JP2003084525A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003084525A JP2003084525A JP2001276701A JP2001276701A JP2003084525A JP 2003084525 A JP2003084525 A JP 2003084525A JP 2001276701 A JP2001276701 A JP 2001276701A JP 2001276701 A JP2001276701 A JP 2001276701A JP 2003084525 A JP2003084525 A JP 2003084525A
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- JP
- Japan
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- image
- image forming
- transfer
- forming apparatus
- transfer belt
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラー画像形成装置において、従来の装置に
比べて省スペース、省コスト、ならびに高生産性を目的
とする。 【解決手段】 画像形成部を、感光ドラム+転写ベルト
とし、感光ドラム周上に各色(イエロー,マゼンタ,シ
アン,ブラック)の現像器を配し、転写ベルトをスイッ
チバック駆動させて4色の転写を行う。画像の転写は往
路,復路で書き込み可能としている。
比べて省スペース、省コスト、ならびに高生産性を目的
とする。 【解決手段】 画像形成部を、感光ドラム+転写ベルト
とし、感光ドラム周上に各色(イエロー,マゼンタ,シ
アン,ブラック)の現像器を配し、転写ベルトをスイッ
チバック駆動させて4色の転写を行う。画像の転写は往
路,復路で書き込み可能としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特に
複写機、プリンタ等の印刷装置に関わる。
複写機、プリンタ等の印刷装置に関わる。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー画像形成装置における代表
的なものとしては、図7に示される転写ドラムを有する
装置30が挙げられる。この装置は給紙部から給紙され
た転写紙Sを転写ドラム25の所定の位置に貼り付け、
4色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)の現像
器27を入れ替えながら、トナーを転写紙S上に転写す
る。したがって、転写紙Sは転写ドラム25とともに感
光ドラム9に対して4回転することとなる。また、転写
ドラム25は、給紙可能な最大サイズの転写紙を巻きつ
けられるように径が決定されている。その後転写紙S
は、分離爪26により転写ドラム25より分離され、定
着器15を通りトナーを転写紙上に固定する。そして転
写紙は排紙トレイ16上に排出される。
的なものとしては、図7に示される転写ドラムを有する
装置30が挙げられる。この装置は給紙部から給紙され
た転写紙Sを転写ドラム25の所定の位置に貼り付け、
4色(イエロー、シアン、マゼンタ、ブラック)の現像
器27を入れ替えながら、トナーを転写紙S上に転写す
る。したがって、転写紙Sは転写ドラム25とともに感
光ドラム9に対して4回転することとなる。また、転写
ドラム25は、給紙可能な最大サイズの転写紙を巻きつ
けられるように径が決定されている。その後転写紙S
は、分離爪26により転写ドラム25より分離され、定
着器15を通りトナーを転写紙上に固定する。そして転
写紙は排紙トレイ16上に排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た画像形成装置の場合、転写ドラム25に転写紙Sを貼
り付けて後、4回転しなければフルカラーの画像が形成
できず、生産性を上げることが困難であった。加えて、
1枚目の画像形成にかかる時間も長くなってしまってい
た。また、転写ドラム25は最大給紙サイズの転写紙S
を貼り付けなければならない。したがって転写ドラム2
5の径を小さくすることは困難であり、画像形成装置3
0本体が大型化してしまう欠点があった。また、生産性
