JP2003084552A - トナーボトル - Google Patents

トナーボトル

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JP2003084552A
JP2003084552A JP2001278618A JP2001278618A JP2003084552A JP 2003084552 A JP2003084552 A JP 2003084552A JP 2001278618 A JP2001278618 A JP 2001278618A JP 2001278618 A JP2001278618 A JP 2001278618A JP 2003084552 A JP2003084552 A JP 2003084552A
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JP
Japan
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cap
bottle
bottle mouth
peripheral surface
toner
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Application number
JP2001278618A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Kusano
哲也 草野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトル口部にキャップを着脱自在に嵌合装着
してボトル口部を開閉するようにしたトナーボトルにお
いて、ボトル口部に対するキャップの装着状態を長期間
堅固に維持する。 【解決手段】 プラスチック成形品であるボトル本体1
0のボトル口部11の外周面に、直径方向外側に突出す
るリング状突起12を形成し、プラスチック成形品であ
るキャップ20の内周面には直径方向内側に突出するリ
ング状凸部21と、この凸部によるリング状凹部22と
を形成する。ボトル口部11の閉栓操作時においては、
キャップ20の凸部21がボトル口部11の突起12を
乗り越え、この突起がキャップ20の凸部21に隣接す
る凹部22に嵌合する。オペレータがこのトナーボトル
を電子写真方式の画像形成装置内にセットする操作を行
う際、該装置内に配備されたキャップ開閉機構により、
ボトル口部11が自動的に開栓される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナーボトルに関
し、より詳しくは、ボトル口部に対するキャップの嵌合
構造に関するものである。本発明のキャップ装着構造
は、トナーボトルに限らず、種々の技術分野に係る粉体
収納容器あるいは液体収納容器に広く、かつ有効に応用
することができる。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置に使用され
るトナーボトル(トナー収納容器)として、ボトル口部
(トナー容器本体のトナー供給口)にキャップを着脱自
在に圧入嵌合してボトル口部を開閉するようにしたもの
が知られている。
【0003】図1は従来例のトナーボトルすなわち、ボ
トル口部に対するキャップの嵌合構造を示す断面図であ
って、(a)はボトル口部を、(b)はキャップをそれ
ぞれ示している。このトナーボトルは、いずれもプラス
チック材料の成形品であるボトル本体100と、これの
トナー供給口すなわちボトル口部101に着脱自在に圧
入嵌合されるキャップ110とからなる。符号111は
チャック部である。このトナーボトルは、トナーを充填
したボトル本体100にキャップ110を圧入嵌合によ
り装着した閉栓状態で、オペレータが画像形成装置にセ
ットして使用するが、このセット操作によりキャップ1
10が自動的に開栓されるようになっている。この場
合、画像形成装置内に配備されたキャップ開閉機構のコ
レットチャック(図略)がチャック部111をつまんで
キャップ110を取り外す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記キャッ
プはプラスチック材料からなるため、長期間の使用によ
りクリープ現象が発生する。このため、ボトル口部に対
するキャップの嵌合力が経時により低下し、キャップの
閉栓機能が悪化してトナー漏れが発生しやすくなるとい
う不具合があった。
【0005】したがって本発明の目的は、ボトル口部に
キャップを着脱自在に嵌合装着してボトル口部を開栓す
るようにした、電子写真方式の画像形成装置に使用され
るトナーボトルにおいて、ボトル口部に対するキャップ
閉栓機能すなわちキャップのボトル口部シール機能を、
長期間堅固に維持することができるトナーボトルを提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のトナーボトルは、ボトル口部外周面に形成
した凸部に、キャップ内周面に形成した凹部を嵌合する
閉栓構造としたものであり、ボトル口部に対するキャッ
プの着脱操作が、電子写真方式の画像形成装置内で、か
つ該装置内に配備されたキャップ開閉機構により可能で
ある。
【0007】請求項1に係る発明は、ボトル口部(ボト
ル本体のトナー供給口)にキャップを、電子写真方式の
画像形成装置内で着脱自在に嵌合装着してボトル口部を
開閉するようにしたトナーボトルであって、キャップの
内周面をボトル口部の外周面に嵌合させてボトル口部を
閉栓することを特徴とするトナーボトルである。。
【0008】請求項2に係る発明は、キャップの内周面
に、その直径方向内側に突出する凸部を形成し、ボトル
口部の外周面には、その直径方向外側に突出する突起を
形成し、ボトル口部の閉栓操作時においては、キャップ
の凸部がボトル口部の突起を乗り越え、該突起がキャッ
プの凸部に隣接する凹部に嵌合するようにしたことを特
徴とする請求項1に記載のトナーボトルである。
【0009】請求項3に係る発明は、キャップの天板内
