は、クロック信号φ1又はその
クロック信号φ1の周波数よりも周波数の高い別のクロ
ック信号(第3クロック信号)に同期動作されるのがよ
い。尚、CPU2が遅いクロック信号φ2に同期動作す
る場合とは、例えば、モード信号MD0,MD1により
低消費電力モードなどが設定されている場合である。
【0073】これにより、前記RFU6が周辺回路から
の起動要求に応答してFIFO動作を行うとき、CPU
2は高速動作するから、バス権獲得までにCPU2が処
理できる演算処理量が増し、バスサイクル待ち時間を短
縮できる。したがって、受信データの取りこぼしに代表
されるような、FIFO動作の追従遅れを防止すること
ができる。
【0074】図12に基づいて上記クロック制御の動作
タイミングを説明する。例えば、CPU2は低消費電力
モード等に応答してクロック信号φ2に同期動作されて
いる。クロック信号φ1の2サイクルがCPUの1ステ
ートとされ、ステートST1〜ST3はCPUクロック
φが低速クロック信号φ2とされている。ステートST
3に時刻t0でバスリクエスト信号31がハイレベルに
活性化される。即ち、RFU6は時刻t0までに動作の
起動要求を受付け、これに応答してバスリクエスト信号
31をハイレベルにした。クロック制御回路9はバスリ
クエスト信号31がハイレベルにされる期間、CPUク
ロック信号φとしてクロック信号φ1を選択する。これ
により、ステートST4以降ではクロック信号φ1の1
サイクルが1ステートを成す。この間、CPU2はクロ
ック信号φ1に同期して、バス権放棄に至るまでに必要
な演算処理を高速に実行する。これにより、CPU2は
クロック信号φ1の3サイクルでバス権を放棄し、それ
に代えてRFU6がバス権を獲得し、ステートST7で
必要なRAMアクセスによりFIFO動作を行う。FI
FO動作の処理を終了すると、RFU6はバスリクエス
ト信号31を非活性化し、バス権を放棄する。クロック
制御回路9はステートST8でバスリクエスト信号31
によるバス権放棄を検出すると、次のステートST9で
CPUクロックφを元の低速クロックφ2に切換えて、
低消費電力動作を継続可能にする。
【0075】図13には更に別の動作例が示される。R
FU6によるFIFOバッファ制御処理はバス権占有を
必要とするから、その分だけCPU2などによるバス占
有率を低下させる。例えば図13の如く、CPU2もR
FU6もクロック信号φ1の2サイクルを1ステートと
して動作するとき、RFUサイクルが挿入されると、そ
の期間CPU2によるバス占有が不可能になり、CPU
2にとってデータ処理パフォーマンスが低下することに
なる。
【0076】図14の例はこれを解消する例であり、例
えば、CPU2もRFU6もクロック信号φ1の2サイ
クルを1ステートとして動作しているが、実際にはクロ
ック信号φ1の1サイクルで動作を完了している。要す
るに、後半のクロック信号φ1の1サイクル分は実質的
に利用されていないことになる。この前提が成り立つ場
合には、RFU6がバス権を獲得した場合、クロック信
号φ1の後半のサイクルでFIFOバッファのためのR
AMアクセスを実行させる。これにより、見掛け上、シ
ステムのパフォーマンス低下を抑制することができる。
【0077】図15図には以上説明したデータプロセッ
サ1を用いたオーディオシステム55が例示される。こ
のオーディオシステムは、特に制限されないが、MPS
プレーヤとして位置付けられる。音声再生用のディジタ
ル信号処理演算のためのDSP56がバスコントローラ
7に接続される。ディジタル音声データはDAC57で
アナログ信号に変換され、アンプ58で増幅され、ヘッ
ドフォン59等から報音可能にされる。
【0078】このオーディオシステムは、MP3データ
の入力手段として、SCI12を介して携帯電話60に
接続可能にされ、MCIFC17を介してマルチメディ
アカードなどのメモリカード61とインタフェース可能
にされ、USB13を介してパーソナルコンピュータな
どのホストPC62とインタフェース可能にされる。例
えば、USB接続されたホストPC62とMCIFC1
7に接続されたメモリカード61との間でのデータ保
存、読み出しの何れに対しても、転送制御及びポインタ
制御にRFU6を利用し、バッファ領域として内蔵RA
M5を利用した、FIFO動作による処理で実現するこ
とができる。
【0079】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0080】例えば、SCI、USB、DESなどの周
