JP2003084528A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003084528A JP2003084528A JP2001277951A JP2001277951A JP2003084528A JP 2003084528 A JP2003084528 A JP 2003084528A JP 2001277951 A JP2001277951 A JP 2001277951A JP 2001277951 A JP2001277951 A JP 2001277951A JP 2003084528 A JP2003084528 A JP 2003084528A
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- Color Image Communication Systems (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のタンデム方式カラー画像形成装置にお
けるレジストパターン及びそれを検出するレジストずれ
検出システムでは、検出センサの数が増えるほどレジス
トセンサに係わる回路コストが増大するという課題を有
していた。 【解決手段】 装置内の構成部材上または画像形成対象
物上に、レジストパターンを主走査方向に2列以上形成
し、これらのパターンの検出結果に基き画像形成タイミ
ングを補正するカラー画像形成装置において、前記レジ
ストパターン各列の形成位置を副走査方向にずらして形
成する。
けるレジストパターン及びそれを検出するレジストずれ
検出システムでは、検出センサの数が増えるほどレジス
トセンサに係わる回路コストが増大するという課題を有
していた。 【解決手段】 装置内の構成部材上または画像形成対象
物上に、レジストパターンを主走査方向に2列以上形成
し、これらのパターンの検出結果に基き画像形成タイミ
ングを補正するカラー画像形成装置において、前記レジ
ストパターン各列の形成位置を副走査方向にずらして形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出用パターンを
形成し、これらのパターンの検出結果に基いて画像形成
条件を補正する画像形成装置に関する。具体例として
は、レジストセンサに係わる回路コストの低減を図った
カラー画像形成装置に関する。
形成し、これらのパターンの検出結果に基いて画像形成
条件を補正する画像形成装置に関する。具体例として
は、レジストセンサに係わる回路コストの低減を図った
カラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、画像形成装置として、複数色の像
形成手段を有するカラー画像形成装置について説明す
る。
形成手段を有するカラー画像形成装置について説明す
る。
【0003】カラー画像形成装置の高速化の要求が高ま
るのに伴い、各色の画像形成部を全く独立させて、各色
ごとに直接,装置内の構成部材(例えば中間転写ベル
ト、用紙搬送ベルト、像担持体など)上または装置内を
通過する画像形成対象(例えば転写用紙やOHPシート
など)物上に転写を行う、いわゆるタンデム型カラー画
像形成装置が市場に登場してきている。
るのに伴い、各色の画像形成部を全く独立させて、各色
ごとに直接,装置内の構成部材(例えば中間転写ベル
ト、用紙搬送ベルト、像担持体など)上または装置内を
通過する画像形成対象(例えば転写用紙やOHPシート
など)物上に転写を行う、いわゆるタンデム型カラー画
像形成装置が市場に登場してきている。
【0004】従来におけるタンデム型カラー画像形成装
置においては、図示しない像形成手段により、検出用パ
ターンとして例えばレジストパターンが、前記装置内の
構成部材上または画像形成対象物上に、主走査方向にお
いて2列,形成されている。この場合、図1に示すよう
に、前記装置内の構成部材上または前記画像形成対象物
1a上に、左右2列のレジストパターン1b、1cを左
右各列毎にレジストセンサ1d及び1eを1つずつ設置
し、装置内に存在するある部材上または装置内を通過す
る画像形成対象物1aの移動により、当該列のレジスト
パターン1b又は1cの検出を行っている。
置においては、図示しない像形成手段により、検出用パ
ターンとして例えばレジストパターンが、前記装置内の
構成部材上または画像形成対象物上に、主走査方向にお