を上げるために4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラック)のそれぞれに感光ドラムを持たせたフルカラー
画像形成装置が開発されているが、4色それぞれに感光
ドラム、画像書き込みのためのレーザ等を持たせなけれ
ばならないため装置本体がコストアップとなってしまっ
ていた。
た画像形成装置の場合、転写ドラム25に転写紙Sを貼
り付けて後、4回転しなければフルカラーの画像が形成
できず、生産性を上げることが困難であった。加えて、
1枚目の画像形成にかかる時間も長くなってしまってい
た。また、転写ドラム25は最大給紙サイズの転写紙S
を貼り付けなければならない。したがって転写ドラム2
5の径を小さくすることは困難であり、画像形成装置3
0本体が大型化してしまう欠点があった。また、生産性
を上げるために4色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラック)のそれぞれに感光ドラムを持たせたフルカラー
画像形成装置が開発されているが、4色それぞれに感光
ドラム、画像書き込みのためのレーザ等を持たせなけれ
ばならないため装置本体がコストアップとなってしまっ
ていた。
【0004】本発明においては、以上の問題点に鑑み、
転写紙に像を記録するための像担持体と、前記像担持体
に転写紙を搬送するとともに前記像担持体の画像を転写
するための転写ベルトを有し、前記像担持体と、前記転
写ベルトの転写紙搬送方向を任意に切り替えスイッチバ
ックする手段を有することを特徴とし、転写ドラム方式
の画像形成装置に比べ生産性を向上させ、また、転写ベ
ルトを用いることで、装置の小型化を実現する画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
転写紙に像を記録するための像担持体と、前記像担持体
に転写紙を搬送するとともに前記像担持体の画像を転写
するための転写ベルトを有し、前記像担持体と、前記転
写ベルトの転写紙搬送方向を任意に切り替えスイッチバ
ックする手段を有することを特徴とし、転写ドラム方式
の画像形成装置に比べ生産性を向上させ、また、転写ベ
ルトを用いることで、装置の小型化を実現する画像形成
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより、上記課題を解決できるものである。
えることにより、上記課題を解決できるものである。
【0006】(1)転写紙に像を記録するための像担持
体と、前記像担持体に転写紙を搬送するとともに前記像
担持体の画像を転写するための転写ベルトを有し、前記
像担持体と、前記転写ベルトの転写紙搬送方向を任意に
切り替えスイッチバックする手段を有することを特徴と
する画像形成装置。
体と、前記像担持体に転写紙を搬送するとともに前記像
担持体の画像を転写するための転写ベルトを有し、前記
像担持体と、前記転写ベルトの転写紙搬送方向を任意に
切り替えスイッチバックする手段を有することを特徴と
する画像形成装置。
【0007】(2)前記像担持体と前記転写ベルトを当
接、離間させる加圧解除手段を有することを特徴とする
上記(1)記載の画像形成装置。
接、離間させる加圧解除手段を有することを特徴とする
上記(1)記載の画像形成装置。
【0008】(3)前記像担持体が転写紙に対して像を
形成する時に加圧し、像を形成していない時に加圧解除
をするように制御された加圧解除手段を有する上記
(2)記載の画像形成装置。
形成する時に加圧し、像を形成していない時に加圧解除
をするように制御された加圧解除手段を有する上記
(2)記載の画像形成装置。
【0009】(4)前記像担持体に対して複数の色の像
を形成し、各1色づつ転写紙に対して転写する多重転写
可能な画像形成装置において、前記画像転写時の速度V
1とし、スイッチバックする際の速度をV2とした時、
V1<V2となっていることを特徴とする上記(2)又
は(3)記載の画像形成装置。
を形成し、各1色づつ転写紙に対して転写する多重転写
可能な画像形成装置において、前記画像転写時の速度V
1とし、スイッチバックする際の速度をV2とした時、
V1<V2となっていることを特徴とする上記(2)又
は(3)記載の画像形成装置。
【0010】(5)前記像担持体の前後に転写紙の先端
と後端を読み取るためのセンサをもち、前記センサの位
置情報により転写紙のスイッチバックを行うことを特徴
とした上記(4)記載の画像形成装置。