辺回路は入出力回路として位置付けられる。入出力回路
とは外部から情報を入力し、これを外部に出力する回路
であり、狭義には周辺インタフェース回路、周辺インタ
フェースコントローラ、周辺入出力回路などのように称
される場合もあり、そのような定義に合致する種々の回
路を入出力回路に採用可能である。
【0081】FIFOバッファとして利用するメモリ領
域を規定するエリア指定手段は先頭メモリアドレスとサ
イズによって指定する手段に限定されず、開始メモリア
ドレスと終了メモリアドレスとによって与えてもよい。
また、FIFOバッファとして利用するメモリ領域をC
PUが容易にアクセスするためのリード先頭アドレス、
ライ先頭アドレス、リード可能な有効データ数、ライト
可能な有効データ数等を保持するレジスタを設けずに、
必要に応じてCPUが演算処理にて求めるよういにして
もよい。
【0082】FIFOバッファに利用するメモリはCP
UのメインメモリのようなRAMに限定されない。例え
ば、FIFOバッファ専用RAMであってもよい。ま
た、CPUの動作クロックは2種類だけに限定されるこ
とを意味しない。また、低速動作時のCPUの動作速度
を高速化する制御は、RFU6が出力するバス制御信号
を用いる手法に限定されない。RFUに対するFIFO
バッファ動作の起動要求に応答してCPUクロックを高
速に切換えてもよい。
【0083】クロック切換え制御はRFUがバス権を取
得する場合にだけ適用可能なだけなく、DMAC、DT
C等の、その他のバスマスタモジュールがバス権を獲得
する場合にも適用可能であることは言うまでもない。
【0084】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0085】すなわち、RAMなどの内蔵メモリをFI
FO形式で使用することにより、入出力インタフェース
モジュール等の入出力回路に専用のFIFOバッファを
備えることが不要になる。
【0086】内蔵メモリを複数のインタフェースモジュ
ールのFIFOバッファとして使用することが可能とな
る為、FIFOデータを複数のモジュールで共有するこ
とが可能になる。これにより、入出力回路間でCPU処
理を行うことなくデータを転送することが可能になり、
入出力回路間で、データの高速連続転送が可能になる。
【0087】専用FIFOバッファが不要となることに
よりチップ面積の縮小が可能になり、データプロセッサ
の製造コストを低減させることができる。複数の入出力
回路を用いるデータ処理を高速化でき、システムの処理
能力向上を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータプロセッサを例示するブロ
ック図である。
【図2】RFUの一例を示すブロック図である。
【図3】RFUの初期設定とそれによるFIFO動作制
御を例示するフローチャートである。
【図4】図1のデータプロセッサをRFUを主体に示し
たブロック図である。
【図5】RFUの制御に基づき一つのFIFOチャネル
を利用してSCIからMCIFCにデータ転送を行う時
の動作例を示すブロック図である。
【図6】ID番号に対するポインタの割り当て状態を例
示する説明図である。
【図7】図5に示される一つのFIFOチャネルを利用
したSCIからMCIFCへのデータ転送動作を例示す
るフローチャートである。
【図8】図5の比較例に係るデータプロセッサを例示す
るブロック図である。
【図9】図8の構成を利用してSCIの受信データをM
CIFCから送信するときの動作例を示すフローチャー
トである。
【図10】図5及び図7で説明したFRUを用いる動作
を模式的に示した説明図である。
【図11】図8及び図9に基づいて説明した周辺回路固
有のFIFOバッファを用いた動作を模式的に示した説
明図である。
【図12】上記クロック制御の動作タイミングを例示す
るタイミングチャートである。
【図13】更に別の動作例が示される。RFUによるF
IFOバッファ制御処理がバス権を占有することによる
影響を説明するためのタイミングチャートである。
【図14】図13の影響を解消する動作例が例示される
タイミングチャートである。
【図15】データプロセッサを用いたオーディオシステ
ムを例示するブロック図である。
【符号の説明】
