JP2003085093A - 情報公開システム,情報公開装置,情報公開方法,情報公開プログラムおよび情報公開プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

情報公開システム,情報公開装置,情報公開方法,情報公開プログラムおよび情報公開プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2003085093A
JP2003085093A JP2001272501A JP2001272501A JP2003085093A JP 2003085093 A JP2003085093 A JP 2003085093A JP 2001272501 A JP2001272501 A JP 2001272501A JP 2001272501 A JP2001272501 A JP 2001272501A JP 2003085093 A JP2003085093 A JP 2003085093A
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Kenzo Tomizawa
研三 富沢
Eiryo Ouchi
英良 大内
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 提供すべき公開情報を、その公開情報を知ら
せたい人(送信先)に確実に伝えることができ、又、電
子メールによって送信された公開情報を、複数の人に容
易に提供することができるようにする。 【解決手段】 提供すべき公開情報を入力する公開情報
入力部51と、この公開情報入力部51から入力された
公開情報を電子データとして保存する公開情報保存部1
2と、公開情報を閲覧すべく通信ネットワーク40を介
してアクセスしてきた情報端末51に対し、公開情報を
提供する公開情報掲示部11と、公開情報入力部51か
ら入力された公開情報に基づいて送信先への電子メール
を作成するメール作成部31と、メール作成部31によ
って作成された電子メールを送信先に送信するメール送
信部20とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばインターネ
ット上の電子掲示板システムに、インターネットを介し
てアクセスしてきた情報端末に閲覧可能に公開情報を掲
示するために用いて好適な、情報公開システムおよび情
報公開装置並びに情報公開方法、更には、同方法を実現
するための情報公開プログラムおよび情報公開プログラ
ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の電子掲示板システム
は、コンピュータを利用した情報交換システムの一形態
であって、利用者が自分の情報端末からインターネット
を介してBBS(Bulletin Board System;電子掲示板
システム)サーバに接続して、このBBSサーバに管理
されている共通エリアに情報や意見を書き込み、同様に
して他の利用者がその共通エリアに書き込まれた情報や
意見(以下、情報等という)を読むことができるもので
ある。すなわち、この電子掲示板システムにおいては、
複数の利用者がそれぞれ掲示板に書き込んだ情報等を、
その掲示板の利用者全員が閲覧することができ、これに
より、電子掲示板に書き込まれた情報等を複数の利用者
の間で共有することができる。
【0003】一方、電子メールシステムは、コンピュー
タのネットワークを介してメッセージ(電子メール)を
送受信するシステムであって、基本的に電子メールの送
信者と受信者との1対1の関係で情報(電子メール)が
やりとりされ、通常、他者はそのやりとりされる情報の
内容を知ることはできないようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子掲示板システムにおいては、電子掲示板に新たな書
き込みが行なわれたか否かは、利用者が電子掲示板を閲
覧することによって確認しなければならず、例えば自分
に関係がある情報等が書き込まれた場合であっても、利
用者はその書き込みが行なわれたことをリアルタイムに
知ることはできない。又、電子掲示板に書き込みを行な
った利用者にとっても、自分が電子掲示板に書き込んだ
情報等を読んでもらいたい人(例えば、関係者等)が、
その書き込みを読んだか否かを確認することができず、
情報伝達の確実性が低いという課題がある。
【0005】一方、電子メールシステムは、基本的には
送信者と受信者という1対1の間で情報等を送受信する
ものである。従って、たとえ「CC(Carbon Copy:複
写コピー)」といった機能やメーリングリストを用いた
としても、例えば、複数の利用者の間で、特定の話題に
ついて情報や意見の交換を行なうといった用途に電子メ
ールを用いた場合には、過去に誰がどのような意見に対
してどのような内容の発言をしたか等を確認することが
煩雑であり、使い勝手が悪いという課題がある。
【0006】また、電子メールによって送信された情報
を複数の利用者の間で共有する場合には、電子メールの
送信者や受信者が、その都度、その情報を電子掲示板等
に書き込む等しなければならず、煩雑であるという課題
もある。本発明は、このような課題に鑑み創案されたも
ので、提供すべき公開情報を、その公開情報を知らせた
い人(送信先)に確実に伝えることができ、又、電子メ
ールによって送信された公開情報を、複数の人に容易に
提供することができるようにした情報公開システム,情
報公開装置,情報公開方法,情報公開プログラムおよび
情報公開プログラムを記録したコンピュータ読取可能な
記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の情報
公開システム(請求項1)は、提供すべき公開情報を入
力する公開情報入力部と、この公開情報入力部から入力
された公開情報を電子データとして保存する公開情報保
存部と、公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介し
てアクセスしてきた情報端末に対し、公開情報を提供す
る公開情報掲示部と、公開情報入力部から入力された公
開情報に基づいて送信先への電子メールを作成するメー
ル作成部と、このメール作成部によって作成された電子
メールを送信先に送信するメール送信部とをそなえるこ
とを特徴としている。
【0008】また、本発明の情報公開システム(請求項
2)は、送信先に送信する電子メールを入力するメール
入力部と、このメール入力部によって入力された電子メ
ールを送信先に送信するメール送信部と、メール入力部
から入力された電子メールに基づいて提供すべき公開情
報を作成する公開情報作成部と、この公開情報作成部に
よって作成された公開情報を電子データとして保存する
公開情報保存部と、公開情報を閲覧すべく通信ネットワ
ークを介してアクセスしてきた情報端末に対し、公開情
報を提供する公開情報掲示部とをそなえることを特徴と
している。
【0009】さらに、本発明の情報公開システム(請求
項3)は、提供すべき公開情報を入力する公開情報入力
部と、この公開情報入力部から入力された公開情報に基
づいて送信先への電子メールを作成するメール作成部
と、送信先に送信する電子メールを入力するメール入力
部と、このメール入力部によって入力された電子メール
に基づいて提供すべき公開情報を作成する公開情報作成
部と、メール入力部によって入力された電子メールもし
くは、メール作成部によって作成された電子メールを送
信先に送信するメール送信部と、公開情報入力部によっ
て入力された公開情報もしくは、公開情報作成部によっ
て作成された公開情報を電子データとして保存する公開
情報保存部と、公開情報を閲覧すべく通信ネットワーク
を介してアクセスしてきた情報端末に対し、公開情報を
提供する公開情報掲示部とをそなえることを特徴として
いる。
【0010】なお、メール作成部が、公開情報に基づい
て、電子メールの少なくとも本文を作成するメール本文
作成部と、このメール本文作成部によって作成された電
子メールの本文に送信先のメールアドレスを付加するメ
ールアドレス設定部とをそなえてもよい(請求項4)。
また、公開情報作成部が、電子メールの少なくとも本文
から、通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報
端末に対して提供されるべき公開情報を取得する公開情
報取得部と、この公開情報取得部によって取得された公
開情報を、公開情報掲示部によって掲示可能に設定する
掲示設定部とをそなえてもよい(請求項5)。
【0011】さらに、公開情報作成部による公開情報の
作成を行なうか否かを判断する公開情報作成判断部をそ
なえてもよく(請求項6)、メール作成部による電子メ
ールの作成を行なうか否かを判断するメール作成判断部
をそなえてもよく(請求項7)、更に、送信先を設定す
るメール送信管理部をそなえてもよい(請求項8)。ま
た、本発明の情報公開装置(請求項9)は、通信ネット
ワークを介してアクセスしてきた情報端末に対して提供
されるべき公開情報に基づいて、送信先に送信する電子
メールの少なくとも本文を作成するメール本文作成部
と、このメール本文作成部によって作成された電子メー
ルの本文に送信先のメールアドレスを付加するメールア
ドレス設定部とをそなえることを特徴としている。
【0012】なお、この場合において、メールアドレス
設定部が、予め登録された送信先のメールアドレスをデ
ータベース(例えば人材データベース)から取得し、こ
の取得したメールアドレスをメール本文作成部によって
作成された電子メールの本文に付加することによって電
子メールを作成して、メール送信部がこの作成された電
子メールをその送信先に対して自動的に送信してもよ
い。
【0013】また、メール作成部が電子メールの作成を
行なう度に、送信元がメール送信管理部を用いて送信先
を設定し、メールアドレス設定部がこの設定された送信
先のメールアドレスをデータベース(例えば人材データ
ベース)から取得して、その取得したメールアドレスを
メール本文作成部によって作成された電子メールの本文
に付加することによって電子メールを作成し、メール送
信部がこの作成された電子メールをその送信先に対して
自動的に送信してもよい。
【0014】さらに、本発明の情報公開装置(請求項1
0)は、送信先に送信されるべき電子メールの少なくと
も本文から、通信ネットワークを介してアクセスしてき
た情報端末に対して提供されるべき公開情報を取得する
公開情報取得部と、この公開情報取得部によって取得さ
れた公開情報を、通信ネットワークを介してアクセスし
てきた情報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部
とをそなえることを特徴としている。
【0015】なお、掲示設定部が、公開情報を識別する
ための識別情報(識別コード)を公開情報毎に設定し、
一の公開情報に関連する他の公開情報を、この識別情報
に基づいて相互に関連付けてもよい。また、メール入力
部によって入力する電子メールに識別情報を入力してお
き、掲示設定部が、この電子メールに入力された識別情
報に基づいて、この電子メールに基づいて作成された公
開情報を、その識別情報に対応する識別情報に関連付け