いて2列,形成されている。この場合、図1に示すよう
に、前記装置内の構成部材上または前記画像形成対象物
1a上に、左右2列のレジストパターン1b、1cを左
右各列毎にレジストセンサ1d及び1eを1つずつ設置
し、装置内に存在するある部材上または装置内を通過す
る画像形成対象物1aの移動により、当該列のレジスト
パターン1b又は1cの検出を行っている。
【0005】前記装置内の構成部材上、または前記画像
形成対象物1a上の左右にレジストパターンを形成する
目的は、前記構成部材上または前記画像形成対象物1a
に対する各色の画像形成部の位置ずれ、傾き等を補正す
るための必要補正量を検出するということにある。
形成対象物1a上の左右にレジストパターンを形成する
目的は、前記構成部材上または前記画像形成対象物1a
に対する各色の画像形成部の位置ずれ、傾き等を補正す
るための必要補正量を検出するということにある。
【0006】レジストパターン1b、1cは、副走査方
向の対称線1fを基準にとして、互いに線対称の位置に
同色のパターンが形成され、パターンの形状によっては
その形状自体も副走査方向を対称線として左右が鏡対称
となるような形状に形成される。
向の対称線1fを基準にとして、互いに線対称の位置に
同色のパターンが形成され、パターンの形状によっては
その形状自体も副走査方向を対称線として左右が鏡対称
となるような形状に形成される。
【0007】これら左右のレジストパターン1b及び1
cは、装置内に存在するある部材上または装置内を通過
する画像形成対象物1aの移動に伴い、それぞれのレジ
ストパターンの各色がレジストセンサ1dまたは1eを
通過して行く。
cは、装置内に存在するある部材上または装置内を通過
する画像形成対象物1aの移動に伴い、それぞれのレジ
ストパターンの各色がレジストセンサ1dまたは1eを
通過して行く。
【0008】この時、装置内に存在するある部材上また
は装置内を通過する画像形成対象物1aの移動速度は、
極力一定に保たなければならない。レジストセンサ1d
及び1eは、各色のレジストパターンがセンサの真下付
近に来た時に、検出信号を出力するようになっている。
は装置内を通過する画像形成対象物1aの移動速度は、
極力一定に保たなければならない。レジストセンサ1d
及び1eは、各色のレジストパターンがセンサの真下付
近に来た時に、検出信号を出力するようになっている。
【0009】各レジストセンサからの出力信号を元にレ
ジストずれ量を算出するためには、例えば以下のような
方法が取られる。すなわち、レジストパターンの各色毎
に、その検出信号が出力された時間を計測し、その時間
の中心となる時刻を求める。そして、各色毎の中心検出
時刻を互いに比較することにより(例えばブラックを基
準に比較することにより)、各色の画像形成部の画像形
成開始時刻や位置の、本来期待される値からのズレを算
出することが出来る。
ジストずれ量を算出するためには、例えば以下のような
方法が取られる。すなわち、レジストパターンの各色毎
に、その検出信号が出力された時間を計測し、その時間
の中心となる時刻を求める。そして、各色毎の中心検出
時刻を互いに比較することにより(例えばブラックを基
準に比較することにより)、各色の画像形成部の画像形
成開始時刻や位置の、本来期待される値からのズレを算
出することが出来る。
【0010】また、左右レジストセンサでの中心検出時
刻を各色毎に比較することにより、前記装置内に存在す
るある部材上または装置内を通過する画像形成対象物1
aに対する各色の画像形成部の位置ずれ、傾き等を補正
するための必要補正量を検出することが出来る。
刻を各色毎に比較することにより、前記装置内に存在す
るある部材上または装置内を通過する画像形成対象物1
aに対する各色の画像形成部の位置ずれ、傾き等を補正
するための必要補正量を検出することが出来る。
【0011】これらの算出処理を行うためのシステム構
成としては、例えば図2に示すような構成が挙げられ
る。すなわち、各レジストセンサ毎に、専用のレジスト
センター算出手段を持ち、さらに各レジストセンサから
のレジストセンター値を比較して、本来期待される値か
らのレジストずれ量を算出するための、レジストずれ量
算出手段からなる。
成としては、例えば図2に示すような構成が挙げられ
る。すなわち、各レジストセンサ毎に、専用のレジスト
センター算出手段を持ち、さらに各レジストセンサから