面にリング状突起を同心状に形成するとともに、該リン
グ状突起の外径をボトル口部の内径より若干大きくし、
ボトル口部が閉栓状態にあるときには、リング状突起の
外周面がボトル口部の内周面に密着していることを特徴
とする請求項1または2に記載のトナーボトルである。
【0010】請求項4に係る発明は、キャップの天板内
面に板状のシール材を設け、ボトル口部の閉栓操作時に
おいては、ボトル口部の先端面が前記シール部材を圧縮
変形させるようにしたことを特徴とする請求項1または
2に記載のトナーボトルである。
【0011】請求項5に係る発明は、シール材が発泡ポ
リウレタンからなることを特徴とする請求項4に記載の
トナーボトルである。
【0012】請求項6に係る発明は、キャップの天板内
面に板状のOリングを設け、ボトル口部の閉止操作時に
おいては、ボトル口部の先端面がOリングを圧縮変形さ
せるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記
載のトナーボトルである。
【0013】請求項7に係る発明は、ボトル口部の閉栓
操作時におけるシール部材の圧縮変形量を、圧縮方向で
0.2〜1mmとすることを特徴とする請求項5または
6に記載のトナーボトルである。
【0014】請求項8に係る発明は、キャップの内周面
に、キャップの直径方向内側に突出するフック部を形成
した金属製板バネを複数設け、ボトル口部の外周面には
ボトル口部の直径方向外側に突出する突起を形成し、ボ
トル口部の閉栓操作時においては、キャップのフック部
がボトル口部の突起を乗り越え、該突起が金属製板バネ
のフック部に隣接する凹部に嵌合するようにしたことを
特徴とする請求項1に記載のトナーボトルである。
【0015】請求項9に係る発明は、ボトル本体および
キャップが、プラスチック材料の成形品であり、ボトル
本体はブロー成形で得たものであることを特徴とする請
求項1〜8のいずれかに記載のトナーボトルである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。 第1の実施の形態 図2はトナーボトルの断面図であって、(a)はボトル
本体のボトル口部を、(b)はキャップをそれぞれ示し
ている。ボトル本体10は、プラスチック材料のブロー
成形品または射出成形品であって、円筒状容器の端部に
円筒状のボトル口部11が形成されている。このボトル
口部11の外周面には、このボトル口部の直径方向外側
に突出する突起12がリング状に形成されている。ま
た、キャップ20は、プラスチック材料の射出成形品
で、内周面には、このキャップの直径方向内側に突出す
るリング状の凸部21が形成され、この凸部により、こ
れに隣接するリング状の凹部22が形成されている。
【0017】ボトル口部11の閉栓操作時においては、
キャップ20の凸部21がボトル口部11の突起12を
乗り越え、この突起12がキャップ20の凸部21に隣
接する凹部22に嵌合する。符号23はチャック部であ
る。突起12または凸部21は上記のように連続的に形
成するのに代えて、断続的に形成することもできる。な
お、プラスチック製容器は通常、ブロー成形で作製され
るが、このブロー成形では、ボトル口部内周面に突起あ
るいは溝を形成するのは技術的に難しい。
【0018】第2の実施の形態 図3はキャップの断面図である。このキャップ30はプ
ラスチック材料の射出成形品であり、リング状凸部31
が形成されているのに加えて、天板33の内面にリング
状突起34を同心状に形成されている。このリング状突
起34の外径はボトル口部(図略)の内径より若干大き
くする。すなわち通常、ボトル口部の内径より0.1〜
0.5mm大きくする。符号32は、凸部31により形
成された凹部である。この構成によれば、ボトル口部が
閉栓状態にあるときに、リング状凸部31の外周面がボ
トル口部の内周面に密着しているため、キャップ30に
よるボトル口部のシール機能がより高まる。
【0019】第3の実施の形態 図4はキャップの断面図であり、図5はボトル口部に対
するキャップの嵌合状態を示す断面図である。このキャ
ップ50では、天板53の内面に板状のシール材55
(軟質板状パッキン)を挿入・接触させて設け、ボトル
本体40のボトル口部41の閉栓操作時において、この
ボトル口部41の先端面がシール材55を圧縮変形させ
るように構成する。その他の構成は図2の実施の形態と
同様である。シール材55としては、例えば発泡ポリウ
レタンが挙げられる。このトナーボトルでは、図2に示
す凹凸嵌合によるシール機能に加えて、シール材55に
対するボトル口部41先端面の圧接によるシール機能を
備えているため、トナー密封機能が更に向上する。この
キャップ装着構造では、ボトル口部閉栓操作時における
シール材の圧縮変形量を、圧縮方向で0.2〜1mmと
することが、シール効果を特に高めるうえで望ましい。
また、板状のシール材55を発泡ポリウレタンシートで
構成した場合は、その厚さを例えば2.5〜3.5mm
とする。
【0020】第4の実施の形態 図6はキャップの断面図である。このキャップ60は、
図5における板状シール材55に代えてOリング65を
挿入し、ボトル口部の閉栓操作時において、ボトル口部
の先端面がOリング65を圧縮変形させるようにしたも
ので、これにより図4と同様の高いシール機能が得られ
る。
【0021】第5の実施の形態 図7はキャップの断面図である。このキャップ70では
内周面に、これの直径方向内側に突出する、例えば断面
「へ」の字型のフック部71を形成した金属製(例えば
バネ鋼)の板バネを複数(図7では4つ)設けるととも
に、図4と同じく天板73の内面に板状のシール材75
を挿入・接触させて設ける。また、ボトル口部(図略)
の外周面には図2と同様に、このボトル口部の直径方向
外側に突出する突起を形成する。このキャップ装着構造
では、キャップ70によるボトル口部の閉栓操作時にお
いて、フック部71がボトル口部の前記突起を乗り越
え、該突起がフック部71に隣接する凹部72に嵌合す