てこの公開情報を掲示してもよい。
【0016】またさらに、本発明の情報公開装置(請求
項11)は、通信ネットワークを介してアクセスしてき
た情報端末に対して提供されるべき公開情報に基づい
て、送信先に送信する電子メールの少なくとも本文を作
成するメール本文作成部と、このメール本文作成部によ
って作成された電子メールの本文に送信先のメールアド
レスを付加するメールアドレス設定部と、送信先に送信
されるべき電子メールの少なくとも本文から、通信ネッ
トワークを介してアクセスしてきた情報端末に対して提
供されるべき公開情報を取得する公開情報取得部と、こ
の公開情報取得部によって取得された公開情報を、通信
ネットワークを介してアクセスしてきた情報端末に対し
て掲示可能に設定する掲示設定部とをそなえることを特
徴としている。
【0017】また、本発明の情報公開方法(請求項1
2)は、提供すべき公開情報を入力する公開情報入力ス
テップと、公開情報入力ステップにおいて入力された公
開情報を電子データとして保存する公開情報保存ステッ
プと、公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介して
アクセスしてきた情報端末に対し、公開情報を提供する
公開情報掲示ステップと、公開情報入力ステップにおい
て入力された公開情報に基づいて送信先への電子メール
を作成するメール作成ステップと、このメール作成ステ
ップにおいて作成された電子メールを送信先に送信する
メール送信ステップとをそなえることを特徴としてい
る。
【0018】また、本発明の情報公開方法(請求項1
3)は、送信先に送信する電子メールを入力するメール
入力ステップと、このメール入力ステップにおいて入力
された電子メールを送信先に送信するメール送信ステッ
プと、メール入力ステップにおいて入力された電子メー
ルに基づいて提供すべき公開情報を作成する公開情報作
成ステップと、この公開情報作成ステップにおいて作成
された公開情報を電子データとして保存する公開情報保
存ステップと、公開情報を閲覧すべく通信ネットワーク
を介してアクセスしてきた情報端末に対し、公開情報を
提供する公開情報掲示ステップとをそなえることを特徴
としている。
【0019】さらに、本発明の情報公開方法(請求項1
4)は、提供すべき公開情報を入力する公開情報入力ス
テップと、この公開情報入力ステップにおいて入力され
た公開情報に基づいて送信先への電子メールを作成する
メール作成ステップと、送信先に送信する電子メールを
入力するメール入力ステップと、このメール入力ステッ
プにおいて入力された電子メールに基づいて提供すべき
公開情報を作成する公開情報作成ステップと、メール入
力ステップにおいて入力された電子メールもしくは、メ
ール作成ステップにおいて作成された電子メールを送信
先に送信するメール送信ステップと、公開情報入力ステ
ップにおいて入力された公開情報もしくは、公開情報作
成ステップにおいて作成された公開情報を電子データと
して保存する公開情報保存ステップと、公開情報を閲覧
すべく通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報
端末に対し、公開情報を提供する公開情報掲示ステップ
とをそなえることを特徴としている。
【0020】また、本発明のプログラム(請求項15)
は、通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端
末に対して公開すべき公開情報を掲示するための機能を
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの少
なくとも本文を作成するメール本文作成部と、メール本
文作成部によって作成された電子メールの本文に送信先
のメールアドレスを付加するメールアドレス設定部とし
て、コンピュータを機能させることを特徴としている。
【0021】さらに、本発明のプログラム(請求項1
6)は、通信ネットワークを介してアクセスしてきた情
報端末に対して公開すべき公開情報を掲示するための機
能をコンピュータに実行させるためのプログラムであっ
て、送信先に送信されるべき電子メールの少なくとも本
文から公開情報を取得する公開情報取得部と、この公開
情報取得部によって取得された公開情報を情報端末に対
して掲示可能に設定する掲示設定部として、コンピュー
タを機能させることを特徴としている。
【0022】またさらに、本発明のプログラム(請求項
17)は、通信ネットワークを介してアクセスしてきた
情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示するための
機能をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
って、公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メー
ルの少なくとも本文を作成するメール本文作成部と、こ
のメール本文作成部によって作成された電子メールの本
文に送信先のメールアドレスを付加するメールアドレス
設定部と、送信先に送信されるべき電子メールの少なく
とも本文から、公開情報を取得する公開情報取得部と、
この公開情報取得部によって取得された公開情報を、情
報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部として、
コンピュータを機能させることを特徴としている。
【0023】また、本発明のプログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体(請求項18)は、通信ネ
ットワークを介してアクセスしてきた情報端末に対して
公開すべき公開情報を掲示するための機能をコンピュー
タに実行させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体であって、プログラムが、公開情
報に基づいて、送信先に送信する電子メールの少なくと
も本文を作成するメール本文作成部と、メール本文作成
部によって作成された電子メールの本文に送信先のメー
ルアドレスを付加するメールアドレス設定部として、コ
ンピュータを機能させることを特徴としている。
【0024】さらに、本発明のプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な記録媒体(請求項19)は、通信
ネットワークを介してアクセスしてきた情報端末に対し
て公開すべき公開情報を掲示するための機能をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体であって、プログラムが、送信
先に送信されるべき電子メールの少なくとも本文から公
開情報を取得する公開情報取得部と、この公開情報取得
部によって取得された公開情報を情報端末に対して掲示
可能に設定する掲示設定部として、コンピュータを機能
させることを特徴としている。
【0025】またさらに、本発明のプログラムを記録し
たコンピュータ読取可能な記録媒体(請求項20)は、
通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端末に
対して公開すべき公開情報を掲示するための機能をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体であって、プログラムが、
公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの少
なくとも本文を作成するメール本文作成部と、このメー
ル本文作成部によって作成された電子メールの本文に送
信先のメールアドレスを付加するメールアドレス設定部
と、送信先に送信されるべき電子メールの少なくとも本
文から、公開情報を取得する公開情報取得部と、この公
開情報取得部によって取得された公開情報を、情報端末
に対して掲示可能に設定する掲示設定部として、コンピ
ュータを機能させることを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態としての情報公開システム
1aの構成を示すブロック図である。本情報公開システ
ム1aは、複数の利用客の間において、電子メールの送
受信と電子掲示板の利用を可能にするものであって、図
1に示すように、BBSサーバ10,メールサーバ2
0,公開情報管理サーバ(公開情報管理装置)30a,
通信ネットワーク40,人材データベースサーバ61,
ウェブサーバ70および複数の情報端末51をそなえて
構成されている。
【0027】情報端末51は、コンピュータ等の情報処
理端末であって、それぞれ通信ネットワーク40を介し
て、BBSサーバ10,メールサーバ20,人材データ
ベースサーバ61および公開情報サーバ30aと通信可
能に接続されている。各情報端末51には、BBSサー
バ10(後述)によって提供される電子掲示板やウェブ
サーバ70(後述)によって提供されるウェブページを
閲覧するためのプログラムや、電子メールを送受信する
ためのプログラム(メーラ)がインストールされてい
る。
【0028】電子掲示板を閲覧するためのプログラムと
しては、例えば、インターネットエクスプローラ(マイ
クロソフト社)等のブラウザソフトや、パソコン通信用
ソフト等が知られている。又、ウェブページを閲覧する
ためのプログラムとしても、上述したブラウザソフトが
一般的に用いられている。なお、本第1実施形態におい
ては、電子掲示板やウェブページを閲覧するためにブラ
ウザソフトを用いるとともに、このブラウザソフトをメ
ーラとしても用いる場合について説明する。
【0029】利用客は、各情報端末51において、ブラ
ウザソフトを用いて、ウェブページを閲覧したり、BB
Sサーバ10によって掲示されるべき記事や意見等(公
開情報)を入力したり、メールサーバ20を介して他の
利用客に対する電子メールを入力したりするようになっ
ている。ウェブサーバ70は、インターネット(通信ネ
ットワーク40)上で、ウェブページの閲覧サービスを
提供するサーバ(コンピュータ)であって、本情報公開
システム1aにおいては、利用客が本情報公開システム
1aを利用するための各種の画面(図3〜図7参照)を
情報端末51から閲覧可能に提供している。このウェブ
サーバは、通信ネットワーク40を介して、BBSサー
バ10,公開情報サーバ30a,メールサーバ20およ
び人材データベースサーバ61と通信可能に接続されて
いる。
【0030】人材データベースサーバ61は、人材デー
タベース60を管理するコンピュータであって、通信ネ
ットワーク40を介してBBSサーバ10,公開情報サ
ーバ30a,メールサーバ20および情報端末51に通
信可能に接続されている。人材データベース60は、本
情報公開システム1aを利用する利用客の情報を予め登
録し管理するものであって、各利用客についての、例え
ば、会員番号,名前,会社名,所属,電子メールアドレ
ス,職種等の情報を関連付けて登録するようになってい
る。
【0031】そして、利用客が、情報端末51において
ブラウザソフト等を用いることにより、人材データベー
ス60に登録されている情報(登録情報)を参照した
り、新規の利用客を登録したり、又、既に登録されてい