のレジストセンター値を比較して、本来期待される値か
らのレジストずれ量を算出するための、レジストずれ量
算出手段からなる。
【0012】図2では一般的に、センサの数をN(N:
自然数)とした場合の構成例を示したが、この構成例を
図1に当てはめた場合はN=2となる。
自然数)とした場合の構成例を示したが、この構成例を
図1に当てはめた場合はN=2となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では以下のような課題を有している。
来の技術では以下のような課題を有している。
【0014】(1)レジストセンサから出力されるレジ
ストパターン検出信号を元に、各色のレジストパターン
の中心時刻を算出するレジストセンター算出手段が、1
つのレジストセンサに対して必ず1つ必要となる。
ストパターン検出信号を元に、各色のレジストパターン
の中心時刻を算出するレジストセンター算出手段が、1
つのレジストセンサに対して必ず1つ必要となる。
【0015】前記図1に示すようなレジストパターンの
形成方法では、各レジストセンサを通過するレジストパ
ターンを同時に検出し、同時にレジストセンター値を算
出する必要がある。そのため、各レジストセンサのそれ
ぞれにレジストセンター算出手段が必ず必要となる。そ
のため、前記図2に示すようなシステム構成となる。
形成方法では、各レジストセンサを通過するレジストパ
ターンを同時に検出し、同時にレジストセンター値を算
出する必要がある。そのため、各レジストセンサのそれ
ぞれにレジストセンター算出手段が必ず必要となる。そ
のため、前記図2に示すようなシステム構成となる。
【0016】しかし、これでは、センサの数だけ前記レ
ジストセンター算出手段が必要となる。したがって、セ
ンサの数が増えるほどレジストセンサに係わる回路コス
トが増大するという課題を有していた。
ジストセンター算出手段が必要となる。したがって、セ
ンサの数が増えるほどレジストセンサに係わる回路コス
トが増大するという課題を有していた。
【0017】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、検出用パターンを検出するための構成の容易化、一
例としては、レジストセンサに係わる回路コストを低減
することができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
で、検出用パターンを検出するための構成の容易化、一
例としては、レジストセンサに係わる回路コストを低減
することができる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに第1の発明の画像形成装置は、像形成手段を有し、
前記像形成手段により、検出用パターンを主走査方向に
複数形成し、これらのパターンの検出結果に基いて画像
形成条件を補正する画像形成装置において、前記複数の
検出用パターンは、副走査方向にずらされて形成される
ことを特徴とする。
めに第1の発明の画像形成装置は、像形成手段を有し、
前記像形成手段により、検出用パターンを主走査方向に
複数形成し、これらのパターンの検出結果に基いて画像
形成条件を補正する画像形成装置において、前記複数の
検出用パターンは、副走査方向にずらされて形成される
ことを特徴とする。
【0019】また第2の発明の画像形成装置は、複数色
の像形成手段を有し、前記複数色の像形成手段により、
各色ごとに検出用パターンを主走査方向に複数,形成す
るとともに、異なる色ごとの検出用パターンを主走査方
向において同一位置に形成することにより、検出用パタ
ーンを主走査方向に複数列,形成し、これらのパターン
の検出結果に基いて画像形成条件を補正する画像形成装
置において、前記検出用パターンは、各色ごとに、副走
査方向にずらされて形成されることを特徴とする。
の像形成手段を有し、前記複数色の像形成手段により、
各色ごとに検出用パターンを主走査方向に複数,形成す
るとともに、異なる色ごとの検出用パターンを主走査方
向において同一位置に形成することにより、検出用パタ
ーンを主走査方向に複数列,形成し、これらのパターン
の検出結果に基いて画像形成条件を補正する画像形成装
置において、前記検出用パターンは、各色ごとに、副走
査方向にずらされて形成されることを特徴とする。
【0020】なお、第2の発明において、各色ごとの検
出用パターンは、副走査方向において、その一部が重な