1 データプロセッサ 2 中央処理装置(CPU) 5 RAM 6 RFU(FIFO制御回路) 7 バスコントローラ 8 クック発生回路(CPG) 9 クロック制御回路(CCNT) φ、φ1、φ2 クロック信号 12 SCI 13 USB 17 MCIFC 22 DES 23〜25 入出力ポート 28,29 バス 31 バスリクエスト信号 32 バスアクノレッジ信号 BAR ベースアドレスレジスタ RAR リードアドレスポインタ WAR ライトアドレスポインタ DTCR データ転送コントロールレジスタ DATAN 有効データバイト数レジスタ FREEN フリーエリアバイト数レジスタ NRA リード先頭アドレスレジスタ NWA ライト先頭アドレスレジスタ DTIDR データ転送IDレジスタ DTSTRC データ転送ステータスレジスタ DTSTR データ転送ステータスレジスタ DTRSR データ転送レジスタ選択レジスタ DTIDSR データ転送IDリード/ライト選択レジ
スタ 12req,17req バスリクエスト信号 12ack,17ack バスアクノレッジ信号 12ful,17ful フル検出信号 12ept,17ept エンプティ検出信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/78 G06F 15/78 510P (72)発明者 岩田 克美 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 Fターム(参考) 5B060 AB09 AC07 AC19 5B062 AA01 CC01 DD02 DD05 DD06 DD07 DD08 EE03 FF01 HH02 5B077 DD02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、前記中央処理装置によ
    りアクセス可能なメモリと、複数の入出力回路と、前記
    メモリを前記複数の入出力回路のFIFOバッファとし
    て動作させるFIFO制御回路とを1個の半導体チップ
    に含み、 前記FIFO制御回路は、前記FIFOバッファとして
    利用する複数のメモリ領域を規定するエリア指定手段
    と、前記メモリ領域毎にリードアクセス及びライトアク
    セスのためのアドレス情報を保持するアドレス手段と、
    前記複数の入出力回路の1つからの要求に応答して、所
    定のメモリ領域を、前記アドレス手段を用いて、FIF
    O動作させる制御手段と、を含んで成るものであること
    を特徴とするデータプロセッサ。
  2. 【請求項2】 前記FIFO制御回路は、前記エリア指
    定手段で規定された前記複数のメモリ領域のそれぞれに
    対する利用を前記複数の入出力回路に対してそれぞれ指
    定する入出力回路指定手段を含み、 前記制御手段は、前記複数の入出力回路の1つからの要
    求に応答して、前記複数の入出力回路の1つが利用すべ
    き所定のメモリ領域を、前記アドレス手段を用いて、F
    IFO動作させるものであることを特徴とする請求項2
    記載のデータプロセッサ。
  3. 【請求項3】 前記エリア指定手段は、前記複数のメモ
    リ領域をプログラマブルに指定可能な記憶手段であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載のデータプロセッ
    サ。
  4. 【請求項4】 前記入出力回路指定手段は、前記複数の
    入出力回路をプログラマブルに指定可能な記憶手段であ
    ることを特徴とする請求項2記載のデータプロセッサ。
  5. 【請求項5】 前記入出力回路指定手段は、夫々のメモ
    リ領域に対し、リード動作で利用する入出力回路の指定
    情報とライト動作で利用する入出力回路の指定情報とを
    別々に且つプログラマブルに設定可能な記憶手段である
    ことを特徴とする請求項2記載のデータプロセッサ。
  6. 【請求項6】 前記エリア指定手段及び入出力回路指定
    手段は中央処理装置によりアクセス可能なレジスタ手段
    であることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項記
    載のデータプロセッサ。
  7. 【請求項7】 前記エリア指定手段は、ベースアドレス
    とサイズ情報によって前記メモリ領域を規定するレジス
    タ手段であることを特徴とする請求項3記載のデータプ