る利用客の登録情報を編集したりすることができるよう
になっている。図2は本発明の第1実施形態としての情
報公開システム1aにおける人材データベース60に登
録されるデータの例を示す図である。この図2に示す、
人材データベース60は、利用者の名前,会社名,所
属,電子メール(E−mail)アドレス,電話番号
(TEL),職種,分科会および専門分野によって構成
されている。
【0032】本実施形態としての情報公開システム1a
は、後述するように、ある利用者が発案したアイデアを
電子掲示板によって特定範囲の利用客(会員)に公開
し、このアイデアについて、複数の利用客によって公開
討論を行なう場を提供するためのものであるので、人材
データベース60には、利用客の名前や電子メールアド
レスに利用客の職種等を予め関連付けて登録している。
【0033】BBS(Bulletin Board System;電子掲
示板システム)サーバ10は、いわゆる電子掲示板を管
理するものであって、インターネット上に仮想的に形成
した電子掲示板に、通信ネットワーク40を介して接続
された情報端末(公開情報入力部)51から書き込まれ
た(入力されたもしくは投稿された)掲示用の情報(例
えば、記事や意見等;以下、公開情報という場合もあ
る)を、同じく、この公開情報を閲覧すべく通信ネット
ワーク40を介してアクセスしてきた情報端末51に対
して掲示するものである。
【0034】なお、本第1実施形態の情報公開システム
1aにおいては、BBSサーバ10が管理する電子掲示
板に、利用客が、特定のアイデアを掲示し、このアイデ
アについての意見を同電子掲示板を利用する他の利用客
に対して求める、いわば公開討論の場として用いる場合
について説明しており、利用客は、それぞれ情報端末5
1を用いてBBSサーバ10に接続して、この電子掲示
板を閲覧したり、又、意見等を書き込んだりするように
なっている。
【0035】BBSサーバ10は、コンピュータシステ
ムによって構成され、メールサーバ20,公開情報サー
バ30a,人材データベースサーバ61,ウェブサーバ
70および情報端末51と、通信ネットワーク40を介
して通信可能に接続されている。本第1実施形態におい
ては、BBSサーバ10は、複数のスレッドをそなえた
マルチスレッド形式の電子掲示板を管理している。この
マルチスレッド形式の電子掲示板は、特定の議題(記事
や話題等)毎に、関連する投稿を1つのグループ(この
グループをスレッドという)として取り扱うものであっ
て、このようにして形成されたスレッドを複数運用する
ものである。例えば、利用客が特定の記事に関連する情
報(意見や記事等)の書き込みを行なう際に、その記事
に対する返信という形式で書き込むことにより、その特
定の記事に関するスレッドが形成されるようになってい
る。
【0036】BBSサーバ10は、公開情報掲示部11
と公開情報保存部12とをそなえて構成されている。公
開情報保存部12は、例えばハードディスク等の記憶装
置によって構成され、情報端末51から入力された公開
情報を電子データとして保存するものである。又、公開
情報保存部12は、複数の情報端末51から入力された
公開情報を、必要に応じて、既に入力されている公開情
報に関連付けて保存するようになっている。例えば、利
用客が、電子掲示板に登録されている特定のスレッドに
対して書き込みを行なうと、その書き込まれた公開情報
は、そのスレッドを構成する他の公開情報に関連付けら
れて保存されるようになっている。
【0037】そして、各利用客は、情報端末51を用い
て、通信ネットワーク40を介してBBSサーバ10に
接続することにより、この電子掲示板を閲覧することが
できる。なお、BBSサーバ10においては、コンピュ
ータ読取可能な記録媒体(例えば、メモリ,磁気記憶装
置,ICカード,ROMカード,磁気テープ,パンチカ
ード,フロッピー(登録商標)ディスク,メモリカー
ド,光磁気記憶装置,CD−ROM,CD−R,CD−
RW,DVD,DVD−R,DVD−RW等;図示省
略)に格納されたプログラムを実行することにより、こ
のコンピュータが上述した公開情報掲示部11および公
開情報保存部12として機能する。
【0038】また、このプログラムは、例えば、フレキ
シブルディスク,CD−ROM等の、コンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そ
して、コンピュータは、その記録媒体からプログラムを
読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送して
格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば、磁気
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置
(記憶媒体)に記録しておき、その記録装置から通信経
路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0039】さらに、本実施形態において、コンピュー
タとは、ハードディスクとオペレーションシステムとを
含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で
動作するハードウェアを意味している。又、オペレーシ
ョンシステムが不要でプログラム単体でハードウェアを
動作させるような場合には、そのハードウェア自体がコ
ンピュータに相当する。ハードウェアは、少なくとも、
CPU等のマイクロプロセッサと、記録媒体に記録され
たプログラムを読み取るための手段とをそなえている。
【0040】公開情報掲示部11は、公開情報を閲覧す
べく通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端
末51に対して公開情報を提供するものであって、イン
ターネット上に仮想的に配置された掲示板(電子掲示
板)に、公開情報保存部12に保存された公開情報を掲
示することにより、通信ネットワーク40を介してアク
セスしてきた情報端末51に対して閲覧可能にするもの
である。
【0041】図3〜図6はそれぞれ本発明の第1実施形
態としての情報公開システム1aにおいて、情報端末5
1の表示装置(図示省略)に表示される画面の例を示す
図であって、図3は本情報公開システムにおける機能を
選択するための画面(選択画面6e)の例を示す図、図
4は電子掲示板によって管理されるスレッドの一覧画面
(スレッド一覧画面6a)の例を示す図、図5は図3に
示す電子掲示板の一覧の中から選択された特定のスレッ
ドを表示した画面(スレッド画面6b)の例を示す図、
図6はそのスレッドへの記事等の入力画面(投稿画面6
c)の例を示す図である。
【0042】なお、図3に示す選択画面6eはウェブサ
ーバ70が提供するものであり、又、図4〜図6に示す
電子掲示板の画面(スレッド一覧画面6a,スレッド画
面6bおよび投稿画面6c)はBBSサーバ10が提供
するものである。本第1実施形態の情報公開システム1
aは、図3に示すように、人材データベース,電子掲示
板(アイデア登録)および電子メール送信(メール送
信)の3つの機能をそなえて構成されており、利用客
は、情報端末51を用いてウェブサーバ70にアクセス
し、その表示装置に表示された選択メニュー6eから、
これらの3つの機能の中から特定の機能を選択するよう
になっている。
【0043】なお、この選択メニュー6eにおいて、
「人材データベース」は人材データベース60にリンク
されており、「アイデア登録」はBBSサーバ10が管
理する電子掲示板にリンクされており、「メール送信」
はウェブサーバ70が管理するメール送信画面6d(図
7参照)にリンクされている。利用者が、選択メニュー
6eにおいて「人材データベース」を選択することによ
り、情報端末51は人材データベース60にアクセスし
て、他の利用客の登録情報(例えば、名前,会社名,所
属,専門分野,職種等)を参照したり、新規の利用客を
登録したり、又、既に登録されている利用客の登録情報
を編集したりすることができるようになっている。
【0044】また、利用客が、選択メニュー6eにおい
て「メール送信」を選択すると、ウェブサーバ70が情
報端末51の表示装置に図7に示すようなメール送信画
面6dを表示させるようになっており、利用客はこのメ
ール送信画面6dにおいて電子メールの作成(メール本
文や件名の入力,送信先の設定等)や、作成した電子メ
ールの送信等を行なうようになっている。
【0045】図7は本第1実施形態の情報公開システム
1aにおける電子メールを作成して送信するための画面
(メール送信画面6d)の例を示す図である。なお、こ
のメール送信画面6dもウェブサーバ70が提供するよ
うになっている。メール送信画面6dは、図7に示すよ
うに、アドレス情報入力欄71,送信者入力欄75,件
名入力欄76,内容入力欄77および送信ボタン79を
そなえて構成されている。
【0046】アドレス情報入力欄71は、職種別欄7
2,個人別欄73,追加ボタン78および宛先リスト7
4をそなえて構成されており、職種別欄72には、人材
データベース60に登録されている利用客の職種の一覧
が表示されるようになっている。又、個人別欄73に
は、人材データベース60に登録されている利用客の名
前や電子メールアドレスの一覧が表示されるようになっ
ている。
【0047】利用客は、これらの職種別欄72に表示さ
れた複数の職種や、個人別欄73に表示された複数の個
人名の中から、電子メールの送信を希望する送信先を選
択して、追加ボタン78を選択することにより、これら
の選択された送信先が宛先リスト74に追加されるよう
になっている。なお、電子メールの送信先の設定につい
ては、上述のごとく個人別欄73や職種別欄72からの
選択によって行なうことに限定されるものではなく、利
用客が送信先の電子メールアドレスを直接入力すること
もできる。
【0048】内容入力欄77は、電子メールの本文を入
力するためのものであり、利用者が任意の内容を入力す
ることができるようになっている。又、件名入力欄76
は、送信する電子メールのタイトルを入力するためのも
のであり、利用者が、任意のタイトルを入力することが
できるようになっている。送信者入力欄75は、電子メ
ールの送信元(利用客)を識別するための情報を入力す
るためのものであり、例えば、その利用者の名前等を入
力することができる。なお、この送信者入力欄75にお
いては、ブラウザのキャッシュやクッキー等によって保
持された情報に基づいて、利用客の名前等が自動的に入
力されるようにしてもよい。
【0049】そして、利用者が、このメール送信画面6
dにおける各欄に対して必要な入力を行なった後、送信
ボタン79を選択することにより、作成した電子メール
がメールサーバ20に送信され、このメールサーバ20
により送信先へ送信されるようになっている。また、利
用客が、選択メニュー6eにおいて「アイデア登録」を
選択することにより、BBSサーバ10が提供する電子
掲示板を利用することができるようになっている。
【0050】本情報公開システム1aにおいては、BB
Sサーバ10が管理する電子掲示板は、図4に示すよう
に、アイデア毎に独立して作成された複数のスレッドを
有している。なお、この図3に示すスレッド一覧画面6