るように形成されていても良い。
出用パターンは、副走査方向において、その一部が重な
るように形成されていても良い。
【0021】また、第2の発明において、各色ごとの検
出用パターンは、副走査方向において、重ならないよう
に形成されていても良い。
出用パターンは、副走査方向において、重ならないよう
に形成されていても良い。
【0022】さらに、第2の発明において、検出用パタ
ーンを検出する複数の検出センサと、前記複数の検出セ
ンサから1つの出力を選択するセンサ選択手段とを有し
ていても良い。
ーンを検出する複数の検出センサと、前記複数の検出セ
ンサから1つの出力を選択するセンサ選択手段とを有し
ていても良い。
【0023】第1および第2の発明の画像形成装置によ
れば、検出用パターンを検出するための構成を容易化す
ることができる。
れば、検出用パターンを検出するための構成を容易化す
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のカラー
画像形成装置は、像形成手段を有し、前記像形成手段に
より、検出用パターンを主走査方向に複数形成し、これ
らのパターンの検出結果に基いて画像形成条件を補正す
る画像形成装置において、前記複数の検出用パターン
は、副走査方向にずらされて形成されることを特徴とす
る。
画像形成装置は、像形成手段を有し、前記像形成手段に
より、検出用パターンを主走査方向に複数形成し、これ
らのパターンの検出結果に基いて画像形成条件を補正す
る画像形成装置において、前記複数の検出用パターン
は、副走査方向にずらされて形成されることを特徴とす
る。
【0025】また、請求項2に記載の画像形成装置は、
複数色の像形成手段を有し、前記複数色の像形成手段に
より、各色ごとに検出用パターンを主走査方向に複数,
形成するとともに、異なる色ごとの検出用パターンを主
走査方向において同一位置に形成することにより、検出
用パターンを主走査方向に複数列,形成し、これらのパ
ターンの検出結果に基いて画像形成条件を補正する画像
形成装置において、前記検出用パターンは、各色ごと
に、副走査方向にずらされて形成されることを特徴とす
る。
複数色の像形成手段を有し、前記複数色の像形成手段に
より、各色ごとに検出用パターンを主走査方向に複数,
形成するとともに、異なる色ごとの検出用パターンを主
走査方向において同一位置に形成することにより、検出
用パターンを主走査方向に複数列,形成し、これらのパ
ターンの検出結果に基いて画像形成条件を補正する画像
形成装置において、前記検出用パターンは、各色ごと
に、副走査方向にずらされて形成されることを特徴とす
る。
【0026】また、請求項3記載の画像形成装置は、請
求項2記載の画像形成装置において、各色ごとの検出用
パターンは、副走査方向において、その一部が重なるよ
うに形成されることを特徴とする。
求項2記載の画像形成装置において、各色ごとの検出用
パターンは、副走査方向において、その一部が重なるよ
うに形成されることを特徴とする。
【0027】また、請求項3記載の画像形成装置は、請
求項2記載の画像形成装置において、各色ごとの検出用
パターンは、副走査方向において、重ならないように形
成されることを特徴とする。
求項2記載の画像形成装置において、各色ごとの検出用
パターンは、副走査方向において、重ならないように形
成されることを特徴とする。
【0028】また、請求項5記載の画像形成装置は、請
求項2〜4記載の画像形成装置において、検出用パター
ンを検出する複数の検出センサと、前記複数の検出セン
サから1つの出力を選択するセンサ選択手段とを有する
ことを特徴とする。
求項2〜4記載の画像形成装置において、検出用パター
ンを検出する複数の検出センサと、前記複数の検出セン
サから1つの出力を選択するセンサ選択手段とを有する
ことを特徴とする。
【0029】以上の構成により、以下のような効果が得
られる。
られる。
【0030】(1)パターン検出用回路の構成の容易
化、一例として、レジストセンサに係わる回路コストを
低減することができる。
化、一例として、レジストセンサに係わる回路コストを
低減することができる。
【0031】以下に本発明の一実施の形態について、図
面を参照しながら説明する。
面を参照しながら説明する。
【0032】図3は本発明の請求項1におけるレジスト
パターンの例を示したものである。本実施の形態の説明
はすべて、2列のレジストパターンを例に行う。
