JPH07302241A - データプロセッサ - Google Patents

データプロセッサ

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JPH07302241A
JPH07302241A JP11452694A JP11452694A JPH07302241A JP H07302241 A JPH07302241 A JP H07302241A JP 11452694 A JP11452694 A JP 11452694A JP 11452694 A JP11452694 A JP 11452694A JP H07302241 A JPH07302241 A JP H07302241A
Authority
JP
Japan
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data
ram
buffer means
data processor
data transfer
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11452694A
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English (en)
Inventor
Michihiro Horiuchi
通博 堀内
Katsumi Iwata
克美 岩田
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Hitachi Ltd
Renesas Semiconductor Package and Test Solutions Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Hokkai Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データプロセッサにオンチップで形成すべき
マルチポートのバッファメモリの大容量化を、チップサ
イズの増大を回避して実現する技術を提供する。 【構成】 中央処理装置10によってアクセス可能なR
AM20と、内部及び外部の双方向からデータ転送可能
であり当該RAMのバッファとなる双方向データバッフ
ァ手段60,65と、上記RAMと双方向データバッフ
ァ手段との間のデータ転送を制御するDMAC70とを
備えたデータプロセッサ1は、転送データの記憶領域と
して上記RAMを流用することができ、実質バッファメ
モリの大容量化をチップサイズの増大を回避して実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部のデータプロセッ
サとデータ転送を行うデータプロセッサに関し、詳しく
は共有メモリ形式で外部のCPUとデータ転送を行うデ
ータプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複数個のマイクロプロセッサによ
って共有される形式のデュアルポートRAM(以下、D
PRAMと記す)は、マイクロプロセッサ間のデータ経
由手段として用いられている。このようなDPRAM
は、例えば夫々に専用のワード線,データ線及びアドレ
スデコーダ等を備えて双方のポートからの完全並列アク
セスを可能にするもの、或いは、双方のポートからの同
一アドレスに対する書き込み動作の競合を回避するため
の調停回路を備えることによって見かけ上デュアルポー
トを持つようにされるものである。このような公知技術
例としては特開昭63−81557号公報記載の技術が
挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなDPRAM
は、完全並列アクセス型であろうと見かけ上並列アクセ
スを許容できるものであろうとも、シングルポートのR
AMに比べればアドレスデコーダ、ドライバ、或いは調
停回路などの各種周辺回路が余計に必要となり、実装容
量に比べて全体のチップ占有面積が大きくなる。これに
より、DPRAMなどをバッファメモリとしてデータプ
ロセッサに内蔵する場合、チップ占有面積の制約からD
PRAM自体の大容量化が困難であった。
【0004】本発明の目的は、データプロセッサにオン
チップで形成すべきマルチポートのバッファメモリの大
容量化を、チップサイズの増大を極力回避して実現でき
る技術を提供することにある。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、中央処理装置と、この中央処理
装置によってアクセス可能なRAMが接続された内部バ
スと、この内部バスと外部との夫々から双方向にデータ
を書込み及び読出し可能にされる双方向データバッファ
手段と、この双方向データバッファ手段と上記RAMと
の間のデータ転送制御を行うデータ転送制御回路と、外