と後端を読み取るためのセンサをもち、前記センサの位
置情報により転写紙のスイッチバックを行うことを特徴
とした上記(4)記載の画像形成装置。
【0011】(6)前記像担持体に対して画像を形成す
るための複数の現像器が回転自在に支持されたハウジン
グに収められ、前記ハウジングが所定量回転することで
像担持体に対して前記の各色の現像器を現像可能な位置
にすることを特徴とする上記(1)乃至(5)いずれか
記載の画像形成装置。
るための複数の現像器が回転自在に支持されたハウジン
グに収められ、前記ハウジングが所定量回転することで
像担持体に対して前記の各色の現像器を現像可能な位置
にすることを特徴とする上記(1)乃至(5)いずれか
記載の画像形成装置。
【0012】(7)前記像担持体の周上に配設されてい
て、互いに隣接しており、前記転写ベルトの往路におい
て画像を形成する第1および第3現像器と、互いに隣接
して前記転写ベルトの復路において画像を形成する第2
および第4の現像器において、前記往路現像用の現像器
群と前記復路現像用の現像器群の間に前記像担持体に画
像を書き込む像書き込み手段の光路が設定されているこ
とを特徴とする上記(1)乃至(5)いずれか記載の画
像形成装置。
て、互いに隣接しており、前記転写ベルトの往路におい
て画像を形成する第1および第3現像器と、互いに隣接
して前記転写ベルトの復路において画像を形成する第2
および第4の現像器において、前記往路現像用の現像器
群と前記復路現像用の現像器群の間に前記像担持体に画
像を書き込む像書き込み手段の光路が設定されているこ
とを特徴とする上記(1)乃至(5)いずれか記載の画
像形成装置。
【0013】(8)前記第1の現像器によって形成され
た像が転写され、前記転写ベルトでスイッチバックして
いる時に前記第2の現像器によって形成された像が転写
されこれを繰り返すことにより多重画像を形成すること
を特徴とした上記(7)記載の画像形成装置。
た像が転写され、前記転写ベルトでスイッチバックして
いる時に前記第2の現像器によって形成された像が転写
されこれを繰り返すことにより多重画像を形成すること
を特徴とした上記(7)記載の画像形成装置。
【0014】(9)像の形成される部分のみスイッチバ
ックするように制御される上記8記載の画像形成装置。
ックするように制御される上記8記載の画像形成装置。
【0015】(10)前記画像形成装置の下流に配置さ
れ、画像形成中に転写紙が定着器に入らないようにする
ための搬送路と、画像形成後に定着器に入る転写紙搬送
路とを切り替える搬送路切り替え手段を有することを特
徴とする上記(1)乃至(9)いずれか記載の画像形成
装置。
れ、画像形成中に転写紙が定着器に入らないようにする
ための搬送路と、画像形成後に定着器に入る転写紙搬送
路とを切り替える搬送路切り替え手段を有することを特
徴とする上記(1)乃至(9)いずれか記載の画像形成
装置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて、図面を参照しながら説明する。
施例に基づいて、図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の画像装置全体
を表す図である。まず、この画像形成装置1の動作につ
いて説明する。給紙カセット2内に積載された転写紙S
は、転写紙Sを1枚ずつ画像形成部に搬送するための分
離ローラ対をもつ給紙ユニット3から、ガイド板4、お
よび縦パスローラ5を経て、転写紙Sの斜行取りおよび
タイミング取りのためのレジストローラ6に送られる。
そして所定のタイミングで画像形成部に転写紙Sを搬送
する。また、レジストローラ6下流には可塑性部材7が
設けられ、転写紙Sがスイッチバックしてきた際にレジ
ストローラ6に転写紙Sが逆流する働きをもつ。転写紙
Sは画像形成部で画像を転写された後、転写ベルト13
によって定着器15に送られトナーを転写紙S上に固定
した後、排紙トレイ16上に排出される。
を表す図である。まず、この画像形成装置1の動作につ
いて説明する。給紙カセット2内に積載された転写紙S
は、転写紙Sを1枚ずつ画像形成部に搬送するための分
離ローラ対をもつ給紙ユニット3から、ガイド板4、お
よび縦パスローラ5を経て、転写紙Sの斜行取りおよび
タイミング取りのためのレジストローラ6に送られる。
そして所定のタイミングで画像形成部に転写紙Sを搬送
する。また、レジストローラ6下流には可塑性部材7が