パターンの例を示したものである。本実施の形態の説明
はすべて、2列のレジストパターンを例に行う。
【0033】前記図1に示す従来のレジストパターンで
は、副走査方向を対称線として、左右レジストパターン
各色の副走査方向位置及び形状が鏡対称となるように像
形成手段(図示省略)により形成されていたが、図3に
示す本発明のレジストパターンは、図2に示す従来のレ
ジストパターンの状態から、さらに左右各色の副走査方
向位置をずらすように、像形成手段により形成されると
が特徴である。
は、副走査方向を対称線として、左右レジストパターン
各色の副走査方向位置及び形状が鏡対称となるように像
形成手段(図示省略)により形成されていたが、図3に
示す本発明のレジストパターンは、図2に示す従来のレ
ジストパターンの状態から、さらに左右各色の副走査方
向位置をずらすように、像形成手段により形成されると
が特徴である。
【0034】この場合、前記2列のレジストパターン列
は、副走査方向において、前記図3に示すように、左右
が互いに全く重ならない位置に設定しても良いし、ま
た、図4に示すように、一部が重なる位置に設定しても
良い。
は、副走査方向において、前記図3に示すように、左右
が互いに全く重ならない位置に設定しても良いし、ま
た、図4に示すように、一部が重なる位置に設定しても
良い。
【0035】図3または図4の状態にある左右のレジス
トパターン3b、3cまたは4b、4cを検出するに
は、従来と同じようにレジストパターンの各列に1つず
つ、すなわち本発明の実施例の場合は左右それぞれに1
つずつ、計2つのレジストセンサ3d、3eまたは4
d、4eが必要となる。
トパターン3b、3cまたは4b、4cを検出するに
は、従来と同じようにレジストパターンの各列に1つず
つ、すなわち本発明の実施例の場合は左右それぞれに1
つずつ、計2つのレジストセンサ3d、3eまたは4
d、4eが必要となる。
【0036】これらのレジストセンサ3d、3eまたは
4d、4eが検出した信号を元に、各色のレジストパタ
ーンの中心値を算出するレジストセンター算出手段につ
いては、従来と同様、1つのレジストセンサに対して1
つ存在しても良いが、本発明の実施例で示した図3また
は図4のレジストパターン配置であれば、本発明の請求
項2を用いた1つの例として、図5に示すようなシステ
ム構成を取ることが出来る。すなわち、各センサとレジ
ストずれ量判別手段との間にセンサ選択手段を設けるこ
とにより、各レジストセンサからの出力信号を時間毎に
切り替え、選択された時間内に当該レジストセンサから
の出力信号をレジストセンター算出手段で処理する事に
より、レジストセンター算出手段を1つに済ますことが
出来る。
4d、4eが検出した信号を元に、各色のレジストパタ
ーンの中心値を算出するレジストセンター算出手段につ
いては、従来と同様、1つのレジストセンサに対して1
つ存在しても良いが、本発明の実施例で示した図3また
は図4のレジストパターン配置であれば、本発明の請求
項2を用いた1つの例として、図5に示すようなシステ
ム構成を取ることが出来る。すなわち、各センサとレジ
ストずれ量判別手段との間にセンサ選択手段を設けるこ
とにより、各レジストセンサからの出力信号を時間毎に
切り替え、選択された時間内に当該レジストセンサから
の出力信号をレジストセンター算出手段で処理する事に
より、レジストセンター算出手段を1つに済ますことが
出来る。
【0037】なお、図5は一般的な場合を想定して、セ
ンサ数がNの場合について示したが、本発明の実施例の
場合、N=2である。
ンサ数がNの場合について示したが、本発明の実施例の
場合、N=2である。
【0038】図3または図4のレジストパターンの場
合、まず左側レジストセンサを選択し、左側の最初のパ
ターンと右側の最初のパターンとが重なる境界線がレジ
ストセンサ設置位置を通過してしまう前に、レジストセ
ンター算出手段での処理を終わらせる。前記左側の最初
のパターンと右側の最初のパターンとが重なる境界線が
レジストセンサ設置位置に来たら、センサ選択手段は右
側レジストセンサからの出力信号を選択し、前記レジス
トセンター算出手段へ入力し算出処理を行う。右側の最
初のパターンと左側の2番目のパターンとが重なる境界
線が来たら、センサ選択手段は左側レジストセンサから
の出力をまた選択する。
合、まず左側レジストセンサを選択し、左側の最初のパ
ターンと右側の最初のパターンとが重なる境界線がレジ