るため、図2のキャップ装着構造と同様のシール効果が
得られる。そのうえ、図2における凸部21がプラスチ
ック材料で形成されているのに対し、この凸部に対応す
るフック部71は金属材料で構成されているから、この
フック部にはクリープ現象が殆ど生じないため、トナー
密封機能は極めて優れたものとなる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るトナーボトルすなわち、ボトル口部に対するキャッ
プの装着構造では、キャップの内周面をボトル口部の外
周面に嵌合させてボトル口部を閉栓するようにしたの
で、ボトル口部に対するキャップの装着状態すなわちキ
ャップのシール機能を、長期間堅固に維持することがで
きるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例のトナーボトルすなわち、ボトル口部に
対するキャップの嵌合構造を示す断面図であって、
(a)はボトル口部を、(b)はキャップをそれぞれ示
している。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す断面図であっ
て、(a)はボトル口部を、(b)はキャップをそれぞ
れ示している。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るキャップの断
面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るキャップの断
面図である。
【図5】同じく第3の実施の形態に係るもので、ボトル
口部に対するキャップの嵌合状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係るキャップの断
面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態に係るキャップの断
面図である。
【符号の説明】
10 ボトル本体 11 ボトル口部 12 突起 20 キャップ 21 凸部 22 凹部 23 チャック部 30 キャップ 31 凸部 32 凹部 33 天板 34 突起 40 ボトル本体 41 ボトル口部 50 キャップ 53 天板 55 板状シール材 60 キャップ 65 Oリング 70 キャップ 71 フック部 72 凹部 73 天板 75 板状シール材 100 ボトル本体 101 ボトル口部 110 キャップ 111 チャック部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル口部にキャップを、電子写真方式
    の画像形成装置内で着脱自在に嵌合装着してボトル口部
    を開閉するようにしたトナーボトルであって、キャップ
    の内周面をボトル口部の外周面に嵌合させてボトル口部
    を閉栓することを特徴とするトナーボトル。
  2. 【請求項2】 キャップの内周面に、その直径方向内側
    に突出する凸部を形成し、ボトル口部の外周面には、そ
    の直径方向外側に突出する突起を形成し、ボトル口部の
    閉栓操作時においては、キャップの凸部がボトル口部の
    突起を乗り越え、該突起がキャップの凸部に隣接する凹
    部に嵌合するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のトナーボトル。
  3. 【請求項3】 キャップの天板内面にリング状突起を同
    心状に形成するとともに、該リング状突起の外径をボト
    ル口部の内径より若干大きくし、ボトル口部が閉栓状態
    にあるときには、リング状突起の外周面がボトル口部の
    内周面に密着していることを特徴とする請求項1または
    2に記載のトナーボトル。
  4. 【請求項4】 キャップの天板内面に板状のシール材を
    設け、ボトル口部の閉栓操作時においては、ボトル口部
    の先端面が前記シール部材を圧縮変形させるようにした
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のトナーボト
    ル。
  5. 【請求項5】 シール材が発泡ポリウレタンからなるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のトナーボトル。
  6. 【請求項6】 キャップの天板内面に板状のOリングを
    設け、ボトル口部の閉止操作時においては、ボトル口部
    の先端面がOリングを圧縮変形させるようにしたことを
    特徴とする請求項1または2に記載のトナーボトル。
  7. 【請求項7】 ボトル口部の閉栓操作時におけるシール
    部材の圧縮変形量を、圧縮方向で0.2〜1mmとする
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のトナーボト
    ル。
  8. 【請求項8】 キャップの内周面に、キャップの直径方
    向内側に突出するフック部を形成した金属製板バネを複
    数設け、ボトル口部の外周面にはボトル口部の直径方向
    外側に突出する突起を形成し、ボトル口部の閉栓操作時
    においては、キャップのフック部がボトル口部の突起を
    乗り越え、該突起が金属製板バネのフック部に隣接する
    凹部に嵌合するようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載のトナーボトル。
  9. 【請求項9】 ボトル本体およびキャップが、プラスチ
    ック材料の成形品であり、ボトル本体はブロー成形で得
    たものであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    に記載のトナーボトル。
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Cited By (5)

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