設けられ、転写紙Sがスイッチバックしてきた際にレジ
ストローラ6に転写紙Sが逆流する働きをもつ。転写紙
Sは画像形成部で画像を転写された後、転写ベルト13
によって定着器15に送られトナーを転写紙S上に固定
した後、排紙トレイ16上に排出される。
【0018】次に画像形成部の構成および工程について
図2を用いて詳細に説明する。
図2を用いて詳細に説明する。
【0019】図2においてレジストローラ6下流に転写
ベルト13が配設されている。転写ベルト13の駆動は
正逆転可能な不図示のステッピングモータに駆動接続さ
れている。転写ベルト13上には感光ドラム9が配置さ
れていて、転写ベルト13を挟んだ対向側には感光ドラ
ム9上の画像を転写紙S上に転写するための加圧ローラ
17が回転自在に支持されている。また、感光ドラム9
の周上には転写しきれなかったトナーを回収するための
クリーナ12および感光ドラム9に電荷を均一に帯電さ
せるための帯電器10がそれぞれ配置されている。ま
た、画像書き込みのためのレーザースキャナユニット1
1は画像形成装置1本体1に固定されており、所定のレ
ーザー書き込み位置に潜像を書き込むようになってい
る。また画像書き込み位置の下流側には感光ドラム9に
当接して現像器ハウジング8が回転自在に固定されてい
る。
ベルト13が配設されている。転写ベルト13の駆動は
正逆転可能な不図示のステッピングモータに駆動接続さ
れている。転写ベルト13上には感光ドラム9が配置さ
れていて、転写ベルト13を挟んだ対向側には感光ドラ
ム9上の画像を転写紙S上に転写するための加圧ローラ
17が回転自在に支持されている。また、感光ドラム9
の周上には転写しきれなかったトナーを回収するための
クリーナ12および感光ドラム9に電荷を均一に帯電さ
せるための帯電器10がそれぞれ配置されている。ま
た、画像書き込みのためのレーザースキャナユニット1
1は画像形成装置1本体1に固定されており、所定のレ
ーザー書き込み位置に潜像を書き込むようになってい
る。また画像書き込み位置の下流側には感光ドラム9に
当接して現像器ハウジング8が回転自在に固定されてい
る。
【0020】図3a,図3b,図3c,図3dは画像形
成工程を示した図である。
成工程を示した図である。
【0021】1.レジストローラ6から転写紙Sが搬送
される。転写ベルト13は矢印a方向に回転しており、
まず転写紙Sをa方向に搬送する。ここで転写ベルト1
3は導電性を持っており、転写紙Sを静電吸着させるこ
とで位置ずれがないように転写紙Sを搬送する(図3
a)。
される。転写ベルト13は矢印a方向に回転しており、
まず転写紙Sをa方向に搬送する。ここで転写ベルト1
3は導電性を持っており、転写紙Sを静電吸着させるこ
とで位置ずれがないように転写紙Sを搬送する(図3
a)。
【0022】2.第1色目の画像が転写し終わり、紙検
知センサ1(20)が後端を検知すると転写ベルト13
と感光ドラムはb方向にスイッチバックをはじめる(図
3b)。
知センサ1(20)が後端を検知すると転写ベルト13
と感光ドラムはb方向にスイッチバックをはじめる(図
3b)。
【0023】3.そして、紙検知センサ2(21)が紙
端部を検出したところで再びa方向ヘスイッチバックし
第2色目の画像形成が始まる。このとき現像器8がc方
向へ回転し、現像器8−1から現像器8−2へ入れ替え
る(図3c)。
端部を検出したところで再びa方向ヘスイッチバックし
第2色目の画像形成が始まる。このとき現像器8がc方
向へ回転し、現像器8−1から現像器8−2へ入れ替え
る(図3c)。
【0024】4.これを4色分繰り返したところで、フ
ラッパ14がd方向に移動し、転写紙Sは定着器15に
送られる(図3d)。
ラッパ14がd方向に移動し、転写紙Sは定着器15に
送られる(図3d)。
【0025】(実施例2)図4は本発明の画像装置全体
を表す図である。まず、この画像形成装置1の動作につ
いて説明する。給紙カセット2内に積載された転写紙S
は、所定のタイミングで転写紙を1枚ずつ画像形成部に
搬送するための分離ローラ対をもつ給紙ユニット3か
ら、ガイド板4、および縦パスローラ5を経て、転写紙
Sの斜行取りおよびタイミング取りのためのレジストロ
ーラ6に送られる。そして所定のタイミングで画像形成
部に転写紙Sを搬送する。また、レジストローラ6下流
には可塑性部材7が設けられ、転写紙Sがスイッチバッ
クしてきた際にレジストローラ6に転写紙Sが逆流する