aは、アイデアA,B,Cの3つのスレッドが形成され
ている例を示している。利用者は、スレッド一覧画面6
aに表示された複数のスレッドの一覧から閲覧を希望す
るスレッド(アイデア)を選択することにより、図5に
示すように、他の利用者等によって入力されたその記事
に関連する一連の意見等を時系列に並べて閲覧すること
ができるようになっている。又、スレッドを構成する各
公開情報には、それぞれ返信ボタンがそなえられてい
る。なお、図5はアイデアAに関するスレッドを表示し
た例である。
【0051】また、スレッド画面6bに表示された公開
情報(図5参照)に対して、利用客がそのスレッドを構
成する意見や情報(公開情報)に対して自らの意見等
(公開情報)を書き込む場合には、利用客は、スレッド
画面6bにおいて、その意見等に対応して形成されてい
る「返信」を選択する。利用客がこの「返信」を選択す
ることにより、情報端末51の表示装置に図6に示すよ
うな投稿画面6cが表示される。そして、利用客が、こ
の投稿画面6cの「内容」欄に公開情報を入力して「登
録」を選択することにより、入力された公開情報がBB
Sサーバ10によって公開情報保存部12に保存され、
公開情報掲示部11によって掲示されるようになってい
る。
【0052】このように、利用客が、スレッド画面6b
(図5参照)において「返信」を選択することにより表
示された投稿画面6c(図6参照)において公開情報の
入力を行なった場合には、BBSサーバ10は、この投
稿画面6cにおいて入力された公開情報を、アイデアA
のスレッドを構成する他の記事等と関連付けて公開情報
保存部12に格納し、公開情報掲示部11は、その公開
情報をそのスレッドの一部として掲示するようになって
いる。
【0053】一方、利用者が新たなスレッドとして記事
等を入力する場合には、利用客は、スレッド一覧画面6
a(図4参照)において「新規登録」を選択するように
なっており、これにより、投稿画面6c(図6参照)が
情報端末51の表示部に表示される。利用者は、この投
稿画面6cにおいて新たな公開情報を入力するようにな
っている。
【0054】このように、利用者が、スレッド一覧画面
6aにおいて「新規登録」を選択することにより表示さ
れた投稿画面6cにおいて公開情報の入力を行なった場
合には、BBSサーバ10は、この投稿画面6cにおい
て入力された記事等を、新たなスレッド(新規スレッ
ド)として公開情報保存部12に格納し、公開情報掲示
部11は、その公開情報を新規スレッドとして掲示する
ようになっている。
【0055】メールサーバ20は、送信元から送信され
た電子メールを送信先の電子メールアドレスに従って送
信するものであり、コンピュータによって構成され、B
BSサーバ20,公開情報サーバ30a,人材データベ
ースサーバ61,ウェブサーバ70および情報端末51
に、通信ネットワーク40を介して通信可能に接続され
ている。
【0056】このメールサーバ20は、メールアドレス
毎に形成されたメールボックスを管理しており、送信さ
れた全ての電子メールについて、その送信先の電子メー
ルアドレスを調べ、その電子メールアドレスに対応する
メールボックスにその電子メールを格納するようになっ
ている。そして、このメールサーバ20は、後述するメ
ール作成部31によって作成された電子メールを送信先
に送信するメール送信部として機能するようになってい
る。
【0057】利用客は、情報端末51にインストールさ
れたメーラやブラウザを用いて、電子メールを作成し
て、この作成した電子メールをメールサーバ20に送信
したり、メールサーバ20が管理するメールボックスに
接続し、メールボックスに格納されている電子メールを
取得することにより、自分の電子メールアドレスに送信
された電子メールを受信したりすることができる。
【0058】なお、本第1実施形態においては、情報公
開システム1aは、1つのメールサーバ20をそなえて
構成されているが、それに限定されるものではなく、例
えば、送信側と受信側とのそれぞれにメールサーバをそ
なえる等、複数のメールサーバをそなえてもよく、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。
【0059】公開情報サーバ(情報公開装置)30a
は、BBSサーバ10によって提供される電子掲示板
と、メールサーバ20によって送受信される電子メール
とを相互にリンクさせるものであって、メール作成判断
部34,メール作成部32,メール送信管理部35をそ
なえて構成されている。この公開情報サーバ30aも、
BBSサーバ10やメールサーバ20と同様に、コンピ
ュータによって構成され、コンピュータ読取可能な記録
媒体(例えば、メモリ,磁気記憶装置,ICカード,R
OMカード,磁気テープ,パンチカード,フロッピーデ
ィスク,メモリカード,光磁気記憶装置,CD−RO
M,CD−R,CD−RW,DVD,DVD−R,DV
D−RW等;図示省略)に格納されたプログラムを実行
することにより、このコンピュータが、メール作成判断
部34,メール作成部32およびメール送信管理部35
として機能するようになっている。
【0060】また、このプログラムも、例えば、フレキ
シブルディスク,CD−ROM等の、コンピュータ読み
取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。そ
して、コンピュータは、その記録媒体からプログラムを
読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送して
格納して用いる。又、そのプログラムを、例えば、磁気
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク等の記憶装置
(記憶媒体)に記録しておき、その記録装置から通信経
路を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
【0061】また、公開情報サーバ30aは、BBSサ
ーバ10,メールサーバ20,人材データベースサーバ
61,ウェブサーバ70および情報端末51と通信ネッ
トワーク40を介して通信可能に接続されている。メー
ル作成判断部34は、情報端末51から利用客によって
入力された電子掲示板の公開情報に基づいて送信先への
電子メールの作成を行なうか否かを判断するものであ
る。メール作成判断部34は、投稿画面6c(図6参
照)において、「メール送信」欄で「する」が選択され
ている場合には、メール作成部31による電子メールの
作成を行なうものと判断し、メール作成部31に電子メ
ールを作成させるようになっている。
【0062】メール作成部31は、利用客が電子掲示板
に掲示するために情報端末51から入力した公開情報に
基づいて、送信先への電子メールを作成するものであ
り、メール作成判断部34の判断結果に応じて電子メー
ルの作成を行なうようになっている。このメール作成部
31は、メール本文作成部32とメールアドレス設定部
33とをそなえて構成されている。メール本文作成部3
2は、利用客が電子掲示板に掲示するために情報端末5
1から入力した公開情報に基づいて、電子メールの少な
くとも本文を作成するものであり、入力された公開情
報、すなわち、投稿画面6c(図6参照)における「内
容」欄に入力された情報を取得(コピー)し、そのコピ
ーした情報を電子メールの本文部分としてペーストする
ことにより、電子メールの本文を作成するようになって
いる。
【0063】メールアドレス設定部33は、後述するメ
ール送信管理部35によって設定された電子メールの送
信先の電子メールアドレスを取得し、その電子メールア
ドレスをメール本文作成部32によって作成された電子
メール本文に付加するものであって、これにより、電子
掲示板に掲示される内容と同じ内容の本文を有する電子
メールが作成されるようになっている。
【0064】メール送信管理部35は、メール作成部3
1によって作成された電子メールの送信先を設定するも
のである。利用客が、投稿画面6cにおいてメール送信
をする旨の選択を行ない、「内容」欄に電子掲示板に投
稿する公開情報の入力を行なった後、「登録」を選択す
ると、情報端末51の表示装置にこのメール送信画面6
dが表示されるようになっている。
【0065】利用客は、職種別欄72に表示された複数
の職種や、個人別欄73に表示された複数の個人名の中
から、電子メールの送信先を選択して、追加ボタン78
を選択することにより、選択された送信先が宛先リスト
74に追加される。また、内容入力欄77には、投稿画
面6cの「内容」欄において入力された公開情報が自動
的に転記されるようになっており、利用者は、必要に応
じてその内容を修正することができるようになってい
る。
【0066】同様に、件名入力欄76には、投稿画面6
cの「件名」欄において入力された件名が自動的に転記
されるようになっており、送信者入力欄75には、投稿
画面6cの「名前」欄において入力された名前が自動的
に転記されるようになっている。そして、利用者は、必
要に応じて、これらの送信者名や件名を修正することが
できるようになっている。
【0067】そして、利用者が、メール送信画面6dに
おける各欄に対して必要な入力を行なった後、送信ボタ
ン79を選択することにより、利用客が電子掲示板に掲
示するために情報端末51から入力した記事に基づいて
作成された電子メールが、メールサーバ20に送信さ
れ、送信先へ送信されるようになっている。上述のごと
く構成された、本発明の第1実施形態としての情報公開
システム1aにおける処理を、図8に示すフローチャー
ト(ステップA10〜A130)に従って説明する。
【0068】図3に示すような選択メニュー6eが、ウ
ェブサーバ70によって情報端末51の表示装置に表示
され(ステップA10)、利用客は、この選択メニュー
において、「人材データベース」,「アイデア登録(電
子掲示板)」および「メール送信」の中からいずれか1
つを選択する(ステップA20)。利用客が「人材デー
タベース」を選択した場合には(ステップA20の“人
材データベース”ルート参照)、情報端末51が人材デ
ータベースサーバ61に接続され、情報端末51の表示
装置に図2に示すような人材データベース60が表示さ
れる。利用客は、この人材データベース60において、
希望する情報を得るために検索等を行なったり、その登
録内容を編集したり、新規の利用客の登録を行なったり
する(ステップA130)。
【0069】また、利用客が「メール送信」を選択した
場合には(ステップA20の“メール送信”ルート参
照)、情報端末51の表示装置に図7に示すようなメー
ル送信画面6dが表示され、利用客は、このメール送信
画面6dにおいて、送信先の選択や必要な情報の入力を
行なって作成した電子メールを送信する(ステップA1
20)。
【0070】利用客が「アイデア登録」を選択した場
合、すなわち、電子掲示板を利用する場合には(ステッ
プA20の“アイデア登録”ルート参照)、BBSサー
バ10が、情報端末51の表示部にスレッド一覧画面6
aを表示させる(ステップA30)。そして、BBSサ
ーバ10は、利用客が、このスレッド一覧画面6aにお
いて「新規登録」を選択したか、既に登録されている複
数のアイデア(スレッド)のうちいずれかを選択したか