ストセンサ設置位置を通過してしまう前に、レジストセ
ンター算出手段での処理を終わらせる。前記左側の最初
のパターンと右側の最初のパターンとが重なる境界線が
レジストセンサ設置位置に来たら、センサ選択手段は右
側レジストセンサからの出力信号を選択し、前記レジス
トセンター算出手段へ入力し算出処理を行う。右側の最
初のパターンと左側の2番目のパターンとが重なる境界
線が来たら、センサ選択手段は左側レジストセンサから
の出力をまた選択する。
【0039】以上のような操作を、センサ選択手段はレ
ジストパターンが終了するまで繰り返す。すなわち、左
右のレジストパターンともM番目であれば、センサ選択
手段は左側レジストセンサからの出力信号を選択してレ
ジストセンター算出手段に入力し、左のレジストパター
ンがM+1番目で右のレジストパターンがM番目であれ
ば、センサ選択手段は右側レジストセンサからの出力信
号を選択してレジストセンター算出手段に入力する。
ジストパターンが終了するまで繰り返す。すなわち、左
右のレジストパターンともM番目であれば、センサ選択
手段は左側レジストセンサからの出力信号を選択してレ
ジストセンター算出手段に入力し、左のレジストパター
ンがM+1番目で右のレジストパターンがM番目であれ
ば、センサ選択手段は右側レジストセンサからの出力信
号を選択してレジストセンター算出手段に入力する。
【0040】レジストセンサからの出力信号の利用方法
によって、センサ出力後のシステム構成は変わるが、そ
れらのいかなる場合においても、基本的に本発明のレジ
ストパターン構成及びセンサ選択手段を用いることによ
り、センサ出力後のシステム構成に係る回路コストを低
減する事が可能である。
によって、センサ出力後のシステム構成は変わるが、そ
れらのいかなる場合においても、基本的に本発明のレジ
ストパターン構成及びセンサ選択手段を用いることによ
り、センサ出力後のシステム構成に係る回路コストを低
減する事が可能である。
【0041】なお、上記実施の形態では、検出用パター
ンとしてレジストパターンについて説明したが、何らこ
れに限定されるものでなく、画像形成条件を制御する目
的であれば他のパターンを適用しても良い。また、パタ
ーン列は、2列以外に3列であっても良く、要するに複
数列,形成されていれば良い。
ンとしてレジストパターンについて説明したが、何らこ
れに限定されるものでなく、画像形成条件を制御する目
的であれば他のパターンを適用しても良い。また、パタ
ーン列は、2列以外に3列であっても良く、要するに複
数列,形成されていれば良い。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置によ
れば、検出用パターンを検出するための構成を容易化で
きる。例えば、本実施の形態に記載のように、レジスト
センサに係わる回路コストを低減することができる。
れば、検出用パターンを検出するための構成を容易化で
きる。例えば、本実施の形態に記載のように、レジスト
センサに係わる回路コストを低減することができる。
【図1】従来のタンデム式カラー画像形成装置における
レジストパターン及びレジストセンサ配置を示す図
レジストパターン及びレジストセンサ配置を示す図
【図2】従来のタンデム式カラー画像形成装置における
システム構成を示す図
システム構成を示す図
【図3】本発明の一実施の形態におけるレジストパター
ン及びレジストセンサ配置を示す図(左右パターンの副
走査方向配置が全く重ならない場合)
ン及びレジストセンサ配置を示す図(左右パターンの副
走査方向配置が全く重ならない場合)
【図4】本発明の一実施の形態におけるレジストパター
ン及びレジストセンサ配置を示す図(左右パターンの副
走査方向配置が一部重なる場合)
ン及びレジストセンサ配置を示す図(左右パターンの副
走査方向配置が一部重なる場合)
【図5】本発明の一実施の形態におけるシステム構成を
示す図
示す図
1a,3a,4a 装置内の構成部材上または画像形成
対象物 1b,1c 従来のカラー画像形成装置におけるレジ
ストパターンの例 1d,3d,4d 左レジストセンサ 1e,3e,4e 右レジストセンサ 1f,3f,4f 従来例の左右レジストパターン1
b、1c、の対称線 3b,3c 本発明の一実施の形態におけるレジストパ
ターンの例(左右パターンの副走査方向配置が全く重な
らない場合) 4b,4c 本発明の一実施の形態におけるレジストパ
ターンの例(左右パターンの副走査方向配置が一部重な
る場合)
対象物 1b,1c 従来のカラー画像形成装置におけるレジ
ストパターンの例 1d,3d,4d 左レジストセンサ 1e,3e,4e 右レジストセンサ 1f,3f,4f 従来例の左右レジストパターン1
b、1c、の対称線 3b,3c 本発明の一実施の形態におけるレジストパ
ターンの例(左右パターンの副走査方向配置が全く重な
らない場合) 4b,4c 本発明の一実施の形態におけるレジストパ
ターンの例(左右パターンの副走査方向配置が一部重な
る場合)
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H04N 1/23 H04N 1/04 D 5C079
1/46 1/46 Z
Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 AS02 KK18
2H027 DA38 DE02 DE07 DE10 EA20
EB04 EC03 EC06 EC07 EC19
ED30 EE02
2H030 AA01 AA05 AB02 AD17 BB02
BB16
5C072 AA03 BA19 MB04 QA14 QA17
XA04
5C074 AA10 DD15 DD21 EE04 FF15
HH04
5C079 HA18 HA19 KA03 LA24 NA02
PA03
Claims (5)
- 【請求項1】 像形成手段を有し、前記像形成手段によ
り、検出用パターンを主走査方向に複数形成し、これら
のパターンの検出結果に基いて画像形成条件を補正する
画像形成装置において、 前記複数の検出用パターンは、副走査方向にずらされて
形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 複数色の像形成手段を有し、前記複数色
の像形成手段により、各色ごとに検出用パターンを主走
査方向に複数,形成するとともに、異なる色ごとの検出
用パターンを主走査方向において同一位置に形成するこ
とにより、検出用パターンを主走査方向に複数列,形成
し、これらのパターンの検出結果に基いて画像形成条件
を補正する画像形成装置において、 前記検出用パターンは、各色ごとに、副走査方向にずら
されて形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 各色ごとの検出用パターンは、副走査方
向において、その一部が重なるように形成される請求項
2記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 各色ごとの検出用パターンは、副走査方
向において、重ならないように形成される請求項2記載
の画像形成装置。 - 【請求項5】 検出用パターンを検出する複数の検出セ
ンサと、前記複数の検出センサから1つの出力を選択す
るセンサ選択手段とを有する請求項2〜4のいずれかに
記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277951A JP2003084528A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001277951A JP2003084528A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003084528A true JP2003084528A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19102397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001277951A Pending JP2003084528A (ja) | 2001-09-13 | 2001-09-13 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2003084528A (ja) |
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- 2001-09-13 JP JP2001277951A patent/JP2003084528A/ja active Pending
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