働きをもつ。転写紙Sは画像形成部で画像を転写された
後、転写ベルト13によって定着器15に送られトナー
を転写紙S上に固定した後、排紙トレイ16上に排出さ
れる。
を表す図である。まず、この画像形成装置1の動作につ
いて説明する。給紙カセット2内に積載された転写紙S
は、所定のタイミングで転写紙を1枚ずつ画像形成部に
搬送するための分離ローラ対をもつ給紙ユニット3か
ら、ガイド板4、および縦パスローラ5を経て、転写紙
Sの斜行取りおよびタイミング取りのためのレジストロ
ーラ6に送られる。そして所定のタイミングで画像形成
部に転写紙Sを搬送する。また、レジストローラ6下流
には可塑性部材7が設けられ、転写紙Sがスイッチバッ
クしてきた際にレジストローラ6に転写紙Sが逆流する
働きをもつ。転写紙Sは画像形成部で画像を転写された
後、転写ベルト13によって定着器15に送られトナー
を転写紙S上に固定した後、排紙トレイ16上に排出さ
れる。
【0026】次に画像形成部の構成および工程について
図5を用いて詳細に説明する。
図5を用いて詳細に説明する。
【0027】図5においてレジストローラ6下流に転写
ベルト13が配設されている。転写ベルト13の駆動は
正逆転可能な不図示のステッピングモータに駆動接続さ
れている。転写べルト13上には感光ドラム9が配置さ
れていて、転写ベルト13を挟んだ対向側には感光ドラ
ム9上の画像を転写紙S上に転写するための加圧ローラ
17が回転自在に支持されている。また、感光ドラム9
の周上には転写しきれなかったトナーを回収するための
クリーナ12および感光ドラム9に電荷を均一に帯電さ
せるための帯電器10がそれぞれ配置されている。ま
た、画像書き込みのためのレーザースキャナユニット1
1は画像形成装置1本体に固定されており、所定のレー
ザー書き込み位置に潜像を書き込むようになっている。
また画像書き込み位置をはさんで感光ドラム9周上にイ
エロー現像器108−1、マゼンタ現像器108−2、
シアン現像器108−3、ブラック現像器108−4が
回転自在に配設されている。
ベルト13が配設されている。転写ベルト13の駆動は
正逆転可能な不図示のステッピングモータに駆動接続さ
れている。転写べルト13上には感光ドラム9が配置さ
れていて、転写ベルト13を挟んだ対向側には感光ドラ
ム9上の画像を転写紙S上に転写するための加圧ローラ
17が回転自在に支持されている。また、感光ドラム9
の周上には転写しきれなかったトナーを回収するための
クリーナ12および感光ドラム9に電荷を均一に帯電さ
せるための帯電器10がそれぞれ配置されている。ま
た、画像書き込みのためのレーザースキャナユニット1
1は画像形成装置1本体に固定されており、所定のレー
ザー書き込み位置に潜像を書き込むようになっている。
また画像書き込み位置をはさんで感光ドラム9周上にイ
エロー現像器108−1、マゼンタ現像器108−2、
シアン現像器108−3、ブラック現像器108−4が
回転自在に配設されている。
【0028】図6a,図6b,図6c,図6dはフルカ
ラー画像形成工程を示した図である。
ラー画像形成工程を示した図である。
【0029】1.レジストローラ6から転写紙Sが搬送
される。転写ベルト13は矢印a方向に回転しており、
まず転写紙Sをa方向に搬送する。ここで転写ベルト1
3は導電性を持っており、転写紙Sを静電吸着させるこ
とで位置ずれがないように転写紙Sを搬送する(図6
a)。
される。転写ベルト13は矢印a方向に回転しており、
まず転写紙Sをa方向に搬送する。ここで転写ベルト1
3は導電性を持っており、転写紙Sを静電吸着させるこ
とで位置ずれがないように転写紙Sを搬送する(図6
a)。
【0030】2.転写紙Sはフラッパ14によってガイ
ド18に搬送される。そして転写紙Sの後端が紙検知セ
ンサ1(20)を通過したところで、転写ベルト13は
b方向ヘスイッチバックを開始する。と同時に、イエロ
ー現像器108−1が感光ドラム9に加圧され、レーザ
ースキャナーユニット11により画像書き込みが感光ド
ラムに対して開始される(図6b)。
ド18に搬送される。そして転写紙Sの後端が紙検知セ
ンサ1(20)を通過したところで、転写ベルト13は
b方向ヘスイッチバックを開始する。と同時に、イエロ
ー現像器108−1が感光ドラム9に加圧され、レーザ
ースキャナーユニット11により画像書き込みが感光ド
ラムに対して開始される(図6b)。
【0031】3.転写紙Sへの転写後、転写紙Sの後端