を判断する(ステップA40)。
【0071】利用客が既に登録されているスレッド(ア
イデア1〜アイデア3)のうちのいずれかを選択した場
合には(ステップA40のNOルート参照)、公開情報
掲示部11が、そのスレッドに関する情報を公開情報保
存部12から呼び出し、スレッド画面6bとして情報端
末51の表示部に表示させる(ステップA50)。ま
た、BBSサーバ10は、このスレッド画面6bにおい
て、利用客によって「返信」が選択されたか否かを判断
する(ステップA60)。なお、利用客がスレッドにお
ける特定の公開情報に対して書き込みを行なわない場合
には(ステップA60のNOルート参照)、BBSサー
バ10はそのまま処理を終了する。
【0072】利用客がこのスレッドおける特定の公開情
報に対して書き込み(返信)を行なう場合には(ステッ
プA60のYESルート参照)、BBSサーバ10は、
情報端末51の表示部に投稿画面6c(図6参照)を表
示させ、利用客は、この投稿画面6cにおいて、名前,
件名および内容を入力して、「登録」を選択する(ステ
ップA70)。又、利用客が「新規登録」を選択した場
合にも(ステップA40のYESルート参照)、そのま
まステップA70に移行する。
【0073】そして、メール作成判断部34は、メール
送信を行なうか否か、すなわち、投稿画面6cの「メー
ル送信」欄において「する」が選択されているかを判断
する(ステップA80)。メール送信を行なう場合には
(ステップA80のYESルート参照)、公開情報サー
バ30a(メール送信管理部35)は、情報端末51の
表示部にメール送信画面6dを表示させる。利用客は、
職種別欄72もしくは個人別欄73から送信先を選択し
た後、追加ボタン78を選択することにより、送信先リ
スト74に送信先を追加する。
【0074】また、メール本文作成部32は、投稿画面
6cの「内容」欄において入力された情報をコピーし
て、メール送信画面6dの内容入力欄77に転記する。
又、投稿画面6cの「件名」欄において入力された情報
をコピーして、メール送信画面6dの件名入力欄76に
転記し、更に、投稿画面6cの「名前」欄において入力
された情報をコピーして、メール送信画面6dの送信者
入力欄75に転記して、送信先へ送信する電子メールを
作成する(ステップA90)。
【0075】利用者が、メール送信画面6dに表示され
た情報を必要に応じて修正した後、送信ボタン79を選
択すると、作成された電子メールは送信先に送信される
べくメールサーバ20に送信される(ステップA10
0)。又、投稿画面6cにおいて入力された内容は、公
開情報保存部12における所定の場所に(例えば、既存
スレッドへの返信としてもしくは新規スレッドとして)
登録され、公開情報掲示部11によって電子掲示板に掲
示される(ステップA110)。
【0076】また、利用者が、メール送信を行なわない
場合には(ステップA80のNOルート参照)、そのま
まステップA110に移行する。このように、本発明の
第1実施形態としての情報公開システム1aによれば、
利用者が電子掲示板に掲示するために入力した公開情報
の内容が、メール送信管理部35によって設定された送
信先に電子メールとして送信されるので、送信先の利用
者は、電子掲示板に接続することなく電子掲示板に書き
込まれた公開情報を知ることができる。これにより、利
用者が公開情報を確実に知らせたいと思う利用客(送信
先)に対して、その公開情報を所定の送信先に確実且つ
迅速に知らせることができ、情報伝達の確実性を向上さ
せることができる。
【0077】また、メール本文作成部32が、公開情報
に基づいて、電子メールの少なくとも本文を作成し、メ
ールアドレス設定部33が、この作成された電子メール
の本文に送信先のメールアドレスを付加することによ
り、電子メールを容易に作成することができる。さら
に、メール作成判断部34が、電子メールに基づく公開
情報の作成を行なうか否かを判断し、メール作成部31
が、この判断結果に応じて公開情報を作成することによ
り、不必要な公開情報を作成を行なうことがない。
【0078】なお、メール作成判断部34が、投稿画面
6cの「メール送信」欄において「する」が選択されて
いるか否かを判断することにより、メール送信を行なう
か否かを容易に判断することができる。また、メール送
信管理部35により、公開情報に基づいて作成した電子
メールの送信先を設定することにより、希望する送信先
に作成した電子メールを送信することができ、利便性が
高い。
【0079】(B)第2実施形態の説明 図9は本発明の第2実施形態としての情報公開システム
1bの構成を示すブロック図である。本情報公開システ
ム1bも、第1実施形態の情報公開システム1aと同様
に、複数の利用客の間において、電子メールの送受信と
電子掲示板の利用を可能にするものであって、図1に示
すように、BBSサーバ10,メールサーバ20,公開
情報管理サーバ(公開情報管理装置)30b,通信ネッ
トワーク40,ウェブサーバ70および情報端末51
(51a,51b,51c,51d)をそなえて構成さ
れている。
【0080】なお、図中、既述の符号と同一の符号は同
一もしくは略同一の部分を示しているので、その詳細な
説明は省略する。以下、本第2実施形態としての情報公
開システム1bを、インターネット上の特定のウェブサ
イトから電子メールによって行なわれた顧客からの問い
合わせを、会社内で運用している電子掲示板に掲示する
ことにより、その問い合わせ内容及びその問い合わせに
対する回答を電子掲示板を利用している関係者の間で共
有する例について説明する。
【0081】図10および図11は本発明の第2実施形
態としての情報公開システム1bにおいて、ウェブサー
バ70によって提供されるウェブページの例を示す図で
あり、図10は問い合わせ先を選択するための画面(問
い合わせ先選択画面7a)の例を示す図、図11はメー
ル送信用のウェブページ(メール送信画面7b)の例を
示す図である。又、図12は電子掲示板によって管理さ
れるスレッドの一覧画面の例を示す図、図13は特定の
スレッドを表示した画面の例を示す図である。
【0082】なお、これらの問い合わせ先選択画面7a
およびメール送信画面7aは、ウェブサーバ70が管理
するものであって、顧客が情報端末51を用いてウェブ
サーバ70にアクセスすることにより、情報端末51の
表示装置に表示されるようになっている。問い合わせ先
選択画面7aは、図10に示すように、顧客が問い合わ
せを行なうことができる問い合わせ先の一覧によって構
成されている。なお、この図10に示すように、本第2
実施形態の情報公開システム1bにおいては、顧客は、
複数(図10中では問い合わせ先1〜3の3つ)の問い
合わせ先の中から特定の問い合わせ先を選択するように
なっている。
【0083】顧客が、情報端末51の表示装置に表示さ
れた問い合わせ先選択画面7aにおいて、表示された複
数の問い合わせ先の中から特定の問い合わせ先を選択す
ると、その選択された問い合わせ先に対して電子メール
を送信するためのメール送信画面7a(図11参照)が
情報端末51の表示装置に表示されるようになってい
る。
【0084】メール送信画面7bは、図11に示すよう
に、顧客の氏名,会社名,連絡先および問い合わせ内容
を入力する欄をそなえて構成されており、更に、送信ボ
タンをそなえて構成されている。そして、利用客はメー
ル送信画面7bの各欄に必要な情報を入力した後、送信
ボタンを選択することにより、メール送信画面7bにお
いて入力された情報が、公開情報サーバ30bに送信さ
れ、特定のメールアドレスに送信されるようになってい
る。
【0085】例えば、問い合わせ先選択画面7aにおい
て、「問い合わせ先1」には、その問い合わせ先1に関
する問い合わせに対する担当者の電子メールアドレスに
電子メールを送信するためのメール送信画面7bがリン
クされている。同様に、「問い合わせ先2」および「問
い合わせ3」には、それぞれ、各問い合わせに対する担
当者の電子メールアドレスに電子メールを送信するため
のメール送信画面7bがリンクされている。
【0086】本第2実施形態においても、BBSサーバ
10は、複数のスレッドをそなえたマルチスレッド形式
の掲示板を管理している。そして、このBBSサーバ1
0においては、既存のスレッドに対して返信された公開
情報は、そのスレッドの一部として電子掲示板に登録さ
れるようになっている。又、既存のスレッドに対する返
信ではない公開情報は、電子掲示板における新規のスレ
ッドとして登録されるようになっている。
【0087】本第2実施形態の情報公開システム1bに
そなえらえる公開情報サーバ(情報公開装置)30b
は、BBSサーバ10によって提供される電子掲示板
と、メールサーバ20によって送受信される電子メール
とを相互にリンクさせるものであって、送信先に対して
送信される電子メールに基づいて電子掲示板に掲示(提
供)すべき公開情報を作成するようになっている。
【0088】公開情報サーバ30bは、コンピュータに
よって構成され、BBSサーバ10,メールサーバ2
0,ウェブサーバ70および情報端末51と通信ネット
ワーク40を介して通信可能に接続されている。そし
て、公開情報30bにおいては、コンピュータ読取可能
な記録媒体(例えば、メモリ,磁気記憶装置,フロッピ
ーディスク,メモリカード,光磁気記憶装置,CD−R
OM,CD−R,CD−RW,DVD,DVD−R,D
VD−RW等;図示省略)に格納されたプログラムを実
行することにより、このコンピュータが、後述する公開
情報作成部36および公開情報作成判断部b39として
機能する。
【0089】また、公開情報サーバ30bは、図9に示
すように、公開情報作成判断部39および公開情報作成
部36をそなえて構成されている。公開情報作成判断部
39は、利用客によって入力された電子メールに基づい
て電子掲示板に掲示されるべき公開情報の作成を行なう
か否かを判断するものである。
【0090】この公開情報作成判断部39は、例えば、
特定の電子メールアドレス(以下、掲示用メールアドレ
スという場合もある)に送信された電子メールについ
て、公開情報作成部36に、その電子メールに基づいて
公開情報の作成を行なわせるようになっている。具体的
には、公開情報作成判断部39は、メールサーバ20に
よって送信される電子メールについて、その送信先の電
子メールアドレスが掲示用メールアドレスであるか否か
を調べることによって公開情報を作成する電子メールを
特定したり、メールサーバ20における、掲示用メール
アドレスに対応する特定のメールボックスに格納されて
いる電子メールを、公開情報を作成する電子メールとし
て特定したりする。
【0091】公開情報作成部36は、情報端末(メール
入力部)51から入力された電子メールに基づいて提供
すべき公開情報を作成するものであって、公開情報作成
判断部39の判断結果に応じて公開情報の作成を行なう
ようになっている。この公開情報作成部39は、公開情
報取得部37と掲示設定部38とをそなえて構成されて
いる。
【0092】公開情報取得部37は、BBSサーバ20
が提供する電子掲示板に掲示する公開情報、すなわち、
通信ネットワーク40を介してアクセスしてきた情報端
末51に対して提供されるべき公開情報を、特定の電子