部から上記双方向データバッファ手段に対する読出し動
作の指示に同期して上記データ転送制御回路にRAMか
ら双方向データバッファ手段へのデータ転送動作を起動
すると共に、外部から上記双方向データバッファ手段に
対する書込み動作の指示に同期して上記データ転送制御
回路に双方向データバッファ手段からRAMへのデータ
転送動作を起動するデータ転送起動制御回路と、を備え
て1チップ化されて成るデータプロセッサを構成する。
【0008】上記中央処理装置から書込まれたアドレス
情報が上記データ転送制御回路による双方向データバッ
ファ手段とRAMとの間でのデータ転送のためのRAM
のアドレス情報とされるアドレス記憶手段を更に設け
る。
【0009】双方向データバッファ手段に対する外部か
らの書き込みを随時可能とする場合、上記データ転送起
動制御回路は、双方向データバッファ手段に対する書込
み動作を検出し、これに基づいて上記データ転送制御回
路に双方向データバッファ手段からRAMへのデータ転
送動作を起動させるようにする。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、双方向データバッファ
手段は内部バスを介するアクセスと共に外部から直接ア
クセス可能にされた上記RAMのバッファとして位置付
けられ、データプロセッサのRAMには外部から読出し
対象とされるデータが蓄えられる。双方向データバッフ
ァ手段に対する外部からの読出しに呼応してデータ転送
起動制御回路はデータ転送制御回路を起動して、上記外
部からの読出し動作に従って双方向データバッファ手段
から次に外部に読出されるべきデータをRAMから当該
バッファ手段に内部転送する。また、外部から双方向デ
ータバッファ手段に対する書き込みに呼応して、データ
転送起動制御回路はデータ転送制御回路を起動し、当該
データバッファ手段に書き込まれたデータをRAMに内
部転送する。このように、双方向データバッファ手段は
内部バスを介するアクセスと共に外部からアクセス可能
にされた、上記RAMのバッファ手段として位置付けら
れ、大量の読出しデータや書き込みデータの記憶領域と
して内部RAMを流用する。内部RAMを流用してDP
RAM若しくはマルチポートRAMのようなバッファメ
モリを実現することは、そのようなオンチップのバッフ
ァメモリの大容量化を少ない回路の追加によって実現す
る。
【0011】上記RAMのアドレス情報が上記中央処理
装置により書き込まれるアドレス記憶手段を設けること
により、書込まれたアドレス情報が上記データ転送制御
回路による双方向データバッファ手段とRAMとの間で
のデータ転送のためのRAMのアドレス情報とされる。
【0012】上記データ転送起動制御回路は双方向デー
タバッファ手段に対する書込み動作を検出することによ
り、上記データ転送制御回路に双方向データバッファ手
段からRAMへのデータ転送動作をさせる。この書き込
み動作の検出による書き込み動作の制御により、外部か
ら双方向データバッファ手段に対する書込みを随時可能
にする。
【0013】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るデータプロ
セッサが示される。同図に示されるデータプロセッサ1
は、特に制限されないが、夫々内部バス30に共通接続
されたCPU10、RAM20、外部インタフェース回
路40、アドレスレジスタ回路50、リードデータレジ
スタ回路60、ライトデータレジスタ回路65及びDM
AC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)
70を備えると共に、上記DMAC70に接続されたデ
ータ転送起動制御回路80を備え、公知の半導体集積回
路製造技術によって単結晶シリコンのような1個の半導
体基板に形成される。上記RAM20はCPU10の作
業領域やデータの一時記憶領域とされる。
【0014】図1においてマスタデータプロセッサ90
は外部バス100に結合される。本実施例のデータプロ
セッサ1は、特に制限されないが、そのマスタデータプ
ロセッサ90のスレーブプロセッサとして位置付けら
れ、マスタデータプロセッサ90の処理の一部をこれに
代わって実行するものとされる。このとき、上記データ
プロセッサ1はマスタデータプロセッサ90とデータを
やり取りするための共有メモリとして、デュアルポート
RAMに代わる構成を備えている。即ち、共有メモリに
必要な比較的大きな記憶領域として内蔵のRAM20を
流用し、内部のCPU10と外部のマスタデータプロセ
ッサ90との双方向のインタフェースを上記アドレスレ
ジスタ回路50、リードデータレジスタ回路60、ライ
トデータレジスタ回路65、DMAC70、及びデータ
転送起動制御回路80で実現するものである。以下その
構成を詳細に説明する。
【0015】上記リードデータレジスタ回路60、ライ
トデータレジスタ回路65及びアドレスレジスタ回路5
0は内部バス30と外部バス100との間で双方向に情
報をリード・ライト可能な複数個のレジスタDR1〜D
Rn、DW1〜DWn及びARR1、ARR2、ARW
1、ARW2(nは正の整数を示す。個数は特に制限さ
れない。)を備える。リードデータレジスタ回路60ラ
イトデータレジスタ回路65及びアドレスレジスタ回路
50は夫々に内蔵されるレジスタDR1〜DRn、DW
1〜DWn、ARR1、ARR2、ARW1、ARW2
の選択回路(レジスタ選択回路)を備え、内部バス30
から供給されるアドレス信号によって対応する一つのレ
ジスタを選択する。外部バス100から外部インタフェ
ース回路40を介して選択されたレジスタに対するリー
ド・ライト動作は、マスタデータプロセッサ90から外
部バス100を介して供給されるリード信号RD及びラ
イト信号WRによって指示される。内部バス30を介し
て選択されたレジスタに対するリード・ライト動作は、
CPU10又はDMAC70などの内蔵バスマスタモジ
ュールから内部バス30を介して供給される図示しない
リード信号及びライト信号によって指示される。
【0016】上記DMAC70はCPU10に代わって
メモリ・メモリ間、メモリ・レジスタ間、メモリ・周辺
回路間でのデータ転送のためのバスサイクルを起動す
る。転送元及び転送先のアドレスは、特に制限されない
が、CPU10によって初期設定される。本実施例に従
えば、転送元や転送先は、アドレスレジスタ回路50の
ARR1、ARW1に先頭アドレスが、ARR2、AR
W2に転送語数が設定されることによって決定される。
DMAC70によるデータ転送動作の起動はCPU10
とデータ転送起動制御回路80によって行われる。
【0017】CPU10によるDMAC70の転送動作
の起動は、特に制限されないが、DMAC70に対する
上記初期設定後、DMAC70の図示しない内蔵コント
ロールレジスタに転送開始ビットを書込めばよい。デー
タ転送起動制御回路80は、外部からデータレジスタ回
路60,65にアクセスが要求されたときに所定のタイ
ミングで起動される。すなわち、データ転送起動制御回
路80は上記リード信号RD、ライト信号WR、及び外
部バス100上のデータを受ける。それらによってデー
タレジスタ回路60,65に対するリード動作及びライ
ト動作を検出する。データレジスタ回路60,65に対
するアクセスの態様に応じて制御信号CONT1,CO
NT2の何れかをアクティブレベルに変化させてDMA
C70に供給する。
【0018】上記制御信号CONT1は、ライトデータ
レジスタ回路65に対するライト動作を検出したとき、
所定のライト動作の終了後にアクティブレベルにされ
る。制御信号CONT1の処理方法は、特に制限されな
いが、それを受けDMAC70は、既にアドレスレジス
タ回路50のARW1に設定されているアドレスにデー
タレジスタ回路60のデータをDMA転送する。ここ
で、データプロセッサ1の内外におけるデータのアクセ
ス単位がバイト単位とされ、また、データレジスタDR
1〜DRnの夫々が1バイトの記憶領域を持つものと
し、このとき、ライトデータレジスタ回路65に対する
リード動作やライト動作がnバイトを最小単位として行
うものとするインタフェース仕様が決定されているとす
るならば、上記所定のライト動作の終了はライト信号W
Rがアクティブレベルからインアクティブレベルにn回
変化されることによって検出できる。
【0019】上記制御信号CONT2は、リードデータ
レジスタ回路60に対するリード動作を検出したとき、
所定のリード動作の終了後にアクティブレベルに変化さ
れる。制御信号CONT2の処理方法は、特に制限され
ないが、それを受けDMAC70は、既にアドレスレジ
スタ回路50のARR1に設定されているアドレスから
データレジスタ回路60にデータをDMA転送する。上
記所定のリード動作の終了は、上述と同様のインタフェ
ース仕様が決定されているとするならば、リード信号R
Dがアクティブレベルからインアクティブレベルにn回
変化されることによって検出できる。
【0020】マスタデータプロセッサ90によるRAM
20へのデータライト動作は、マスタデータプロセッサ
90が所定の処理をスレーブデータプロセッサ1に委ね
る時に必要なデータを当該スレーブデータプロセッサ1
に与えるために必要とされる。マスタデータプロセッサ
90によるRAM20のデータのリード動作は、マスタ
データプロセッサ90からスレーブデータプロセッサ1
に委ねられた処理の結果をスレーブデータプロセッサ1
から受け取る時に必要とされる。そのようなときに、上
述の制御信号CONT1,CONT2によるDMAC7
0の動作に当たってはCPU10が予じめDMAC70
を初期設定しておくことが望ましい。そこで本実施例に
おいては、マスタデータプロセッサ90は、スレーブデ