が紙検知センサ2(21)を通過したところで、b方向
への搬送は停止し、1色目の転写が終了する(図6
c)。
が紙検知センサ2(21)を通過したところで、b方向
への搬送は停止し、1色目の転写が終了する(図6
c)。
【0032】4.この後、転写ベルト13はa方向ヘス
イッチバックを開始する。このときイエロー現像器10
8−1は加圧解除され、マゼンタ現像器108−2が加
圧され、レーザースキャナユニット11により画像書き
込みが行われる(図6c)。
イッチバックを開始する。このときイエロー現像器10
8−1は加圧解除され、マゼンタ現像器108−2が加
圧され、レーザースキャナユニット11により画像書き
込みが行われる(図6c)。
【0033】5.フラッパ14によってガイド18に転
写紙Sは搬送される。そして2色目(マゼンタ)が転写
し終わり、紙検知センサ1(20)を転写紙Sの後端が
通過したところで再び停止し、2色目の画像が終了する
(図6b)。
写紙Sは搬送される。そして2色目(マゼンタ)が転写
し終わり、紙検知センサ1(20)を転写紙Sの後端が
通過したところで再び停止し、2色目の画像が終了する
(図6b)。
【0034】6.さらに転写ベルトはb方向ヘスイッチ
バックを開始し、マゼンタ現像器108−2の代わりに
シアン現像器108−3が感光ドラム9に加圧され、3
色目の転写が開始される(図6b)。
バックを開始し、マゼンタ現像器108−2の代わりに
シアン現像器108−3が感光ドラム9に加圧され、3
色目の転写が開始される(図6b)。
【0035】7.そして、紙検知センサ2(21)を転
写紙Sの後端が通過した時、転写ベルト13は停止し3
色目の転写が終了する(図6c)。
写紙Sの後端が通過した時、転写ベルト13は停止し3
色目の転写が終了する(図6c)。
【0036】8.次に転写ベルトはa方向ヘスイッチバ
ックを開始する。このときシアン現像器108−3は加
圧解除され、ブラック現像器108−4が加圧され、レ
ーザースキャナユニット11により画像書き込みが行わ
れる(図6c)。
ックを開始する。このときシアン現像器108−3は加
圧解除され、ブラック現像器108−4が加圧され、レ
ーザースキャナユニット11により画像書き込みが行わ
れる(図6c)。
【0037】9.そして、フラッパ14はd方向へ移動
し、転写紙Sは定着器15へ導かれ、排紙トレイ16へ
排出される(図6d)。
し、転写紙Sは定着器15へ導かれ、排紙トレイ16へ
排出される(図6d)。
【0038】モノクローム画像の出力の場合は、ブラッ
ク現像器108−4が最初に加圧され、レジストローラ
6から転写紙Sは転写ベルト13上へ搬送され、そのま
ま画像を転写され、定着器15へ搬送、排紙トレイ16
上へ排出される。
ク現像器108−4が最初に加圧され、レジストローラ
6から転写紙Sは転写ベルト13上へ搬送され、そのま
ま画像を転写され、定着器15へ搬送、排紙トレイ16
上へ排出される。
【0039】
【発明の効果】以上実施例1および2において、転写ベ
ルトをスイッチバックさせることにより、巨大な転写ド
ラムが不要になり、省スペースでコストがかからない画
像形成装置を提供することが出来、また、実施例2のよ
うにスイッチバック中にも画像の転写を行うことで生産
性を向上させることが出来た。その上、モノクロ出力の
場合はカラー画像形成装置でありながらモノクロ画像形
成装置と同等の出力速度を得ることが出来る。
ルトをスイッチバックさせることにより、巨大な転写ド
ラムが不要になり、省スペースでコストがかからない画
像形成装置を提供することが出来、また、実施例2のよ
うにスイッチバック中にも画像の転写を行うことで生産
性を向上させることが出来た。その上、モノクロ出力の
場合はカラー画像形成装置でありながらモノクロ画像形
成装置と同等の出力速度を得ることが出来る。
【0040】本実施例では、正逆転可能なステッピング
モータを用いたが、電磁クラッチ、ワンウェイクラッチ
を用いて正逆転可能な構成にしてもなんら問題は無い。
モータを用いたが、電磁クラッチ、ワンウェイクラッチ
を用いて正逆転可能な構成にしてもなんら問題は無い。
【0041】実施例1における転写ベルト13と感光ド
ラム9の加圧解除機構はカムとカムフォロアを用いても
良いし,ソレノイドを用いても良い。
ラム9の加圧解除機構はカムとカムフォロアを用いても
良いし,ソレノイドを用いても良い。