メールから取得するものであって、顧客や利用客が送信
した電子メールに基づいて、公開情報を取得するもので
ある。この公開情報取得部37は、公開情報作成判断部
39によって公開情報を作成すべきであると判断された
電子メールの本文をコピーすることにより、公開情報を
取得するようになっている。
【0093】掲示設定部38は、公開情報取得部37に
よって取得された公開情報をBBSサーバ10(公開情
報掲示部11)によって管理される電子掲示板に掲示可
能に設定するものである。そして、掲示設定部38は、
新規に行なわれた問い合わせ(公開情報)については、
BBSサーバ10に、新規スレッドとして公開情報保存
部12に保存させるようになっている。又、このように
して公開情報保存部12に保存された公開情報は、公開
情報掲示部11によって、情報端末51の表示装置(図
示省略)に、図12に示すような新規スレッドとして表
示される。
【0094】また、掲示設定部38は、既存のスレッド
の公開情報に関連する電子メール(例えば、その問い合
わせを行なった顧客に対する電子メールによる返答)に
ついては、その電子メールに基づいて形成された公開情
報が、そのスレッドの一部を形成するように公開情報保
存部12に保存させるようになっている。又、このよう
にして保存された公開情報は、情報端末51の表示装置
に、図13に示すように、既存のスレッドに追加した状
態で表示される。
【0095】さらに、本第2実施形態の情報公開システ
ム1bにそなえられるBBSサーバ10は、電子掲示板
に書き込まれる各公開情報に対して識別用コード(例え
ば、ユニークな番号)を設定するようになっている。ま
た、本発明の第2実施形態の情報公開システム1bにお
いては、電子掲示板の利用者が、電子掲示板に掲示され
た問い合わせ(公開情報)を読んで、その問い合わせを
行なった顧客に対して回答や意見等を電子メールで行な
う場合には、その問い合わせに設定された識別用コード
を、電子メールの本文もしくは件名の欄に記入するとと
もに、その電子メールを、掲示用メールアドレスにもC
C(Carbon Copy)もしくはBCC(Blind Carbon Cop
y)として送信するようになっている。
【0096】掲示設定部38は、この掲示用メールアド
レスに送信された電子メールについて、上述した手法に
より公開情報を掲示板に掲示可能に設定するのである
が、この際、電子メールの本文や件名欄に、上述した識
別用コードが含まれている場合には、その電子メールに
基づいて作成した公開情報を、そのスレッドの一部とし
てBBSサーバ10に登録させるようになっている。
【0097】上述のごとく構成された、本発明の第2実
施形態としての情報公開システム1bにおける顧客が問
い合わせのメールを送信する際の処理を、図14に示す
フローチャート(ステップB10〜B60)に従って説
明する。図10に示すような問い合わせ先選択画面7a
がウェブサーバ70によって情報端末51の表示装置に
表示され、顧客は、この問い合わせ先選択画面7aに表
示された問い合わせ先1〜問い合わせ先3の中からいず
れか1つを選択する(ステップB10)。
【0098】ウェブサーバ70は、問い合わせ先選択画
面7aにおいて選択された問い合わせ先に対する電子メ
ールを作成するためのメール送信画面7bを、情報端末
51の表示装置に表示させる(ステップB20)。又、
BBSサーバ10は、新たに登録される公開情報に対し
て識別用コードを発行する(ステップB30参照)顧客
は、メール送信画面7bにおいて、自らの氏名や会社名
等とともに問い合わせ内容を入力することにより電子メ
ールを作成し、この作成した電子メールを、送信する
(ステップB40)。なお、BBSサーバ10によって
発行された識別用コードは、メール送信画面7bによっ
て作成される電子メールに追加される(ステップB4
0)。
【0099】作成された電子メールは、選択した問い合
わせ先についての担当者に送信されるとともに(ステッ
プB50)、BBSサーバ10の管理する電子掲示板に
新規スレッドとして登録される(ステップB60)。次
に、本第2実施形態の情報公開システム1bにおける回
答者が顧客からの問い合わせに返答するためのメールを
送信する際の処理を、図15に示すフローチャート(ス
テップC10〜C60)に従って説明する。
【0100】担当者等(以下、回答者という場合があ
る)は、情報端末51において、問い合わせを行なった
顧客のメールアドレスに送信する電子メールを作成する
(ステップC10)。この際、回答者は、その顧客から
の問い合わせの電子メールに基づいて作成された公開情
報が電子掲示板に登録される際に設定された識別用コー
ドを、顧客に送信する電子メールの本文もしくはタイト
ル中に記載しておく。又、回答者は、その電子メール
を、掲示用メールアドレスに対してもCCもしくはBC
Cとして送信する(ステップC10)。なお、回答者が
電子メールの作成に用いるメーラは、専用のメーラ(ア
ウトルック等)であっても、ブラウザ上のメーラであっ
てもよい。
【0101】これにより、回答者によって送信された電
子メールは顧客に送信され(ステップC20)、顧客は
問い合わせに対する回答を受け取ることができる。ま
た、公開情報作成判断部39は、CCもしくはBCCと
して掲示用メールアドレスに送信された電子メールにつ
いて公開情報を作成すると判断し(ステップC30)、
公開情報作成部36がその電子メールの本文部分をコピ
ーして公開情報を作成する(ステップC40)。
【0102】さらに、この際、掲示設定部38は、その
電子メールの本文やタイトルに対して識別用コードを検
索し(ステップC50)、その公開情報を検出された識
別コードに対応するスレッドとして電子掲示板に登録さ
れるように、公開情報保存部12に登録させる(ステッ
プC60)。このように、本発明の第2実施形態として
の情報公開システム1bによれば、公開情報作成部36
が、顧客から送信された電子メールに基づいて公開情報
を作成し、BBSサーバ10がその公開情報を掲示板に
掲示することにより、担当者以外の利用者も、顧客から
送信された電子メールの内容を電子掲示板で閲覧するこ
とができ、電子掲示板を利用可能な複数の利用者の間で
情報を共有することができ、利便性が高い。
【0103】更に、担当者がその電子メールによる問い
合わせに対して行なった回答についても、担当者以外の
利用者も、顧客から送信された電子メールの内容を電子
掲示板で閲覧することができ、電子掲示板を利用可能な
複数の利用者の間で情報を共有することができ、利便性
が高い。また、公開情報取得部37が、電子メールの少
なくとも本文から、通信ネットワークを介してアクセス
してきた情報端末に対して提供されるべき公開情報を取
得し、掲示設定部38が、この取得された公開情報を掲
示可能に設定することにより、容易に電子メールの少な
くとも本文の内容を公開情報として掲示することができ
るさらに、公開情報作成判断部39が、公開情報に基づ
く電子メールの作成を行なうか否かを判断し、公開情報
作成部36が、この判断結果に応じて電子メールの作成
を行なうことにより、不要な電子メールの作成を行なう
ことがない (C)第3実施形態の説明 図16は本発明の第3実施形態としての情報公開システ
ム1cの構成を示すブロック図である。
【0104】本情報公開システム1cも、第1実施形態
の情報公開システム1aと同様に、複数の利用客の間に
おいて、電子メールの送受信と電子掲示板の利用を可能
にするものであって、図16に示すように、第1実施形
態の情報公開システム1aにおける公開情報管理サーバ
30aに代えて、公開情報管理サーバ30cをそなえて
構成されている。
【0105】なお、図中、既述の符号と同一の符号は同
一もしくは略同一の部分を示しているので、その詳細な
説明は省略する。公開情報管理サーバ30cは、図16
に示すように、第1実施形態の公開情報管理サーバ30
aと第2実施形態の公開情報管理サーバ30bとの両方
の機能を兼ね備えている。
【0106】すなわち、本第3実施形態の情報公開シス
テム1cは、提供すべき公開情報を入力する情報端末
(公開情報入力部)51と、この情報端末51から入力
された公開情報に基づいて送信先への電子メールを作成
するメール作成部31と、送信先に送信する電子メール
を入力する情報端末(メール入力部)51と、この情報
端末51によって入力された電子メールに基づいて提供
すべき公開情報を作成する公開情報作成部36とをそな
え、更に、情報端末51によって入力された電子メール
もしくは、メール作成部31によって作成された電子メ
ールを送信先に送信するメールサーバ(メール送信部)
20と、情報端末51によって入力された公開情報もし
くは、公開情報作成部36によって作成された公開情報
を電子データとして保存する公開情報保存部12と、こ
の公開情報を閲覧すべく通信ネットワーク40を介して
アクセスしてきた情報端末51に対し、公開情報を提供
する公開情報掲示部11とをそなえて構成されている。
【0107】本第3実施形態の情報公開システム1c
は、上述のごとく構成されているので、利用者が、情報
端末51からBBSサーバ10が管理する電子掲示板に
公開情報を投稿すると、その入力された公開情報に基づ
いて、メール作成部31が電子メールを作成し、メール
送信管理部35によって設定された送信先に対して送信
される。
【0108】また、顧客が特定の電子メールアドレスに
対して電子メールを送信すると、その電子メールが送信
されるとともに、その電子メールに基づいて、公開情報
作成部35が公開情報を作成し、この作成された公開情
報が、BBSサーバ10によって電子掲示板に開示され
る。このように、本発明の第3実施形態としての情報公
開システム1cによれば、上述した第1実施形態および
第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0109】(D)その他 なお、上述した実施形態に関わらず、本発明の趣旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例
えば、上述した各実施形態において、図1,図9および
図16中に示す情報公開システム1a,1b、1cは、
それぞれ5つの情報端末51をそなえて構成されている
が、それに限定されるものではなく、3つ以下、もしく
は5以上の情報端末51をそなえてもよい。
【0110】また、上述した各実施形態においては、B
BSサーバ10は、マルチスレッド形式の電子掲示板を
管理しているが、それに限定されるものではなく、シン
グルスレッドの電子掲示板を管理してもよい。さらに、
上述した第1実施形態において、メール作成判断部34
が、投稿画面6cの「メール送信」欄において「する」
が選択されているか否かを判断することにより、メール
送信を行なうか否かを判断しているが、これに限定され
るものではなく、他の手法を用いてかかる判断を行なっ
てもよく、又、例えば、特定の掲示板に投稿される全て
の公開情報について、電子メールの作成を行なってもよ
い。
【0111】また、上述した第1実施形態においては、
メール作成部31によって作成された電子メールの送信
先を、利用客が電子掲示板への書き込みを行なう度にメ
ール送信画面6dによって行なっているが、それに限定
されるものではなく、例えば、特定の送信先を予め設定
しておいてもよい。さらに、上述した第1実施形態にお
いては、BBSサーバ10が管理する電子掲示板に、利
用客が、特定のアイデアを掲示し、このアイデアについ
ての意見を同電子掲示板を利用する他の利用客に対して
求める、いわば公開討論の場として用いる場合について
説明しているが、これに限定されるものではなく、電子
掲示板を他の用途に用いてもよい。
【0112】また、上述した第2実施形態においては、
公開情報作成判断部39は、特定の電子メールアドレス
に送信された電子メールについては、公開情報作成部3
6に、その電子メールに基づいて公開情報の作成を行な
わせるようになっているが、それに限定されるものでは
なく、公開情報作成判断部39は、例えば、メール送信
画面7bと同様の入力を行なわせる特定のウェブページ
において情報が入力された場合に、公開情報を作成する
と判断し、公開情報作成部36に公開情報を作成させて
もよい。
【0113】この場合、公開情報取得部37は、そのウ
ェブページから入力された情報に基づいて公開情報を作
成する。また、上述した第2実施形態においては、情報
公開システム1bを、インターネット上の特定のウェブ
サイトから電子メールによって行なわれた顧客からの問
い合わせを、会社内で運用している電子掲示板に掲示す
ることにより、その問い合わせ内容及びその問い合わせ
に対する回答を電子掲示板を利用している関係者の間で
共有する例について説明しているが、それに限定される
ものではなく、情報公開システム1bを他の用途に用い
てもよい。
【0114】さらに、上述した各実施形態において、各
情報公開システム1a,1b,1cは、それぞれBBS
サーバ10,公開情報サーバ30a,30b,30c,
ウェブサーバ70およびメールサーバ20が、互いに独
立するように構成されているが、これに限定されるもの
ではなく、例えば、BBSサーバ10が公開情報サーバ
30a,30b,30cやウェブサーバ70として機能
してもよく、これらのBBSサーバ10,公開情報サー
バ30a,30b,30c,ウェブサーバ70およびメ
ールサーバ20のうち少なくとも一部が兼ね備えられる
ように構成してもよい。
【0115】また、上述した各実施形態において、公開
情報掲示部11,公開情報保存部12,メール送信部
(メールサーバ)20,メール作成部31,メール本文
作成部32,メールアドレス設定部33,メール作成判
断部34,メール送信管理部35,公開情報作成部3
6,公開情報取得部37,掲示設定部38,公開情報作
成判断部39および人材データベース60は、それぞれ
情報公開システム1a,1b,1c上のいずれの場所に
そなえられてもよい。
【0116】なお、本発明の各実施形態が開示されてい
れば、当業者によって製造することが可能である。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の情報公開
システム,情報公開装置,情報公開方法,情報公開プロ
グラムおよび情報公開プログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体によれば、以下の効果ないし利点
がある。 (1)通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報
端末に対して提供すべく入力された公開情報に基づい
て、送信先への電子メールを作成し、この作成された電
子メールを送信先に送信することにより、公開情報を送
信先に電子メールで知らせることができるので、送信先
に対して確実に公開情報を知らせることができる。又、
送信先においても、電子メールを受信できる環境にあれ
ば、情報端末を用いて通信ネットワークを介して公開情
報にアクセスしなくても公開情報を取得することがで
き、利便性が高い(請求項1,請求項3,請求項12,
請求項14,請求項15,請求項17,請求項18,請
求項20)。
【0118】(2)送信先に送信すべく入力された電子
メールに基づいて提供すべき公開情報を作成し、この作
成した公開情報を、通信ネットワークを介してアクセス
してきた情報端末に対して提供することにより、電子メ
ールの内容を情報端末の利用者を知ることができ、利便
性が高い(請求項2,請求項3,請求項13,請求項1
4,請求項19,請求項20)。
【0119】(3)公開情報に基づいて、電子メールの
少なくとも本文を作成し、この作成された電子メールの
本文に送信先のメールアドレスを付加することにより、
電子メールを容易に作成することができる(請求項
4)。 (4)電子メールの少なくとも本文から、通信ネットワ
ークを介してアクセスしてきた情報端末に対して提供さ
れるべき公開情報を取得し、この取得された公開情報を
掲示可能に設定することにより、容易に電子メールの少
なくとも本文の内容を公開情報として掲示することがで
きる(請求項5)。
【0120】(5)電子メールに基づく公開情報の作成
を行なうか否かを判断し、この判断結果に応じて公開情
報を作成することにより、不必要な公開情報を作成を行
なうことがない(請求項6)。 (6)公開情報に基づく電子メールの作成を行なうか否
かを判断し、この判断結果に応じて電子メールの作成を
行なうことにより、不要な電子メールの作成を行なうこ
とがない(請求項7)。
【0121】(7)公開情報に基づいて作成した電子メ
ールの送信先を設定することにより、希望する送信先に
作成した電子メールを送信することができ、利便性が高
い(請求項8)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての情報公開システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての情報公開システ
ムにおける人材データベースに登録されるデータの例を
示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態の情報公開システムにお
ける機能を選択するための画面の例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態の情報公開システムにお
ける電子掲示板によって管理されるスレッドの一覧画面
の例を示す図である。
【図5】図3に示す電子掲示板の一覧の中から選択され
た特定のスレッドを表示した画面の例を示す図である。
【図6】図3に示す電子掲示板の一覧の中から選択され
た特定のスレッドへの記事等の入力画面の例を示す図で
ある。
【図7】本発明の第1実施形態の情報公開システムにお
ける電子メールを作成して送信するための画面の例を示
す図である。
【図8】本発明の第1実施形態としての情報公開システ
ムにおける処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第2実施形態としての情報公開システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第2実施形態としての情報公開シス
テムにおける問い合わせ先を選択するための画面の例を
示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態としての情報公開シス
テムにおけるメール送信用のウェブページの例を示す図
である。
【図12】本発明の第2実施形態としての情報公開シス
テムにおける電子掲示板によって管理されるスレッドの
一覧画面の例を示す図である。
【図13】本発明の第2実施形態としての情報公開シス
テムにおける特定のスレッドを表示した画面の例を示す
図である。
【図14】本発明の第2実施形態としての情報公開シス
テムにおける顧客が問い合わせのメールを送信する際の
処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】本発明の第2実施形態の情報公開システムに
おける回答者が顧客からの問い合わせに返答するための
メールを送信する際の処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図16】本発明の第3実施形態としての情報公開シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c 情報公開システム 10 BBSサーバ 11 公開情報掲示部 12 公開情報保存部 20 メールサーバ(メール送信部) 30a,30b,30c 公開情報サーバ(公開情報装
置) 31 メール作成部 32 メール本文作成部 33 メールアドレス設定部 34 メール作成判断部 35 メール送信管理部 36 公開情報作成部 37 公開情報取得部 38 掲示設定部 39 公開情報作成判断部 40 通信ネットワーク 51 情報端末(公開情報入力部,メール入力部) 60 人材データベース 61 人材データベースサーバ 70 ウェブサーバ

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 提供すべき公開情報を入力する公開情報
    入力部と、 該公開情報入力部から入力された該公開情報を電子デー
    タとして保存する公開情報保存部と、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示部と、 該公開情報入力部から入力された該公開情報に基づいて
    送信先への電子メールを作成するメール作成部と、 該メール作成部によって作成された該電子メールを該送
    信先に送信するメール送信部とをそなえることを特徴と
    する、情報公開システム。
  2. 【請求項2】 送信先に送信する電子メールを入力する
    メール入力部と、 該メール入力部によって入力された該電子メールを該送
    信先に送信するメール送信部と、 該メール入力部から入力された該電子メールに基づいて
    提供すべき公開情報を作成する公開情報作成部と、 該公開情報作成部によって作成された該公開情報を電子
    データとして保存する公開情報保存部と、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示部とをそなえることを特徴とする、情報公開
    システム。
  3. 【請求項3】 提供すべき公開情報を入力する公開情報
    入力部と、 該公開情報入力部から入力された該公開情報に基づいて
    送信先への電子メールを作成するメール作成部と、 該送信先に送信する電子メールを入力するメール入力部
    と、 該メール入力部によって入力された該電子メールに基づ
    いて提供すべき公開情報を作成する公開情報作成部と、 該メール入力部によって入力された該電子メールもしく
    は、該メール作成部によって作成された該電子メールを
    該送信先に送信するメール送信部と、 該公開情報入力部によって入力された該公開情報もしく
    は、該公開情報作成部によって作成された該公開情報を
    電子データとして保存する公開情報保存部と、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示部とをそなえることを特徴とする、情報公開
    システム。
  4. 【請求項4】 該メール作成部が、該公開情報に基づい
    て、該電子メールの少なくとも本文を作成するメール本