ータプロセッサ1からの割込み要求に基づいて上記デー
タレジスタ回路60に対するアクセスを行うようになっ
ている。上記割込み要求は、CPU10からマスタデー
タプロセッサ90への割込み信号IRQによって与えら
れる。
【0021】次に上述の構成を用いてRAM20のデー
タをデータプロセッサ1の内外で共有するときの制御態
様を更に具体的な態様を以って説明する。 (1)マスタデータプロセッサ90によるRAM20の
データリードは次のようなされる。CPU10はマスタ
データプロセッサ90に与えるべきRAM20上の先頭
アドレスとそのデータの語数とをアドレスレジスタ回路
50に設定する。この動作モードは、1回のDMA転送
起動による動作が1バイトとされ、その動作を上記初期
設定された転送語数分行うものである。CPU10は上
記初期設定後に割込み信号IRQによってマスタデータ
プロセッサ90にデータレジスタ回路60のリード動作
を要求する。マスタデータプロセッサ90は、その割込
み要求を受け付けると、アドレスレジスタ回路50を外
部インタフェース回路40を介してリードし、指定され
た語数に従い、リードデータレジスタ回路60をアクセ
スしデータレジスタ回路60のデータを読出す。データ
転送起動制御回路80はリードデータレジスタ回路60
に対するアクセスを検出すると、上記制御信号CONT
2をアクティブレベルに変化させて、DMAC70のデ
ータ転送動作を起動する。DMAC70は、アドレスレ
ジスタ回路50に設定されたアドレスのデータをレジス
タ回路60に転送する。これによって、マスタデータプ
ロセッサ90はCPU10がRAM20に書込んだデー
タを読み込むことができる。マスタデータプロセッサ9
0は、割込み要因の情報と共に読み込んだデータ語数の
情報で指定される語数分のデータを読み込むまで以上の
リード動作続ける。マスタデータプロセッサ90による
リード動作の完了は、データ転送起動制御回路80がマ
スタデータプロセッサ90によるデータレジスタ回路6
0のアクセス回数を管理することにより、或はマスタデ
ータプロセッサ90が当該リード動作の完了を通知する
ためのアクセスコンプリートのような信号をCPU10
に与え、又は上記アクセスコンプリートを示すコードデ
ータを外部バス経由でデータプロセッサ1に与えること
によって認識できる。
【0022】(2)マスタデータプロセッサ90による
RAM20へのデータライトは次のようにされる。CP
U10はデータレジスタ回路60に書込まれたデータを
格納すべきRAM20のアドレスの先頭アドレス及び書
込むべきデータの語数をアドレスレジスタ回路50に設
定する。この動作モードは、1回のDMA転送起動によ
る動作が1バイトとされ、その動作を上記初期設定され
た転送語数分行うものである。CPU10は上記初期設
定後に割込み信号IRQによってマスタデータプロセッ
サ90にデータレジスタ回路60へのライト動作を要求
する。マスタデータプロセッサ90は、その割込み要求
を受け付けると、アドレスレジスタ回路50を外部イン
タフェース回路40を介してリードし、指定された語数
に従い、ライトデータレジスタ回路65にデータを書込
む。データ転送起動制御回路80はライトデータレジス
タ回路60に対するアクセスを検出すると、上記制御信
号CONT1をアクティブレベルに変化させて、DMA
C70のデータ転送動作を起動する。DMAC70は、
アドレスレジスタ回路50に設定されたアドレスへデー
タを転送する。以上のように、データプロセッサ90
は、データ語数の情報で指定される語数分のデータを書
込むまで以上のライト動作を続け、これによって、RA
M20の所定の記憶領域にはマスタデータプロセッサ9
0が書込んだデータが格納され、CPU10はマスタデ
ータプロセッサ90が書込んだデータをRAM20から
読み込むことができる。マスタデータプロセッサ90に
よるライト動作の完了は、データ転送起動制御回路80
がマスタデータプロセッサ90によるデータレジスタ回
路60のアクセス回数を管理することにより、或はマス
タデータプロセッサ90が当該ライト動作の完了を通知
するためのアクセスコンプリートのような信号をCPU
10に与え、又は上記アクセスコンプリートを示すコー
ドデータを外部バス経由でデータプロセッサ1に与える
ことによって認識できる。
【0023】上記実施例によれば、以下の作用効果を得
るものである。 (1)データレジスタ回路60及び65は内部バス30
を介するアクセスと共に外部からアクセス可能にされ
た、RAM20のバッファ手段として位置付けられ、大
量の読出しデータや書き込みデータの記憶領域として内
部RAMを流用する。このことは、実質データプロセッ
サにオンチップで形成すべきマルチポートのバッファメ
モリの大容量化を可能とし、チップサイズの増大を回避
できる。 (2)DMAC70によりデータレジスタ回路60,6
5とRAM20間のデータ転送を行う。これは、CPU