【0042】また、感光ドラム9と転写ベルト13の接
点からクリーナ12のブレードまでの円弧をLcとし、
感光ドラム9と転写ベルト13の接点から紙検知センサ
1(20)もしくは紙検知センサ2(21)の距離をL
sとした時、Lc<Lsであるならば、スイッチバック
動作時に待ち時間が生じないため、もっとも生産性を上
げることができるのは言うまでも無い。
点からクリーナ12のブレードまでの円弧をLcとし、
感光ドラム9と転写ベルト13の接点から紙検知センサ
1(20)もしくは紙検知センサ2(21)の距離をL
sとした時、Lc<Lsであるならば、スイッチバック
動作時に待ち時間が生じないため、もっとも生産性を上
げることができるのは言うまでも無い。
【図1】 本発明の実施例1における画像形成装置の主
要断面図
要断面図
【図2】 本発明の実施例1における画像形成部の詳細
断面図
断面図
【図3a】 画像形成工程の作業工程図
【図3b】 画像形成工程の作業工程図
【図3c】 画像形成工程の作業工程図
【図3d】 画像形成工程の作業工程図
【図4】 本発明の実施例2における画像形成装置の主
要断面図
要断面図
【図5】 本発明の実施例2における画像形成部の詳細
断面図
断面図
【図6a】 フルカラー画像形成工程の作業工程図
【図6b】 フルカラー画像形成工程の作業工程図
【図6c】 フルカラー画像形成工程の作業工程図
【図6d】 フルカラー画像形成工程の作業工程図
【図7】 従来の技術を表す図
1 画像形成装置
2 給紙カセット
3 給紙ユニット
4 ガイド板
5 縦パスローラ
6 レジストローラ
7 可塑性部材
8 現像器ハウジング
8−1〜8−4 現像器
9 感光ドラム
10 帯電器
11 レーザースキャナユニット
12 クリーナ
13 転写ベルト
14 フラッパ
15 定着器
16 排紙トレイ
17 加圧ローラ
18 ガイド
20 紙検知センサ1
21 紙検知センサ2
25 転写ドラム
26 分離爪
27 現像器
30 転写ドラムを有する画像形成装置の従来例
108‐1 イエロー現像器
108‐2 マゼンタ現像器
108‐3 シアン現像器
108‐4 ブラック現像器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B65H 5/02 B65H 5/02 K
G03G 15/00 518 G03G 15/00 518
15/16 103 15/16 103
21/14 21/00 372
Fターム(参考) 2H027 DA32 DC04 DE02 DE07 DE09
EB04 EC06 EC07 EC18 ED02
ED06 ED08 ED17 ED24 ED25
EE01 EE03 EE04 ZA07
2H030 AA01 AA06 AD04 AD05 AD17
BB02 BB23 BB24 BB33 BB44
BB53 BB56
2H072 AA36 AB07 CB01 CB07
2H200 FA04 GA02 GA05 GA10 GA23
GA29 GA34 GA47 GA50 GB12
GB22 GB25 GB30 GB31 HA02
HA12 HA28 HB03 HB12 HB22
JA02 JA29 JB06 JB32 JB39
JB49 JB50 LA12 LA14 LA22
LA24 PA11 PA12 PA14 PA18
PA26 PB12 PB39
3F049 AA10 BA00 EA12 EA17 LA02
LA07 LB03
Claims (10)
- 【請求項1】 転写紙に像を記録するための像担持体
と、前記像担持体に転写紙を搬送するとともに前記像担
持体の画像を転写するための転写ベルトを有し、前記像
担持体と、前記転写ベルトの転写紙搬送方向を任意に切
り替えスイッチバックする手段を有することを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 前記像担持体と前記転写ベルトを当接、
離間させる加圧解除手段を有することを特徴とする請求
項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記像担持体が転写紙に対して像を形成
する時に加圧し、像を形成していない時に加圧解除をす
るように制御された加圧解除手段を有する請求項2記載
の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記像担持体に対して複数の色の像を形