    文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部とをそなえることを特徴とする、請求項1
    又は請求項3記載の情報公開システム。
  5. 【請求項5】 該公開情報作成部が、該電子メールの少
    なくとも本文から、通信ネットワークを介してアクセス
    してきた情報端末に対して提供されるべき公開情報を取
    得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を、該
    公開情報掲示部によって掲示可能に設定する掲示設定部
    とをそなえることを特徴とする、請求項2又は請求項3
    記載の情報公開システム。
  6. 【請求項6】 該公開情報作成部による該公開情報の作
    成を行なうか否かを判断する公開情報作成判断部をそな
    えることを特徴とする、請求項2,請求項3および請求
    項5のいずれか1項に記載の情報公開システム。
  7. 【請求項7】 該メール作成部による該電子メールの作
    成を行なうか否かを判断するメール作成判断部をそなえ
    ることを特徴とする、請求項1,請求項3および請求項
    4のいずれか1項に記載の情報公開システム。
  8. 【請求項8】 該送信先を設定するメール送信管理部を
    そなえることを特徴とする、請求項1〜請求項7のいず
    れか1項に記載の情報公開システム。
  9. 【請求項9】 通信ネットワークを介してアクセスして
    きた情報端末に対して提供されるべき公開情報に基づい
    て、送信先に送信する電子メールの少なくとも本文を作
    成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部とをそなえることを特徴とする、情報公開
    装置。
  10. 【請求項10】 送信先に送信されるべき電子メールの
    少なくとも本文から、通信ネットワークを介してアクセ
    スしてきた情報端末に対して提供されるべき公開情報を
    取得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を、通
    信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端末に対
    して掲示可能に設定する掲示設定部とをそなえることを
    特徴とする、情報公開装置。
  11. 【請求項11】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して提供されるべき公開情報に基づ
    いて、送信先に送信する電子メールの少なくとも本文を
    作成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部と、 送信先に送信されるべき電子メールの少なくとも本文か
    ら、通信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端
    末に対して提供されるべき公開情報を取得する公開情報
    取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を、通
    信ネットワークを介してアクセスしてきた情報端末に対
    して掲示可能に設定する掲示設定部とをそなえることを
    特徴とする、情報公開装置。
  12. 【請求項12】 提供すべき公開情報を入力する公開情
    報入力ステップと、 該公開情報入力ステップにおいて入力された該公開情報
    を電子データとして保存する公開情報保存ステップと、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示ステップと、 該公開情報入力ステップにおいて入力された該公開情報
    に基づいて送信先への電子メールを作成するメール作成
    ステップと、 該メール作成ステップにおいて作成された該電子メール
    を該送信先に送信するメール送信ステップとをそなえる
    ことを特徴とする、情報公開方法。
  13. 【請求項13】 送信先に送信する電子メールを入力す
    るメール入力ステップと、 該メール入力ステップにおいて入力された該電子メール
    を該送信先に送信するメール送信ステップと、 該メール入力ステップにおいて入力された該電子メール
    に基づいて提供すべき公開情報を作成する公開情報作成
    ステップと、 該公開情報作成ステップにおいて作成された該公開情報
    を電子データとして保存する公開情報保存ステップと、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示ステップとをそなえることを特徴とする、情
    報公開方法。
  14. 【請求項14】 提供すべき公開情報を入力する公開情
    報入力ステップと、 該公開情報入力ステップにおいて入力された該公開情報
    に基づいて送信先への電子メールを作成するメール作成
    ステップと、 該送信先に送信する電子メールを入力するメール入力ス
    テップと、 該メール入力ステップにおいて入力された該電子メール
    に基づいて提供すべき公開情報を作成する公開情報作成
    ステップと、 該メール入力ステップにおいて入力された該電子メール
    もしくは、該メール作成ステップにおいて作成された該
    電子メールを該送信先に送信するメール送信ステップ
    と、 該公開情報入力ステップにおいて入力された該公開情報
    もしくは、該公開情報作成ステップにおいて作成された
    該公開情報を電子データとして保存する公開情報保存ス
    テップと、 該公開情報を閲覧すべく通信ネットワークを介してアク
    セスしてきた情報端末に対し、該公開情報を提供する公
    開情報掲示ステップとをそなえることを特徴とする、情
    報公開方法。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムであって、 該公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの
    少なくとも本文を作成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部として、該コンピュータを機能させること
    を特徴とする、プログラム。
  16. 【請求項16】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムであって、 送信先に送信されるべき電子メールの少なくとも本文か
    ら該公開情報を取得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を該情
    報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部として、
    該コンピュータを機能させることを特徴とする、プログ
    ラム。
  17. 【請求項17】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムであって、 該公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの
    少なくとも本文を作成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部と、 該送信先に送信されるべき該電子メールの少なくとも本
    文から、該公開情報を取得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を、該
    情報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部とし
    て、該コンピュータを機能させることを特徴とする、プ
    ログラム。
  18. 【請求項18】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であっ
    て、 該プログラムが、 該公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの
    少なくとも本文を作成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部として、該コンピュータを機能させること
    を特徴とする、プログラムを記録したコンピュータ読取
    可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であっ
    て、 該プログラムが、 送信先に送信されるべき電子メールの少なくとも本文か
    ら該公開情報を取得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を該情
    報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部として、
    該コンピュータを機能させることを特徴とする、プログ
    ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 通信ネットワークを介してアクセスし
    てきた情報端末に対して公開すべき公開情報を掲示する
    ための機能をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であっ
    て、 該プログラムが、 該公開情報に基づいて、送信先に送信する電子メールの
    少なくとも本文を作成するメール本文作成部と、 該メール本文作成部によって作成された前記電子メール
    の本文に該送信先のメールアドレスを付加するメールア
    ドレス設定部と、 該送信先に送信されるべき該電子メールの少なくとも本
    文から、該公開情報を取得する公開情報取得部と、 該公開情報取得部によって取得された該公開情報を、該
    情報端末に対して掲示可能に設定する掲示設定部とし
    て、該コンピュータを機能させることを特徴とする、プ
    ログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007504496A (ja) * 2003-09-02 2007-03-01 フェアフィールド ランゲージ テクノロジーズ 言語教育用システムおよび方法
JP2012048299A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Toshiba Tec Corp 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
JP2014078092A (ja) * 2012-10-10 2014-05-01 Canon Marketing Japan Inc コミュニティサーバ、コミュニティサーバの制御方法、およびプログラム

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