    ロセッサ。
  8. 【請求項8】 前記アドレス手段は前記ベースアドレス
    に対するリード用オフセットアドレス情報を保持するリ
    ードアドレスポインタと、前記ベースアドレスに対する
    ライト用オフセットアドレス情報を保持するライトアド
    レスポインタとを含むことを特徴とする請求項7記載の
    データプロセッサ。
  9. 【請求項9】 前記FIFO制御回路は、前記ベースア
    ドレスに前記リード用オフセットアドレス情報を加算し
    たメモリアドレスをリード先頭アドレスとして保持し、
    前記ベースアドレスにライト用オフセットアドレス情報
    を加算したメモリアドレスをライト先頭アドレスとして
    保持するメモリアドレスレジスタ手段を有し、前記メモ
    リアドレスレジスタ手段は前記中央処理装置によりアク
    セス可能であることを特徴とする請求項8記載のデータ
    プロセッサ。
  10. 【請求項10】 前記FIFO制御回路は、リード可能
    な有効データ数及びライト可能な空きエリアの数を示す
    データ数レジスタ手段を有し、前記データ数レジスタ手
    段は前記中央処理装置によりアクセス可能であることを
    特徴とする請求項9記載のデータプロセッサ。
  11. 【請求項11】 前記メモリは、前記中央処理装置のア
    ドレス空間に配置され、前記中央処理装置、FIFO制
    御回路及びメモリに接続される共通バスを有して成るも
    のであることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ
    プロセッサ。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記複数の入出力回
    路からの要求が競合したとき、優先順位にしたがって優
    先順位の高い要求を受付けるものであることを特徴とす
    る請求項11記載のデータプロセッサ。
  13. 【請求項13】 バス権を調停するバス制御手段を有
    し、前記FIFO制御回路は前記複数の入出力回路の1
    つからの前記FIFO動作の要求に対し、前記バス制御
    手段に前記バス権の獲得をリクエストし、前記バス権の
    獲得後に前記FIFO動作を開始することを特徴とする
    請求項11記載のデータプロセッサ。
  14. 【請求項14】 前記メモリは前記中央処理装置のメイ
    ンメモリであることを特徴とする請求項1又は2記載の
    データプロセッサ。
  15. 【請求項15】 前記複数の入出力回路は、シリアルコ
    ミュニケーションインタフェースコントローラ、ユニバ
    ーサルシリアルバスコントローラ、パルスワイズモジュ
    レーション回路、タイマ回路、アナログディジタルコン
    バータ、ディジタルアナログコンバータの中から選ばれ
    た複数の回路であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のデータプロセッサ。
  16. 【請求項16】 中央処理装置と、前記中央処理装置の
    動作クロック信号を制御するクロック制御回路と、前記
    中央処理装置によりアクセス可能なメモリと、複数の入
    出力回路と、前記メモリを前記複数の入出力回路のFI
    FOバッファとして動作させるFIFO制御回路とを1
    個の半導体チップに含み、 前記FIFO制御回路は、前記FIFOバッファとして
    利用する複数のメモリ領域を規定するエリア指定手段
    と、 前記エリア指定手段で規定されるメモリ領域毎にリード
    アクセス及びライトアクセスのためのアドレス情報を保
    持するアドレスポインタ手段と、 前記複数の入出力回路の1つからの要求に応答して、所
    定のメモリ領域を、前記アドレスポインタ手段を用い
    て、FIFO動作させる制御手段と、を含み、 前記クロック制御回路は、前記FIFO制御回路が前記
    複数の入出力回路の1つからの要求に応答してFIFO
    動作を行うとき、前記中央処理装置の動作クロック信号
    を選択可能な範囲で高速動作クロック信号に変更する制
    御を行うものである、ことを特徴とするデータプロセッ
    サ。
  17. 【請求項17】 前記クロック発生回路は、第1周波数
    の第1クロック信号と第1周波数よりも周波数の低い第
    2周波数の第2クロック信号とを出力可能とされ、 前記クロック制御回路は、前記中央処理装置に供給する
    動作クロック信号として前記第1クロック信号又は前記
    第2クロック信号を選択可能であり、前記第2クロック
    信号を選択している状態において、前記FIFO制御回
    路が前記複数の入出力回路の1つからの要求に応答して
    FIFO動作を行うとき、前記第2クロック信号を前記
    第1クロック信号に変更することを特徴とする請求項1
    6記載のデータプロセッサ。
  18. 【請求項18】 前記FIFO制御回路は、前記第1ク
    ロック信号又は前記第1クロック信号の前記第1周波数
    よりも高い第3周波数の第3クロック信号に同期動作さ
    れるものであることを特徴とする請求項17記載のデー
    タプロセッサ。
  19. 【請求項19】 前記FIFO制御回路は、前記エリア
    指定手段で規定された前記複数のメモリ領域を利用する
    入出力回路を指定する入出力回路指定手段を含み、 前記制御手段は、前記入出力回路指定手段で指定された
    入出力回路からの要求に応答して、その入出力回路が利
    用するメモリ領域を、前記アドレスポインタ手段を用い
    て、FIFO動作させるものであることを特徴とする請
    求項16又は17記載のデータプロセッサ。
  20. 【請求項20】 中央処理装置と、前記中央処理装置の
    動作クロック信号を制御するクロック制御回路と、前記
    中央処理装置に代えてバス権を獲得するバスマスタ手段
    とを1個の半導体チップに含み、 前記クロック制御回路は、前記バスマスタ手段によるバ
    ス権獲得の可能性に応答して、前記中央処理装置の動作
    クロック信号を選択可能な範囲で高速動作クロック信号
    に変更する制御を行うものであることを特徴とするデー
    タプロセッサ。
  21. 【請求項21】 前記クロック発生回路は、前記第1周
    波数の第1クロック信号と第1周波数よりも周波数の低
    い第2周波数の第2クロック信号とを出力可能とされ、 前記クロック制御回路は、前記中央処理装置に供給する
    動作クロック信号として前記第1クロック信号又は前記
    第2クロック信号を選択可能であり、前記第2クロック
    信号を選択している状態において、前記バスマスタ手段
    によるバス権獲得の可能性に応答して前記第2クロック
    信号を前記第1クロック信号に変更することを特徴とす
    る請求項20記載のデータプロセッサ。
  22. 【請求項22】 前記バスマスタ手段は、前記第1クロ
    ック信号又は前記第1クロック信号の前記第1周波数よ
    りも高い第3周波数の第3クロック信号に同期動作され
    るものであることを特徴とする請求項21記載のデータ
    プロセッサ。
  23. 【請求項23】 前記中央処理装置によってアクセス可
    能なメモリと、複数の周辺回路とを更に備え、 前記バスマスタ手段は、前記メモリと前記周辺回路に接
    続され、前記メモリを前記周辺回路のFIFOバッファ
    として動作させるFIFO制御回路であり、 前記FIFO制御回路は、前記FIFOバッファとして
    利用する複数のメモリ領域を規定するエリア指定手段
    と、 前記メモリ領域毎にリードアクセス及びライトアクセス
    のためのアドレス情報を保持するアドレスポインタ手段
    と、 前記周辺回路からの要求に応答して、所定のメモリ領域
    を、前記アドレスポインタ手段を用いて、FIFO動作
    させる制御手段と、 を含んで成るものであることを特徴とする請求項20乃
    至22の何れか1項記載のデータプロセッサ。
  24. 【請求項24】 前記FIFO制御回路は、前記エリア
    指定手段で規定された前記複数のメモリ領域を利用する
    周辺回路を指定する入出力回路指定手段を含み、 前記制御手段は、前記入出力回路指定手段で指定された
    入出力回路からの要求に応答して、その入出力回路が利
    用するメモリ領域を、前記アドレスポインタ手段を用い
    て、FIFO動作させるものであることを特徴とする請
    求項23記載のデータプロセッサ。
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