10の制御に依らずマスタデータプロセッサ90の制御
の下で外部よりRAM20へのアクセスを可能とするこ
とができる。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0025】例えば、本実施例ではデータプロセッサ1
をスレーブプロセッサ、外部のデータプロセッサ90を
マスタプロセッサとして用いたが、この関係に限定され
ることはなく、どのような構成関係であってもよい。ま
た、RAM20はDRAMやSRAMなどその記憶形式
に限定されない。また、本実施例のアドレスレジスタ回
路50にはシフトレジスタを用いることもできる。
【0026】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるデータ
プロセッサに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、例えば、グラフィッ
ク制御装置や、各種表示制御装置に広く適用することが
できる。
【0027】本発明は、少なくともデータレジスタを含
むデータプロセッサに適用することができる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0029】すなわち、内部及び外部からデータレジス
タをRAMのバッファとして用い、該データレジスタに
対する外部からのアクセスに同期してそのデータレジス
タとRAMとの間のデータ転送制御を行う構成によって
マルチポートバッファメモリを実現するから斯るマルチ
ポートバッファメモリとして利用できる記憶容量をチッ
プサイズの増大を招くことなく大きくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるデータプロセッサのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 データプロセッサ 10 CPU 20 RAM 50 アドレスレジスタ回路 60 リードデータレジスタ回路 65 ライトデータレジスタ回路 70 DMAC 80 データ転送起動制御回路 90 マスタデータプロセッサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、この中央処理装置によ
    ってアクセス可能なRAMが接続された内部バスと、こ
    の内部バスと外部との夫々から双方向にデータを書込み
    及び読出し可能にされる双方向データバッファ手段と、
    この双方向データバッファ手段と上記RAMとの間のデ
    ータ転送制御を行うデータ転送制御回路と、外部から上
    記双方向データバッファ手段に対する読出し動作の指示
    に同期して上記データ転送制御回路にRAMから双方向
    データバッファ手段へのデータ転送動作を起動すると共
    に、外部から上記双方向データバッファ手段に対する書
    込み動作の指示に同期して上記データ転送制御回路に双
    方向データバッファ手段からRAMへのデータ転送動作
    を起動するデータ転送起動制御回路と、を備えて1チッ
    プ化されて成るものであることを特徴とするデータプロ
    セッサ。
  2. 【請求項2】 上記中央処理装置から書込み可能にされ
    ると共に、書込まれたアドレス情報が上記データ転送制
    御回路による双方向データバッファ手段とRAMとの間
    でのデータ転送のためのRAMのアドレス情報とされる
    アドレス記憶手段を設けて成るものであることを特徴と
    する請求項1記載のデータプロセッサ。
  3. 【請求項3】 上記データ転送起動制御回路は、双方向
    データバッファ手段に対する書込み動作を検出し、これ
    に基づいて上記データ転送制御回路に対し双方向データ
    バッファ手段からRAMへのデータ転送動作を起動する
    ものであることを特徴とする請求項1又は2記載のデー
    タプロセッサ。
JP11452694A 1994-04-28 1994-04-28 データプロセッサ Withdrawn JPH07302241A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100326223B1 (ko) * 1999-02-27 2002-02-27 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 메모리와 프로세서가 동일 칩 상에 형성된 마이크로 컴퓨터
WO2002093392A1 (fr) * 2001-05-14 2002-11-21 Renesas Technology Corp. Processeur de donnees

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