成し、各1色づつ転写紙に対して転写する多重転写可能
な画像形成装置において、 前記画像転写時の速度V1とし、スイッチバックする際
の速度をV2とした時、V1<V2となっていることを
特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記像担持体の前後に転写紙の先端と後
端を読み取るためのセンサをもち、前記センサの位置情
報により転写紙のスイッチバックを行うことを特徴とし
た請求項4記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記像担持体に対して画像を形成するた
めの複数の現像器が回転自在に支持されたハウジングに
収められ、前記ハウジングが所定量回転することで像担
持体に対して前記の各色の現像器を現像可能な位置にす
ることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像
形成装置。 - 【請求項7】 前記像担持体の周上に配設されていて、
互いに隣接しており、前記転写ベルトの往路において画
像を形成する第1および第3現像器と、互いに隣接して
前記転写ベルトの復路において画像を形成する第2およ
び第4の現像器において、前記往路現像用の現像器群と
前記復路現像用の現像器群の間に前記像担持体に画像を
書き込む像書き込み手段の光路が設定されていることを
特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像形成装
置。 - 【請求項8】 前記第1の現像器によって形成された像
が転写され、前記転写ベルトでスイッチバックしている
時に前記第2の現像器によって形成された像が転写され
これを繰り返すことにより多重画像を形成することを特
徴とした請求項7記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 像の形成される部分のみスイッチバック
するように制御される請求項8記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記画像形成装置の下流に配置され、
画像形成中に転写紙が定着器に入らないようにするため
の搬送路と、画像形成後に定着器に入る転写紙搬送路と
を切り替える搬送路切り替え手段を有することを特徴と
する請求項1乃至9いずれか記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276701A JP2003084525A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276701A JP2003084525A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003084525A true JP2003084525A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19101363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001276701A Withdrawn JP2003084525A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003084525A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158824A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置、及び記録装置 |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276701A patent/JP2003084525A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018158824A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | セイコーエプソン株式会社 | 媒体搬送装置、及び記録装置 |
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Legal Events
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |